説明

マクロライド類

以下に示し、そして本明細書に定義されているように、マクロライド化合物自体、およびその使用、たとえばヒトを含む動物における抗菌剤および抗原虫剤としての使用:式(I)。
さらに開示されているのは、本発明化合物、中間体およびその医薬組成物の調製方法、および必要とされる患者に本発明化合物を投与することによる疾患の治療または予防する方法である。本要約は、概要であり、本発明を限定するものではない。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式の化合物:
【化1】

ここで:
二価基は、何もない、>CHまたは>C(CH)Hであり;
二価基は、−C(O)(CH−、−S(O)(CH−、−S(O)N(R)−、−(C(R)(R))−、−C(O)O(CHR20、または−C(O)N(R)−であり、ここでmは0〜3の整数であり;
二価基は、>C(O)、>CH(OC(O)R14)、>CH(OC(O)N(R14)R15)、>CH(OC(O)OR15)、>CH(OC(O)CH(N(R14)R15)(CRAr)、>CH(OC(O)CH(N(R14)R15)R14)、>CH(OC(O)C(=NOR14)(CRAr)、>CH(OC(O)C(=NOR14)R14)、>CH(OC(O)(CRAr)、>CH(OC(O)(CRN(CRAr)R14)、または:
【化2】

ここでnは、0〜5の整数であり;
二価基は、>Oまたは>NR10であり、ただし二価基が>C(O)でないときは二価基は>Oであり;
二価基は、>C(O)、−C(O)NH−、−NHC(O)−、>CH(N(R)R)、>C(=NC(O)R19)、または>C(=NOR19)であり;
二価基は、−(C(R)(R))−であり、ここでxは0〜5の整数であり;
二価基は、−(C(R)(R))−であり、ここでyは0〜5の整数であり;ただしx+yの合計は1〜5であり;
は、H、OH、F、または(C−C)アルキルであり、ただし二価基が何もないときRはHであり;
は、HまたはArであり;
は、(C−C)アルキル、(C−C)アルケニル,または(C−C)アルキニルであり、それらのいずれもArによって置換されていてもよく;
はHまたはFであり、但し二価基が>C(O)でないときRはHであり;
基およびR20基のそれぞれは、独立的に(C−C)アルキルであり;
およびRのそれぞれは、独立的にH、(C−C12)アルキル、(C−C12)アルケニル,または4−6員ヘテロ環であり;ここでHを除いてそれらのいずれも1〜3のグループS置換基によって置換されていてもよく;独立的にここで前記(C−C12)アルキルおよび(C−C12)アルケニルはその1〜2の炭素が独立的にグループT二価基によって置き換えられていてもよく;そして独立的に一つまでのR/Rペアは、それらが結合している炭素とともに3〜8員炭素環を形成してもよく;但し、RとR基のトータル2以下がH以外であり;
は、独立的にH、(C−C)アルキル、−C(O)(C−C)アルキル、または−S(O)(C−C)アルキルであって、Hを除いてそれらのいずれも1〜3のグループS置換基によって置換されていてもよく;
はHまたは(C−C)アルキルであり、それは1〜3のグループS置換基によって置換されていてもよく;
10基はHまたは(C−C)アルキルであり;
11およびR12のそれぞれは、独立的に(a)H、(C−C12)アルキル、(C−C12)アルケニル、(C−C12)アルキニルであり、Hを除いてそれらのいずれも一つの炭素は−NH−、−N(CH)−、−N(4−10員炭素−またはヘテロ環)、−O−、−S−、−S(O)−,または−S(O)−によって置き換えられていてもよく、ここで前記R11およびR12は、それらが結合している原子とともに3〜8員環を形成することができ、または(b)9−10員ヘテロ環、9−10員炭素環、4−6員ヘテロ環,または4−6員炭素環であり、ここでHを除いて,(a)または(b)のいずれも1〜3の:F、Cl、OH、(C−C)アルコキシ、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルコキシ、オキソ、(C−C)アルキル、ハロ−置換(C−C)アルキル,または(C−C)アルコキシ−(C−C)アルキルで置換されていてもよく;
13およびR16基のそれぞれは、独立的にH、−C(O)(C−Cアルキル)、−C(O)Ar、(フェニル)(C−Cアルキル)−Si、または(C−C6アルキル)−Siであり;
14およびR15基のそれぞれは、独立的にHまたは(C−C10)アルキルであり;それらのアルキルは1〜3のグループS置換基によって置換されていてもよく;独立的にここでアルキルの1〜2の炭素はグループT二価基によって置き換えられていてもよく;そして独立的にここでそれぞれのR14/R15ペアはそれらが結合している原子とともに3〜8員環を形成することができ;
17基はOR19、−C(O)(C−Cアルキル)、または−C(O)(4−10員炭素−またはヘテロ環)であり;
