説明

ラテラルロッドの取付構造

【課題】組付作業性の向上を図ることができるラテラルロッドの取付構造を提供すること。
【解決手段】車両の車幅方向に配されてサスペンションの一部を構成し、一端がブッシュを介して車体側に取り付けられ、他端がブッシュ17を介してアクスルパイプ(アクスル部品)2に取り付けられるラテラルロッド4の前記アクスルパイプ2への取付構造として、前記ラテラルロッド4の端部に取り付けられた前記ブッシュ17の内筒17aの軸方向一端内周に嵌合するガイド部19cが先端に形成されたナット19を前記アクスルパイプ2に取り付け、該ナット19の前記ガイド部19cに前記ブッシュ17の内筒17aの軸方向一端を嵌合させ、前記ブッシュ17の内筒17a内に挿入されたボルト21を前記ナット19に形成された雌ネジ部19aにねじ込むことによって前記ラテラルロッド4を前記アクスルパイプ2に取り付ける構成を採用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の車幅方向に配されてサスペンションの一部を構成するラテラルロッドのアクスル部品への取付構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両の車輪を車体に対して懸架するサスペンションには、車両旋回時にタイヤ接地点に発生する横力を受け止めてタイヤの横方向の位置決めを行うためのラテラルロッドが設けられている。このラテラルロッドは、車幅方向に沿って配される長尺な部品であって、その一端はブッシュを介して車体側に取り付けられ、他端はブッシュを介してアクスルパイプ等のアクスル部品に取り付けられている。
【0003】
ここで、ラテラルロッドのアクスルパイプシャフトへの取付構造の従来例を図8及び図9に基づいて説明する。
【0004】
即ち、図8はラテラルロッドの従来の取付構造を示す部分斜視図、図9は図8の断面図であり、車幅方向に配されたアクスルパイプ102の左端側には丸棒状のピン119が結着されており、車両後方に延びるピン119の先端には雄ネジ部119aが形成されている。
【0005】
他方、ラテラルロッド104の両端にはブッシュ117が結着されており、ラテラルロッド104の車両への取り付けに際しては、先ず、該ラテラルロッド104の一端が不図示の一端側ブッシュ117を介して車体に取り付けられ、その後、他端側ブッシュ117の内筒117aをピン119に車両後方から通し、この内筒117aから突出するピン119の雄ネジ部119aにワッシャ120を通してナット121をねじ込むことによってラテラルロッド104の他端がピン119を介してアクスルパイプ102に取り付けられる。
【0006】
尚、ラテラルロッドの取付構造に関して、特許文献1には、ラテラルロッドを取り付けるためのラテラルピンを既存のスプリングシートを利用して取り付けることによって、該ラテラルピンの取付剛性を高めるとともに、部品点数を削減してコストダウン及び省スペースを図るようにした構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特許第3741301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、図8及び図9に示すラテラルロッドの従来の取付構造において、車体側の一端が先に車体に取り付けられているラテラルロッド104の他端をアクスルパイプ102に取り付けることは容易ではない。これは、車体に対して位置が可動であるサスペンションのアクスルパイプ102へのラテラルロッド104の位置決めが難しいことと、長いピン119をブッシュ117の内筒117aに挿入しなければならないという理由による。
【0009】
ラテラルロッド104のアクスルパイプ102に対する位置決めは、サスペンションの状態を治具等によって調整すれば或る程度は可能であるが、長いピン119をブッシュ117の内筒117aに挿入するにはブッシュ117のゴム状弾性体117cを変形させなければならず、この作業は容易ではない。即ち、ラテラルロッド104の一端は車体に既に固定されているため、ラテラルロッド104は車体への取付点を回転中心とした揺動(車体側の不図示のブッシュ117のゴム状弾性体117cの変形による揺動)しかできない。この揺動に対してピン119は略接線方向に延びているため、挿入初期にピン119とブッシュ117の内筒117aとの位置や傾きがずれ、このために車体側の不図示のブッシュ117を弾性変形させるとともに、アクスルパイプ102側のブッシュ117も弾性変形させてピン119をブッシュ117の内筒117aに挿入する必要があり、その挿入作業が困難となって作業性が悪くなっていた。
