説明

マッサージ機

【課題】より快適な状態で使用することができるマッサージ機を提供する。
【解決手段】着座可能な座部12の後部に背もたれ部13を備えるものであり、使用者の身体をマッサージするマッサージ手段にて使用者をマッサージするマッサージ機であって、背もたれ部13は、硬質部材からなる背もたれ本体21と、この背もたれ本体21の少なくとも前面を覆う態様で固定されるとともに背もたれ本体21の外周縁部21aよりも外側に迫り出す態様のカバー部31とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マッサージ機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に示されるように、着座可能な座部の後部に背もたれ部が設けられた椅子型を成すマッサージ機が広く知られている。
特許文献1のマッサージ機では、背もたれ部内部に揉み玉を有するマッサージ機構が設けられるとともに、このマッサージ機構によって使用者の身体をマッサージするようになっている。
【0003】
ところで、マッサージ機の背もたれ部は前記マッサージ機構の保護などのため硬質の樹脂材料からなる背もたれ本体と、この背もたれ本体の前面側にクッション材等からなるカバー部とを備えたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−276158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記のようなマッサージ機では、背もたれ本体にカバー部を設けているが、例えば背もたれ本体から着脱可能な構成である場合、使用者がカバー部の着脱を行う内に背もたれ本体に対して所望の位置からずれる虞がある。これによって、硬質部材からなる背もたれ本体の前面側露出されることがあるため、マッサージ機に着座した使用者に対してクッション材を有するカバー部以外の部材(背もたれ本体)が接触してしまう虞がある。このため、マッサージ状態並びに単に着座した状態においての快適性の面で更なる改善が望まれている。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、より快適な状態で使用することができるマッサージ機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のマッサージ機は、使用者が着座可能な座部の後部に背もたれ部を備えるものであり、前記使用者の身体をマッサージするマッサージ手段にて前記使用者をマッサージするマッサージ機であって、前記背もたれ部は、硬質部材からなる背もたれ本体と、該背もたれ本体の少なくとも前面を覆う態様で固定されるとともに前記背もたれ本体の外周縁部よりも外側に迫り出す態様のカバー部とを有すること特徴とする。
【0008】
上記構成において、カバー部は、使用者の背部を4点で支持すべく、その左右方向両側及び上下方向両側が左右方向及び上下方向中央側よりも突出する形状とされることが好ましい。
【0009】
上記構成において、背もたれ本体は、前記カバー部が設けられる使用者側の前側部材と、該前側部材の後側開口部を閉塞する後側部材とを有し、前記カバー部の前面に配置可能な枕部が備えられ、該枕部はその後端が前記前側部材の上面後端部に固定され、その固定部分から前記前側部材の上面を亘って前記カバー部の前面まで取り回し、枕部の前端側にクッション材が内包されて位置変更可能に構成されることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、より快適な状態で使用することができるマッサージ機を提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本実施形態におけるマッサージ機の概略構成図である。
【図2】同上におけるマッサージ機の側面図である。
【図3】同上におけるマッサージ機の正面図である。
【図4】操作部の正面図である。
【図5】マッサージ機の電気的構成を説明するためのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のマッサージ機10を示す。本実施形態のマッサージ機10は、左右一対の支持脚部11(1つのみ図示)にて支持された座部12の後部に背もたれ部13が幅方向の回動軸にて傾動可能に組み付けられるとともに、座部12の前部にオットマン14が同方向の回動軸にて傾動可能に組み付けられている。また、座部12の両側には、前後方向に延びる肘掛け部15が組み付けられている。
【0013】
座部12の下側には、図2に示すように背もたれ部13を傾動させるためのリクライニング機構16が備えられており、そのリクライニング機構16のモータ16aの駆動により背もたれ部13のリクライニングがなされるようになっている。また、オットマン14についても、座部12の下側にオットマン14の上下動機構17(図5参照)が備えられるとともに、この上下動機構17の駆動によりオットマン14が上下動されるようになっている。
【0014】
背もたれ部13は、硬質樹脂材料からなり内部の収容空間にメカマッサージ機構20を収容する背もたれ本体21と、この背もたれ本体21の前面に一体固定されるカバー部31とを有している。
【0015】
