説明

係止片

【課題】接続管同士の接続部に装着されるクリップに対する抜止用の係止片において、クリップの耐久性の向上を図ることができる構造を得る。
【解決手段】それぞれフランジ部が形成された接続管100,200同士を接合して接続部300を形成し、両端に開口片403,404が形成された抜止用のクリップ400を前記接続部300に装着し、前記クリップ400に設けた窓部405,406に前記接続部における前記フランジ部同士の一部が挿入された管接続構造に対して、金属片で一体に形成される係止片1であって、前記クリップ400の一方の開口片に固定される第1の固定部4と、他方の開口片の外側面に当接する面を有して成る第2の固定部5と、前記第1の固定部4と第2の固定部5との間を連結し、前記接続部の一部が嵌合する長孔部2が形成された弧状部3を有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、給湯器の内部等において使用される接続管同士の接続部に装着されて抜け止めに用いられるクリップに対して、接続部からの脱落を防止するために前記クリップに装着される係止片に関するものである。
【背景技術】
【0002】
接続管同士を接続して連結する場合、図14及び図15に示されるように各接続管100,200の端部にフランジ部101,201をそれぞれ設けて接続部300を形成し、この接続部300にクリップ400を嵌合することでワンタッチに接続することが行われている。
このクリップ400は、図16に示されるように、一枚の帯状の金属部材を折曲形成することで、中央に形成された管挿通部401と、接続部300へ装着するための開口部402を形成するための開口片403、404と、クリップ両側面に形成されて各接続管100,200のフランジ部101,201が嵌合される窓部405,406とを有して構成され、全体として弾性を有している。
【0003】
すなわち、クリップ400を使用して接続管同士を接続する場合、接続管同士のフランジ部101,201を当接させるとともに、一方の接続管100の先端部102を相手の接続管200へ内嵌して接合する。なお、両接続管間のシールは、接続管100の先端部102に外嵌装着したOリング103によって行われる。
次に、クリップ400を準備し、その開口部402側から接続管100,200の接続部300を跨ぐように、前記フランジ101及びフランジ部201の一部が窓部405,406に嵌合ように装着することで、接続管同士の抜け止めが行われる。
【0004】
ところが、上記クリップ400を使用した接続構造によれば、クリップ400に対して図の下側方向(開口部402の方向)から外部力が加わると、クリップ400が容易に脱落する場合があった。このような脱落があると、接続管同士の連結が外れるので、接続管内の流体が漏出するという事態に陥る。
【0005】
そこで、接続管同士の接続部300へのクリップ400の固定を確実にするため、クリップ400の開口部側に装着される管接続用クリップの抜止カバー500が提案されている(特許文献1)。
【特許文献1】特開平8−28770
【0006】
この抜止カバー500は、図15において点線で表示されるように、クリップ400の開口部402側に位置する開口片403,404同士を跨ぐ位置に形成されたカバー本体部501と、該カバー本体部501の両端に形成されて開口片同士が外へ開かないように開口片の外側面に接合する拡開防止壁502、502と、カバー本体部501の中央位置に設けられ接合部300のフランジの外周面に接合する当接部503を具備して構成されている。
【0007】
上記構造の抜止カバー500をクリップ400に使用した場合、開口片403,404に跨って開口片同士が開かないように装着されるため、クリップ400の開口片同士が開拡することがなくクリップ400の接続部300からの脱落を防止することができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記構造の抜止カバー500によれば、その効果はクリップ400の接続部300からの脱落を防止するに止まるものであり、クリップ400の耐久性(強度補強)等の効果を発揮させるものではなかった。
【0009】
すなわち、管内部に流れる流体の挙動(静や動)により発生した内部圧力によって接合されたフランジ部101.201を分離させようとする力が繰り返し働くため、クリップ400には十分な耐久性(強度)が要求される。
しかしながら、クリップ400は開口片間の接続部300(フランジ101、201)を固定(被覆)することができないために強度が不十分となり、クリップ400の開口片付近の窓部405,406に高負荷がかかりクリップ400が破壊される可能性を生じさせ、耐久性を悪くする原因となっていた。
【0010】