【0010】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、組付作業性の向上を図ることができるラテラルロッドの取付構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、車両の車幅方向に配されてサスペンションの一部を構成し、一端がブッシュを介して車体側に取り付けられ、他端がブッシュを介してアクスル部品に取り付けられるラテラルロッドの前記アクスル部品への取付構造として、前記ラテラルロッドの端部に取り付けられた前記ブッシュの内筒の軸方向一端内周に嵌合するガイド部が先端に形成されたナットを前記アクスル部品に取り付け、該ナットの前記ガイド部に前記ブッシュの内筒の軸方向一端を嵌合させ、前記ブッシュの内筒内に挿入されたボルトを前記ナットに形成された雌ネジ部にねじ込むことによって前記ラテラルロッドを前記アクスル部品に取り付ける構成を採用したことを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ナットのガイド部の長さを前記ブッシュの内筒の長さの半分以下に設定したことを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記ボルトの首下部に、前記ブッシュの内筒の軸方向他端内周に嵌合する嵌合部を形成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
請求項1記載の発明によれば、ナットの先端に形成されたガイド部にラテラルロッドの端部に取り付けられたブッシュの内筒の軸方向一端内周を嵌合させてラテラルロッドの端部(ブッシュ)をナットによって仮保持し、その状態からボルトをブッシュの内筒内に挿入してこれをナットの雌ネジ部にねじ込むことによってラテラルロッドの端部がアクスル部品に取り付けられるため、ナットのガイド部の長さが短くて済み、この結果、ラテラルロッドの車体側固定点を中心とする揺動量が小さく抑えられ、該ラテラルロッドのアクスル部品への取り付けが容易化して組付作業性が高められる。
【0015】
請求項2記載の発明によれば、ナットのガイド部の長さをブッシュの内筒の長さの半分以下に設定したため、該ガイド部のブッシュの内筒への挿入長さが短くなってラテラルロッドのアクスル部品への組付作業性が高められる。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、ブッシュの内筒がこれに嵌合するナットのガイド部とボルトの嵌合部によって保持されるため、車両走行時の外乱によって発生するボルトの振れが抑制され、該ボルトの緩みが防がれる。又、ボルトの嵌合部がブッシュの内筒に嵌合して荷重を伝達することができるため、組付性を考慮してナットのガイド部の長さを短くしても、荷重の伝達経路が確保されてラテラルロッドをアクスル部品に確実且つ安定的に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係るラテラルロッド取付構造を備えるリヤサスペンションの部分後面図である。
【図2】本発明に係るラテラルロッド取付構造を備えるリヤサスペンションの斜視図である。
【図3】図2のA部拡大詳細図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】図3の分解斜視図である。
【図6】図4の分解斜視図である。
【図7】(a)〜(c)はラテラルロッドの取付手順を示す断面図である。
【図8】ラテラルロッドの従来の取付構造を示す部分斜視図である。
【図9】図8の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0019】
図1は本発明に係るラテラルロッド取付構造を備えるリヤサスペンションの部分後面図、図2は同リヤサスペンションの斜視図、図3は図2のA部拡大詳細図、図4は図3の断面図、図5は図3の分解斜視図、図6は図4の分解斜視図、図7(a)〜(c)はラテラルロッドの取付手順を示す断面図である。
【0020】
図1及び図2に示すリヤサスペンション1は、トレーリングアーム式(3リンク式)のものであって、車幅方向(図1の左右方向)に配されたアクスルパイプ2を車両前後方向に延びる左右一対のトレーリングアーム3(図2参照)と車幅方向に配されたラテラルロッド4によって後部車体5に支持し、左右一対のコイルスプリング6とショックアブソーバ7(図1には一方のみ図示)によってアクスルパイプ2を後部車体5に懸架して構成されている。
【0021】
上記アクスルパイプ2の左右両端部には、図1に示すように(図1には一端のみ図示)後輪8がベアリング9,10によって回転可能に支持されており、前記コイルスプリング6は、アクスルパイプ2の左右に結着されたスプリングシート(図1には一方のみ図示)11とその上方の後部車体5の下面に結着されたスプリングシート12との間に介装されている。そして、後部車体5側のスプリングシート12には、アクスルパイプ2に当接して後輪8の上方へのスイングを規制するゴム製のバンプストッパ13が取り付けられている。
【0022】
