説明

上薬で被覆された化学反応装置のための貯留区域無し扁平台座付きで上方開口部を有する排出用集合体

【課題】とりわけ釉薬被覆型の新品または既存の化学反応装置のための上方に向かう開口部型の排出用集合体であり、
【解決手段】排出のための出口用孔部の下部に、扁平環状パッキン状の取り替え可能な台座用部材(11)が具えてあり、同部材の上方部分が、弁の頭部(10)の台座になり、完全流出用傾斜部になっている少なくとも1の切欠き部(21)を有する。本発明は、とりわけ釉薬被覆型化学反応装置の製造者と利用者に関わる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に釉薬をかけた化学反応装置のための上方開口部付き型のゲート弁を有する排出用集合体に関する。
【0002】
本発明の特徴は、閉鎖時の密閉性および開口時の完全流出を提供するゲート弁の頭部用扁平台座を取り囲む2の平面を含むことにある。本発明は、新品と既存のいずれにも、すべての反応装置の出口に取り付けられる。
【背景技術】
【0003】
本発明が対象としている反応装置の型では、排出用集合体の弁の可動要素の頭部は、排出用集合体が開放の上方位置にあるとき、出口区間を開放するために、排出孔の排出用スペース内に嵌め込まれている。
【0004】
通常、閉鎖状態では、この頭部は、例えばポリテトラフルオロエチレンのような、化学的に抵抗力のある合成物質製台座に乗っている。
【0005】
したがって、従来の技術では、この台座は、軸受と保持用周縁肩部になっている環状基部と管状体の密閉用部材の上部に形成されている。この密閉用部材は、その上部において、密閉用集合体の可動要素の台座になり、その下部において、排出孔部の管状突出部に対する密閉用面になる。管状部は、排出孔部の排出用管部内に挿入されている。同管状部は、排出孔部の排出用管部内に挿入されている。同管状部は、排出用管部の直径に合わせてあり、その肩部によって進入停止状に保持されている。
【0006】
この台座兼密閉用管状部材は、そのもう一つの面で、排出用集合体の本体のフランジ状上方縁部に対して密閉状にぴったり付いている。
【0007】
この従来の技術には、重要な欠点が幾つもある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
第一の欠点は、台座と排出用管部との間に位置している間隙に存在する製品の沈着に結びついている。それは、反応装置の相次ぐ2種の製品の交互使用による汚染の原因になる。事実、台座兼密閉用部材と排出用管部との嵌め合わせは完全でなく、同台座と排出孔部の排出用管部の内側側面との間のわずかな空間の中に、進行中の反応の製品が侵入するからである。
【0009】
このわずかな量は、それに接することがほぼ不可能であって、清掃と消毒用製品の侵入が困難と言うよりも不可能にしているので、残留するこの液体は、2種の製品の相次ぐ2種の反応の相互汚染源になって、それは食品産業と医薬工業では望ましくないことどころか、危険でさえある。
【0010】
更に、この間隙に閉じ込められている製品が結晶すれば、ゲート弁を分解するときに大きな困難をもたらして、その結果、釉薬被覆を破壊する著しい危険性がある。
【0011】
本発明は、この主要欠点を排除することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の第一の利点は、平滑で間隙が無いことによる相互汚染の完全な欠如に関しており、清掃と消毒をする上で接触することが困難な隠れた残留量の欠如に繋がる汚染が存在しないことにある。
【0013】
他方では、本発明による排出用集合体は、排出用管部による出口または分厚いフランジ型の出口のいずれにしても、その構造の特性に関係なく、標準化の一般規定に応える出口をもった、新新品と既存のいずれにも、流通しているどの型の反応装置にも取りつかれる。
【0014】
下方の機械的集合体内で、台座を完全な流出と弁の可動要素に応じて取り替えるだけであり、台座が完全な流出式であるので、それによって貯留区域が無くなって、それに関連する問題と結果、とりわけ汚染および/または分解を困難にし、釉薬の破壊の明らかな危険をもたらす製品の結晶化に繋がる問題と結果が排除される。
【0015】
更に、そしてもちろん、本発明は、この排出用集合体を新品の反応装置に取り付けられる。対応する弁の頭部の形状に適応する密閉用台座を予定するだけで済む。