19は、H、4−10員炭素−またはヘテロ環、−(C−C)アルキル,または−(C−C)アルキル−(4−10員炭素−またはヘテロ環)であり、それらのいずれも−NH−、−N(CH)−、−N(4−10員炭素−またはヘテロ環)、−O−、−S−、−S(O)−,または−S(O)−で置き換えられる一つのアルキル炭素を有することができ;そしてそれらはHを除いて1〜3の:F、Cl、OH、(C−C)アルコキシ、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルコキシ、オキソ、(C−C)アルキル、ハロ−置換(C−C)アルキル,または(C−C)アルコキシ−(C−C)アルキルで置換されていてもよい;
およびRのそれぞれは、独立的にHまたは(C−C)アルキルであり;ここで、前記アルキルは1〜3のグループS置換基によって置換されていてもよく;独立的にここでアルキルの1〜2の炭素はグループT二価基よって置き換えられていてもよく;そして独立的にそれぞれのR/Rペアはそれらが結合している炭素とともに3〜10員環を形成することができ;
基のそれぞれは、独立的にH、F、Cl、(C−C)アルキル、ヒドロキシ、(C−C)アルコキシ,またはCNであり、但し二価基のxが2〜5であるとき一つのR基だけがH以外であり;
一つまでのR基と一つのR基が環が2環を形成するように、橋渡しのシングル炭素−炭素結合または橋渡しの(C−C)アルキル二価基を形成する場合を除いて、それぞれのRとR基はHであり;
それぞれのArは独立的に(a)9−10員ヘテロ環、(b)9−10員炭素環、(c)4−6員ヘテロ環、または(d)4−6員炭素環であり、ここで(c)または(d)は4−6員ヘテロ環または4−6員炭素環によって置換されていてもよいく;ここで前記Ar環システムのいずれも、1〜3のグループS置換基で置換されていてもよく;
グループS置換基は:ニトロ、ハロ、ヒドロキシ、CF、OCF、OCHF、CHF、CN、CHO、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルコキシ、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルキル、オキソ、(C−C10)アルカノイル、(C−C10)アルキル、(C−C10)アルケニル、(C−C10)アルキニル、4−10員ヘテロ環または炭素環、ヒドロキシ−置換(C−C)アルキル、−C(O)R11、−C(O)(4−10員ヘテロ環)、−C(O)(4−10員炭素環)、−C(O)(4−10員ヘテロ環)、−O(4−10員炭素環)、−O(4−10員ヘテロ環)、−C(O)(4−10員炭素環)、−C(O)OR11、−OC(O)R11、−C(O)NR1112、−OC(O)NR1112、−NR1112、−SONR1112、−S(O)11であり、ここでpは0〜2であり,そして(C−C10)アルコキシはCNで置換されていてもよく;そしてグループS置換基が非−芳香環炭素で置換されるとき、グループSはまた=N−NR1112、=N−(4−10員ヘテロ環)、=N−(4−10員炭素環)、=N−NHC(O)R11、=N−NHC(O)NR1112、−N(R11)SO12、または=N−R17であってもよい;ここで前記ヘテロ環および炭素環基のいずれもCl、F、(C−C10)アルキル、(C−C10)アルコキシ、オキソ、またはCNによって置換されていてもよく;
グループT二価基は:−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)−、−N((C−C)アルキル)−、−NH−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−N(Ar)−、および−OC(O)O−である。
【請求項2】
請求項1の化合物であって、ここで:
二価基は何もないかまたは−CH−であり;
二価基は−CH(R)−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−、−C(O)(CH−、−S(O)(CH−であり、ここでmは0〜2であり;
二価基は>C(O)であり;
二価基は>Oであり;
二価基は>C(O)または>C(=NOR19)であり;
二価基は−(CH−であり;ここでxは0〜4であり;二価基は−(CH−であり、ここでyは0〜4であり;但しx+yの合計は2〜4であり;
はH、OH,またはメチルであり;
それぞれのR11とR12は独立的にH、(C−C)アルキル、(C−C)アルケニル,または(C−C)アルキニルであり、それはHを除いて1〜2の:Cl、F、OH、(C−C)アルコキシ、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルコキシ、オキソ、(C−C)アルキル、ハロ−置換(C−C)アルキル、または(C−C)アルコキシ−(C−C)アルキルで置換されていてもよく;
13はHであり;
19はHまたは1〜3の酸素原子が介在することができる(C−C)アルキルで、後者は独立的に4−10員炭素またはヘテロ環によって置換されていてもよく;
