モバイルブロードキャスト受信機の性能とユーザエクスピエリエンスを改善する方法及び装置
【課題】モバイルブロードキャスト受信機においてブロードキャストを受信するための様々な技術を提供する。
【解決手段】受信機は、ユーザ嗜好に基づいて、ユーザ通知を提供し、アプリケーションを自動的にローンチする。ユーザ入力のリアルタイムモニタリングに基づいて、今後のチャネル選択を予測することによって、チャネル切換時間を改善する。ドラッグ・アンド・ドロップのユーザインタフェースをサポートする。選択されたブロードキャストストリームに関連づけられたさらなる情報を提供する。ブロードキャストストリームを処理し、外部デバイスに対し出力データを送信する。ライブコンテンツと保存されたコンテンツとを同時にディスプレイする。1つまたは複数のディスプレイユニット上でディスプレイされるマルチプルブロードキャストストリームを同時に受信する。ユーザ統計を集め、ネットワークエンティティに対しその統計を送信する。
【解決手段】受信機は、ユーザ嗜好に基づいて、ユーザ通知を提供し、アプリケーションを自動的にローンチする。ユーザ入力のリアルタイムモニタリングに基づいて、今後のチャネル選択を予測することによって、チャネル切換時間を改善する。ドラッグ・アンド・ドロップのユーザインタフェースをサポートする。選択されたブロードキャストストリームに関連づけられたさらなる情報を提供する。ブロードキャストストリームを処理し、外部デバイスに対し出力データを送信する。ライブコンテンツと保存されたコンテンツとを同時にディスプレイする。1つまたは複数のディスプレイユニット上でディスプレイされるマルチプルブロードキャストストリームを同時に受信する。ユーザ統計を集め、ネットワークエンティティに対しその統計を送信する。
【発明の詳細な説明】
【優先権主張】
【0001】
(米国特許法第119条の下の優先権主張)
本願は、ここにおける参照によってここによって明示的に組み込まれ、ここでの譲受人に譲渡され、2008年5月29日に出願され、「モバイルブロードキャスト受信機の性能とユーザエクスピエリエンスを改善する方法及び装置(METHOD AND APPARATUS FOR IMPROVING PERFORMANCE AND USER EXPERIENCE OF A MOBILE BROADCAST RECEIVER)」と題された、仮出願第61/057,082号の優先権を主張する。
【背景】
【0002】
(I.分野)
本開示は、一般的には通信に関し、より具体的には、ブロードキャスト情報を受信する技術に関する。
【0003】
(II.背景)
ブロードキャストシステムは、モバイルブロードキャスト受信機による受信用の様々なコンテンツを搬送する複数のチャネルをブロードキャストすることができる。モバイルブロードキャスト受信機は、地上及び/または衛生のブロードキャストシステムから、信号を受信することができる受信機であり、ユーザによって搬送されることが意図されている(静的でいる代わりに)。
【0004】
モバイルブロードキャスト受信機(mobile broadcast receiver)を操作するユーザは、ユーザにとって関心のあるチャネルまたはコンテンツを選択することができる。コンテンツは、ストリーミングされたまたはリアルタイムの、オーディオ/ビデオまたはデータキャストコンテンツであってもよい。モバイルブロードキャスト受信機は、選択されたチャネルのための関連パラメータを決定し、その後で、復号されたデータを得るためにこれらのパラメータに従ってチャネルを復調し、復号することができる。モバイルブロードキャスト受信機は、選択されたチャネルにおいて送信されたコンテンツを得るために、復号されたデータをさらに処理することができる。モバイルブロードキャスト受信機は、選択されたチャネルを連続的に処理し、チャネルが受信について選択されるかぎり、ストリーミング方法でコンテンツを提供する。
【0005】
モバイルブロードキャスト受信機は、制限されたユーザインタフェース及びディスプレイ機能を備えたポータブルデバイスであってもよい。そのような制限された機能でユーザエクスピエリエンス(user experience)及び性能を改善することは望ましい。
【発明の概要】
【0006】
モバイルブロードキャスト受信機においてブロードキャスト情報を受信するための様々な技術がここにおいて記載される。これらの技術は、ユーザインタラクションを簡潔化にし、及び/または、モバイルブロードキャスト受信機の制限された機能でより多くの特徴及び柔軟性をサポートする。
【0007】
一態様では、モバイルブロードキャスト受信機は、ユーザ通知(user notification)を提供し、及び/または、ブロードキャストコンテンツについてのユーザ嗜好(user preferences)に基づいてアプリケーションを自動的にローンチする(launches)。一設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、時間期間にわたって、異なるブロードキャストコンテンツについてユーザ選択(user selections)を受信し、そのユーザ選択に基づいて、ブロードキャストコンテンツについてのユーザ嗜好を決定し、そして、ユーザ嗜好を保存する。モバイルブロードキャスト受信機は、その後で、入ってくるブロードキャストコンテンツ(incoming broadcast content)をモニタし、そして、その入ってくるブロードキャストコンテンツとユーザ嗜好に基づいて、ユーザ通知を提供する及び/またはアプリケーションを自動的にローンチする。
【0008】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機は、ユーザ入力/アクティビティのリアルタイムモニタリングに基づいて今後のチャネル選択(future channel selection)を予測することによって、チャネル切換時間(channel switching time)を改善する。一設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、ユーザ入力に基づいてチャネルを予測し(例えばチャネルをハイライトするために)、チャネルの選択の前にその予測されたチャネルを処理し、ユーザによって選択される場合には、その予測されたチャネルからコンテンツを提供する。
【0009】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機は、ドラッグ・アンド・ドロップ・ユーザインタフェース(drag-and-drop user interface)をサポートする。一設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、第1のウィンドウ上へハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするためにユーザ入力を受信し、第1のウィンドウと関連づけられたアプリケーションをアクティベートし(activates)、アプリケーションでハイライトされるチャネルを処理し、第2のウィンドウ上でハイライトされるチャネルからのコンテンツをディスプレイする。第2のウィンドウのサイズ及び/または配置は、第1のウィンドウと関連づけられた情報に基づいて決定されることができる。
【0010】
別の態様では、さらなる情報は、ブロードキャストストリームと関連づけられてもよく、そして、ブロードキャストストリームが選択されるときに提供される。さらなる情報は、製品情報、宣伝情報、チャネル情報等を備えることができる。一設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、ブロードキャストストリームをディスプレイし、ブロードキャストストリームのユーザ選択を受信し、そのユーザ選択に応じてブロードキャストストリームと関連づけられたさらなる情報を検索し、そして、同じウィンドウにおいて、または、同じまたは異なるディスプレイユニット上で新しいディスプレイを開くことによって、ユーザに対してさらなる情報を提示する。
【0011】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機は、ブロードキャストストリームを部分的にあるいは完全に処理し、さらなる処理及び/またはディスプレイのために、外部デバイスに対して出力データを送信する。一設計では、出力データは、ブロードキャストストリームからのコンテンツを備え、外部デバイスは、コンテンツをディスプレイする。別の設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、出力データを得るために、ブロードキャストストリームを復調し復号し、外部デバイスは、ブロードキャストストリームからのコンテンツを得るために、出力データを解凍する。モバイルブロードキャスト受信機はまた、処理及び/またはディスプレイのために1つまたは複数の更なる外部デバイスに対して出力データを送信することができ、あるいは、モバイルブロードキャスト受信機は、出力を受信するために、1以上のディスプレイを有することができる。
【0012】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機は、ライブコンテンツと保存されたコンテンツとを同時にディスプレイする。一設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、ライブコンテンツを得るためにブロードキャストストリームを処理し、ライブコンテンツと共に保存されたコンテンツをディスプレイするためにユーザ選択を受信し、メモリから、保存されたコンテンツを検索し、そして、ライブコンテンツと保存されたコンテンツとを同時にディスプレイする。
【0013】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機は、マルチプルブロードキャストストリーム(multiple broadcast streams)を同時に受信し、そしてそれは、1以上のディスプレイユニット上でディスプレイされることができる。一設計では、マルチプルブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機における1つのディスプレイユニット上でディスプレイされる。別の設計では、第1のブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機における第1のディスプレイユニット上でディスプレイされ、第2のブロードキャストストリームは、外部デバイス(external device)における第2のディスプレイユニット上でディスプレイされる。さらに別の設計では、マルチプルブロードキャストストリームは、外部デバイスにおける1つのディスプレイユニット上でディスプレイされることができる。
【0014】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機は、ユーザ統計(user statistics)を集め、指定されたネットワークエンティティに戻って、その集められた統計を送信する。一設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、時間の期間にわたってブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択を受信し、そのユーザ選択に基づいて、ユーザ閲覧傾向(user viewing habits)の統計を決定し収集し、指定されたネットワークエンティティに対して、その集められた統計を報告する。
【0015】
本開示の様々な態様及び特徴は、下記でさらに詳細に説明されている。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は、モバイルブロードキャスト受信機のブロック図を示す。
【図2】図2は、ユーザ通知及び/または自動アプリケーションローンチ(automatic application launch)でブロードキャストを受信するためのプロセスを示す。
【図3】図3は、モバイルブロードキャスト受信機における例示的なディスプレイスクリーンを示す。
【図4】図4は、チャネル予測を用いてブロードキャストを受信するためのプロセスを示す。
【図5】図5は、ドラッグ・アンド・ドロップ・ユーザインタフェースをサポートする、例示的なディスプレイスクリーンを示す。
【図6】図6は、ドラッグ・アンド・ドロップ特徴を備えたブロードキャストを受信するためのプロセスを示す。
【図7】図7は、さらなる情報を備えたブロードキャストを受信するためのプロセスを示す。
【図8】図8は、マルチプルデバイスでブロードキャストストリームを受信するためのプロセスを示す。
【図9】図9は、ライブコンテンツと保存されたコンテンツとをディスプレイするためのプロセスを示す。
【図10】図10は、マルチプルブロードキャストストリームを受信するためのプロセスを示す。
【図11】図11は、ユーザ統計を集め、報告するためのプロセスを示す。
【詳細な説明】
【0017】
ここにおいて記載された技術は、様々なブロードキャストシステムとモバイルブロードキャスト標準規格を用いて、使用されることができる。そのようなシステム及び/または標準規格のいくつかの例は、限定されてはいないが、MediaFLO、ハンドヘルド用のデジタルビデオブロードキャスティング(DVB−H)、衛星用のデジタルビデオブロードキャスティング(DVB−SH)、チャイナ・マルチメディアモバイルブロードキャスティング(China Multimedia Mobile Broadcasting)(CMMB)、そして、地上テレビブロードキャスティングのための集積されたサービスのデジタルブロードキャスティング(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial Television Broadcasting) (ISDB-T)システム、を含む。MediaFLO、DVB−H、及びSDB−Tは、地上通信ネットワークにわたるマルチメディアのデジタル送信をサポートする。MediaFLOは、2006年8月付けの「地上モバイルマルチメディアマルチキャスト用の順方向リンク専用無線インタフェース仕様(Forward Link Only Air Interface Specification for Terrestrial Mobile Multimedia Multicast)」と題されたドキュメントTIA−1099で説明されている。DVB−Hは、2004年11月付けの「デジタルビデオブロードキャスティング(DVB);地上デジタルテレビのためのフレーミングストラクチャ、チャネル符号化、及び変調(Digital Video Broadcasting (DVB); Framing Structure, Channel Coding and Modulation for Digital Terrestrial Television)」と題されたドキュメントETSI EN 300 744で説明されている。ISDB−Tは、2003年7月付けの「地上デジタルテレビブロードキャスティングのための送信システム(Transmission System for Digital Terrestrial Television Broadcasting)」と題されたドキュメントARIB STD−B31で説明されている。これらの文書は公的に入手可能である。
【0018】
図1は、モバイルブロードキャスト受信機110の設計のブロック図を示しており、そしてそれは、MediaFLO、DVB−H、ISDB−T、及び/または、他のブロードキャストシステムを受信することができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、スタンドアロンの受信機(stand-alone receiver)であってもよく、または、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ワイヤレスモデム等の一部であってもよい。
【0019】
モバイルブロードキャスト受信機110内では、アンテナ112は、ブロードキャスト局によって送信される信号を受信し(図1で図示されず)、受信機(RCVR)1114に対して受信された信号を提供する。受信機114は、受信された信号を条件づけ(例えば、フィルタにかけ、増幅し、周波数ダウンコンバートし、そしてデジタル化する)、サンプルを提供する。デモジュレータ/デコーダ(Demod/decoder)116は、対象のチャネルのためのサンプルを復調し復号し、そして、復号されたデータを提供する。オーディオ/ビデオプロセッサ118は、復号されたデータを解凍し、チャネルからのコンテンツを提供する。解凍は、ビデオ復号、オーディオ復号、コンテンツ復号などを含むことができ、復号、解読等とも呼ばれることができる。出力ドライバ120は、コンテンツを処理し(例、アナログ変換し、フィルタにかけ、増幅し)、1つまたは複数の出力デバイス上の提示に適した1つまたは複数の出力信号を生成する。出力デバイス(単数または複数)は、ディスプレイユニット122(例、LCDスクリーン)、オーディオユニット124(例、拡声器)及び/または他の出力デバイスを含むことができる。
【0020】
ユーザインタフェースユニット128は、キーパッド、タッチスクリーン及び/または他の入力デバイスを介してユーザ入力を受信する。コントローラ/プロセッサ130は、モバイルブロードキャスト受信機110において、オペレーションを指図する。メモリ132は、モバイルブロードキャスト受信機110内の処理装置によって使用されるプログラムコード及びデータを保存する。メモリ132はまた、1つまたは複数のチャネルからの復号されたデータ及び/またはコンテンツ、ユーザ入力及び選択、ブロードキャストについてのユーザ嗜好、等を保存することができる。通信(Comm)ユニット134は、外部デバイス150のような他の外部デバイスとの通信をサポートする。通信ユニット134はワイヤー・ライン通信(図1で図示されているような)及び/またはワイヤレス通信をサポートすることができる。
【0021】
外部デバイス150は、ラップトップコンピュータ、デジタルテレビ、あるいは、ある他のコンピューティングまたはマルチメディアデバイスであってもよく、そしてそれは、例えば他の機能を有しない外部デバイスのような制限された機能を備えたデバイスを含んでいる。外部デバイス150内では、ビデオ/オーディオプロセッサ152は、復号されたデータを解凍し、コンテンツを提供する。出力ドライバ154は、ビデオ/オーディオプロセッサ152からコンテンツを処理し、ディスプレイユニット156及び/またはオーディオユニット158上の提示に適した1つまたは複数の出力信号を生成する。通信ユニット160は、モバイルブロードキャスト受信機110及び/または他のデバイスとのワイヤー・ライン及び/またはワイヤレス通信をサポートする。コントローラ/プロセッサ162は、外部デバイス150においてオペレーションを指図する。メモリ164は、外部デバイス150及び/または他のデータ内の処理装置によって使用されるプログラムコード及びデータを保存する。
【0022】
モバイルブロードキャスト受信機110は、制限されたユーザインタフェースとディスプレイ機能を有することができる。様々な技術は、モバイルブロードキャスト受信機110におけるそのような制限された機能を備えた、性能とユーザエクスピエリエンスを改善するためにここにおいて記載されている。
【0023】
一態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、異なるコンテンツのユーザ選択のようなユーザインタラクションの履歴、各ユーザ選択が行われた時間等を保持する。異なるコンテンツは、ニュース、スポーツの得点、株式相場、天気予報、交通情報、リアルタイムのビデオストリーム、リアルタイムオーディオ・ストリーム、ノンリアル・タイム・ビデオ・クリップ、ノンリアル・タイム・オーディオ・クリップなどを含むことができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザインタラクションの履歴に基づいて、異なるコンテンツについてのユーザ嗜好、異なるコンテンツについての優先度の順序、異なるコンテンツについての好まれた閲覧回数を決定することができる。一設計では、ユーザ選択がなされるときはいつでも、モバイルブロードキャスト受信機110は、選択されるコンテンツ、選択の時間等を決定する。モバイルブロードキャスト受信機110は、例えば選択されたコンテンツのカウントをインクリメントし、選択の時間を記すことによって、ユーザ嗜好を更新する。モバイルブロードキャスト受信機110は、各タイプのコンテンツが選択される回数に基づいて、異なるコンテンツについてのユーザ嗜好を決定することができる。
【0024】
ユーザはさらに、ユーザ嗜好を明示的に入力することができる。例えば、ユーザによって好まれるコンテンツのタイプ、各タイプのコンテンツが望まれる間のタイムウィンドウ、各タイプのコンテンツについてのアプリケーション自動ローンチまたは通知を望むかどうか、等を入力することができる。ブロードキャスト110は、ユーザによって入力されたユーザ嗜好、及び/または、ユーザインタラクションから学習されたユーザ嗜好、を保存することができる。
【0025】