【発明の効果】
【0016】
要約すると、本発明は、完全な流出、死角区域の欠如、清掃と分解の容易さおよびとりわけ釉薬付きのどのような型の反応装置にも取り付けられる累積利点を提供する。
【0017】
本発明のその他の特性と利点は、添付図を参照しながらなされている記述である、以後の詳細な記述を読むことによって明らかになるだろう。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】全体的縦断面図であり、その上部は、2の変形態様に関する2の半断面図に関しており、この図は、単一画面に、本発明による化学反応装置のための排出用集合体の2の実例を示している。
【図2】典型的管状部を有する化学反応装置の場合における本発明による排出用集合体の可動要素と台座のレベルにおける垂直断面図である。
【図3】典型的管状部を有する化学反応装置の場合における本発明による排出用集合体の可動要素と台座のレベルにおける垂直断面図である。
【図4】分厚いフランジ型の化学反応装置の場合の本発明による排出用集合体の可動要素と台座のレベルにおける垂直断面図である。
【図5】分厚いフランジ型の化学反応装置の場合の本発明による排出用集合体の可動要素と台座のレベルにおける垂直断面図である。
【図6】本発明による排出用集合体に装備できる台座と密閉用部材の諸変形態様の概略的横断面図である。
【図7】本発明による排出用集合体に装備できる台座と密閉用部材の諸変形態様の概略的横断面図である。
【図8】本発明による排出用集合体に装備できる台座と密閉用部材の諸変形態様の概略的横断面図である。
【図9】本発明による排出用集合体に装備できる台座と密閉用部材の諸変形態様の概略的横断面図である。
【図10】本発明による排出用集合体に装備できる台座と密閉用部材の諸変形態様の概略的横断面図である。
【図11】本発明による排出用集合体に装備できる台座と密閉用部材の諸変形態様の概略的横断面図である。
【図12】本発明による排出用集合体に装備できる台座と密閉用部材の諸変形態様の概略的横断面図である。
【図13】本発明による排出用集合体に装備できる台座と密閉用部材の諸変形態様の概略的横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
化学反応装置、とりわけ釉薬被覆型化学反応装置は、排出用すなわち空にするための孔部2を有する底部1を含んでおり、同排出孔部は、下方に向かって排出用円筒形導管3(図1)が続いており、同導管は、長い場合、排出用管状部4(図2と図3)、もっと短い場合、分厚いフランジの導管5(図4と図5)と呼ばれており、排出用管状部の前額面または分厚いフランジ5の前額面であり得る前額面7を形成している環状折り返し部で画定されている出口の外方孔部6で、外方に向かって口を開けている。
【0020】
便宜上、今後、この折り返し部4またはこの分厚いフランジ5の端部を出口の孔構造体と呼ぶことにする。
【実施例】
【0021】
出口の外方孔部6は、ロッド9と頭部10からなっている可動弁8で塞がっている。
【0022】
台座兼完全流出用取り外し可能部材11は、前額面7に密閉のために当てはめてあり、管状部4状変形態様または分厚いフランジの導管5状変形態様に当たる同出口を画定するが、後ほどみられるように、機械的取付け、次いで締めつけによって出口の外方孔部6にぴったり付く。
【0023】
取り替え可能な部材11は、図示の実施態様では、密閉および弁の頭部10の台座、そして製品の完全流出に役立っている、分厚いことが好ましい扁平な環状パッキンである。同部材11は、化学的に不活性で抵抗力のある、例えばPTFEの略号で知られているポリテトラフルオロエチレン製である。
【0024】
例えば一般的な取り付け用フランジの形状の支承用部材12は、台座11を、例えばボルト付き機械的取付け用部材を介して締めつけるために、出口の環状折り返し部の前額面7との間にサンドイッチ状に挟み付け、それによって固定と押さえつけを行なって、外部に対する密閉性が得られる。
【0025】
支承用部材12はまた、排出用集合体の機械本体13の固定も、できるようにしている。支承用部材12は、この機械本体13の一部をなしており、その中に排出用集合体が嵌合されている。同集合体は、側方主出口15を有する排出室14、そして場合によっては技術用側方接触部16、ならびに下方に、パッキン箱18を具えたゲート弁のロッド9の密閉案内17を包含している。
