説明

ラベルプリンターおよびその適正用紙判断方法

【課題】各種の特性を有するラベル用紙2をラベルプリンターに装填後、貼り付けられる被着体を選択することにより、ラベルプリンター内で判別し、装填されているラベル用紙2が被着体に対して適正か不適正かを自動的に判断することができるラベルプリンターおよびその適正用紙判断方法を提供すること。
【解決手段】被着体の種類を選択すること、および選択した被着体とラベル用紙2との適正を判断することに着目したもので、ラベル用紙2は、これを特定可能な判別データを保有しているとともに、判別データを読み取る読取り部9を設け、ラベル用紙2が貼り付けられる被着体に関する被着体情報を入力部7において選択的に入力可能とし、読取り部9からの判別データによりラベル用紙2の種類を判別するとともに、被着体とラベル用紙2との適正を判断して表示部8に表示するように制御することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はラベルプリンターおよびその適正用紙判断方法にかかるもので、とくに食品小売り分野において各種の食品に貼り付けるためのラベルに必要な情報を印字するラベルプリンターおよびその適正用紙判断方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、各種の食品に貼り付けるためのラベルは、食品ないしはその包装容器などの被着体に貼り付けて必要な情報を表示しているが、ラベルを実際に貼り付けられる被着体には、食品自体はもちろん、紙材による箱さらにポリエチレンやポリプロピレンなどのフィルム材料による容器ないしは袋などラベルとは異なる材質から構成されているもの、冷凍されていて冷えているもの、加温されていて暖かいものなど、と多岐にわたる被着体がある。
【0003】
しかしながら、ラベル自体と被着体との組み合わせが異なると、すなわち、被着体の特性ないしはラベルの使用形態によって両者を適正な組み合わせで用いていない場合には、ラベル上に印字された印字内容が消失したり、かすれるなどの症状、あるいはラベルが被着体からはがれやすいなどの現象が発生するという問題がある。
ラベル(ラベル用紙)は、そのラベル基材および粘着剤などを有しており、ラベル自体は皆、同じように見えるため、貼り付ける対象となる被着体に適したものを目視で判断することが困難であるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−213236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、使用状況や環境条件に応じて適正なラベル用紙(ラベル基材および粘着剤)の選定を行うことができるラベルプリンターおよびその適正用紙判断方法を提供することを課題とする。
【0006】
また本発明は、各種の特性を有するラベル用紙をラベルプリンターに装填後、貼り付けられる被着体を選択することにより、ラベルプリンター内で判別し、装填されているラベル用紙が被着体に対して適正か不適正かを自動的に判断することができるラベルプリンターおよびその適正用紙判断方法を提供することを課題とする。
【0007】
また本発明は、ラベル用紙と被着体との組み合わせについて適正および不適正を判断ないしは確認可能なラベルプリンターおよびその適正用紙判断方法を提供することを課題とする。
【0008】
また本発明は、ラベル用紙と被着体との組み合わせについて、適正ではない場合に、警告表示を行うようにしたラベルプリンターおよびその適正用紙判断方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち本発明は、被着体の種類を選択すること、およびこの選択した被着体とラベル用紙との適正を判断することに着目したもので、第一の発明は、ラベル用紙の供給部と、このラベル用紙に関する入力情報を入力する入力部と、この入力部によるこの入力情報を表示する表示部と、上記ラベル用紙に印字する印字部と、この印字部、上記入力部および上記表示部を制御する制御部と、を有するラベルプリンターであって、上記供給部に保持された上記ラベル用紙は、これを特定可能な判別データを保有しているとともに、この判別データを読み取る読取り部を設け、上記入力部は、上記ラベル用紙が貼り付けられる被着体に関する被着体情報を選択的に入力可能とし、上記制御部は、上記読取り部からの上記判別データにより上記ラベル用紙の種類を判別するとともに、上記被着体と上記ラベル用紙との適正を判断して上記表示部に表示するように制御することを特徴とするラベルプリンターである。
【0010】