モバイルブロードキャスト受信機110は、バックグラウンドにおいてブロードキャスト情報を受信することができる。ブロードキャスト情報は、ユーザによって消費される、あるいは、ディスカードされる(保存されない)ことを意図されるリアルタイムストリーミングコンテンツを含むことができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、モバイルブロードキャスト受信機上で、入ってくるコンテンツ及び/または保存された番組ガイドデータをモニタすることができ、ユーザ嗜好に基づいて、ユーザに通知する、及び/または、アプリケーションを自動的にローンチすることができる。例えば、入ってくるコンテンツがユーザの好むコンテンツのうちの1つに整合する場合には、モバイルブロードキャスト受信機110は、ディスプレイユニット122上で入ってくるコンテンツのアラートをディスプレイし、オーディオユニット124上で入ってくるコンテンツのアラートをアナウンスし、及び/または、入ってくるコンテンツと関連づけられたアプリケーションを自動的にローンチすることができる。ユーザ通知は、入ってくるコンテンツのユーザ選択をもたらすことができ、モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザによって命令されるように、入ってくるコンテンツを処理することができる。ローンチされたアプリケーションは、ストリーミングデータまたはa/vコンテンツを開始することができ、または、ユーザに入力するように促す(再生する、再生しない、メモリに保存する、無視する等)。
【0026】
モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザに通知することができる、及び/または、いつでもユーザ嗜好に基づいてアプリケーションを自動的にローンチすることができる。代替的に、この特徴は、ある時間の間のみ、例えば作業時間の後だけ、イネーブルにされることができる。
【0027】
図2は、ユーザ通知、及び/または、自動アプリケーションローンチで、ブロードキャスト情報を受信するためのプロセス200の設計を示す。プロセス200は、モバイルブロードキャスト受信機110によって実行されることができる。異なるブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択は、時間期間にわたって受信されることができる(ブロック212)。ブロードキャストコンテンツについてのユーザ嗜好は、ユーザ選択に基づいて決定されることができる(ブロック214)。代替的にまたは追加的に、ブロードキャストコンテンツについてのユーザの選択は、ユーザ入力に基づいて識別されることができる。ブロードキャストコンテンツについてのユーザ嗜好は保存されることができる(ブロック216)。入ってくるブロードキャストコンテンツは、限定されないが、電子番組ガイド(EPG)データ、関連メタデータ等を含んでおり、モバイルブロードキャスト受信機においてモニタされることができる(ブロック218)。モバイルブロードキャスト受信機は、例えば終始または指定された時間の間のみ、ブロードキャストコンテンツのユーザ嗜好と入ってくるブロードキャストコンテンツに基づいて、アプリケーションを自動的にローンチする及び/またはユーザ通知を提供することができる(ブロック220)。
【0028】
ユーザが受信のための新しいチャネルを選択するときにはいつでも、モバイルブロードキャスト受信機110は、新しいチャネルからコンテンツを獲得し、処理し、ディスプレイするために1セットのタスクを実行することができる。これらのタスクは新しいチャネルについての関連パラメータを得て、そのパラメータにしたがって新しいチャネルを復号し、そして、新しいチャネルからコンテンツを得るために復号されたデータを解凍することを含むことができる。チャネルを変更するのに必要とされた時間量は、例えば1秒以上のように、比較的長くてもよい。モバイルブロードキャスト受信機110は、古いチャネルから最後に復号されたフレームでディスプレイをフリーズさせる(freeze)、または、新しいチャネルを獲得し処理する時間の間にディスプレイをブランクにする、ことができる。しかしながら、ディスプレイをフリーズさせる、または、ブランクにすることは、ユーザにとって煩わしい。
【0029】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザ入力/アクティビティのリアルタイムモニタリングに基づいて、今後のチャネル選択を予測することによって、チャネル切換時間を改善する。モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザによって選択されうるチャネルを予測することができ、そして、より早いチャネル切換を達成するために、ユーザによる選択の前に、予測されたチャネルを復調し復号することができる。
【0030】
図3は、モバイルブロードキャスト受信機110における例示的なディスプレイスクリーン300を示す。この例では、ディスプレイスクリーン300は、メインエリア310とディスプレイウィンドウ320を含む。メインエリア310は、現在選択されたチャネルからのコンテンツ、メニュー、アイコンなどを示すことができる。ディスプレイウィンドウ320は、電子サービスガイド(ESG)を示し、それはまた、番組ガイド、チャネルガイドなどと呼ばれる。ESGは、様々なチャネルと、各チャネルのコンテンツをリストすることができる。一般に、ディスプレイスクリーン300は、いずれのタイプのコンテンツのための任意の数のエリア及びウィンドウを含むことができる。
【0031】
ユーザは、モバイルブロードキャスト受信機110上で、適切なキー(例、「ESG」キー)をクリックすることにより、いつでもESGを提示することができる(may bring up)。モバイルブロードキャスト受信機110はまた、ユーザが指定されたキーのセットのうちのいずれかをクリックする場合には、ESGを自動的に提示することができ、または、ESGは、履歴、プロファイル、優先度等に基づいて自動的に提示されることができる(例えば、ESGデータは、私が興味を持つかもしれない番組が放映されることを示すので、MBRは、ESGをローンチし、視聴する、録画するなどのオプションと共にプログラムを私に通知する)。いずれの場合も、モバイルブロードキャスト受信機110は、次のチャネル選択を予測するためにESGを通じてユーザナビゲーションをモニタすることができる。
【0032】
図3で示される例では、ESGは、チャネルのリストとそれらのコンテンツをディスプレイする。カーソル322は、現在ハイライトされているチャネルを示す。カーソル322は、ユーザキーアクションに応じてESGを上下に動かす。ユーザがディスプレイウィンドウ320の上または下を通過してカーソルを動かす場合には(または、時間に関らずにスクロールするときには、TV ESG上で横に(horizontal like on a TV ESG when scrolling though time))、ESGの別のセクションは、検索されることができ、ディスプレイウィンドウ320上でディスプレイされることができる。
【0033】
一設計では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザによって現在ハイライトされているが、ユーザによる即時の閲覧(immediate viewing)について選択されなかったかもしれない、チャネル/パケット/バーストを復調し復号する。ユーザはESGを通じてスクロールしてもよく、また、現在ハイライトされるチャネルは、「スクロールアップ(scroll up)」あるいは1つの「スクロールダウン(scroll down)」コマンドによって決定されることができる。ユーザはまた、例えばキーパッドを介して、特定チャネルを入力することができ、その入力されたチャネルは、ハイライトされることができる。いずれの場合においても、モバイルブロードキャスト受信機110は、チャネル切換時間を改善するために、その選択の前に、現在ハイライトされるチャネルを復調し復号することができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、チャネルがユーザによって選択される場合、またチャネルがユーザによって選択されるときに、チャネルをより速くディスプレイすることができる。
【0034】
別の設計では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザによる今後のチャネル選択を予測することができ、ユーザによって選択されうるチャネルを復調し復号する(または、私がスクロールする直前または私がスクロールすることに続いて近隣チャネル上でパケットを開くことによって、開始するために選択することができる)。モバイルブロードキャスト受信機110は、チャネルシーケンスをモニタし、そして、スクロールの方向、スクロールのスピード、スクロールの方法などのような情報に基づいて、チャネルを予測することができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、スクロールの方向及びスピードに基づいて予測されたチャネルを決定することができ、その予測されたチャネルは、現在ハイライトされるチャネルの前に、あることができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、チャネルがユーザによって選択される場合には、可能なディスプレイ(possible display)について、予測されたチャネルを復調し復号することができる。ユーザが現在のチャネルから相対的に遠い特定チャネルに到達しようとする場合には、ユーザは、「スクロールアップ(scroll up)」ボタンを連続的に押すことができる。この場合、モバイルブロードキャスト受信機110は、「スクロールアップ(scroll up)」ボタンが解除される(released)まで、急速に変化するハイライトされるチャネルを無視してもよく、ボタンの解除の後でハイライトされるチャネルを復調し、復号することができる。
【0035】
ユーザは、チャネルをサーフィンするために、なんらかの周期的なレートで「スクロールアップ(scroll up)」ボタンをクリックすることができる。この場合には、モバイルブロードキャスト受信機110は、これらのタスクを実行するために十分な時間が与えられる、各ハイライトされるチャネルを処理しディスプレイすることができる。モバイルブロードキャスト受信機110はまた、ユーザがこの方向にナビゲートすることを予期して、現在ハイライトされるチャネルの前に1つまたは複数のチャネルを処理することができる(リソースが利用可能である場合)。例えば、4つのチャネル1、2、3、及び4が1から4まで順序づけられる場合、モバイルブロードキャスト受信機110は、チャネル1上にある間に、チャネルアップを受信すると、チャネル2及び3を獲得することを開始することができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、チャネル2を放棄し、チャネル2上にある間にチャネルを受信すると、チャネル3及び4を獲得することを開始することができる。モバイルブロードキャスト受信機110はまた、マルチプル方向で(例えばチャネルスクロールの反対方向で)マルチプルチャネルを獲得することを開始することができる。代替的に、モバイルブロードキャスト受信機は、チャネルがスクロールされている間に、フォーカスのチャネル(the channel of focus)を直前に先行するまたは続く近隣チャネル上でパケットを開くように構成されることができる。
【0036】
モバイルブロードキャスト受信機110はまた、ユーザの履歴または優先度、各チャネル上のコンテンツ等のような他の情報に基づいて、チャネルを予測することができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、そのコンテンツがユーザによって好まれるコンテンツのうちの1つと整合する場合には、予測されるチャネルを復調し復号することができる。
【0037】
図4は、チャネル予測を用いてブロードキャスト情報を受信するためのプロセス400の設計を示す。プロセス400は、モバイルブロードキャスト受信機110によって実行されることができる。チャネルはユーザ入力に基づいて予測されることができる(ブロック412)。一設計では、チャネルをハイライトするユーザ入力が受信されることができ、そのハイライトされるチャネルまたは、ハイライトされるチャネルの先のチャネルは、予測されたチャネルとして選択されることができる。別の設計では、ユーザ嗜好は、時間期間にわたってユーザ入力に基づいて決定されることができ、ユーザ嗜好に整合するコンテンツを有するチャネルは、予測されたチャネルとして選択されることができる。予測されたチャネルは、チャネルのユーザ選択の前にモバイルブロードキャスト受信機において処理されることができる(ブロック414)。ユーザによって選択される場合には、予測されたチャネルからのコンテンツが提供されることができる(ブロック416)。
【0038】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ドラッグ・アンド・ドロップ・ユーザインタフェースをサポートする。このユーザインタフェースは、ユーザインタラクションを簡潔にする、及び/または、より多くの特徴及び柔軟性をサポートすることができる。
【0039】
図5は、ドラッグ・アンド・ドロップ・ユーザインタフェースをサポートするディスプレイスクリーン500の例を示す。この例では、ディスプレイスクリーン500は、メインエリア510、ディスプレイウィンドウ520、及びローンチウィンドウ530a及びローンチウィンドウ530bを含む。メインエリア510は、選択されたチャネルからのコンテンツ、メニュー、アイコン等を示すことができる。ディスプレイウィンドウ520は、ESGからチャネルを示すことができる。ローンチウィンドウ530aとローンチウィンドウ530bは、ビデオ/オーディオ/データ(例、株式相場または他のストリーミングデータ)アプリケーションをローンチするために使用されることができる。各ローンチウィンドウ530は、特定のビデオ/オーディオ/データ・アプリケーション、メインエリア510内の特定のディスプレイエリア、特定のディスプレイモードなどと関連づけられることができる。
【0040】
ユーザは、ディスプレイウィンドウ520内のチャネルをハイライトし、そして、モバイルブロードキャスト受信機に新しいウィンドウ530aまたは530bをローンチさせる、メインディスプレイ510上へと(あるいは、モバイルブロードキャスト受信機はマルチプルディスプレイを有する場合には、第1のメインディスプレイ510a、第2のメインディスプレイ510bのうちの1つの上へと−図示されず)ハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップすることができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、ハイライトされるチャネルがドロップされるローンチウィンドウ530aまたはローンチウィンドウ530bと関連づけられたアプリケーションをローンチすることができる。ハイライトされるチャネルは、選択されたローンチウィンドウと関連づけられたディスプレイウィンドウで処理されディスプレイされることができる。
【0041】
ユーザは、別のチャネルをハイライトし、そして別のローンチウィンドウを引き起こすメインディスプレイ510上へとハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップすることができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、このローンチウィンドウと関連づけられたアプリケーションをローンチすることができる。その後で、ハイライトされるチャネルは、このローンチウィンドウと関連づけられたディスプレイウィンドウにおいて、処理されディスプレイされることができる。マルチプルチャネルは、同時に、サイド・バイ・サイドディスプレイ上で、または、ピクチャ・イン・ピクチャで、ディスプレイされることができる。
【0042】
図6は、ドラッグ・アンド・ドロップ特徴を備えたブロードキャスト情報を受信するためのプロセス600の設計を示す。プロセス600はモバイルブロードキャスト受信機110によって実行されることができる。モバイルブロードキャスト受信機における第1のウィンドウ上へとハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするユーザ入力は、受信されることができる(ブロック612)。ハイライトされるチャネルは、電子サービスガイドをディスプレイするウィンドウからドラッグされることができる。第1のウィンドウと関連づけられたアプリケーションは、アクティベートされることができる(ブロック614)。ハイライトされるチャネルは、アプリケーションで処理されることができる(ブロック616)。ハイライトされるチャネルからのコンテンツは、モバイルブロードキャスト受信機における第2のウィンドウ上でディスプレイされることができる(ブロック618)。第2のウィンドウのサイズ及び/または配置は、第1のウィンドウと関連づけられた情報に基づいて、決定されることができ、または代替的には、第2のウィンドウサイズ及び/または配置は、ユーザ定義されてもよい。
【0043】
モバイルブロードキャスト受信機における第3のウィンドウ上へと第2のハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするユーザ入力が受信されることができる(ブロック620)。第3のウィンドウと関連づけられた第2のアプリケーションは、アクティベートされることができる(ブロック622)。第2のハイライトされるチャネルは、第2のアプリケーションで処理されることができる(ブロック624)。第2のハイライトされるチャネルからのコンテンツは、モバイルブロードキャスト受信機における第4のウィンドウ上でディスプレイされることができる(ブロック626)。2つのハイライトされるチャネルについての第2のウィンドウと第4のウィンドウは、非オーバーラップしていてもよく、サイド・バイ・サイドでディスプレイされてもよい。あるいは、第2のウィンドウと第4のウィンドウは、オーバーラップしていてもよく、ピクチャ・イン・ピクチャでディスプレイされてもよい。
【0044】
別の態様では、さらなる情報はブロードキャストストリームと関連づけられることができる。さらなる情報は、製品情報、宣伝情報、番組/チャネル情報などを含むことができる。さらなる情報は、ブロードキャストストリーム内の帯域内で送信され、前に受信され、そして、モバイルブロードキャスト受信機110上で保存されてもよく、または、必要であれば、ダウンロードされてもよい。逆方向リンク(あるいはアップリンク)は、さらなる情報のリクエストを送信するためにセットアップされることができ、その後で、それはリクエストに応じて順方向リンク(あるいはダウンリンク)上で送信されることができる。
【0045】
ユーザは、例えばポインティングデバイスで、ブロードキャストストリームを選択することができる。アプリケーションはユーザ選択に応じてローンチされることができる。アプリケーションは、ブロードキャストストリームと関連づけられたさらなる情報を検索し、ユーザに対してさらなる情報を提示することができる。さらなる情報は、同じウィンドウ、あるいは異なるウィンドウで提示されることができる。ユーザはまた、ディスプレイ510上へデータストリームをドラッグ・アンド・ドロップすることができ、新しい専用ウィンドウは、そのデータストリームだけのために開くであろう。
【0046】
図7は、さらなる情報を備えたブロードキャスト情報を受信するためのプロセス700の設計を示す。プロセス700は、モバイルブロードキャスト受信機110によって実行されることができる。ブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機上でディスプレイされることができる。(ブロック712)ブロードキャストストリームのユーザ選択が受信されることができる。(ブロック714)ブロードキャストストリームと関連づけられたさらなる情報は、ユーザ選択に応じて検索されることができる(ブロック716)。ブロック716の場合、さらなる情報は、ブロードキャストストリームにおいて帯域内で送信されることができ、ブロードキャストストリームから検索されることができる。さらなる情報はまた、ブロードキャストストリームのユーザ選択の前にモバイルブロードキャスト受信機において保存されることができる。さらなる情報はまた、ブロードキャストストリームのユーザ選択を受信することに応じてダウンロードされることができる。さらなる情報は、ブロードキャストストリームによって提示された製品のための情報、製品のための宣伝情報、ブロードキャストストリームのための番組/チャネル情報、ある他の情報、あるいはそれらの組み合わせを含むことができる。さらなる情報は、モバイルブロードキャスト受信機上で提示されることができる(ブロック718)。
【0047】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ブロードキャストストリームを復調し復号し、外部デバイス150へコンテンツを送信する。外部デバイス150はディスプレイユニット156上でコンテンツをディスプレイすることができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、相対的に小さいディスプレイユニット122を備えた、ハンドヘルドデバイス(例、セルラ電話)であってもよい。外部デバイス150は、より大きな及び/またはより高い解像度のディスプレイユニット156を有する、より大きなデバイスであってもよい(例、ラップトップコンピュータまたはデジタルテレビ)。より大きなディスプレイユニット156上でコンテンツをディスプレイすることは、ブロードキャストストリームのユーザ閲覧を改善することができる。
【0048】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ブロードキャストストリームを部分的に処理し、外部デバイス150は、ブロードキャストストリームの処理を完了する。この受信機アーキテクチャは、さらなるブロードキャストポータビリティ及びユーザ柔軟性を提供することができる。
【0049】
