レール付き支持台及び照明ユニット
【課題】発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドを取り付けるレール付き支持台において、見栄え良く、安定な電力供給を行う。
【解決手段】電力を供給可能な前記吊り具の移動方向に延びる供給電極21を備え、吊り具7は、供給電極21に沿って移動した場合においても供給電極21と電気的な接続状態を維持する接点部7Cと、発光素子90と接続可能なコネクタ75と、接点部7Cとコネクタ75を結ぶ給電ラインと、を備えたレール本体2を有するレール付き支持台10。
【解決手段】電力を供給可能な前記吊り具の移動方向に延びる供給電極21を備え、吊り具7は、供給電極21に沿って移動した場合においても供給電極21と電気的な接続状態を維持する接点部7Cと、発光素子90と接続可能なコネクタ75と、接点部7Cとコネクタ75を結ぶ給電ラインと、を備えたレール本体2を有するレール付き支持台10。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドを支持するレール付き支持台、及びこれらを有する照明ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的なカーテン及びブラインドは、建物の外部からの光が直接室内に入らないようにする、あるいはその逆に内部の光が直接外部に漏れないようにする目的で窓枠に取り付けられるものである。
【0003】
特許文献1では、ブラインドを遮光する目的以外に表示装置としても用いるために、LED及び発光パターン制御部を備えたブラインド型表示装置が開示されている。
【0004】
特許文献2では、ELシートで構成した帯状のブラインド本体を連接した発光ブラインドが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−184561号公報
【特許文献2】特開2000−303758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
電源供給を安定して行うことや、配線を見栄え良く行うことは、発光するカーテンやブラインドをインテリアとして提供するためには重要である。
【0007】
特許文献1、2においては給電方法について何ら記載はなく、複数の発光素子群にそれぞれ配線したような場合には見栄えが悪く、レールに吊り下げたブラインドやカーテンを開閉操作する際に支障を来す虞がある。
【0008】
本願発明は、このような問題に鑑み、発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドを取り付けるレール付き支持台において、見栄え良く、安定な電力供給を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
【0010】
1.発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドを取り付ける吊り具と、前記吊り具を移動可能に支持するレール本体と、を有するレール付き支持台であって、
前記レール本体は、電力を供給可能な前記吊り具の移動方向に延びる供給電極を備え、
前記吊り具は、前記供給電極に沿って移動した場合においても前記供給電極と電気的な接続状態を維持する接点部と、前記発光素子と接続可能なコネクタと、前記接点部と前記コネクタを結ぶ給電ラインと、を備えたことを特徴とするレール付き支持台。
【0011】
2.前記接点部は前記吊り具の移動に伴って前記供給電極に対して摺動することにより、前記供給電極との電気的な接続状態を維持することを特徴とする前記1に記載のレール付き支持台。
【0012】
3.前記吊り具は複数であり、それぞれの前記コネクタにより、発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドの懸架を行うことを特徴とする前記1又は2に記載のレール付き支持台。
【0013】
4.前記供給電極は外部に露出していない、又は、前記供給電極の低電位側端子若しくは接地端子のみが露出していることを特徴とする前記1から3のいずれか一項に記載のレール付き支持台。
【0014】
5.前記吊り具には、縦型のブラインドを取付可能であり、
前記コネクタはねじ込み式若しくはバヨネット式の端子であり、中心部が高電位側の端子で、周囲が低電位側端子若しくは接地端子で、ブラインドの接続部をねじ込むことにより前記コネクタに取り付可能であることを特徴とする前記1から4のいずれか一項に記載のレール付き支持台。
【0015】
6.発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドと、
前記1から5のいずれか一項に記載のレール付き支持台と、
を有することを特徴とする照明ユニット。
【発明の効果】
【0016】
本願発明におれば、発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドを取り付けるレール付き支持台において、前記供給電極に沿って移動した場合においても前記供給電極と電気的な接続状態を維持する接点部を備えた吊り具を用いることにより、見栄え良く、安定な電力供給を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】第1の実施形態に係る照明ユニットの構成例を示す斜視図である。
