説明

ワイプ

【課題】スキンとヘアの感覚特性にプラス効果を有するワイプを提供すること。
【解決手段】水不溶性基材がクエン酸アルキルエーテルで含浸されていることを特徴とするクリーニングワイプに関する。クエン酸アルキルエーテルは、下記一般式:


〔式中、R1はアルキル基であり、nはエトキシル化度を表す。〕で示されるエトキシル化アルコールから誘導される。R1は好ましくは45〜75重量%のC12アルコール、15〜35重量%のC14アルコール、0〜15重量%のC16アルコールおよび0〜20重量%のC18アルコールを含有する脂肪アルコール混合物の線状アルキル基であり、nは5〜9の数であり、但し、クエン酸アルキルエーテル中でのモノエステルとジエステルの重量比は3:1〜10:1の範囲内である。アルコール混合物は、主に、カプリンアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール及び/又はステアリルアルコールの上記重量比での混合物である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥および湿潤ワイプ、および、スキンおよびヘアのクリーニングおよびケアにおけるその使用に関する。
【背景技術】
【0002】
湿潤および乾燥ワイプは、化粧品分野において増え続ける人気と重要性を享受している。よく知られたキッチンタオル、トイレットペーパー,ペーパーハンカチーフ,フェースクロスおよびパッド、リフレッシングタオルなどのほかに、湿潤ワイプもある。湿潤ワイプは、溶液で含浸された様々なタイプのシート状の繊維製品(不織布、ティッシュまたはペーパー)である。界面活性剤とコンディショナーを含有する溶液で含浸された、スキンおよびヘアを洗浄するための乾燥または湿潤ワイプは、米国特許第5,972,361号、同第6,063,397号、同5,980,931号およびWO 98/18446から既知である。
【0003】
ヘア洗浄の別の形態は、脂肪とヘア中に存在する土壌成分を結合させ、タオルで或いはブラッシングによってヘアから実質的に除去される、水不含有の洗浄粉末の使用にある。このヘア洗浄方法は、例えば旅行の折りなど、時間が少なく若しくは十分な水を使用できないときに、非常に好まれる。しかし、この影響で、ヘアがくすんで灰色がかって見えるだけでなく、不快な感覚も、とりわけ長いヘアの場合に有することが多い。
【0004】
【特許文献1】米国特許第5,972,361号
【特許文献2】米国特許第6,063,397号
【特許文献3】米国特許第5,980,931号
【特許文献4】WO 98/18446
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、本発明によって取り組むべき課題は、スキンとヘアの感覚特性にプラス効果を有するワイプを提供することであった。そこで、本発明によるワイプで洗浄した後には、ヘアはボリュームが増えると共に変色はなく、それにもかかわらず、本発明によるワイプは、良好な洗浄効果を有すると共に、すぐにしかも容易に使用できるようなものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、水不溶性基材がクエン酸アルキルエーテルで含浸されていることを特徴とするワイプに関する。驚くべきことに、そのようなワイプは、優れた洗浄特性と、同時に、スキンとヘアへのコンディショニング効果を有することが判明した。本発明によるワイプは、スキンまたはヘアにいかなる退色性沈着物も残さずに、ヘアのボリュームと光沢を向上させる。本発明によるワイプは、ドライで使用でき、または、使用前に水に湿らせて使用できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
クエン酸アルキルエーテル
シート状材料上にクエン酸アルキルエーテルを用いることによって、スキンおよびヘアは洗浄されるだけでなく、コンディショニングされる。すると、スキンおよびヘアはより大きな柔軟さを示し、ヘアはより大きなボリュームによって区別される。このため感触の良い感覚となり、ケア効果が向上する。本発明によるワイプで洗浄されたスキンおよびヘアは、残される洗浄製剤の残渣がより少なくなり、このため「異質」物質に悩まされることがより少ない。
【0008】
