説明

作業車輌の原動部

【課題】エンジン(E)の冷却と、防塵網(8a)に付着する塵埃の除去を容易に行えるものとし、エンジン(E)のオーバーヒートを防止して作業能率を高める。
【解決手段】エンジン(E)の外側方にラジエータ(7)を配置し、ラジエータ(7)の外側方に防塵網(8a)を有した防塵カバー体(8)を配置し、ラジエータ(7)とエンジン(E)との間にはファン(9)を配置し、ファン(9)を正転駆動および逆転駆動する静油圧式無段変速装置(10)を設け、静油圧式無段変速装置(10)によるファン(9)の正転駆動によってラジエータ(7)を冷却する冷却風を吸入し、静油圧式無段変速装置(10)によるファン(9)の逆転駆動によって防塵網(8a)に付着した塵埃を除去する除塵風を吹き出す構成とし、静油圧式無段変速装置(10)をファン(9)の回転軌跡の外側に配置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、コンバイン等の作業車輌の原動部に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ラジエータ冷却用のファンを油圧モータで駆動する構成とし、油圧ポンプから油圧モータへの送油路中に、圧油の供給方向を切り換える電磁弁を設け、通常はファンを正転駆動して正規の冷却を行い、設定時間毎にファンを短時間だけ逆転駆動してラジエータのコアや空気取り入れ口に付着したゴミを内方から外方へ吹き飛ばして除去する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、このようなファンを静油圧式無段変速装置によって正逆転駆動する技術も知られている(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−144755号公報
【特許文献2】特開2008−88823号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の従来技術では、油圧モータまたは静油圧式無段変速装置自体がファンによる冷却風の抵抗となり、エンジンの冷却効率が低下し、オーバーヒートしやすくなる欠点がある。
【0006】
本発明の課題は、静油圧式無段変速装置によってファンを駆動するにあたり、静油圧式無段変速装置の設置位置を工夫することで、外気の吸入を良好にして冷却効率の向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、エンジン(E)の外側方にラジエータ(7)を配置し、ラジエータ(7)の外側方に防塵網(8a)を有した防塵カバー体(8)を配置し、前記ラジエータ(7)とエンジン(E)との間にはファン(9)を配置し、該ファン(9)を正転駆動および逆転駆動する静油圧式無段変速装置(10)を設け、該静油圧式無段変速装置(10)によるファン(9)の正転駆動によってラジエータ(7)を冷却する冷却風を吸入し、静油圧式無段変速装置(10)によるファン(9)の逆転駆動によって防塵網(8a)に付着した塵埃を除去する除塵風を吹き出す構成とし、該静油圧式無段変速装置(10)をファン(9)の回転軌跡の外側に配置したことを特徴とする作業車輌の原動部とする。
【0008】
静油圧式無段変速装置(10)によるファン(9)の正転駆動により、防塵カバー体(8)の防塵網(8a)を通過して吸入された冷却風は、ラジエータ(7)を通過した後、エンジン(E)側に吹き抜け、該エンジン(E)が冷却される。一方、静油圧式無段変速装置(10)によるファン(9)の逆転駆動により、除塵風が吹き出し、防塵網(8a)に付着する塵埃が吹き飛ばされて除去される。
【0009】
そして、静油圧式無段変速装置(10)は、ファン(9)の回転軌跡よりも外側に配置されているため、この静油圧式無段変速装置(10)がファン(9)の正転駆動によって吸入された冷却風の通過およびファン(9)の逆転駆動によって除塵風となる内気の吸入を妨げないので、冷却効率が適正に維持される。また、静油圧式無段変速装置(10)をメンテナンスするスペースが確保でき、静油圧式無段変速装置(10)の脱着等を容易に行える。
【0010】
請求項2記載の発明は、前記エンジン(E)の駆動力が入力される静油圧式無段変速装置(10)の入力側プーリ(13)と該静油圧式無段変速装置(10)の出力側プーリ(17)をエンジン(E)外側の部位に配置し、該出力側プーリ(17)からファン(9)を連動するファン側ベルト(22)を、エンジン(E)から入力側プーリ(13)を連動するエンジン側ベルト(12)よりも外側の部位に配置したことを特徴とする請求項1記載の作業車輌の原動部とする。
【0011】
これにより、エンジン(E)、静油圧式無段変速装置(10)、ファン(9)間のベルト伝動経路をシンプルに構成できる。
