説明

ロール体保管用の自動倉庫及びロール体の保管方法

【課題】自動倉庫において、別途のシャフトやパレット等を用意することなく、また、ロール体の外周を傷つけることなく簡単な構成でロール体を搬送・保管する。
【解決手段】帯状のフィルム2をコア6に巻回したロール体Rを保管する自動倉庫において、互いの間隔Lが伸縮可能であり前記ロール体Rのコア6の両端部にそれぞれ係入して該ロール体Rを保持可能な一対のコア保持部32(32A、32B)と、該一対のコア保持部32を、その間隔を維持したまま移動させるフォーク機構33(33A、33B)と、フォーク機構33でのフォーク出限位置において、該ロール体Rをそのコア6を介して支持・載置可能に配置したラック16と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロール体保管用の自動倉庫、及び自動倉庫におけるロール体の保管方法に関する。
【背景技術】
【0002】
帯状または線状の素材を巻回したロール体の中には、例えば液晶パネルのフィルムなどのように、巻回された素材の性質上、ロール体の外周を支えるいわゆる「胴受け搬送」或いは「胴受け保管」を嫌うものが存在する。
【0003】
このようなロール体を搬送・保管する場合、従来は、例えば図11に示されるように、ロール体R1のコア91を中空とし、この中空部91Aにシャフト92を通し、該シャフト92を介してラック93の支持部94に宙吊り状態で保管する方法が採用されている。
【0004】
また、図12に示されるように、コア90を支持するパレット96を用意し、このパレット96によってロール体R1を宙吊りにした状態で、該パレット96ごと搬送・保管する方法が採用されることもある。
【0005】
更には、例えば、図13、図14に示されるように、特許文献1等において、ラック97の支柱97Aの側からロール体R2のコア98の中空部98Aを貫通可能な支持メンバ99を予め設置しておき、この支持メンバ99にコア98の中空部98Aを挿通し、片持ち状態で支持させる方法等も提案されている。この特許文献1に記載された自動倉庫の場合、ロール体R2を支持メンバ99に受け渡す際には、図14に示されるようなロール体R2の胴部(外表面)100を支持する受部材102がスライドする構成が採用されている。なお、図13、図14の符号104はスタッカクレーン、106はその昇降台である。
【0006】
【特許文献1】特開昭62−105804号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前記図11に示されるような、シャフト92を介してラック93の支持部94に宙づり状態で保管する方法は、保管すべきロール体R1自体のほかに当該シャフト92を用意する必要があり、コストが余分にかかるだけでなく、ロール体R1の入庫及び出庫の際に該シャフト92自体の手配、搬送、或いは保管作業が別途必要になる、という問題があった。
【0008】
この問題は、前記図12に示されるような、パレット96を用いる方法にあっては、パレット96自体が相当な重量及び保管容積を占めることから、一層顕著な問題となった。
【0009】
また、前記図13、図14に示されるような保管構造にあっては、支持メンバ99がラック97に設置されているため、シャフトやパレット等の別途の保管部材の問題は生じないものの、片持ち状態でロール体R2を保管することから、支持メンバ99の組み付け構造を強固にする必要があった。また、保管時こそ宙づり状態で保管できるものの、搬送時においては「胴受け搬送」を行う必要があることから、例えば液晶パネルのフィルムのように極めてデリケートな取り扱いの要求されるようなロール体には適用できないという問題もあった。
【0010】
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、搬送や保管のために別途のシャフトやパレット等を用意することなく、また、ロール体の外周を傷つけることなく簡単な構成でロール体を搬送・保管することのできるロール体保管用の自動倉庫、あるいは自動倉庫におけるロール体の保管方法を提供することをその課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、帯状又は線状の素材をコアに巻回したロール体を保管する自動倉庫において、互いの間隔が伸縮可能であり前記ロール体のコアの両端部にそれぞれ係入することによって該ロール体を保持可能な一対のコア保持部と、該一対のコア保持部を、その間隔を維持したまま移動させるフォーク機構と、該フォーク機構により一対のコア保持部が移動した結果到達した位置において、該ロール体をそのコアを介して支持可能に配置したラックと、を備えた構造とすることにより、上記課題を解決したものである。
【0012】
本発明においては、この種の帯状または線状の素材を巻回したロール体は、素材の巻回時において該ロール体自体を支持しているコアが必ず存在することに着目し、このコアを最大限に利用した構成を採用した。すなわち、本発明においては、互いの間隔が伸縮可能な一対のコア保持部を、前記ロール体のコアの両端部にそれぞれ係入させて該ロール体を保持し、保持したロール体を、該コア保持部ごと移動し、移動した結果到達した位置(フォーク出限位置)にてこの一対のコア保持部を伸長・離反させる。その際、ロール体はそのコアにてラックに支持・載置するようにする。
