説明

二流体ノズル用アジャスタブルジョイント、このジョイントを備えた二流体ノズル、及びこの二流体ノズルを備えた加湿器

【課題】 外形を小型化し、噴射方向と角度の調整範囲を大きく取れ、調整操作が簡単な二流体ノズル用アジャスタブルジョイント、このジョイントを備えた二流体ノズル、このノズルを備えた加湿器の提供。
【解決手段】 アジャスタブルジョイントは、二流体噴射側のノズルコネクターと二流体供給側のボディコネクターの間を、回動自在かつ回動位置を保持し得る締嵌め嵌合構成のアジャスタブルホースで連結し、二流体をアジャスタブルホースを貫通する可撓性又は弾性のチューブで回動に追従してボディコネクターからノズルコネクターに供給してなる。二流体ノズルはこのアジャスタブルジョイントのノズルコネクターにノズルを、ボディコネクターに二流体供給ボディを結合してなる。加湿器はこの二流体ノズルのボディコネクターに加湿器の二流体吐出部を結合してなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば屋内用の二流体噴霧式加湿器本体と二流体ノズルとの間を、噴霧方向と角度を調整可能に連結するアジャスタブルジョイントと、このジョイントを備えた二流体ノズルと、このノズルを備えた加湿器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のアジャスタブルジョイントとしては、気液混合液を二つの対向噴射口により衝突させる、一流体ノズルの噴射方向を可変とするためのボールジョイントを応用したものがある。このアジャスタブルジョイントは、ボール部材内部に二流体用の気体流路と液体流路とを設け、ボール部材が許容回転角度範囲内で回転する限りこれら流路を軸受け部材とノズル連結部材のそれぞれの気体流路と液体流路に連通させ、最終的に二つの気液混合流路でそれぞれ一流体化してから対向噴射させるようにしている。そして、噴射方向可変とする構成とするには、ボール部材の許容回転角度範囲内の回転に加え、軸受け部材のボール受部を屈曲可能に形成して、ノズルチップの向きを上下左右に可変としている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−237206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来型アジャスタブルジョイントは、先ず、ノズルの噴射方向を可変とするためにボールジョイントを採用しているので、ボール位置の固定と緩め用の押さえ部材を備えることを要するため、外形寸法が大きくなるに加え、ボールの許容回転角度を大きくするためには角度に比例してボール径を大きくする必要があり、必然的にボールジョイントの外形寸法が大きくなってしまう。
【0005】
更に、この従来のボールジョイントではノズルの傾け角度の調整範囲が小さい。すなわち、固定的な軸受け部材の気体流路と液体流路に、回動するボール部材の気体流路と液体流路を常に連通させる構成とするため、限定された許容範囲内とされ、後段のノズル側のノズル連結部材はボール部材に対して固定的に連結されるので、ボール部材の回転は前段の軸受け部材に対する許容回転角度範囲内に限定される。実測によれば、このボールジョイントの調整可能角度は最大で約20度であった。ただし、この角度は一段のボールによるものであり、複数のボールを多段に接続すれば当然大きな角度が得られる。しかし、ノズルの傾け角度を大きくするために多段式とした場合、二流体の各流路間の許容回転角度範囲内で連通させる構成を多段において組み込まねばならず、内部構造が極めて複雑となるのみならず、外形寸法も極めて大きくならざるを得ない。しかも、噴射角度ないし方向を変えるごとに、各段のボールに対する押さえ部材を緩めたり、締め付けたりする操作を反復することを要し、作業性も極めて低下する、という課題がある。
【0006】
