説明

ロードセル及び該ロードセルを用いた試験機

【課題】 荷重測定域が広く、しかも引張荷重及び圧縮荷重の双方が測定可能なロードセルを得る。
【解決手段】 対向配置された第1及び第2の2つの荷重作用部材41,43の間に、移動子45を挟んで低荷重用及び高荷重用の2つの弾発材47,49を直列に接続すると共に、圧縮荷重作用時及び引張荷重作用時のそれぞれにおいて前記移動子45の移動を規制することで低荷重用弾発材47の受け持つ荷重域を所定の荷重域に規制する荷重域規制枠51を装備し、各弾発材47,49の弾性変形量から作用荷重を検出する歪みゲージ53,55により第1及び第2の荷重作用部材41,43間に作用した荷重を測定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、引張と圧縮の両方向での広範な荷重測定に適用でき、例えば、ブレーキの制動試験等に用いて好適なロードセル及び該ロードセルを用いた試験機に関する。
【背景技術】
【0002】
ブレーキの制動試験では、低トルク域及び高トルク域のそれぞれでの制動特性を調べるために、測定荷重域の広いロードセルの開発が求められている。
また、前進時及び後進時の制動特性を調べるために、引張と圧縮の双方で荷重測定が可能なロードセルの開発も求められている。
【0003】
従来、荷重域の広いロードセルとしては、圧縮荷重検出用として、荷重の大小に応じて検出感度の異なるロードセルを自動的に切り換え操作するように構成して、低荷重から高荷重までの広域の荷重測定を可能にした2段式ロードセルが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、引張と圧縮の双方向の荷重測定ができる荷重試験装置も提案されている(例えば、特許文献2,3参照)。
【0005】
【特許文献1】特開昭55−143421号公報
【特許文献2】特開2003−57127号公報
【特許文献3】特開平11−023434号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、特許文献1に記載のロードセルは、荷重測定域は広いが、対応する荷重が圧縮荷重のみであったため、引張荷重を測定する場合には、試験機側に荷重の作用方向を変換する機構を追加するか、あるいは、別途、引張荷重用のロードセルを準備する必要があった。
また、特許文献2,3に記載の装置は、引張荷重及び圧縮荷重の双方に対応できるものの、荷重測定域が狭く、広域の荷重測定器が求められるブレーキの制動試験には適さないという問題があった。
【0007】
本発明は上記課題を解消することにあり、その目的は、荷重測定域が広く、しかも引張荷重及び圧縮荷重の双方が測定可能で、ブレーキの制動試験等に用いて好適なロードセル及び該ロードセルを用いた試験機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的は下記構成により達成される。
(1) 対向配置された第1の荷重作用部材と第2の荷重作用部材との間に、低荷重用弾発材と高荷重用弾発材とを直列に接続すると共に、圧縮荷重作用時及び引張荷重作用時において前記低荷重用弾発材の受け持つ荷重域を所定の荷重域に規制する荷重域規制枠を装備し、前記低荷重用弾発材の弾性変形量から作用荷重を検出する低荷重用歪みゲージと前記高荷重用弾発材の弾性変形量から作用荷重を検出する高荷重用歪みゲージとで前記第1及び第2の荷重作用部材間に作用した荷重を測定することを特徴とするロードセル。
【0009】
(2) 上記(1)において、前記低荷重用弾発材及び高荷重用弾発材が、荷重作用方向と直交する方向に広がっている板であることを特徴とするロードセル。
(3) 上記(1)又は(2)において、前記低荷重用弾発材の受け持つ荷重域を、前記低荷重用弾発材又は前記高荷重用弾発材と前記荷重域規制枠との間の荷重作用方向の隙間量によって規制していることを特徴とするロードセル。
(4) 試験荷重を受けるロードセルとして、上記(1)〜(3)のいずれかに記載のロードセルを使用したことを特徴とする試験機。
【発明の効果】
【0010】
上記(1)に記載のロードセルでは、対向する第1の荷重作用部材と第2の荷重作用部材との間に直列に、低荷重用弾発材と高荷重用弾発材とを装備したものであるため、圧縮荷重の場合でも、引張荷重の場合でも、第1の荷重作用部材と第2の荷重作用部材との間に作用する荷重は、全て、低荷重用弾発材及び高荷重用弾発材の弾性変形に変わる。従って、低荷重用弾発材の弾性変形量から作用荷重を検出する低荷重用歪みゲージと高荷重用弾発材の弾性変形量から作用荷重を検出する高荷重用歪みゲージとで、引張荷重及び圧縮荷重の双方を測定することができる。