【図2】図1の拡大図である。
【図3】レール本体2及び吊り具7の断面図である。
【図4】照明ユニットの等価回路図である。
【図5】変形例を示す図である。
【図6】第2の実施形態に係る照明ユニットの構成例を示す斜視図である。
【図7】図6の拡大図である。
【図8】レール本体2及び吊り具7の断面図である。
【図9】第3の実施形態に係る照明ユニットの構成例を示す斜視図である。
【図10】レール本体2及び吊り具7の断面図である。
【図11】図10の一部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。図1は第1の実施形態に係る照明ユニットの構成例を示す斜視図である。同図には縦型ブラインド型の照明ユニットを例示している。
【0019】
照明ユニットは、レール付き支持台10と、これに懸架されるブラインド9から構成される。レール付き支持台は、レール本体2と複数の吊り具7から構成される。ブラインド9は複数のルーバ91からなり、それぞれのルーバ91にはLEDが取り付けられている。コネクタ95により吊り具7と機械的及び電気的に接続する。
【0020】
レール本体2は不図示のネジ等により建物等に固定される。図2に示すxは、吊り具7の移動方向であり、当該移動方向xに沿ってレール本体2は延びている。吊り具7の移動方向xへの移動に伴い懸架された各ルーバ91を動かすことができる。また吊り具7は図示r1方向に回動可能であり、ルーバ91の向きを変更することが可能であり、取り付けた窓からの入射光量を調整することができる。
【0021】
図2は、レール本体2の断面斜視図である。レール本体2の筐体29の中にはウォーム28及び、電力を供給する供給電極21a、21bが設けられており、これらは移動方向xに延びている。
【0022】
図3(a)は、レール本体2及び吊り具7の断面図である。吊り具7は、電極71a、71bとコネクタ75、カバー部材79、ウォームホイール78を備えている。レール本体のウォーム28が外部からの操作によりr2方向に回転することにより、ウォームホイール78に駆動が伝達し、コネクタ75及び電極71aをr1方向に回動させる。ウォーム28の中心軸にはクラッチ機構が組み込まれており、所定以上の負荷がかかると空回りする。クラッチ機構により吊り具7が、r1方向の回動が所定角度以上になることを防ぐ回転止めにより回転が停止させられた場合にはウォーム28の駆動は伝達させなかったり、外部の操作による移動方向xへの平行移動を許容したりする。
【0023】
またレール本体2の筐体29は、強度の観点から金属材料を用いることが好ましい。筐体29の表面には、供給電極21a、21bと導通しないように絶縁シートa1、a2を貼り付けている。なお、後述するように低電位側の供給電極21bが接地電位であれば絶縁シートa2は省略することが可能である。
【0024】
図3(b)は、ブラインド9のコネクタ95の模式断面図である。コネクタ95(オス側)を吊り具7のコネクタ75(メス側)に装着することにより両コネクタにより吊り具7とブラインド9のルーバ91とは機械的及び電気的に接続される。以下、電気的な接続に関して説明する。コネクタ95は二つの端子95aと端子95bを備える。端子95aはコネクタ95の中心側に設けられており、その周囲を端子95bにより覆われている。端子95aは電極71aを介して供給電極21aと電気的に接続し、端子95bはコネクタ75、電極71bを介して供給電極21bと電気的に接続する。
【0025】
図4は、照明ユニットの等価回路図である。電源PSはDC電源であり、商用交流電源を所定の電圧に変換する。電源PSにより供給される電力によりブラインド9に設けられたLED90を発光させることができる。電源PSは照明ユニット側に備わっていてもよいし、同図にように別体の外部装置であってもよい。
【0026】
LED90としては、有機エレクトロルミネッセンス素子(以下、単にOLED(Organic Light Emitting Diode)という)を用いることが好ましい。OLEDとは発光する化合物を含有する発光層を陰極と陽極で挟んだ構成を有し、発光層に電子及び正孔を注入して、再結合させることにより励起子(エキシトン)を生成させ、このエキシトンが失活する際の光の放出(蛍光・燐光)を利用して発光する素子であり、数V〜数十V程度の駆動電圧で発光が可能である。更に自己発光型であるために視野角に富み、視認性が高い。また薄膜型の完全固体素子であるために可撓性を持たせた基材に構成することにより後述のカーテン9cに用いるには好適である。なお同図においては図示省略しているが制御チップを内蔵させて、入力あるいは記憶している画像情報に基づいて映像をブラインド9(あるいは後述のカーテン92)に表示させるようにしてもよい。
【0027】
図4においては3個のLED90を直列で接続した例であり、電源PSからの出力値は、各LED90が所望の輝度で発光するような電流値に設定されている。各LED90の駆動時の電圧としては数Vから数十Vであり、駆動時の電源PSからの出力電圧は、各々のLED90の駆動時の電圧に直列した個数を乗じた値、例えば24Vとなる。
