作業進捗表示方法
【課題】
タグの読み込みについての情報を確認することが可能とすることにある。
【解決手段】
リーダライタ装置を介して取得したタグに記憶された製作過程物の情報を取得し、該タグ情報を画面に表示し、該タグ情報に基づいてデータベースの作業進捗状態の情報を更新し、該作業進捗状態の情報を画面に表示するように構成した。また、タグから読み込んだ情報を動態管理画面に表示し、作業者はタグ枚数と画面に表示されたタグ枚数をチェックする。また、読み込んだタグ情報をデータベースに管理することにより作業進捗管理ができるようにした。
【効果】
作業者は複数枚のタグを同時に読み込ませることができ作業効率を上げることができる。また、作業管理者は作業進捗状況を確認し作業分析を行うことにより、容易に工程管理ができる。
タグの読み込みについての情報を確認することが可能とすることにある。
【解決手段】
リーダライタ装置を介して取得したタグに記憶された製作過程物の情報を取得し、該タグ情報を画面に表示し、該タグ情報に基づいてデータベースの作業進捗状態の情報を更新し、該作業進捗状態の情報を画面に表示するように構成した。また、タグから読み込んだ情報を動態管理画面に表示し、作業者はタグ枚数と画面に表示されたタグ枚数をチェックする。また、読み込んだタグ情報をデータベースに管理することにより作業進捗管理ができるようにした。
【効果】
作業者は複数枚のタグを同時に読み込ませることができ作業効率を上げることができる。また、作業管理者は作業進捗状況を確認し作業分析を行うことにより、容易に工程管理ができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業進捗表示方法にかかり、特に、タグを適用したシステムにおいて、作業管理者が作業状態を管理するのに好適な作業進捗表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、RFIDを利用してシステムの状況を管理することが成されている。このような技術は、例えば、特開2001−229235号公報に記載している。
【0003】
ところで、製造管理システムにおいては、バーコード情報を読み取り進捗管理することが多く、バーコードは一度に1枚の情報しか情報を読み込めないため、情報読み込みの成功か失敗かのみ判断する手段だけあればよかった。
【0004】
【特許文献1】特開2001−229235号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
製造管理システムにおいて、RFIDタグを適用するにあたり、複数のタグを同時に読み込ませ作業効率を向上することができるが、作業者は複数のタグ情報の読み込みが成功したか失敗したかを判断するのが困難である。
【0006】
このように、リーダライタ装置はタグから一度に複数のタグ情報を取得できるが、かならずしも一度に全てのタグから情報を取得できるとは限らない。また、作業者はどのタグが読み込み成功したか失敗したか判断するのが困難である。本発明の目的は、タグの読み込みについての情報を確認することが可能な作業進捗表示方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明では、リーダライタ装置を介して取得したタグに記憶された製作過程物の情報を取得し、該タグ情報を画面に表示し、該タグ情報に基づいてデータベースの作業進捗状態の情報を更新し、該作業進捗状態の情報を画面に表示するように構成した。また、作業者はあらかじめタグ枚数がわかっていれば、タグ読込成功かを判断できるように現場端末にタグ読込成功枚数および○(マル)等の記号を表示し、作業ミスをなくすとともに作業進捗を管理できるようにした。また、タグから読み込んだ情報を動態管理画面に表示し、作業者はタグ枚数と画面に表示されたタグ枚数をチェックする。また、読み込んだタグ情報をデータベースに管理することにより作業進捗管理ができるようにした。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、作業者は複数枚のタグを同時に読み込ませることができ作業効率を上げることができる。特に、タグ読み込み枚数を画面に表示するため、作業者は作業を行うタグ枚数がわかっていればタグの読み飛ばしを防止することができる。また、作業管理者は作業進捗状況を確認し作業分析を行うことにより、容易に工程管理ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
【0010】
図1に示すシステム構成図は一製造管理システムの構成を示す。該製造管理システムはデータベース1,現場端末2,リーダライタ装置3,イーサネット伝送路6,イーサネットワーク7からなっている。また、現場端末2,リーダライタ装置3,イーサネット伝送路6は各工程の作業現場に配置されている。さらにタグ4は作業を行う製品5と共に各工程の作業現場へ順次流れることになる。各工程にはユニークな工程コードが決められており、図示の例では、工程コード52994及び次工程コード52995を示している。それ以降の工程については省略する。
【0011】
図2及び図3に示す作業管理テーブル8は、図1に示すデータベース1に管理されるデータである。作業管理テーブル8の1つの管理項目は作番9,項番10,製品型式11,ロット員数12,工程コード13,ロット番号14,作業予定日15,作業実施日時16,作業者コード17で構成される。作番9および項番10は製品5を製作するために必要な管理番号である。工程コード13は各工程の作業現場のユニークな工程コードに対応する。
【0012】
図4に示す作業管理テーブル18は、図1に示す工程Aの作業現場の現場端末2の立ち上げ時またはリーダライタ装置3からタグ情報を取得時にイーサネットワーク7を経由してデータベース1へアクセスし、前記現場端末2にあらかじめ設定した図13に示す環境設定テーブル31の工程コード32をキーにして作業当日2005/01/27を基点に作業当日前3日分と作業当日から3日分の情報を抽出した管理項目を示し、作番9〜作業者コード17については、図2及び図3に示す管理項目と同一である。また、図1に示す工程Bの作業現場の現場端末2も前記手順と同様に、前記現場端末2にあらかじめ設定した図14に示す環境設定テーブル35の工程コード32をキーにしてデータベース1から管理項目を抽出し管理している。
【0013】
図5に示す作業テーブルA19は図4に示す作業管理テーブル18から作業当日2005/01/27を基点に3日前の2005/01/24の管理項目を抽出したデータであり、作番9と製品型式11は図3に示す作番9と製品型式11と同一である。総ロット数21は、前記2005/01/24の管理項目を抽出したデータから作番9と製品型式11をキーにして抽出したロット員数12の合計値がセットされる。残ロット数20は、前記
2005/01/24の管理項目を抽出したデータから作番9と製品型式11をキーにして抽出した作業実施日時16が0(未登録)の管理項目の合計値がセットされる。
【0014】
図6〜図10に示す作業テーブルB22〜作業テーブルF26は図5に示す作業テーブルA19と同様に作業管理テーブル18から作業当日の2005/01/27を基点に各2日前,1日前,作業当日,作業当日から1日後,作業当日から2日後を抽出したデータである。
【0015】
図12はタグ4が記憶しているタグ情報を示す。タグ情報はタグID27,作番28,項番29,ロット番号30の情報から構成される。
【0016】