【0026】
弁は、下方に、機械的にいろいろな形状を呈し得る作動用装置20に続いている。図1に、開放になる高い位置と、台座に密閉状に支承することによる閉鎖の低位置間になる、弁の手動による装置を示した。
【0027】
本発明は、この型の機械的集合体すなわち作動装置に限定されていない。本発明は、既存の化学反応装置の場合、単に交換用取り付けで、新規排出用集合体を取り付けることができる。
【0028】
台座用部材11は、その上部に、凹部状または切欠き状の構造が配置してあり、下方で中央部に集中していて、接触すると、弁の頭部10と密閉に役立っており、および完全流出に役立っている。
【0029】
この切欠きは、例えば円錐形の単純または二重傾斜部付きで、内1の傾斜部は巾が狭く、内側の縁部は密閉用であり、完全流出用のもっと巾広く、最初の傾斜部を同心円的に囲んでいる。この2の傾斜部の傾斜度が異なっており、内側の縁部の傾斜部は中庸であり、もう一つの傾斜部はもっとゆるい。
【0030】
この実例では、円錐形の切欠き21を指しており、その一部は、弁の頭部10がその基部に有する、対応する支承用円錐形表面と共働して、台座用部材11の円錐形受容用面21の対応する部分上において、閉鎖状態で密閉を行なう。
【0031】
もっと特別に、円錐形切欠き面21は、まず、密閉のために、弁の頭部10の対応する支承用円錐形表面22と共働する円錐形肩部23で、外方に向かって中央部から形成されている同心円の円錐形二重傾斜部になる切欠き部である。その次に、製品の完全流出を可能にする、肩部よりもゆるい傾斜を有する円錐形傾斜部24のことを指す。この傾斜部は、肩部23の周縁から始まっており、そして例えば出口の孔部6の内方周縁部の近く、または周縁部まで延びている。
【0032】
もちろん、円錐形切欠き部21に合わせてある部材11は、製品の排出用通路としての円形中央開口部を画定している。
【0033】
ここで、円錐形切欠き部21が、開口部25と同心円で、単なる傾斜部であり得ることをはっきりさせることが妥当だろう。
【0034】
部材11は、もっぱら扁平で分厚く、従来の技術のような中央部に延長部を全然有しない。
【0035】
この後で見られるように、変形態様によっては保護用縁部が存在し得る。
【0036】
反応装置のいろいろな型の出口における本発明の多数の適用の可能性を示すために、図1から図5までに、既存の化学反応装置の出口の構造の2の主要型を示した。すなわち、典型的管状部を有する反応装置の出口および分厚いフランジ5を有する出口である。
【0037】
1の場合では、排出用管状部を形成している管路4は、比較的長いが、もう一つの場合では、明らかにもっと短い。分厚いフランジ5の変形態様であるからである。
【0038】
1の変形態様では、弁の頭部10が反応装置の管状部内でできるだけ多くの場所を占めるように、同頭部をもっと高くする。そのために、上方端部の表面は、閉鎖状態では、反応装置の底部1と同一レベルに達する。
【0039】
例えば温度センサー26が、弁の頭部10の中、好ましいことにその上方端部の近くに配置してある。同センサーは、下方に淀んでいる量および排出用孔部のレベルにおける製品の温度だけに限らず、反応装置の底部1のレベルにおける温度を知ることができる。
【0040】
図6から図13までは、台座の部材11のいろいろな変形態様を示している。
【0041】
どの変形態様も、開口部25のように、排出時に、製品の通行と完全流出のための円形中央開口部を有する。
【0042】
それは、化学的に抵抗力のある半硬質の扁平環状部材11のことであり、同部材は、例えば、より密度の高い下方と上方の環状区域、あるいは付け加え、または同時押出した弾力性のより低い物質製の区域の各主要面のそれぞれに、強化された周縁を有する。この諸環状区域は、変形態様に応じて、多かれ少なかれ厚さが異なる。同諸環状区域は、反応装置の出口のフランジの前額面7、または反応装置の出口の外方孔部6を縁取る周縁折り返し部と支承用部材12で、担持面になることによって、組込みパッキンになる。環状部材11からなる扁平パッキンを締めつけるこの2のフランジの締めつけ取り付けによる機械的拘束は、同部材の固定と密閉性を保証することを可能にしている。
【0043】
この担持面は、例えば金属製の外方環状骨組み27の形であり得る。台座用部材の上面と下面の周縁に具えた、組込みまたは取り替え可能な2の扁平パッキン28と29であり得る。
【0044】