本発明は上記のことに鑑み提案されたもので、その目的とするところは、アジャスタブルジョイントのユニット自体において外形形状を小型化し、ノズルの噴射方向ないし角度の変更調整範囲を大きくすることが可能で、しかも調整操作が簡略化され、外形と内部構造が簡略化された、二流体ノズル用アジャスタブルジョイント、このジョイントを備えた二流体ノズル、及びこの二流体ノズルを備えた加湿器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題解決のため、請求項1に係る本発明の二流体ノズル用アジャスタブルジョイントは、二流体噴射側のノズルコネクターと、ノズルコネクターと回動自在に連結される二流体供給側のボディコネクターとよりなるアジャスタブルジョイントにおいて、ノズルコネクターとボディコネクターの間は回動自在かつ回動位置保持可能な締嵌め嵌合構造のアジャスタブルホースで連結され、二流体はアジャスタブルホースを貫通しかつ可撓性材または弾性材でなるチューブによりボディコネクターからノズルコネクターへ供給されることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の二流体ノズル用アジャスタブルジョイントにおいて、前記チューブは、ボディコネクターの第1の液体流路と気体流路およびノズルコネクターの第2の液体流路と気体流路の間を、アジャスタブルホースを貫通してそれぞれ連通する液体チューブと気体チューブとよりなり、アジャスタブルホースは一端部に締嵌め入れ部を、他端部に締嵌め受け部を有し、ノズルコネクターは噴射側の一端部に第2の液体流路と気体流路を、他端部にアジャスタブルホースの締嵌め入れ部と嵌合する締嵌め受け部を有し、ボディコネクターは一端部にアジャスタブルホースの締嵌め受け部と嵌合する締嵌め入れ部を、他端部に第一の液体流路と気体流路を有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載の二流体ノズル用アジャスタブルジョイントにおいて、締嵌め入れ部はアジャスタブルホース又はボディコネクターの中央部の括れ部から拡径し縮径して突き出すほぼ切頭形球体でなり、締嵌め受け部はノズルコネクター又はアジャスタブルホースの他端部の拡張部の内面を、締嵌め入れ部の球体とほぼ同じ直径の球状凹部としてなり、球体は球状凹部内に摺動可能に圧入されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれか1項記載の二流体ノズル用アジャスタブルジョイントを備えた二流体ノズルであって、アジャスタブルジョイントのノズルコネクターは二流体噴霧口を持つノズルと結合され、ボディコネクターは二流体供給ボディと結合され、ノズルコネクターとボディコネクターとは1つ又は複数のアジャスタブルホースによって連結されることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から3のいずれか1項記載の二流体ノズル用アジャスタブルジョイントを備えたエア噴霧式の加湿器であって、アジャスタブルジョイントのノズルコネクター及びボディコネクターはそれぞれ二流体噴霧口を持つノズル及び加湿器ボディの二流体吐出部の各々と結合され、ノズルコネクターとボディコネクターの間は1つ又は複数のアジャスタブルホースによって連結されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ノズルコネクターとボディコネクターの間の回動自在な連結を、従来の単独のボールジョイント構造に代えて、締嵌め受け部と締嵌め入れ部よりなる所望段数の締嵌め嵌合構造をアジャスタブルホースとして用い、更に、これら締嵌め受け部と締嵌め入れ部を貫通する弾性材の二流体用チューブによってボディコネクターからノズルコネクターへ二流体を供給するようにしたため、構成が簡易となり、かつアジャスタブルジョイントの形状も小型化でき、しかもノズルの傾け角度が容易に、かつ拡大された範囲をもって調整可能となり、ノズルの傾き角度の自由度が得られ、簡単に位置も固定できるので、使い勝手、操作性が向上する、といった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は、本発明による実施例の二流体ノズル用アジャスタブルジョイントの基本単位形態における縦断面図。