請求項3記載の発明は、前記静油圧式無段変速装置(10)の入力軸(14)を該静油圧式無段変速装置(10)から外側方へ向けて突設する一方、該静油圧式無段変速装置(10)の出力軸(15)を該静油圧式無段変速装置(10)から内側方へ向けて突設させ、該静油圧式無段変速装置(10)の出力軸(15)と前記出力側プーリ(17)を備えた第2出力軸(16)とを連動するギヤ伝動機構を内装したギヤ伝動ケース(18)を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の作業車輌の原動部とする。
【0012】
この構成によると、静油圧式無段変速装置(10)の入力側プーリ(13)と出力側プーリ(17)を同一側に配置することができ、ファン(9)へのベルト伝動構成がシンプルなものとなる。
【0013】
請求項4記載の発明は、前記静油圧式無段変速装置(10)及びギヤ伝動ケース(18)を、エンジン(E)側に装着したことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の作業車輌の原動部とする。
【0014】
ファン(9)駆動用の静油圧式無段変速装置(10)をエンジン(E)側に取り付けることで、ベルト伝動が安定し、ベルト伝動ラインのずれによるベルト外れ等のトラブルが無くなる。
【0015】
請求項5記載の発明は、前記静油圧式無段変速装置(10)を設定時間毎に正転駆動状態と逆転駆動状態とに反復して切換える制御手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記載の作業車輌の原動部とする。
【0016】
静油圧式無段変速装置(10)の制御によって、ファン(9)を正転駆動して行なうラジエータ(7)およびエンジン(E)の冷却と、ファン(9)を逆転駆動して行なう防塵網(8a)に付着した塵埃の除去とを、設定時間毎に反復して行え、エンジン(E)の冷却効率を適正に維持することができる。
【発明の効果】
【0017】
請求項1記載の発明によれば、静油圧式無段変速装置(10)によるファン(9)の正逆転駆動により、エンジン(E)の冷却と、防塵網(8a)に付着する塵埃の除去が容易に行える。この際、静油圧式無段変速装置(10)がファン(9)の回転軌跡よりも外側に配置されているため、ファン(9)の正転駆動によって吸入された冷却風の通過およびファン(9)の逆転駆動によって除塵風となる内気の吸入を妨げないので、冷却効率を適正に維持でき、エンジン(E)のオーバーヒートを防止して作業能率を高めることができる。
【0018】
また、静油圧式無段変速装置(10)がファン(9)の回転軌跡よりも外側に配置されているため、静油圧式無段変速装置(10)の脱着等のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0019】
請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果を奏するものでありながら、静油圧式無段変速装置(10)の出力側プーリ(17)からファン(9)を連動するファン側ベルト(22)を、エンジン(E)から入力側プーリ(13)を連動するエンジン側ベルト(12)よりも外側の部位に配置することで、エンジン(E)と静油圧式無段変速装置(10)とファン(9)との間のベルト伝動経路をシンプルに構成することができ、メンテナンスが容易化される。
【0020】
請求項3記載の発明によれば、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果を奏するものでありながら、静油圧式無段変速装置(10)の入力側プーリ(13)と出力側プーリ(17)をエンジン(E)に対して同じ側に配置することができるので、ファン(9)へのベルト伝動経路をシンプルに構成することができ、メンテナンスが容易化される。
【0021】
請求項4記載の発明によれば、上記請求項1又は請求項2又は請求項3記載の発明の効果を奏するものでありながら、ファン(9)駆動用の静油圧式無段変速装置(10)をエンジン(E)側に装着することで、ベルト伝動が安定し、ベルトラインのずれによるベルト外れ等のトラブルの発生を少なくすることができる。
【0022】
請求項5記載の発明によれば、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記載の発明の効果を奏するうえで、ファン(9)を正転駆動してラジエータ(7)及びエンジン(E)の冷却を行い、設定時間毎にファン(9)を逆転駆動して防塵網(8a)に付着した塵埃の除去を行うことができ、エンジン(E)の冷却効率の低下を防止して作業能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】コンバインの側面図
【図2】同上要部の側面図
【図3】同上要部の正面図
【図4】同上要部の側面図
【図5】ラジエータ防塵装置の側面図
【図6】遮風板の正面図
