説明

仕分装置

【課題】異なるサイズのワークを仕分ける場合、ワークのサイズに応じて搬出に必要な台数の仕分コンベヤのみを駆動させ、駆動効率、仕分け効率の向上を図ることができる仕分装置を提供する。
【解決手段】仕分装置8は、多数のフリーボール12がその上端及び下端を一部突出して回転自在に設けられたベルトで構成したボール付きのベルトコンベヤ9と、仕分ゾーン7におけるベルトコンベヤ9と直交して複数台設けられた仕分コンベヤ18a,18b,18cからなる。仕分ゾーン7の手前にワーク到着検知センサ6が設けられ、ワーク到着検知センサ6でワークWを検知したとき、予めワークサイズ検出手段3により測定されたワークのサイズに対応する台数の上記仕分コンベヤ18a,18b,18cを駆動させてベルトコンベヤ9のフリーボール12を回転させ、ワークをベルトコンベヤ9の側方に搬出する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、箱状、板状、円筒状等の底面が平坦な物品(ワーク)の仕分けに好適な仕分装置に関し、詳しくは、仕分ゾーンにベルトコンベヤと該ベルトコンベヤと直交する複数台の仕分コンベヤを備え、ワークのサイズに対応する台数の仕分コンベヤを駆動させて、ベルトコンベヤ又は仕分コンベヤに設けられているフリーボールを回転させることによりワークを仕分けてベルトコンベヤの側方に搬出する仕分装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、多数のフリーボールを有するがベルトからなるベルトコンベヤにワークを搭載して搬送するコンベヤ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
上記従来のコンベヤ装置は仕分装置としても使用されるものであり、このコンベヤ装置は、多数のフリーボールが上面及び下面から一部突出して回転自在に設けられたベルトからなる搬送ベルトと、該搬送ベルトにおける搬送経路の下方に該搬送ベルトと直交して設けられた複数の方向転換コンベアとからなるものである。このコンベヤ装置を仕分装置として使用する場合は、前記特許文献1の段落番号0027に記載されているように、方向転換コンベアの上方でフリーボールを有する搬送ベルトにワークWが配置された状態で搬送ベルトを停止し、方向転換コンベアを走行してフリーボールを回転させ、ワークを方向転換コンベアの走行方向と逆方向に移動して搬送ベルトの側方から搬出するようにしたものである。
【特許文献1】特許第3828108号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のコンベヤ装置は、ワークを仕分けて搬送ベルトの側方から搬出する場合、ワークのサイズに関係なく方向転換コンベアを走行させるため、駆動効率、仕分け効率が悪いという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、前記従来技術の問題を解決し、小さいサイズのワーク、あるいは大きいサイズのワークなどサイズの異なるワークを仕分ける場合、ワークが仕分ゾーンに移動したことを検知したときに、ワークのサイズに応じて搬出に必要な台数の仕分コンベヤを駆動させることができ、それに伴って、駆動効率、仕分け効率の向上を図ることができる仕分装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る本発明は、ワーク搬送コンベヤの下流に配置された仕分ゾーンに、多数のフリーボールがその上端及び下端を一部突出して回転自在に設けられたベルトで構成されたボール付きのベルトコンベヤが設けられると共に、該ベルトコンベヤと直交して仕分コンベヤが複数台隣接して設けられ、該仕分コンベヤが該ベルトコンベヤの上側走行ベルトに下面側から接触走行して、該ベルトコンベヤのフリーボールを回転させることにより、該上側走行ベルトに載置したワークを該ベルトコンベヤの側方に搬出する仕分装置において、前記仕分ゾーンの手前にはワーク到着検知センサが設けられ、該ワーク到着検知センサでワークを検知したとき、上流側で予めワークサイズ検出手段により測定されたワークのサイズに対応する台数の前記仕分コンベヤを駆動させる仕分装置、という構成により前記課題を解決したものである。
【0007】