それぞれのArは独立的に(a)9−10員ヘテロ環、(b)9−10員炭素環、(c)4−6員ヘテロ環,または(d)4−6員炭素環であり、ここで(c)または(d)は4−6員ヘテロ環または4−6員炭素環で置換されていてもよく;ここで前記環システムは1〜2のCF、OCF、OCHF、CHF,ニトロ、Cl、F、Br、ヒドロキシ、(C−C)アルキル、CN、CHO、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルコキシ、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルキル、オキソ、(C−C)アルカノイル、(C−C)アルケニル、(C−C)アルキニル、ヒドロキシ−置換(C−C)アルキル、−C(O)R11、−OC(O)R11、−C(O)OR11、C(O)N(R11)R12−、−OC(O)N(R11)R12−、−NHC(O)R11、−N(R11)R12、−N(R11)SO12、−SON(R11)R12、−S(O)11(ここでpは0〜2であり)、またはCNで置換されていてもよい(C−C)アルコキシで置換されていてもよい。
【請求項3】
請求項1または2の化合物であって、ここで:
二価基は>CH(R)、−C(O)O−、−C(O)N(R)−、−C(O)(CH−、−S(O)(CH−であり、ここでmは0〜2であり;
二価基は>CH(OC(O)R14)、>CH(OC(O)N(R14)R15)−、>CHOC(O)OR15、>CHOC(O)CH(N(R14)R15)((CRAr)、>CHOC(O)CH(N(R14)R15)R14、>CHOC(O)C(=NOR14)((CRAr)、>CHOC(O)C(=NOR14)R14、>CHOC(O)(CRAr)、または下式であり:
【化3】

二価基は>Oであり;
二価基は>C(O)または>C(=NOR19)であり;
二価基は−(CH−であり、ここでxは0〜4であ;二価基は−(CH−であり、ここでyは0〜4であり;そしてここでx+yの合計は2〜4であり;
はH、OH,またはメチルであり;
は(C−C)アルキル、(C−C)アルケニル、または(C−C)アルキニルであり、それらのいずれもArで置換されていてもよく;
11およびR12のそれぞれは、独立的にH、(C−C)アルキル、(C−C)アルケニル、または(C−C)アルキニルであり;
13およびR16はともにHであり;
14およびR15のそれぞれは、独立的にHまたは1〜3のメチレンユニットがO、S、S(O)、S(O)、C(O)、またはNHで置換されていてもよい(C−C)アルキルであり;独立的にそれぞれのR14/R15ペアはそれらが結合している原子とともに3〜8員環を形成することができ、そして前記3〜8員環はArによってまたは1〜2のグループS置換基で置換されていてもよく;
19は、Hまたは1〜3の酸素原子が介在することができる(C−C)アルキルで、独立的に4−10員炭素またはヘテロ環によって置換されていてもよく;および
前記グループS置換基は:ニトロ、Cl、F、Br、CF、OCF、OCHF、CHF、ヒドロキシ、(C−C)アルキル、CN、CHO、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルコキシ、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルキル、オキソ、(C−C)アルカノイル、(C−C)アルケニル、(C−C)アルキニル、ヒドロキシ−置換(C−C)アルキル、−C(O)R11、−OC(O)R11、−C(O)OR11、C(O)N(R11)R12−、−OC(O)N(R11)R12−、−NHC(O)R11、−N(R11)R12、−N(R11)SO12、−SON(R11)R12、−S(O)11(ここでpは0〜2である)、およびCNにとって置換されていてもよい(C−C)アルコキシである。
【請求項4】
請求項1または2の化合物であって、ここで:
二価基は>CH(R)であり;
二価基は>C(O)であり;
はメチルであり;
はエチルであり;
はH、またはOHあるいは(C−C)アルコキシで置換されていてもよい(C−C)アルキルである。
【請求項5】
請求項1、2または4の化合物であって、ここで:
二価基は何もないかメチレンであり;
二価基は−(CH−であり、ここでXは0〜3であり;
二価基は−(CH−であり、ここでYは0〜3であり;そしてここでX+Yの合計は2〜3であり;
はHであり;そして
はHまたは(C−C)アルキルである。
【請求項6】
請求項1、2、4または5の化合物であって、ここで:
二価基は何もなく;;
は(a)9−10員ヘテロ環または炭素環、または(b)4−6員ヘテロ環または炭素環であり、ここで(b)は4−6員ヘテロ環または炭素環で置換されていてもよく;そしてRは1〜2の:SO11、ヒドロキシ−置換(C−C)アルキル、(C−C)アルキル、CN、CHO、ニトロ、F、Cl、Br、CF、OCF、OCHF、CHF、ヒドロキシ、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルコキシ、オキソ、(C−C)アルカノイル、(C−C)アルケニル、(C−C)アルキニル,またはCNで置換されていてもよい(C−C)アルコキシで置換されていてもよい;そして