ところで、車幅方向に配された前記ラテラルロッド4は、車両旋回時に後輪8のタイヤ接地点に発生する横力を受け止めて後輪8の横方向の位置決めを行うための部品であって、その一端(右端)は、後部車体5の右側底部から垂下するブラケット14(図1参照)にブッシュ15を介して連結されている。又、ラテラルロッド4の他端(左端)は、以下に説明する取付構造によってアクスルパイプ2の左端部の後輪8の内側に取り付けられている。
【0023】
即ち、図3〜図6に示すようにラテラルロッド4の左端部には円筒状のスリーブ16が結着されており、このスリーブ16内にはブッシュ17が圧入されている。ここで、ブッシュ17は、同心状に配された金属製の内筒17aと外筒17bとの間にゴム状弾性体17cを加硫接着等によって充填して構成されている。
【0024】
他方、アクスルパイプ2の左端部には、板金製のブラケット18が取り付けられており、このブラケット18の端部には丸棒状のナット19が溶接されている。このナット19は車両後方に向かって延びており、その内部の軸中心には後方に向かって開口する円孔状の雌ネジ部19aが形成されている。又、ナット19の外周には鍔状のストッパ19bが一体に形成されており、このストッパ19bよりも後方の先端部にはガイド部19cが形成されている。このガイド部19cの外径は、ブッシュ17の内筒17aの内径よりも若干小さく設定され、その長さはブッシュ17の内筒17aの長さの半分以下に設定されている。
【0025】
而して、ラテラルロッド4の組み付けに際しては、先ず、該ラテラルロッド4の一端(右端)がブッシュ15(図2参照)を介して図1に示すブラケット14に取り付けられて固定される。そして、ラテラルロッド4の他端(左端)が図5〜図7に示す要領でナット19及びブラケット18を介してアクスルパイプ2に取り付けられる。
【0026】
即ち、ラテラルロッド4の右端部が車体側に先に取り付けられた状態では、該ラテラルロッド4の左端部に取り付けられたスリーブ16及びこれに圧入されたブッシュ17は、図5、図6及び図7(a)に示すようにナット19の後方へ位置しており、この状態からラテラルロッド4を右端の取付点を回転中心として図示矢印方向に揺動させ、図7(b)に示すように、ナット19の先端部に形成されたガイド部19cにラテラルロッド4の左端に保持されたブッシュ17の内筒17aの軸方向一端を嵌合させ、該内筒17aの軸方向端面をナット19の外周に形成されたストッパ19bに当接させる。つまり、内筒17aの軸方向端面にストッパ19bが当接するまでガイド部19cを内筒17aに挿入する。このときのラテラルロッド4の揺動は、該ラテラルロッド4の右端に保持されたブッシュ15のゴム状弾性体の弾性変形によって許容されるが、ナット19のガイド部19cはブッシュ17の内筒17a内に部分的に嵌合するだけであって、その長さは前述のようにナット19のガイド部19cの長さの半分以下に設定されているため、ラテラルロッド4の揺動量は小さく抑えられ、該ラテラルロッド4の右端部に保持されたブッシュ15のゴム状弾性体の弾性変形量も小さく抑えられる。
【0027】
而して、図7(b)に示すようにナット19のガイド部19cにブッシュ17の内筒17aの軸方向一端が部分的に嵌合されると、ラテラルロッド4の右端部(ブッシュ17)がナット19によって仮保持される。そして、この状態から、図3、図4及び図7(c)に示すようにワッシャ20に通されたボルト21をブッシュ17の内筒17a内に車両後方から通し、その先端の雄ネジ部21aをナット19の雌ネジ部19aにねじ込めば、内筒17aがストッパ19bとワッシャ20に挟まれてブッシュ17がナット19に固定され、ラテラルロッド4の左端部がブッシュ17及びナット19を介してアクスルパイプ2に取り付けられる。
【0028】
ここで、ボルト21の首下部には、外径がブッシュ17の内筒17aの内径よりも若干小さい段状の嵌合部21bが形成されており、該ボルト21の雄ネジ部21aが図3、図4及び図7(c)に示すようにナット19の雌ネジ部19aに螺着された状態では、このボルト21の嵌合部21bはブッシュ17の内筒17aの軸方向他端内周に嵌合する。従って、ラテラルロッド4の左端部が取り付けられた状態では、ブッシュ17の内筒17aがこれに嵌合するナット19のガイド部19cとボルト21の嵌合部21bの双方によって保持されるため、車両走行時の外乱によって発生するボルト21の振れが抑制され、該ボルト21の緩みが防がれる。又、ボルト21の嵌合部21bがブッシュ17の内筒17aに嵌合して荷重を伝達することができるため、組付性を考慮してナット19のガイド部19cの長さを前述のように短くしても、荷重の伝達経路が確保されてラテラルロッド4をアクスルパイプ2に確実且つ安定的に取り付けることができる。
【0029】