請求項2に係る本発明は、ワーク搬送コンベヤの下流に配置された仕分ゾーンにベルトコンベヤが設けられると共に、該ベルトコンベヤと直交して、多数のフリーボールがその上端及び下端を一部突出して回転自在に設けられたベルトで構成されたボール付きの仕分コンベヤが複数台隣接して設けられ、該仕分コンベヤが該ベルトコンベヤの上側走行ベルトに上面側から接触走行して、該仕分コンベヤのフリーボールを回転させることにより、該仕分コンベヤに載置したワークを該ベルトコンベヤの側方に搬出する仕分装置において、前記仕分ゾーンの手前にはワーク到着検知センサが設けられ、該ワーク到着検知センサでワークを検知したとき、上流側で予めワークサイズ検出手段により測定されたワークのサイズに対応する台数の前記仕分コンベヤを駆動させる仕分装置、という構成により前記課題を解決したものである。
【0008】
請求項3に係る本発明は、前記請求項1又は2に係る本発明の仕分装置において、前記ワークサイズ検出手段は、前記ワーク搬送コンベヤの上流側に設けられたワーク積込みコンベヤに設けられたワーク到着検知センサと、該ワーク積込みコンベヤの駆動用モータに接続したエンコーダとで構成され、該ワーク到着検知センサにより移動中のワークの前端縁及び後端縁を検知したときの出力信号と、該エンコーダの出力信号とがコントローラに入力され、該コントローラでワークサイズを演算して算出する、という構成により前記課題を解決したものである。
【0009】
請求項4に係る本発明は、前記請求項1乃至3に係る本発明の仕分装置において、前記仕分コンベヤは、最小サイズのワークに相当する幅を1単位幅としてなり、前記仕分ゾーンには、該仕分コンベヤが最大サイズのワークに相当する多単位幅で複数台設けられている、という構成により前記課題を解決したものである。
【0010】
請求項5に係る本発明は、前記請求項1乃至4のいずれかに係る本発明の仕分装置において、前記ベルトコンベヤの側方にはシュートが設けられると共に、該シュートには搬出されたワークを検知するワーク落下検知センサが設けられ、該ワーク落下検知センサでワークを検知したときは前記仕分コンベヤを停止する、という構成により前記課題を解決したものである。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に係る本発明によれば、ワーク搬送コンベヤの下流に配置された仕分ゾーンに、多数のフリーボールがその上端及び下端を一部突出して回転自在に設けられたベルトで構成されたボール付きのベルトコンベヤが設けられると共に、該ベルトコンベヤと直交して仕分コンベヤが複数台隣接して設けられ、該仕分コンベヤが該ベルトコンベヤの上側走行ベルトに下面側から接触走行して、該ベルトコンベヤのフリーボールを回転させることにより、該上側走行ベルトに載置したワークを該ベルトコンベヤの側方に搬出する仕分装置において、前記仕分ゾーンの手前にはワーク到着検知センサが設けられ、該ワーク到着検知センサでワークを検知したとき、上流側で予めワークサイズ検出手段により測定されたワークのサイズに対応する台数の前記仕分コンベヤを駆動させるので、小さいサイズのワーク、あるいは大きいサイズのワークなどサイズの異なるワークに応じて搬出に必要な台数の仕分コンベヤを駆動させることが可能となり、その結果、仕分装置の駆動効率、仕分け効率の向上を図ることができる。また、仕分コンベヤを複数台設けているので、複数台に相当する幅広の1台の仕分コンベヤを設けた場合より仕分け作動効率を向上させることができる。
【0012】
請求項2に係る本発明の仕分装置によれば、ワーク搬送コンベヤの下流に配置された仕分ゾーンにベルトコンベヤが設けられると共に、該ベルトコンベヤと直交して、多数のフリーボールがその上端及び下端を一部突出して回転自在に設けられたベルトで構成されたボール付きの仕分コンベヤが複数台隣接して設けられ、該仕分コンベヤが該ベルトコンベヤの上側走行ベルトに上面側から接触走行して、該仕分コンベヤのフリーボールを回転させることにより、該仕分コンベヤに載置したワークを該ベルトコンベヤの側方に搬出する仕分装置において、前記仕分ゾーンの手前にはワーク到着検知センサが設けられ、該ワーク到着検知センサでワークを検知したとき、上流側で予めワークサイズ検出手段により測定されたワークのサイズに対応する台数の前記仕分コンベヤを駆動させるので、小さいサイズのワーク、あるいは大きいサイズのワークなどサイズの異なるワークに応じて搬出に必要な台数の仕分コンベヤを駆動させることが可能となり、その結果、仕分装置の駆動効率、仕分け効率の向上を図ることができる。また、仕分コンベヤを複数台設けているので、複数台に相当する幅広の1台の仕分コンベヤを設けた場合より仕分け作動効率を向上させることができる。
【0013】
請求項3に係る本発明の仕分装置によれば、前記ワークサイズ検出手段は、前記ワーク搬送コンベヤの上流側に設けられたワーク積込みコンベヤに設けられたワーク到着検知センサと、該ワーク積込みコンベヤの駆動用モータに接続したエンコーダとで構成され、該ワーク到着検知センサにより移動中のワークの前端縁及び後端縁を検知したときの出力信号と、該エンコーダの出力信号とがコントローラに入力され、該コントローラでワークサイズを演算して算出するので、ワークを仕分ゾーンに搬入する前に予めワークのサイズを測定しておくことができる。