図13は、図1に示す工程Aの現場端末2の環境設定テーブル31を示す。環境設定テーブル31は工程コード32,作業区分33,作業者コード34の情報で構成される。工程コード32は各作業現場の作業を示すユニークな数字であり、工程Aは52994である。作業区分33は、現場作業者がリーダライタ装置3へタグ4が記憶している図11に示すタグ情報を読み取らせるタイミングを示し、作業終了とは、製品5への作業が終了した時にタグ情報を読み取らせることを示す。作業者コード34は、製品5へ作業を行う作業者のユニークなコードを示す。
【0017】
図14は、図1に示す工程Bの現場端末2の環境設定テーブル35を示す。環境設定テーブル35は図13に示す環境設定テーブル31と同様に工程コード32〜作業者コード34の情報で構成される。工程コード32には、工程Bを示す52995が設定される。
【0018】
図15は、図1の現場端末2の動態管理画面36の一例を示す。動態管理画面36はシステムの状態表示を行う状態欄37,リーダライタ装置接続状態表示38,リーダライタ装置動作状態表示39,バッファリングモード表示40,動作環境欄41,タグ情報表示欄42,タグ情報読み込み成功表示43,タグ枚数表示44,タグ情報詳細表示欄45,管理項目表示欄46〜48,作業進捗状況表示49〜51,開始釦52,環境変更釦53,作業指示釦54,残り作業指示釦55,閉じる釦56の構成で表示する。
【0019】
前記リーダライタ装置接続状態表示38は、図1に示すリーダライタ装置3およびイーサネット伝送路6が故障あるいは現場端末と接続されていない場合には、赤色で表示し、正常時には緑色表示となる。リーダライタ装置動作状態表示39は前記リーダライタの状態欄(装置接続状態表示)37が緑色表示で且つ、開始釦52を選択することにより図
16に示す動態管理画面の一例に示す通りにリーダライタ装置動作状態表示39は停止中表示から動作中表示に表示が変わる。また、開始釦52を選択したことにより、現場端末2はリーダライタ装置3へ定周期にタグ情報収集要求が行われる。バッファリングモード表示40は、図1に示す現場端末2がデータベース1をアクセスしイーサネットワーク障害を検出した際に、図19に示す動態管理画面の一例に示す通りにバッファリングモード表示40へバッファリングモードの表示を行い、正常時には何も表示しない。動作環境欄41は図13および図14に示す環境設定テーブル31および環境設定テーブル35の設定情報を表示する。動作環境の設定は環境変更釦53を選択し、環境設定テーブル31または環境設定テーブル35を変更する。タグ情報表示欄42はリーダライタ装置3から図12に示すタグ情報を取得した時にタグ情報読み込み成功表示43に○(マル)表示,タグ枚数表示44にタグ数を表示,タグ情報詳細表示欄45に取得した全てのタグ情報を表示する。
【0020】
管理項目表示欄46〜48および作業進捗状況表示49〜51には、作業指示釦54が選択されていた場合には、図16に示す動態管理画面36の一例に示す通りに、図8に示す作業テーブルD24の情報を元に作番9,製品型式11,残ロット数20を管理項目表示欄46に表示する。この時、残ロット数20と総ロット数21が同じ値なら白色表示し、残ロット数20が0以外且つ残ロット数20と総ロット数21が違う値なら黄色表示し、残ロット数が0なら赤色表示する。また、作業進捗状況表示49は、未着数,着手数,完了数の比率を計算し、未着数を白色,着手数を黄色、完了数を赤色でグラフ表示を行う。
【0021】
(式)未着数=残ロット数20と総ロット数21が同じ管理項目数
(式)着手数=残ロット数20が0以外且つ残ロット数20と総ロット数21が違う 管理項目数
(式)完了数=残ロット数が0の管理項目数
前記同様に図9に示す作業テーブルE25の情報を元に管理項目表示欄47と作業進捗状況表示50を表示し、図10に示す作業テーブルF26の情報を元に管理項目表示欄
48と作業進捗状況表示51を表示する。また、残り作業指示釦55が選択されていた場合には、図17に示す動態管理画面36の一例に示す通りに、図5に示す作業テーブル
A19の情報を元に管理項目表示欄46と作業進捗状況表示49を表示し、図6に示す作業テーブルB22の情報を元に管理項目表示欄47と作業進捗状況表示50を表示し、図7に示す作業テーブルC23の情報を元に管理項目表示欄48と作業進捗状況表示51を表示する。閉じる釦を選択した場合、動態管理画面36を閉じてシステムを停止する。
【0022】
以下、本発明の実施形態を図1に示す製造管理システムの一例を用い詳細に説明する。
本システムで指すリーダライタ装置3とタグ4は、図12に示すタグ情報のユニークに付加されたタグID27を使用して通信を行う。
【0023】
まず、図1に示す工程Aの作業現場の現場端末2はイーサネット伝送路6を経由してリーダライタ装置3へ定期的にタグ情報収集要求を行っており、リーダライタ装置3は現場端末2の要求によりタグ情報収集を試みるが、タグ情報が読み取れなかった場合には、リーダライタ装置3は現場端末2へタグ情報なしを報告する。現場端末2はタグ情報なしの報告を受けた場合には、処理を行わない。次に作業者は図16に示す一動態管理画面36の動作環境欄41に表示されている作業区分に従い、製品5の作業終了後にタグ4を3枚同時にリーダライタ装置3に読み取らせ、リーダライタ装置3は読み取った全てのタグ情報を現場端末2へ報告し、現場端末2は図18に示す動態管理画面36の通りにリーダライタ装置3から受け取ったタグ情報を動態管理画面36のタグ情報読み込み成功表示43に○(マル)表示し、タグ枚数表示44にタグ数を表示し、タグ情報詳細表示欄45にタグ情報を表示する。さらに、前記取得した図12のタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30をキーにして図4に示す作業管理テーブル18を検索し、一致した管理項目の作業実施日時16が0(未作業)の場合、作業実施日時16に現場端末で管理している現在の日時を登録し、作業者コード17に環境設定テーブル31の作業者コード34を記録する。さらに、前記取得した図12のタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30をキーにして図4に示す作業管理テーブル18を検索し、一致した管理項目の製品型式11と前記取得した図12のタグ情報の作番28をキーにして作業テーブルD24を検索し、一致している管理項目の残ロット数を1減算する。さらに、図11に示す作業テーブル
D24の一例に示す通りに管理項目順番を上から残ロット数20と総ロット数21が同じ管理項目,残ロット数20が0以外且つ残ロット数20と総ロット数21が異なる管理項目,残ロット数20が0の管理項目の順番になるように管理項目を入れ替える。この後、動態管理画面36の再表示が行われ、管理項目表示欄46と作業進捗状況表示49が図
18に示す通りに表示される。
【0024】
次に、作業者がリーダライタ装置3にタグ4を読み込ませた枚数と動態管理画面36のタグ枚数表示44が異なった場合について説明する。
【0025】
作業者は動態管理画面36の動作環境欄41に表示されている作業区分に従い、製品5の作業終了後にタグ4を3枚同時にリーダライタ装置3に読み取らせ、リーダライタ装置3がタグ情報を2枚しか読み取れなかったとする。リーダライタ装置3は読み取った2枚分のタグ情報を現場端末2へ報告し、現場端末2は図18に示す動態管理画面36の通りにリーダライタ装置3から受け取ったタグ情報を動態管理画面36のタグ情報読み込み成功表示43に○(マル)表示し、タグ枚数表示44にタグ数を2と表示し、タグ情報詳細表示欄45に2枚分のタグ情報を表示する。さらに、前記取得した図12のタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30をキーにして図4に示す作業管理テーブル18を検索し、一致した管理項目の作業実施日時16が0(未作業)の場合、作業実施日時16に現場端末で管理している現在の日時を登録し、作業者コード17に環境設定テーブル31の作業者コード34を記録する。さらに、前記取得した図12のタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30をキーにして図4に示す作業管理テーブル18を検索し、一致した管理項目の製品型式11と前記取得した図12のタグ情報の作番28をキーにして作業テーブルD24を検索し、一致している管理項目の残ロット数を1減算する。さらに、図