【図7】ラジエータオイルクーラ等の側面図
【図8】同上(オープン時)要部の側面図
【図9】同上要部の平面図
【図10】同上要部の側面図
【図11】同上要部の平面図
【図12】同上一部の側面図
【図13】同上要部の側面図
【発明を実施するための形態】
【0024】
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1は、コンバインを示すもので、下部に走行クローラ2を備えた走行車体1上には、後部に脱穀部(脱穀装置)3を搭載し、その前方部に刈取部4を設置し,刈取部2の横側部には運転席5や操作ボックス6等からなる運転操作部を備え、更に、その運転操作部の後方には脱穀後の穀粒を一時的に貯留するグレンタンクGを装備している。
【0025】
運転席5下方の機台上にはエンジンEが搭載されている。エンジンEの外側方にラジエータ7を配置し、ラジエータ7の外側方には防塵網8a付き防塵カバー体8を配置している。前記ラジエータ7とエンジンEとの間にファン9を配置し、エンジンEの駆動力によって静油圧式無段変速装置(油圧式無段変速装置)10を介してファン9を回転駆動するように連動している。
【0026】
エンジンEの原動プーリ11からエンジン側ベルト12を介して静油圧式無段変速装置10の入力プーリ13を回転駆動し、これより静油圧式無段変速装置入力軸14、静油圧式無段変速装置出力軸15、ギヤG1,G2,G3、第2出力軸16、静油圧式無段変速装置出力側プーリ17、更に、ファン側プーリ21、ファン側ベルト22を経てファン9を回転駆動するように連動構成している。ファン側ベルト22は、エンジン側ベルト12より外側に配置している。前記ギヤG1〜G3、第2出力軸16などのギヤ伝動機構を内装するギヤ伝動ケース18及び前記静油圧式無段変速装置10は、取付ステー19を介してエンジンEの本体側に取り付けた構成としている。
【0027】
静油圧式無段変速装置10によるファン9の正転駆動で冷却風を防塵カバー体8から吸入し、静油圧式無段変速装置10によるファン9の逆転駆動で塵埃除去用の風を吹き出して防塵カバー体8の防塵網8aに付着の塵埃を除去する構成としている。そして、前記静油圧式無段変速装置10はファン9の回転軌跡の外側に配置して吸入経路を阻害しないようにしている。
【0028】
また、前記ファン9は、静油圧式無段変速装置10によって設定時間毎に正転駆動と逆転駆動が繰り返し行えるように制御可能に構成している。正転駆動(冷却)の設定時間は長く、逆転駆動(除塵)の設定時間は短く設定している。ファン9の回転数制御も静油圧式無段変速装置10によって任意に設定することができる。
【0029】
図4に示す実施例では、エンジンE前方のラジエータ冷却用ファン9を静油圧式無段変速装置10で駆動する構成のものにおいて、キャビン用のコンプレッサ23と静油圧式無段変速装置10を同一ベルト(エンジン側ベルト12)でエンジンE(原動プーリ11)より駆動する構成としている。コンプレッサ23と静油圧式無段変速装置10をファン9を挟んで左右に配置することによってスペースを有効利用することができる。コンプレッサ23と静油圧式無段変速装置10を同一ベルトで駆動するため伝動構成がシンプルとなる。
【0030】
図5、図6に示す実施例は、ラジエータ7の防塵カバー体8において、防塵網8aに設けられた遮風板24の支持構造に関するもので、遮風板24の下部がガイドレール25に沿ってスライド自在となるようローラ26によって支持され、ローラ26は、押圧スプリング27によってガイドレール25側に押圧保持されている。遮風板24は常にガイドレール上に支持されるため、スライドがスムースに行え、遮風板24のスライドによって風の強弱を任意に調整することができる。
【0031】
図7及び図8において、ラジエータ7は、これより外側下部に設けた横軸28を支点としてオイルクーラ29を収納するケース30と一体的に揺動開閉するように構成している。メンテ時には、ラジエータ7、オイルクーラ20のケース30を図7の収納状態から図8のように横軸28を回動支点としてオープンすることができる。上記構成によると、ラジエータ7より外側に回動支点を設けているため、ラジエータ7のオープン量が大きくなり、ファン9及びクランク軸出力部等のメンテが容易となる。また、工場での組み立て時、回動支点部に上から乗せ、支点を中心にエンジンE側に回動させるだけのため、組み立てが容易にできる。
【0032】
図9、図10に示すように、ラジエータ7の前面にインタークーラ31及びオイルクーラ29を配置した構成において、インタークーラ31及びオイルクーラ29を収納したケース30とオイルクーラ29を一体でオープンするように構成している。オイルクーラ29収納用のケース30とラジエータ7の反対側に設けたシュラウドSとの間にオープン用の回動支点となる縦軸32を設けている。ラジエータ7上面を支持して運転席とラジエータを固定するラジエータ取付部材33で、オイルクーラ29収納用のケース30の上側の内面を支持する(図10参照)構成としている。