【0028】
このときに高電位側の給電ラインには、供給電極21a、接点部7Ca、電極71a、端子95aが、この順で接続され、低電位側(若しくは接地)の給電ラインには、供給電極21b、接点部7Cb、電極71b、コネクタ75、端子95bが、この順で接続される。
【0029】
ルーバ91を、これを懸架する吊り具7とともに移動方向xへ平行移動させる際には、吊り具7は供給電極21a、21b(以下、これらを総称する場合には単に供給電極21という)に沿って移動することになる。この際に電極71a、71b(以下、これらを総称する場合には単に電極71という)は供給電極21の表面を摺動しながら移動する。電極71は導電性の弾性材料で構成される、又は不図示の弾性部材により供給電極21側に付勢されるので移動方向xに移動した場合においても供給電極21と電極71とは、接点部7Ca、7Cbで電気的な接続を維持している。
【0030】
本実施形態においては、複数の吊り具7それぞれへ個別に配線を行わずにレール本体2の内部に設けた一つの供給電極21を介して電力の供給を行っている。このような構成とすることにより見栄え良く、安定したLED90への電力供給を行うことが可能となる。
【0031】
また図3(a)に示すように電極71a、71bはレール本体2の内側に配置させているので、ユーザが直接触れられない。またコネクタ95においても、高電位側の端子95aは周囲を低電位側の端子95bに覆われているので高電位側の端子95aをユーザに直接触れられないようになっている。このような構成としているので感電事故や埃の蓄積による漏電事故を防止することができる。
【0032】
[変形例]
図5は、変形例を示す図である。第1の実施形態とは下記の構成で異なっており、それ以外は第1の実施形態と同一である。また第1の実施形態と同じ構成部材については同符号を付すことにより説明に換える(以降も同様)。
【0033】
変形例においては車輪740a、740bを設けている。車輪740a、740bの回転軸は移動方向xに直角な方向に設定されており両脇をカバー部材79で支持されている。陽極架線210aは高電位側の供給電極として機能する。また陽極架線210aと金属性の筐体29との間には絶縁部材a4が、供給電極21bと筐体29との間には絶縁シートa3がそれぞれ設けられている。車輪740a、740bの軸、及び陽極架線210a、供給電極21bには歯車が形成されている(前者はピニオン、後者はラックに相当)。陽極吊り具7の移動方向xへの移動にともなって歯車の接触面(接点部7Ca、7Cb)を変えながら移動する。車輪740a、740bは導電性のバネ741a、741bによりそれぞれ陽極架線210a、供給電極21b側に付勢されているので、移動方向xへ移動した場合であっても陽極架線210aと電極71a、供給電極21bと電極71bとは接点部7Ca、7Cbにより電気的接続を維持させることができる。
【0034】
なお、第1の実施形態及び変形例においては縦型のブラインドについて例示したが、横型のブラインドに適用してもよい。この場合一対の柱状のレールにそれぞれ複数の吊り具を設けることにより両端の吊り具からルーバを支え、何れか一方の吊り具から電力の供給を行う構成とする。
【0035】
本実施形態によれば第1の実施形態と同様の効果を得られるとともに、供給電極21と電極の電気的接続を歯車の列を介して行うので更に安定した電力供給を行うことが可能となる。
【0036】
[第2の実施形態]
図6は、第2の実施形態に係る照明ユニットの構成例を示す斜視図である。図7は図6の拡大図である。同図にはカーテン型の照明ユニットを例示している。
【0037】
同図においてもレール本体2には、供給電極21a、21bが設けられており、これらは移動方向xに沿って延びている。レール本体2には複数の吊り具7が掛止されておりそれぞれのコネクタ751によりカーテン9cに設けられたコネクタ951と接続する。カーテン9cにはLEDが設けられており、コネクタ951を介して供給された電力により発光する。コネクタ751の外側にはネジ山SCが刻まれており、これはコネクタ951の内側に刻まれているネジ山(不図示)と対応する。またコネクタ751の中心軸に電極71aが設けられており、その周囲に円環状の電極71bを配置している。コネクタ951を回しながら差し込むことによりコネクタ751と接続する。なお図6においてはねじ込み式のコネクタを例示したが、バヨネット式のコネクタを適用してもよい。
【0038】
図8は、第2の実施形態に係るレール本体2及び吊り具7の断面図である。吊り具7は、一対の車輪760を備えており、これらは軸761を中心として吊り具7の移動方向xへの移動に伴いr3方向(図7参照)に従動回転する。車輪760にはコネクタ751が懸架されており、コネクタ751又は、コネクタ751及びこれに接続するコネクタ951、カーテン9cの重さにより下方に付勢されている。これにより移動方向xへ移動した場合であっても従動回転する車輪760の下端が接点部7Cbとなり供給電極21bとの電気的な接続が維持されるので、吊り具7を移動させた場合であってもカーテン9cのLED90への電力の供給を行うことが可能となる。なお、図8及び図9以降においては絶縁シート(図3の符号a1、a2に相当)の記載は省略している。