【図2】図2は、図1の二流体ノズル用アジャスタブルジョイントの応用形態における、一部を断面とした側面図。
【図3】図3は、図2の応用形態における二流体ノズル用アジャスタブルジョイントを用いた二流体ノズルの縦断面図。
【図4】図4は、図2の応用形態における二流体ノズル用アジャスタブルジョイントを用いた加湿器の縦断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明による二流体ノズル用アジャスタブルジョイントの基本単位形態を実施例とし、その応用形態の一つと、応用形態における二流体ノズル用アジャスタブルジョイントを用いた二流体ノズルと加湿器を、図1〜図4に沿って説明する。
【実施例1】
【0011】
図1に示す本発明の二流体ノズル用アジャスタブルジョイントAは、基本単位形態をなすもので、ノズル部材と結合されるノズルコネクター1と、二流体供給部材と結合されるボディコネクター3との間を、単独の締嵌め嵌合構造のアジャスタブルホース2を連結してなる。締嵌め嵌合構造は、締嵌め入れ部と締嵌め受け部とよりなり、アジャスタブルホース2はその軸線に沿って貫通穴を有する略筒状体の一端部外周面を切頭形球体に形成して締嵌め入れ部2aとし、他端部内周面を締嵌め入れ部2aと略同直径の球状凹部に形成して締嵌め受け部2bとする。換言すれば、アジャスタブルホース2の略中央部の括れ部から一端側に拡径し縮径して突き出すほぼ球状の締嵌め入れ部2aと、括れ部から他端側に拡張して内面に締嵌め入れ部2aと略同じ直径の球状凹部の締嵌め受け部2bを、アジャスタブルホース2は備える。締嵌め受け部の球状凹部は他端で僅かに縮径して開口し、締嵌め入れ部の切頭形球体はこの開口から球状凹部内に圧入され、外力が加わった時にのみ摺動して回動し得るように保持される。
【0012】
アジャスタブルジョイントAの一端側のボディ1aにおいてノズル部材と結合されるノズルコネクター1は、他端側に締嵌め受け部1bを備える。ノズルコネクター1の締嵌め受け部1bはアジャスタブルホース2の締嵌め受け部2bと同形状、同寸法に形成され、従ってアジャスタブルホース2の締嵌め入れ部2aが嵌合される。
【0013】
アジャスタブルジョイントAの他端側のボディ3bにおいて二流体供給部材と結合されるボディコネクター3は、一端側に締嵌め入れ部3aを備え、この締嵌め入れ部3aもアジャスタブルホース2の締嵌め入れ部2aと同形状、同寸法に形成され、従ってボディコネクター3の締嵌め入れ部3aはアジャスタブルホース2の締嵌め受け部2bに嵌合される。つまり、ノズルコネクター1とボディコネクター3は締嵌め嵌合構造のアジャスタブルホース2によって回動自在に連結される。
【0014】
この連結状態において、可撓性を有する気体チューブ5及び液体チューブ6がアジャスタブルホース2の貫通穴を通して、ボディコネクター3のボディ3bを貫通する第1気体流路3cと第1液体流路3dを、ノズルコネクター1のボディ1aを貫通する第2気体流路1cと第2液体流路1dにそれぞれ接続する。各チューブは各ボディの内面に例えば接着固定される。
【0015】
図1に示すアジャスタブルジョイントAは単独のアジャスタブルホース2を用いた基本単位形態であるが、図2に示す応用形態では、例として3個の第1〜第3のアジャスタブルホース2、22及び23が用いられた構成を示す。これら第1〜第3のアジャスタブルホース2、22及び23はいずれも同形状、同寸法に作製され,アジャスタブルホース2の締嵌め受け部2bにアジャスタブルホース22の締嵌め入れ部22aが、アジャスタブルホース22の締嵌め受け部22bにアジャスタブルホース23の締嵌め入れ部23aが、アジャスタブルホース23の締嵌め受け部23bにボディコネクター3の締嵌め入れ部3aがそれぞれ嵌合される。アジャスタブルホース2の締嵌め入れ部2aはノズルコネクター1の締嵌め受け部1b内に嵌合される。このように複数の第1〜第nのアジャスタブルホース2、22・・・は何個でも、締嵌め嵌合により連結することが可能であり、しかも、締嵌め入れ部は締嵌め受け部内に圧入して嵌合すれば、以後はなんら締め緩め手段を要することなく、自由に回動と固定、回動を停止させた位置で固定、を行うことができるので、何個になっても操作性は簡単であり、構成上も特に締め緩め手段が不要であるため簡潔性が保たれる。