【0033】
オイルクーラ29収納用のケース30のオープン用回動支点をラジエータ7を挟んだシュラウドSとの間に設けることで、ラジエータ7周辺をASSY化でき、組み立てが容易となる。ケース30をラジエータ取付部材33で支持することで、ラジエータ7本体に重量がかからなくなり、ラジエータ7の耐久性が向上する。
【0034】
図11に示す実施例は、ラジエータ7の前面にインタークーラ31及びオイルクーラ29を配置し、ラジエータ側面部に防塵カバー体8前面のゴミをエンジンルーム内に吸引するゴミ吸引口34を設けた構成で、オイルクーラ収納ケース30をゴミ吸引口34と反対側を支点(縦軸32)としてサイドオープンする構成としている。この構成によると、ラジエータ7のコア表面の掃除が容易となり、ゴミの吸引口部も開放されるため、ゴミ吸引口34内部の掃除が容易に行える。なお、図11中、防塵カバー8は、支点Q回りでの揺動開閉が可能な構成としている。
【0035】
また、インタークーラ31は、オイルクーラ29をオープン後、上方支点(インタークーラホース35部分)で前方に持ち上げオープン(図12参照)する構成としている。なお、この場合、オイルクーラ29のオープン量をインタークーラ31のオープン量より大きくしておくことが望ましい。インタークーラ31のホースは変形しにくいが、オイルクーラ29がオープンした状態であれば、少しの開放量でラジエータ7のフィンの掃除が可能となる。
【0036】
また、図13に示すように、インタークーラのオープンが難しい場合には、ラジエータ7自体を支点Pを中心としてエンジン側へ傾斜できるように構成することもできる。このようにラジエータ7を傾斜させることで、ラジエータ7前面のフィンが見える状態となり、エア等での掃除が可能となる。
【符号の説明】
【0037】
7 ラジエータ
8 防塵カバー体
8a 防塵網
9 ファン
10 静油圧式無段変速装置
12 エンジン側ベルト
13 入力側プーリ
14 入力軸
15 出力軸
16 第2出力軸
17 出力側プーリ
18 ギヤ伝動ケース
22 ファン側ベルト
E エンジン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジン(E)の外側方にラジエータ(7)を配置し、ラジエータ(7)の外側方に防塵網(8a)を有した防塵カバー体(8)を配置し、前記ラジエータ(7)とエンジン(E)との間にはファン(9)を配置し、該ファン(9)を正転駆動および逆転駆動する静油圧式無段変速装置(10)を設け、該静油圧式無段変速装置(10)によるファン(9)の正転駆動によってラジエータ(7)を冷却する冷却風を吸入し、静油圧式無段変速装置(10)によるファン(9)の逆転駆動によって防塵網(8a)に付着した塵埃を除去する除塵風を吹き出す構成とし、該静油圧式無段変速装置(10)をファン(9)の回転軌跡の外側に配置したことを特徴とする作業車輌の原動部。
【請求項2】
前記エンジン(E)の駆動力が入力される静油圧式無段変速装置(10)の入力側プーリ(13)と該静油圧式無段変速装置(10)の出力側プーリ(17)をエンジン(E)外側の部位に配置し、該出力側プーリ(17)からファン(9)を連動するファン側ベルト(22)を、エンジン(E)から入力側プーリ(13)を連動するエンジン側ベルト(12)よりも外側の部位に配置したことを特徴とする請求項1記載の作業車輌の原動部。
【請求項3】
前記静油圧式無段変速装置(10)の入力軸(14)を該静油圧式無段変速装置(10)から外側方へ向けて突設する一方、該静油圧式無段変速装置(10)の出力軸(15)を該静油圧式無段変速装置(10)から内側方へ向けて突設させ、該静油圧式無段変速装置(10)の出力軸(15)と前記出力側プーリ(17)を備えた第2出力軸(16)とを連動するギヤ伝動機構を内装したギヤ伝動ケース(18)を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の作業車輌の原動部。
【請求項4】
前記静油圧式無段変速装置(10)及びギヤ伝動ケース(18)を、エンジン(E)側に装着したことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の作業車輌の原動部。
【請求項5】
前記静油圧式無段変速装置(10)を設定時間毎に正転駆動状態と逆転駆動状態とに反復して切換える制御手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記載の作業車輌の原動部。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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