【0039】
本実施形態においては、このような構成とすることにより複数の吊り具7それぞれへ個別に配線を行わずにレール本体2の内部に設けた一つの供給電極21を介して電力の供給を行っている。このような構成とすることにより見栄え良く、安定したLED90への電力供給を行うことが可能となる。
【0040】
また同図に示すように高電位側の電極71aは吊り具7の中心側に配置しているのでユーザが直接さわれないようにしている。また電極71bは外部に露出しているが当該電極71bには低電位若しくは接地(GND)されているのでユーザが触れても害はない。
【0041】
[第3の実施形態]
図9は、第3の実施形態に係る照明ユニットの構成例を示す斜視図であり、図10は断面図である。図11は図10の一部断面図である。第3の実施形態においては機械的接続と電気的接続とは別々の部材により行っている。具体的にはカーテン9cの懸架はフック771により行い、LED90への電力の供給はコネクタ752により行う。
【0042】
レール本体2は柱状のヘッドレール23を備え、ヘッドレール23には複数の吊り具7cが懸架されている。吊り具7cは、吊り輪770、コネクタ752、フック771等から構成される。吊り輪770にはフック771が掛けられており、フック771の先には、アジャスタフック779及びカーテン9cが懸架されている。カーテン9cにはLED90は織り込まれており、LED90への電力の供給はコネクタ752により行う。吊り輪770とコネクタ752との間は可撓性の電源ケーブルにより接続されている。
【0043】
吊り輪770の内部には、電極71a、71bが配されている。ヘッドレール23の中央下部には給電溝25が設けられており、給電溝25の内側には、移動方向xに沿って延びる供給電極21a、21bが設けられている。吊り輪770を移動方向xに移動させた際には、電極71a、71bの接点部7Ca、7Cbが供給電極21a、21bの表面を摺動しながら移動する。
【0044】
第3の実施形態においても、第1の実施形態と同様に複数の吊り具7それぞれへ個別に配線を行わずにレール本体2の内部に設けた一つの供給電極21を介して電力の供給を行うことにより見栄え良く、安定したLED90への電力供給を行うことが可能となる。
【符号の説明】
【0045】
10 レール付き支持台
2 レール本体
21a 供給電極(高電位側)
210a 陽極架線
21b 供給電極(低電位側)
23 ヘッドレール
28 ウォーム
29 筐体
7、7c 吊り具
75、751、752 コネクタ
7Ca、7Cb 接点部
71a、71b 電極
78 ウォームホイール
740a、740b 車輪
760 車輪
770 吊り輪
9 ブラインド
91 ルーバ
90 LED
95、951 コネクタ
95a、95b 端子
9c カーテン
a1、a2、a3 絶縁シート
a4 絶縁部材
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドを支持するレール付き支持台、及びこれらを有する照明ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的なカーテン及びブラインドは、建物の外部からの光が直接室内に入らないようにする、あるいはその逆に内部の光が直接外部に漏れないようにする目的で窓枠に取り付けられるものである。
【0003】
特許文献1では、ブラインドを遮光する目的以外に表示装置としても用いるために、LED及び発光パターン制御部を備えたブラインド型表示装置が開示されている。
【0004】
特許文献2では、ELシートで構成した帯状のブラインド本体を連接した発光ブラインドが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−184561号公報
【特許文献2】特開2000−303758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
電源供給を安定して行うことや、配線を見栄え良く行うことは、発光するカーテンやブラインドをインテリアとして提供するためには重要である。
【0007】
特許文献1、2においては給電方法について何ら記載はなく、複数の発光素子群にそれぞれ配線したような場合には見栄えが悪く、レールに吊り下げたブラインドやカーテンを開閉操作する際に支障を来す虞がある。
【0008】
本願発明は、このような問題に鑑み、発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドを取り付けるレール付き支持台において、見栄え良く、安定な電力供給を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
【0010】
1.発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドを取り付ける吊り具と、前記吊り具を移動可能に支持するレール本体と、を有するレール付き支持台であって、