諸変形態様のそれぞれは、その上面に形成してある円錐形凹部21を有しており、同凹部の円錐形肩部23状中央下方部は、弁の密閉のため台座の役割をする。この中央部は、完全流出のために傾斜がもっとゆるい円錐形傾斜部24に取り囲まれている。
【0045】
この台座用部材11の内側の構造は、いろいろあり得る。
【0046】
同部材は、いろいろな形状の環状リングの形の金属製芯部30、31を含むことができ、または図示のような環状部材32、または図8と図10の変形態様における33のように挿入材無しの中身のつまった部材であり得る。
【0047】
変形態様間に他の相違が存在している。
【0048】
下面は、縁の膨らみによる突出内方縁部34(図7)または35(図8)を含み得る。
【0049】
その他の変形態様(図11と図12)は、突出していないが、37のようなのど部で画定されている下方縁部36を有する。
【0050】
図13に示した最後の変形態様は、拡張されている芯部を有する台座に特に関する。同変形態様は、金属製紡炎周縁環状部38を含んでおり、同周縁環状部は、上方に向かって、拡張部になる肩状の上方縁部39で延長されている。この紡炎冠状部38は、火災の場合に、火炎に直接晒されないように、排出要素の密閉性を維持する時間を延ばすことを目的としている。この金属製冠状部は、例えば上方縁部の金属製周縁帯の形で具体化されており、他のどの変形態様にも存在できる。
【0051】
この扁平パッキンは、例えば芯部41を有する環状体40状を呈する。
【符号の説明】
【0052】
1. 反応装置の底部1
2. 孔部2
3. 排出用円筒形導管3
4. 排出用管状部4
5. 分厚いフランジの導管5
6. 出口の外方孔部6
7. 前額面7
8. 可動弁8
9. ロッド9
10. 頭部10
11. 台座11
12. 支承用部材12
13. 機械本体13
14. 排出室14
15. 側方主出口15
16. 技術用側方接触部16
17. 密閉案内17
18. パッキン箱18
19
20. 作動用装置20
21. 円錐形受容用面21
22. 支承用円錐形表面22
23. 円錐形肩部23
24. 円錐形傾斜部24
25. 開口部25
26. 温度センサー26
27. 外方環状骨組み27
28. 扁平パッキン28と29
29. 扁平パッキン
30. 金属製芯部30、31
31. 金属製芯部
32. 環状部材32
33. 中身のつまった部材33
34. 突出内方縁部34
35. 突出内方縁部35
36. 下方縁部36
37. のど部37
38. 紡炎冠状部38
39. 上方縁部39
40. 環状体40
41. 芯部41

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体が、新品または既存の釉薬被覆の化学反応装置の出口用孔部の外方構造体(6)に取り付けておかれる、排出用集合体であり、反応装置の排出用すなわち空にするための可動要素を1回の動作で上方に開けられる頭部(10)付き弁(8)を含むゲート弁を内蔵しており、弁の頭部(10)は、台座用部材(11)上に密閉のために下方に向かって支承するために移動して出口用孔部(6)を閉鎖し、前額面(7)になる出口用孔部(6)の構造体の下面と、排出用集合体の本体の上面が扁平であり、および取り替え可能な台座用部材(11)の凹部状形状の少なくとも1の平面と密閉のために接触するために適応する形状を有する弁の頭部(10)の下方部分と、閉鎖状態において接触する中央切欠き部になっている、少なくとも1の傾斜部で、上方部分が、下方に向かって集中する凹部状の形状を有する排出用中央開口部(25)を有する扁平環状パッキンの形による密閉と完全流出のための取り替え可能な台座用部材(11)が、出口用孔部の構造体の前額面(7)と、排出用集合体の本体の上方部分との間の締めつけ用機械的集合による接近、取付けおよび締めつけによる密閉のための取付けと保持がなされ、このようにしてこの単一の唯一の取り替え可能な台座用部材(11)によって、完全な密閉状態の閉鎖と、化学反応装置の排出すなわち空にする時に、製品の沈着区域を生じないで完全流出の開放を可能にしていることを特徴としている排出用集合体。
【請求項2】
取り替え可能な台座用部材(11)になる扁平環状パッキンが扁平な分厚いパッキンであることを特徴とする、請求項1による排出用集合体。
【請求項3】