【0014】
請求項4に係る本発明の仕分装置によれば、前記仕分コンベヤは、最小サイズのワークに相当する幅を1単位幅としてなり、前記仕分ゾーンには、該仕分コンベヤが最大サイズのワークに相当する多単位幅で複数台設けられているので、小さいサイズのワークの場合は1台又は2台の仕分コンベヤを駆動させればよく、また大きいサイズのワークの場合は、ワークのサイズに応じた複数台の仕分コンベヤを駆動させればよいため、仕分装置の駆動効率、仕分け効率のさらなる向上を図ることができる。
【0015】
請求項5に係る本発明の仕分装置によれば、前記ベルトコンベヤの側方にはシュートが設けられると共に、該シュートには搬出されたワークを検知するワーク落下検知センサが設けられ、該ワーク落下検知センサでワークを検知したときは前記仕分コンベヤを停止するので、ワーク搬送コンベヤ、ベルトコンベヤ等を停止することなく後続のワークを仕分ゾーンに移送して仕分けることができるため、仕分装置の駆動効率、仕分け効率のさらなる向上を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明の実施例1を図1〜図14に基づいて説明する。図1は搬送仕分設備全体の概略平面図、図2は搬送仕分設備全体の概略側面図、図3は仕分装置の要部平面図、図4は仕分装置の要部側面図、図5はベルトの一部斜視図、図6はボールユニットの組立分解図、図7はワーク搬送コンベヤで搬送されてきた小さいサイズのワークを検知したときの作動説明図、図8はワークを仕分コンベヤ上方に搬入したときの作動説明図、図9はワークが仕分コンベヤを抜けるときの作動説明図、図10はワークをベルトコンベヤからシュートに搬出するときの作動説明図、図11はシュートに搬出されたワークをワーク落下検知センサで検知したときの作動説明図、図12は大きいサイズのワークを仕分ゾーンに搬入するときの作動説明図、図13はワークをベルトコンベヤからシュートに搬出する際の説明図、図14は1台の広幅の仕分コンベヤでワークを仕分ける場合の説明図である。
【0017】
図1、図2に示すように、搬送仕分設備1は、上流から下流に向けて配置された、積込みコンベヤ2、ワークWを適切なタイミングで送り出す間欠搬出コンベヤ4、ワークWを搬送するワーク搬送コンベヤ5、仕分ゾーン7における仕分装置8、後続して適宜複数設けられる仕分ゾーン7における仕分装置8、最終端の排出シュート21等を備えている。また、積込みコンベヤ2の下流側には、ワークサイズ検出手段3のワーク到着検知センサ3aが設けられ、ワーク搬送コンベヤ5の下流側、すなわち仕分ゾーン7の手前には、搬送されてきたワークWを検知するワーク到着検知センサ6が設けられている。図1、図2において、符号M1は積込みコンベヤ2駆動用のモータ、M2は間欠搬出コンベヤ4駆動用のモータ、M3はワーク搬送コンベヤ5駆動用のモータ、M4はベルトコンベヤ9駆動用のモータ、E1,E3はモータM1,M3に接続したエンコーダである。
【0018】
仕分装置8は、以下詳述するが、ボール付きのベルトコンベヤ9に載置されたワークWを適宜の仕分コンベヤ18a,18b,18cの走行により、ベルトコンベヤ9のフリーボール12を回転させてベルトコンベヤ9側方に搬出する。なお、実施例1では、仕分装置8を3台の分割した仕分コンベヤ18a,18b,18cで構成した場合について説明するが3台以上で構成しても構わない。また、仕分コンベヤ18a,18b,18cはフリーボールを備えていないベルトからなるもので、ベルトコンベヤ9のフリーボール12との摩擦係数が高い方がワークを仕分けるときに滑りが少なくなるためゴムベルトとすることが好ましい。
【0019】
ベルトコンベヤ9は、ベルト部材(チェーンリンク)11を複数個隣接してヒンジピン16で屈曲可能に連結したベルト(所謂ヒンジベルト)10からなり、このベルト10にフリーボール12を回転自在に設けたものである。ベルト10は、図5に示すように、両側縁にヒンジ部11a,11bを有すると共にヒンジ部11b間に空隙部11cを有するベルト部材(チェーンリンク)11からなり、ベルト部材11の空隙部11cには、フリーボール12を回転自在に保持したボールユニット13が装着されている。ボールユニット13は、図6に示すように、上部保持枠14と下部保持枠15とでフリーボール12が回転自在に保持され、ベルト10に設けたフリーボール12は上端及び下端がベルト10表裏両面から一部突出している。
【0020】