本発明によるクエン酸アルキルエーテルは、下記一般式:
【化1】

〔式中、R1はアルキル基であり、nはエトキシル化度を表す。〕
で示されるエトキシル化アルコールから誘導される。R1は好ましくは45〜75重量%のC12アルコール、15〜35重量%のC14アルコール、0〜15重量%のC16アルコールおよび0〜20重量%のC18アルコールを含有する脂肪アルコール混合物の線状アルキル基であり、nは5〜9の数であり、但し、クエン酸アルキルエーテル中でのモノエステルとジエステルの重量比は3:1〜10:1の範囲内である。
【0009】
アルコール混合物は、主に、カプリンアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール及び/又はステアリルアルコールの上記重量比での混合物である。該混合物は、個々のアルコールを混合するか、若しくは、相当するアルコール混合物を混合するか、いずれによっても得ることができる。本発明のある態様では、式(I)〔式中、R1は65〜75重量%のC12アルコール、20〜30重量%のC14アルコール、0〜5重量%のC16アルコールおよび0〜5重量%のC18アルコールを含有する脂肪アルコール混合物から誘導される線状アルキル基である。〕で示されるアルコールのクエン酸アルキルエーテルは、好適である。クエン酸アルキルエーテルのベースとなるこれらのアルコール混合物は、市販のアルコール混合物であって、例えば Dehydol LSTM(Cognis Deutschland GmbH & Co. KG製)である。脂肪アルコール混合物は次の鎖分布(重量%):C10:0〜2;C12:70〜75;C14:24〜30:C16:0〜2を有しており、例えば、パーム核油またはヤシ油から得ることができる。
【0010】
本発明の別の態様では、式(I)〔式中、R1は45〜60重量%のC12アルコール、15〜30重量%のC14アルコール、5〜15重量%のC16アルコールおよび8〜20重量%のC18アルコールを含有する脂肪アルコール混合物から誘導される線状アルキル基である。〕で示されるエトキシル化アルコールのクエン酸アルキルエーテルは、好適である。クエン酸アルキルエーテルのベースとなるこれらのアルコール混合物は、市販のアルコール混合物であって、例えば Dehydol LTTM(Cognis Deutschland GmbH & Co. KG製)である。脂肪アルコール混合物は次の鎖分布(重量%):<C12:0〜3;C12:48〜58;C14:18〜24:C16:8〜12;C18:11〜15;>C18:0〜1%を有しており、例えば、パーム核油またはヤシ油から得ることができる。
【0011】
本発明によれば、エトキシル化度nは、好ましくは整数または端数であり得る6〜8の数である。
【0012】
45〜60重量%のC12アルコール、15〜30重量%のC14アルコール、5〜15重量%のC16アルコールおよび8〜20重量%のC18アルコールを含有する脂肪アルコール混合物のエチレンオキシド6〜8モルによるエトキシル化生成物、とりわけ、Dehydol LTTMのエチレンオキシド7モルによるエトキシル化生成物は、特に有利である。
【0013】
(脂肪)アルコール混合物は、短鎖または比較的長鎖のアルコールを少量、アルコール混合物を基準にして、合計で、好ましくは10重量%未満、とりわけ5重量%未満、含有してもよい。
【0014】
本発明によるクエン酸アルキルエーテルは、下記一般式:
【化2】

〔式中、R'、R''およびR'''はX及び/又はエトキシル化アルキル基R1であって式(I)で定義された意味を有するものを表し、置換基R'、R''およびR'''の分布は、モノエステルとジエステルの重量比は3:1〜10:1の範囲内であるとの条件に従う。〕
で示される異性体化合物の混合物である。モノエステルとジエステルの重量比は、好ましくは5:1〜8:1の範囲内である。
【0015】
従って、本発明によるクエン酸アルキルエーテルは、モノおよびジエステルを、モノおよびジエステルとして表し混合物を基準として、好ましくは50〜90重量%の量で、とりわけ60〜80重量%の量で、含有することが必要である。該混合物は、トリエステルおよび遊離のクエン酸を、100重量%へのバランスとして含有してよい。しかし、該混合物は、遊離のクエン酸を少量しか含有しないことが好ましく、混合物を基準として、好ましくは10重量%未満である。
