説明

ワイヤハーネス用クリップ

【課題】金属製車体パネルなどの磁性を有する被取付材に係止孔を形成することなく、被取付材にワイヤハーネスを簡単に固定できるようにする。
【解決手段】磁性を有する被取付材9にワイヤハーネス8を固定するワイヤハーネス用クリップ1であって、磁力によって被取付材9に吸着する取付部である基部2を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネス用クリップに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば自動車の金属製車体パネルにワイヤハーネスを固定するワイヤハーネス用クリップとして、ワイヤを支持する支持部と、この支持部に一体形成された係止脚部と、を有するものがある。このワイヤハーネス用クリップは、係止脚部が、金属製車体パネルに形成された係止孔に係止することで、ワイヤハーネスを金属製車体パネルに固定するよようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】実公平6−23144号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、このワイヤハーネス用クリップでは、金属製車体パネルに係止孔を形成する必要があり、金属製車体パネルの構造が複雑化してしまうという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は、金属製車体パネルなどの磁性を有する被取付材に係止孔を形成することなく、被取付材にワイヤハーネスを簡単に固定できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、磁性を有する被取付材にワイヤハーネスを固定するワイヤハーネス用クリップであって、磁力によって前記被取付材に吸着する取付部を備えることを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ワイヤハーネス用クリップが取付部の磁力によって被取付材に吸着するので、被取付材に係止孔を形成することなく、被取付材にワイヤハーネスを簡単に固定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態を図1ないし図3に基づいて説明する。図1は、本実施形態のワイヤハーネス用クリップを示す平面図、図2は、開状態のワイヤハーネス用クリップをワイヤハーネスと共に示す縦断側面図、図3は、ワイヤハーネス用クリップがワイヤハーネスを被取付材に固定した状態を示す縦断側面図である。
【0008】
図1に示すように、ワイヤハーネス用クリップ1は、平面視略矩形状の平板材からなっており、弾性を有しいている。この平板材は、ゴム磁石であり、これにより、ワイヤハーネス用クリップ1は、磁力を有している。
【0009】
ワイヤハーネス用クリップ1には、基部2と、複数の押圧片3とが形成されている。基部2は、当該ワイヤハーネス用クリップ1の縦幅方向(以後、クリップ縦幅方向という)の両端部に形成された一対の操作部4と、これら操作部4同士を接続した接続部5とからなっている。接続部5は、操作部4同士を結ぶ方向(クリップ縦幅方向)と直交する幅方向である当該ワイヤハーネス用クリップ1の横幅方向(以後、クリップ横幅方向という)に並列で一対設けられている。この基部2は、ワイヤハーネス用クリップ1の外周縁を構成している。
【0010】
また、当該ワイヤハーネス用クリップ1におけるクリップ縦幅方向の一対の端面、即ち、操作部4の端面には、指掛け用の円弧状の凹部6が形成されている。
【0011】
押圧片3は、クリップ横幅方向に接続部5と並列配置されると共に操作部4に片持ち状態で接続されている。詳しくは、押圧片3としては、一対の接続部5間に位置し一方の操作部4から他方の操作部4に向けて延出しクリップ横幅方向に並列配置された一対の第1の押圧片3Aと、これら一対の第1の押圧片3A間に位置し他方の操作部4から一方の操作部4に向けて延出した一つの第2の押圧片3Bと、が設けられている。ここで、これらの押圧片3A,3Bは、平板材にスリット7が形成されることにより形成される。
【0012】
このような構成のワイヤハーネス用クリップ1を使用するには、図2に示すように、使用者は、まず、一対の操作部4の凹部6に指を掛けて、これら操作部4同士が近づくように操作部4を押してワイヤハーネス用クリップ1を屈曲させる。これにより、基部2が接続部5を頂部として湾曲状に弾性変形すると共に、各押圧片3が基部2から突出し、ワイヤハーネス用クリップ1が開状態となる。
【0013】
次に、押圧片3と接続部5との間にワイヤハーネス8を通した後、操作部4を押すのを止める。これにより、図3に示すように、基部2が元形状に復元し、この復元の際に押圧片3と接続部5とがワイヤハーネス8を挟持する。このとき、基部2が略平板状になる一方、押圧片3は、ワイヤハーネス8に押されて基部2から突出した状態となる。
【0014】