背もたれ本体21は、硬質樹脂材料からなり前面が上下方向に長く開口された略矩形状の開口部(図示略)を有するバックボード22と、このバックボード22の背面側に取り付けられるバックカバー23とを有している。また背もたれ本体21は、その左右(幅)方向長さが座部12の左右方向長さと略一致若しくは若干小さい形状とされて、図3に示すように正面視において各肘掛け部15の左右方向内側に配置されている。図2に示すように、背もたれ本体21は、バックボード22及びバックカバー23の間に収容され所定部位に取り付けられる略長方形状の機構部フレーム(図示略)を有している。
【0016】
前記機構部フレームには、その長手方向(上下方向)の内側面に、メカマッサージ機構20がスライド可能に組み込まれるガイドレール20bが形成されている。メカマッサージ機構20は、メカマッサージ機構20に組み付けられる駆動モータ(図示略)により上下動される。メカマッサージ機構20には、幅方向の回転軸にて連結されたもみ玉20aが対で備えられ、その駆動モータ又は別途設けられた駆動モータによりその一対の揉み玉20aが幅(左右)方向及び前後方向に駆動させる。このようにメカマッサージ機構20の上下動に加えて、揉み玉20aの幅方向及び前後方向の動作がメカマッサージ機構20と電気的に接続される制御部60によって組み合わされることで、揉み玉20aによる3次元の施療動作が行われるようになっている。
【0017】
また、本実施形態のマッサージ機10には、背もたれ部13やオットマン14等に膨縮動作可能なエアバッグによりなるエアマッサージ機構25(図5参照)が設けられている。エアマッサージ機構25は、制御部60によって制御される図示しないエアポンプからの空気の給排気によってエアバッグが膨縮動作されるようになっている。
【0018】
背もたれ本体21の前面に設けられるカバー部31は、前記背もたれ本体21のバックボード22の開口部以外の前面略全体を覆う第1カバー部材32と、この第1カバー部材32の上側前面に配置される第2カバー部材33と、この第1カバー部材32の下側前面の左右方向中央部において前記バックボード22の開口部を閉塞する第3カバー部材34とを有している。これら各カバー部材32,33,34にはスポンジ状部材が表皮材にて覆われて構成されている。
【0019】
また、カバー部31は、図3に示すように、正面視において背もたれ本体21の外周縁部21aよりも上方向に迫り出すとともに、左右方向においてもその大半が前記外周縁部21aよりも迫り出す形状をなしている。
【0020】
具体的には、背もたれ本体21の前面の上下方向全体に亘って配設される第1カバー部材32は、その下方側の肘掛け部15との対向部位における左右方向長さ(幅)が前記背もたれ本体21の左右方向長さ(幅)と略同一とされ、それよりも上側の左右方向長さが前記背もたれ本体21の左右方向長さよりも広い態様で構成されている。このよう第1カバー部材32の肘掛け部15との対向部位を背もたれ本体21の左右方向長さと略同一とすることで、肘掛け部15と第1カバー部材32との干渉をさけることができるようになっている。また、第1カバー部材32の肘掛け部15との対向部位よりも上側を背もたれ本体21の左右方向長さよりも広く、つまり外周縁部21aより左右方向に迫り出す形状とされるため、使用者が背もたれ本体21の前面と接触することを抑えることができるようになっている。
【0021】
第1カバー部材32は、その下方側における左右方向両側に左右方向中央部よりも前面側に突出する凸部32aが形成されている。
第2カバー部材33は、第1カバー部材32上における左右方向中心側で縫合されて一体形成されるとともに、それよりも外側は固定されておらず所定量の離間が可能に構成されている。また、第2カバー部材33は、その上方側における左右方向両側に左右方向中央部よりも前面側に突出する凸部33aが形成されている。なお、この凸部33a及び前記凸部32aは、凸部33a及び凸部32a間よりも前面側に突出した形状とされている。このため、計4箇所形成される凸部32a,33aにて使用者の背部を4点で支持するため使用者の身体のずれを抑えることが可能とされている。
【0022】
第3カバー部材34は、背もたれ部13における幅(左右)方向の中央下部に設けられる。この第3カバー部材34は、略矩形状の本体部34aの上端中央部から上方に延出されて第1カバー部材32と縫製によって固定される中央接続片34bを有している。また、第3カバー部材34は、中央接続片34bの左右方向両側において本体部34aの上端から上方に延出されて、前記第1カバー部材32の前面及び第2カバー部材33の後面間に隠蔽される左右接続片34cを有している。この左右接続片34cには、先端側に面ファスナが設けられ、この面ファスナが第1カバー部材32及び第2カバー部材33のいずれかに設けられる面ファスナと係止されることで、第3カバー部材34が所定位置に配設されるようになっている。
【0023】
