説明

便利ハンカチ

【課題】ハンカチを折って性能マスク等にできるハンカチを提供する。
【解決手段】ハンカチを対角に折り更に直角部を折って口に当て後ろを結びマスクにしたり、長折にしてネクタイや包帯にもできる便利なハンカチ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は布(ハンカチ)が多目的に変化でき健康を守る発明に関する。
【背景技術】
【0002】
人類は発生した時から疾病と格闘し、葉や皮を体に当て防御していたと推定される。
そして4万年前に繊維が発明され体や口に巻いて身を守っていたと推定される。古代どの国にもマスクの原型は見られ、医学用としての紐マスクは中世ドイツ、エチケットとしてのハンカチは中世イギリスが原点と推定される。しかし現代のマスクは咳が横漏れしやすく、使い捨てなため廃棄に困り、新たに購入したり、紐で耳が痛んだり、不要時は忘れたり、新型インフル時は殺到し売切れと諸問題も見逃せない。
【発明の課題】

【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は従来の問題を解決するため、少し大きめのハンカチにし対角折で販売するため心理的に意識し、ポケットから取り出してマスクにしやすいようにし、後で両端を結ぶので、肌にフィットし横漏れも防止できる。特に細菌は口から入りやすいためガスマスクのような防御をイメージしやすいが、布を重ねることにより外からの菌を防ぎ、呼吸や発声がしやすいよう内側を三角型にした。不意な出血時も患部に三角部を当て包帯として活用できる。不要時は折畳んでポケット等にしまい、洗濯も水洗い後に絞り広げて干せば乾きが早く、使い捨てにならず何度でも使える。
【発明の実施形態】
【0004】
以下、本発明を図で説明する。
【0005】
図1に於て通常ハンカチの縦横約1.2倍の長さで普段はポケット等に畳んである。
【0006】
図2に於てこのハンカチを対角に半分に折り直角三角形を作る。
【0007】
図3に於て更にその直角部を対角と平行に先が一致するよう折るとマスクになり口に当て両端を耳の上か耳に被さってもよく背後で結ぶ。固結びにしなくても二重布なので簡単には外れず、解けば簡単に外れる。
【0008】
図4に於てマスク不要時は両端を内折にし更に半分に折ってポケット等にしまうと再度マスクや包帯として使用する時に使いやすい。また対角と平行に半分に折り片端をYシャツ第一ボタンに入れると襟を通さない簡易ネクタイにもなり便利。
【発明の効果】
【0009】
以上、本発明の便利ハンカチは普段はハンカチとしてポケット等に入れ、新型インフルエンザや細菌の予防としてのマスク、火災時は煙から呼吸を守るマスク、ネクタイやスカーフを忘れた時は折って使用できる。不意な出血時も折って包帯代わりとなったり、頭部を守る時にも三角先を頭部後に載せ両端を先の上で結べば頭巾にもなる。手袋にしたい時は三角の中に手を入れ両端を結び、足が寒い時も中に足を入れ結んだりと貢献は多い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本品を広げた外観図
【図2】 本品を対角(斜め)に半分に折り直角三角形にした図
【図3】 図2で折った本品を更に折った図
【図4】 図3で使用後に内折でハンカチに、長折でネクタイに変わる図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハンカチを対角に半分折にし更に直角部を折って防菌性を増し口に当て両端を後に結んで横漏れの無いマスクや出血時は包帯にもなり、長折にしてネクタイや頭部に載せて頭巾にもなり、折って簡単にポケットに入り洗濯もできる便利ハンカチ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−122285(P2011−122285A)
【公開日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−299362(P2009−299362)
【出願日】平成21年12月13日(2009.12.13)
【出願人】(504220339)
【Fターム(参考)】