ブロードキャスト受信機チェインは、例えばチャネル復調、チャネル復号、ビデオ/音声解凍、プロトコル層処理等のような様々な機能を含むことができる。これらの様々な機能は、モバイルブロードキャスト受信機110のような単独デバイスによって実行されることができる。代替的に、マルチプルデバイスは、ブロードキャスト受信機チェインにおける機能を実行することができ、そしてそれは、モバイル環境において、ブロードキャストストリーム(例、ビデオ/オーディオストリーム)を受信するための、さらなるユーザポータビリティ及び柔軟性を提供することができる。1つのデバイス(例、モバイルブロードキャスト受信機110)は、チャネル復調とチャネル復号のような物理層の受信機機能を実行することができる。別のデバイス(外部デバイス150)は、ビデオ/オーディオ解凍とプロトコル層処理を実行し、さらにディスプレイ機能性を提供することができる。
【0050】
一般的に、ブロードキャスト受信機チェインにおける機能は、様々な方法でマルチプルデバイスの中で分割されることができる。異なるデバイスの中の受信機機能の区分化(partitioning)は、下記のような様々なファクタに基づく。
【0051】
・プロセッシングパワー(processing power)―モバイルブロードキャスト受信機110は、より少ないプロセッシングパワーを必要とするタスクを実行し、パワー効率を改善することができる。
【0052】
・モビリティ(mobility)―モバイルブロードキャスト受信機110は、モビリティを改善するためにより少ないフォームファクタを有することができる。
【0053】
・セキュリティ(security)―モバイルブロードキャスト受信機110は、暗号化機能を含むことができるので、ユーザは、ヒストグラム/自身のブロードキャストサービス加入を採択することができ、1以上の外部デバイス上でブロードキャストサービス加入によってカバーされたコンテンツを受信することができる。
【0054】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、1以上のブロードキャストストリームを受信し処理し、同じ時間または異なる時間で、マルチプル外部デバイスに対して1以上のブロードキャストストリームのための出力データ(例、復号されたデータまたはコンテンツ)を送信する。モバイルブロードキャスト受信機110と外部デバイスとの間の通信リンクは、無線リンク(例、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)等)、及び/または、ワイヤー・ライン・リンク(例、LAN)であってもよい。モバイルブロードキャスト受信機110からの送信は、ポイント・ツー・ポイント、あるいはマルチキャスト、であってもよく、そして、ワイヤレスまたはワイヤー・ラインのネットワーク内にあってもよい。モバイルブロードキャスト受信機110は、すべての外部デバイスに対して、同じ出力データを送ることができる。代替的に、モバイルブロードキャスト受信機110は、異なる外部デバイスに対して、異なる出力データを送ることができる。
【0055】
外部デバイスは、その外部デバイス内のディスプレイユニット上の提示の準備ができているコンテンツを受信することができる。あるいは、外部デバイスは、モバイルブロードキャスト受信機110から、復号されたデータを受信し、そして、解凍、及び/または、ディスプレイユニット上の表示に適切なコンテンツを得るために復号されたデータに関する他の処理、を実行することができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、選択された時間で、1つまたは複数のデバイス上でディスプレイされることができる様々なコンテンツをユーザが選択する、マルチキャストサーバとして作用することができる。
【0056】
図8は、マルチプルデバイスを用いてブロードキャストストリームを処理しディスプレイするためのプロセス800の設計を示す。ブロードキャストストリームは、出力データを得るためにモバイルブロードキャスト受信機において処理されることができる(ブロック812)。出力データは、さらなる処理及び/またはディスプレイのために、第1の外部デバイスに対して送信されることができる(ブロック814)。一設計では、出力データは、ブロードキャストストリームからのコンテンツを備え、第1の外部デバイスはコンテンツをディスプレイする。別の設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、出力データを得るためにブロードキャストストリームを復調し復号し、第1の外部デバイスは、ブロードキャストストリームからのコンテンツを得るために出力データを解凍する。したがって、出力データは、(i)ディスプレイに適したコンテンツ、または、(ii)ディスプレイに適したコンテンツを得るために第1の外部デバイスによってさらに処理されるべき中間の/復号されたデータ、を備えることができる。
【0057】
出力データは、さらなる処理及び/またはディスプレイのために、第2の外部デバイスへ送信されることができる(ブロック816)。出力データは、マルチキャスト送信を介して、第1の外部デバイスと第2の外部デバイスに対して同時に送信されることができる。あるいは、出力データは、ポイント・ツー・ポイント伝送を介して、第1の外部デバイスと第2の外部デバイスに対して別々に送信されることができる。
【0058】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ディスプレイユニット122上で、または、ディスプレイユニット122a、122bなどの1つまたは複数の上で(図示されず)、ライブコンテンツと保存されたコンテンツとを同時にディスプレイする。モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザによって選択されたチャネルを復号し、そして、例えばユーザによって指図されるように、メモリ132において、選択されたチャネルからコンテンツを保存することができる。その後で、モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザによって選択されたチャネルを処理し、選択されたチャネルからライブコンテンツを得ることができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、ディスプレイユニット122上で、保存されたコンテンツ(例、ユーザ選択に応じている)と共にライブコンテンツをディスプレイすることができる。ライブコンテンツと保存されたコンテンツは、異なる時間の同じチャネルから受信されてもよく、または、異なるチャネルから受信されてもよい。
【0059】
図9は、ライブコンテンツと保存されたコンテンツとを同時にディスプレイするプロセス900の設計を示す。プロセス900は、モバイルブロードキャスト受信機110によって実行されることができる。第1のブロードキャストストリームは、第1のブロードキャストストリームからのライブコンテンツを得るために、モバイルブロードキャスト受信機において処理されることができる(ブロック912)。ライブコンテンツと共に保存されたコンテンツをディスプレイするユーザ選択が受信されることができる(ブロック914)。保存されたコンテンツは、その後でモバイルブロードキャスト受信機においてメモリから検索されることができる(ブロック916)。第1のブロードキャストストリームを処理する前に、別のブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機において処理されることができ、このブロードキャストストリームからのコンテンツは、メモリにおいて保存されることができる。保存されたコンテンツはまた、他の方法で得られた他のコンテンツであってもよい。いずれの場合においても、ライブコンテンツと保存されたコンテンツは、モバイルブロードキャスト受信機において同時にディスプレイされることができる(ブロック918)。
【0060】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、マルチプルブロードキャストストリームを同時に受信し、処理し、そしてそれは、1つまたは複数のディスプレイユニット上でディスプレイされることができる。一設計では、マルチプルブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機110におけるディスプレイユニット122上で提示されることができる。別の設計では、1つのブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機110におけるディスプレイユニット122上で提示されることができ、別のブロードキャストストリームは、外部デバイス150におけるディスプレイユニット156上で提示されることができる。さらに別の設計では、マルチプルブロードキャストストリームは、外部デバイス150におけるディスプレイユニット156上で提示されることができる。一般に、任意の数のブロードキャストストリームが同時に受信されることができ、任意の数のディスプレイユニット上で提示されることができる。
【0061】
図10は、マルチプルブロードキャストストリームを同時に受信しディスプレイするプロセス1000の設計を示す。マルチプルブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機において受信されることができる(ブロック1012)。マルチプルブロードキャストストリームは、少なくとも1つのディスプレイユニット上でディスプレイされることができる(ブロック1014)。一設計では、マルチプルブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機における1つのディスプレイユニット上でディスプレイされる。別の設計では、ブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャストユニットにおけるマルチプルのディスプレイユニット上でディスプレイされることができる。別の設計では、第1のブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機における第1のディスプレイユニット上でディスプレイされることができ、第2のブロードキャストストリームは、外部デバイスにおける第2のディスプレイユニット上でディスプレイされることができる。さらに別の設計では、マルチプルブロードキャストストリームは、外部デバイスにおける1つのディスプレイユニット上でディスプレイされることができる。
【0062】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザ統計を集め、そして、指定されたネットワークエンティティ、例えばコンテンツプロバイダ、ネットワークオペレータ等、に戻って、その集められた統計を送信する。集められた統計は、ユーザの閲覧傾向についてであって、また、視聴されたコンテンツのタイプ、コンテンツ検索の頻度、コンテンツ検索の時間、コンテンツ検索のロケーション、等のような情報を含むことができる。ユーザ、コンテンツプロバイダ、ネットワークオペレータ、あるいは他のあるエンティティによって開始されるとき、集められた統計は報告されることができる。報告が開始されるとき、集められた統計は、プロセッサ/コントローラ130によって処理され、送信機(TMTR)114によって条件付けられ、そして、指定されたネットワークエンティティに対して逆方向リンクを介して送信されることができる。逆方向リンクは、無線リンク(図1で示されるような)あるいはワイヤー・ライン・リンクであってもよい。集められた統計は、コンテンツが送信されるときの時間を選択するために、及び/または、他の目的のために、将来送信するコンテンツを選択するために使用されることができる。
【0063】
図11は、ユーザ統計を集め報告するためのプロセス1100の設計を示す。プロセス1100は、モバイルブロードキャスト受信機110によって実行されることができる。ブロードキャストコンテンツのためのユーザ選択は、時間期間にわたって受信されることができる(ブロック1112)。ユーザ閲覧傾向の統計は、ユーザ選択に基づいて決定されることができ、モバイルブロードキャスト受信機において集められることができる(ブロック1114)。集められた統計は、視聴されたコンテンツのタイプ、コンテンツ検索の頻度、コンテンツ検索の時間、コンテンツ検索のロケーション、他のある情報、あるいはそれらの組み合わせを備えることができる。集められた統計は、指定されたネットワークエンティティに対して報告される(例えば、セルラシステムにおける逆方向リンクを介して送信される)ことができる(ブロック1116)。
【0064】
当業者は、情報と信号は様々な異なる技術及び技法のいずれかを使用して表わされることができるということを理解するであろう。例えば、上記の説明の全体にわたって参照されることができる、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場あるいは磁粒子、光場あるいは光学粒子、あるいはそれらのいずれの組み合わせ、によって表わされることができる。
【0065】
当業者は、様々な説明のための論理ブロック、モジュール、回路、及び、ここに開示された実施形態に関連して説明されたアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェアあるいは両方の組合せとしてインプリメントされることができる、ということをさらに理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明瞭に説明するために、様々な説明のためのコンポーネント、ブロック、モジュール、回路及びステップが、一般に、それらの機能性という観点から、上記に説明されてきた。そのような機能性が、ハードウェアあるいはソフトウェアとしてインプリメントされるかどうかは、特定のアプリケーションと全体のシステムに課された設計制約(design constraints)によって決まる。熟練職人は、各特定のアプリケーションについての様々な方法で、説明された機能性をインプリメントすることができるが、そのようなインプリメンテーションの決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈されるべきでない。
【0066】
ここでの開示に関連して説明された様々な説明のための論理、論理ブロック、モジュール及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、あるいは他のプログラマブル論理回路、ディスクリートゲートあるいはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここに説明された機能を実行するように設計されたそれらのいずれの組み合わせ、でインプリメントされる、あるいは実行されることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステートマシン(state machine)であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイス(computing devices)の組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併用しての1以上のマイクロプロセッサ、あるいはいずれの他のそのような構成のもの、としてインプリメントされることができる。
【0067】
ここにおける開示と関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されたソフトウェアモジュールにおいて、あるいは2つの組み合わせにおいて、具現化されることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMあるいは当技術分野において知られている記憶媒体のいずれの他の形態、において存在する(reside)ことができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサに結合されるので、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み取ることができ、また記憶媒体に情報を書き込むことができる。あるいは、記憶媒体は、プロセッサに組み込まれていてもよい。プロセッサと記憶媒体は、ASICにおいて常駐していてもよい。さらに、ASICは、ユーザ機器に存在していてもよい。あるいは、プロセッサと記憶媒体は、ユーザ端末において、ディスクリートコンポーネントとして存在していてもよい。
【0068】
1つまたは複数の例示的な設計では、説明された機能(functions)は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアあるいはそれらのいずれかの組み合わせにおいてインプリメントされることができる。ソフトウェアでインプリメントされる場合には、機能は、コンピュータ可読媒体上で、1つまたは複数の命令あるいはコードとして、記憶されてもよく、あるいは、送信されることができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送(transfer)を容易にするいずれの媒体も含んでいる、コンピュータ記憶媒体(computer storage media)と通信媒体(communication media)の両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされることができるいずれの利用可能な媒体であることができる。例として、限定されないが、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMあるいは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージあるいは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令あるいはデータストラクチャの形態において望ましいプログラムコード手段を保存あるいは搬送するために使用されることができる、また、汎用コンピュータまたは専用コンピュータ、または、汎用プロセッサまたは専用プロセッサ、によってアクセスされることができる、任意の他の媒体も備えることができる。また、いずれの接続(connection)もコンピュータ可読メディア(computer-readable medium)と適切に名付けられる。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、あるいは、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア(twisted pair)、デジタル加入者ライン(digital subscriber line)(DSL)、あるいは赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術を使用している他の遠隔ソース、から送信される場合には、そのときには、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術は、媒体(medium)の定義に含まれている。ここに使用されているように、ディスク(disk)とディスク(disc)は、コンパクトディスク(compact disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(laser disc)、光学ディスク(optical disc)、デジタル汎用ディスク(digital versatile disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)及びブルーレイディスク(blu-ray disc)を含んでおり、「ディスク(disks)」は、大抵、データを磁気で再生しているが、「ディスク(discs)」は、レーザーで光学的に再生する。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0069】
本開示の前述の説明は、いずれの当業者も本開示を作るまたは使用することを可能にするために提供されている。本開示に対する様々な修正は、当業者にとっては容易に明らかであろう、そして、ここにおいて定義された包括的な原理は、本開示の精神あるいは範囲から逸脱することなく、他の変形に適用されることができる。したがって、本開示は、ここにおいて開示された例と設計に限定されることは意図されておらず、ここにおいて開示された原理及び新規な特徴に整合する最も広い範囲が与えられるべきである。
【優先権主張】
【0001】
(米国特許法第119条の下の優先権主張)
本願は、ここにおける参照によってここによって明示的に組み込まれ、ここでの譲受人に譲渡され、2008年5月29日に出願され、「モバイルブロードキャスト受信機の性能とユーザエクスピエリエンスを改善する方法及び装置(METHOD AND APPARATUS FOR IMPROVING PERFORMANCE AND USER EXPERIENCE OF A MOBILE BROADCAST RECEIVER)」と題された、仮出願第61/057,082号の優先権を主張する。
【背景】
【0002】
(I.分野)
本開示は、一般的には通信に関し、より具体的には、ブロードキャスト情報を受信する技術に関する。
【0003】
(II.背景)
ブロードキャストシステムは、モバイルブロードキャスト受信機による受信用の様々なコンテンツを搬送する複数のチャネルをブロードキャストすることができる。モバイルブロードキャスト受信機は、地上及び/または衛生のブロードキャストシステムから、信号を受信することができる受信機であり、ユーザによって搬送されることが意図されている(静的でいる代わりに)。
【0004】
モバイルブロードキャスト受信機(mobile broadcast receiver)を操作するユーザは、ユーザにとって関心のあるチャネルまたはコンテンツを選択することができる。コンテンツは、ストリーミングされたまたはリアルタイムの、オーディオ/ビデオまたはデータキャストコンテンツであってもよい。モバイルブロードキャスト受信機は、選択されたチャネルのための関連パラメータを決定し、その後で、復号されたデータを得るためにこれらのパラメータに従ってチャネルを復調し、復号することができる。モバイルブロードキャスト受信機は、選択されたチャネルにおいて送信されたコンテンツを得るために、復号されたデータをさらに処理することができる。モバイルブロードキャスト受信機は、選択されたチャネルを連続的に処理し、チャネルが受信について選択されるかぎり、ストリーミング方法でコンテンツを提供する。