前記レール本体は、電力を供給可能な前記吊り具の移動方向に延びる供給電極を備え、
前記吊り具は、前記供給電極に沿って移動した場合においても前記供給電極と電気的な接続状態を維持する接点部と、前記発光素子と接続可能なコネクタと、前記接点部と前記コネクタを結ぶ給電ラインと、を備えたことを特徴とするレール付き支持台。
【0011】
2.前記接点部は前記吊り具の移動に伴って前記供給電極に対して摺動することにより、前記供給電極との電気的な接続状態を維持することを特徴とする前記1に記載のレール付き支持台。
【0012】
3.前記吊り具は複数であり、それぞれの前記コネクタにより、発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドの懸架を行うことを特徴とする前記1又は2に記載のレール付き支持台。
【0013】
4.前記供給電極は外部に露出していない、又は、前記供給電極の低電位側端子若しくは接地端子のみが露出していることを特徴とする前記1から3のいずれか一項に記載のレール付き支持台。
【0014】
5.前記吊り具には、縦型のブラインドを取付可能であり、
前記コネクタはねじ込み式若しくはバヨネット式の端子であり、中心部が高電位側の端子で、周囲が低電位側端子若しくは接地端子で、ブラインドの接続部をねじ込むことにより前記コネクタに取り付可能であることを特徴とする前記1から4のいずれか一項に記載のレール付き支持台。
【0015】
6.発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドと、
前記1から5のいずれか一項に記載のレール付き支持台と、
を有することを特徴とする照明ユニット。
【発明の効果】
【0016】
本願発明におれば、発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドを取り付けるレール付き支持台において、前記供給電極に沿って移動した場合においても前記供給電極と電気的な接続状態を維持する接点部を備えた吊り具を用いることにより、見栄え良く、安定な電力供給を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】第1の実施形態に係る照明ユニットの構成例を示す斜視図である。
【図2】図1の拡大図である。
【図3】レール本体2及び吊り具7の断面図である。
【図4】照明ユニットの等価回路図である。
【図5】変形例を示す図である。
【図6】第2の実施形態に係る照明ユニットの構成例を示す斜視図である。
【図7】図6の拡大図である。
【図8】レール本体2及び吊り具7の断面図である。
【図9】第3の実施形態に係る照明ユニットの構成例を示す斜視図である。
【図10】レール本体2及び吊り具7の断面図である。
【図11】図10の一部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。図1は第1の実施形態に係る照明ユニットの構成例を示す斜視図である。同図には縦型ブラインド型の照明ユニットを例示している。
【0019】
照明ユニットは、レール付き支持台10と、これに懸架されるブラインド9から構成される。レール付き支持台は、レール本体2と複数の吊り具7から構成される。ブラインド9は複数のルーバ91からなり、それぞれのルーバ91にはLEDが取り付けられている。コネクタ95により吊り具7と機械的及び電気的に接続する。
【0020】
レール本体2は不図示のネジ等により建物等に固定される。図2に示すxは、吊り具7の移動方向であり、当該移動方向xに沿ってレール本体2は延びている。吊り具7の移動方向xへの移動に伴い懸架された各ルーバ91を動かすことができる。また吊り具7は図示r1方向に回動可能であり、ルーバ91の向きを変更することが可能であり、取り付けた窓からの入射光量を調整することができる。
【0021】
図2は、レール本体2の断面斜視図である。レール本体2の筐体29の中にはウォーム28及び、電力を供給する供給電極21a、21bが設けられており、これらは移動方向xに延びている。
【0022】
図3(a)は、レール本体2及び吊り具7の断面図である。吊り具7は、電極71a、71bとコネクタ75、カバー部材79、ウォームホイール78を備えている。レール本体のウォーム28が外部からの操作によりr2方向に回転することにより、ウォームホイール78に駆動が伝達し、コネクタ75及び電極71aをr1方向に回動させる。ウォーム28の中心軸にはクラッチ機構が組み込まれており、所定以上の負荷がかかると空回りする。クラッチ機構により吊り具7が、r1方向の回動が所定角度以上になることを防ぐ回転止めにより回転が停止させられた場合にはウォーム28の駆動は伝達させなかったり、外部の操作による移動方向xへの平行移動を許容したりする。
【0023】
またレール本体2の筐体29は、強度の観点から金属材料を用いることが好ましい。筐体29の表面には、供給電極21a、21bと導通しないように絶縁シートa1、a2を貼り付けている。なお、後述するように低電位側の供給電極21bが接地電位であれば絶縁シートa2は省略することが可能である。