11に示す作業テーブルD24の一例に示す通りに管理項目順番を上から残ロット数20と総ロット数21が同じ管理項目、残ロット数20が0以外且つ残ロット数20と総ロット数21が異なる管理項目、残ロット数20が0の管理項目の順番になるように管理項目を入れ替える。この後、動態管理画面36の再表示が行われ、管理項目表示欄46と作業進捗状況表示49が表示される。
【0026】
作業者はリーダライタ装置3にタグ4を読み込ませた枚数と動態管理画面36のタグ枚数表示44が異なっているため、再度タグ4を3枚ともリーダライタ装置3に読み取らせる。ここでリーダライタ装置3がタグ情報を3枚すべて読み取れたとする。リーダライタ装置は読み取った3枚のタグ情報を現場端末2へ報告し、現場端末2は図18に示す動態管理画面36の通りにリーダライタ装置3から受け取ったタグ情報を動態管理画面36のタグ情報読み込み成功表示43に○(マル)表示し、タグ枚数表示44にタグ数を3と表示し、タグ情報詳細表示欄45に3枚のタグ情報を表示する。さらに、前記取得した図
12のタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30をキーにして図4に示す作業管理テーブル18を検索し、一致した管理項目の作業実施日時16が0(未作業)以外の場合、作業管理テーブル18および作業テーブルD24を更新することはない。
【0027】
また、前記取得した図12のタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30をキーにして図4に示す作業管理テーブル18を検索し、一致した管理項目の作業実施日時16が0(未作業)の場合、作業管理テーブル18および作業テーブルD24を更新する。このように既に取得したタグ情報は処理されないため、作業者はタグ4を何度でもリーダライタ装置3に読み取らせることができ、読み取らせたタグ枚数と動態管理画面36のタグ枚数表示44に表示されたタグ枚数が同じになるまでタグの読み込み作業を繰り返すだけでよい。
【0028】
次に現場端末2がデータベース1をアクセスしイーサネットワーク障害を検出した場合について説明する。
【0029】
まず、現場端末2がデータベース1にアクセスを行いイーサネットワーク障害を検出したとする。現場端末2はデータベース1から作業管理テーブル18を取得できず、動態管理画面36のバッファリングモード表示40へバッファリングモードの表示を行い、データベース1へのアクセスを停止する。次に作業者は動態管理画面36の動作環境欄41に表示されている作業区分に従い、製品5の作業終了後にタグ4を3枚同時にリーダライタ装置3に読み取らせ、リーダライタ装置3は読み取った全てのタグ情報を現場端末2へ報告し、現場端末2は図18に示す動態管理画面36の通りにリーダライタ装置3から受け取ったタグ情報を動態管理画面36のタグ情報読み込み成功表示43に○(マル)表示し、タグ枚数表示44にタグ数を表示し、タグ情報詳細表示欄45にタグ情報を表示する。
さらに、前記取得した図12のタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30をキーにして図4に示す作業管理テーブル18を検索するが、作業管理テーブル18はデータベース1から管理項目を取得できていないため一致する項目がない。しかし、現場端末はバッファリングモードであることを認識しているため、作業管理テーブル18の作番9,項番10,ロット番号14に図12に示すタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30を記録し、さらに作業実施日時16に現場端末で管理している現在の日時を登録し、作業者コード17に環境設定テーブル31の作業者コード34を記録する。バッファリングモード且つ前記作業管理テーブル18を検索し一致する管理項目がなかった場合には作業テーブルD24は更新しない。以上説明したように作業テーブルD24が更新されないため、動態管理画面36の管理項目表示欄46,作業進捗状況表示49は表示されない。しかし、作業者は動態管理画面のタグ情報表示欄42を見て作業すればよいため、イーサネットワーク障害が発生しても現場作業を止めることなく作業を継続できる。なお、現場端末2は次回の立ち上げでイーサネットワーク障害が復旧し、且つ前回バッファリングモードで動作していた場合には、データベース1へアクセスし現場端末2の作業管理テーブル18の記憶していた管理項目の作番9,項番10,ロット番号14と環境設定テーブル31の工程コード32をキーにしてデータベース1の作業管理テーブル8の管理項目を検索し、一致した管理項目の作業実施日時16および作業者コード17を更新する。
【0030】
次に前工程作業ぬけ防止について説明する。
【0031】
まず、工程Bの作業現場の現場端末2は図22に示す環境設定テーブル35の前工程作業コード58へ52994を設定し、作業区分33は作業開始に設定しておく。工程Aの作業現場の現場端末2はリーダライタ装置3からタグ情報取得後、現場端末2は図21に示すタグ4のタグ情報の作業完了工程コード57へ環境設定テーブル31の工程コード32の52994を書き込むように、リーダライタ装置3へ要求し、リーダライタ装置3はタグ4へ図21のタグ情報を書き込む。次の工程Bでは、次に作業者は動態管理画面36の動作環境欄41に表示されている作業区分に従い、製品5の作業開始前にタグ4をリーダライタ装置3に読み取らせ、リーダライタ装置3がタグ情報を読み取り現場端末2へタグ情報を報告する、現場端末2は環境設定テーブル35に登録されている前工程作業コード58とタグ情報の作業完了工程コード57が一致するかチェックし、一致していない場合には図20に示す動態管理画面36のように作業不一致を画面に表示することにより、作業者は容易に前工程作業ぬけがあるか判断できる。この時、前工程作業ぬけがあったタグ情報については現場端末2のテーブルは更新しない。以上のようにリーダライタ装置3がタグ4へタグ情報を書き込む手段と現場端末2が前工程作業コード58を記憶し、前工程作業ぬけがあったことを現場端末2の画面に表示することにより実現できる。
【0032】
また、前工程作業ぬけ防止の1つの方法として、現場端末2がデータベース1へアクセスし前工程作業コード58をキーとして作業完了しているかチェックする方法があるが、イーサネットワーク障害が発生している場合には、データベース1へアクセスできないため適応できない。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明に係わる製造管理システムの構成図である。
【図2】図1に図示された製造管理システムのデータベース1の作業管理テーブルである。
【図3】図に示された製造管理システムのデータベース1の作業管理テーブル(続き)である。
【図4】図1に図示された製造管理システムの現場端末2がデータベース1から取得した作業管理テーブルである。