また、カバー部31の上下方向略中間位置よりも上側には、その前面に枕部35が配置可能に設けられている。この枕部35は、クッション材が表皮材にて覆われてなる枕本体35aと、この枕本体35aの後端側において前記背もたれ本体21に固定接続される接続部35bとを有している。接続部35bは前記枕本体35aの表皮材と同一の材料にて構成され、その後端部35cは、前記背もたれ本体21のバックボード22の最後端に固定されている。このように枕部35はその後端部35cがバックボード22の上面後端部に固定され、その固定部分からバックボード22の上面を亘ってカバー部31の前面まで取り回されて枕本体35aの位置変更が可能に構成されている。また、枕部35(枕本体35a)がカバー部31の前面側において最下位置に調整されている場合に、前記接続部35bに皺が無いように張設されている。なお、枕部35の最下位置と、第3カバー部材34の本体部34aの上端との間には前記揉み玉20aが使用者の身体に当接した際に揉み玉20aによる押圧力を十分に伝達させるため、前記カバー部31等のクッション材は省略若しくは薄く設定されている。
【0024】
また本実施形態のマッサージ機10には、座部12に使用者の着座を検出するための静電容量式センサからなる着座検出センサ40が設けられている。この着座検出センサ40は、前記制御部60と電気的に接続されるとともに、着座検出センサ40から所定の信号が制御部60に出力されるようになっている。また着座検出センサ40は、座部12の上面の前後方向長さに対して所定の長さ(例えば半分以上の長さ)を有する検出面を有している。
【0025】
また、図1に示すように2つ設けられる肘掛け部15のうちの一方には、その左右方向外側に置き台50が取り付けられている。この置き台50には図4に示すように使用者によって前記メカマッサージ機構20、エアマッサージ機構25、リクライニング機構16及び上下動機構17の駆動を制御する制御部60に対して指令信号を発する操作部51と電気的に接続されている。
【0026】
操作部51には、図4に示すように使用者の使用頻度の高いメインスイッチ群52と、使用者の使用頻度の低いサブスイッチ群53と、音声又は音を出力するスピーカ54と、複数の発光素子を有する光源部55と、現時点の施療部位等の表示が可能な表示部56とを有している。ここで、「メインスイッチ群」とは、例えば、オンオフスイッチ52a、緊急停止スイッチ52b、自動コース選択スイッチ52c、リクライニング調整スイッチ52d、オットマン調整スイッチ52eのことである。また、「サブスイッチ群」とは、揉み玉20aやエアバッグの押圧力や揉み玉20aの位置を調整する調整スイッチ53a、光源オンオフスイッチ53b、音声オンオフスイッチ53c、一部の身体部位のみをマッサージするためのお好みスイッチ53dのことである。
【0027】
操作部51に設けられる光源部55は、例えば波長(発色)の異なる複数の発光素子から構成されている。なお、本実施形態では、赤、青、緑の3色が独立して発光可能な発光素子にて構成されるとともに、これらの発光素子を制御部60にて制御することで様々な色を作り出すことができるようになっている。また、光源部55は前述の光源オンオフスイッチ53bによってオフ設定されている場合は、光源部55による発光が禁止されるようになっている。
【0028】
操作部51に設けられるスピーカ54は、図示しないメモリに予め記憶された音声データ等を出力するためのものであり、本実施形態では例えば操作部51の操作方法を報知するためのものである。
【0029】
次に、上記のように構成されたマッサージ機10の一動作例について説明する。
図示しない商用電源と接続された状態のマッサージ機10において、制御部60は着座検出センサ40によって使用者の着座が検出されると、操作部51の一部である光源部55の発光素子点灯若しくは点滅させる。これによって使用者に対して確実に着座したことを報知することができる。これと同時に、制御部60は、着座した旨の報知を音声によりスピーカ54から報知するようになっている。また制御部60は、図示しない自身のメモリに予め記憶された音声データによって使用者に対して操作部51の使用方法を報知するようになっている。具体的には、制御部60は、着座検出センサ40によって着座検出されると、予め前記メモリ内に記憶された音声データを用いて「マッサージを行う場合には、操作部のオンオフスイッチを押してください。」といった操作部51の操作方法のアナウンスをスピーカ54から報知させる。
【0030】
また、制御部60は着座検出センサ40によって着座検出された後に、例えば操作部51のオンオフスイッチ52aが押下されるまで、前記メカマッサージ機構20、エアマッサージ機構25、リクライニング機構16及び上下動機構17の駆動を停止させる動作禁止状態とする。そして、操作部51のオンオフスイッチ52aが押下されると、制御部60は、メカマッサージ機構20、エアマッサージ機構25、リクライニング機構16及び上下動機構17を駆動可能な動作許可状態に遷移させる。この動作許可状態においては、操作部51に設けられる各スイッチ52a〜52e,53a〜53dが操作に基づく前記各機構16,17,20,25の駆動が可能な状態とされる。このため、オンオフスイッチ52aを押圧して動作許可状態とされてからは、背もたれ部13の傾動角度やオットマン14の傾動角度を操作部51の各スイッチ52d,52eによって調整することができるようになっている。
【0031】
そして、制御部60は、オンオフスイッチ52aが操作されて、各機構16,17,20,25が動作可能な動作許可状態とされると、前記メモリ内に記憶された音声データによりスピーカ54から操作部51の操作方法が報知される。このため、使用者はそのスピーカ54から出力される音声に基づいて容易に操作部51を操作することが可能とされる。
【0032】