はHまたはメチルである。
【請求項7】
請求項1、2または4〜6のいずれか一項の化合物であって、ここで
二価基およびはともにメチレンであり;そして
は、(a)9−10員ヘテロ環、または(b)5−6員ヘテロ環または炭素環であり、ここで(b)は5−6員ヘテロ環または炭素環で置換されていてもよく、そしてここでRは1〜2の:SO11、ヒドロキシ−置換(C−C)アルキル、(C−C)アルキル、CN、CHO、Br、Cl、F、CF、OCF、OCHF、CHF、ニトロ、ヒドロキシ、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルコキシ、オキソ、(C−C)アルカノイル、(C−C)アルケニル、(C−C)アルキニル,またはCNで置換されていてもよい(C−C)アルコキシで置換されていてもよい。
【請求項8】
請求項1、2、または4〜7のいずれか一項の化合物であって、ここで:
は1〜3のヘテロ原子を含む9−10員ヘテロアリールであり、それは1〜2の:SO11、ヒドロキシ−置換(C−C)アルキル、(C−C)アルキル、CN、CHO、Cl、F、CF、ニトロ、ヒドロキシ、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルコキシ、オキソ、(C−C)アルカノイル、(C−C)アルケニル、(C−C)アルキニル、またはCNで置換されていてもよい(C−C)アルコキシで置換されていてもよい。
【請求項9】
請求項1、2、または4〜8のいずれか一項の化合物であって、ここで:
は、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、4H−キノリジニル、キノキサリニル、1,5−ナフチリジミル、1,6−ナフチリジミル、1,7−ナフチリジミル、1,8−ナフチリジミル、シンノリニル、フタラジニル、ピリド[2,3−b]ピラジニル、ピリド[3,4−b]ピラジニル、ピリド[3,2−b]ピラジニル、ピリド[2,3−d]ピリミジニル、ピリド[2,3−c]ピリダジニル、ベンズイミダゾリル、インドリル、インダゾリル、1H−ベンゾトリアゾリル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル、1H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル、1H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジニル、1H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジニル、1H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジニル、ピラゾロ[1,5−a]ピリジニル、イミダゾ[1,5−a]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、ピロロ[1,2−a]ピリジニル、ピロロ[1,2−a]ピラジニル、ピロロ[1,2−c]ピリミジニル、ピロロ[1,2−b]ピリダジニル、ピロロ[1,5−a]ピリミジニル、イミダゾ[1,5−a]ピリミジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリミジニル、ベンゾ[d][1.3]ジオキソリル,または1H−インデン−2(3H)−スルホニルであって、それらのいずれも1〜2の(C−C)アルキル、CN、CHO、Cl、F、CF、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、(C−C)アルカノイル、(C−C)アルケニル、(C−C)アルキニル,または(C−C)アルコキシで置換されていてもよい。
【請求項10】
請求項1または2の化合物であって、ここで:
二価基は>SOであり;
二価基は>C(O)であり;
はメチルであり;および
はエチルである。
【請求項11】
請求項10の化合物であって、ここで:
二価基は何もないかメチレンであり;
二価基は−(CH−であり、ここでXは0〜3であり;
二価基は−(CH−であり、ここでYは0〜3であり;そしてここでX+Yの合計は2〜3であり;そして
はHであり;そして
は(a)9−10員ヘテロ環、または炭素環、または(b)4−6員ヘテロ環または炭素環であり、ここで(b)は4−6員ヘテロ環または炭素環で置換されていてもよく;そしてRは1〜2の:SO、ヒドロキシ−置換(C−C)アルキル、(C−C)アルキル、CN、CHO、Br、Cl、F、CF、OCF、OCHF、CHF、ニトロ、ヒドロキシ、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルコキシ、オキソ、(C−C)アルカノイル、(C−C)アルケニル、(C−C)アルキニル、またはCNで置換されていてもよい(C−C)アルコキシで置換されていてもよい。
