説明

ワイピングクロスおよびその製造方法

【課題】単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aを含むワイピングクロスであって、拭取り操作性に優れたワイピングクロスおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維を含むワイピングクロスにおいて、クロス表面に楊柳しぼを発生させることにより拭き取り操作性を向上させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aを含むワイピングクロスであって、拭取り操作性に優れたワイピングクロスおよびその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維を用いたワイピングクロスが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
しかしながら、極細繊維を用いたワイピングクロスでは、拭取り性能は良好であるが、ワイピング対象物を拭取る際に摩擦抵抗が大きくなるため、拭取り操作時に時間がかかり、また疲れるという問題があった。
この対策として、極細繊維と太繊度繊維とを併用する等の方法が提案されているが、まだ十分とはいえない。
【0003】
他方、ワイピングクロスとは全く異なる用途ではあるが、織編物に揚柳しぼを発現させることにより、織編物表面に凹凸を形成することは従来知られている(例えば、特許文献3、特許文献4参照)。
【0004】
【特許文献1】特開平4−295325号公報
【特許文献2】特開2007−222609号公報
【特許文献3】特開昭63−295738号公報
【特許文献4】特開平9−291434号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記の背景に鑑みなされたものであり、その目的は、単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aを含むワイピングクロスであって、拭取り操作性に優れたワイピングクロスおよびその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aを含むワイピングクロスの表面に揚柳しぼを発現させると、揚柳しぼのナチュラルな凹凸構造により、拭取り性に癖が出ず、かつあまり疲れることなく拭取りが可能となることを見出し、さらに鋭意検討を重ねることにより本発明に想到した。
【0007】
かくして、本発明によれば「単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aを含むワイピングクロスであって、クロス表面に揚柳しぼを有することを特徴とする拭取り操作性に優れたワイピングクロス。」が提供される。
【0008】
その際、前記の極細繊維Aがポリエステル繊維、またはポリアミド繊維、またはポリエステル繊維とポリアミド繊維との複合体であることが好ましい。また、ワイピングクロスに、極細繊維A以外の他の繊維として単繊維繊度が1dtexより大の繊維Bが含まれることが好ましい。かかる繊維Bがポリエステル繊維またはポリアミド繊維であることが好ましい。
【0009】
本発明のワイピングクロスにおいて、ワイピングクロスが織物組織を有することが好ましい。また、ワイピングクロスの目付けが50〜500gr/mの範囲内であることが好ましい。
【0010】
また、本発明によれば、極細繊維A用繊維として分割型複合繊維または海島型複合繊維を含みかつ下記式で定義する撚係数が7000以上の撚糸を施した糸条1を用いて織編物を織編成した後、該織編物に熱水処理を施すことにより揚柳しぼを発現させ、かつ前記分割型複合繊維または海島型複合繊維を、単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aとする、前記の拭取り操作性に優れたワイピングクロスの製造方法が提供される。また、織編物に熱水処理を施す際に、熱水中に分割、細繊化を促進する薬剤を添加することが好ましい。
撚係数=撚数(T/m)×((糸条の繊度(dtex))/1.1)1/2
【0011】
また、本発明によれば、極細繊維A用繊維として分割型複合繊維または海島型複合繊維を含む糸条2と、下記式で定義する撚係数が7000以上の撚糸を施した他糸条3を用いて織編物を織編成した後、該織編物に熱水処理を施すことにより揚柳しぼを発現させ、かつ前記分割型複合繊維または海島型複合繊維を、単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aとする、前記の拭取り操作性に優れたワイピングクロスの製造方法が提供される。また、織編物に熱水処理を施す際に、熱水中に分割、細繊化を促進する薬剤を添加することが好ましい。
撚係数=撚数(T/m)×((糸条の繊度(dtex))/1.1)1/2