【0005】
モバイルブロードキャスト受信機は、制限されたユーザインタフェース及びディスプレイ機能を備えたポータブルデバイスであってもよい。そのような制限された機能でユーザエクスピエリエンス(user experience)及び性能を改善することは望ましい。
【発明の概要】
【0006】
モバイルブロードキャスト受信機においてブロードキャスト情報を受信するための様々な技術がここにおいて記載される。これらの技術は、ユーザインタラクションを簡潔化にし、及び/または、モバイルブロードキャスト受信機の制限された機能でより多くの特徴及び柔軟性をサポートする。
【0007】
一態様では、モバイルブロードキャスト受信機は、ユーザ通知(user notification)を提供し、及び/または、ブロードキャストコンテンツについてのユーザ嗜好(user preferences)に基づいてアプリケーションを自動的にローンチする(launches)。一設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、時間期間にわたって、異なるブロードキャストコンテンツについてユーザ選択(user selections)を受信し、そのユーザ選択に基づいて、ブロードキャストコンテンツについてのユーザ嗜好を決定し、そして、ユーザ嗜好を保存する。モバイルブロードキャスト受信機は、その後で、入ってくるブロードキャストコンテンツ(incoming broadcast content)をモニタし、そして、その入ってくるブロードキャストコンテンツとユーザ嗜好に基づいて、ユーザ通知を提供する及び/またはアプリケーションを自動的にローンチする。
【0008】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機は、ユーザ入力/アクティビティのリアルタイムモニタリングに基づいて今後のチャネル選択(future channel selection)を予測することによって、チャネル切換時間(channel switching time)を改善する。一設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、ユーザ入力に基づいてチャネルを予測し(例えばチャネルをハイライトするために)、チャネルの選択の前にその予測されたチャネルを処理し、ユーザによって選択される場合には、その予測されたチャネルからコンテンツを提供する。
【0009】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機は、ドラッグ・アンド・ドロップ・ユーザインタフェース(drag-and-drop user interface)をサポートする。一設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、第1のウィンドウ上へハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするためにユーザ入力を受信し、第1のウィンドウと関連づけられたアプリケーションをアクティベートし(activates)、アプリケーションでハイライトされるチャネルを処理し、第2のウィンドウ上でハイライトされるチャネルからのコンテンツをディスプレイする。第2のウィンドウのサイズ及び/または配置は、第1のウィンドウと関連づけられた情報に基づいて決定されることができる。
【0010】
別の態様では、さらなる情報は、ブロードキャストストリームと関連づけられてもよく、そして、ブロードキャストストリームが選択されるときに提供される。さらなる情報は、製品情報、宣伝情報、チャネル情報等を備えることができる。一設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、ブロードキャストストリームをディスプレイし、ブロードキャストストリームのユーザ選択を受信し、そのユーザ選択に応じてブロードキャストストリームと関連づけられたさらなる情報を検索し、そして、同じウィンドウにおいて、または、同じまたは異なるディスプレイユニット上で新しいディスプレイを開くことによって、ユーザに対してさらなる情報を提示する。
【0011】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機は、ブロードキャストストリームを部分的にあるいは完全に処理し、さらなる処理及び/またはディスプレイのために、外部デバイスに対して出力データを送信する。一設計では、出力データは、ブロードキャストストリームからのコンテンツを備え、外部デバイスは、コンテンツをディスプレイする。別の設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、出力データを得るために、ブロードキャストストリームを復調し復号し、外部デバイスは、ブロードキャストストリームからのコンテンツを得るために、出力データを解凍する。モバイルブロードキャスト受信機はまた、処理及び/またはディスプレイのために1つまたは複数の更なる外部デバイスに対して出力データを送信することができ、あるいは、モバイルブロードキャスト受信機は、出力を受信するために、1以上のディスプレイを有することができる。
【0012】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機は、ライブコンテンツと保存されたコンテンツとを同時にディスプレイする。一設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、ライブコンテンツを得るためにブロードキャストストリームを処理し、ライブコンテンツと共に保存されたコンテンツをディスプレイするためにユーザ選択を受信し、メモリから、保存されたコンテンツを検索し、そして、ライブコンテンツと保存されたコンテンツとを同時にディスプレイする。
【0013】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機は、マルチプルブロードキャストストリーム(multiple broadcast streams)を同時に受信し、そしてそれは、1以上のディスプレイユニット上でディスプレイされることができる。一設計では、マルチプルブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機における1つのディスプレイユニット上でディスプレイされる。別の設計では、第1のブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機における第1のディスプレイユニット上でディスプレイされ、第2のブロードキャストストリームは、外部デバイス(external device)における第2のディスプレイユニット上でディスプレイされる。さらに別の設計では、マルチプルブロードキャストストリームは、外部デバイスにおける1つのディスプレイユニット上でディスプレイされることができる。
【0014】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機は、ユーザ統計(user statistics)を集め、指定されたネットワークエンティティに戻って、その集められた統計を送信する。一設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、時間の期間にわたってブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択を受信し、そのユーザ選択に基づいて、ユーザ閲覧傾向(user viewing habits)の統計を決定し収集し、指定されたネットワークエンティティに対して、その集められた統計を報告する。
【0015】
本開示の様々な態様及び特徴は、下記でさらに詳細に説明されている。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は、モバイルブロードキャスト受信機のブロック図を示す。
【図2】図2は、ユーザ通知及び/または自動アプリケーションローンチ(automatic application launch)でブロードキャストを受信するためのプロセスを示す。
【図3】図3は、モバイルブロードキャスト受信機における例示的なディスプレイスクリーンを示す。
【図4】図4は、チャネル予測を用いてブロードキャストを受信するためのプロセスを示す。
【図5】図5は、ドラッグ・アンド・ドロップ・ユーザインタフェースをサポートする、例示的なディスプレイスクリーンを示す。
【図6】図6は、ドラッグ・アンド・ドロップ特徴を備えたブロードキャストを受信するためのプロセスを示す。
【図7】図7は、さらなる情報を備えたブロードキャストを受信するためのプロセスを示す。
【図8】図8は、マルチプルデバイスでブロードキャストストリームを受信するためのプロセスを示す。
【図9】図9は、ライブコンテンツと保存されたコンテンツとをディスプレイするためのプロセスを示す。
【図10】図10は、マルチプルブロードキャストストリームを受信するためのプロセスを示す。
【図11】図11は、ユーザ統計を集め、報告するためのプロセスを示す。
【詳細な説明】
【0017】
ここにおいて記載された技術は、様々なブロードキャストシステムとモバイルブロードキャスト標準規格を用いて、使用されることができる。そのようなシステム及び/または標準規格のいくつかの例は、限定されてはいないが、MediaFLO、ハンドヘルド用のデジタルビデオブロードキャスティング(DVB−H)、衛星用のデジタルビデオブロードキャスティング(DVB−SH)、チャイナ・マルチメディアモバイルブロードキャスティング(China Multimedia Mobile Broadcasting)(CMMB)、そして、地上テレビブロードキャスティングのための集積されたサービスのデジタルブロードキャスティング(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial Television Broadcasting) (ISDB-T)システム、を含む。MediaFLO、DVB−H、及びSDB−Tは、地上通信ネットワークにわたるマルチメディアのデジタル送信をサポートする。MediaFLOは、2006年8月付けの「地上モバイルマルチメディアマルチキャスト用の順方向リンク専用無線インタフェース仕様(Forward Link Only Air Interface Specification for Terrestrial Mobile Multimedia Multicast)」と題されたドキュメントTIA−1099で説明されている。DVB−Hは、2004年11月付けの「デジタルビデオブロードキャスティング(DVB);地上デジタルテレビのためのフレーミングストラクチャ、チャネル符号化、及び変調(Digital Video Broadcasting (DVB); Framing Structure, Channel Coding and Modulation for Digital Terrestrial Television)」と題されたドキュメントETSI EN 300 744で説明されている。ISDB−Tは、2003年7月付けの「地上デジタルテレビブロードキャスティングのための送信システム(Transmission System for Digital Terrestrial Television Broadcasting)」と題されたドキュメントARIB STD−B31で説明されている。これらの文書は公的に入手可能である。
【0018】
図1は、モバイルブロードキャスト受信機110の設計のブロック図を示しており、そしてそれは、MediaFLO、DVB−H、ISDB−T、及び/または、他のブロードキャストシステムを受信することができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、スタンドアロンの受信機(stand-alone receiver)であってもよく、または、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ワイヤレスモデム等の一部であってもよい。
【0019】
モバイルブロードキャスト受信機110内では、アンテナ112は、ブロードキャスト局によって送信される信号を受信し(図1で図示されず)、受信機(RCVR)1114に対して受信された信号を提供する。受信機114は、受信された信号を条件づけ(例えば、フィルタにかけ、増幅し、周波数ダウンコンバートし、そしてデジタル化する)、サンプルを提供する。デモジュレータ/デコーダ(Demod/decoder)116は、対象のチャネルのためのサンプルを復調し復号し、そして、復号されたデータを提供する。オーディオ/ビデオプロセッサ118は、復号されたデータを解凍し、チャネルからのコンテンツを提供する。解凍は、ビデオ復号、オーディオ復号、コンテンツ復号などを含むことができ、復号、解読等とも呼ばれることができる。出力ドライバ120は、コンテンツを処理し(例、アナログ変換し、フィルタにかけ、増幅し)、1つまたは複数の出力デバイス上の提示に適した1つまたは複数の出力信号を生成する。出力デバイス(単数または複数)は、ディスプレイユニット122(例、LCDスクリーン)、オーディオユニット124(例、拡声器)及び/または他の出力デバイスを含むことができる。
【0020】
ユーザインタフェースユニット128は、キーパッド、タッチスクリーン及び/または他の入力デバイスを介してユーザ入力を受信する。コントローラ/プロセッサ130は、モバイルブロードキャスト受信機110において、オペレーションを指図する。メモリ132は、モバイルブロードキャスト受信機110内の処理装置によって使用されるプログラムコード及びデータを保存する。メモリ132はまた、1つまたは複数のチャネルからの復号されたデータ及び/またはコンテンツ、ユーザ入力及び選択、ブロードキャストについてのユーザ嗜好、等を保存することができる。通信(Comm)ユニット134は、外部デバイス150のような他の外部デバイスとの通信をサポートする。通信ユニット134はワイヤー・ライン通信(図1で図示されているような)及び/またはワイヤレス通信をサポートすることができる。
【0021】
外部デバイス150は、ラップトップコンピュータ、デジタルテレビ、あるいは、ある他のコンピューティングまたはマルチメディアデバイスであってもよく、そしてそれは、例えば他の機能を有しない外部デバイスのような制限された機能を備えたデバイスを含んでいる。外部デバイス150内では、ビデオ/オーディオプロセッサ152は、復号されたデータを解凍し、コンテンツを提供する。出力ドライバ154は、ビデオ/オーディオプロセッサ152からコンテンツを処理し、ディスプレイユニット156及び/またはオーディオユニット158上の提示に適した1つまたは複数の出力信号を生成する。通信ユニット160は、モバイルブロードキャスト受信機110及び/または他のデバイスとのワイヤー・ライン及び/またはワイヤレス通信をサポートする。コントローラ/プロセッサ162は、外部デバイス150においてオペレーションを指図する。メモリ164は、外部デバイス150及び/または他のデータ内の処理装置によって使用されるプログラムコード及びデータを保存する。
【0022】
モバイルブロードキャスト受信機110は、制限されたユーザインタフェースとディスプレイ機能を有することができる。様々な技術は、モバイルブロードキャスト受信機110におけるそのような制限された機能を備えた、性能とユーザエクスピエリエンスを改善するためにここにおいて記載されている。
【0023】
一態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、異なるコンテンツのユーザ選択のようなユーザインタラクションの履歴、各ユーザ選択が行われた時間等を保持する。異なるコンテンツは、ニュース、スポーツの得点、株式相場、天気予報、交通情報、リアルタイムのビデオストリーム、リアルタイムオーディオ・ストリーム、ノンリアル・タイム・ビデオ・クリップ、ノンリアル・タイム・オーディオ・クリップなどを含むことができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザインタラクションの履歴に基づいて、異なるコンテンツについてのユーザ嗜好、異なるコンテンツについての優先度の順序、異なるコンテンツについての好まれた閲覧回数を決定することができる。一設計では、ユーザ選択がなされるときはいつでも、モバイルブロードキャスト受信機110は、選択されるコンテンツ、選択の時間等を決定する。モバイルブロードキャスト受信機110は、例えば選択されたコンテンツのカウントをインクリメントし、選択の時間を記すことによって、ユーザ嗜好を更新する。モバイルブロードキャスト受信機110は、各タイプのコンテンツが選択される回数に基づいて、異なるコンテンツについてのユーザ嗜好を決定することができる。
【0024】
ユーザはさらに、ユーザ嗜好を明示的に入力することができる。例えば、ユーザによって好まれるコンテンツのタイプ、各タイプのコンテンツが望まれる間のタイムウィンドウ、各タイプのコンテンツについてのアプリケーション自動ローンチまたは通知を望むかどうか、等を入力することができる。ブロードキャスト110は、ユーザによって入力されたユーザ嗜好、及び/または、ユーザインタラクションから学習されたユーザ嗜好、を保存することができる。
【0025】
モバイルブロードキャスト受信機110は、バックグラウンドにおいてブロードキャスト情報を受信することができる。ブロードキャスト情報は、ユーザによって消費される、あるいは、ディスカードされる(保存されない)ことを意図されるリアルタイムストリーミングコンテンツを含むことができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、モバイルブロードキャスト受信機上で、入ってくるコンテンツ及び/または保存された番組ガイドデータをモニタすることができ、ユーザ嗜好に基づいて、ユーザに通知する、及び/または、アプリケーションを自動的にローンチすることができる。例えば、入ってくるコンテンツがユーザの好むコンテンツのうちの1つに整合する場合には、モバイルブロードキャスト受信機110は、ディスプレイユニット122上で入ってくるコンテンツのアラートをディスプレイし、オーディオユニット124上で入ってくるコンテンツのアラートをアナウンスし、及び/または、入ってくるコンテンツと関連づけられたアプリケーションを自動的にローンチすることができる。ユーザ通知は、入ってくるコンテンツのユーザ選択をもたらすことができ、モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザによって命令されるように、入ってくるコンテンツを処理することができる。ローンチされたアプリケーションは、ストリーミングデータまたはa/vコンテンツを開始することができ、または、ユーザに入力するように促す(再生する、再生しない、メモリに保存する、無視する等)。
【0026】
モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザに通知することができる、及び/または、いつでもユーザ嗜好に基づいてアプリケーションを自動的にローンチすることができる。代替的に、この特徴は、ある時間の間のみ、例えば作業時間の後だけ、イネーブルにされることができる。
【0027】
図2は、ユーザ通知、及び/または、自動アプリケーションローンチで、ブロードキャスト情報を受信するためのプロセス200の設計を示す。プロセス200は、モバイルブロードキャスト受信機110によって実行されることができる。異なるブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択は、時間期間にわたって受信されることができる(ブロック212)。ブロードキャストコンテンツについてのユーザ嗜好は、ユーザ選択に基づいて決定されることができる(ブロック214)。代替的にまたは追加的に、ブロードキャストコンテンツについてのユーザの選択は、ユーザ入力に基づいて識別されることができる。ブロードキャストコンテンツについてのユーザ嗜好は保存されることができる(ブロック216)。入ってくるブロードキャストコンテンツは、限定されないが、電子番組ガイド(EPG)データ、関連メタデータ等を含んでおり、モバイルブロードキャスト受信機においてモニタされることができる(ブロック218)。モバイルブロードキャスト受信機は、例えば終始または指定された時間の間のみ、ブロードキャストコンテンツのユーザ嗜好と入ってくるブロードキャストコンテンツに基づいて、アプリケーションを自動的にローンチする及び/またはユーザ通知を提供することができる(ブロック220)。
【0028】
ユーザが受信のための新しいチャネルを選択するときにはいつでも、モバイルブロードキャスト受信機110は、新しいチャネルからコンテンツを獲得し、処理し、ディスプレイするために1セットのタスクを実行することができる。これらのタスクは新しいチャネルについての関連パラメータを得て、そのパラメータにしたがって新しいチャネルを復号し、そして、新しいチャネルからコンテンツを得るために復号されたデータを解凍することを含むことができる。チャネルを変更するのに必要とされた時間量は、例えば1秒以上のように、比較的長くてもよい。モバイルブロードキャスト受信機110は、古いチャネルから最後に復号されたフレームでディスプレイをフリーズさせる(freeze)、または、新しいチャネルを獲得し処理する時間の間にディスプレイをブランクにする、ことができる。しかしながら、ディスプレイをフリーズさせる、または、ブランクにすることは、ユーザにとって煩わしい。