尚、本実施の形態では、ボルト21の嵌合部21bの長さは、ナット19のガイド部19cの長さと同様にブッシュ17の内筒17aの長さの半分以下に設定されており、該ボルト21の締め付け時のブッシュ17の内筒17aとの摩擦による締付トルクの増大が抑えられている。又、ボルト21の先端の雄ネジ部21aがナット19の雌ネジ部19aに螺合する前に該ボルト21の嵌合部21bがブッシュ17の内筒17a内に挿入されないよう該嵌合部21bの長さが設定されていると、内筒17aの姿勢に影響されることなくボルト21の雄ネジ部21aをナット19の雌ネジ部19aに螺合させることができるため、ボルト21の締め付けが容易となる。
【0030】
又、ボルト21に通された前記ワッシャ20は、ブッシュ17の軸方向の動きを規制するための部品であって、その外径はブッシュ17の外筒17bの外径よりも大きく設定されている。このため、ブッシュ17のゴム状弾性体17cが大きく変形したときに外筒17bの端縁がワッシャ20に当接し、それ以上の外筒17bの動きがワッシャ20によって規制される。又、ワッシャ20の外径がスリーブ16の外径よりも大きく設定されているため、ブッシュ17からラテラルロッド4が外れようとしても、その外れはワッシャ20によって確実に防がれる。尚、ワッシャ20の中央にはボルト21が挿通するためのボルト挿通孔20a(図7参照)が形成されており、このボルト挿通孔20aとブッシュ17の内筒17aに挿通するボルト21がナット19に締め付けられることによって、ワッシャ20はブッシュ17の内筒17aの端面とボルト21の頭部21cの間に挟まれて固定されている。
【0031】
以上のように、本発明に係るラテラルロッド4の取付構造によれば、ナット19の先端に形成されたガイド部19cにラテラルロッド4の端部に取り付けられたブッシュ17の内筒17aの軸方向一端内周を嵌合させてラテラルロッド4の端部(ブッシュ17)をナット19によって仮保持し、その状態からボルト21をブッシュ17の内筒17a内に挿入してこれをナット19の雌ネジ部19aにねじ込むことによってラテラルロッド4の左端部がアクスルパイプ2に取り付けられるため、ナット19のガイド部19cの長さが短くて済み、この結果、ラテラルロッド4の車体側固定点を中心とする揺動量が小さく抑えられ、該ラテラルロッド4のアクスルパイプ2への取り付けが容易化して組付作業性が高められるという効果が得られる。
【0032】
又、ラテラルロッド4の取付部には従来のようにピン状に長く突出するものがないため、取付部が移送の邪魔になることがなく、移送時に取付部が他の部品等に衝突して他の部品等を損傷させることもない。更に、ラテラルロッド4の取付部においては、ナット19の雌ネジ部19aやボルト21の雄ネジ部21aが外部に露出しないため、これらの損傷が防がれる。
【符号の説明】
【0033】
1 リヤサスペンション
2 アクスルパイプ(アクスル部品)
3 トレーリングアーム
4 ラテラルロッド
5 後部車体
6 コイルスプリング
7 ショックアブソーバ
8 後輪
9,10 ベアリング
11,12 スプリングシート
13 バンプストッパ
14 ブラケット
15 ブッシュ
16 スリーブ
17 ブッシュ
17a ブッシュの内筒
17b ブッシュの外筒
17c ブッシュのゴム状弾性体
18 ブラケット
19 ナット
19a ナットの雌ネジ部
19b ナットのストッパ
19c ナットのガイド部
20 ワッシャ
20a ワッシャのボルト挿通孔
21 ボルト
21a ボルトの雄ネジ部
21b ボルトの嵌合部
21c ボルトの頭部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の車幅方向に配されてサスペンションの一部を構成し、一端がブッシュを介して車体側に取り付けられ、他端がブッシュを介してアクスル部品に取り付けられるラテラルロッドの前記アクスル部品への取付構造であって、
前記ラテラルロッドの端部に取り付けられた前記ブッシュの内筒の軸方向一端内周に嵌合するガイド部が先端に形成されたナットを前記アクスル部品に取り付け、該ナットの前記ガイド部に前記ブッシュの内筒の軸方向一端を嵌合させ、前記ブッシュの内筒内に挿入されたボルトを前記ナットに形成された雌ネジ部にねじ込むことによって前記ラテラルロッドを前記アクスル部品に取り付けることを特徴とするラテラルロッドの取付構造。
【請求項2】
前記ナットのガイド部の長さを前記ブッシュの内筒の長さの半分以下に設定したことを特徴とする請求項1記載のラテラルロッドの取付構造。
【請求項3】
前記ボルトの首下部に、前記ブッシュの内筒の軸方向他端内周に嵌合する嵌合部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のラテラルロッドの取付構造。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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