【図5】現場端末2がデータベース1から取得した作業管理テーブルを元に作業当日3日前のみを抽出した作業テーブルである。
【図6】現場端末2がデータベース1から取得した作業管理テーブルを元に作業当日2日前のみを抽出した作業テーブルである。
【図7】現場端末2がデータベース1から取得した作業管理テーブルを元に作業当日1日前のみを抽出した作業テーブルである。
【図8】現場端末2がデータベース1から取得した作業管理テーブルを元に作業当日のみを抽出した作業テーブルである。
【図9】現場端末2がデータベース1から取得した作業管理テーブルを元に作業当日から1日後のみを抽出した作業テーブルである。
【図10】現場端末2がデータベース1から取得した作業管理テーブルを元に作業当日から2日後のみを抽出した作業テーブルである。
【図11】現場端末2がリーダライタ装置3から取得したタグ情報を元に作業テーブルDを更新した後のテーブルである。
【図12】工程Aの現場端末2の環境設定情報である。
【図13】工程Bの現場端末2の環境設定情報である。
【図14】タグに記憶しているタグ情報である。
【図15】動態管理画面。
【図16】動態管理画面で作業指示画面が選択された状態。
【図17】動態管理画面で残り作業指示画面が選択された状態。
【図18】動態管理画面でタグ情報を取得した状態。
【図19】ネットワーク障害を検出し、バッファリングモードを表示した状態。
【図20】タグ情報の作業完了工程コードと現場端末2の環境設定の前工程作業コードの不一致を検出した場合の画面表示状態。
【図21】タグに記憶しているタグ情報である。
【図22】工程Bの現場端末2の環境設定情報である。
【符号の説明】
【0034】
1…データベース、2…現場端末、3…リーダライタ装置、4…タグ、5…製品、6…イーサネット伝送路(現場端末2とリーダライタ装置3を繋ぐ伝送路)、7…イーサネットワーク、8…データベース1に管理されている作業管理テーブル、9…作番(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18,作業テーブルA19〜作業管理テーブルF26の管理項目の一つ)、10…項番(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18の管理項目の一つ)、11…製品型式(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18,作業テーブルA19〜作業管理テーブルF26の管理項目の一つ)、12…ロット員数(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18の管理項目の一つ)、13…工程コード(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18の管理項目の一つ)、14…ロット番号(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18の管理項目の一つ)、15…作業予定日(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18の管理項目の一つ)、16…作業実施日時(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18の管理項目の一つ)、17…作業者コード(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18の管理項目の一つ)、18…現場端末2に管理する作業管理テーブル、19…現場端末2に管理する作業テーブルA(作業当日3日前のデータ)、20…残ロット数、21…総ロット数、22…現場端末2に管理する作業テーブルB(作業当日2日前のデータ)、23…現場端末2に管理する作業テーブルC(作業当日1日前のデータ)、24…現場端末2に管理する作業テーブルD(作業当日のデータ)、25…現場端末2に管理する作業テーブルE(作業当日から1日後のデータ)、26…現場端末2に管理する作業テーブルF(作業当日から2日後のデータ)、27…タグID(タグ4に記憶するユニークなID)、28…作番(タグ4に記憶するタグ情報の一つ)、29…項番(タグ4に記憶するタグ情報の一つ)、30…ロット番号(タグ4に記憶するタグ情報の一つ)、31…工程Aの作業現場の現場端末2に管理する環境設定テーブル、32…工程コード
(環境設定テーブル31,環境設定テーブル35の環境設定の一つ)、33…作業区分
(環境設定テーブル31,環境設定テーブル35の環境設定の一つ)、34…作業者コード(環境設定テーブル31,環境設定テーブル35の環境設定の一つ)、35…工程Bの作業現場の現場端末2に管理する環境設定テーブル、36…現場端末2に表示する動態管理画面、37…状態欄(システムの状態を表示)、38…リーダライタ装置接続状態表示、39…リーダライタ装置動作状態表示、40…バッファリングモード表示、41…動作環境欄、42…タグ情報表示欄、43…タグ情報読み込み成功表示、44…タグ枚数表示、45…タグ情報詳細表示欄、46,47,48…管理項目表示欄、49,50,51…作業進捗状況表示、52…開始釦、53…環境変更釦、54…作業指示釦、55…残り作業指示釦、56…閉じる釦、57…作業完了工程コード(タグ4に記憶するタグ情報の一つ)、58…前工程作業コード(タグ4に記憶するタグ情報の一つ)。
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業進捗表示方法にかかり、特に、タグを適用したシステムにおいて、作業管理者が作業状態を管理するのに好適な作業進捗表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、RFIDを利用してシステムの状況を管理することが成されている。このような技術は、例えば、特開2001−229235号公報に記載している。
【0003】
ところで、製造管理システムにおいては、バーコード情報を読み取り進捗管理することが多く、バーコードは一度に1枚の情報しか情報を読み込めないため、情報読み込みの成功か失敗かのみ判断する手段だけあればよかった。
【0004】
【特許文献1】特開2001−229235号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
製造管理システムにおいて、RFIDタグを適用するにあたり、複数のタグを同時に読み込ませ作業効率を向上することができるが、作業者は複数のタグ情報の読み込みが成功したか失敗したかを判断するのが困難である。
【0006】
このように、リーダライタ装置はタグから一度に複数のタグ情報を取得できるが、かならずしも一度に全てのタグから情報を取得できるとは限らない。また、作業者はどのタグが読み込み成功したか失敗したか判断するのが困難である。本発明の目的は、タグの読み込みについての情報を確認することが可能な作業進捗表示方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明では、リーダライタ装置を介して取得したタグに記憶された製作過程物の情報を取得し、該タグ情報を画面に表示し、該タグ情報に基づいてデータベースの作業進捗状態の情報を更新し、該作業進捗状態の情報を画面に表示するように構成した。また、作業者はあらかじめタグ枚数がわかっていれば、タグ読込成功かを判断できるように現場端末にタグ読込成功枚数および○(マル)等の記号を表示し、作業ミスをなくすとともに作業進捗を管理できるようにした。また、タグから読み込んだ情報を動態管理画面に表示し、作業者はタグ枚数と画面に表示されたタグ枚数をチェックする。また、読み込んだタグ情報をデータベースに管理することにより作業進捗管理ができるようにした。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、作業者は複数枚のタグを同時に読み込ませることができ作業効率を上げることができる。特に、タグ読み込み枚数を画面に表示するため、作業者は作業を行うタグ枚数がわかっていればタグの読み飛ばしを防止することができる。また、作業管理者は作業進捗状況を確認し作業分析を行うことにより、容易に工程管理ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