【0029】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザ入力/アクティビティのリアルタイムモニタリングに基づいて、今後のチャネル選択を予測することによって、チャネル切換時間を改善する。モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザによって選択されうるチャネルを予測することができ、そして、より早いチャネル切換を達成するために、ユーザによる選択の前に、予測されたチャネルを復調し復号することができる。
【0030】
図3は、モバイルブロードキャスト受信機110における例示的なディスプレイスクリーン300を示す。この例では、ディスプレイスクリーン300は、メインエリア310とディスプレイウィンドウ320を含む。メインエリア310は、現在選択されたチャネルからのコンテンツ、メニュー、アイコンなどを示すことができる。ディスプレイウィンドウ320は、電子サービスガイド(ESG)を示し、それはまた、番組ガイド、チャネルガイドなどと呼ばれる。ESGは、様々なチャネルと、各チャネルのコンテンツをリストすることができる。一般に、ディスプレイスクリーン300は、いずれのタイプのコンテンツのための任意の数のエリア及びウィンドウを含むことができる。
【0031】
ユーザは、モバイルブロードキャスト受信機110上で、適切なキー(例、「ESG」キー)をクリックすることにより、いつでもESGを提示することができる(may bring up)。モバイルブロードキャスト受信機110はまた、ユーザが指定されたキーのセットのうちのいずれかをクリックする場合には、ESGを自動的に提示することができ、または、ESGは、履歴、プロファイル、優先度等に基づいて自動的に提示されることができる(例えば、ESGデータは、私が興味を持つかもしれない番組が放映されることを示すので、MBRは、ESGをローンチし、視聴する、録画するなどのオプションと共にプログラムを私に通知する)。いずれの場合も、モバイルブロードキャスト受信機110は、次のチャネル選択を予測するためにESGを通じてユーザナビゲーションをモニタすることができる。
【0032】
図3で示される例では、ESGは、チャネルのリストとそれらのコンテンツをディスプレイする。カーソル322は、現在ハイライトされているチャネルを示す。カーソル322は、ユーザキーアクションに応じてESGを上下に動かす。ユーザがディスプレイウィンドウ320の上または下を通過してカーソルを動かす場合には(または、時間に関らずにスクロールするときには、TV ESG上で横に(horizontal like on a TV ESG when scrolling though time))、ESGの別のセクションは、検索されることができ、ディスプレイウィンドウ320上でディスプレイされることができる。
【0033】
一設計では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザによって現在ハイライトされているが、ユーザによる即時の閲覧(immediate viewing)について選択されなかったかもしれない、チャネル/パケット/バーストを復調し復号する。ユーザはESGを通じてスクロールしてもよく、また、現在ハイライトされるチャネルは、「スクロールアップ(scroll up)」あるいは1つの「スクロールダウン(scroll down)」コマンドによって決定されることができる。ユーザはまた、例えばキーパッドを介して、特定チャネルを入力することができ、その入力されたチャネルは、ハイライトされることができる。いずれの場合においても、モバイルブロードキャスト受信機110は、チャネル切換時間を改善するために、その選択の前に、現在ハイライトされるチャネルを復調し復号することができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、チャネルがユーザによって選択される場合、またチャネルがユーザによって選択されるときに、チャネルをより速くディスプレイすることができる。
【0034】
別の設計では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザによる今後のチャネル選択を予測することができ、ユーザによって選択されうるチャネルを復調し復号する(または、私がスクロールする直前または私がスクロールすることに続いて近隣チャネル上でパケットを開くことによって、開始するために選択することができる)。モバイルブロードキャスト受信機110は、チャネルシーケンスをモニタし、そして、スクロールの方向、スクロールのスピード、スクロールの方法などのような情報に基づいて、チャネルを予測することができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、スクロールの方向及びスピードに基づいて予測されたチャネルを決定することができ、その予測されたチャネルは、現在ハイライトされるチャネルの前に、あることができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、チャネルがユーザによって選択される場合には、可能なディスプレイ(possible display)について、予測されたチャネルを復調し復号することができる。ユーザが現在のチャネルから相対的に遠い特定チャネルに到達しようとする場合には、ユーザは、「スクロールアップ(scroll up)」ボタンを連続的に押すことができる。この場合、モバイルブロードキャスト受信機110は、「スクロールアップ(scroll up)」ボタンが解除される(released)まで、急速に変化するハイライトされるチャネルを無視してもよく、ボタンの解除の後でハイライトされるチャネルを復調し、復号することができる。
【0035】
ユーザは、チャネルをサーフィンするために、なんらかの周期的なレートで「スクロールアップ(scroll up)」ボタンをクリックすることができる。この場合には、モバイルブロードキャスト受信機110は、これらのタスクを実行するために十分な時間が与えられる、各ハイライトされるチャネルを処理しディスプレイすることができる。モバイルブロードキャスト受信機110はまた、ユーザがこの方向にナビゲートすることを予期して、現在ハイライトされるチャネルの前に1つまたは複数のチャネルを処理することができる(リソースが利用可能である場合)。例えば、4つのチャネル1、2、3、及び4が1から4まで順序づけられる場合、モバイルブロードキャスト受信機110は、チャネル1上にある間に、チャネルアップを受信すると、チャネル2及び3を獲得することを開始することができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、チャネル2を放棄し、チャネル2上にある間にチャネルを受信すると、チャネル3及び4を獲得することを開始することができる。モバイルブロードキャスト受信機110はまた、マルチプル方向で(例えばチャネルスクロールの反対方向で)マルチプルチャネルを獲得することを開始することができる。代替的に、モバイルブロードキャスト受信機は、チャネルがスクロールされている間に、フォーカスのチャネル(the channel of focus)を直前に先行するまたは続く近隣チャネル上でパケットを開くように構成されることができる。
【0036】
モバイルブロードキャスト受信機110はまた、ユーザの履歴または優先度、各チャネル上のコンテンツ等のような他の情報に基づいて、チャネルを予測することができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、そのコンテンツがユーザによって好まれるコンテンツのうちの1つと整合する場合には、予測されるチャネルを復調し復号することができる。
【0037】
図4は、チャネル予測を用いてブロードキャスト情報を受信するためのプロセス400の設計を示す。プロセス400は、モバイルブロードキャスト受信機110によって実行されることができる。チャネルはユーザ入力に基づいて予測されることができる(ブロック412)。一設計では、チャネルをハイライトするユーザ入力が受信されることができ、そのハイライトされるチャネルまたは、ハイライトされるチャネルの先のチャネルは、予測されたチャネルとして選択されることができる。別の設計では、ユーザ嗜好は、時間期間にわたってユーザ入力に基づいて決定されることができ、ユーザ嗜好に整合するコンテンツを有するチャネルは、予測されたチャネルとして選択されることができる。予測されたチャネルは、チャネルのユーザ選択の前にモバイルブロードキャスト受信機において処理されることができる(ブロック414)。ユーザによって選択される場合には、予測されたチャネルからのコンテンツが提供されることができる(ブロック416)。
【0038】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ドラッグ・アンド・ドロップ・ユーザインタフェースをサポートする。このユーザインタフェースは、ユーザインタラクションを簡潔にする、及び/または、より多くの特徴及び柔軟性をサポートすることができる。
【0039】
図5は、ドラッグ・アンド・ドロップ・ユーザインタフェースをサポートするディスプレイスクリーン500の例を示す。この例では、ディスプレイスクリーン500は、メインエリア510、ディスプレイウィンドウ520、及びローンチウィンドウ530a及びローンチウィンドウ530bを含む。メインエリア510は、選択されたチャネルからのコンテンツ、メニュー、アイコン等を示すことができる。ディスプレイウィンドウ520は、ESGからチャネルを示すことができる。ローンチウィンドウ530aとローンチウィンドウ530bは、ビデオ/オーディオ/データ(例、株式相場または他のストリーミングデータ)アプリケーションをローンチするために使用されることができる。各ローンチウィンドウ530は、特定のビデオ/オーディオ/データ・アプリケーション、メインエリア510内の特定のディスプレイエリア、特定のディスプレイモードなどと関連づけられることができる。
【0040】
ユーザは、ディスプレイウィンドウ520内のチャネルをハイライトし、そして、モバイルブロードキャスト受信機に新しいウィンドウ530aまたは530bをローンチさせる、メインディスプレイ510上へと(あるいは、モバイルブロードキャスト受信機はマルチプルディスプレイを有する場合には、第1のメインディスプレイ510a、第2のメインディスプレイ510bのうちの1つの上へと−図示されず)ハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップすることができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、ハイライトされるチャネルがドロップされるローンチウィンドウ530aまたはローンチウィンドウ530bと関連づけられたアプリケーションをローンチすることができる。ハイライトされるチャネルは、選択されたローンチウィンドウと関連づけられたディスプレイウィンドウで処理されディスプレイされることができる。
【0041】
ユーザは、別のチャネルをハイライトし、そして別のローンチウィンドウを引き起こすメインディスプレイ510上へとハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップすることができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、このローンチウィンドウと関連づけられたアプリケーションをローンチすることができる。その後で、ハイライトされるチャネルは、このローンチウィンドウと関連づけられたディスプレイウィンドウにおいて、処理されディスプレイされることができる。マルチプルチャネルは、同時に、サイド・バイ・サイドディスプレイ上で、または、ピクチャ・イン・ピクチャで、ディスプレイされることができる。
【0042】
図6は、ドラッグ・アンド・ドロップ特徴を備えたブロードキャスト情報を受信するためのプロセス600の設計を示す。プロセス600はモバイルブロードキャスト受信機110によって実行されることができる。モバイルブロードキャスト受信機における第1のウィンドウ上へとハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするユーザ入力は、受信されることができる(ブロック612)。ハイライトされるチャネルは、電子サービスガイドをディスプレイするウィンドウからドラッグされることができる。第1のウィンドウと関連づけられたアプリケーションは、アクティベートされることができる(ブロック614)。ハイライトされるチャネルは、アプリケーションで処理されることができる(ブロック616)。ハイライトされるチャネルからのコンテンツは、モバイルブロードキャスト受信機における第2のウィンドウ上でディスプレイされることができる(ブロック618)。第2のウィンドウのサイズ及び/または配置は、第1のウィンドウと関連づけられた情報に基づいて、決定されることができ、または代替的には、第2のウィンドウサイズ及び/または配置は、ユーザ定義されてもよい。
【0043】
モバイルブロードキャスト受信機における第3のウィンドウ上へと第2のハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするユーザ入力が受信されることができる(ブロック620)。第3のウィンドウと関連づけられた第2のアプリケーションは、アクティベートされることができる(ブロック622)。第2のハイライトされるチャネルは、第2のアプリケーションで処理されることができる(ブロック624)。第2のハイライトされるチャネルからのコンテンツは、モバイルブロードキャスト受信機における第4のウィンドウ上でディスプレイされることができる(ブロック626)。2つのハイライトされるチャネルについての第2のウィンドウと第4のウィンドウは、非オーバーラップしていてもよく、サイド・バイ・サイドでディスプレイされてもよい。あるいは、第2のウィンドウと第4のウィンドウは、オーバーラップしていてもよく、ピクチャ・イン・ピクチャでディスプレイされてもよい。
【0044】
別の態様では、さらなる情報はブロードキャストストリームと関連づけられることができる。さらなる情報は、製品情報、宣伝情報、番組/チャネル情報などを含むことができる。さらなる情報は、ブロードキャストストリーム内の帯域内で送信され、前に受信され、そして、モバイルブロードキャスト受信機110上で保存されてもよく、または、必要であれば、ダウンロードされてもよい。逆方向リンク(あるいはアップリンク)は、さらなる情報のリクエストを送信するためにセットアップされることができ、その後で、それはリクエストに応じて順方向リンク(あるいはダウンリンク)上で送信されることができる。
【0045】
ユーザは、例えばポインティングデバイスで、ブロードキャストストリームを選択することができる。アプリケーションはユーザ選択に応じてローンチされることができる。アプリケーションは、ブロードキャストストリームと関連づけられたさらなる情報を検索し、ユーザに対してさらなる情報を提示することができる。さらなる情報は、同じウィンドウ、あるいは異なるウィンドウで提示されることができる。ユーザはまた、ディスプレイ510上へデータストリームをドラッグ・アンド・ドロップすることができ、新しい専用ウィンドウは、そのデータストリームだけのために開くであろう。
【0046】
図7は、さらなる情報を備えたブロードキャスト情報を受信するためのプロセス700の設計を示す。プロセス700は、モバイルブロードキャスト受信機110によって実行されることができる。ブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機上でディスプレイされることができる。(ブロック712)ブロードキャストストリームのユーザ選択が受信されることができる。(ブロック714)ブロードキャストストリームと関連づけられたさらなる情報は、ユーザ選択に応じて検索されることができる(ブロック716)。ブロック716の場合、さらなる情報は、ブロードキャストストリームにおいて帯域内で送信されることができ、ブロードキャストストリームから検索されることができる。さらなる情報はまた、ブロードキャストストリームのユーザ選択の前にモバイルブロードキャスト受信機において保存されることができる。さらなる情報はまた、ブロードキャストストリームのユーザ選択を受信することに応じてダウンロードされることができる。さらなる情報は、ブロードキャストストリームによって提示された製品のための情報、製品のための宣伝情報、ブロードキャストストリームのための番組/チャネル情報、ある他の情報、あるいはそれらの組み合わせを含むことができる。さらなる情報は、モバイルブロードキャスト受信機上で提示されることができる(ブロック718)。
【0047】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ブロードキャストストリームを復調し復号し、外部デバイス150へコンテンツを送信する。外部デバイス150はディスプレイユニット156上でコンテンツをディスプレイすることができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、相対的に小さいディスプレイユニット122を備えた、ハンドヘルドデバイス(例、セルラ電話)であってもよい。外部デバイス150は、より大きな及び/またはより高い解像度のディスプレイユニット156を有する、より大きなデバイスであってもよい(例、ラップトップコンピュータまたはデジタルテレビ)。より大きなディスプレイユニット156上でコンテンツをディスプレイすることは、ブロードキャストストリームのユーザ閲覧を改善することができる。
【0048】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ブロードキャストストリームを部分的に処理し、外部デバイス150は、ブロードキャストストリームの処理を完了する。この受信機アーキテクチャは、さらなるブロードキャストポータビリティ及びユーザ柔軟性を提供することができる。
【0049】
ブロードキャスト受信機チェインは、例えばチャネル復調、チャネル復号、ビデオ/音声解凍、プロトコル層処理等のような様々な機能を含むことができる。これらの様々な機能は、モバイルブロードキャスト受信機110のような単独デバイスによって実行されることができる。代替的に、マルチプルデバイスは、ブロードキャスト受信機チェインにおける機能を実行することができ、そしてそれは、モバイル環境において、ブロードキャストストリーム(例、ビデオ/オーディオストリーム)を受信するための、さらなるユーザポータビリティ及び柔軟性を提供することができる。1つのデバイス(例、モバイルブロードキャスト受信機110)は、チャネル復調とチャネル復号のような物理層の受信機機能を実行することができる。別のデバイス(外部デバイス150)は、ビデオ/オーディオ解凍とプロトコル層処理を実行し、さらにディスプレイ機能性を提供することができる。
【0050】
一般的に、ブロードキャスト受信機チェインにおける機能は、様々な方法でマルチプルデバイスの中で分割されることができる。異なるデバイスの中の受信機機能の区分化(partitioning)は、下記のような様々なファクタに基づく。
【0051】
・プロセッシングパワー(processing power)―モバイルブロードキャスト受信機110は、より少ないプロセッシングパワーを必要とするタスクを実行し、パワー効率を改善することができる。
【0052】
・モビリティ(mobility)―モバイルブロードキャスト受信機110は、モビリティを改善するためにより少ないフォームファクタを有することができる。
【0053】
・セキュリティ(security)―モバイルブロードキャスト受信機110は、暗号化機能を含むことができるので、ユーザは、ヒストグラム/自身のブロードキャストサービス加入を採択することができ、1以上の外部デバイス上でブロードキャストサービス加入によってカバーされたコンテンツを受信することができる。
【0054】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、1以上のブロードキャストストリームを受信し処理し、同じ時間または異なる時間で、マルチプル外部デバイスに対して1以上のブロードキャストストリームのための出力データ(例、復号されたデータまたはコンテンツ)を送信する。モバイルブロードキャスト受信機110と外部デバイスとの間の通信リンクは、無線リンク(例、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)等)、及び/または、ワイヤー・ライン・リンク(例、LAN)であってもよい。モバイルブロードキャスト受信機110からの送信は、ポイント・ツー・ポイント、あるいはマルチキャスト、であってもよく、そして、ワイヤレスまたはワイヤー・ラインのネットワーク内にあってもよい。モバイルブロードキャスト受信機110は、すべての外部デバイスに対して、同じ出力データを送ることができる。代替的に、モバイルブロードキャスト受信機110は、異なる外部デバイスに対して、異なる出力データを送ることができる。
【0055】
外部デバイスは、その外部デバイス内のディスプレイユニット上の提示の準備ができているコンテンツを受信することができる。あるいは、外部デバイスは、モバイルブロードキャスト受信機110から、復号されたデータを受信し、そして、解凍、及び/または、ディスプレイユニット上の表示に適切なコンテンツを得るために復号されたデータに関する他の処理、を実行することができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、選択された時間で、1つまたは複数のデバイス上でディスプレイされることができる様々なコンテンツをユーザが選択する、マルチキャストサーバとして作用することができる。