【0024】
図3(b)は、ブラインド9のコネクタ95の模式断面図である。コネクタ95(オス側)を吊り具7のコネクタ75(メス側)に装着することにより両コネクタにより吊り具7とブラインド9のルーバ91とは機械的及び電気的に接続される。以下、電気的な接続に関して説明する。コネクタ95は二つの端子95aと端子95bを備える。端子95aはコネクタ95の中心側に設けられており、その周囲を端子95bにより覆われている。端子95aは電極71aを介して供給電極21aと電気的に接続し、端子95bはコネクタ75、電極71bを介して供給電極21bと電気的に接続する。
【0025】
図4は、照明ユニットの等価回路図である。電源PSはDC電源であり、商用交流電源を所定の電圧に変換する。電源PSにより供給される電力によりブラインド9に設けられたLED90を発光させることができる。電源PSは照明ユニット側に備わっていてもよいし、同図にように別体の外部装置であってもよい。
【0026】
LED90としては、有機エレクトロルミネッセンス素子(以下、単にOLED(Organic Light Emitting Diode)という)を用いることが好ましい。OLEDとは発光する化合物を含有する発光層を陰極と陽極で挟んだ構成を有し、発光層に電子及び正孔を注入して、再結合させることにより励起子(エキシトン)を生成させ、このエキシトンが失活する際の光の放出(蛍光・燐光)を利用して発光する素子であり、数V〜数十V程度の駆動電圧で発光が可能である。更に自己発光型であるために視野角に富み、視認性が高い。また薄膜型の完全固体素子であるために可撓性を持たせた基材に構成することにより後述のカーテン9cに用いるには好適である。なお同図においては図示省略しているが制御チップを内蔵させて、入力あるいは記憶している画像情報に基づいて映像をブラインド9(あるいは後述のカーテン92)に表示させるようにしてもよい。
【0027】
図4においては3個のLED90を直列で接続した例であり、電源PSからの出力値は、各LED90が所望の輝度で発光するような電流値に設定されている。各LED90の駆動時の電圧としては数Vから数十Vであり、駆動時の電源PSからの出力電圧は、各々のLED90の駆動時の電圧に直列した個数を乗じた値、例えば24Vとなる。
【0028】
このときに高電位側の給電ラインには、供給電極21a、接点部7Ca、電極71a、端子95aが、この順で接続され、低電位側(若しくは接地)の給電ラインには、供給電極21b、接点部7Cb、電極71b、コネクタ75、端子95bが、この順で接続される。
【0029】
ルーバ91を、これを懸架する吊り具7とともに移動方向xへ平行移動させる際には、吊り具7は供給電極21a、21b(以下、これらを総称する場合には単に供給電極21という)に沿って移動することになる。この際に電極71a、71b(以下、これらを総称する場合には単に電極71という)は供給電極21の表面を摺動しながら移動する。電極71は導電性の弾性材料で構成される、又は不図示の弾性部材により供給電極21側に付勢されるので移動方向xに移動した場合においても供給電極21と電極71とは、接点部7Ca、7Cbで電気的な接続を維持している。
【0030】
本実施形態においては、複数の吊り具7それぞれへ個別に配線を行わずにレール本体2の内部に設けた一つの供給電極21を介して電力の供給を行っている。このような構成とすることにより見栄え良く、安定したLED90への電力供給を行うことが可能となる。
【0031】
また図3(a)に示すように電極71a、71bはレール本体2の内側に配置させているので、ユーザが直接触れられない。またコネクタ95においても、高電位側の端子95aは周囲を低電位側の端子95bに覆われているので高電位側の端子95aをユーザに直接触れられないようになっている。このような構成としているので感電事故や埃の蓄積による漏電事故を防止することができる。
【0032】
[変形例]
図5は、変形例を示す図である。第1の実施形態とは下記の構成で異なっており、それ以外は第1の実施形態と同一である。また第1の実施形態と同じ構成部材については同符号を付すことにより説明に換える(以降も同様)。
【0033】
変形例においては車輪740a、740bを設けている。車輪740a、740bの回転軸は移動方向xに直角な方向に設定されており両脇をカバー部材79で支持されている。陽極架線210aは高電位側の供給電極として機能する。また陽極架線210aと金属性の筐体29との間には絶縁部材a4が、供給電極21bと筐体29との間には絶縁シートa3がそれぞれ設けられている。車輪740a、740bの軸、及び陽極架線210a、供給電極21bには歯車が形成されている(前者はピニオン、後者はラックに相当)。陽極吊り具7の移動方向xへの移動にともなって歯車の接触面(接点部7Ca、7Cb)を変えながら移動する。車輪740a、740bは導電性のバネ741a、741bによりそれぞれ陽極架線210a、供給電極21b側に付勢されているので、移動方向xへ移動した場合であっても陽極架線210aと電極71a、供給電極21bと電極71bとは接点部7Ca、7Cbにより電気的接続を維持させることができる。
【0034】