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、接続管同士の接続部に装着されるクリップに対する抜止用の係止片であって、クリップの耐久性の向上を図ることができる構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するため請求項1の発明は、それぞれフランジ部が形成された接続管100,200同士を接合して接続部300を形成し、両端に開口片403,404が形成された抜止用のクリップ400を前記接続部300に装着し、前記クリップ400に設けた窓部405,406に前記接続部における前記フランジ部同士の一部が挿入された管接続構造に対して、次の構成を含むように金属片で一体に形成される係止片1であることを特徴としている。
前記クリップ400の一方の開口片に固定される第1の固定部4を有している。
他方の開口片の外側面に当接する面を有して成る第2の固定部5を有している。
前記第1の固定部4と第2の固定部5との間を連結し、前記接続部の一部が嵌合する長孔部2が形成された弧状部3を有している。
【0012】
請求項2は、請求項1の係止片1において、前記第1の固定部4は、開口片403に形成された開口部405a(窓部405)に挿入されて開口片の外側面に当接する係止部42aから成り、前記第2の固定部5は、開口片404に形成された開口部406a(窓部406)に挿入されて開口片の外側面に当接する係止部42aから成り、前記クリップの内側に凸状となる弧状部3により前記係止部同士が連結されることを特徴としている。
【0013】
請求項3は、請求項1の係止片1において、前記第1の固定部4は、開口片先端を被覆可能なコ字状固定部(コ字状部43)から成り、前記第2の固定部5は、開口片に形成された開口部に挿入されて開口片の外側面に当接する係止部(方形片52)を具備して成り、前記クリップの外側に凸状となる弧状部3により前記コ字状部43と前記係止部(折曲片51を介した方形片52)とが連結されることを特徴としている。
【0014】
請求項4は、請求項1の係止片1において、前記第1の固定部4は、開口片先端が挿入される孔部(方形孔48)に前記開口片の外側面を支持する突起部49が形成された固定片47を具備して成り、前記第2の固定部5は、開口片が貫通する孔(貫通孔2a)が形成されることで開口片の外側面に当接する係止面(折曲片53)を有し、前記クリップの外側に凸状となる弧状部3により前記固定片47と前記係止面(折曲片53)とが連結されることを特徴としている。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、第1の固定部4と第2の固定部5との間を連結する弧状部3を金属片で一体に形成しているので、クリップ400の一方の開口片に第1の固定部を固定し、第2の固定部が他方の開口片の外側面に当接することでクリップの開口片同士が開拡しないように装着することができる。
また、弧状部3に設けられた長孔部2にクリプ400の開口片間の接続部300(フランジ101.201)が嵌合されるため、クリップ400を接続部300の周囲で強固に固定でき、クリップ400の耐久性の向上を図ることができる。
【0016】
更に、弧状部3をクリップ400の内側若しくは外側に凸状とすることにより、弾性力を効果的に発揮させて接続部300への嵌合を確実にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明の実施の形態の一例としての係止片について、図1乃至図5を参照しながら説明する。図1乃至図3は、それぞれ係止片の斜視説明図、正面説明図、裏面説明図を示している。図4は、接続管同士の接続部に装着されたクリップに係止片を装着した状態を示している。
【0018】
係止片1は、金属片をプレス加工で変形することで一体的に形成されるものであり、中央に長孔部2が形成された弧状部3と、この弧状部3の両端位置にそれぞれ形成された第1の固定部4、第2の固定部5を有して左右対称形状に構成されている。
第1の固定部4及び第2の固定部5は、前記弧状部3の端部に略直角に折り曲げて連設された折曲部41の中央部に幅狭となる方形部42を設けて形成され、方形部42の先端部分は反対側に略直角になるよう外側に折曲されて係止部42aが形成されている。係止部42aの先端は、図3に示されるように、それぞれ円弧状に形成されている。
【0019】
また、弧状部3は第1の固定部4及び第2の固定部5が折曲される方向に凸状となるように構成されている。これは、クリップ400に装着した場合に、弧状部3をクリップ400の内側に凸状となるように位置させ、弾性力を効果的に発揮させて長孔部2の接続部300への嵌合を確実にさせるためである。
また、第1の固定部4及び第2の固定部5における各折曲部位は、緩やかな円弧を描いて略直角方向に折曲されている。
【0020】
続いて、上記構造の係止片の使用手順について説明する。
背景技術で説明したのと同様に、接続管同士のフランジ部を当接させた接続部300が形成されるともに、一方の接続管100の先端部102を相手の接続管200へ内嵌して接合し、フランジ当接部である接続部300にクリップ400の窓部405,406が嵌合するように装着させる(図14,図15)。
【0021】