次に、ワイヤハーネス用クリップ1におけるワイヤハーネス8を保持している側とは反対側の面を、例えば金属製車体パネルなどの磁性を有する被取付材9に当接させる(図3)。これにより、取付部である基部2がその磁力で被取付材9に吸着し、ワイヤハーネス用クリップ1が被取付材9に固定され、ワイヤハーネス8がワイヤハーネス用クリップ1によって被取付材9に固定される。
【0015】
以上説明したように、本実施形態では、ワイヤハーネス用クリップ1が取付部である基部2の磁力によって被取付材9に吸着するので、被取付材9に係止孔を形成することなく、被取付材9にワイヤハーネス8を簡単に固定することができる。また、このように被取付材9に係止孔を形成する必要がないので、被取付材9が防水機能を有するものである場合であっても、その防水機能を低下させることなくワイヤハーネス8を被取付材9に固定することができる。また、このようにワイヤハーネス用クリップ1が磁力によって被取付材9に吸着するので、ワイヤハーネス用クリップ1の固定位置の自由度を大きくすることができる。
【0016】
また、本実施形態では、ワイヤハーネス用クリップ1は、一対の操作部4及びこれら操作部4同士を接続した接続部5からなり取付部として機能する基部2と、一対の操作部4間においてこれら操作部4同士を結ぶ方向(クリップ縦幅方向)と直交する幅方向(クリップ横幅方向)に接続部5と並列配置されると共に操作部4に片持ち状態で接続された押圧片3と、が形成され弾性及び磁力を有する平板材からなっている。そして、一対の操作部4同士が近づくように基部2が接続部5を頂部として湾曲状に弾性変形するに伴い押圧片3が基部2から突出し、基部2が元形状に復元する際に接続部5と押圧片3とでワイヤハーネス8を挟持するようになっている。したがって、ワイヤハーネス用クリップ1の表裏を意識することなく、ワイヤハーネス用クリップ1を使用することができると共に、取付面が曲面であってもワイヤハーネス用クリップ1を固定することができる。
【0017】
また、本実施形態では、接続部5は、クリップ横幅方向に並列で一対設けられ、押圧片3として、一対の接続部5間に位置し一方の操作部4から他方の操作部4に向けて延出しクリップ横幅方向に並列配置された一対の第1の押圧片3Aと、これら一対の第1の押圧片3A間に位置し他方の操作部4から一方の操作部4に向けて延出した一つの第2の押圧片3Bと、が設けられている。したがって、ワイヤハーネス用クリップ1は、ワイヤハーネス8を強固に保持することができる。
【0018】
また、本実施形態では、ワイヤハーネス用クリップ1における一対の操作部4同士を結ぶ方向(クリップ縦幅方向)の一対の端面には、操作部4の一部を構成する指掛け用の円弧状の凹部6が形成されている。したがって、操作部4に容易に指を掛けることができ、ワイヤハーネス8の固定作業をより簡単に行なうことができる。
【0019】
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態を図4に基づいて説明する。前述した実施形態と同じ部分は、同一符号を用い説明も省略する(以降の実施形態でも同様)。図4は、本実施形態のワイヤハーネス用クリップを示す平面図である。
【0020】
図4に示すように、本実施形態は、第1の実施形態に対して、ワイヤハーネス用クリップ21の第1の押圧片3Aが、2つではなく一つだけである点が異なる。即ち、本実施形態では、接続部5は、クリップ横幅方向に並列で一対設けられ、押圧片3として、一対の接続部5間に位置し一方の操作部4から他方の操作部4に向けて延出した一つの第1の押圧片3A,と、一対の接続部5間に位置し他方の操作部4から一方の操作部4に向けて延出した一つの第2の押圧片3Bとが、クリップ横幅方向に並列で設けられている。
【0021】
このような構成では、第1の押圧片3Aが一つだけであるので、第1の押圧片3Aが2つ設けられている第1の実施形態のワイヤハーネス用クリップ1に比べて、ワイヤハーネス用クリップ21の構成を簡素化することができる。
【0022】
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態を図5に基づいて説明する。図5は、本実施形態のワイヤハーネス用クリップを示す平面図である。
【0023】
図5に示すように、本実施形態は、第1の実施形態に対して、ワイヤハーネス用クリップ31の基部32における接続部5が、2つではなく一つである点が異なる。即ち、本実施形態では、接続部5は、一つ設けられ、押圧片3として、一方の操作部4から他方の前記操作部4に向けて延出しクリップ横幅方向に並列配置された一対の第1の押圧片3Aと、他方の操作部4から一方の操作部4に向けて延出した一つの第2の押圧片3Bと、が設けられている。そして、接続部5、一方の第1の押圧片3A、第2の押圧片3B及び他方の第1の押圧片3Aが、この順でクリップ横幅方向に並列配置されている。そして、本実施形態では、スリット7の一端は、開口されている。
【0024】
この構成においては、第1及び第2の押圧片3A,3Bと一つの接続部5とで挟持したワイヤハーネス8を、第1及び第2の押圧片3A,3Bによって被取付材9(図3参照)に押し付けて被取付材9に固定する。
【0025】