なお、第1の実施形態及び変形例においては縦型のブラインドについて例示したが、横型のブラインドに適用してもよい。この場合一対の柱状のレールにそれぞれ複数の吊り具を設けることにより両端の吊り具からルーバを支え、何れか一方の吊り具から電力の供給を行う構成とする。
【0035】
本実施形態によれば第1の実施形態と同様の効果を得られるとともに、供給電極21と電極の電気的接続を歯車の列を介して行うので更に安定した電力供給を行うことが可能となる。
【0036】
[第2の実施形態]
図6は、第2の実施形態に係る照明ユニットの構成例を示す斜視図である。図7は図6の拡大図である。同図にはカーテン型の照明ユニットを例示している。
【0037】
同図においてもレール本体2には、供給電極21a、21bが設けられており、これらは移動方向xに沿って延びている。レール本体2には複数の吊り具7が掛止されておりそれぞれのコネクタ751によりカーテン9cに設けられたコネクタ951と接続する。カーテン9cにはLEDが設けられており、コネクタ951を介して供給された電力により発光する。コネクタ751の外側にはネジ山SCが刻まれており、これはコネクタ951の内側に刻まれているネジ山(不図示)と対応する。またコネクタ751の中心軸に電極71aが設けられており、その周囲に円環状の電極71bを配置している。コネクタ951を回しながら差し込むことによりコネクタ751と接続する。なお図6においてはねじ込み式のコネクタを例示したが、バヨネット式のコネクタを適用してもよい。
【0038】
図8は、第2の実施形態に係るレール本体2及び吊り具7の断面図である。吊り具7は、一対の車輪760を備えており、これらは軸761を中心として吊り具7の移動方向xへの移動に伴いr3方向(図7参照)に従動回転する。車輪760にはコネクタ751が懸架されており、コネクタ751又は、コネクタ751及びこれに接続するコネクタ951、カーテン9cの重さにより下方に付勢されている。これにより移動方向xへ移動した場合であっても従動回転する車輪760の下端が接点部7Cbとなり供給電極21bとの電気的な接続が維持されるので、吊り具7を移動させた場合であってもカーテン9cのLED90への電力の供給を行うことが可能となる。なお、図8及び図9以降においては絶縁シート(図3の符号a1、a2に相当)の記載は省略している。
【0039】
本実施形態においては、このような構成とすることにより複数の吊り具7それぞれへ個別に配線を行わずにレール本体2の内部に設けた一つの供給電極21を介して電力の供給を行っている。このような構成とすることにより見栄え良く、安定したLED90への電力供給を行うことが可能となる。
【0040】
また同図に示すように高電位側の電極71aは吊り具7の中心側に配置しているのでユーザが直接さわれないようにしている。また電極71bは外部に露出しているが当該電極71bには低電位若しくは接地(GND)されているのでユーザが触れても害はない。
【0041】
[第3の実施形態]
図9は、第3の実施形態に係る照明ユニットの構成例を示す斜視図であり、図10は断面図である。図11は図10の一部断面図である。第3の実施形態においては機械的接続と電気的接続とは別々の部材により行っている。具体的にはカーテン9cの懸架はフック771により行い、LED90への電力の供給はコネクタ752により行う。
【0042】
レール本体2は柱状のヘッドレール23を備え、ヘッドレール23には複数の吊り具7cが懸架されている。吊り具7cは、吊り輪770、コネクタ752、フック771等から構成される。吊り輪770にはフック771が掛けられており、フック771の先には、アジャスタフック779及びカーテン9cが懸架されている。カーテン9cにはLED90は織り込まれており、LED90への電力の供給はコネクタ752により行う。吊り輪770とコネクタ752との間は可撓性の電源ケーブルにより接続されている。
【0043】
吊り輪770の内部には、電極71a、71bが配されている。ヘッドレール23の中央下部には給電溝25が設けられており、給電溝25の内側には、移動方向xに沿って延びる供給電極21a、21bが設けられている。吊り輪770を移動方向xに移動させた際には、電極71a、71bの接点部7Ca、7Cbが供給電極21a、21bの表面を摺動しながら移動する。
【0044】
第3の実施形態においても、第1の実施形態と同様に複数の吊り具7それぞれへ個別に配線を行わずにレール本体2の内部に設けた一つの供給電極21を介して電力の供給を行うことにより見栄え良く、安定したLED90への電力供給を行うことが可能となる。
【符号の説明】
【0045】
10 レール付き支持台
2 レール本体
21a 供給電極(高電位側)
210a 陽極架線
21b 供給電極(低電位側)
23 ヘッドレール
28 ウォーム
29 筐体
7、7c 吊り具
75、751、752 コネクタ
7Ca、7Cb 接点部
71a、71b 電極
78 ウォームホイール
740a、740b 車輪
760 車輪
770 吊り輪
9 ブラインド
91 ルーバ
90 LED
95、951 コネクタ
95a、95b 端子
9c カーテン
a1、a2、a3 絶縁シート