【請求項12】
請求項10または11の化合物であって、ここで:
二価基は何もなく;;
二価基およびはともにメチレンであり;そして
は(a)9−10員ヘテロ環、または(b)5−6員ヘテロ環または炭素環であり、ここで(b)は5−6員ヘテロ環または炭素環で置換されていてもよく、そしてここでRは1〜2の:SO、ヒドロキシ−置換(C−C)アルキル、(C−C)アルキル、CN、CHO、Br、Cl、F、CF、OCF、OCHF、CHF、ニトロ、ヒドロキシ、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルコキシ、オキソ、(C−C)アルカノイル、(C−C)アルケニル、(C−C)アルキニル,またはCNで置換されていてもよい(C−C)アルコキシで置換されていてもよい。
【請求項13】
請求項10〜12のいずれか一項の化合物であって、ここで:
は1〜3のヘテロ原子を含む9−10員ヘテロアリールであり、それは1〜2の:SO11、ヒドロキシ−置換(C−C)アルキル、(C−C)アルキル、CN、CHO、Cl、F、CF、ニトロ、ヒドロキシ、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルコキシ、オキソ、(C−C)アルカノイル、(C−C)アルケニル、(C−C)アルキニル、またはCNで置換されていてもよい(C−C)アルコキシで置換されていてもよい。
【請求項14】
請求項10〜12のいずれか一項の化合物であって、ここで
は、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、キノキサリニル、キナゾリニル、1,8−ナフチリジミル、1,7−ナフチリジミル、1,6−ナフチリジミル、1,5−ナフチリジミル、フタラジニル、ベンゾ[d]チアゾリル、2,1,3−ベンゾチアジアゾール−2,2−ジオキシジル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[d]イソオキサゾリル、ベンゾ[d]オキサゾリル、ベンゾ[d]イソチアゾリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、5−フェニルチアゾリル、2−フェニル−1,3,4−チアジアソリル、4−フェニルチアゾリル、4−フェニル−1,2,3−チアジアソリル、5−フェニルオキサゾリル、2−フェニル−1,3,4−オキサジアゾリル、5−フェニル−1,2,4−オキサジアゾリル、3−フェニル−1,2,4−オキサジアゾリル、1−フェニル−1H−ピラゾリル、4−フェニル−4H−1,2,4−トリアゾリル、1−フェニル−1H−1,2,4−トリアゾリル、2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジニル、2−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジニル、2−(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)ピリジニル、1H−インダゾリル、1,3−ジヒドロベンゾ−2,2−ジオキソ[c]チオフェニル、4−(2−オキソオキサゾリジン−3−イル)フェニル,または2H−インダゾリルであり、それらのいずれも1〜2の(C−C)アルキル、CN、CHO、Cl、F、CF、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、(C−C)アルカノイル、(C−C)アルケニル、(C−C)アルキニル,または(C−C)アルコキシで置換されていてもよい。
【請求項15】
請求項1または2の化合物であって、ここで:
二価基は何もないかメチルであり;
二価基は>C(O)、−C(O)N(R)−,または−C(O)O−であり;
二価基は>C(O)であり;
二価基は−(CH−であり、ここでXは0〜3であり;
二価基は−(CH−であり、ここでYは0〜3であり;そしてここでX+Yの合計は2〜3であり;
はメチルであり;
はエチルであり;そして
はHまたはメチルである。
【請求項16】
以下から選択される請求項1の化合物:
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−((キノリン−5−イル)−メチル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−((キノリン−4−イル)−メチル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−((1,8−ナフチリジン−4−イル)−メチル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−((1,5−ナフチリジン−4−イル)−メチル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−2−フルオロ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(1R−(1