【0056】
図8は、マルチプルデバイスを用いてブロードキャストストリームを処理しディスプレイするためのプロセス800の設計を示す。ブロードキャストストリームは、出力データを得るためにモバイルブロードキャスト受信機において処理されることができる(ブロック812)。出力データは、さらなる処理及び/またはディスプレイのために、第1の外部デバイスに対して送信されることができる(ブロック814)。一設計では、出力データは、ブロードキャストストリームからのコンテンツを備え、第1の外部デバイスはコンテンツをディスプレイする。別の設計では、モバイルブロードキャスト受信機は、出力データを得るためにブロードキャストストリームを復調し復号し、第1の外部デバイスは、ブロードキャストストリームからのコンテンツを得るために出力データを解凍する。したがって、出力データは、(i)ディスプレイに適したコンテンツ、または、(ii)ディスプレイに適したコンテンツを得るために第1の外部デバイスによってさらに処理されるべき中間の/復号されたデータ、を備えることができる。
【0057】
出力データは、さらなる処理及び/またはディスプレイのために、第2の外部デバイスへ送信されることができる(ブロック816)。出力データは、マルチキャスト送信を介して、第1の外部デバイスと第2の外部デバイスに対して同時に送信されることができる。あるいは、出力データは、ポイント・ツー・ポイント伝送を介して、第1の外部デバイスと第2の外部デバイスに対して別々に送信されることができる。
【0058】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ディスプレイユニット122上で、または、ディスプレイユニット122a、122bなどの1つまたは複数の上で(図示されず)、ライブコンテンツと保存されたコンテンツとを同時にディスプレイする。モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザによって選択されたチャネルを復号し、そして、例えばユーザによって指図されるように、メモリ132において、選択されたチャネルからコンテンツを保存することができる。その後で、モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザによって選択されたチャネルを処理し、選択されたチャネルからライブコンテンツを得ることができる。モバイルブロードキャスト受信機110は、ディスプレイユニット122上で、保存されたコンテンツ(例、ユーザ選択に応じている)と共にライブコンテンツをディスプレイすることができる。ライブコンテンツと保存されたコンテンツは、異なる時間の同じチャネルから受信されてもよく、または、異なるチャネルから受信されてもよい。
【0059】
図9は、ライブコンテンツと保存されたコンテンツとを同時にディスプレイするプロセス900の設計を示す。プロセス900は、モバイルブロードキャスト受信機110によって実行されることができる。第1のブロードキャストストリームは、第1のブロードキャストストリームからのライブコンテンツを得るために、モバイルブロードキャスト受信機において処理されることができる(ブロック912)。ライブコンテンツと共に保存されたコンテンツをディスプレイするユーザ選択が受信されることができる(ブロック914)。保存されたコンテンツは、その後でモバイルブロードキャスト受信機においてメモリから検索されることができる(ブロック916)。第1のブロードキャストストリームを処理する前に、別のブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機において処理されることができ、このブロードキャストストリームからのコンテンツは、メモリにおいて保存されることができる。保存されたコンテンツはまた、他の方法で得られた他のコンテンツであってもよい。いずれの場合においても、ライブコンテンツと保存されたコンテンツは、モバイルブロードキャスト受信機において同時にディスプレイされることができる(ブロック918)。
【0060】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、マルチプルブロードキャストストリームを同時に受信し、処理し、そしてそれは、1つまたは複数のディスプレイユニット上でディスプレイされることができる。一設計では、マルチプルブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機110におけるディスプレイユニット122上で提示されることができる。別の設計では、1つのブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機110におけるディスプレイユニット122上で提示されることができ、別のブロードキャストストリームは、外部デバイス150におけるディスプレイユニット156上で提示されることができる。さらに別の設計では、マルチプルブロードキャストストリームは、外部デバイス150におけるディスプレイユニット156上で提示されることができる。一般に、任意の数のブロードキャストストリームが同時に受信されることができ、任意の数のディスプレイユニット上で提示されることができる。
【0061】
図10は、マルチプルブロードキャストストリームを同時に受信しディスプレイするプロセス1000の設計を示す。マルチプルブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機において受信されることができる(ブロック1012)。マルチプルブロードキャストストリームは、少なくとも1つのディスプレイユニット上でディスプレイされることができる(ブロック1014)。一設計では、マルチプルブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機における1つのディスプレイユニット上でディスプレイされる。別の設計では、ブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャストユニットにおけるマルチプルのディスプレイユニット上でディスプレイされることができる。別の設計では、第1のブロードキャストストリームは、モバイルブロードキャスト受信機における第1のディスプレイユニット上でディスプレイされることができ、第2のブロードキャストストリームは、外部デバイスにおける第2のディスプレイユニット上でディスプレイされることができる。さらに別の設計では、マルチプルブロードキャストストリームは、外部デバイスにおける1つのディスプレイユニット上でディスプレイされることができる。
【0062】
別の態様では、モバイルブロードキャスト受信機110は、ユーザ統計を集め、そして、指定されたネットワークエンティティ、例えばコンテンツプロバイダ、ネットワークオペレータ等、に戻って、その集められた統計を送信する。集められた統計は、ユーザの閲覧傾向についてであって、また、視聴されたコンテンツのタイプ、コンテンツ検索の頻度、コンテンツ検索の時間、コンテンツ検索のロケーション、等のような情報を含むことができる。ユーザ、コンテンツプロバイダ、ネットワークオペレータ、あるいは他のあるエンティティによって開始されるとき、集められた統計は報告されることができる。報告が開始されるとき、集められた統計は、プロセッサ/コントローラ130によって処理され、送信機(TMTR)114によって条件付けられ、そして、指定されたネットワークエンティティに対して逆方向リンクを介して送信されることができる。逆方向リンクは、無線リンク(図1で示されるような)あるいはワイヤー・ライン・リンクであってもよい。集められた統計は、コンテンツが送信されるときの時間を選択するために、及び/または、他の目的のために、将来送信するコンテンツを選択するために使用されることができる。
【0063】
図11は、ユーザ統計を集め報告するためのプロセス1100の設計を示す。プロセス1100は、モバイルブロードキャスト受信機110によって実行されることができる。ブロードキャストコンテンツのためのユーザ選択は、時間期間にわたって受信されることができる(ブロック1112)。ユーザ閲覧傾向の統計は、ユーザ選択に基づいて決定されることができ、モバイルブロードキャスト受信機において集められることができる(ブロック1114)。集められた統計は、視聴されたコンテンツのタイプ、コンテンツ検索の頻度、コンテンツ検索の時間、コンテンツ検索のロケーション、他のある情報、あるいはそれらの組み合わせを備えることができる。集められた統計は、指定されたネットワークエンティティに対して報告される(例えば、セルラシステムにおける逆方向リンクを介して送信される)ことができる(ブロック1116)。
【0064】
当業者は、情報と信号は様々な異なる技術及び技法のいずれかを使用して表わされることができるということを理解するであろう。例えば、上記の説明の全体にわたって参照されることができる、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場あるいは磁粒子、光場あるいは光学粒子、あるいはそれらのいずれの組み合わせ、によって表わされることができる。
【0065】
当業者は、様々な説明のための論理ブロック、モジュール、回路、及び、ここに開示された実施形態に関連して説明されたアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェアあるいは両方の組合せとしてインプリメントされることができる、ということをさらに理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明瞭に説明するために、様々な説明のためのコンポーネント、ブロック、モジュール、回路及びステップが、一般に、それらの機能性という観点から、上記に説明されてきた。そのような機能性が、ハードウェアあるいはソフトウェアとしてインプリメントされるかどうかは、特定のアプリケーションと全体のシステムに課された設計制約(design constraints)によって決まる。熟練職人は、各特定のアプリケーションについての様々な方法で、説明された機能性をインプリメントすることができるが、そのようなインプリメンテーションの決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈されるべきでない。
【0066】
ここでの開示に関連して説明された様々な説明のための論理、論理ブロック、モジュール及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、あるいは他のプログラマブル論理回路、ディスクリートゲートあるいはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここに説明された機能を実行するように設計されたそれらのいずれの組み合わせ、でインプリメントされる、あるいは実行されることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステートマシン(state machine)であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイス(computing devices)の組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併用しての1以上のマイクロプロセッサ、あるいはいずれの他のそのような構成のもの、としてインプリメントされることができる。
【0067】
ここにおける開示と関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されたソフトウェアモジュールにおいて、あるいは2つの組み合わせにおいて、具現化されることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMあるいは当技術分野において知られている記憶媒体のいずれの他の形態、において存在する(reside)ことができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサに結合されるので、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み取ることができ、また記憶媒体に情報を書き込むことができる。あるいは、記憶媒体は、プロセッサに組み込まれていてもよい。プロセッサと記憶媒体は、ASICにおいて常駐していてもよい。さらに、ASICは、ユーザ機器に存在していてもよい。あるいは、プロセッサと記憶媒体は、ユーザ端末において、ディスクリートコンポーネントとして存在していてもよい。
【0068】
1つまたは複数の例示的な設計では、説明された機能(functions)は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアあるいはそれらのいずれかの組み合わせにおいてインプリメントされることができる。ソフトウェアでインプリメントされる場合には、機能は、コンピュータ可読媒体上で、1つまたは複数の命令あるいはコードとして、記憶されてもよく、あるいは、送信されることができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送(transfer)を容易にするいずれの媒体も含んでいる、コンピュータ記憶媒体(computer storage media)と通信媒体(communication media)の両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされることができるいずれの利用可能な媒体であることができる。例として、限定されないが、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMあるいは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージあるいは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令あるいはデータストラクチャの形態において望ましいプログラムコード手段を保存あるいは搬送するために使用されることができる、また、汎用コンピュータまたは専用コンピュータ、または、汎用プロセッサまたは専用プロセッサ、によってアクセスされることができる、任意の他の媒体も備えることができる。また、いずれの接続(connection)もコンピュータ可読メディア(computer-readable medium)と適切に名付けられる。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、あるいは、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア(twisted pair)、デジタル加入者ライン(digital subscriber line)(DSL)、あるいは赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術を使用している他の遠隔ソース、から送信される場合には、そのときには、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術は、媒体(medium)の定義に含まれている。ここに使用されているように、ディスク(disk)とディスク(disc)は、コンパクトディスク(compact disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(laser disc)、光学ディスク(optical disc)、デジタル汎用ディスク(digital versatile disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)及びブルーレイディスク(blu-ray disc)を含んでおり、「ディスク(disks)」は、大抵、データを磁気で再生しているが、「ディスク(discs)」は、レーザーで光学的に再生する。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0069】
本開示の前述の説明は、いずれの当業者も本開示を作るまたは使用することを可能にするために提供されている。本開示に対する様々な修正は、当業者にとっては容易に明らかであろう、そして、ここにおいて定義された包括的な原理は、本開示の精神あるいは範囲から逸脱することなく、他の変形に適用されることができる。したがって、本開示は、ここにおいて開示された例と設計に限定されることは意図されておらず、ここにおいて開示された原理及び新規な特徴に整合する最も広い範囲が与えられるべきである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
ブロードキャストについてのユーザ嗜好を保存することと、
モバイルブロードキャスト受信機において、入ってくるブロードキャストコンテンツをモニタすることと、
前記入ってくるブロードキャストコンテンツとブロードキャストコンテンツについての前記ユーザ嗜好とに基づいて、ユーザ通知を提供する、または、アプリケーションを自動的にローンチすることと、
を備えている方法。
【請求項2】
時間期間にわたって異なるブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択を受信することと、
前記ユーザ選択に基づいて、ブロードキャストコンテンツについての前記ユーザ嗜好を決定することと、
をさらに備えている請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ブロードキャストコンテンツについての前記ユーザ嗜好を識別するユーザ入力を受信すること、
をさらに備えている請求項1に記載の方法。
【請求項4】
ユーザ通知を提供すること、または、アプリケーションを自動的にローンチすることは、指定された時間の間のみに、ユーザ通知を提供すること、または、アプリケーションを自動的にローンチすることを備えている、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
ブロードキャストについてのユーザ嗜好を保存するように構成されたメモリと;
入ってくるブロードキャストコンテンツをモニタするように、
前記入ってくるブロードキャストコンテンツとブロードキャストについての前記ユーザ嗜好とに基づいて、ユーザ通知を提供する、または、アプリケーションを自動的にローンチするように、
構成された少なくとも1つのプロセッサと;
を備えている装置。
【請求項6】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
時間期間にわたって異なるブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択を受信するように、
前記ユーザ選択に基づいて、ブロードキャストコンテンツについてのユーザ嗜好を決定するように、
をさらに構成されている、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記少なくとも1つのプロセッサは、ブロードキャストコンテンツについての前記ユーザ嗜好を識別するユーザ入力を受信するように構成されている、請求項5に記載の装置。
【請求項8】
ブロードキャスト情報を受信するための装置であって、
ブロードキャストについてのユーザ選択を保存するための手段と、
モバイルブロードキャスト受信機において、入ってくるブロードキャストコンテンツをモニタするための手段と、
前記入ってくるブロードキャストコンテンツと、ブロードキャストについての前記ユーザ選択と、に基づいて、ユーザ通知を提供する、または、アプリケーションを自動的にローンチするための手段と、
を備えている装置。
【請求項9】
時間期間にわたって異なるブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択を受信するための手段と、
前記ユーザ選択に基づいて、ブロードキャストコンテンツについてのユーザ嗜好を決定するための手段と、
をさらに備えている請求項8に記載の装置。
【請求項10】
ブロードキャストコンテンツについての前記ユーザ嗜好を識別するユーザ入力を受信するための手段、
をさらに備えている請求項8に記載の装置。
【請求項11】
コンピュータプログラムプロダクトであって、コンピュータ可読媒体を備え、前記コンピュータ可読媒体は、
少なくとも1つのコンピュータに、ブロードキャストについてのユーザ嗜好を保存させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、モバイルブロードキャスト受信機において、入ってくるブロードキャストコンテンツをモニタさせるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記入ってくるブロードキャストコンテンツとブロードキャストについての前記ユーザ嗜好とに基づいて、ユーザ通知を提供させる、または、アプリケーションを自動的にローンチさせるためのコードと、
を備えている、
コンピュータプログラムプロダクト。
【請求項12】
前記コンピュータ可読媒体は、
前記少なくとも1つのコンピュータに、時間期間にわたって異なるブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択を受信させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ユーザ選択に基づいてブロードキャストコンテンツについてのユーザ嗜好を決定させるためのコードと、
をさらに備えている、
請求項11に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項13】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
ユーザ入力に基づいてチャネルを予測することと、