【0010】
図1に示すシステム構成図は一製造管理システムの構成を示す。該製造管理システムはデータベース1,現場端末2,リーダライタ装置3,イーサネット伝送路6,イーサネットワーク7からなっている。また、現場端末2,リーダライタ装置3,イーサネット伝送路6は各工程の作業現場に配置されている。さらにタグ4は作業を行う製品5と共に各工程の作業現場へ順次流れることになる。各工程にはユニークな工程コードが決められており、図示の例では、工程コード52994及び次工程コード52995を示している。それ以降の工程については省略する。
【0011】
図2及び図3に示す作業管理テーブル8は、図1に示すデータベース1に管理されるデータである。作業管理テーブル8の1つの管理項目は作番9,項番10,製品型式11,ロット員数12,工程コード13,ロット番号14,作業予定日15,作業実施日時16,作業者コード17で構成される。作番9および項番10は製品5を製作するために必要な管理番号である。工程コード13は各工程の作業現場のユニークな工程コードに対応する。
【0012】
図4に示す作業管理テーブル18は、図1に示す工程Aの作業現場の現場端末2の立ち上げ時またはリーダライタ装置3からタグ情報を取得時にイーサネットワーク7を経由してデータベース1へアクセスし、前記現場端末2にあらかじめ設定した図13に示す環境設定テーブル31の工程コード32をキーにして作業当日2005/01/27を基点に作業当日前3日分と作業当日から3日分の情報を抽出した管理項目を示し、作番9〜作業者コード17については、図2及び図3に示す管理項目と同一である。また、図1に示す工程Bの作業現場の現場端末2も前記手順と同様に、前記現場端末2にあらかじめ設定した図14に示す環境設定テーブル35の工程コード32をキーにしてデータベース1から管理項目を抽出し管理している。
【0013】
図5に示す作業テーブルA19は図4に示す作業管理テーブル18から作業当日2005/01/27を基点に3日前の2005/01/24の管理項目を抽出したデータであり、作番9と製品型式11は図3に示す作番9と製品型式11と同一である。総ロット数21は、前記2005/01/24の管理項目を抽出したデータから作番9と製品型式11をキーにして抽出したロット員数12の合計値がセットされる。残ロット数20は、前記
2005/01/24の管理項目を抽出したデータから作番9と製品型式11をキーにして抽出した作業実施日時16が0(未登録)の管理項目の合計値がセットされる。
【0014】
図6〜図10に示す作業テーブルB22〜作業テーブルF26は図5に示す作業テーブルA19と同様に作業管理テーブル18から作業当日の2005/01/27を基点に各2日前,1日前,作業当日,作業当日から1日後,作業当日から2日後を抽出したデータである。
【0015】
図12はタグ4が記憶しているタグ情報を示す。タグ情報はタグID27,作番28,項番29,ロット番号30の情報から構成される。
【0016】
図13は、図1に示す工程Aの現場端末2の環境設定テーブル31を示す。環境設定テーブル31は工程コード32,作業区分33,作業者コード34の情報で構成される。工程コード32は各作業現場の作業を示すユニークな数字であり、工程Aは52994である。作業区分33は、現場作業者がリーダライタ装置3へタグ4が記憶している図11に示すタグ情報を読み取らせるタイミングを示し、作業終了とは、製品5への作業が終了した時にタグ情報を読み取らせることを示す。作業者コード34は、製品5へ作業を行う作業者のユニークなコードを示す。
【0017】
図14は、図1に示す工程Bの現場端末2の環境設定テーブル35を示す。環境設定テーブル35は図13に示す環境設定テーブル31と同様に工程コード32〜作業者コード34の情報で構成される。工程コード32には、工程Bを示す52995が設定される。
【0018】
図15は、図1の現場端末2の動態管理画面36の一例を示す。動態管理画面36はシステムの状態表示を行う状態欄37,リーダライタ装置接続状態表示38,リーダライタ装置動作状態表示39,バッファリングモード表示40,動作環境欄41,タグ情報表示欄42,タグ情報読み込み成功表示43,タグ枚数表示44,タグ情報詳細表示欄45,管理項目表示欄46〜48,作業進捗状況表示49〜51,開始釦52,環境変更釦53,作業指示釦54,残り作業指示釦55,閉じる釦56の構成で表示する。
【0019】
前記リーダライタ装置接続状態表示38は、図1に示すリーダライタ装置3およびイーサネット伝送路6が故障あるいは現場端末と接続されていない場合には、赤色で表示し、正常時には緑色表示となる。リーダライタ装置動作状態表示39は前記リーダライタの状態欄(装置接続状態表示)37が緑色表示で且つ、開始釦52を選択することにより図
16に示す動態管理画面の一例に示す通りにリーダライタ装置動作状態表示39は停止中表示から動作中表示に表示が変わる。また、開始釦52を選択したことにより、現場端末2はリーダライタ装置3へ定周期にタグ情報収集要求が行われる。バッファリングモード表示40は、図1に示す現場端末2がデータベース1をアクセスしイーサネットワーク障害を検出した際に、図19に示す動態管理画面の一例に示す通りにバッファリングモード表示40へバッファリングモードの表示を行い、正常時には何も表示しない。動作環境欄41は図13および図14に示す環境設定テーブル31および環境設定テーブル35の設定情報を表示する。動作環境の設定は環境変更釦53を選択し、環境設定テーブル31または環境設定テーブル35を変更する。タグ情報表示欄42はリーダライタ装置3から図12に示すタグ情報を取得した時にタグ情報読み込み成功表示43に○(マル)表示,タグ枚数表示44にタグ数を表示,タグ情報詳細表示欄45に取得した全てのタグ情報を表示する。
【0020】
管理項目表示欄46〜48および作業進捗状況表示49〜51には、作業指示釦54が選択されていた場合には、図16に示す動態管理画面36の一例に示す通りに、図8に示す作業テーブルD24の情報を元に作番9,製品型式11,残ロット数20を管理項目表示欄46に表示する。この時、残ロット数20と総ロット数21が同じ値なら白色表示し、残ロット数20が0以外且つ残ロット数20と総ロット数21が違う値なら黄色表示し、残ロット数が0なら赤色表示する。また、作業進捗状況表示49は、未着数,着手数,完了数の比率を計算し、未着数を白色,着手数を黄色、完了数を赤色でグラフ表示を行う。
【0021】
(式)未着数=残ロット数20と総ロット数21が同じ管理項目数
(式)着手数=残ロット数20が0以外且つ残ロット数20と総ロット数21が違う 管理項目数
(式)完了数=残ロット数が0の管理項目数
前記同様に図9に示す作業テーブルE25の情報を元に管理項目表示欄47と作業進捗状況表示50を表示し、図10に示す作業テーブルF26の情報を元に管理項目表示欄
48と作業進捗状況表示51を表示する。また、残り作業指示釦55が選択されていた場合には、図17に示す動態管理画面36の一例に示す通りに、図5に示す作業テーブル