第二の発明は、ラベル用紙の供給部と、このラベル用紙に関する入力情報を入力する入力部と、この入力部によるこの入力情報を表示する表示部と、上記ラベル用紙に印字する印字部と、この印字部、上記入力部および上記表示部を制御する制御部と、を有するラベルプリンターの適正用紙判断方法であって、上記供給部に保持された上記ラベル用紙に、これを特定可能な判別データを保有させるとともに、上記供給部の近傍に設けた読取り部によりこの判別データを読み取り、上記ラベル用紙が貼り付けられる被着体に関する被着体情報を上記入力部により選択的に入力可能とし、上記制御部は、上記読取り部からの上記判別データにより上記ラベル用紙の種類を判別するとともに、上記被着体と上記ラベル用紙との適正を判断して上記表示部に表示することを特徴とするラベルプリンターの適正用紙判断方法である。
【0011】
上記制御部は、上記被着体と上記ラベル用紙との適正な組み合わせに関する適正用紙表を有することができる。
【0012】
上記制御部は、上記ラベル用紙のラベル基材、粘着剤および上記判別コードに関する判別データ表を有することができる。
【0013】
上記制御部は、上記被着体の特性に関する被着体特性表を有することができる。
【0014】
上記表示部は、上記被着体特性表に記憶している少なくとも上記被着体を表示し、上記入力部による上記被着体の選択を可能としていることができる。
【0015】
上記制御部は、上記ラベル用紙と上記被着体とが適正に組み合わされているときには、上記被着体の上記特性および「適」を上記表示部に表示することができる。
【0016】
上記制御部は、上記ラベル用紙と上記被着体とが適正に組み合わされていないときには、上記被着体の上記特性および「不適」を上記表示部に表示することができる。
【0017】
上記入力情報は、上記ラベル用紙への印字のためのデータおよびコマンドその他必要な情報なもとより、上記ラベル用紙が貼り付けられる上記被着体に関する上記被着体情報も含むものである。
上記ラベルプリンターの方式としては、熱転写方式や加熱発色方式など、任意の方式のプリンターとすることができる。
上記ラベル用紙自体の構成も、そのラベル基材や粘着剤の種類や特性、さらには台紙(剥離紙)の有無など、任意である。
【発明の効果】
【0018】
本発明によるラベルプリンターおよびその適正用紙判断方法においては、被着体の種類を選択するとともに、この選択した被着体と装填されているラベル用紙との適正を判断するようにしたので、当該ラベルプリンターによりラベル用紙に印字する前に、被着体との適合性を判断し、被着体へのラベル用紙の貼付け後の不具合を事前に回避することができる。
【0019】
とくに第一の発明によるラベルプリンターによれば、ラベル用紙に保有させた判別データを読み取る読取り部を設けるとともに、ラベル用紙が貼り付けられる被着体に関する被着体情報を選択的に入力可能としているので、被着体とラベル用紙との適正を判断して表示部に表示することができる。
【0020】
とくに第二の発明によるラベルプリンターの適正用紙判断方法によれば、ラベル用紙が保有している判別データを、供給部の近傍に設けた読取り部により読み取るとともに、被着体に関する被着体情報を入力部により選択的に入力し、読取り部からの判別データによりラベル用紙の種類を判別するとともに、被着体とラベル用紙との適正を判断して表示部に表示するようにしたので、被着体に適したラベル用紙の装填を事前に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の実施例によるラベルプリンター1の概略説明図である。
【図2】同、被着体の特性に関する被着体特性表27の説明図である。
【図3】同、ラベル用紙2のラベル基材11、粘着剤層12の粘着剤および判別コードに関する判別データ表28の説明図である。
【図4】同、被着体とラベル用紙2との適正な組み合わせに関する適正用紙表29の説明図である。
【図5】同、ラベルプリンター1の適正用紙判断方法のフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明は、ラベル用紙の判別および被着体の選択を組み合わせて、ラベル用紙の被着体への適正な貼付け状態ないし印字表示状態を実現可能としたラベルプリンターおよびその適正用紙判断方法を実現した。
【実施例】
【0023】
つぎに本発明の実施例によるラベルプリンター1およびその適正用紙判断方法を図1ないし図5にもとづき説明する。
図1は、ラベルプリンター1の概略説明図であって、ラベルプリンター1は、ラベル用紙2の供給部3と、検出部4と、印字部5と、剥離部6と、入力部7と、表示部8と、読取り部9と、制御部10と、を有する。
【0024】
ラベル用紙2は、図1の一部を拡大して示すように、ラベル基材11(ラベル片)と、その裏面側の粘着剤層12と、粘着剤層12の裏面に仮着する台紙13と、を有する。
なお、印字部5の方式によっては、ラベル基材11の表面側に感熱発色剤層14を設けているものも装填可能である。
【0025】
供給部3は、ラベル用紙2をロール状に保持するとともに、検出部4方向にラベル用紙2を帯状に繰り出し可能である。
【0026】
検出部4は、ラベル用紙2の位置検出センサー15を有し、ラベル用紙2の裏面に予め印刷してある位置検出マーク(図示せず)、あるいは台紙13の表面に仮着するラベル片の間の間隙などを検出可能としている。