【0016】
従って、本発明によるクエン酸アルキルエーテルは、主として、少なくとも1つの遊離カルボキシル基をさらに含有するクエン酸の部分エステルである。従って、これらは酸性エステルまたはその中和生成物でさえあってよく、式(II)におけるXは水素またはカチオンを表し得る。そこで、部分エステルは、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルキルアンモニウム、アルカノールアンモニウム及び/又はグルカンモニウムの塩(即ち、Xはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルキルアンモニウム、アルカノールアンモニウム及び/又はグルカンモニウムのイオンを表す)の形態で存在することが好ましい。
【0017】
本発明に従って用いられるクエン酸アルキルエーテルは、スキンおよびヘアへの硫酸アルキルエーテルの吸収を制限するその能力によって特に区別され、それ故に、穏やかな界面活性剤として知られている。
【0018】
水不溶性基材
適当な水不溶性基材は、単層または多層のシート状材料である。ペーパー系ティッシュ、繊維または不織布からできた相当するティッシュクロスもまた使用し得る。天然繊維の例としては、シルク、セルロース、ケラチン、羊毛、綿、ジュート、リネン、亜麻が挙げられ;合成繊維の例としては include アセテート、アクリレート、セルロースエステル、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリビニルアルコール、ポリウレタンの繊維、または添加剤親水性化ポリオレフィン織布およびこれらの繊維または織布のブレンドさえ挙げられる。ポリエチレングリコール1部とC10-12脂肪酸またはその誘導体2部の反応生成物は、ポリオレフィン含有布を親水性化するために用いられる。
【0019】
不織材料は、本発明による所望の構造を良好に与え得るため好適であり、ビスコース/ポリエステルブレンドの基材は特に適当である。しかし、ビスコース50〜90重量%およびポリエステル50〜10重量%の水流交絡基材系は好適であり、ビスコース60〜80重量%およびポリエステル40〜20重量%の基材は特に好適である。ビスコース65〜70重量%およびポリエステル35〜30重量%の基材はとりわけ好適である。
【0020】
サイズに関しては、ワイプは一般的に長さが100〜500 mmの間、幅が100〜500 mmの間であり、長さおよび幅は120〜220 mmが好適である。しかし、布はグローブ形状ですらあってよく、その場合、多数重なった構造を有することも可能であり、このためグローブの布の内層はより疎水性であってバリア機能を有し、製剤または水分から手を保護し得る。
【0021】
その製造、例えば水流交絡させまたは溶融結合させることに基づき、本発明による化粧用ワイプの基材布の表面は円形ないし楕円形の窪みを有する均一な構造である。穴(ピット)の別名でも知られるこれらの窪みは、直径または幅が0.1〜1 mm、好ましくは0.2〜0.6 mm、直径または長さが0.5〜5.0 mm、好ましくは0.8〜1.5 mmの円ないし楕円の形状である。それらは両側または片側のみに存在してよい。それらが片側に存在する場合は、窪みは基材の厚みの50〜99%の間、好ましくは60〜85%の間を占める。窪みが両側に存在する場合は、このパーセントは適宜分配されるべきである。平均すると、基材表面積100 mm2あたり、500〜4,000の間、好ましくは1,500〜3,500の間、より好ましくは2,500〜3,200の間の穴が存在する。
【0022】
別の態様では、シート状材料は、クエン酸アルキルエーテルのほかに少なくとも1つの他の界面活性剤によって含浸される。既知のアニオン性、カチオン性、非イオン性、双性イオン性及び/又は両性界面活性剤をこの目的で使用し得る。
【0023】
