説明

二重構造の屋根

【課題】夏場などの電気消費量、二酸化炭素の削減に繋がるように、屋根の上部にもう1つ、遮光の屋根を設けた二重構造の屋根を提供する。
【解決手段】従来の屋根1の上部にもう1つ、遮光の屋根屋根2を設け、屋根1と屋根2の間に空気を循環させるための開口部3を10cm以上設けて、屋根1が太陽の日射で熱くならないように二重構造とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、屋根の上部にもう1つ、遮光の為の屋根を設けた二重構造の屋根に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、屋根は一重であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは、次のような欠点があった。
(イ)夏場、屋根が高温となるが、今までの断熱材とエアサイクルでは十分な断熱が難 しいので、室内も高温となってしまいます。
(ロ)室内の高温により、エアコンなどの使用が増加し、それに伴い、二酸化炭素排出 量が増加、地球温暖化にも直結する。
(ハ)断熱材として、人体に有害なグラスウールなどを使用されてしまう。
本発明は、以上のような欠点を無くす為になされたものである。
【課題を解決する為の手段】
【0004】
屋根(1)の上部にもう1つ、遮光の為の屋根(2)を設ける。
人体に有害なグラスウールなどの断熱材の使用を減少させる事ができる。
【発明を実施する為の最良の形態】
【0005】
屋根が二重構造になっているので、夏場など、室内の温度を抑えることができる。
その為、エアコンなどにかかる電気消費を抑えるとともに、使用された際に発生する二酸化炭素の削減、地球温暖化の抑制にも繋がる。
人体に有害なグラスウールなどの断熱材の使用を減少させる事ができる。
【0006】
以下、本発明を実施する為の最良の形態について説明する。
従来の屋根(1)の上部に遮光の為の屋根(2)を設けて二重構造の屋根とする。
屋根(1)と屋根(2)の間に空気を循環させる為の開口部(3)10cm以上を設ける。
屋根(2)が、太陽の日差しで、熱くなる為屋根(1)に熱が、伝わらない構造とする。
上部の屋根(2)は風で飛ばされない構造とする。
屋根(1)と屋根(2)の間の開口部(3)に鳥などの小動物が入らない構造とする。
屋根(1)と屋根(2)の開口部は塞がない構造とする。
本発明は、以上のような構造である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明の断面図である。
【符号の説明】
【0008】
1 屋根
2 遮光屋根
3 循環溝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
従来の屋根(1)の上部にもう1つ、遮光の屋根(2)を設けた二重構造の屋根。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−127066(P2010−127066A)
【公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−331385(P2008−331385)
【出願日】平成20年12月1日(2008.12.1)
【出願人】(509000080)
【Fターム(参考)】