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aを含むワイピングクロスであって、拭取り操作性に優れたワイピングクロスおよびその製造方法が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、本発明のワイピングクロスには、単繊維繊度が1dtex以下(好ましくは0.0001〜0.5dtex)の極細繊維Aが含まれる。該単繊維繊度が1dtexよりも大きいとワイピングクロスの拭取り性能が低下するため好ましくない。
かかる極細繊維Aの繊維種類は特に限定されないが、ポリエステル繊維、またはポリアミド繊維、またはポリエステル繊維とポリアミド繊維との複合体が好ましい。
【0014】
ポリエステル繊維はジカルボン酸成分とジグリコール成分とから製造される。ジカルボン酸成分としては、主としてテレフタル酸が用いられることが好ましく、ジグリコール成分としては主としてエチレングリコール、トリメチレングリコール及びテトラメチレングリコールから選ばれた1種以上のアルキレングリコールを用いることが好ましい。また、ポリエステル樹脂には、前記ジカルボン酸成分及びグリコール成分の他に第3成分を含んでいてもよい。該第3成分としては、カチオン染料可染性アニオン成分、例えば、ナトリウムスルホイソフタル酸;テレフタル酸以外のジカルボン酸、例えばイソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸;及びアルキレングリコール以外のグリコール化合物、例えばジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ビスフェノールA、ビスフェノールスルフォンの1種以上を用いることができる。さらには、ポリ乳酸やステレオコンプレックスポリ乳酸などの生分解性を有するポリエステル繊維でもよい。また、ポリアミド繊維は通常のポリアミド樹脂からなるポリアミド繊維でよい。
【0015】
前記極細繊維Aを形成する樹脂中には、必要に応じて、艶消し剤(二酸化チタン)、微細孔形成剤(有機スルホン酸金属塩)、変色防止剤、熱安定剤、難燃剤(三酸化二アンチモン)、蛍光増白剤、着色顔料、帯電防止剤(スルホン酸金属塩)、吸湿剤(ポリオキシアルキレングリコール)、抗菌剤、その他の無機粒子の1種以上が含まれていてもよい。
【0016】
また、前記の極細繊維Aにおいて、総繊度20〜300dtex、単糸数10〜400本の範囲であることが好ましい。極細繊維Aはナノファイバーと称される、単繊維径が1000nm以下の超極細繊維であってもよい。さらに、極細繊維Aの単糸繊維横断面形状には制限はなく、通常の円形断面のほかに三角、扁平、くびれ付扁平、十字形、六様形、あるいは中空形などの異型断面形状であってもよい。
【0017】
前記のような極細繊維Aを製造する方法としては、公知の方法でよい。例えば、分割型複合繊維をリラックス処理などの熱水処理により分割する方法や、海成分と島成分とで形成される海島型複合繊維の海成分をアルカリ溶解除去する方法などが好ましい。
【0018】
本発明のワイピングクロスは、前記の極細繊維Aのみで構成されていてもよいが、前記の極細繊維Aと、単繊維繊度が1dtexより大(好ましくは2〜5dtex)の繊維Bとで構成されていると、拭取り性能が向上し好ましい。その際、繊維Bの繊維種類としては前記と同様のポリエステル繊維やポリアミド繊維が好ましい。また、繊維Bにおいて、総繊度20〜300dtex、単糸数10〜400本の範囲内であることが好ましい。さらに、繊維Bの単糸繊維横断面形状には制限はなく、通常の円形断面のほかに三角、扁平、くびれ付扁平、十字形、六様形、あるいは中空形などの異型断面形状であってもよい。
【0019】
次に、本発明のワイピングクロスにおいて、表裏少なくともどちらか一方のクロス表面(好ましくは表裏両方の表面)に揚柳しぼが形成されている。なお、かかる揚柳しぼは目視できる程度のしぼが発現しておればよい。かかる揚柳しぼによるナチュラルな凹凸により、拭取り性に癖が出ず、かつあまり疲れることなく拭取りが可能となる。
【0020】
本発明のワイピングクロスは、例えば以下の製造方法により製造することができる。まず、極細繊維Aの繊維として分割型複合繊維または海島型複合繊維を含みかつ下記式で定義する撚係数が7000以上(好ましくは10000〜30000)の撚糸を施した糸条1を用意し、該糸条1を用いて織編物を織編成した後、該織編物に熱水処理等の熱処理や必要に応じて熱水中に分割、細繊化を促進する薬剤を添加して、熱水処理を施すことにより揚柳しぼを発現させ、かつ前記分割型複合繊維または海島型複合繊維を、単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aとする製造方法である。
撚係数=撚数(T/m)×((糸条の繊度(dtex))/1.1)1/2
【0021】
また、以下の製造方法でも製造することができる。まず、極細繊維Aの繊維として分割型複合繊維または海島型複合繊維を含む糸条2と、下記式で定義する撚係数が7000以上(好ましくは10000〜30000)の撚糸を施した他糸条3とを用意し、これら糸条2と糸条3を用いて織編物を織編成した後、該織編物に熱処理を施すことにより揚柳しぼを発現させ、かつ前記分割型複合繊維または海島型複合繊維を、単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aとする製造方法である。