また、低荷重用弾発材及び高荷重用弾発材の受け持つ荷重域が荷重域規制枠によって分担されているため、荷重測定域が広くとれる。
【0011】
上記(2)に記載のロードセルでは、低荷重用弾発材や高荷重用弾発材は、例えばコイルばねを使用する場合と相違して、単一の板である弾発材で引張荷重及び圧縮荷重の双方に対応できる。
また、このロードセルは、コイルばねを使用する場合と比較すると、荷重作用方向の寸法を小さく抑えることができ、第1の荷重作用部材と第2の荷重作用部材との間の寸法を短縮して、コンパクト化を図ることができる。
【0012】
上記(3)に記載のロードセルでは、低荷重用弾発材の受け持つ荷重域を、低荷重用弾発材又は高荷重用弾発材と荷重域規制枠との間の荷重作用方向の隙間量を調整することによって変更することができる。
【0013】
上記(4)に記載の試験機では、単一のロードセルで、引張荷重及び圧縮荷重の双方の測定試験ができ、また、荷重測定域も広くとれるため、ブレーキの制動試験時においては、前進制動時、後進制動時、低トルク制動時、高トルク制動時などの各種条件における制動特性を、許容荷重域の異なるロードセルへの交換処理等を行わずに円滑に測定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明に係るロードセル及び該ロードセルを用いた試験機の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係るロードセルを用いた試験機の一実施の形態の正面図で、図2は図1に示した試験機の側面図である。
【0015】
図1及び図2に示した試験機1は、車両用ブレーキの制動トルクを測定するもので、この一実施の形態のロードセル及び該ロードセルを用いた試験機1は、基台2と、この基台2に据え付けられた駆動モータ(直流モータ)4と、基台2上に、支持台6,7に装備した軸受6a,7aを介して回転自在に支持されて駆動モータ4により回転駆動される入力軸9と、この入力軸9に固着装備されて必要な慣性力を付与する慣性重り11と、入力軸9の先端側に軸芯を合わせて対向配置される測定軸13と、この測定軸13を基台2上に回転自在に支持する支持台15及び軸受15aと、測定軸13に一体的に取り付けられたトルクアーム17と、一端がリンク19を介してブラケット21に連結されると共に他端がリンク23を介してトルクアーム17の先端に連結されたロードセル25とを備えている。
ブラケット21は支持台15に一体化されていて、基台2に固定されている。リンク19及びリンク23は、ロードセル25を介して一直線状に並ぶように配置される。
【0016】
以上の試験機1は、入力軸9の先端部にブレーキ装置のロータ31が固定され、入力軸9の先端に対向する測定軸13の先端には、ロータ31に制動をかける試験用のキャリパ33が支持板35を介して固定されている。
従って、駆動モータ4によって駆動される入力軸9の回転と一体にロータ31が回転し、キャリパ33がロータ31を制動すると、その時の制動トルクが測定軸13を介してトルクアーム17に伝達され、トルクアーム17の先端にリンク23を介して連結されたロードセル25に伝達される。
【0017】
図2において、入力軸9の反時計方向への回転時(例えばこれを前進とする)には、トルクアーム17にも反時計方向の制動トルクが働き、ロードセル25に引張荷重を作用させる。
逆に、入力軸9の時計方向への回転時(例えばこれを後進とする)には、トルクアーム17にも時計方向の制動トルクが働き、ロードセル25に圧縮荷重を作用させる。
【0018】
ロードセル25は、図3及び図4に示すように、対向配置された第1の荷重作用部材41と第2の荷重作用部材43との間に、移動子45を挟んで低荷重用弾発材47と高荷重用弾発材49とを直列に接続すると共に、圧縮荷重作用時及び引張荷重作用時のそれぞれにおいて移動子45の移動を規制する荷重域規制枠51を装備している。そして、低荷重用弾発材47の弾性変形量から作用荷重を検出する低荷重用歪みゲージ53と高荷重用弾発材49の弾性変形量から作用荷重を検出する高荷重用歪みゲージ55とで第1及び第2の荷重作用部材41,43間に作用した荷重を測定する。
【0019】
また、これら低荷重用歪みゲージ53、高荷重用歪みゲージ55は、低荷重用弾発材47、高荷重用弾発材49の表面又は裏面のどちらに貼付しても良く、通常は90度おきに弾発材の半径方向に4箇所ずつ配し、その平均値を測定する。
【0020】
本実施の形態の場合、第1の荷重作用部材41は、ボス部41bの中心にリンク19の先端に螺合するねじ部41cが形成された構造で、リンク19の先端に螺着される。