ベルトコンベヤ9を構成するベルト10は、上記のもの以外に、ベルト部材11のヒンジ部11b,11b間の空隙部11cにボール受け凹部(図示略)を形成してフリーボール12を回転可能に直接挿着し、隣接するベルト部材11のヒンジ部11aで外れないように押さえるようにしたもの(図示略)、フリーボール12を抱持部材で回転可能に保持して直接ベルト部材11の貫通孔に装着したもの(図示略)、あるいはこれらを組み合わせたものとしてもよい。要するに、ベルト10に多数のフリーボール12がその上端及び下端をベルト表裏両面から一部突出して回転自在に設けられたものであればよい。
【0021】
仕分装置8は、ワーク搬送コンベヤ5の下流に配置された仕分ゾーン7に設けられる。この仕分装置8は、図3、図4に示すように、ベルトコンベヤ9と、このベルトコンベヤ9と直交して仕分ゾーン7に複数台隣接して設けられた仕分コンベヤ18a,18b,18cとで構成される。
【0022】
ベルトコンベヤ9は、図2、図4に示すように離間対向するベルト車17間にベルト10が巻掛けられて循環走行し、ワークWを載置する上側走行ベルト9aが上側を走行し、下側を戻り側ベルト9bが走行する。仕分コンベヤ18a,18b,18cは、個別的にモータ(図示略)で駆動され、ベルトコンベヤ9の内側を循環走行して内側から上側走行ベルト9aの下面側に接触するように設けられ、仕分コンベヤ18a,18b,18cの走行によりフリーボール12を摩擦回転させて、上側走行ベルト9aに載置されているワークWを仕分コンベヤ18a,18b,18cの走行方向と逆方向に移動させ、ベルトコンベヤ9側方に設置したシュート19a,19bに搬出する。なお、ベルトコンベヤ9は、図1,図2に示すように、仕分ゾーン7の下流側がワークWの移送部9cとなっているが、この移送部9cをフリーボール12のない別体の搬送コンベヤにより形成しても構わない。この場合、移送部9cは実施例2における搬送コンベヤ31と同じ態様になる。
【0023】
仕分ゾーン7には、前記のように複数台の仕分コンベヤ18a,18b,18cが設けられているが、ワークWのサイズに応じて搬出に必要な台数の仕分コンベヤ18a,18b,18cを駆動すればよいように、仕分コンベヤ18a,18b,18cは、図3に示すように、それぞれ最小サイズのワーク(ワークの最も長い部分の長さ)に相当するベルト幅を1単位幅D1としたもので、仕分ゾーン7には、最大サイズのワーク(ワークの最も長い部分の長さ)に相当する範囲に亘って複数台の仕分コンベヤ18a,18b,18cが多単位幅D2で設けられている。上記において、ワークの最も長い部分の長さとは、例えば、直方体の場合、対角線がワークの最も長い部分となる。
【0024】
仕分けるワークWのサイズは大小さまざまであり、ワークWは、仕分装置8に搬送する前に予めワークサイズ検出手段3でサイズが測定される。ワークサイズ検出手段3は、最上流側のワーク積込みコンベヤ2に設けられたワーク到着検知センサ3a(発光素子,受光素子)と、ワーク積込みコンベヤ2の駆動用モータM1に接続したエンコーダE1とで構成される。ワーク到着検知センサ3aにより移動中のワークWの前端縁及び後端縁を検知したときの出力信号(オン・オフ)と、エンコーダE1の出力信号とが搬送仕分設備1全体を統括的に制御する統括制御用のコントローラ(図示略)に入力され、このコントローラで上記の出力信号(オン・オフ)とエンコーダE1の出力信号とに基づいてワークサイズは演算して算出される。なお、上記の統括制御用のコントローラ(以下、単に「コントローラ」という。)は、仕分コンベヤ18a,18b,18cの駆動、停止等を司るコントローラである。
【0025】
ワーク搬送コンベヤ5の下流側、すなわち仕分ゾーン7の手前(上流側)には、ワークを検知するワーク到着検知センサ6(発光素子6a、受光素子6b)が設けられ、このワーク到着検知センサ6でワークW(前端縁)を検知したときの検知信号を前記コントローラに出力し、このコントローラからの出力信号によりワークWのサイズに対応する台数の仕分コンベヤ18a,18b,18cを駆動させることにより、ワークWを適宜に仕分けてシュート19a,19bに搬出する。
【0026】
ベルトコンベヤ9の両側側方にはシュート19a,19bが設置され、シュート19a,19bには搬出されたワークWを検知するワーク落下検知センサ20(発光素子20a,受光素子20b)が設けられ、ワーク落下検知センサ20でワークWの落下を検知したときは、前記コントローラの出力信号により駆動していた仕分コンベヤ18a,18b,18cを停止する。このとき、仕分コンベヤ18a,18b,18cの駆動中も停止中もワーク搬送コンベヤ5、ベルトコンベヤ9等は継続的に駆動されている。
【0027】