A19の情報を元に管理項目表示欄46と作業進捗状況表示49を表示し、図6に示す作業テーブルB22の情報を元に管理項目表示欄47と作業進捗状況表示50を表示し、図7に示す作業テーブルC23の情報を元に管理項目表示欄48と作業進捗状況表示51を表示する。閉じる釦を選択した場合、動態管理画面36を閉じてシステムを停止する。
【0022】
以下、本発明の実施形態を図1に示す製造管理システムの一例を用い詳細に説明する。
本システムで指すリーダライタ装置3とタグ4は、図12に示すタグ情報のユニークに付加されたタグID27を使用して通信を行う。
【0023】
まず、図1に示す工程Aの作業現場の現場端末2はイーサネット伝送路6を経由してリーダライタ装置3へ定期的にタグ情報収集要求を行っており、リーダライタ装置3は現場端末2の要求によりタグ情報収集を試みるが、タグ情報が読み取れなかった場合には、リーダライタ装置3は現場端末2へタグ情報なしを報告する。現場端末2はタグ情報なしの報告を受けた場合には、処理を行わない。次に作業者は図16に示す一動態管理画面36の動作環境欄41に表示されている作業区分に従い、製品5の作業終了後にタグ4を3枚同時にリーダライタ装置3に読み取らせ、リーダライタ装置3は読み取った全てのタグ情報を現場端末2へ報告し、現場端末2は図18に示す動態管理画面36の通りにリーダライタ装置3から受け取ったタグ情報を動態管理画面36のタグ情報読み込み成功表示43に○(マル)表示し、タグ枚数表示44にタグ数を表示し、タグ情報詳細表示欄45にタグ情報を表示する。さらに、前記取得した図12のタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30をキーにして図4に示す作業管理テーブル18を検索し、一致した管理項目の作業実施日時16が0(未作業)の場合、作業実施日時16に現場端末で管理している現在の日時を登録し、作業者コード17に環境設定テーブル31の作業者コード34を記録する。さらに、前記取得した図12のタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30をキーにして図4に示す作業管理テーブル18を検索し、一致した管理項目の製品型式11と前記取得した図12のタグ情報の作番28をキーにして作業テーブルD24を検索し、一致している管理項目の残ロット数を1減算する。さらに、図11に示す作業テーブル
D24の一例に示す通りに管理項目順番を上から残ロット数20と総ロット数21が同じ管理項目,残ロット数20が0以外且つ残ロット数20と総ロット数21が異なる管理項目,残ロット数20が0の管理項目の順番になるように管理項目を入れ替える。この後、動態管理画面36の再表示が行われ、管理項目表示欄46と作業進捗状況表示49が図
18に示す通りに表示される。
【0024】
次に、作業者がリーダライタ装置3にタグ4を読み込ませた枚数と動態管理画面36のタグ枚数表示44が異なった場合について説明する。
【0025】
作業者は動態管理画面36の動作環境欄41に表示されている作業区分に従い、製品5の作業終了後にタグ4を3枚同時にリーダライタ装置3に読み取らせ、リーダライタ装置3がタグ情報を2枚しか読み取れなかったとする。リーダライタ装置3は読み取った2枚分のタグ情報を現場端末2へ報告し、現場端末2は図18に示す動態管理画面36の通りにリーダライタ装置3から受け取ったタグ情報を動態管理画面36のタグ情報読み込み成功表示43に○(マル)表示し、タグ枚数表示44にタグ数を2と表示し、タグ情報詳細表示欄45に2枚分のタグ情報を表示する。さらに、前記取得した図12のタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30をキーにして図4に示す作業管理テーブル18を検索し、一致した管理項目の作業実施日時16が0(未作業)の場合、作業実施日時16に現場端末で管理している現在の日時を登録し、作業者コード17に環境設定テーブル31の作業者コード34を記録する。さらに、前記取得した図12のタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30をキーにして図4に示す作業管理テーブル18を検索し、一致した管理項目の製品型式11と前記取得した図12のタグ情報の作番28をキーにして作業テーブルD24を検索し、一致している管理項目の残ロット数を1減算する。さらに、図
11に示す作業テーブルD24の一例に示す通りに管理項目順番を上から残ロット数20と総ロット数21が同じ管理項目、残ロット数20が0以外且つ残ロット数20と総ロット数21が異なる管理項目、残ロット数20が0の管理項目の順番になるように管理項目を入れ替える。この後、動態管理画面36の再表示が行われ、管理項目表示欄46と作業進捗状況表示49が表示される。
【0026】
作業者はリーダライタ装置3にタグ4を読み込ませた枚数と動態管理画面36のタグ枚数表示44が異なっているため、再度タグ4を3枚ともリーダライタ装置3に読み取らせる。ここでリーダライタ装置3がタグ情報を3枚すべて読み取れたとする。リーダライタ装置は読み取った3枚のタグ情報を現場端末2へ報告し、現場端末2は図18に示す動態管理画面36の通りにリーダライタ装置3から受け取ったタグ情報を動態管理画面36のタグ情報読み込み成功表示43に○(マル)表示し、タグ枚数表示44にタグ数を3と表示し、タグ情報詳細表示欄45に3枚のタグ情報を表示する。さらに、前記取得した図
12のタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30をキーにして図4に示す作業管理テーブル18を検索し、一致した管理項目の作業実施日時16が0(未作業)以外の場合、作業管理テーブル18および作業テーブルD24を更新することはない。
【0027】
また、前記取得した図12のタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30をキーにして図4に示す作業管理テーブル18を検索し、一致した管理項目の作業実施日時16が0(未作業)の場合、作業管理テーブル18および作業テーブルD24を更新する。このように既に取得したタグ情報は処理されないため、作業者はタグ4を何度でもリーダライタ装置3に読み取らせることができ、読み取らせたタグ枚数と動態管理画面36のタグ枚数表示44に表示されたタグ枚数が同じになるまでタグの読み込み作業を繰り返すだけでよい。
【0028】
次に現場端末2がデータベース1をアクセスしイーサネットワーク障害を検出した場合について説明する。
【0029】
まず、現場端末2がデータベース1にアクセスを行いイーサネットワーク障害を検出したとする。現場端末2はデータベース1から作業管理テーブル18を取得できず、動態管理画面36のバッファリングモード表示40へバッファリングモードの表示を行い、データベース1へのアクセスを停止する。次に作業者は動態管理画面36の動作環境欄41に表示されている作業区分に従い、製品5の作業終了後にタグ4を3枚同時にリーダライタ装置3に読み取らせ、リーダライタ装置3は読み取った全てのタグ情報を現場端末2へ報告し、現場端末2は図18に示す動態管理画面36の通りにリーダライタ装置3から受け取ったタグ情報を動態管理画面36のタグ情報読み込み成功表示43に○(マル)表示し、タグ枚数表示44にタグ数を表示し、タグ情報詳細表示欄45にタグ情報を表示する。