また、第2の荷重作用部材43は、ボス部41bと同軸に配置されるボス部43bの中心にリンク23の先端に螺合するねじ部43cが形成されており、且つ、ボス部43bの先端には、ボス部43bよりも細径の軸部43dが軸芯を一致させて連設されていて、リンク23の先端に螺着される。
【0021】
低荷重用弾発材47は、第1の荷重作用部材41の中心の内面にねじ61を介して固定されるボス部材62の外周から荷重作用方向と直交する方向(半径方向)に延出した円板状の鋼板で、ボス部材62と一体に形成されている。また、低荷重用弾発材47の外周には、厚板リング状の移動子半体45aが一体形成されている。
高荷重用弾発材49は、第2の荷重作用部材43の軸部43dの先端から荷重作用方向と直交する方向に延出した円板状の鋼板で、軸部43dと一体に形成されている。また、高荷重用弾発材49の外周には、厚板リング状の移動子半体45bが一体形成されている。
高荷重用弾発材49は、低荷重用弾発材47よりも板厚が大きく設定され、小さな荷重では僅かしか弾性変形しない。
【0022】
移動子半体45aと移動子半体45bは、互いに先端面を突き合わせた密着状態で、周方向の複数箇所をねじ63により固定することで一体化され、単一の移動子45として機能する。
【0023】
荷重域規制枠51は、非測定時に移動子45の第1の荷重作用部材41側の端面との間に隙間s1を確保して、圧縮荷重の測定時における移動子45の第1の荷重作用部材41側への移動量を隙間s1の範囲内に規制する第1ストッパ部51aと、非測定時に移動子45の第2の荷重作用部材43側の端面との間に隙間s2を確保して、引張荷重の測定時における移動子45の第2の荷重作用部材43側への移動量を隙間s2の範囲内に規制する第2ストッパ部51bと、第1ストッパ部51aと第2ストッパ部51bとを所定の間隔に保持するスペーサ51cと、スペーサ51cと第2ストッパ部51bとを第1ストッパ部51aに共締めするねじ部材51dとを有している。
【0024】
本実施の形態の場合、第1ストッパ部51aは、第1の荷重作用部材41と一体形成されている。また、第2ストッパ部51b及びスペーサ51cはねじ部材51dによる共締めによって、第1ストッパ部51aに一体化されている。
即ち、荷重域規制枠51は第1の荷重作用部材41に一体化されていて、圧縮荷重作用時及び引張荷重作用時のそれぞれにおいて移動子45の移動を規制することで低荷重用弾発材47の受け持つ荷重域を所定の低荷重域に規制する。
【0025】
図5は、第1の荷重作用部材41と第2の荷重作用部材43との間に引張荷重が作用した時の状態を示したもので、荷重域規制枠51の第2ストッパ部51bと移動子45との間の隙間s2が0になるまでは、高荷重用弾発材49はほとんど弾性変形をせず、低荷重用弾発材47が図示のように外周部が第2ストッパ部51b側に変位して弾性変形する。 そして、低荷重用弾発材47に貼付された低荷重用歪みゲージ53(図3参照)によって、作用している引張荷重が測定される。
そして、作用する引張荷重が増加して、第2ストッパ部51bと移動子45との間の隙間s2が0になると、移動子45の移動が第2ストッパ部51bによって規制されるため、低荷重用弾発材47はそれ以上には弾性変形しない。そして、それ以上に大きな引張荷重の作用に対しては、図5に破線で示すように、高荷重用弾発材49の中央部が第2ストッパ部51b側に変位し弾性変形して、この高荷重用弾発材49に貼付された高荷重用歪みゲージ55(図3参照)によって、作用している引張荷重が測定される。
【0026】
図6は、第1の荷重作用部材41と第2の荷重作用部材43との間に圧縮荷重が作用した時の状態を示したもので、荷重域規制枠51の第1ストッパ部51aと移動子45との間の隙間s1が0になるまでは、高荷重用弾発材49はほとんど弾性変形をせず、低荷重用弾発材47が図示のように外周部が第1ストッパ部51a側に変位して弾性変形する。 そして、低荷重用弾発材47に貼付された低荷重用歪みゲージ53(図3参照)によって、作用している圧縮荷重が測定される。
そして、作用する圧縮荷重が増加して、第1ストッパ部51aと移動子45との間の隙間s1が0になると、移動子45の移動が第1ストッパ部51aによって規制されるため、低荷重用弾発材47はそれ以上には弾性変形しない。そして、それ以上に大きな圧縮荷重の作用に対しては、図6に破線で示すように、高荷重用弾発材49の中央部が第1ストッパ部51a側に変位し弾性変形して、この高荷重用弾発材49に貼付された高荷重用歪みゲージ55(図3参照)によって、作用している圧縮荷重が測定される。
【0027】