【0016】
本発明によるアジャスタブルジョイントは、アジャスタブルホースが1個の場合の回動可能角度は±22.5度という、比較的に大きい値を示し、複数の場合にはその倍数の値となり、かなり大きい回動角度が得られる。
【0017】
図3は図2の応用形態における二流体ノズル用アジャスタブルジョイントAを用いた二流体ノズルを断面図で示し、二流体ノズル用アジャスタブルジョイントAの一端のノズルコネクター1には噴霧口9を有するノズルNがノズルキャップ1fによって取付けられ、他端のボディコネクター3には気体供給口7と液体供給口8を有する二流体供給ボディBがコネクターキャップ4により取付けられる。取付け位置において、二流体供給ボディBの気体供給口7はボディコネクター3の第1気体流路3cに結合されて気体チューブ5に連通し、液体供給口8はボディコネクター3の第1液体流路3dに結合されて液体チューブ6に連通する。気体チューブ5と液体チューブ6はアジャスタブルホース2、22と23の貫通穴を通って、ノズルコネクター1の第2気体流路1cと第2液体流路1dに結合され、ノズルNの噴霧口9に連通する。図において、二流体ノズルはボディコネクター3に対して噴霧口9を略90度回動させ、その回動に円滑に追従する気体及び液体チューブ5及び6によって円滑に供給される。その意味では、本発明の締嵌め嵌合によるアジャスタブルジョイントの各要素が急激で過大な回動可能角度を持たないことは重要なことである。
【0018】
図4は、図3に示すアジャスタブルジョイントAのボディコネクター3に結合した二流体供給ボディBに代えて、二流体噴霧式の加湿器Hの二流体吐出部10を結合した二流体ノズルを示す。この本発明による二流体ノズルを備える加湿器は、主として農業用、工業用の屋内空間に間隔をおいて多数配置され、湿度調整、加湿による静電気防止、粉塵発生防止等の目的で使用され、それぞれ外部から供給される液体を加圧気体で噴霧化する、小型で簡便な構成を有する。加圧空気は加湿器Hの気体供給口11から二流体吐出部10を経てアジャスタブルジョイントAのボディコネクター3の第1気体流路3cに送られる。液体は加湿器H上部の液体供給口12からその内部のストレーナー13、止水部14、ニードル15を介して下部のタンク17に入り、噴霧口9から噴射される気体のサイフォン効果で、タンク17内底部において吸液管19から液流路20を経て、ボディコネクター3の第1液体流路3dに送られる。第1気体流路3cと第1液体流路3dに送られた気体と液体は、アジャスタブルジョイントA内を貫通する気体チューブ5と液体チューブ6を通ってノズルコネクター1の第2気体流路1cと第2液体流路1dに達し、噴霧口9のうちの二つの対向する気体噴霧口からの気体が、一本の液体噴霧口直前で生じる負圧で液体を吸出し、二流体混合の噴霧を生成する。
【0019】
図4では、図3の場合と同様に、アジャスタブルジョイントAと気体並びに液体チューブ5、6は円滑に回動してノズルの噴射方向を加湿器本体に対して約90度下方に向けているが、上下左右の何れの方向にも、また、ボディコネクターから直線的に水平方向にも、所望の方向に押すのみで容易に回動可能である。回動角度については、図示のアジャストホースの嵌合状態はほぼ限界状態にあるが、アジャストホースの数を更に増やすことにより、裕度を得ることができる。
【0020】
本発明は加湿用のみならず、消臭剤を噴霧するようにすれば消臭用としても使用し得ることは勿論である。さらには、芳香用としても使用し得る。