通常のアニオン性界面活性剤の例は、石鹸、アルキルベンゼンスルホネート、アルカンスルホネート、オレフィンスルホネート、アルキルエーテルスルホネート、グリセロールエーテルスルホネート、α−メチルエステルスルホネート、スルホ脂肪酸、アルキルスルフェート、脂肪アルコールエーテルスルフェート、グリセロールエーテルスルフェート、脂肪酸エーテルスルフェート、ヒドロキシ混合エーテルスルフェート、モノグリセリド(エーテル)スルフェート、脂肪酸アミド(エーテル)スルフェート、モノおよびジアルキルスルホスクシネート、モノおよびジアルキルスルホスクシナメート、スルホトリグリセリド、アミド石鹸、エーテルカルボン酸およびその塩、脂肪酸イセチオネート、脂肪酸サルコシネート、脂肪酸タウリド、N−アシルアミノ酸、例えばアシルラクチレート、アシルタートレート、アシルグルタメートおよびアシルアスパルテート、アルキルオリゴグルコシドスルフェート、アルキルオリゴグルコシドカルボキシレート、タンパク質脂肪酸縮合物(特に、小麦系植物性の生成物)、並びにアルキル(エーテル)ホスフェートである。アニオン性界面活性剤がポリグリコールエーテル鎖を有する場合、通常の同族体分布を有し得るが、狭い同族体分布を有することが好ましい。
【0024】
通常のノニオン性界面活性剤の例は、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、脂肪酸ポリグリコールエステル、脂肪酸アミドポリグリコールエーテル、脂肪アミンポリグリコールエーテル、アルコキシル化トリグリセリド、混合エーテルおよび混合ホルマール、場合により部分的に酸化されたアルキル(アルケニル)オリゴグリコシドまたはグルクロン酸誘導体、脂肪酸−N−アルキルグルカミド、タンパク質加水分解物(特に小麦系植物性の生成物)、ポリオール脂肪酸エステル、糖エステル、ソルビタンエステル、ポリソルベート並びにアミンオキシドである。ノニオン性界面活性剤がポリグリコールエーテル鎖を有する場合、通常の同族体分布を有し得るが、狭い同族体分布を有することが好ましい。
【0025】
通常のカチオン性界面活性剤の例は、第四級アンモニウム化合物、例えばジメチルジステアリルアンモニウムクロリド、およびエステルクォート、とりわけ第四級化脂肪酸トリアルカノールアミンエステル塩である。
通常の両性または双性イオン性界面活性剤の例は、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、アミノプロピオネート、アミノグリシネート、イミダゾリニウムベタインおよびスルホベタインである。上記の界面活性剤は全て既知の化合物である。
【0026】
特に適当な穏やかな(すなわち特に皮膚科学的に安全な)界面活性剤の通常の例は、脂肪アルコールポリグリコールエーテルスルフェート、モノグリセリドスルフェート、モノ−および/またはジアルキルスルホスクシネート、脂肪酸イセチオネート、脂肪酸サルコシネート、脂肪酸タウリド、脂肪酸グルタメート、α−オレフィンスルホネート、エーテルカルボン酸、アルキルオリゴグルコシド、脂肪酸グルカミド、アルキルアミドベタイン、両性アセタール、および/またはタンパク質脂肪酸縮合物(好ましくは小麦タンパク質由来のもの)である。
【0027】
特に好適な態様では、クエン酸アルキルエーテルとアシル化アミノ酸(とりわけアシルグルタメート)及び/又はアルキルオリゴグルコシドカルボキシレートとの組み合わせを用いる。
本発明によれば、界面活性剤の総量は、組成物全体を基準にして0.1〜10重量%の間であるべきである。10重量%を超える界面活性剤量では、界面活性剤のスキンおよびヘアへの吸収が生じ、望ましくない。組成物全体を基準にして1〜5重量%の界面活性剤含有量は、特に好適である。
【0028】
脱脂剤
本発明によるワイプは、特にヘア洗浄用を意図する場合、これを脱脂剤でさらに含浸してよい。特に適当な脱脂剤は、直鎖又は分枝状の低級アルコールであり、エタノールまたはイソプロパノールは特に好適である。
【0029】
保湿剤
本発明によるワイプは、これを保湿剤でさらに含浸してよい。特に適当な保湿剤は、1〜3個の炭素原子を含有する多価アルコール、例えばプロピレングリコールおよびグリセロールなどであり、これらは本発明の目的にとって特に好適である。
【0030】
水および他の助剤
本発明によるワイプは、これを水不含有のまたは低含水の洗浄製剤で含浸してよく、それらはワイプに低含水量で直接含浸しても、若しくは、水溶液で付与してその後に乾燥工程に付しても、いずれでもよい。既述の成分のほか、ワイプを含浸するために使用される組成物は、他の油成分、ワックス、パーライザーおよび乳白剤、乳化剤、増粘剤、ポリマー、過脂化剤、安定剤、シリコーン化合物、生体活性物質、脱臭剤および微生物抑制剤、発汗抑制剤、皮膚形成剤、フケ防止剤、膨張剤、防虫剤、日焼け剤、脱色剤、ヒドロトロープ、防腐剤、UV保護剤、香油、芳香および染料を含有してよい。