前記チャネルのユーザ選択の前に、モバイルブロードキャスト受信機において前記予測されたチャネルを処理することと、
選択された場合には、前記予測されたチャネルからコンテンツを提供することと、
を備えている方法。
【請求項14】
ユーザ入力に基づいてチャネルを予測することは、
チャネルをハイライトするユーザ入力を受信することと、
前記予測されたチャネルとして前記ハイライトされるチャネル、または、前記予測されたチャネルとして前記ハイライトされるチャネルの先のチャネル、のいずれかを選択することと、
を備えている、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
ユーザ入力に基づいてチャネルを予測することは、
時間期間にわたってユーザ入力に基づいてユーザ嗜好を決定することと、
前記予測されたチャネルとして前記ユーザ嗜好に整合するコンテンツを有するチャネルを選択することと、
を備えている、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
ユーザ入力に基づいてチャネルを予測するように、
前記チャネルのユーザ選択の前にモバイルブロードキャスト受信機において、前記予測されたチャネルを処理するように、
選択された場合には、前記予測されたチャネルからコンテンツを提供するように、
構成された少なくとも1つのプロセッサ、
を備えている装置。
【請求項17】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
チャネルをハイライトするユーザ入力を受信するように、
前記予測されたチャネルとして前記ハイライトされるチャネル、または、前記予測されたチャネルとして前記ハイライトされるチャネルの先のチャネル、のいずれかを選択するように、
さらに構成されている、請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
時間期間にわたってユーザ入力に基づいてユーザ嗜好を決定するように、
前記予測されたチャネルとして前記ユーザ嗜好に整合するコンテンツを有するチャネルを選択するように、
をさらに構成されている、
請求項16に記載の装置。
【請求項19】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
モバイルブロードキャスト受信機における第1のウィンドウ上へと、ハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするためにユーザ入力を受信することと、
前記第1のウィンドウと関連づけられたアプリケーションをアクティベートすることと、
前記アプリケーションで前記ハイライトされるチャネルを処理することと、
前記モバイルブロードキャスト受信機における第2のウィンドウ上で前記ハイライトされるチャネルからのコンテンツをディスプレイすることと、
を備えている方法。
【請求項20】
前記ハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするためにユーザ入力を受信することは、電子サービスガイド(ESG)をディスプレイしている第3のウィンドウから、前記ハイライトされるチャネルをドラッグするためにユーザ入力を受信することを備えている、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記モバイルブロードキャスト受信機における第3のウィンドウ上へと、第2のハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするためにユーザ入力を受信することと、
前記第3のウィンドウと関連づけられた第2のアプリケーションをアクティベートすることと、
前記第2のアプリケーションで前記第2のハイライトされるチャネルを処理することと、
前記モバイルブロードキャスト受信機における第4のウィンドウ上で前記第2のハイライトされるチャネルからのコンテンツをディスプレイすることと、
をさらに備えている請求項19に記載の方法。
【請求項22】
前記第2のウィンドウと前記第4のウィンドウは、
非オーバーラップする方法で、サイド・バイ・サイドでディスプレイされる、
オーバーラップする方法で、サイド・バイ・サイドでディスプレイされる、または、
前記第2のウィンドウと第4のウィンドウの他方の中に、前記第2のウィンドウと第4のウィンドウのうちの1つが全体的に含まれるように、ピクチャ・イン・ピクチャ方法でディスプレイされる、
方法のうちの1つにしたがって、位置づけされる、
請求項21に記載の方法。
【請求項23】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
第1のウィンドウ上へと、ハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするためにユーザ入力を受信するように、
前記第1のウィンドウと関連づけられたアプリケーションをアクティベートするように、
前記アプリケーションで前記ハイライトされるチャネルを処理するように、
第2のウィンドウ上のディスプレイのために前記ハイライトされるチャネルからコンテンツを提供するように、
構成された少なくとも1つのプロセッサ、
を備えている装置。
【請求項24】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のウィンドウと関連づけられた情報に基づいて、前記第2のウィンドウのサイズまたは配置を決定するように構成されている、請求項23に記載の装置。
【請求項25】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
第3のウィンドウ上へと、第2のハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするためにユーザ入力を受信するように、
前記第3のウィンドウと関連づけられた第2のアプリケーションをアクティベートするように、
前記第2のアプリケーションで前記第2のハイライトされるチャネルを処理するように、
第4のウィンドウ上のディスプレイのために前記第2のハイライトされるチャネルからコンテンツを提供するように、
構成されている、請求項23に記載の装置。
【請求項26】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
モバイルブロードキャスト受信機上でブロードキャストストリームをディスプレイすることと、
前記ブロードキャストストリームのユーザ選択を受信することと
前記ユーザ選択に応じて、前記ブロードキャストストリームと関連づけられたさらなる情報を検索することと、
を備えている方法。
【請求項27】
前記ユーザ選択に応じて検索された前記さらなる情報は、
前記ブロードキャストストリームの一部として帯域内で送信されるさらなる情報と、なお、前記さらなる情報を検索するステップは、前記ブロードキャストストリームから前記さらなる情報を検索することを備えている;
前記ブロードキャストストリームの一部として帯域内で送信されるリンクを前記ユーザが選択することに応じて、他のワイヤードまたはワイヤレス通信手段を使用して、帯域外で検索されるさらなる情報と、なお、帯域外で検索された前記さらなる情報は、前記ブロードキャストストリームと同じウィンドウにおいて、または、別のウィンドウにおいて、のいずれかで、提示される;
のうちの1つに対応する、
請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記ブロードキャストストリームの前記ユーザ選択の前に、前記モバイルブロードキャスト受信機において前記さらなる情報を保存すること、をさらに備えている請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記さらなる情報を前記検索することは、前記ブロードキャストストリームの前記ユーザ選択を受信することに応じて、前記さらなる情報をダウンロードすることを備えている、請求項26に記載の方法。
【請求項30】
前記さらなる情報は、前記ブロードキャストストリームによって提示された製品についての情報、前記製品についての宣伝情報、前記ブロードキャストストリームについての番組情報、または、それらの組み合わせ、を備えることができる、請求項26に記載の方法。
【請求項31】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
ディスプレイのためにブロードキャストストリームを提供するように、
前記ブロードキャストストリームのユーザ選択を受信するように、
前記ユーザ選択に応じて、前記ブロードキャストストリームと関連づけられたさらなる情報を検索するように、
構成された少なくとも1つのプロセッサ、
を備えている装置。
【請求項32】
前記さらなる情報は、前記ブロードキャストストリームにおいて帯域内で送信され、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ブロードキャストストリームから前記さらなる情報を検索するように構成されている、請求項31に記載の装置。
【請求項33】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ブロードキャストストリームの前記ユーザ選択を受信することに応じて、前記さらなる情報をダウンロードするように構成されている、請求項31に記載の装置。
【請求項34】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
出力データを得るためにモバイルブロードキャスト受信機においてブロードキャストストリームを処理することと、
さらなる処理またはディスプレイのために第1の外部デバイスに対して前記出力データを送信することと、
を備え、前記出力データは、ブロードキャストストリームからのコンテンツを備え、前記第1の外部デバイスは、前記コンテンツをディスプレイする、方法。
【請求項35】
前記モバイルブロードキャスト受信機において前記ブロードキャストストリームを処理することは、
前記出力データを得るために前記ブロードキャストストリームを復調し復号すること、
を備え、前記第1の外部デバイスは、前記ブロードキャストストリームからのコンテンツを得るために前記出力データを解凍する、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
さらなる処理またはディスプレイのために第2の外部デバイスに対して前記出力データを送信すること、をさらに備えている請求項34に記載の方法。
【請求項37】
前記出力データは、マルチキャスト送信を介して、前記第1の外部デバイスと前記第2の外部デバイスに対して同時に送信される、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記出力データは、ポイント・ツー・ポイント送信を介して、前記第1の外部デバイスと前記第2の外部デバイスに対して別々に送信される、請求項36に記載の方法。
【請求項39】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
出力データを得るためにブロードキャストストリームを処理するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
さらなる処理またはディスプレイのために第1の外部デバイスに対して前記出力データを送信するように構成された通信ユニットと、
を備え、前記出力データは、前記ブロードキャストストリームからのコンテンツを備え、前記第1の外部デバイスは、前記コンテンツをディスプレイする、装置。
【請求項40】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記出力データを得るために前記ブロードキャストストリームを復調し復号するように、
構成されており、前記第1の外部デバイスは、前記ブロードキャストストリームからのコンテンツを得るために、前記出力データを解凍する、請求項39に記載の装置。
【請求項41】
前記通信ユニットは、さらなる処理またはディスプレイのために第2の外部デバイスに対して前記出力データを送信するように構成されている、請求項39に記載の装置。
【請求項42】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
前記第1のブロードキャストストリームからライブコンテンツを得るためにモバイルブロードキャスト受信機において第1のブロードキャストストリームを処理することと、
前記モバイルブロードキャスト受信機において、メモリから、保存されたコンテンツを検索することと、
前記モバイルブロードキャスト受信機において同時に前記ライブコンテンツと前記保存されたコンテンツとをディスプレイすることと、
を備えている方法。
【請求項43】
前記モバイルブロードキャスト受信機において第2のブロードキャストストリームを処理することと、
前記ライブコンテンツと共にディスプレイするための後での使用のために、前記メモリにおいて前記第2のブロードキャストストリームからのコンテンツを保存することと、
を更に備えている請求項42に記載の方法。
【請求項44】
前記ライブコンテンツと共に前記保存されたコンテンツをディスプレイするためにユーザ選択を受信すること、
をさらに備え、前記保存されたコンテンツは、前記ユーザ選択に応じて、検索され、ディスプレイされる、請求項42に記載の方法。
【請求項45】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
選択されるとき、ディスプレイのためのコンテンツを保存するメモリと;
前記第1のブロードキャストストリームからライブコンテンツを得るために第1のブロードキャストストリームを処理するように、
前記メモリから、保存されたコンテンツを検索するように、
前記モバイルブロードキャスト受信機における同時ディスプレイのために、前記ライブコンテンツと前記保存されたコンテンツとを提供するように、
構成された少なくとも1つのプロセッサと;
を備えている装置。
【請求項46】
前記少なくとも1つのプロセッサは、第2のブロードキャストストリームを処理するように構成されており、
前記メモリは、前記ライブコンテンツと共にディスプレイするための後での使用のために、前記第2のブロードキャストストリームからのコンテンツを保存するように構成されている、
請求項45に記載の装置。
【請求項47】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ライブコンテンツと共に前記保存されたコンテンツをディスプレイするためにユーザ選択を受信するように、
前記ユーザ選択に応じて前記保存されたコンテンツを検索するように、
構成されている、
請求項45に記載の装置。
【請求項48】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
モバイルブロードキャスト受信機においてマルチプルブロードキャストストリームを受信することと、
前記モバイルブロードキャスト受信機における少なくとも1つのディスプレイユニット上で前記マルチプルブロードキャストストリームをディスプレイすることと、
を備えている方法。
【請求項49】
前記マルチプルブロードキャストストリームをディスプレイすることは、
前記モバイルブロードキャスト受信機における第1のディスプレイユニット上で第1のブロードキャストストリームをディスプレイすることと、
外部デバイスにおける第2のディスプレイユニット上で第2のブロードキャストストリームをディスプレイすることと、
を備えている方法。
【請求項50】
前記マルチプルブロードキャストストリームをディスプレイすることは、外部デバイスにおける1つのディスプレイユニット上で前記マルチプルブロードキャストストリームをディスプレイすることを備えている、請求項48に記載の方法。
【請求項51】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
前記モバイルブロードキャスト受信機においてマルチプルブロードキャストストリームを受信するように、
前記モバイルブロードキャスト受信機における少なくとも1つのディスプレイユニット上のディスプレイのために、前記マルチプルブロードキャストストリームを提供するように、
構成された少なくとも1つのプロセッサ、
を備えている装置。
【請求項52】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記モバイルブロードキャスト受信機における第1のディスプレイユニット上のディスプレイのために、第1のブロードキャストストリームを提供するように、
外部デバイスにおける第2のディスプレイユニット上のディスプレイのために、第2のブロードキャストストリームを提供するように、
構成されている、
請求項51に記載の装置。
【請求項53】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
モバイルブロードキャスト受信機においてユーザ閲覧傾向の統計を集めることと、
指定されたネットワークエンティティに対して前記集められた統計を報告することと、
を備えている方法。
【請求項54】
ユーザ閲覧傾向の統計を集めることは、
時間期間にわたって、ブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択を受信することと、
前記ユーザ選択に基づいて、ユーザ閲覧傾向の統計を決定することと、
を備えている、
請求項53に記載の方法。
【請求項55】
前記集められた統計は、視聴されたコンテンツのタイプ、コンテンツ検索の頻度、コンテンツ検索の時間、コンテンツ検索のロケーション、または、それらの組み合わせ、を備えることができる、請求項53に記載の方法。
【請求項56】
前記集められた統計を報告することは、
セルラシステムにおいて、逆方向リンクを介して前記集められた統計を送信すること、
を備えている、請求項53に記載の方法。
【請求項57】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
前記モバイルブロードキャスト受信機においてユーザ閲覧傾向の統計を集めるように、
指定されたネットワークエンティティに対して、前記集められた統計を報告するように、
構成された少なくとも1つのプロセッサ、
を備える装置。
【請求項58】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
時間の期間にわたってブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択を受信するように、
前記ユーザ選択に基づいてユーザ閲覧傾向の前記統計を決定するように、
構成されている、
請求項57に記載の装置。
【請求項1】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
ブロードキャストについてのユーザ嗜好を保存することと、
モバイルブロードキャスト受信機において、入ってくるブロードキャストコンテンツをモニタすることと、
前記入ってくるブロードキャストコンテンツとブロードキャストコンテンツについての前記ユーザ嗜好とに基づいて、ユーザ通知を提供する、または、アプリケーションを自動的にローンチすることと、
を備えている方法。
【請求項2】
時間期間にわたって異なるブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択を受信することと、
前記ユーザ選択に基づいて、ブロードキャストコンテンツについての前記ユーザ嗜好を決定することと、
をさらに備えている請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ブロードキャストコンテンツについての前記ユーザ嗜好を識別するユーザ入力を受信すること、
をさらに備えている請求項1に記載の方法。
【請求項4】
ユーザ通知を提供すること、または、アプリケーションを自動的にローンチすることは、指定された時間の間のみに、ユーザ通知を提供すること、または、アプリケーションを自動的にローンチすることを備えている、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
ブロードキャストについてのユーザ嗜好を保存するように構成されたメモリと;
入ってくるブロードキャストコンテンツをモニタするように、
前記入ってくるブロードキャストコンテンツとブロードキャストについての前記ユーザ嗜好とに基づいて、ユーザ通知を提供する、または、アプリケーションを自動的にローンチするように、
構成された少なくとも1つのプロセッサと;
を備えている装置。
【請求項6】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
時間期間にわたって異なるブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択を受信するように、
前記ユーザ選択に基づいて、ブロードキャストコンテンツについてのユーザ嗜好を決定するように、
をさらに構成されている、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記少なくとも1つのプロセッサは、ブロードキャストコンテンツについての前記ユーザ嗜好を識別するユーザ入力を受信するように構成されている、請求項5に記載の装置。
【請求項8】
ブロードキャスト情報を受信するための装置であって、
ブロードキャストについてのユーザ選択を保存するための手段と、
モバイルブロードキャスト受信機において、入ってくるブロードキャストコンテンツをモニタするための手段と、
前記入ってくるブロードキャストコンテンツと、ブロードキャストについての前記ユーザ選択と、に基づいて、ユーザ通知を提供する、または、アプリケーションを自動的にローンチするための手段と、
を備えている装置。
【請求項9】
時間期間にわたって異なるブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択を受信するための手段と、