【0013】
この結果、ロール体をその搬送及び保管のいずれの場合においても、(その外周部に触れることなく)コアの部分のみにて取り扱うことができるようになり、巻回されている素材の種類の如何に関わらず、当該素材自体の変形又は損傷等を発生させることなく常に最上の状態で搬送・保管することができるようになる。
【0014】
しかも、搬送・保管に当たって別途のシャフトやパレット等を一切必要としないため、当然にこれらの手配や保管等も必要としない。
【0015】
また、基本的な構造が簡易な分、さまざまな大きさ或いは形状のロール体の保管に関し、僅かな設計変更のみで非常に柔軟に対応することもできる。
【0016】
なお、本発明の適用対象であるロール体のコアは、中空、中実を問わない。また、本発明には、さまざまなバリーエーションが考えられる。詳細は後述する。
【発明の効果】
【0017】
自動倉庫において、別途のシャフトやパレット等を用意することなく、また、ロール体の外周を傷つけることなく簡単な構成でロール体を安全に搬送・保管することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、図面に記載された実施形態例に係る自動倉庫を参照しながら、本発明を詳細に説明する。
【0019】
図2は、この自動倉庫によって保管しようとするロール体Rを示している。
【0020】
ロール体Rは、帯状(シート状)のフィルム2を巻回したもので、半径方向中央に中空部4を有するコア6を備える。コア6は、フィルム2を巻回する際にそのベースとなったもので、その両端部のみでロール体R全体を支持し得る強度を有している。液晶パネルのフィルム2のように、極めてデリケートな扱いの要求される素材を巻回したロール体Rは、基本的にその外周面2Aを挟持したり支持したりすることによって搬送したり保管したりすることが許されない。
【0021】
そのため、図3、図4に示すような構成の自動倉庫によって保管するようにしている。
【0022】
この自動倉庫12は、スタッカクレーン14、該スタッカクレーン14に隣接して設置された保管ラック16を備える。
【0023】
スタッカクレーン14は、走行ガイドレール18及び天井ガイドレール20との間で、走行台21が図の矢示X方向にその全体が走行可能である。スタッカクレーン14には昇降台22が組み込まれている。昇降台22は、巻き上げドラム24によって上下方向に移動可能とされると共に支柱25に沿って上下動する昇降体26に、その段部26Aとの係合、及びサイドパネル28による連結を介して固定されている。昇降体26の上下動に伴って、昇降台22は、スタッカクレーン14の最下段から最上段まで昇降可能である。
【0024】
昇降台22にはロール体移載装置30が据え付けられている。図3の拡大部分、及び図1にロール体移載装置30の詳細を示す。ロール体移載装置30は、一対のコア保持部32(32A、32B)、及び該一対のコア保持部32を移動させるフォーク機構33(33A、33B)を備える。
【0025】
一対のコア保持部32A、32Bは、互いの間隔Lが図示せぬボールねじ等の機構により伸縮可能である。この一対のコア保持部32A、32Bは、それぞれ互いに向かい合う保持ピン34(34A、34B)を備える。各保持ピン34A、34Bは、その間にロール体Rを配置したときに該ロール体Rのコア6の中空部4にそれぞれ係入可能であり、該ロール体Rを保持し得る強度を有している。
【0026】
前記フォーク機構33は、この実施形態では、ベース体42上に一対のプレートセット44(44A,44B)を有した構成とされている。各プレートセット44は、それぞれ一対のコア保持部32A、32Bの間隔Lを保持したまま、該コア保持部32A、32Bの伸縮する方向Xと直角の方向に順次スライド可能とした3枚の送り出しプレート46(46A1〜46A3、46B1〜46B3)を備える。
【0027】
一対のコア保持部32A、32Bは、具体的には、最先端に位置し得る送り出しプレート46A3、46B3と一体化されている。
【0028】
送り出しプレート46を順次送り出す構成については、種々の公知の構成が採用できる。例えば、図示は省略するが、各送り出しプレート46にそれぞれ配置されたプレート駆動用ギヤドモータを、そのときの送り出しプレート46の位置に応じてオン−オフするリミットスイッチによって駆動・制御するような構成とすればよい。
【0029】
フォーク機構33により一対のコア保持部32が移動した結果到達した位置(フォーク出限位置)には、ロール体Rのコア6を支持・載置可能としたラック16が設置されている。ラック16は、図1、図4に示されるように、メイン支柱52から張り出した支持メンバ53、54にコア6の外形に対応する上面形状を有する枕体(支持体)56を有するもので、ロール体Rをこのコア6のみを支持することによって宙吊り状態で保管可能である。
【0030】