【0031】
本発明によるワイプは、ヘアまたはスキンクリーニングワイプとして、若しくは家庭用ペットおよび作業用動物のクリーニングおよびケア用クリーニングワイプとして、使用し得る。
【実施例】
【0032】
実施例1:ワイプ含浸用の調製物(活性物質としての量:重量%)
Plantapon LC 7 1%
Plantapon S 0.75%
Plantapon ACG 35 0.25%
エタノール 10%
プロピレン グリコール 3%
水 100%まで
【0033】
実施例2:ワイプ含浸用の調製物(活性物質としての量:重量%)
Plantapon LC 7 2%
エタノール 10%
プロピレン グリコール 3%
水 85%
【0034】
実施例3:ワイプ含浸用の調製物(活性物質としての量:重量%)
Plantapon LC 7 13.34%
エタノール 66.66%
プロピレン グリコール 20%

ワイプの含浸前に、上記濃縮物を3:17(濃縮物1リットル+水5.67リットル)の比率で水と混合する。
【0035】
実施例4:ワイプ含浸用の調製物(活性物質としての量:重量%)
Plantapon LC 7 1%
Plantapon LGC 1%
エタノール 10%
プロピレン グリコール 3%
水 85%
【0036】
実施例5
下記表は、その剪断への感度及び/又はその低粘度のおかげで噴霧が可能で、また、それ故に、ベビー衛生、ベビーケア、スキンケア、洗浄、顔洗浄のためのティッシュ、ペーパー、ワイプ、スポンジ、石膏に特に適当である調製物を示している。
である。量は重量%による。
【0037】
【表1】

【0038】
【表2】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
水不溶性基材がクエン酸アルキルエーテルで含浸されていることを特徴とするクリーニングワイプ。
【請求項2】
少なくとも1つの他の界面活性剤で含浸されていることを特徴とする、請求項1に記載のワイプ。
【請求項3】
さらに脱脂剤で含浸されていることを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載のワイプ。
【請求項4】
さらに保湿剤で含浸されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のクリーニングワイプ。
【請求項5】
脱脂剤は、エタノールおよびイソプロパノールまたはそれらの混合物からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のワイプ。
【請求項6】
保湿剤は、1〜3個の炭素原子を含有する多価アルコールからなる群から選択されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のワイプ。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれかに記載のワイプの、ヘアクリーニングワイプとしての使用。
【請求項8】
請求項1〜6のいずれかに記載のワイプの、スキンクリーニングワイプとしての使用。
【請求項9】
請求項1〜6のいずれかに記載のワイプの、家庭用ペットおよび作業用動物のクリーニングおよびケア用クリーニングワイプとしての使用。

【公開番号】特開2007−191469(P2007−191469A)
【公開日】平成19年8月2日(2007.8.2)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2006−339605(P2006−339605)
【出願日】平成18年12月18日(2006.12.18)
【出願人】(505066718)コグニス・アイピー・マネージメント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング (191)
【氏名又は名称原語表記】Cognis IP Management GmbH
【Fターム(参考)】