【符号の説明】
【0021】
A アジャスタブルジョイント
1 ノズルコネクター
1a ボディ
1b 締嵌め受け部
1c 第2気体流路
1d 第2液体流路
1e 環状溝
1f ノズルキャップ
2 アジャスタブルホース
2a 締嵌め入れ部
2b 締嵌め受け部
3 ボディコネクター
3a 締嵌め入れ部
3b ボディ
3c 第1気体流路
3d 第1液体流路
4 コネクターキャップ
5 気体チューブ
6 液体チューブ
B 二流体供給ボディ
7 気体供給口
8 液体供給口
N ノズル
9 噴霧口
H 加湿器
10 二流体吐出部
11 気体供給口
12 液体供給口
13 ストレーナー
14 止水部
15 ニードル
16 レバー
17 タンク
18 フロート
19 吸液管
20 液流路


【特許請求の範囲】
【請求項1】
二流体噴射側のノズルコネクターと、ノズルコネクターと回動自在に連結される二流体供給側のボディコネクターとよりなるアジャスタブルジョイントにおいて、ノズルコネクターとボディコネクターの間は回動自在かつ回動位置保持可能な締嵌め嵌合構造のアジャスタブルホースで連結され、二流体はアジャスタブルホースを貫通しかつ可撓性材または弾性材でなるチューブによりボディコネクターからノズルコネクターへ供給されることを特徴とする、二流体ノズル用アジャスタブルジョイント。
【請求項2】
前記チューブは、ボディコネクターの第1の液体流路と気体流路およびノズルコネクターの第2の液体流路と気体流路の間を、アジャスタブルホースを貫通してそれぞれ連通する液体チューブと気体チューブとよりなり、アジャスタブルホースは一端部に締嵌め入れ部を、他端部に締嵌め受け部を有し、ノズルコネクターは噴射側の一端部に第2の液体流路と気体流路を、他端部にアジャスタブルホースの締嵌め入れ部と嵌合する締嵌め受け部を有し、ボディコネクターは一端部にアジャスタブルホースの締嵌め受け部と嵌合する締嵌め入れ部を、他端部に第一の液体流路と気体流路を有することを特徴とする、請求項1記載の二流体ノズル用アジャスタブルジョイント。
【請求項3】
締嵌め入れ部はアジャスタブルホース又はボディコネクターの中央部の括れ部から拡径し縮径して突き出すほぼ切頭形球体でなり、締嵌め受け部はノズルコネクター又はアジャスタブルホースの他端部の拡張部の内面を、締嵌め入れ部の球体とほぼ同じ直径の球状凹部としてなり、球体は球状凹部内に摺動可能に圧入されることを特徴とする、請求項2記載の二流体ノズル用アジャスタブルジョイント。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項記載の二流体ノズル用アジャスタブルジョイントを備えた二流体ノズルであって、アジャスタブルジョイントのノズルコネクターは二流体噴霧口を持つノズルと結合され、ボディコネクターは二流体供給ボディと結合され、ノズルコネクターとボディコネクターとは1つ又は複数のアジャスタブルホースによって連結されることを特徴とする二流体ノズル。
【請求項5】
請求項1から3のいずれか1項記載の二流体ノズル用アジャスタブルジョイントを備えたエア噴霧式の加湿器であって、アジャスタブルジョイントのノズルコネクター及びボディコネクターはそれぞれ二流体噴霧口を持つノズル及び加湿器ボディの二流体吐出部の各々と結合され、ノズルコネクターとボディコネクターの間は1つ又は複数のアジャスタブルホースによって連結されることを特徴とする加湿器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−133079(P2011−133079A)
【公開日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−294732(P2009−294732)
【出願日】平成21年12月25日(2009.12.25)
【出願人】(000107767)スプレーイングシステムスジャパン株式会社 (17)
【Fターム(参考)】