説明

ミスト発生装置

【課題】静電霧化された液剤の飛散距離を向上させることが可能なミスト発生装置を提供する。
【解決手段】ミストM1を発生させて顔Fに噴霧するミスト発生機構12と、液剤M2を静電霧化して顔Fに噴霧する液剤噴霧機構13と、イオンを放出して、ミスト発生機構12から発生されるミストM1を液剤噴霧機構13にて静電霧化された液剤M2の電位とは逆の電位に帯電させるイオン発生機構15とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミスト発生装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ミスト生成して放出するミスト発生装置は、美顔器や加湿器等に広く用いられている(例えば特許文献1参照)。ミスト発生装置において、例えば美顔器では、加熱機構等により発生させたミスト(粒径が例えば粒径が数μm程度)を顔面に当てることで、肌に潤いを与えたり、古い角質や汚れを落としたりすることが可能であり、美容作用や健康作用が得られるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−361009号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ミスト発生装置において、更なる美容健康作用の向上のために、保湿剤や美白剤等の液剤を静電霧化して噴霧する装置が考えられる。このような装置では、高圧電源回路からの電圧印加にて生じるコロナ放電によって液剤が静電霧化されるようになっており、この静電霧化によって液剤は、帯電された微細なミストとなる。このような装置では、静電霧化により微細な液剤の噴霧が可能であるため、肌の角質層表面の隙間に液剤を浸透させることができ、高い美容作用や健康作用を肌に与えることが可能となるとともに、帯電した液剤の噴霧により、肌へ的確に且つ均一に塗布することが可能となっている。しかしながら、静電霧化された液剤は、静電気力で吐出されるため、飛散距離が短くなってしまい、噴霧する対象物まで到達し難いという問題があった。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、静電霧化された液剤の飛散距離を向上させることが可能なミスト発生装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ミストを発生させて噴霧対象物に噴霧するミスト発生機構と、液剤を静電霧化して前記噴霧対象物に噴霧する液剤噴霧機構と、イオンを放出して、前記ミスト発生機構から発生されるミストを前記液剤噴霧機構にて静電霧化された液剤の電位とは逆の電位に帯電させるイオン発生機構とを備えたことを特徴とする。
【0007】
この発明では、例えば、イオン発生機構によりマイナス(又はプラス)に帯電させたミストを噴霧対象物に噴霧して、その噴霧対象物をマイナス(又はプラス)の電位に帯電させた後、静電霧化によってプラス(又はマイナス)の電位に帯電された液剤を噴霧対象物に噴霧することにより、噴霧された液剤が噴霧対象物に電気的に引き寄せられるため、静電霧化された液剤の飛散距離を向上させることが可能となる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のミスト発生装置において、前記噴霧対象物の帯電量を検出する検出手段と、前記検出手段にて検出された前記噴霧対象物の帯電量に基づき、前記ミスト発生機構及び前記イオン発生機構と前記液剤噴霧機構とを制御する制御部を備えたことを特徴とする。
【0009】
この発明では、噴霧対象物の帯電量に応じてミストと液剤とを噴霧させることができるため、液剤の飛散距離の向上のための効率的な噴霧が可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のミスト発生装置において、前記制御部は、前記検出手段にて検出された前記噴霧対象物の帯電量に基づき、前記イオン発生機構にて発生される前記イオンの放出量を制御することを特徴とする。
【0010】
この発明では、噴霧対象物を迅速に帯電させることが可能となるとともに、噴霧対象物に帯電させにくい状況下(例えば噴霧対象物がミスト発生装置から離れているとき等)での帯電不良を抑制することが可能となる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のミスト発生装置において、前記制御部は、前記イオン発生機構により帯電された前記ミストと静電霧化された液剤とを交互に噴霧させるように、前記ミスト発生装置及び前記イオン発生機構と前記液剤噴霧機構とを制御することを特徴とする。
【0012】
この発明では、噴霧対象物の帯電量は、液剤の噴霧により電気的に中和されて減少するが、イオン発生機構により帯電されたミストと液剤とを交互に噴霧させることで、液剤の飛散距離向上のために必要な噴霧対象物の帯電量を保った状態でのミスト及び液剤の噴霧が可能となる。