上記構成からなる仕分装置8の作動を説明する。積込みコンベヤ2に搭載されたワークWは、サイズ検出手段3でサイズが測定され、間欠搬出コンベヤ4に移載され、先行しているワークWとの間隔をあけて適切なタイミングでワーク搬送コンベヤ5に移載され搬送される。ワーク搬送コンベヤ5で搬送されてきたワークWは,仕分ゾーン7に搬入され、仕分装置8のベルトコンベヤ9に移載されるが、このとき仕分ゾーン7の手前でワーク到着センサ6により検知されると、前記コントローラの出力信号により、上流側で予め測定されたワークのサイズに応じて搬出に必要な台数の仕分コンベヤ18a,18b,18cを駆動させてベルトコンベヤ9のフリーボール12を回転させることにより、ワークWをベルトコンベヤ9から側方のシュート19a,19bに搬出する。この場合、前方の仕分ゾーン7で仕分けないときは、ワークを後続する仕分ゾーン7に移送部9cで移送し、適宜に仕分けてシュート19c,19dに搬出する。
【0028】
ここで、図7〜図11を参照して、小さいサイズのワークW1を連続して仕分ける場合の作動を説明する。ワーク搬送コンベヤ5で搬送されてきたワークW1の前端縁をワーク到着検知センサ6で検知するとオン信号、後端縁を検知するとオフ信号を前記コントローラに入力し、ワーク到着検知センサ6のオン信号が入力されると、このコントローラからの出力信号により、上流側の1台の仕分コンベヤ18aを駆動し矢印A方向に走行させる(図7参照。)。ワークW1が仕分コンベヤ18a上方の上側走行ベルト9aに移載されると、ワークW1を確実に搬出するために隣接する仕分コンベヤ18bを駆動する(図8参照。)。ワークW1が仕分コンベヤ18aを抜けると仕分コンベヤ18aを停止させる(図9参照。)。仕分コンベヤ18b駆動のタイミングやワークW1が抜けたかどうかの検知は、ワーク到着センサ6の出力信号と予め測定したワークの長さから演算する。仕分コンベヤ18bの走行によりワークW1をベルトコンベヤ9からシュート18aに搬出し、この途上で後続のワークW1をワーク到着検知センサ6で検知したときは仕分コンベヤ18aを駆動させる(図10参照。)。シュート19aに搬出されたワークW1の落下をワーク落下検知センサ20で検知したときは仕分コンベヤ18bを停止する(図11参照。)。この仕分コンベヤ18bの停止は、コントローラでの演算によりワークW1が仕分コンベヤ18cに移動したと判断したときに行うようにしてもよい。以上、小さいサイズのワークW1の仕分け作動について説明したが、中間サイズのワークを仕分け搬出するときは、例えば、仕分コンベヤ18a,18b,18cを予め測定したワークのサイズに応じて適宜に駆動するようにすればよい。
【0029】
次に、図12、図13を参照して、大きいサイズ(例えば、最小サイズのワークW1の3倍弱のサイズ)のワークW2に次いで小さいサイズのワークW1を連続して仕分け搬出する場合の仕分け作動を説明する。ワーク搬送コンベヤ5で搬送されてきたワークW2をワーク到着検知センサ6で検知したとき、コントローラに入力された予め長さ測定されたサイズに対応して3台の仕分コンベヤ18a,18b,18cを矢印A方向に走行させ、シュート19aに搬出する。次いで、小さいサイズのワークW1が搬送されてきたときは、上記小さいサイズのワークW1の仕分け作動で説明したのと同じ態様で仕分け作動する。
【0030】
前記構成からなる仕分装置8の作用効果は以下のとおりである。仕分装置8は、ワーク搬送コンベヤ5の下流に設けられた仕分ゾーン7に、多数のフリーボール12がその上端及び下端を一部突出して回転自在に設けられたベルト10で構成されたボール付きのベルトコンベヤ9が設けられると共に、ベルトコンベヤ9と直交して仕分コンベヤ18a,18b,18cが複数台隣接して設けられ、仕分ゾーン7の手前にはワーク到着検知センサ6が設けられ、このワーク到着検知センサ6でワークWを検知したとき、上流側で予めワークサイズ検出手段3により測定されたワークのサイズに対応する台数の仕分コンベヤ18a,18b,18cを駆動させるので、小さいサイズのワーク、あるいは大きいサイズのワークなどサイズの異なる多種多様のワークWに応じて搬出に必要な台数の仕分コンベヤ18a,18b,18cを駆動させることができ、その結果、仕分装置8の駆動効率、仕分け効率の向上を図ることができる。
【0031】
また、仕分ゾーン7に、複数台に分割した3台の仕分コンベヤ18a,18b,18cを隣接して設けているので、例えば小さいサイズのワークW1を仕分ける場合、図7に示すように、仕分コンベヤ18aの1単位幅D1の幅(図3参照。)より僅かに長い間隔L1でワークW1をワーク搬送コンベヤ5に載置し仕分ゾーン7に搬入して、前記のように、仕分コンベヤ18a,18bを適宜に駆動してワークW1をシュート19aに搬出し、後続するワークW1を直ちに仕分ゾーン7に搬入することができる。