以上説明したように、本実施形態では、接続部5が一つだけであるので、接続部5が2つ設けられている第1の実施形態のワイヤハーネス用クリップ1に比べて、ワイヤハーネス用クリップ31の構成を簡素化することができる。
【0026】
[第4の実施形態]
本発明の第4の実施形態を図6に基づいて説明する。図6は、本実施形態のワイヤハーネス用クリップを示す平面図である。
【0027】
図6に示すように、本実施形態は、第1の実施形態に対して、ワイヤハーネス用クリップ41の第1の押圧片3A及び基部42の接続部5が、それぞれ2ではなく一つである点が異なる。即ち、本実施形態では、接続部5は、一つ設けられ、押圧片3として、一方の操作部4から他方の操作部4に向けて延出した一つの第1の押圧片3Aと、他方の操作部4から一方の操作部4に向けて延出した一つの第2の押圧片3Bと、が設けられ、接続部5、第1の押圧片3A及び第2の押圧片3Bが、この順でクリップ横幅方向に並列配置されている。そして、本実施形態では、スリット7の一端は、開口されている。
【0028】
この構成においては、第1及び第2の押圧片3A,3Bと接続部5とで挟持したワイヤハーネス8を、第1及び第2の押圧片3A,3Bによって被取付材9(図3参照)に押し付けて被取付材9に固定する。
【0029】
以上説明したように、本実施形態では、第1の押圧片3A及び接続部5が一つだけであるので、第1の押圧片3A及び接続部5がそれぞれ2つずつ設けられている第1の実施形態のワイヤハーネス用クリップ1に比べて、ワイヤハーネス用クリップ41の構成を簡素化することができる。
【0030】
[第5の実施形態]
本発明の第5の実施形態を図7ないし図9に基づいて説明する。図7は、本実施形態のワイヤハーネス用クリップを示す平面図、図8は、ワイヤハーネス用クリップの開状態を示す斜視図、図9は、ワイヤハーネス用クリップがワイヤハーネスを被取付材に固定した状態を示す平面図である。
【0031】
図7ないし図9に示すように、本実施形態は、第1の実施形態に対して、ワイヤハーネス用クリップ51の押圧片53が異なる。即ち、本実施形態では、接続部5は、クリップ横幅方向に並列で一対設けられる一方、押圧片53は、一対の接続部5間に一つ設けられている。
【0032】
押圧片53は、クリップ横幅方向で相対向する一対の腕部53a,53bと、これら腕部53a,53bの一端部同士を接続する湾曲部53cとからなり、平面視略U字状に形成されている。
【0033】
一方の腕部53aの他端部は、一方の操作部4に接続されており、これにより、押圧片53は、操作部4に片持ち状態で支持されている。他方の腕部53bの他端部には、一方の腕部53aに向って爪部53dが突設されている。この他方の腕部53bは、湾曲部53cと共に係止部53eを構成している。そして、この押圧片53は、そのU字の内周部によって構成される挿通部53fにワイヤハーネス8が挿通される。
【0034】
このような構成のワイヤハーネス用クリップ51にワイヤハーネス8を固定するには、使用者は、第1の実施形態と同様に、操作部4を押して、図8に示すように、ワイヤハーネス用クリップ51を屈曲させ、押圧片53を基部2から突出させてワイヤハーネス用クリップ51を開状態とする。
【0035】
次に、図9に示すように、押圧片53の一方の腕部53aと一方の接続部5との間にワイヤハーネス8を通すと共に、挿通部53fにワイヤハーネス8を挿通した後、操作部4を押すのを止める。これにより、基部2が元形状に復元し、この復元の際に押圧片53の一方の腕部53aと一方の接続部5とがワイヤハーネス8を挟持する。このとき、係止部53eが、ワイヤハーネス8を係止し、当該押圧片53と接続部5とによる挟持からのワイヤハーネス8の抜けを阻止する。
【0036】
以上説明したように、本実施形態のワイヤハーネス用クリップ51では、押圧片53に係止部53eが設けられているので、押圧片53が一つであっても、ワイヤハーネス8を強固に保持することができる。
【0037】
なお、本発明は、以上説明した各実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の第1の実施形態のワイヤハーネス用クリップを示す平面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の開状態のワイヤハーネス用クリップをワイヤハーネスと共に示す縦断側面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態のワイヤハーネス用クリップがワイヤハーネスを被取付材に固定した状態を示す縦断側面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のワイヤハーネス用クリップを示す平面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態のワイヤハーネス用クリップを示す平面図である。
【図6】本発明の第4の実施形態のワイヤハーネス用クリップを示す平面図である。
【図7】本発明の第5の実施形態のワイヤハーネス用クリップを示す平面図である。