【発明の効果】
【0013】
従って、上記記載の発明によれば、静電霧化された液剤の飛散距離を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本実施形態のミスト発生装置の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のミスト発生装置は、ケース11と、該ケース11内に略収容されたミスト発生機構12及び液剤噴霧機構13と、同ケース11内に収容された制御部14と、イオン発生機構15と、検出手段としての静電容量センサ16とを備える。このミスト発生装置は、例えば美顔器として用いられるものであり、ミスト発生機構12から発生されたミストM1、及び液剤噴霧機構13にて静電霧化された液剤M2(そのミスト)を噴霧対象物としての顔Fに噴霧可能な装置である。
【0016】
ケース11には、上方(天方向)に開口したミスト用開口部11aと、側方(水平方向)に開口した液剤用開口部11bとが形成されている。尚、ケース11は、例えば、上方が開口した有底四角筒状のケース本体と、ケース本体の上端開口部を覆う蓋部材等からなるが、図1では、それらを一体的に模式的に図示している。また、本実施形態の液剤用開口部11bは、ケース11の側面11cから側方(水平方向であって、図1中、左方向)に筒状に突出しケース11内外を連通する筒部11dの先端に形成されている。
【0017】
ミスト発生機構12は、着脱可能なタンク21から水Wが供給される貯水槽22と、貯水槽22と連通管23を介して連通され該貯水槽22の水WからミストM1を発生させるミスト発生部24と、ミスト発生部24と連通されたミスト移送経路25を介して発生したミストM1を吐出するためのミスト吐出口26とを備える。
【0018】
本実施形態のミスト発生部24は、水Wを加熱してミストM1を発生させる加熱式のものであって、ヒータ24aを備えたものである。また、前記ミスト吐出口26は、前記ミスト用開口部11aからケース11の外部に突出するとともに略直角に屈曲し、その吐出開口部26aが前記液剤用開口部11bと平行な方向(水平方向であって、図1中、左方向)を向くように設けられている。尚、ミスト吐出口26の吐出開口部26a及び液剤用開口部11bは、その開口軸方向(図1中、左右方向)から見て上下方向に並設され、液剤用開口部11bが吐出開口部26aよりも下側に配置されている。
【0019】
液剤噴霧機構13は、保湿剤や美白剤等の液剤M2を前記液剤用開口部11bから噴霧するためのものである。詳しくは、液剤噴霧機構13は、保湿剤や美白剤等の液剤を貯蔵するための液剤貯蔵部31と、液剤貯蔵部31と連通されたノズル32と、ノズル32に設けられたポンプ33と、高圧電源回路34とを備える。ポンプ33は、液剤貯蔵部31内の液剤をノズル32に送り込むためのものである。ノズル32は、その先端部32aが液剤用開口部11bの内側に位置するように構成されている。高圧電源回路34は、ノズル先端部32aに到達した液剤をコロナ放電により静電霧化するためのものである。高圧電源回路34にて静電霧化された液剤M2は微細化されて、前記液剤用開口部11bから噴霧されるようになっている。そして、その液剤M2を顔Fに浴びることで、肌の角質層表面の隙間に浸透させることが可能であり、高い美容作用や健康作用を得ることが可能となっている。また、本実施形態では、液剤M2は、高圧電源回路34にて静電霧化される際に、プラスに帯電されるようになっている。
【0020】
イオン発生機構15は、ケース11内に設けられた高圧電源回路41と、電気的に接続された針状の放電針42と、グランドに接続された対向電極43とから構成され、高圧電源回路41により放電針42及び対向電極43間にマイナスの高電圧を印加することでコロナ放電を発生させ、マイナスイオンが発生されるようになっている。尚、放電針42及び対向電極43は、ミスト吐出口26の上部に設けられている。マイナスイオンは、放電針42及び対向電極43からミストM1の噴霧方向と略同方向に放出され、ミスト吐出口26から噴霧されたミストM1と混合される。これにより、ミストM1がマイナスに帯電されるようになっている。
【0021】
静電容量センサ16は、噴霧対象物としての顔F表面の帯電量を非接触で検出するためのものである。静電容量センサ16は、液剤用開口部11bが形成されたケース11の側面11cに設けられるとともに、前記制御部14と電気的に接続されている。
【0022】
制御部14は、図示しない操作スイッチ等の操作に基づき、ミスト発生機構12のヒータ24aに通電する制御と、液剤噴霧機構13のポンプ33及び高圧電源回路34を駆動する制御と、イオン発生機構15の高圧電源回路41を駆動する制御とを行う。
【0023】