前記ユーザ選択に基づいて、ブロードキャストコンテンツについてのユーザ嗜好を決定するための手段と、
をさらに備えている請求項8に記載の装置。
【請求項10】
ブロードキャストコンテンツについての前記ユーザ嗜好を識別するユーザ入力を受信するための手段、
をさらに備えている請求項8に記載の装置。
【請求項11】
コンピュータプログラムプロダクトであって、コンピュータ可読媒体を備え、前記コンピュータ可読媒体は、
少なくとも1つのコンピュータに、ブロードキャストについてのユーザ嗜好を保存させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、モバイルブロードキャスト受信機において、入ってくるブロードキャストコンテンツをモニタさせるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記入ってくるブロードキャストコンテンツとブロードキャストについての前記ユーザ嗜好とに基づいて、ユーザ通知を提供させる、または、アプリケーションを自動的にローンチさせるためのコードと、
を備えている、
コンピュータプログラムプロダクト。
【請求項12】
前記コンピュータ可読媒体は、
前記少なくとも1つのコンピュータに、時間期間にわたって異なるブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択を受信させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ユーザ選択に基づいてブロードキャストコンテンツについてのユーザ嗜好を決定させるためのコードと、
をさらに備えている、
請求項11に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項13】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
ユーザ入力に基づいてチャネルを予測することと、
前記チャネルのユーザ選択の前に、モバイルブロードキャスト受信機において前記予測されたチャネルを処理することと、
選択された場合には、前記予測されたチャネルからコンテンツを提供することと、
を備えている方法。
【請求項14】
ユーザ入力に基づいてチャネルを予測することは、
チャネルをハイライトするユーザ入力を受信することと、
前記予測されたチャネルとして前記ハイライトされるチャネル、または、前記予測されたチャネルとして前記ハイライトされるチャネルの先のチャネル、のいずれかを選択することと、
を備えている、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
ユーザ入力に基づいてチャネルを予測することは、
時間期間にわたってユーザ入力に基づいてユーザ嗜好を決定することと、
前記予測されたチャネルとして前記ユーザ嗜好に整合するコンテンツを有するチャネルを選択することと、
を備えている、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
ユーザ入力に基づいてチャネルを予測するように、
前記チャネルのユーザ選択の前にモバイルブロードキャスト受信機において、前記予測されたチャネルを処理するように、
選択された場合には、前記予測されたチャネルからコンテンツを提供するように、
構成された少なくとも1つのプロセッサ、
を備えている装置。
【請求項17】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
チャネルをハイライトするユーザ入力を受信するように、
前記予測されたチャネルとして前記ハイライトされるチャネル、または、前記予測されたチャネルとして前記ハイライトされるチャネルの先のチャネル、のいずれかを選択するように、
さらに構成されている、請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
時間期間にわたってユーザ入力に基づいてユーザ嗜好を決定するように、
前記予測されたチャネルとして前記ユーザ嗜好に整合するコンテンツを有するチャネルを選択するように、
をさらに構成されている、
請求項16に記載の装置。
【請求項19】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
モバイルブロードキャスト受信機における第1のウィンドウ上へと、ハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするためにユーザ入力を受信することと、
前記第1のウィンドウと関連づけられたアプリケーションをアクティベートすることと、
前記アプリケーションで前記ハイライトされるチャネルを処理することと、
前記モバイルブロードキャスト受信機における第2のウィンドウ上で前記ハイライトされるチャネルからのコンテンツをディスプレイすることと、
を備えている方法。
【請求項20】
前記ハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするためにユーザ入力を受信することは、電子サービスガイド(ESG)をディスプレイしている第3のウィンドウから、前記ハイライトされるチャネルをドラッグするためにユーザ入力を受信することを備えている、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記モバイルブロードキャスト受信機における第3のウィンドウ上へと、第2のハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするためにユーザ入力を受信することと、
前記第3のウィンドウと関連づけられた第2のアプリケーションをアクティベートすることと、
前記第2のアプリケーションで前記第2のハイライトされるチャネルを処理することと、
前記モバイルブロードキャスト受信機における第4のウィンドウ上で前記第2のハイライトされるチャネルからのコンテンツをディスプレイすることと、
をさらに備えている請求項19に記載の方法。
【請求項22】
前記第2のウィンドウと前記第4のウィンドウは、
非オーバーラップする方法で、サイド・バイ・サイドでディスプレイされる、
オーバーラップする方法で、サイド・バイ・サイドでディスプレイされる、または、
前記第2のウィンドウと第4のウィンドウの他方の中に、前記第2のウィンドウと第4のウィンドウのうちの1つが全体的に含まれるように、ピクチャ・イン・ピクチャ方法でディスプレイされる、
方法のうちの1つにしたがって、位置づけされる、
請求項21に記載の方法。
【請求項23】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
第1のウィンドウ上へと、ハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするためにユーザ入力を受信するように、
前記第1のウィンドウと関連づけられたアプリケーションをアクティベートするように、
前記アプリケーションで前記ハイライトされるチャネルを処理するように、
第2のウィンドウ上のディスプレイのために前記ハイライトされるチャネルからコンテンツを提供するように、
構成された少なくとも1つのプロセッサ、
を備えている装置。
【請求項24】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のウィンドウと関連づけられた情報に基づいて、前記第2のウィンドウのサイズまたは配置を決定するように構成されている、請求項23に記載の装置。
【請求項25】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
第3のウィンドウ上へと、第2のハイライトされるチャネルをドラッグ・アンド・ドロップするためにユーザ入力を受信するように、
前記第3のウィンドウと関連づけられた第2のアプリケーションをアクティベートするように、
前記第2のアプリケーションで前記第2のハイライトされるチャネルを処理するように、
第4のウィンドウ上のディスプレイのために前記第2のハイライトされるチャネルからコンテンツを提供するように、
構成されている、請求項23に記載の装置。
【請求項26】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
モバイルブロードキャスト受信機上でブロードキャストストリームをディスプレイすることと、
前記ブロードキャストストリームのユーザ選択を受信することと
前記ユーザ選択に応じて、前記ブロードキャストストリームと関連づけられたさらなる情報を検索することと、
を備えている方法。
【請求項27】
前記ユーザ選択に応じて検索された前記さらなる情報は、
前記ブロードキャストストリームの一部として帯域内で送信されるさらなる情報と、なお、前記さらなる情報を検索するステップは、前記ブロードキャストストリームから前記さらなる情報を検索することを備えている;
前記ブロードキャストストリームの一部として帯域内で送信されるリンクを前記ユーザが選択することに応じて、他のワイヤードまたはワイヤレス通信手段を使用して、帯域外で検索されるさらなる情報と、なお、帯域外で検索された前記さらなる情報は、前記ブロードキャストストリームと同じウィンドウにおいて、または、別のウィンドウにおいて、のいずれかで、提示される;
のうちの1つに対応する、
請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記ブロードキャストストリームの前記ユーザ選択の前に、前記モバイルブロードキャスト受信機において前記さらなる情報を保存すること、をさらに備えている請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記さらなる情報を前記検索することは、前記ブロードキャストストリームの前記ユーザ選択を受信することに応じて、前記さらなる情報をダウンロードすることを備えている、請求項26に記載の方法。
【請求項30】
前記さらなる情報は、前記ブロードキャストストリームによって提示された製品についての情報、前記製品についての宣伝情報、前記ブロードキャストストリームについての番組情報、または、それらの組み合わせ、を備えることができる、請求項26に記載の方法。
【請求項31】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
ディスプレイのためにブロードキャストストリームを提供するように、
前記ブロードキャストストリームのユーザ選択を受信するように、
前記ユーザ選択に応じて、前記ブロードキャストストリームと関連づけられたさらなる情報を検索するように、
構成された少なくとも1つのプロセッサ、
を備えている装置。
【請求項32】
前記さらなる情報は、前記ブロードキャストストリームにおいて帯域内で送信され、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ブロードキャストストリームから前記さらなる情報を検索するように構成されている、請求項31に記載の装置。
【請求項33】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ブロードキャストストリームの前記ユーザ選択を受信することに応じて、前記さらなる情報をダウンロードするように構成されている、請求項31に記載の装置。
【請求項34】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
出力データを得るためにモバイルブロードキャスト受信機においてブロードキャストストリームを処理することと、
さらなる処理またはディスプレイのために第1の外部デバイスに対して前記出力データを送信することと、
を備え、前記出力データは、ブロードキャストストリームからのコンテンツを備え、前記第1の外部デバイスは、前記コンテンツをディスプレイする、方法。
【請求項35】
前記モバイルブロードキャスト受信機において前記ブロードキャストストリームを処理することは、
前記出力データを得るために前記ブロードキャストストリームを復調し復号すること、
を備え、前記第1の外部デバイスは、前記ブロードキャストストリームからのコンテンツを得るために前記出力データを解凍する、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
さらなる処理またはディスプレイのために第2の外部デバイスに対して前記出力データを送信すること、をさらに備えている請求項34に記載の方法。
【請求項37】
前記出力データは、マルチキャスト送信を介して、前記第1の外部デバイスと前記第2の外部デバイスに対して同時に送信される、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記出力データは、ポイント・ツー・ポイント送信を介して、前記第1の外部デバイスと前記第2の外部デバイスに対して別々に送信される、請求項36に記載の方法。
【請求項39】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
出力データを得るためにブロードキャストストリームを処理するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
さらなる処理またはディスプレイのために第1の外部デバイスに対して前記出力データを送信するように構成された通信ユニットと、
を備え、前記出力データは、前記ブロードキャストストリームからのコンテンツを備え、前記第1の外部デバイスは、前記コンテンツをディスプレイする、装置。
【請求項40】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記出力データを得るために前記ブロードキャストストリームを復調し復号するように、
構成されており、前記第1の外部デバイスは、前記ブロードキャストストリームからのコンテンツを得るために、前記出力データを解凍する、請求項39に記載の装置。
【請求項41】
前記通信ユニットは、さらなる処理またはディスプレイのために第2の外部デバイスに対して前記出力データを送信するように構成されている、請求項39に記載の装置。
【請求項42】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
前記第1のブロードキャストストリームからライブコンテンツを得るためにモバイルブロードキャスト受信機において第1のブロードキャストストリームを処理することと、
前記モバイルブロードキャスト受信機において、メモリから、保存されたコンテンツを検索することと、
前記モバイルブロードキャスト受信機において同時に前記ライブコンテンツと前記保存されたコンテンツとをディスプレイすることと、
を備えている方法。
【請求項43】
前記モバイルブロードキャスト受信機において第2のブロードキャストストリームを処理することと、
前記ライブコンテンツと共にディスプレイするための後での使用のために、前記メモリにおいて前記第2のブロードキャストストリームからのコンテンツを保存することと、
を更に備えている請求項42に記載の方法。
【請求項44】
前記ライブコンテンツと共に前記保存されたコンテンツをディスプレイするためにユーザ選択を受信すること、
をさらに備え、前記保存されたコンテンツは、前記ユーザ選択に応じて、検索され、ディスプレイされる、請求項42に記載の方法。
【請求項45】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
選択されるとき、ディスプレイのためのコンテンツを保存するメモリと;
前記第1のブロードキャストストリームからライブコンテンツを得るために第1のブロードキャストストリームを処理するように、
前記メモリから、保存されたコンテンツを検索するように、
前記モバイルブロードキャスト受信機における同時ディスプレイのために、前記ライブコンテンツと前記保存されたコンテンツとを提供するように、
構成された少なくとも1つのプロセッサと;
を備えている装置。
【請求項46】
前記少なくとも1つのプロセッサは、第2のブロードキャストストリームを処理するように構成されており、
前記メモリは、前記ライブコンテンツと共にディスプレイするための後での使用のために、前記第2のブロードキャストストリームからのコンテンツを保存するように構成されている、
請求項45に記載の装置。
【請求項47】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ライブコンテンツと共に前記保存されたコンテンツをディスプレイするためにユーザ選択を受信するように、
前記ユーザ選択に応じて前記保存されたコンテンツを検索するように、
構成されている、
請求項45に記載の装置。
【請求項48】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
モバイルブロードキャスト受信機においてマルチプルブロードキャストストリームを受信することと、
前記モバイルブロードキャスト受信機における少なくとも1つのディスプレイユニット上で前記マルチプルブロードキャストストリームをディスプレイすることと、
を備えている方法。
【請求項49】
前記マルチプルブロードキャストストリームをディスプレイすることは、
前記モバイルブロードキャスト受信機における第1のディスプレイユニット上で第1のブロードキャストストリームをディスプレイすることと、
外部デバイスにおける第2のディスプレイユニット上で第2のブロードキャストストリームをディスプレイすることと、
を備えている方法。
【請求項50】
前記マルチプルブロードキャストストリームをディスプレイすることは、外部デバイスにおける1つのディスプレイユニット上で前記マルチプルブロードキャストストリームをディスプレイすることを備えている、請求項48に記載の方法。
【請求項51】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
前記モバイルブロードキャスト受信機においてマルチプルブロードキャストストリームを受信するように、
前記モバイルブロードキャスト受信機における少なくとも1つのディスプレイユニット上のディスプレイのために、前記マルチプルブロードキャストストリームを提供するように、
構成された少なくとも1つのプロセッサ、
を備えている装置。
【請求項52】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記モバイルブロードキャスト受信機における第1のディスプレイユニット上のディスプレイのために、第1のブロードキャストストリームを提供するように、
外部デバイスにおける第2のディスプレイユニット上のディスプレイのために、第2のブロードキャストストリームを提供するように、
構成されている、
請求項51に記載の装置。
【請求項53】
ブロードキャスト情報を受信する方法であって、
モバイルブロードキャスト受信機においてユーザ閲覧傾向の統計を集めることと、
指定されたネットワークエンティティに対して前記集められた統計を報告することと、
を備えている方法。
【請求項54】
ユーザ閲覧傾向の統計を集めることは、
時間期間にわたって、ブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択を受信することと、
前記ユーザ選択に基づいて、ユーザ閲覧傾向の統計を決定することと、
を備えている、
請求項53に記載の方法。
【請求項55】
前記集められた統計は、視聴されたコンテンツのタイプ、コンテンツ検索の頻度、コンテンツ検索の時間、コンテンツ検索のロケーション、または、それらの組み合わせ、を備えることができる、請求項53に記載の方法。
【請求項56】
前記集められた統計を報告することは、
セルラシステムにおいて、逆方向リンクを介して前記集められた統計を送信すること、
を備えている、請求項53に記載の方法。
【請求項57】
モバイルブロードキャスト受信機のための装置であって、
前記モバイルブロードキャスト受信機においてユーザ閲覧傾向の統計を集めるように、
指定されたネットワークエンティティに対して、前記集められた統計を報告するように、
構成された少なくとも1つのプロセッサ、
を備える装置。
【請求項58】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
時間の期間にわたってブロードキャストコンテンツについてのユーザ選択を受信するように、
前記ユーザ選択に基づいてユーザ閲覧傾向の前記統計を決定するように、
構成されている、
請求項57に記載の装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2013−78122(P2013−78122A)
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−209868(P2012−209868)
【出願日】平成24年9月24日(2012.9.24)
【分割の表示】特願2011−511846(P2011−511846)の分割
【原出願日】平成21年5月29日(2009.5.29)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLU−RAY DISC
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−209868(P2012−209868)
【出願日】平成24年9月24日(2012.9.24)
【分割の表示】特願2011−511846(P2011−511846)の分割
【原出願日】平成21年5月29日(2009.5.29)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLU−RAY DISC
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】
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