次に、この自動倉庫の作用を説明する。
【0031】
自動倉庫におけるロール体Rのラック16への移送(スタッカクレーン14からの払い出し)は、図5及び図6に示されるような手順で行われる。
【0032】
先ず、前操作として、スタッカクレーン14の走行台21を駆動すると共に、昇降台22を昇降させ、ロール体移載装置30を図示せぬ入庫口に位置させ、ロール体Rを図示せぬ台車から一対のコア保持部32に受け渡す。この受け渡しは、台車側においてロール体Rのコア6の外周部を支持(または挟持)し、ロール体Rを一対のコア保持部32の間に位置決めした状態で各コア保持部32を収縮させ、その後、台車側のロール体Rの支持を解放することによって行う。
【0033】
台車からの受け渡しが完了すると、スタッカクレーン14の走行台18及び昇降台22を駆動し、ラック16の当該ロール体Rを保管するべき棚(以下当保管棚と称す)の位置にまでロール体移載装置30を移動させる(図5(A))。移動の結果、ロール体Rのコア6の位置が当保管棚の枕体56の位置よりも若干高い位置にまで到達したところで昇降台22を停止させる(図5(B))。
【0034】
その後、フォーク機構33の送り出しプレート46を伸長させ、コア保持部32をロール体Rを保持したまま(その間隔Lを保持時の間隔に維持したまま)ラック16の支持メンバ54の枕体56の上部にまで移動させる(図5(C))。
【0035】
この状態で昇降台22を下降させ、枕体56上にロール体Rのコア6を載置し(図6(A))、コア保持部32を互いに離反させ、ロール体Rの保持を解放する(図6(B))。その後プレートセット44の各送り出しプレート46を順次畳むようにしてを後退させ、スタッカクレーン14から当保管棚へのロール体Rの払い出しを完了する(図6(C))。
【0036】
一方、当保管棚からスタッカクレーン14へのロール体Rの取り込みはこの逆の手順で行われる。すなわち、まずスタッカクレーン14(の走行台21)及び昇降台22が当保管棚の位置にまで移動する(図7(A))。但し、取り込み動作の場合は、前述した図5(B)の状態と異なり、昇降台22は、コア保持部32の保持ピン34が保管されているロール体Rのコア6へ挿入可能な高さで停止するようにする(図7(B))。
【0037】
この状態でフォーク機構を34の送り出しプレート46が送り出されるが、この時のコア保持部32の間隔は、保持ピン34の先端部分の間隔がロール体Rのコア6の端部よりも若干広い間隔が確保されるようにする(図7(C))。その後、コア保持部32の間隔が収縮され(図8(A))、該コア保持部32はロール体Rを保持する。この状態で昇降台22が上昇されることにより、ロール体Rは当保管棚の枕体56から離反・上昇され(図8(B))、送り出しプレート46が順次後退してスタッカクレーン14への取り込み動作が完了する(図8(C))。
【0038】
以上の説明から明らかなように、この自動倉庫にあっては、スタッカクレーン14を介したロール体Rの当保管棚への移送、当保管棚での保管、及び当保管棚からの取り込みのいずれの工程においても、ロール体Rにはコア6以外の部分には全く触れる必要がないため、フィルム2を傷つけたりする恐れは全くない。
【0039】
また、構造が簡易で、且つ種々の大きさのロール体に対してもわずかの設計変更で柔軟に対応することができる。
【0040】
例えば、前記一対のコア保持部32の保持ピン34に、例えば図9に示されるようなアアタッチメント70、72、74等を装着することにより、同一のロール体移載装置30を用いて、さまざまな種類、あるいは形状のロール体に対応させることができる。アタッチメント70は、コア6aの中空部4aがより小さいロール体R3を扱うときに使用するとよい。アタッチメント72は、コア6bの中空部4bがより大きなロール体R4を扱うときに、保持応力を1カ所のみに集中させないために使用するとよい。また、アタッチメント74は、ロール体R5のコア6cが中実であった場合に、該コア6cの端部に係入する凹部74Aを備えている。こうしたアタッチメント70、72、74等を装着することにより、さまざまな種類のロール体R3〜R5を支障なく、確実に保持することができるようになる。
【0041】
また、例えば、図10において3面図で示されるように、ラック80における枕体82の位置をロール体R6、R7の軸方向において可変としておくようにしてもよい。これにより、ロール体R6、R7のコア84、83の全長がLc1、あるいはLc2と異なる場合であっても、その差ΔLcを、スタッカクレーン(図10では図示省略)側の設計を殆ど、あるいは全く変更することなく、吸収することができるようになる。なお、図10において符号85は、枕体82の位置をスライドさせるためのガイドレール機構、符号86は該ガイドレール機構84を支持するための支持メンバである。
【0042】