以上に説明したロードセル25では、対向する第1の荷重作用部材41と第2の荷重作用部材43との間に直列に、低荷重用弾発材47と高荷重用弾発材49とを装備したものであるため、圧縮荷重の場合でも、引張荷重の場合でも、第1の荷重作用部材41と第2の荷重作用部材43との間に作用する荷重は、全て、低荷重用弾発材47及び高荷重用弾発材49の弾性変形に変わる。従って、低荷重用弾発材47の弾性変形量から作用荷重を検出する低荷重用歪みゲージ53と高荷重用弾発材49の弾性変形量から作用荷重を検出する高荷重用歪みゲージ55とで、引張荷重及び圧縮荷重の双方を測定することができる。
【0028】
また、移動子45の移動量を規制する荷重域規制枠51によって、第1の荷重作用部材41及び第2の荷重作用部材43の受け持つ荷重域が分担されているため、荷重測定域が広くとれる。
【0029】
また、本実施の形態のロードセル25では、低荷重用弾発材47や高荷重用弾発材49は、何れも円板状の鋼板であるため、例えばコイルばねを使用する場合と比較すると、荷重作用方向の寸法を小さく抑えることができ、第1の荷重作用部材41と第2の荷重作用部材43との間の寸法を短縮して、ロードセル25のコンパクト化を図ることができる。
【0030】
そして、上記のロードセル25を使用した試験機1では、単一のロードセル25で、引張荷重及び圧縮荷重の双方の測定試験ができ、また、荷重測定域も広くとれるため、ブレーキの制動試験時に、前進制動時、後進制動時、低トルク制動時、高トルク制動時などの各種条件における制動特性を、許容荷重域の異なるロードセルへの交換処理等を行わずに円滑に測定することができる。
また、例えばキャリパを右車輪用から左車輪用に交換し、前進方向が入れ替わっても、ロードセルを交換処理することがなく測定することができる。
更に、本実施形態では、制動トルクを測定する試験機で本ロードセルを使用しているが、制動トルクではなく、単純な静荷重測定にも本ロードセルを適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明に係るロードセルを用いた試験機の一実施の形態の正面図である。
【図2】図1に示した試験機の側面図である。
【図3】図1に示した試験機に使用したロードセルの拡大縦断面図である。
【図4】図3に示したロードセルの構成の模式図である。
【図5】図3に示したロードセルに引張荷重が作用した時の動作説明図である。
【図6】図3に示したロードセルに圧縮荷重が作用した時の動作説明図である。
【符号の説明】
【0032】
1 試験機
2 基台
4 駆動モータ
6,7 支持台
9 入力軸
11 慣性重り
13 測定軸
15 支持台
17 トルクアーム
19 リンク
21 ブラケット
23 リンク
25 ロードセル
31 ロータ
33 キャリパ
41 第1の荷重作用部材
43 第2の荷重作用部材
45 移動子
45a 移動子半体
45b 移動子半体
47 低荷重用弾発材
49 高荷重用弾発材
51 荷重域規制枠
51a 第1ストッパ部
51b 第2ストッパ部
51c スペーサ
53 低荷重用歪みゲージ
55 高荷重用歪みゲージ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
対向配置された第1の荷重作用部材と第2の荷重作用部材との間に、低荷重用弾発材と高荷重用弾発材とを直列に接続すると共に、圧縮荷重作用時及び引張荷重作用時において前記低荷重用弾発材の受け持つ荷重域を所定の荷重域に規制する荷重域規制枠を装備し、前記低荷重用弾発材の弾性変形量から作用荷重を検出する低荷重用歪みゲージと前記高荷重用弾発材の弾性変形量から作用荷重を検出する高荷重用歪みゲージとで前記第1及び第2の荷重作用部材間に作用した荷重を測定することを特徴とするロードセル。
【請求項2】
前記低荷重用弾発材及び高荷重用弾発材が、荷重作用方向と直交する方向に広がっている板であることを特徴とする請求項1に記載のロードセル。
【請求項3】
前記低荷重用弾発材の受け持つ荷重域を、前記低荷重用弾発材又は前記高荷重用弾発材と前記荷重域規制枠との間の荷重作用方向の隙間量によって規制していることを特徴とする請求項1又は2に記載のロードセル。
【請求項4】
試験荷重を受けるロードセルとして、請求項1〜3のいずれかに記載のロードセルを使用したことを特徴とする試験機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−184153(P2006−184153A)
【公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−378976(P2004−378976)
【出願日】平成16年12月28日(2004.12.28)
【出願人】(000000516)曙ブレーキ工業株式会社 (621)
【Fターム(参考)】