【図8】本発明の第5の実施形態のワイヤハーネス用クリップの開状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の第5の実施形態のワイヤハーネス用クリップがワイヤハーネスを被取付材に固定した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
【0039】
1 ワイヤハーネス用クリップ
2 基部(取付部)
3 押圧片
3A 第1の押圧片
3B 第2の押圧片
4 操作部
5 接続部
6 凹部
8 ワイヤハーネス
9 被取付材
21 ワイヤハーネス用クリップ
31 ワイヤハーネス用クリップ
32 基部(取付部)
41 ワイヤハーネス用クリップ
42 基部(取付部)
51 ワイヤハーネス用クリップ
53 押圧片
53e 係止部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
磁性を有する被取付材にワイヤハーネスを固定するワイヤハーネス用クリップであって、
磁力によって前記被取付材に吸着する取付部を備えることを特徴とするワイヤハーネス用クリップ。
【請求項2】
一対の操作部及びこれら操作部同士を接続した接続部からなり前記取付部として機能する基部と、
前記一対の操作部間においてこれら操作部同士を結ぶ方向と直交する幅方向に前記接続部と並列配置されると共に前記操作部に片持ち状態で接続された押圧片と、
が形成され弾性及び前記磁力を有する平板材からなることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス用クリップ。
【請求項3】
前記一対の操作部同士が近づくように前記基部が前記接続部を頂部として湾曲状に弾性変形するに伴い前記押圧片が前記基部から突出し、前記基部が元形状に復元する際に前記接続部と前記押圧片とでワイヤハーネスを挟持することを特徴とする請求項2に記載のワイヤハーネス用クリップ。
【請求項4】
前記接続部は、前記幅方向に並列で一対設けられ、
前記押圧片として、前記一対の接続部間に位置し一方の前記操作部から他方の前記操作部に向けて延出し前記幅方向に並列配置された一対の第1の押圧片と、これら一対の第1の押圧片間に位置し前記他方の操作部から前記一方の操作部に向けて延出した一つの第2の押圧片と、が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載のワイヤハーネス用クリップ。
【請求項5】
前記接続部は、前記幅方向に並列で一対設けられ、
前記押圧片として、前記一対の接続部間に位置し一方の前記操作部から他方の前記操作部に向けて延出した一つの第1の押圧片と、前記一対の接続部間に位置し前記他方の操作部から前記一方の操作部に向けて延出した一つの第2の押圧片とが、前記幅方向に並列で設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載のワイヤハーネス用クリップ。
【請求項6】
前記接続部は、一つ設けられ、
前記押圧片として、一方の前記操作部から他方の前記操作部に向けて延出し前記幅方向に並列配置された一対の第1の押圧片と、前記他方の操作部から前記一方の操作部に向けて延出した一つの第2の押圧片と、が設けられ、
前記接続部、一方の前記第1の押圧片、前記第2の押圧片及び他方の前記第1の押圧片が、この順で前記幅方向に並列配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のワイヤハーネス用クリップ。
【請求項7】
前記接続部は、一つ設けられ、
前記押圧片として、一方の前記操作部から他方の前記操作部に向けて延出した一つの第1の押圧片と、前記他方の操作部から前記一方の操作部に向けて延出した一つの第2の押圧片と、が設けられ、
前記接続部、前記第1の押圧片及び前記第2の押圧片が、この順で前記幅方向に並列配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のワイヤハーネス用クリップ。
【請求項8】
前記接続部は、前記幅方向に並列で一対設けられる一方、前記押圧片は、前記一対の接続部間に一つ設けられ、
前記押圧片には、ワイヤハーネスを係止し、当該押圧片と前記接続部とによる挟持からのワイヤハーネスの抜けを阻止する係止部が形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のワイヤハーネス用クリップ。
【請求項9】
当該ワイヤハーネス用クリップにおける前記一対の操作部同士を結ぶ方向の一対の端面には、前記操作部の一部を構成する指掛け用の円弧状の凹部が形成されていることを特徴とする請求項2ないし8のいずれか一つに記載のワイヤハーネス用クリップ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−306768(P2007−306768A)
【公開日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−135136(P2006−135136)
【出願日】平成18年5月15日(2006.5.15)
【出願人】(000003997)日産自動車株式会社 (16,386)
【Fターム(参考)】