【0032】
仕分装置8は、上記のように、仕分コンベヤ18a,18b,18cのように3台に分割したものであるが、仕分コンベヤを分割しない場合は、仕分けるワークのサイズが大小さまざまであるため、図14に示すように、最大サイズのワーク(W2)に対処できるように、仕分コンベヤ3台分の多単位幅D2(図3参照。)に相当する幅広の1台の仕分コンベヤ22にする必要がある。
【0033】
幅広の1台の仕分コンベヤ22とした場合、例えば、先行するワークWをシュート19aに搬出し、次いで後続のワークWをシュート19bに搬出しようとすると、ワークWがシュート19aに搬出されるまで後続のワークWを仕分ゾーン7に搬入できないため、先行するワークWと後続のワークWとの間隔を大きく取る必要がある。この間隔は、仕分コンベヤを3台に分割したときの間隔L1(図3参照。)の約1.5倍の間隔L2(L1×1.5)になり、ワークWを仕分ゾーン7に搬入する間隔が長くなり、仕分け作動効率が悪い。
【0034】
それに対して、実施例1のように、分割して3台の仕分コンベヤ18a,18b,18cとすると、先行するワークWを仕分コンベヤ18bでシュート19aに搬出している間に、仕分コンベヤ18aを駆動させることが可能になり、先行するワークWと後続のワークWとの間隔L1を前記間隔L2より小さくできる。その結果、ワークWを仕分ゾーンに搬入する時間間隔が短くなり、分割して3台の仕分コンベヤ18a,18b,18cを設けた方が幅広の1台の仕分コンベヤ22を設けるよりも、仕分け作動効率を向上させることができる。
【0035】
さらに、ベルトコンベヤ9の両側側方にはシュート19a,19bが設置され、シュート19a,19bには搬出されたワークWを検知するワーク落下検知センサ20(発光素子20a,受光素子20b)が設けられているので、ワーク落下検知センサ20でワークWの落下を検知したときは、駆動していた仕分コンベヤ18a,18b,18cを停止することができる。この場合、上流側の間欠搬出コンベヤ4でワークWがワーク搬送コンベヤ5に間隔を開けて移載されているので、仕分け作動中、ワーク搬送コンベヤ5、ベルトコンベヤ9等を停止することなく継続的に駆動させておくことができる。
【0036】
本発明実施例2の仕分装置25を図15、図16に基づいて説明する。図15は仕分装置の要部平面図、図16は仕分装置の要部側面図である。この実施例2の仕分装置25は、前記実施例1の仕分装置8と同じ態様で搬送仕分設備に設けられる。搬送仕分設備は共通するので、全体図の図示を省略し、共通する部材には同一符号を付して、以下仕分装置25を説明する。
【0037】
前記実施例1と同様に、搬送仕分設備は、上流から下流に向けて配置された、積込みコンベヤ2、間欠搬出コンベヤ4、ワーク搬送コンベヤ5、仕分ゾーン7における仕分装置25、後続して適宜複数設けられる仕分ゾーン7における仕分装置25、最終端の排出シュート21等を備え、積込みコンベヤ2の下流側には、ワークサイズ検出手段3のワーク到着検知センサ3a、ワーク搬送コンベヤ5の下流側、すなわち仕分ゾーン7の手前には、ワークを検知するワーク到着検知センサ6が設けられている。
【0038】
仕分装置25は、図15、図16に示すように、ワーク搬送コンベヤ5の下流に配置された仕分ゾーン7に設けられたベルトコンベヤ26と、ベルトコンベヤ26と直交して複数台隣接して設けられたボール付きの仕分コンベヤ27a,27b,27cとで構成される。このベルトコンベヤ26には、フリーボールが設けられていない。
【0039】
ボール付きの仕分コンベヤ27a,27b,27cは、実施例1のベルトコンベヤ9と同じ態様のもので、ベルト部材からなるベルト(所謂ヒンジベルト)28に多数のフリーボール29を回転自在にベルト上下両面から上端及び下端が一部突出するように設けたものである。なお、ベルトとしては、フリーボール29を抱持部材で回転可能に保持して直接ベルトの貫通孔に装着したものとしても構わない。要するに、ベルト28に多数のフリーボール29がその上端及び下端をベルト表裏両面から一部突出して回転自在に設けられたものであればよい。
【0040】
ベルトコンベヤ26は、離間対向するベルト車30間に巻掛けられ、上側が上側走行ベルト26a、下側が戻り側ベルト26bとなって循環走行する。仕分コンベヤ27a,27b,27cは、個別的にモータ(図示略)で駆動され、ベルトコンベヤ26の外側を循環走行して外側から上側走行ベルト26aの上面側に接触するように設けられ、仕分コンベヤ27a,27b,27cの走行によりフリーボール29を摩擦回転させて、仕分コンベヤ27a,27b,27cの走行方向と同じ方向にワークWを移動(倍速移動)させ、ベルトコンベヤ26側方に設置したシュートに搬出する。なお、図15、図16における符号31は搬送コンベヤである。
