説明

ミストブロワ

【課題】薬液タンク内の薬液を十分に撹拌することが可能なミストブロワを提供すること。
【解決手段】ミストブロワ1は、ブロワ5と、液タンク7と、ブロワ5からの空気流に液タンク7からの液体を加え霧状にする混合部13と、液体を混合部13に送るために液タンク7を加圧する加圧部103と、を有し、加圧部103は、液タンク7の下部でブロワ5からの空気を2つ以上に分岐して放出する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロワの空気流を利用して液体を散布するミストブロワに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1(特に、図3)には、液タンクにブロワによって加圧された空気を導入する管42が記載されている。
希釈された薬液は、薬液の温度ムラによって濃度ムラを起こすことがあり、そうなると、散布濃度のバラツキが生じ問題となる。
この薬液の濃度ムラを防ぐためには、液タンク内で薬液を撹拌することが適切である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許2009/0008473号公報(US2009/0008473 A1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の方法においては、撹拌機能が十分ではないという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、薬液タンク内の薬液を十分に撹拌することが可能なミストブロワを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のミストブロワは、ブロワと、液タンクと、前記ブロワからの空気流に前記液タンクからの液体を加え霧状にする混合部と、前記液体を前記混合部に送るために前記液タンクを加圧する加圧部と、を有し、前記加圧部は、前記液タンクの下部で前記ブロワからの空気を2つ以上に分岐して放出する。
【0007】
好適には、前記加圧部は、ホースで形成されるとともに、前記ホースは前記液タンク内部に配置され、前記ブロワからの空気を2つ以上に分岐する分岐部が前記ホースの端部に配設されている。
【0008】
好適には、前記ブロワからの空気の連通を許容する逆止弁が前記分岐部に形成されている。
【0009】
好適には、前記分岐部は、前記逆止弁と複数の板部材を有し、前記逆止弁を前記複数の板部材で保持固定することで、前記空気の2つ以上の分岐が可能となるように構成される。
【0010】
好適には、前記分岐部は、前記複数の板部材を重ね合わせることで側面に複数の空気放出部が形成され、前記複数の空気放出部が略水平面上で互いに重なることがないように前記分岐部は位置する。
【0011】
好適には、前記分岐部は、錘り作用を奏する。
【発明の効果】
【0012】
本発明によって、薬液タンク内の薬液を十分に撹拌することが可能なミストブロワを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】ミストブロワの概要の説明図である。
【図2】ミストブロワの空気流及び液の流れの説明図である。
【図3】液タンクの断面の説明図である。
【図4】分岐部の構造の説明図である。
【図5】上方部材の説明図である。
【図6】分岐部の断面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1は、ミストブロワ1の概要の説明図である。
【0015】
ミストブロワ1は、ユーザに背負われる等によって携帯状態で使用され得る。
図1のように、ミストブロワ1は、エンジン3、ブロワ5、液タンク7、送風管9、ノズル11、混合部13、スロットルレバー15、コック17及び加圧管19を有する。
液タンク7は背負部としても機能する背当て8が設けられる。
液タンク7のこの背当て8とは反対方向側位置に、ブロワ5、エンジン3がこの順に配置される。
液タンク7を背負うユーザの右手方向位置に、ユーザの前方に延びる円筒形状の送風管9が配置される。
つまり、送風管9は、液タンク7の右側面位置、かつ、下方位置からユーザの前方に延びるように形成されている。