先ず、クリップ400の一方の開口片403の窓部405に連なる開口部405a端に第2の固定部5の方形部42における係止部42aを引っ掛けるようにし、開口片403の外側面に方形部42(係止部42a)の内側面が当接するように位置させる。この時、クリップ400における他方の開口片404の内側面に係止片1の第1の固定部4の外側面が当接するように位置させる(図5)。
次に、この状態で第1の固定部4の折曲部位4aを押すことで先端の方形部42が開口片404の開口部406a端に嵌合し、開口片404の外側面に方形部42の内側面(係止部42a)が当接するようになりクリップ400に対して係止片1が固定される(図4)。
【0022】
図4に示す状態では、フランジ部同士が当接した接続部300の周囲をクリップ400及び係止片1で囲んで固定しているので、クリップ400の接続部300への固定を強固にすることができ、耐久性の向上を図ることができる。
また、弧状部3はやや広げられた状態となっているが係止片1は弧状部3を具備して弾性力を有しているので、復元力が常に開口片を嵌合する方向(図4では上方向)に働いているため、クリップ400や係止片1に外力が加わったような場合でも容易に外れることはない。
【0023】
次に、実施の形態の他の例としての係止片について、図6乃至図10を参照しながら説明する。図6乃至図8は、それぞれ係止片の斜視説明図、正面説明図、平面説明図を示すもので、以下、図1乃至図3に示した係止片と構成が異なる部分を中心に説明する。
【0024】
係止片1は、図1と同様に金属片をプレス加工で変形することで一体的に形成されるものであり、中央に長孔部2が形成された弧状部1と、この弧状部1の両端位置にそれぞれ形成された第1の固定部4及び第2の固定部5を有しているが、第1の固定部4と第2の固定部5とが異なる構造で構成されている。
【0025】
すなわち、第1の固定部4は、弧状部2に対する角を約120度として折曲されて先端にクリップ400の開口片を覆う形状のコ字状部43を有して形成されている。また、コ字状部43を形成する外側の面の端部側に下辺のみが連設する方形の切込み部44を形成し、切込み部44より下方を内側にし端部を外側に折曲させた爪部45を形成している。
【0026】
また、第2の固定部5は、弧状部2に対する角を約120度として折曲させた折曲片51と、この折曲片51に対するなす角を約100度として折曲させて係止部となる方形片52とから構成されている。折曲片51及び方形片52は、折曲片51の途中より先端側は幅狭になるように形成されている。弧状部3の曲線は、クリップ400が装着される接続管100,200のフランジ外周に沿う曲率となっている。
【0027】
続いて、上記構造の係止片の使用手順について説明する。
図1の係止片1の場合と同様に接続管同士のフランジ部を当接させた接続部300を形成後、クリップ400の一方の開口片403の窓部405に連なる開口部405a端に第2の固定部5を挿入し、開口片403の外側面に方形片52の内側面(係止部)が当接するように位置させる。この時、クリップ400における他方の開口片404を覆うように係止片1の第1の固定部4を位置させる(図10)。
次に、この状態で第1の固定部4のコ字状部43を押すことでコ字状部43内に開口片404を嵌め込んで位置させ、爪部45が開口片404の外側面に当接するようになりクリップ400に対して係止片1が固定される(図9)。
【0028】
図9に示す状態では、フランジ部同士が当接した接続部300の周囲をクリップ400及び係止片1で囲んで固定しているので、クリップ400の接続部300への固定を強固にすることができ、耐久性の向上を図ることができる。また、弧状部3はやや広げられた状態となっているが弧状部3が形成された係止片1は弾性力を有しているので、復元力が常に開口片を嵌合する方向(図9では上方向)に働いているため、クリップ400や係止片1に外力が加わったような場合でも容易に外れることはない。
【0029】
次に、実施の形態の他の例としての係止片について、図11乃至図13を参照しながら説明する。図11乃至図13は、それぞれ係止片の正面説明図、平面説明図を示すもので、以下、図1乃至図3に示した係止片と構成が異なる部分を中心に説明する。
【0030】
係止片1は、図1と同様に金属片をプレス加工で変形することで一体的に形成されるものであり、中央に長孔部2が形成された弧状部3と、この弧状部3の両端位置にそれぞれ形成された第1の固定部4、第2の固定部5を有しているが、第1の固定部4と第2の固定部5とが異なる構造で構成されている。
【0031】
すなわち、第1の固定部4は、弧状部3に対する角を約100度として折曲された折曲片46とこの折曲片46に連接して略直角に折曲される固定片47を有して形成されている。固定片47には方形孔48が形成され、方形孔48内の外側位置に内側に凸状となる突起部49が形成されている。
【0032】
また、第2の固定部5は、弧状部3に対して略直角に折曲させた折曲片53で構成され、長孔部2に連続する孔部2aが形成されるとともに、折曲片53の折曲部位にクリップ1の開口片が貫通配置可能な貫通孔2bが形成されている。弧状部3の曲線は、フランジ外周に沿う曲率となっている。
【0033】