例えば、前記操作スイッチにて、イオン発生機構15により帯電されたミストM1と液剤M2を交互に2回ずつ噴霧するための通常コースの操作(例えば、通常コースボタンを押す)が行われると、制御部14は、まず、ミスト発生機構12とイオン発生機構15とを駆動してマイナスに帯電されたミストM1を噴霧させ、これにより、ミストM1を浴びる顔Fがマイナスに帯電する。
【0024】
このとき、制御部14は、静電容量センサ16にて検出された顔Fの帯電量と所定値E1とを所定のタイミングで比較し、顔Fの帯電量が所定値E1を満たない場合には、高圧電源回路41の出力を上げ、イオン発生機構15にて発生されるマイナスイオンの放出量を増大させる。これにより、迅速に顔Fをマイナスに帯電させることが可能となるとともに、また、顔Fに帯電させにくい状況下(例えば顔Fがミスト発生装置から若干離れているとき等)での帯電不良を抑制することが可能となっている。
【0025】
そして、制御部14は、顔Fの帯電量が予め設定された所定値E2を越えたとき、ミスト発生機構12及びイオン発生機構15によるミストM1の噴霧及びマイナスイオンの放出を停止させ、液剤噴霧機構13にて液剤M2を噴霧させる。尚、所定値E2は、前記所定値E1以上の値に設定されている。このとき、噴霧された液剤M2は、静電霧化によりプラスに帯電しているため、マイナスに帯電された顔Fに電気的に引き寄せられるようになっている。これにより、静電霧化された液剤M2の飛散距離が向上するようになっている。
【0026】
その後、顔Fのマイナスの帯電量は、液剤M2による電気的な中和で減少する。ここで、制御部14は、顔Fのマイナスの帯電量が予め設定された所定値E3を下回ったとき、液剤噴霧機構13による液剤M2の噴霧を停止させ、ミスト発生機構12及びイオン発生機構15によりマイナスに帯電されたミストM1を噴霧させる。尚、所定値E3は、前記所定値E2よりも小さな値である。
【0027】
その後、制御部14は、上記と同様の制御を行い、もう一度液剤M2を噴霧させる。そして、顔Fのマイナスの帯電量が所定値E3を下回ったとき、液剤噴霧機構13による液剤M2の噴霧を停止させ、通常コースの噴霧を終了するようになっている。以上のように、イオン発生機構15により帯電されたミストM1と静電霧化された液剤M2とが制御部14の制御により交互に噴霧されるようになっているため、液剤M2の飛散距離向上のために必要な顔Fの帯電量を保った状態でのミストM1及び液剤M2の噴霧が可能となっている。
【0028】
また、上記のようなミスト発生装置では、2種類のミスト(ミストM1と液剤M2)が噴霧可能であるため、水のミストM1によって肌の表面に潤いを与えるとともに、帯電した微細な液剤のミスト(液剤M2)によってその成分を肌へ均一に与えて、肌の内側まで届けることが可能であり、より高い美容健康作用を与えることが可能となっている。
【0029】
(1)本実施形態では、ミスト発生機構12から発生されるミストM1を液剤噴霧機構13にて静電霧化された液剤M2の電位とは逆の電位に帯電させるイオン発生機構15とを備える。このため、イオン発生機構15にてマイナスに帯電させたミストM1を顔Fに噴霧して、顔Fをマイナスに帯電させた後、静電霧化によってプラスに帯電された液剤M2を顔Fに噴霧することにより、噴霧された液剤M2が顔Fに電気的に引き寄せられるため、静電霧化された液剤M2の飛散距離を向上させることが可能となる。
【0030】
(2)本実施形態では、顔Fの帯電量を検出する静電容量センサ16と、静電容量センサ16にて検出された顔Fの帯電量に基づき、ミスト発生機構12及びイオン発生機構15と液剤噴霧機構13とを制御する制御部14を備える。このため、顔Fの帯電量に応じてミストM1と液剤M2とを噴霧させることができるため、液剤M2の飛散距離の向上のための効率的な噴霧が可能となる。
【0031】
(3)本実施形態では、制御部14は、静電容量センサ16にて検出された顔Fの帯電量に基づき、イオン発生機構15にて発生されるイオンの放出量を制御する(放出量を増大させる)ため、顔Fを迅速に帯電させることが可能となるとともに、顔Fに帯電させにくい状況下(例えば顔Fがミスト発生装置から離れているとき等)での帯電不良を抑制することが可能となる。
【0032】
(4)本実施形態では、制御部14は、イオン発生機構15により帯電されたミストM1と静電霧化された液剤M2とを交互に噴霧させるように、ミスト発生機構12及びイオン発生機構15と液剤噴霧機構13とを制御するため、液剤M2の飛散距離向上のために必要な顔Fの帯電量を保った状態でのミストM1及び液剤M2の噴霧が可能となる。
【0033】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、通常コースの操作により、ミストM1と液剤M2とを交互に2回ずつ噴霧するように構成したが、特にこれに限定されるものではなく、それぞれ1回ずつ、又は交互に3回以上ずつ噴霧するようにしてもよい。
【0034】