この送風管9は部分的にジャバラ9aで構成してあり、ある程度ノズル11の方向を変更可能に形成される。
液タンク7には、散布用の薬液が貯蔵されている。
この液タンク7からの薬液を圧送するための、タンク側送液管21と混合部側送液管23が送風管9に沿って配設される。
このタンク側送液管21と混合部側送液管23との間には、送液の供給をON/OFFするコック17が配設される。
【0016】
エンジン3によって生じた駆動力によってブロワ5が回転する。
ブロワ5の回転数はスロットルレバー15によって制御される。
なお、本実施形態では、エンジン3によってブロワ5は駆動されるが、エンジン3に限る趣旨ではなく、モータ等によってブロワ5が駆動されてもよい。
【0017】
図2は、ミストブロワ1の空気流及び薬液の流れの説明図である。
【0018】
図2のように、ブロワ5の回転によって、ミストブロワ1の周囲に存在する空気が取り込まれ、空気の流れ(空気流)(a1、a2)となってブロワ5から送出される。
ブロワ5から送出された空気の流れa1は送風管9に送られ、この送風管9を流れる。他方では、薬液を加圧送出するための空気の流れa2は加圧管19及び液タンク内加圧管25を介して液タンク7に送られる。
液タンク7内の液タンク内加圧管25の端部位置に分岐部101が形成される。
この分岐部101は、空気を2つ以上に分岐させて液タンク7内部に放出する。
タンク側送液管21の開口部21aは液タンク7の底面若しくは底面付近に配設され、液タンク7内に貯蔵された薬液はタンク側送液管21及び混合部側送液管23を介して混合部13へ圧送される。
混合部側送液管23を圧送された薬液の流れw2は、混合部13において、送風管9内を流れてきた空気の流れa2にと混合し霧状となり、薬液がミストとしてノズル11から送出される。
換言すると、このノズル11では、空気の流れa3と薬液の流れw3が混ざった混合流mとして送出される。
【0019】
図3は、液タンク7の断面の説明図である。
【0020】
液タンク7は、キャップ27によって密閉される。
キャップ27は、螺着によって液タンク7に固定される。また、キャップ27が取り外されることによって、ユーザは液タンク7内に薬液の補給が可能である。
加圧管19は液タンク7に装着されるタンクグロメット29に接続され、液タンク内加圧管25は、液タンク7内でタンクグロメット29に接続される。
そして、液タンク内加圧管25はホースで形成され、液タンク7内を上方から下方に延びている。
そして、液タンク内加圧管25の終端部には分岐部101が配設され、この分岐部101は液タンク7の下部に位置する。
【0021】
ここで、液タンク内加圧管25を介して送られた空気a2は、薬液の内部で分岐部101から空気を放出することによって薬液を撹拌する。
つまり、放出された空気の気泡が薬液中を上方に移動し、薬液を撹拌し続けることが可能となっている。
なお、この撹拌効果を維持するためには、分岐部101は薬液中になければならないし。撹拌効果を上げるためには、分岐部101は薬液中の最下部位置にあることが好ましい。さらに、分岐部101から、ある程度細かい空気の気泡を多数薬液中に放出した方がより撹拌効果が高まる。
【0022】
分岐部101はホースで形成される液タンク内加圧管25に接続されるので、液タンク7内を、ある程度自由に移動可能である。
さらに、分岐部101は、液タンク7内に貯蔵される薬液よりも比重が重くなり、錘として機能するように形成する。なお、分岐部101を形成する材質を薬液よりも比重が軽いもので形成して、重りを用いて全体として、分岐部101を薬液よりも比重を重くすることも可能である。このようにして、分岐部101は、錘としての機能をも有することになる。
このような機能を分岐部101が有することから、分岐部101は液タンク7が傾くのに応じて、液タンク7の最下部の位置に自由に移動する。つまり、液タンク7内の薬液が残り少なくなって、薬液が傾斜により偏って存在するようになっても、その薬液が偏った位置の最下部に分岐部101は移動することになる。
このようにしたことから、分岐部101は、薬液が微量になるまで、薬液の最下部で空気を放出し続け、撹拌を続けることが可能となる。
【0023】