続いて、上記構造の係止片の使用手順について説明する。
図1の係止片1の場合と同様に接続管同士のフランジ部を当接させた接続部300を形成後、クリップ400の一方の開口片403を貫通孔2bに貫通配置させ開口片403の外側面に折曲片53の下側面(係止面)が当接するように位置させる。
次に、この状態で第1の固定部4の方形孔48に他方の開口片404を位置させ、突起部409が開口片404の外側面に当接することでクリップ400に対して係止片1が固定される(図13)。
【0034】
図13に示す状態では、フランジ部の周囲をクリップ400及び係止片1で囲んで固定しているので、クリップ400の接続部300への固定を強固にすることができ、耐久性の向上を図ることができる。また、弧状部3はやや広げられた状態となっているが係止片1は弧状部3を具備することで弾性力を有しているので、復元力が常に開口片を嵌合する方向(図13では上方向)に働いているため、クリップ400や係止片1に外力が加わったような場合でも容易に外れることはない。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の実施の形態の一例の係止片の斜視説明図である。
【図2】図1の係止片の正面説明図である。
【図3】図1の係止片の裏面説明図である。
【図4】図1の係止片を管接続部に装着した状態を示す断面説明図である。
【図5】図1の係止片を管接続部に装着する直前の状態を示す一部断面説明図である。
【図6】本発明の他の形態の一例を示す係止片の斜視説明図である。
【図7】図6の係止片の正面説明図である。
【図8】図6の係止片の平面説明図である。
【図9】図6の係止片を管接続部に装着した状態を示す断面説明図である。
【図10】図6の係止片を管接続部に装着する直前の状態を示す一部断面説明図である。
【図11】本発明の他の形態の一例を示す係止片の斜視説明図である。
【図12】図11の係止片の正面説明図である。
【図13】図11の係止片を管接続部に装着した状態を示す断面説明図である。
【図14】接続管同士を接合する状態を示す側面説明図である。
【図15】管接続部に装着されるクリップの斜視説明図である。
【図16】接続部に装着されたクリップに抜止防止カバーを装着する状態を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
【0036】
1 係止片
2 長孔部
2b 貫通孔
3 弧状部
4 第1の固定部
5 第2の固定部
41 折曲部
42 方形部
42a 係止部
43 コ字状部
45 爪部
46 折曲片
47 固定片
48 方形孔
49 突起部
51 折曲片
52 方形片
53 折曲片
100 接続管
200 接続管
300 接続部
400 クリップ
403 開口片
404 開口片
405 窓部
406 窓部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれフランジ部が形成された接続管同士を接合して接続部を形成し、両端に開口片が形成された抜止用のクリップを前記接続部に装着し、前記クリップに設けた窓部に前記接続部における前記フランジ部同士の一部が挿入された管接続構造に対して、
前記クリップの一方の開口片に固定される第1の固定部と、
他方の開口片の外側面に当接する面を有して成る第2の固定部と、
前記第1の固定部と第2の固定部との間を連結し、前記接続部の一部が嵌合する孔部を有する弧状部と
を具備して金属片で一体に形成することを特徴とする係止片。
【請求項2】
前記第1の固定部は、開口片に形成された開口部に挿入されて開口片の外側面に当接する係止部を具備して成り、
前記第2の固定部は、開口片に形成された開口部に挿入されて開口片の外側面に当接する係止部を具備して成り、
前記クリップの内側に凸状となる弧状部により前記係止面同士が連結される請求項1に記載の係止片。
【請求項3】
前記第1の固定部は、開口片先端を被覆可能なコ字状固定部を具備して成り、
前記第2の固定部は、開口片に形成された開口部に挿入されて開口片の外側面に当接する係止部を具備して成り、
前記クリップの外側に凸状となる弧状部により前記コ字状固定部と前記係止部とが連結される請求項1に記載の係止片。
【請求項4】
前記第1の固定部は、開口片先端が挿入される孔部に前記開口片の外側面を支持する突起部を設けた固定片を具備して成り、
前記第2の固定部は、開口片が貫通する孔が形成されることで開口片の外側面に当接する係止面を具備して成り、
前記クリップの外側に凸状となる弧状部により前記嵌合部と前記係止部とが連結される請求項1に記載の係止片。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2006−90526(P2006−90526A)
【公開日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−280355(P2004−280355)
【出願日】平成16年9月27日(2004.9.27)
【出願人】(591042171)株式会社オチアイ (8)
【Fターム(参考)】