・上記実施形態では、制御部14は、静電容量センサ16にて検出された顔Fの帯電量に基づきミストM1の噴霧と液剤M2の噴霧とを切り替えるように制御したが、特にこれに限定されるものではなく、他の条件に基づいて切り替えるように制御してもよい。例えば、マイナスに帯電されたミストM1(又は液剤M2)の噴霧開始からの経過時間を計測するタイマーを設け、その経過時間が予め設定された時間を超えたときに、ミストM1の噴霧から液剤M2の噴霧に切り替える(又は液剤M2の噴霧からミストM1の噴霧に切り替える)ように制御してもよい。
【0035】
・上記実施形態では、液剤M2が静電霧化によりプラスに帯電され、ミストM1がイオン発生機構15によりマイナスに帯電されるように構成されたが、反対に液剤M2が静電霧化によりマイナスに帯電され、ミストM1がイオン発生機構15によりプラスに帯電されるように構成してもよい。
【0036】
・上記実施形態では、ミスト吐出口26(吐出開口部26a)及び液剤用開口部11bは、ミスト吐出口26の開口軸方向から見て上下方向に並設されたが、ミスト吐出口26及び液剤用開口部11bの配置位置は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、例えば、幅方向(図1における紙面直交方向)に並設してもよく、また、ミスト吐出口26の開口軸方向から見て斜め方向に並設してもよい。また、上記実施形態では、液剤用開口部11bは、吐出開口部26aよりも下側に配置されたが、反対に吐出開口部26aを液剤用開口部11bの下側に配置してもよい。
【0037】
・上記実施形態では、検出手段に静電容量センサ16を用いたが、顔Fの帯電量を検出可能なもの他のセンサを用いてもよい。
・上記実施形態では、噴霧対象物を顔Fとしたが、これ以外に例えば、人体の顔F以外の部位でもよい。
【0038】
・上記実施形態では、ミスト発生機構12のミスト発生部24に加熱式のものを用いたが、これ以外に例えば、液体を超音波にて霧化させる超音波式のものや、霧吹き等の原理で知られるベンチュリー効果を用いたものとしてもよい。
【0039】
・上記実施形態では、イオン発生機構15は、コロナ放電を利用してマイナスイオンを発生させているが、こうした構成に限らず、高速回転させたプロペラなどにより液体を拡散させて水分子が破砕される、所謂水破砕式のマイナスイオンの発生方法を採用してもよい。この他、電子放射式などを用いてマイナスイオンを発生させる方法を採用してもよい。
【0040】
・上記実施形態において、制御部14は、所定のスイッチ操作(例えば、イオンミスト噴霧コースの操作)に基づき、液剤M2を噴霧させずにイオン発生機構15によりマイナスに帯電されたミストM1のみを噴霧させるように制御してもよい。また、例えば、ミスト噴霧コースの押下に基づき、イオン発生機構15からマイナスイオンを放出しない状態でミストM1のみを噴霧させるように制御してもよい。
【符号の説明】
【0041】
F…噴霧対象物としての顔、M1…ミスト、M2…液剤、12…ミスト発生機構、13…液剤噴霧機構、14…制御部、15…イオン発生機構、16…検出手段としての静電容量センサ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ミストを発生させて噴霧対象物に噴霧するミスト発生機構と、
液剤を静電霧化して前記噴霧対象物に噴霧する液剤噴霧機構と、
イオンを放出して、前記ミスト発生機構から発生されるミストを前記液剤噴霧機構にて静電霧化された液剤の電位とは逆の電位に帯電させるイオン発生機構と
を備えたことを特徴とするミスト発生装置。
【請求項2】
請求項1に記載のミスト発生装置において、
前記噴霧対象物の帯電量を検出する検出手段と、
前記検出手段にて検出された前記噴霧対象物の帯電量に基づき、前記ミスト発生機構及び前記イオン発生機構と前記液剤噴霧機構とを制御する制御部を備えたことを特徴とするミスト発生装置。
【請求項3】
請求項2に記載のミスト発生装置において、
前記制御部は、前記検出手段にて検出された前記噴霧対象物の帯電量に基づき、前記イオン発生機構にて発生される前記イオンの放出量を制御することを特徴とするミスト発生装置。
【請求項4】
請求項2又は3に記載のミスト発生装置において、
前記制御部は、前記イオン発生機構により帯電された前記ミストと静電霧化された液剤とを交互に噴霧させるように、前記ミスト発生装置及び前記イオン発生機構と前記液剤噴霧機構とを制御することを特徴とするミスト発生装置。

【図1】
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【公開番号】特開2010−172875(P2010−172875A)
【公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−21579(P2009−21579)
【出願日】平成21年2月2日(2009.2.2)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】