液タンク7の底面部分に、タンク側送液管21の開口部21aが形成されている。
このように、開口部21aが液タンク7の底面部分に形成されていることから、薬液が減少してもほぼ最後まで薬液を、この開口部21aから送出することが可能となっている。
【0024】
図4は、分岐部101の構造の説明図である。
【0025】
図4のように、分岐部101は、上方部材201、逆止弁301、下方部材401、ナット501及びボルト601を有して組み立てられる。
ここで、上方部材201、逆止弁301及び下方部材401は各1つであるが、ナット501及びボルト601は2セットである。
【0026】
上方部材201は、逆止弁収納部203、分岐板部材205、接続部207、ナット収納部209及び空気放出部211を有する。
逆止弁収納部203は、円筒形状を有しており、内部空間に、逆止弁301及び下方部材401の壁部材403を収納する。
分岐板部材205は、長方形の長板形状を有している。この分岐板部材205の具体的な形状は後述する。
ナット収納部209には、ナット501が収納される。
【0027】
逆止弁301は、密封部303、本体部305及び絞込部307を有する。
ここで、逆止弁301が用いられる理由を説明する。
図3のように、液タンク7は密閉構造を有しており、キャップ27が螺着された状態では、内部の薬液及び空気を送出可能なのは、液タンク内加圧管25及びタンク側送液管21のみである。
ブロワ5が駆動している状態では、液タンク内加圧管25にはブロワ5から加圧された空気が送出され、液タンク7の内部の薬液が加圧されてタンク側送液管21から送出される。
しかし、ブロワ5の運転が停止されると、液タンク7は加圧状態であることから、液タンク7の内部の薬液が液タンク内加圧管25をブロワ5に向かって逆流してしまう。更に、コック17を閉じた後に運転を停止すると、逆流はより著しくなる。
この逆流を防ぐために、ブロワ5からの空気の流れa2を許容する逆止弁301が設けられている。
【0028】
逆止弁301の本体部305は円筒状形状を有する。
絞込部307は、本体部305の下方部材401側に設けられている。そして、この絞込部307は、本体部305から連続し、両サイドから絞られて先細になる形状を有する。
密封部303は、本体部305の絞込部307が設けられているのとは反対側に設けられている。そして、この密封部は、円筒形状を有し、外周面の直径が本体部305よりも大きい形状を有している。
【0029】
下方部材401は、壁部材403、板部材405、貫通穴409及び密封部収納部407を有している。
壁部材403は、円筒に間隙(スリット)を形成する形状を有している。
この壁部材403の板部材405とは反対側位置、かつ、壁部材403の内周面側に密封部収納部407が形成されている。この密封部収納部407に逆止弁301の密封部303が圧入されることによって、下方部材401側の流体が上方部材201側に逆止弁301を介さずに通過することを防いでいる。
板部材405は、長方形の板形状を有している。この板部材405の長手方向に、貫通穴409、壁部材403、貫通穴409が順に配設されている。
【0030】
図5は、上方部材201の説明図である。
【0031】
図5(a)のように、上方部材201には、長手方向の一方には2個の空気放出部211が形成されている。また、上方部材201には、短手方向一方には4個の空気放出部211が形成されている。つまり、全部で12個の空気放出部211が形成されている。
【0032】
図5(a)のB方向から分岐部101の上方部材201を見た図が図5(b)である。
図5のように、上方部材201の下方部材401側には、側面壁205a、長手方向中央壁205b及び短手方向中央壁205cが形成されている。
この側面壁205a、長手方向中央壁205b及び短手方向中央壁205cによって、上方部材201に4個に分割された内部空間が形成されている。
側面壁205aは、上方部材201の側面を1周囲むように形成されている。
長手方向中央壁205bは長手方向に延びており、短手方向中央壁205cは短手方向に延び、内部空間を十字に分割している。
側面壁205aの下方部材401側に複数の空気放出部211が、断面が略半円状の溝が形成されている。