【0027】
印字部5は、サーマルヘッド16およびプラテンローラー17と、熱転写リボン18の供給軸19および巻取り軸20と、を有し、ラベル用紙2の表面に所定の印字情報を印字可能である。
なお、ラベル用紙2としてラベル基材11の表面に感熱発色剤層14を塗布積層している構成の場合には、熱転写リボン18(およびその供給軸19および巻取り軸20)は不要である。
【0028】
剥離部6は、転向ピン21および台紙巻取り軸22を有し、転向ピン21においてラベル用紙2の台紙13のみを転向させ、台紙13からラベル基材11を剥離可能とする。
【0029】
入力部7は、ラベル用紙2に関する入力情報を入力するものであって、キーボードやタッチパネルなどを採用であり、テンキーその他必要なキーを設けている。
さらに入力部7は、ラベル用紙2が貼り付けられる被着体(図示せず)に関する被着体情報を選択的に入力可能としているもので、各種の被着体を選択可能とした複数個の被着体情報キー23ないしはタッチパネルを設ける構造、あるいはスクロール方式で表示部8に複数の被着体を表示して選択キー24によりこれを選択可能とする構造など、任意の入力ないし選択構造を採用可能である。
すなわち表示部8は、後述する被着体特性表27(図2)に記憶している少なくとも被着体を表示し、入力部7の選択キー24などによる被着体の選択を可能とすることもできる。
【0030】
上記表示部8は、LCDなどを有して、入力部7による上記入力情報や被着体情報を表示可能とする。また、後述する制御部10によるラベル用紙2の適正・不適正の判断結果の表示も行う。
【0031】
読取り部9は、供給部3の近傍にこれを設け、供給部3に保持されたラベル用紙2は、これを特定可能な判別データを保有しており、読取り部9はこの判別データを読み取る。
判別データは、任意の自動的読み取り可能な形式にこれを準備するもので、たとえばバーコードあるいはRFIDタグ(ICタグ)などにこれを記憶させておく。図示の例では、RFIDタグ25をラベル用紙2の巻き芯などにあらかじめ取り付けておき、読取り部9としては無線によるデータ交信が可能なリーダーライター26を設けることができる。バーコードの場合には、光学的読み取りが可能なバーコードスキャナーなどを読取り部9とする。
【0032】
制御部10は、上述した検出部4、印字部5、剥離部6、入力部7、表示部8および読取り部9などを制御するものであって、被着体の特性に関する被着体特性表27(図2)と、ラベル用紙2のラベル基材11、粘着剤層12の粘着剤および判別コードに関する判別データ表28(図3)と、被着体とラベル用紙2との適正な組み合わせに関する適正用紙表29(図4)と、を有する。
制御部10は、読取り部9からの判別データによりラベル用紙2の種類を判別するとともに、被着体とラベル用紙2との適正を判断して表示部8に表示するように制御する。
【0033】
被着体特性表27は、各種被着体(一般的には食品の包装袋や容器)について必要とされる特性を表にしたもので、たとえば袋(一般)は一般的な汎用特性であること、また、肉、魚、野菜などのトレーは、耐冷凍性を必要とすること、などを表にしている。
判別データ表28は、各ラベル用紙2について、それぞれのラベル基材11および粘着剤層12の粘着剤、さらにそれぞれを特定するための判別コードを表にしているもので、各ラベル用紙2は、この判別コードにより特定可能である。
適正用紙表29は、それぞれの被着体に適正に貼り付けることができるラベル用紙2を表にしている。たとえば、耐冷凍性を必要とするトレーについては、ラベル用紙5あるいは6、・・・が適していることを示している。
【0034】
こうした構成のラベルプリンター1によれば、供給部3に装填するラベル用紙2と、ラベル用紙2を貼り付ける被着体との適正を事前に(印字部5による印字開始の前に)かつ自動的に確認することができる。
図5は、ラベルプリンター1の適正用紙判断方法のフローチャート図であって、作業者は電源オンののち、ステップS1において被着体特性表27にあげられている被着体からラベル用紙2を貼り付けようとする特定の被着体を選択する。すなわち、ラベル用紙2が貼り付けられる被着体に関する被着体情報を入力部7により選択的に入力する。
ステップS2において、読取り部9(リーダーライター26)によりラベル用紙2のRFIDタグ25の判別コード(判別データ)を読み取って、供給部3に装填されているラベル用紙2を判別する。すなわち制御部10は、読取り部9からの判別データによりラベル用紙2の種類を判別する。
【0035】
つぎにステップS3において、適正用紙表29中の選択した被着体と、読み取った判別コードのラベル用紙2と、の組み合わせが適正か否かを判断し、適正であれば、ステップS4において、被着体およびその特性さらには「適」の表示を表示部8に表示する。
また、ラベル用紙2と被着体とが適正に組み合わされていないと判断したときには、ステップS5において被着体およびその特性さらには「不適」の表示を表示部8に表示する。また、必要であれば、この被着体の特性にあった正しいラベル用紙2を表示部8に表示して事後の処理を容易にすることもできる。