a4 絶縁部材
【特許請求の範囲】
【請求項1】
発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドを取り付ける吊り具と、前記吊り具を移動可能に支持するレール本体と、を有するレール付き支持台であって、
前記レール本体は、電力を供給可能な前記吊り具の移動方向に延びる供給電極を備え、
前記吊り具は、前記供給電極に沿って移動した場合においても前記供給電極と電気的な接続状態を維持する接点部と、前記発光素子と接続可能なコネクタと、前記接点部と前記コネクタを結ぶ給電ラインと、を備えたことを特徴とするレール付き支持台。
【請求項2】
前記接点部は前記吊り具の移動に伴って前記供給電極に対して摺動することにより、前記供給電極との電気的な接続状態を維持することを特徴とする請求項1に記載のレール付き支持台。
【請求項3】
前記吊り具は複数であり、それぞれの前記コネクタにより、発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドの懸架を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のレール付き支持台。
【請求項4】
前記供給電極は外部に露出していない、又は、前記供給電極の低電位側端子若しくは接地端子のみが露出していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のレール付き支持台。
【請求項5】
前記吊り具には、縦型のブラインドを取付可能であり、
前記コネクタはねじ込み式若しくはバヨネット式の端子であり、中心部が高電位側の端子で、周囲が低電位側端子若しくは接地端子で、ブラインドの接続部をねじ込むことにより前記コネクタに取り付可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のレール付き支持台。
【請求項6】
発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドと、
請求項1から5のいずれか一項に記載のレール付き支持台と、
を有することを特徴とする照明ユニット。
【請求項1】
発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドを取り付ける吊り具と、前記吊り具を移動可能に支持するレール本体と、を有するレール付き支持台であって、
前記レール本体は、電力を供給可能な前記吊り具の移動方向に延びる供給電極を備え、
前記吊り具は、前記供給電極に沿って移動した場合においても前記供給電極と電気的な接続状態を維持する接点部と、前記発光素子と接続可能なコネクタと、前記接点部と前記コネクタを結ぶ給電ラインと、を備えたことを特徴とするレール付き支持台。
【請求項2】
前記接点部は前記吊り具の移動に伴って前記供給電極に対して摺動することにより、前記供給電極との電気的な接続状態を維持することを特徴とする請求項1に記載のレール付き支持台。
【請求項3】
前記吊り具は複数であり、それぞれの前記コネクタにより、発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドの懸架を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のレール付き支持台。
【請求項4】
前記供給電極は外部に露出していない、又は、前記供給電極の低電位側端子若しくは接地端子のみが露出していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のレール付き支持台。
【請求項5】
前記吊り具には、縦型のブラインドを取付可能であり、
前記コネクタはねじ込み式若しくはバヨネット式の端子であり、中心部が高電位側の端子で、周囲が低電位側端子若しくは接地端子で、ブラインドの接続部をねじ込むことにより前記コネクタに取り付可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のレール付き支持台。
【請求項6】
発光素子を備えたカーテン又は発光素子を備えたブラインドと、
請求項1から5のいずれか一項に記載のレール付き支持台と、
を有することを特徴とする照明ユニット。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2011−220011(P2011−220011A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−91183(P2010−91183)
【出願日】平成22年4月12日(2010.4.12)
【出願人】(000001270)コニカミノルタホールディングス株式会社 (4,463)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年4月12日(2010.4.12)
【出願人】(000001270)コニカミノルタホールディングス株式会社 (4,463)
【Fターム(参考)】
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