【0041】
仕分ゾーン7には、前記のように複数台の仕分コンベヤ27a,27b,27cが設けられているが、ワークWのサイズに応じて搬出に必要な台数の仕分コンベヤ27a,27b,27cを駆動すればよいように、仕分コンベヤ27a,27b,27cは、図15に示すように、それぞれ最小サイズのワークに相当するベルト幅を1単位幅D1としたもので、仕分ゾーン7には、最大サイズのワークに相当する範囲に亘って複数台の仕分コンベヤ27a,27b,27cが多単位幅D2で設けられている。
【0042】
前記構成からなる仕分装置25の作用効果は以下のとおりである。仕分装置25は、ワーク搬送コンベヤ5の下流に配置された仕分ゾーン7にベルトコンベヤ26が設けられると共に、ベルトコンベヤ26と直交して、多数のフリーボール29がその上端及び下端を一部突出して回転自在に設けられたベルト28で構成されたボール付きの仕分コンベヤ27a,27b,27c等が複数台隣接して設けられているので、仕分コンベヤ27a,27b,27cをベルトコンベヤ26の上側走行ベルト26aに上面側から接触走行させて、仕分コンベヤ27a,27b,27cのフリーボール29を回転させることにより、仕分コンベヤ27a,27b,27cに載置したワークをベルトコンベヤ26の側方に搬出することができる。この場合、前方の仕分ゾーン7で仕分けないときは、ワークを後続する仕分ゾーン7に搬送コンベヤ31で移送して仕分ける。
【0043】
また、仕分ゾーン7の手前にはワーク到着検知センサ6が設けられ、このワーク到着検知センサ6でワークWを検知したとき、上流側で予めワークサイズ検出手段3により測定されたワークのサイズに対応する台数の仕分コンベヤ27a,27b,27cを駆動させるので、小さいサイズのワーク、あるいは大きいサイズのワークなどサイズの異なるワークWに応じて搬出に必要な台数の仕分コンベヤ27a,27b,27cを駆動させることができ、その結果、仕分装置25の駆動効率、仕分け効率の向上を図ることができる。
【0044】
前記実施例1と同様に、仕分ゾーン7には、最小サイズのワークに相当するベルト幅D1(図3参照。)を有する複数台の仕分コンベヤ27a,27b,27cが、最大サイズのワークに相当する範囲に亘って多単位幅D2(図3参照。)で設けられているので、仕分コンベヤ3台分の多単位幅D2に相当する幅広の1台の仕分コンベヤ22を設けた場合に比較して、ワークを仕分ゾーンに搬入する時間間隔が短くなる。その結果、分割して3台の仕分コンベヤ27a,27b,27cを設けた方が幅広の1台の仕分コンベヤ22を設けるよりも、仕分け作動効率を向上させることができる。
【0045】
さらに、ベルトコンベヤ26の両側側方には、前記実施例1同様に、仕分ゾーン7で搬出したワークWを排出するシュートが設置され、シュートには搬出されたワークを検知するワーク落下検知センサ20が設けられているので、ワーク落下検知センサ20でワークWの落下を検知したときは、仕分コンベヤ27a,27b,27cを停止することができる。この場合、上流側の間欠搬出コンベヤ4でワークWがワーク搬送コンベヤ5に間隔を開けて移載されているので、仕分け作動中、ワーク搬送コンベヤ5、ベルトコンベヤ26等を停止することなく継続的に駆動させておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明実施例1の搬送仕分設備全体の概略平面図である。
【図2】搬送仕分設備全体の概略側面図である。
【図3】実施例1の仕分装置の要部平面図である。
【図4】実施例1の仕分装置の要部側面図である。
【図5】ベルトの一部斜視図である。
【図6】ボールユニットの組立分解図である。
【図7】小さいサイズのワークW1を検知したときの作動説明図である。
【図8】ワークW1を仕分コンベヤ上方に搬入したときの作動説明図である。
【図9】ワークW1が仕分コンベヤを抜けるときの作動説明図である。
【図10】ワークW1をベルトコンベヤからシュートに搬出する際の説明図である。
【図11】シュートに搬出されたワークW1を検知したときの作動説明図である。
【図12】大きいサイズのワークW2を仕分ゾーンに搬入する際の作動説明図である。
【図13】ワークW2をベルトコンベヤからシュートに搬出する際の説明図である。
【図14】1台の広幅の仕分コンベヤでワークを仕分ける場合の説明図である。
【図15】実施例2の仕分装置の要部平面図である。
【図16】実施例2の仕分装置の要部側面図である。
【符号の説明】
【0047】
1 搬送仕分設備 2 積込みコンベヤ
3 ワークサイズ検出手段 3a ワーク到着検知センサ