撚係数=撚数(T/m)×((糸条の繊度(dtex))/1.1)1/2
【0022】
ここで、織編物の組織としては特に限定されず、織物の織組織は、平織、斜文織、朱子織等の三原組織、変化組織、変化斜文織等の変化組織、たて二重織、よこ二重織等の片二重組織、たてビロード、タオル、ベロア等のたてパイル織、別珍、よこビロード、ベルベット、コール天等のよこパイル織などが例示される。なお、これらの織組織を有する織物は、レピア織機やエアージェット織機など通常の織機を用いて通常の方法により製織することができる。層数も特に限定されず単層でもよいし2層以上の多層構造を有する織物でもよい。一方、編物の種類としては、よこ編物であってもよいしたて編物であってもよい。よこ編組織としては、平編、ゴム編、両面編、パール編、タック編、浮き編、片畔編、レース編、添え毛編等が好ましく例示され、たて編組織としては、シングルデンビー編、シングルアトラス編、ダブルコード編、ハーフトリコット編、裏毛編、ジャガード編等が好ましく例示される。なお、製編は、丸編機、横編機、トリコット編機、ラッシェル編機等など通常の編機を用いて通常の方法により製編することができる。層数も特に限定されず単層でもよいし2層以上の多層構造を有する編物でもよい。
【0023】
また、前記のような極細繊維A(もしくは極細繊維A用繊維)と繊維Bとは、交織または交編されていてもよいが、両者を含む複合糸として織編物中に含まれていることが好ましい。特に特公平6−89494号公報に記載されているような、芯糸の周りに鞘糸が撚回し、かつ押え糸により形態安定とした複合糸を採用すると吸水性が向上するため好ましい。
また、揚柳しぼを発現させるための熱処理は熱水によるリラックス処理か染色処理でよい。
【0024】
製編織された織編物には、リラックス処理や染色処理だけでなく、精練、プレセット、ファイナルセットなどの各種加工を施してもよい。さらには、起毛加工、撥水加工、カレンダー加工、紫外線遮蔽あるいは制電剤、抗菌剤、消臭剤、防虫剤、蓄光剤、再帰反射剤、マイナスイオン発生剤等の機能を付与する各種加工を付加適用してもよい。
かくして得られたワイピングクロスにおいて、操作性や吸水性の点で目付けが50〜500gr/mの範囲内であることが好ましい。
【0025】
本発明のワイピングクロスには、単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aが含まれており、かつクロス表面に揚柳しぼを有するので、優れた拭取り性を呈するだけでなく、揚柳しぼのナチュラルな凹凸構造により、拭取り性に癖が出ず、かつあまり疲れることがない。
【0026】
本発明のワイピングクロスは、自動車のワックス掛け用の塗布クロス、自動車のワックス掛け後のワイピングクロス、汚れた箇所の汚れ除去用のワイピングクロス、床拭き用のワイピングクロスなどとして好適に使用することができる。
【実施例】
【0027】
以下、実施例をあげて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。なお、実施例中の各物性は下記の方法により測定したものである。
(1)揚柳しぼ
目視判定で、(3級)揚柳しぼが十分発現している、(2級)揚柳しぼが少し発現している、(1級)揚柳しぼが発現していない、の3段階に評価した。なお、2級以上が合格である。
(2)目付け
JIS L 1096、JIS L 1018により測定した。
(3)操作性および拭取り性
試験者3人がワイピングクロスを自動車のワックス掛けに使用して、(3級)作業時のすべり性が良好なため疲れることなく、また、塗布斑が目立つことなく拭取り可能であった、(2級)普通、(1級)作業時のすべり性が不良なため疲れ、また、塗布斑が目立った、の3段階に評価した。
【0028】
[実施例1]
経糸用としてセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント(総繊度167dtex/48fil、単繊維繊度3.5dtex、帝人ファイバー(株)製)にS300回/mの撚糸を施したものを用意した。
一方、トライツイスター機を使用して、特公平6−89494号公報に記載された方法により、下記の緯糸用複合糸を用意した後、Z1700回/m(撚係数20820)の撚糸を施した。
【0029】
(緯糸用複合糸)
・ 芯糸:セミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント(総繊度167dtex/48fil帝人ファイバー(株)製、構成割合19.8重量%)1本
・ 鞘糸:分割型複合繊維(総繊度84dtex/20fil:ポリエステルとポリアミドが相互に隣接配列された複合繊維であって、16分割され、分割後の単糸繊度が0.26dtex、構成割合52.2重量%)を2本引きそろえたもの