また、制御部60は、前記動作許可状態において操作部51の例えば複数設けられる自動コース選択スイッチ52cのうちのいずれかが押下されると、予めプログラムされた自動コースプログラムに沿って各機構16,17,20,25を駆動させる。また、本実施形態では操作部51に設けられる光源部55がマッサージ中においては点滅するようになっている。
【0033】
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)背もたれ部13は、硬質部材からなる背もたれ本体21と、この背もたれ本体21の少なくとも前面を覆う態様で固定されるとともに背もたれ本体21の外周縁部21aよりも外側に迫り出す態様のカバー部31とを有する。このように背もたれ本体21の前面に固定されるカバー部31が、背もたれ本体21の外周縁部21aよりも外側に迫り出す形状とされるため、使用者の身体が背もたれ本体21の前面と接触することを抑えることができる。このため、マッサージ機10の着座時及びマッサージ時の快適性向上に寄与することができる。
【0034】
(2)使用者の背部を4点で支持すべく、その左右方向両側及び上下方向両側が左右方向及び上下方向中央側よりも突出する凸部32a,33aが形成されている。このような構成により、計4箇所形成される凸部32a,33aにて使用者の背部を4点で支持することができるため、使用者の身体のずれを抑えることが可能とされている。
【0035】
(3)背もたれ本体21は、カバー部31が設けられる使用者側のバックボード22と、このバックボード22の後側開口部を閉塞するバックカバー23とを有し、カバー部31の前面に配置可能な枕部35が備えられる。この枕部35はその接続部35bの後端部35cがバックボード22の上面後端部に固定されるとともに、その固定部分からバックボード22の上面を亘ってカバー部31の前面まで取り回し、枕部35の枕本体35aにクッション材が内包されて位置変更可能に構成される。このような構成とすることで、例えば枕本体35aを使用者の身体に合わせて例えば最下位置から上方に移動させる場合に、比較的前後方向に長い接続部35bによって全体的に亘って皺が生じるため、接続部35bが前後方向に比較的短い場合と比較して、その意匠性の低減を抑えることができる。
【0036】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、枕部35はその接続部35bの後端部35cが背もたれ本体21の内の比較的後側であるバックボード22の後端部に固定する構成としたが、これに限らず、例えば後側部材であるバックカバー23の上面前端部に固定する構成を採用してもよい。また、これ以外の位置に接続部35bの後端部35cを固定する構成を採用してもよい。
【0037】
・上記実施形態では、枕部35の位置調整を可能に構成したが、例えばカバー部31に固定して位置調整不能に構成してもよい。
・上記実施形態では、カバー部31に凸部32a,33aを形成して使用者の背部を4点で支持する構成としたが、凸部32a,33aを省略した構成を採用してもよい。また、この凸部32a,33aの位置は適宜変更してもよい。
【符号の説明】
【0038】
10…マッサージ機、12…座部、13…背もたれ部、20…メカマッサージ機構(マッサージ手段)、21…背もたれ本体、21a…外周縁部、22…バックボード(前側部材)、23…バックカバー(後側部材)、25…エアマッサージ機構(マッサージ手段)、31…カバー部、35…枕部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者が着座可能な座部の後部に背もたれ部を備えるものであり、前記使用者の身体をマッサージするマッサージ手段にて前記使用者をマッサージするマッサージ機であって、
前記背もたれ部は、硬質部材からなる背もたれ本体と、該背もたれ本体の少なくとも前面を覆う態様で固定されるとともに前記背もたれ本体の外周縁部よりも外側に迫り出す態様のカバー部とを有することを特徴とするマッサージ機。
【請求項2】
請求項1に記載のマッサージ機において、
前記カバー部は、前記使用者の背部を4点で支持すべく、その左右方向両側及び上下方向両側が左右方向中央側及び上下方向中央側よりも突出する形状とされたことを特徴とするマッサージ機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のマッサージ機において、
前記背もたれ本体は、前記カバー部が設けられる使用者側の前側部材と、該前側部材の後側開口部を閉塞する後側部材とを有し、
前記カバー部の前面に配置可能な枕部が備えられ、該枕部はその後端が前記前側部材の上面後端部に固定され、その固定部分から前記前側部材の上面を亘って前記カバー部の前面まで取り回し、枕部の前端側にクッション材が内包されて位置変更可能に構成されたことを特徴とするマッサージ機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−250840(P2011−250840A)
【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−124690(P2010−124690)
【出願日】平成22年5月31日(2010.5.31)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】