図5(b)において、点線で表されたのが、下方部材401の壁部材403である。
この壁部材403は、間隙(スリット)を有することから、この間隙部から空気が十字に区分された各部屋に供給される(図5(b)の矢印を参照のこと)。
そして、この各部屋から複数の空気放出部211を介して、空気が分岐部101の外部に放出される。
【0033】
図6は、分岐部101の断面説明図である。
【0034】
接続部207は内部に円筒状の空間があり、この部分からブロワ5からの空気が分岐部101に供給される。
また、逆止弁301の本体部305及び密封部303にもこの接続部207は内部に円柱状の空間と同じ直径の円柱状の空間が形成される。
逆止弁301の本体部305の絞込部307には、スリット部309が形成される。
このスリット部309及び絞込部307が先細の形状であることによって、空気は上方部材201から下方部材401側には流れるが、下方部材401から上方部材201には流れない構造となっている。
また、この絞込部307を通過した空気は、壁部材403の複数の間隙(スリット)により2つ以上に分岐されて、空気放出部211から分岐部101の外部に放出される。
【0035】
このように、分岐部101の側面位置に12個の空気放出部211を形成したことによって、撹拌機能が効率よく発揮される。
まず、撹拌機能をより発揮するためには、できるだけ広範囲に空気の気泡が広がった方がよい。そこで、本実施形態では、分岐部101の側面位置に空気放出部211を形成して、気泡が広範囲に及ぶようにしている。
なお、分岐部101は錘として機能するので、薬液の傾斜に応じて変位して、側面位置の空気放出部211は、略水平面上で互いに重なることがないように位置する。
もっとも、空気放出部211の形成位置を分岐部101の側面位置のみに限定する趣旨ではない。
【0036】
ここで、分岐部101の側面位置に設ける効果をさらに説明する。
分岐部101の上方側に空気放出部211を設ける場合には、空気の気泡がそれぞれ結合して大きな気泡となってしまい、撹拌機能を下げてしまう恐れがある。
また、分岐部101の下方側に空気放出部211を設ける場合には、空気の気泡がそれぞれ結合して大きな気泡となってしまい、撹拌機能を下げてしまう恐れがある上に、気泡によって、分岐部101を浮かせてしまい、分岐部101の錘機能を阻害してしまう恐れがある。
空気放出部211の形成位置を分岐部101の側面位置とすることが好適である。なお、繰り返すが、空気放出部211の形成位置を分岐部101の側面位置のみに限定する趣旨ではない。
【0037】
ただし、空気放出部211の数は多ければ良いというものでもない。分岐が多ければ小さな気泡となって分岐部101から空気が放出され、気泡の数が多ければ撹拌機能自体は向上する。
しかし、気泡が小さすぎると、気泡は分岐部101に付着して、複数の気泡が結合してある程度大きな気泡になってから分岐部101から離れることになり、2つ以上に分岐する意味をなさない。
また、空気放出部211の数を多くするということは、各空気放出部211間の距離が短くなるということも意味する。そうすると、隣接する空気放出部211からの気泡が容易に結合してしまう。これでは、同じく2つ以上の分岐とした意味がない。
そこで、本実施形態では、分岐部101の側面位置に、空気放出部211を形成する穴の大きさの2倍以上の距離を開けて、各空気放出部211を配設している。
もっとも、この距離はあくまで一例であり、これに限定する趣旨ではない。
【0038】
なお、以上の実施形態では、逆止弁301を分岐部101に設けたが、この位置に限定せずとも逆流防止は機能する。
たとえば、液タンク内加圧管25、加圧管19の部分に設けてもよい。
【0039】
さらになお、分岐部101の構造は以上の実施形態の構造には限定せず、たとえば、2つ以上に分岐する管や、管に複数の空気放出部211を設けて構成することも可能である。
【0040】
<実施形態の構成及び効果>
本実施形態のミストブロワ1は、ブロワ5と、液タンク7と、ブロワ5からの空気流に液タンク7からの液体を加え霧状にする混合部13と、液体を混合部13に送るために液タンク7を加圧する加圧部103と、を有し、加圧部103は、液タンク7の下部でブロワ5からの空気を2つ以上に分岐して放出する。