さらに、前記取得した図12のタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30をキーにして図4に示す作業管理テーブル18を検索するが、作業管理テーブル18はデータベース1から管理項目を取得できていないため一致する項目がない。しかし、現場端末はバッファリングモードであることを認識しているため、作業管理テーブル18の作番9,項番10,ロット番号14に図12に示すタグ情報の作番28,項番29,ロット番号30を記録し、さらに作業実施日時16に現場端末で管理している現在の日時を登録し、作業者コード17に環境設定テーブル31の作業者コード34を記録する。バッファリングモード且つ前記作業管理テーブル18を検索し一致する管理項目がなかった場合には作業テーブルD24は更新しない。以上説明したように作業テーブルD24が更新されないため、動態管理画面36の管理項目表示欄46,作業進捗状況表示49は表示されない。しかし、作業者は動態管理画面のタグ情報表示欄42を見て作業すればよいため、イーサネットワーク障害が発生しても現場作業を止めることなく作業を継続できる。なお、現場端末2は次回の立ち上げでイーサネットワーク障害が復旧し、且つ前回バッファリングモードで動作していた場合には、データベース1へアクセスし現場端末2の作業管理テーブル18の記憶していた管理項目の作番9,項番10,ロット番号14と環境設定テーブル31の工程コード32をキーにしてデータベース1の作業管理テーブル8の管理項目を検索し、一致した管理項目の作業実施日時16および作業者コード17を更新する。
【0030】
次に前工程作業ぬけ防止について説明する。
【0031】
まず、工程Bの作業現場の現場端末2は図22に示す環境設定テーブル35の前工程作業コード58へ52994を設定し、作業区分33は作業開始に設定しておく。工程Aの作業現場の現場端末2はリーダライタ装置3からタグ情報取得後、現場端末2は図21に示すタグ4のタグ情報の作業完了工程コード57へ環境設定テーブル31の工程コード32の52994を書き込むように、リーダライタ装置3へ要求し、リーダライタ装置3はタグ4へ図21のタグ情報を書き込む。次の工程Bでは、次に作業者は動態管理画面36の動作環境欄41に表示されている作業区分に従い、製品5の作業開始前にタグ4をリーダライタ装置3に読み取らせ、リーダライタ装置3がタグ情報を読み取り現場端末2へタグ情報を報告する、現場端末2は環境設定テーブル35に登録されている前工程作業コード58とタグ情報の作業完了工程コード57が一致するかチェックし、一致していない場合には図20に示す動態管理画面36のように作業不一致を画面に表示することにより、作業者は容易に前工程作業ぬけがあるか判断できる。この時、前工程作業ぬけがあったタグ情報については現場端末2のテーブルは更新しない。以上のようにリーダライタ装置3がタグ4へタグ情報を書き込む手段と現場端末2が前工程作業コード58を記憶し、前工程作業ぬけがあったことを現場端末2の画面に表示することにより実現できる。
【0032】
また、前工程作業ぬけ防止の1つの方法として、現場端末2がデータベース1へアクセスし前工程作業コード58をキーとして作業完了しているかチェックする方法があるが、イーサネットワーク障害が発生している場合には、データベース1へアクセスできないため適応できない。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明に係わる製造管理システムの構成図である。
【図2】図1に図示された製造管理システムのデータベース1の作業管理テーブルである。
【図3】図に示された製造管理システムのデータベース1の作業管理テーブル(続き)である。
【図4】図1に図示された製造管理システムの現場端末2がデータベース1から取得した作業管理テーブルである。
【図5】現場端末2がデータベース1から取得した作業管理テーブルを元に作業当日3日前のみを抽出した作業テーブルである。
【図6】現場端末2がデータベース1から取得した作業管理テーブルを元に作業当日2日前のみを抽出した作業テーブルである。
【図7】現場端末2がデータベース1から取得した作業管理テーブルを元に作業当日1日前のみを抽出した作業テーブルである。
【図8】現場端末2がデータベース1から取得した作業管理テーブルを元に作業当日のみを抽出した作業テーブルである。
【図9】現場端末2がデータベース1から取得した作業管理テーブルを元に作業当日から1日後のみを抽出した作業テーブルである。
【図10】現場端末2がデータベース1から取得した作業管理テーブルを元に作業当日から2日後のみを抽出した作業テーブルである。
【図11】現場端末2がリーダライタ装置3から取得したタグ情報を元に作業テーブルDを更新した後のテーブルである。
【図12】工程Aの現場端末2の環境設定情報である。
【図13】工程Bの現場端末2の環境設定情報である。
【図14】タグに記憶しているタグ情報である。
【図15】動態管理画面。
【図16】動態管理画面で作業指示画面が選択された状態。
【図17】動態管理画面で残り作業指示画面が選択された状態。
【図18】動態管理画面でタグ情報を取得した状態。
【図19】ネットワーク障害を検出し、バッファリングモードを表示した状態。
【図20】タグ情報の作業完了工程コードと現場端末2の環境設定の前工程作業コードの不一致を検出した場合の画面表示状態。
【図21】タグに記憶しているタグ情報である。
【図22】工程Bの現場端末2の環境設定情報である。
【符号の説明】
【0034】
1…データベース、2…現場端末、3…リーダライタ装置、4…タグ、5…製品、6…イーサネット伝送路(現場端末2とリーダライタ装置3を繋ぐ伝送路)、7…イーサネットワーク、8…データベース1に管理されている作業管理テーブル、9…作番(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18,作業テーブルA19〜作業管理テーブルF26の管理項目の一つ)、10…項番(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18の管理項目の一つ)、11…製品型式(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18,作業テーブルA19〜作業管理テーブルF26の管理項目の一つ)、12…ロット員数(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18の管理項目の一つ)、13…工程コード(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18の管理項目の一つ)、14…ロット番号(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18の管理項目の一つ)、15…作業予定日(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18の管理項目の一つ)、16…作業実施日時(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18の管理項目の一つ)、17…作業者コード(作業管理テーブル8,作業管理テーブル18の管理項目の一つ)、18…現場端末2に管理する作業管理テーブル、19…現場端末2に管理する作業テーブルA(作業当日3日前のデータ)、20…残ロット数、21…総ロット数、22…現場端末2に管理する作業テーブルB(作業当日2日前のデータ)、23…現場端末2に管理する作業テーブルC(作業当日1日前のデータ)、24…現場端末2に管理する作業テーブルD(作業当日のデータ)、25…現場端末2に管理する作業テーブルE(作業当日から1日後のデータ)、26…現場端末2に管理する作業テーブルF(作業当日から2日後のデータ)、27…タグID(タグ4に記憶するユニークなID)、28…作番(タグ4に記憶するタグ情報の一つ)、29…項番(タグ4に記憶するタグ情報の一つ)、30…ロット番号(タグ4に記憶するタグ情報の一つ)、31…工程Aの作業現場の現場端末2に管理する環境設定テーブル、32…工程コード