凹部を有する扁平パッキンの形状が、中央開口部に向かうその周縁の傾斜部が二重であり、第1の傾斜部が完全流出を確立するためであり、第2の傾斜部が密閉のための閉鎖を確立するためであることを特徴とする、請求項1または2による排出用集合体。
【請求項4】
取り替え可能な台座用部材(11)の切欠き部が円錐形であることを特徴とする、請求項1、2または3のいずれか1の請求項による集合体。
【請求項5】
取り替え可能な台座用部材(11)の円錐形切欠き部が、中央開口部(25)と同心円の連続的2の円錐形傾斜部を有する円錐形形状を有し、肩部になるその第1の傾斜部(23)が中央開口部(25)の内方を画定し、第2の傾斜部(24)が第1の傾斜部を同心円的に取り囲むことを特徴とする、前記請求項による集合体。
【請求項6】
中央開口部(25)を内側で画定している第1の円錐形傾斜部(23)の傾斜度が第2の円錐形傾斜部(24)の傾斜度よりも大きいが、巾がもっと狭いことを特徴とする、前記請求項による集合体。
【請求項7】
取り替え可能な台座用部材(11)の円錐形切欠き部の形状と、弁の頭部(10)の下方周縁部間の密閉のための接触区域が狭いことを特徴とする、前記請求項のいずれか1の請求項による集合体。
【請求項8】
円錐形の二重傾斜部が、密閉のための接触で弁の頭部(10)の下方部分を受ける中央開口部(25)の上方縁部になる円錐形中央肩部(23)からなっており、この円錐形中央肩部(23)がもっとゆるい傾斜度の円錐形形状に同心円的に取り囲まれていて、完全流出用傾斜部を形成しているいことを特徴とする、請求項5による集合体。
【請求項9】
台座兼完全流出用部材(11)が、内方環状骨組みを有することを特徴とする、請求項1による排出用集合体。
【請求項10】
台座兼完全流出用部材(11)が、上方と下方の面のそれぞれに一つずつ、強化区域または周縁環状部材の形で、外方環状骨組み(27)を有することを特徴とする、請求項1または5による排出用集合体。
【請求項11】
排出用集合体の部材(11)になる環状パッキンが、排出用集合体の本体(13)のフランジ状上方部分(12)によって、排出用外方孔部(6)の内側縁部に、密閉のために押しつけられることを特徴とする、請求項3による排出用集合体。
【請求項12】
排出用集合体の弁の可動要素の頭部(10)が、円筒形部分によって、上方に延長されていることを特徴とする、請求項1による排出用集合体。
【請求項13】
頭部(10)の上方部分が、温度センサー(23)を内蔵していることを特徴とする、請求項12による排出用集合体。
【請求項14】
排出用集合体の弁の可動要素の頭部(10)が閉鎖状態にあるとき、円筒形状上方部分が、上方において、タンクの底部とほぼ同一レベルになる額部で終っていることを特徴とする、請求項11または12による排出用集合体。
【請求項15】
排出用集合体の弁の可動要素の頭部(10)がその基部に、円錐形面(22)を有しており、同円錐形面で、台座用部材(11)上に密閉のために来ることを特徴とする、請求項1による排出用集合体。
【請求項16】
取り替え可能な台座用部材(11)が、火災の場合に、排出用要素の密閉性の維持期間を延ばすことを目的としている紡炎金属製周縁冠(38)を有することを特徴とする、請求項1による排出用集合体。
【請求項17】
紡炎金属製周縁冠(38)が、肩部の縁部(39)で上方に向かって延びていることを特徴とする、請求項1または16による排出用集合体。
【請求項18】
排出用集合体が、管状部(4)付き出口を有する反応装置に適用されることを特徴とする、前記請求項のいずれか1の請求項による排出用集合体。
【請求項19】
分厚いフランジ付き出口を有する反応装置に適用されることを特徴とする、前記請求項1ないし17のいずれか1の請求項による排出用集合体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公表番号】特表2010−519476(P2010−519476A)
【公表日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−550303(P2009−550303)
【出願日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際出願番号】PCT/FR2008/000225
【国際公開番号】WO2008/122710
【国際公開日】平成20年10月16日(2008.10.16)
【出願人】(509207047)
【Fターム(参考)】