このような構成を有することから、液タンク7内の薬液(水のみも含む)を十分に撹拌することが可能となる。
【0041】
加圧部103は、ホースで形成されるとともに、ホースは液タンク7内部に配置され、ブロワ5からの空気を2つ以上に分岐する分岐部101がホースの端部に配設されている
このような構成を有することから、薬液の最下部付近から気泡を放出することができ撹拌機能を向上させることができる。
【0042】
ブロワ5からの空気の連通を許容する逆止弁301が前記分岐部101に形成されている。
このような構成を有することから、1ユニットで空気を2つ以上に分岐する機能と逆流防止機能を果たすことができる。
【0043】
分岐部101は、逆止弁301と複数の板部材405、分岐板部材205を有し、逆止弁301を複数の板部材405、分岐板部材205で保持固定することで、空気の2つ以上の分岐が可能となるように構成される。
このような構成を有することから、容易な構造で、逆流防止機能を発揮することが可能となる。
【0044】
分岐部101は、複数の板部材405、分岐板部材205を重ね合わせることで側面に複数の空気放出部211が形成され、複数の空気放出部211が略水平面上で互いに重なることがないように分岐部101は位置する。
このような構成を有することから、より確実に薬液を撹拌可能となる。また、分岐部101の構造を単純化することが可能となる。
【0045】
分岐部101は、錘り作用を奏する。
このような構成を有することから、薬液が微量になるまで、薬液の液内部(薬液の最下部)で空気を放出し続け、撹拌を続けることが可能となる。
【0046】
また、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、様々な変化した構造、構成、を有していて良い。
さらに、例えば、薬液に限定せず、各種水溶性の濃度ムラや温度ムラを抑えて散布する場合にも用いることが可能である。
【0047】
<定義等>
本発明における板部材の一例が、分岐板部材205及び板部材405である。
【符号の説明】
【0048】
1 ミストブロワ
5 ブロワ
7 液タンク
9 送風管
13 混合部
19 加圧管
25 液タンク内加圧管
101 分岐部
103 加圧部
205 分岐板部材(板部材)
211 空気放出部
301 逆止弁
405 板部材(板部材)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブロワと、
液タンクと、
前記ブロワからの空気流に前記液タンクからの液体を加え霧状にする混合部と、
前記液体を前記混合部に送るために前記液タンクを加圧する加圧部と、を有し、
前記加圧部は、前記液タンクの下部で前記ブロワからの空気を2つ以上に分岐して放出する
ミストブロワ。
【請求項2】
前記加圧部は、ホースで形成されるとともに、
前記ホースは前記液タンク内部に配置され、前記ブロワからの空気を2つ以上に分岐する分岐部が前記ホースの端部に配設されている
請求項1に記載のミストブロワ。
【請求項3】
前記ブロワからの空気の連通を許容する逆止弁が前記分岐部に形成されている
請求項2に記載のミストブロワ。
【請求項4】
前記分岐部は、前記逆止弁と複数の板部材を有し、
前記逆止弁を前記複数の板部材で保持固定することで、前記空気の2つ以上の分岐が可能となるように構成される
請求項3に記載のミストブロワ。
【請求項5】
前記分岐部は、前記複数の板部材を重ね合わせることで側面に複数の空気放出部が形成され、
前記複数の空気放出部が略水平面上で互いに重なることがないように前記分岐部は位置する
請求項4に記載のミストブロワ。
【請求項6】
前記分岐部は、錘り作用を奏する
請求項2に記載のミストブロワ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−240023(P2012−240023A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−115676(P2011−115676)
【出願日】平成23年5月24日(2011.5.24)
【出願人】(000137292)株式会社マキタ (1,210)
【Fターム(参考)】