・ 押え糸:セミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮糸(総繊度167dtex/48fil、帝人ファイバー(株)製、構成割合28重量%)1本
【0030】
次いで、上記の糸をそれぞれ経糸、緯糸に使用して図1に示す緯二重ダブルサテン組織の織物を製織した。その際、経糸密度:121本/2.54cm、緯糸密度:47本/2.54cm、織物幅191cmであった。
次いで、この織物に120℃の熱水でリラックス処理を施すことにより、分割型複合繊維を分割して単糸繊度が0.26dtexの極細繊維とした後、通常の染色加工を行って 幅140cm、 経糸密度:165本/2.54cm、緯糸密度:48本/2.54cm、目付けは460g/mのワイピングクロスを得た。
かくして得られたワイピングクロスにおいて、表裏両表面に揚柳しぼが十分発現しており(3級)、また、作業時のすべり性が良好なため疲れることなく、また、塗布斑が目立つことなく拭取り可能であった(3級)。
【0031】
[比較例1]
実施例1において、緯糸用複合糸に撚糸を施さないこと以外は実施例1と同様にした。
かくして得られたワイピングクロスにおいて、揚柳しぼが発現しておらず(1級)、また、作業時のすべり性が不良なため疲れ、また、塗布斑が目立った(1級)。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明によれば、単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aを含むワイピングクロスであって、拭取り操作性に優れたワイピングクロスおよびその製造方法が提供され、その工業的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】実施例1で採用した織組織図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aを含むワイピングクロスであって、クロス表面に揚柳しぼを有することを特徴とする拭取り操作性に優れたワイピングクロス。
【請求項2】
前記の極細繊維Aがポリエステル繊維、またはポリアミド繊維、またはポリエステル繊維とポリアミド繊維との複合体である、請求項1に記載の拭取り操作性に優れたワイピングクロス。
【請求項3】
ワイピングクロスに、極細繊維A以外の他の繊維として単繊維繊度が1dtexより大の繊維Bが含まれる、請求項1または請求項2に記載の拭取り操作性に優れたワイピングクロス。
【請求項4】
前記の繊維Bがポリエステル繊維またはポリアミド繊維である、請求項1〜3のいずれかに記載の拭取り操作性に優れたワイピングクロス。
【請求項5】
ワイピングクロスが織物組織を有する、請求項1〜4のいずれかに記載の拭取り操作性に優れたワイピングクロス。
【請求項6】
ワイピングクロスの目付けが50〜500gr/mの範囲内である、請求項1〜5のいずれかに記載の拭取り操作性に優れたワイピングクロス。
【請求項7】
極細繊維A用繊維として分割型複合繊維または海島型複合繊維を含みかつ下記式で定義する撚係数が7000以上の撚糸を施した糸条1を用いて織編物を織編成した後、該織編物に熱水処理を施すことにより揚柳しぼを発現させ、かつ前記分割型複合繊維または海島型複合繊維を、単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aとする、請求項1〜6のいずれかに記載の拭取り操作性に優れたワイピングクロスの製造方法。
撚係数=撚数(T/m)×((糸条の繊度(dtex))/1.1)1/2
【請求項8】
織編物に熱水処理を施す際に、熱水中に分割、細繊化を促進する薬剤を添加する、請求項7に記載のワイピングクロスの製造方法。
【請求項9】
極細繊維A用繊維として分割型複合繊維または海島型複合繊維を含む糸条2と、下記式で定義する撚係数が7000以上の撚糸を施した他糸条3を用いて織編物を織編成した後、該織編物に熱水処理を施すことにより揚柳しぼを発現させ、かつ前記分割型複合繊維または海島型複合繊維を、単繊維繊度が1dtex以下の極細繊維Aとする、請求項1〜6のいずれかに記載の拭取り操作性に優れたワイピングクロスの製造方法。
撚係数=撚数(T/m)×((糸条の繊度(dtex))/1.1)1/2
【請求項10】
織編物に熱水処理を施す際に、熱水中に分割、細繊化を促進する薬剤を添加する、請求項9に記載のワイピングクロスの製造方法。

【図1】
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【公開番号】特開2009−279312(P2009−279312A)
【公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−136560(P2008−136560)
【出願日】平成20年5月26日(2008.5.26)
【出願人】(302011711)帝人ファイバー株式会社 (1,101)
【Fターム(参考)】