なお、上記実施形態においては、ロール体を水平状態で保持し、ラックの保管位置にまで水平状態のまま移送し、水平状態のまま保管する構成が採用されていたが、例えば、ロール体の種類によっては、該ロール体を鉛直状態で保持・移送し、鉛直状態のまま保管する構成を採用してもよい。この場合、ロール体移載装置のフォーク機構及びコア保持部を保持しているベース体を上記実施形態のものに対して90度回転させた状態で昇降台に据付ればよい。なお、鉛直状態での保持、或いは保管の場合、コアの下端側でロール体の自重を支え、上端側で倒れないように支持することになるが、ロール体の素材に全く触れずに移送及び保管ができるという点で、共通の効果が得られる。ロール体の巻回素材が鉛直保管に耐え得るものであるならば、この方が保管のスペース効率が高い場合がある。
【0043】
更には、ベース体自体の昇降台に対する据付状態を例えば90度回転可能としておくことにより、入庫、或いは出庫時において台車とスタッカクレーンとの間でロール体を受け渡すときには鉛直(又は水平)状態であるものを、水平(又は鉛直)の状態に回転して保管することも可能である。
【0044】
なお、本発明は、ロール体の表面に移送装置や保管装置が触れるのを嫌う素材が巻回されている場合に特に有効に機能するが、本発明の適用対象は、特にロール体の巻回素材の品質には限定されない。
【産業上の利用可能性】
【0045】
たとえロール体の表面に移送機構や保管機構が触れるのを嫌う素材が巻回されている場合であっても適用でき、また、構造が簡易で設計変更が容易なことから、多くの種類のロール体の保管に柔軟に対応できるため、自動倉庫の活用の分野を従来より広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の実施形態の一例に係る自動倉庫におけるロール体移載装置(A)及びその主要部の構成(B)を模式的に示す斜視図
【図2】上記自動倉庫にて保管しようとするロール体の斜視図
【図3】上記自動倉庫の一部拡大部分を含む概略正面図
【図4】ロール体を保管するラックの一部を示す正面図
【図5】ロール体をラックに払い出すときの前半の作用を示す斜視図
【図6】ロール体をラックに払い出すときの後半の作用を示す斜視図
【図7】ロール体をラックから取り込むときの前半の作用を示す斜視図
【図8】ロール体をラックから取り込むときの後半の作用を示す斜視図
【図9】保持ピンのアタッチメントの例を示す断面図
【図10】ラックの枕体をスライドさせる構成を示す平面図、正面図、及び側面図
【図11】従来のロール体の保管方法を示す正面図
【図12】従来のロール体の他の保管方法を示す正面図
【図13】従来のロール体の更に他の保管方法を示す正面図
【図14】図13の従来例におけるロール体の移載方法を示す斜視図
【符号の説明】
【0047】
R…ロール体
2…フィルム
4…中空部
6…コア
12…自動倉庫
14…スタッカクレーン
16…保管ラック
18…走行ガイドレール
20…天井ガイドレール
22…昇降台
30…ロール体移載装置
32(32A、32B)…コア保持部
33(33A、33B)…フォーク機構
34(34A、34B)…保持ピン
44(44A、44B)…プレートセット
46(46A1〜46A3、46B1〜46B3)…送り出しプレート
52…メイン支柱
53、54…支持メンバ
56…枕体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯状又は線状の素材をコアに巻回したロール体を保管する自動倉庫において、
互いの間隔が伸縮可能であり前記ロール体のコアの両端部にそれぞれ係入することによって該ロール体を保持可能な一対のコア保持部と、
該一対のコア保持部を、その間隔を維持したまま移動させるフォーク機構と、
該フォーク機構により一対のコア保持部が移動した結果到達した位置において、該ロール体をそのコアを介して支持可能に配置したラックと、
を備えたことを特徴とするロール体保管用の自動倉庫。
【請求項2】
請求項1において、
前記コア保持部の伸縮が水平面内で行われると共に、ロール体の軸方向を水平に維持した状態でロール体を保管する
ことを特徴とするロール体保管用の自動倉庫。
【請求項3】
請求項1または2において、
前記ラックの、前記ロール体をそのコアを介して支持可能とする部材の位置が、該ロール体のコア長に合わせて変更可能とされた
ことを特徴とするロール体保管用の自動倉庫。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記一対のコア保持部が、前記ロール体のコアの形状に合わせたアタッチメントを装着可能とされた
ことを特徴とするロール体保管用の自動倉庫。
【請求項5】
帯状体を巻回したロール体を保管する自動倉庫におけるロール体の保管方法において、
互いの間隔が伸縮可能な一対のコア保持部を、前記ロール体のコアの両端部にそれぞれ係入させて該ロール体を保持する工程と、
前記コア保持部によって保持したロール体を、該コア保持部ごと移動させる工程と、
該移動を完了した位置に置いて、前記一対のコア保持部を伸長・離反させ、ロール体をそのコア部にてラックに支持する工程と、
を含むことを特徴とする自動倉庫におけるロール体の保管方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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