【0036】
ついで、ステップS6において入力部7のいずれかのキーが押されたかを判断し、押された段階で、このフローチャートを出て、通常の処理フローに戻る。
具体的には、ステップS4における適正な組み合わせであるとの表示であれば、印字部5による印字に移行する。
また、ステップS5における不適正な組み合わせであるとの表示であれば、供給部3においてラベル用紙2を正しいものに装填し直したのちに印字操作に移行する。
【0037】
かくして、供給部3に装填したラベル用紙2とラベル用紙2を貼り付ける被着体との組み合わせの適正を自動的に判断して、印字および貼付けの安定性を確保することができる。
【符号の説明】
【0038】
1 ラベルプリンター(実施例、図1)
2 ラベル用紙
3 供給部
4 検出部
5 印字部
6 剥離部
7 入力部
8 表示部
9 読取り部
10 制御部
11 ラベル用紙2のラベル基材
12 ラベル用紙2の粘着剤層
13 ラベル用紙2の台紙
14 ラベル用紙2の感熱発色剤層
15 位置検出センサー
16 サーマルヘッド
17 プラテンローラー
18 熱転写リボン
19 供給軸
20 巻取り軸
21 転向ピン
22 台紙巻取り軸
23 被着体情報キー
24 選択キー
25 RFIDタグ
26 リーダーライター
27 被着体特性表(図2)
28 判別データ表(図3)
29 適正用紙表(図4)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラベル用紙の供給部と、
このラベル用紙に関する入力情報を入力する入力部と、
この入力部によるこの入力情報を表示する表示部と、
前記ラベル用紙に印字する印字部と、
この印字部、前記入力部および前記表示部を制御する制御部と、を有するラベルプリンターであって、
前記供給部に保持された前記ラベル用紙は、これを特定可能な判別データを保有しているとともに、
この判別データを読み取る読取り部を設け、
前記入力部は、前記ラベル用紙が貼り付けられる被着体に関する被着体情報を選択的に入力可能とし、
前記制御部は、前記読取り部からの前記判別データにより前記ラベル用紙の種類を判別するとともに、前記被着体と前記ラベル用紙との適正を判断して前記表示部に表示するように制御することを特徴とするラベルプリンター。
【請求項2】
前記制御部は、前記被着体と前記ラベル用紙との適正な組み合わせに関する適正用紙表を有することを特徴とする請求項1記載のラベルプリンター。
【請求項3】
前記制御部は、前記ラベル用紙のラベル基材、粘着剤および前記判別コードに関する判別データ表を有することを特徴とする請求項1記載のラベルプリンター。
【請求項4】
前記制御部は、前記被着体の特性に関する被着体特性表を有することを特徴とする請求項1記載のラベルプリンター。
【請求項5】
前記表示部は、前記被着体特性表に記憶している少なくとも前記被着体を表示し、前記入力部による前記被着体の選択を可能としていることを特徴とする請求項4記載のラベルプリンター。
【請求項6】
前記制御部は、前記ラベル用紙と前記被着体とが適正に組み合わされているときには、前記被着体の前記特性および「適」を前記表示部に表示することを特徴とする請求項4記載のラベルプリンター。
【請求項7】
前記制御部は、前記ラベル用紙と前記被着体とが適正に組み合わされていないときには、前記被着体の前記特性および「不適」を前記表示部に表示することを特徴とする請求項4記載のラベルプリンター。
【請求項8】
ラベル用紙の供給部と、
このラベル用紙に関する入力情報を入力する入力部と、
この入力部によるこの入力情報を表示する表示部と、
前記ラベル用紙に印字する印字部と、
この印字部、前記入力部および前記表示部を制御する制御部と、を有するラベルプリンターの適正用紙判断方法であって、
前記供給部に保持された前記ラベル用紙に、これを特定可能な判別データを保有させるとともに、
前記供給部の近傍に設けた読取り部によりこの判別データを読み取り、
前記ラベル用紙が貼り付けられる被着体に関する被着体情報を前記入力部により選択的に入力可能とし、
前記制御部は、前記読取り部からの前記判別データにより前記ラベル用紙の種類を判別するとともに、前記被着体と前記ラベル用紙との適正を判断して前記表示部に表示することを特徴とするラベルプリンターの適正用紙判断方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−173709(P2010−173709A)
【公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−19512(P2009−19512)
【出願日】平成21年1月30日(2009.1.30)
【出願人】(307010993)株式会社サトー知識財産研究所 (588)
【出願人】(000130581)株式会社サトー (1,153)
【Fターム(参考)】