,8−ナフチリジン−4−イル)−エチル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(1−(キノリン−4−イル)−ブチル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(8−メトキシキノリン−5−メチル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(3−メトキシキノリン−4−メチル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(3−メトキシ−1,8−ナフチリジン−4−メチル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(3−ブロモ−1,8−ナフチリジン−4−メチル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(3−クロロ1,8−ナフチリジン−4−メチル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(3−エトキシ−1,8−ナフチリジン−4−メチル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(4−(オキサゾール−5−イル)−ベンゼンスルホニル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(3−(1H−ピラゾール−3−イル)ベンゼンスルホニル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(3−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)ベンゼンスルホニル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(キノキサリン−5−スルホニル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(1,3−ジヒドロベンゾ−2,2−ジオキソ[c]チオフェン−5−スルホニル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(8−メトキシキノリン−5−スルホニル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(8−エトキシキノリン−5−スルホニル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−2−フルオロ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(3−シアノ−4−エトキシベンゼン−1−スルホニル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(4−エトキシ−3−メトキシベンゼン−1−スルホニル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA、または
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(8−メトキシキノキサリンe−5−スルホニル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA。
【請求項17】
請求項1〜16のいずれか一項記載の化合物であって、クラリスロマイシンに耐性であるストレプトコッカスピオゲネスに対するインビトロMIC8μg/mlまたはそれ以下を有する、前記化合物。
【請求項18】
3−デスクラジノシル−11,12−ジデオキシ−6−O−メチル−3−オキソ−12,11−(オキシカルボニル−(1−(1R−(1,8−ナフチリジン−4−イル)−エチル)−アゼチジン−3−イル)−イミノ)−エリスロマイシンA.
【請求項19】
バクテリア感染を処置する方法であって、治療的有効量の請求項1〜18のいずれか一項の化合物を治療が必要な患者に投与することを含む、前記方法。
【請求項20】
請求項1〜18のいずれか一項の化合物の、バクテリア感染の治療のための製剤の製造における使用。

【公表番号】特表2008−524319(P2008−524319A)
【公表日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−547694(P2007−547694)
【出願日】平成17年12月12日(2005.12.12)
【特許番号】特許第4111994号(P4111994)
【特許公報発行日】平成20年7月2日(2008.7.2)
【国際出願番号】PCT/IB2005/003829
【国際公開番号】WO2006/067589
【国際公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【出願人】(397067152)ファイザー・プロダクツ・インク (504)
【Fターム(参考)】