(環境設定テーブル31,環境設定テーブル35の環境設定の一つ)、33…作業区分
(環境設定テーブル31,環境設定テーブル35の環境設定の一つ)、34…作業者コード(環境設定テーブル31,環境設定テーブル35の環境設定の一つ)、35…工程Bの作業現場の現場端末2に管理する環境設定テーブル、36…現場端末2に表示する動態管理画面、37…状態欄(システムの状態を表示)、38…リーダライタ装置接続状態表示、39…リーダライタ装置動作状態表示、40…バッファリングモード表示、41…動作環境欄、42…タグ情報表示欄、43…タグ情報読み込み成功表示、44…タグ枚数表示、45…タグ情報詳細表示欄、46,47,48…管理項目表示欄、49,50,51…作業進捗状況表示、52…開始釦、53…環境変更釦、54…作業指示釦、55…残り作業指示釦、56…閉じる釦、57…作業完了工程コード(タグ4に記憶するタグ情報の一つ)、58…前工程作業コード(タグ4に記憶するタグ情報の一つ)。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
リーダライタ装置を介して取得したタグに記憶された製作過程物あるいは製作完了物の情報を取得し、該タグ情報に基づいてデータベースの作業進捗状態の情報を更新し、該作業進捗状態の情報を画面に表示し、リーダライタ装置は複数のタグを同時的に読み取り可能であって、前記タグ情報を元にタグ読み取り成功枚数および読み取りがなされた旨が視覚的に認識される記号を画面に表示し、再度複数のタグをリーダライタ装置に読み取らせ、新たに取得したタグ情報をデータベースに記憶するとともに該タグの情報を画面に表示することを特徴とする作業進捗表示方法。
【請求項2】
リーダライタ装置を介して取得したタグに記憶された製作過程物あるいは製作完了物の情報を取得し、該タグ情報を画面に表示し、該タグ情報に基づいてデータベースの作業進捗状態の情報を更新し、該作業進捗状態の情報を画面に表示し、データベースにネットワークを介してアクセスするものであって、アクセスしている時にネットワーク障害を検出した場合、画面にネットワーク障害が発生していることを表示すると共にデータベースへのアクセスを停止し、リーダライタ装置から転送されてきたタグ情報を記憶するバッファリングモードで動作し、再立ち上げ時にデータベースへアクセスを行い、ネットワーク障害が発生していなければ、記憶していた情報をデータベースに更新する作業進捗表示方法。
【請求項3】
請求項2において、リーダライタ装置がタグへタグ情報を書き込むものであって、タグに作業完了工程コードを記憶することにより、次の作業工程時にタグ情報を読み取り、作業完了工程コードを前工程作業ぬけがないかをチェックできるように画面に表示する作業進捗表示方法。
【請求項4】
リーダライタ装置を介して取得したタグに記憶された製作過程物あるいは製作完了物の情報を取得し、該タグ情報を画面に表示し、該タグ情報に基づいてデータベースの作業進捗状態の情報を更新し、該作業進捗状態の情報を画面に表示する作業進捗表示方法。
【請求項5】
請求項4において、リーダライタ装置は複数のタグを同時的に読み取り可能であって、前記リーダライタ装置を介してタグ情報を取得し、前記タグ情報を元にタグ読み取り成功枚数および読み取りがなされた旨が視覚的に認識される記号を画面に表示する作業進捗表示方法。
【請求項1】
リーダライタ装置を介して取得したタグに記憶された製作過程物あるいは製作完了物の情報を取得し、該タグ情報に基づいてデータベースの作業進捗状態の情報を更新し、該作業進捗状態の情報を画面に表示し、リーダライタ装置は複数のタグを同時的に読み取り可能であって、前記タグ情報を元にタグ読み取り成功枚数および読み取りがなされた旨が視覚的に認識される記号を画面に表示し、再度複数のタグをリーダライタ装置に読み取らせ、新たに取得したタグ情報をデータベースに記憶するとともに該タグの情報を画面に表示することを特徴とする作業進捗表示方法。
【請求項2】
リーダライタ装置を介して取得したタグに記憶された製作過程物あるいは製作完了物の情報を取得し、該タグ情報を画面に表示し、該タグ情報に基づいてデータベースの作業進捗状態の情報を更新し、該作業進捗状態の情報を画面に表示し、データベースにネットワークを介してアクセスするものであって、アクセスしている時にネットワーク障害を検出した場合、画面にネットワーク障害が発生していることを表示すると共にデータベースへのアクセスを停止し、リーダライタ装置から転送されてきたタグ情報を記憶するバッファリングモードで動作し、再立ち上げ時にデータベースへアクセスを行い、ネットワーク障害が発生していなければ、記憶していた情報をデータベースに更新する作業進捗表示方法。
【請求項3】
請求項2において、リーダライタ装置がタグへタグ情報を書き込むものであって、タグに作業完了工程コードを記憶することにより、次の作業工程時にタグ情報を読み取り、作業完了工程コードを前工程作業ぬけがないかをチェックできるように画面に表示する作業進捗表示方法。
【請求項4】
リーダライタ装置を介して取得したタグに記憶された製作過程物あるいは製作完了物の情報を取得し、該タグ情報を画面に表示し、該タグ情報に基づいてデータベースの作業進捗状態の情報を更新し、該作業進捗状態の情報を画面に表示する作業進捗表示方法。
【請求項5】
請求項4において、リーダライタ装置は複数のタグを同時的に読み取り可能であって、前記リーダライタ装置を介してタグ情報を取得し、前記タグ情報を元にタグ読み取り成功枚数および読み取りがなされた旨が視覚的に認識される記号を画面に表示する作業進捗表示方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【公開番号】特開2008−4102(P2008−4102A)
【公開日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−176879(P2007−176879)
【出願日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【分割の表示】特願2005−39946(P2005−39946)の分割
【原出願日】平成17年2月17日(2005.2.17)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.イーサネット
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【出願人】(000153443)株式会社日立情報制御ソリューションズ (359)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【分割の表示】特願2005−39946(P2005−39946)の分割
【原出願日】平成17年2月17日(2005.2.17)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.イーサネット
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【出願人】(000153443)株式会社日立情報制御ソリューションズ (359)
【Fターム(参考)】
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