4 間欠搬出コンベヤ 5 ワーク搬送コンベヤ
6 ワーク到着検知センサ 6a 発光素子
6b 受光素子 7 仕分ゾーン
8 仕分装置 9 ボール付きのベルトコンベヤ
9a 上側走行ベルト 9b 戻り側ベルト
9c 移送部 10 ベルト
11a,11b ヒンジ部 11c 空隙部
11 ベルト部材 12 フリーボール
13 ボールユニット 14 上部保持枠
15 下部保持枠 16 ヒンジピン
17 離間対向するベルト車 18a,18b,18c 仕分コンベヤ
19a,19b,19c,19d シュート
20 ワーク落下検知センサ 20a 発光素子
20b 受光素子 21 最終端の排出シュート
22 幅広の仕分コンベヤ
25 仕分装置 26 ベルトコンベヤ
26a 上側走行ベルト 26b 戻り側ベルト
27a,27b,27c ボール付きの仕分コンベヤ
28 ベルト 29 フリーボール
30 ベルト車 31 搬送コンベヤ
W,W1,W2 ワーク M1,M2,M3,M4 モータ
E1,E3 エンコーダ D1 仕分コンベヤの1単位幅
D2 仕分コンベヤ複数台の多単位幅 L1,L2 間隔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワーク搬送コンベヤの下流に配置された仕分ゾーンに、多数のフリーボールがその上端及び下端を一部突出して回転自在に設けられたベルトで構成されたボール付きのベルトコンベヤが設けられると共に、該ベルトコンベヤと直交して仕分コンベヤが複数台隣接して設けられ、該仕分コンベヤが該ベルトコンベヤの上側走行ベルトに下面側から接触走行して、該ベルトコンベヤのフリーボールを回転させることにより、該上側走行ベルトに載置したワークを該ベルトコンベヤの側方に搬出する仕分装置において、
前記仕分ゾーンの手前にはワーク到着検知センサが設けられ、該ワーク到着検知センサでワークを検知したとき、上流側で予めワークサイズ検出手段により測定されたワークのサイズに対応する台数の前記仕分コンベヤを駆動させることを特徴とする仕分装置。
【請求項2】
ワーク搬送コンベヤの下流に配置された仕分ゾーンにベルトコンベヤが設けられると共に、該ベルトコンベヤと直交して、多数のフリーボールがその上端及び下端を一部突出して回転自在に設けられたベルトで構成されたボール付きの仕分コンベヤが複数台隣接して設けられ、該仕分コンベヤが該ベルトコンベヤの上側走行ベルトに上面側から接触走行して、該仕分コンベヤのフリーボールを回転させることにより、該仕分コンベヤに載置したワークを該ベルトコンベヤの側方に搬出する仕分装置において、
前記仕分ゾーンの手前にはワーク到着検知センサが設けられ、該ワーク到着検知センサでワークを検知したとき、上流側で予めワークサイズ検出手段により測定されたワークのサイズに対応する台数の前記仕分コンベヤを駆動させることを特徴とする仕分装置。
【請求項3】
前記ワークサイズ検出手段は、前記ワーク搬送コンベヤの上流側に設けられたワーク積込みコンベヤに設けられたワーク到着検知センサと、該ワーク積込みコンベヤの駆動用モータに接続したエンコーダとで構成され、該ワーク到着検知センサにより移動中のワークの前端縁及び後端縁を検知したときの出力信号と、該エンコーダの出力信号とがコントローラに入力され、該コントローラでワークサイズを演算して算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の仕分装置。
【請求項4】
前記仕分コンベヤは、最小サイズのワークに相当する幅を1単位幅としてなり、前記仕分ゾーンには、該仕分コンベヤが最大サイズのワークに相当する多単位幅で複数台設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の仕分装置。
【請求項5】
前記ベルトコンベヤの側方にはシュートが設けられると共に、該シュートには搬出されたワークを検知するワーク落下検知センサが設けられ、該ワーク落下検知センサでワークを検知したときは前記仕分コンベヤを停止することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の仕分装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2009−292601(P2009−292601A)
【公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−148470(P2008−148470)
【出願日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【出願人】(000003355)株式会社椿本チエイン (861)
【Fターム(参考)】