説明

信号処理装置

【課題】不要波が存在する環境下であっても、時系列に取得されたデータを用いて不要波成分を抑圧し、高精度、高分解能および/または高感度で目標を観測できる信号処理装置を提供する。
【解決手段】信号を送受信するアンテナ11、21と、アンテナから時系列に取得される受信信号に含まれる不要波成分を、各時刻で取得される受信信号毎に抑圧する不要波抑圧処理部12、13、22、23、30〜3M−1、31と、不要波抑圧処理部から時系列に取得される不要波成分が抑圧された受信信号を用いて信号処理を行う信号処理部33を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レーダ装置または受信装置などに適用され、不要波が存在する環境下において、高精度、高分解能および/または高感度などを実現するための信号処理を行う信号処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、レーダ装置または受信装置などには、アンテナを用いて送受信する信号を処理する信号処理装置が搭載されている。図7は、このような従来の信号処理装置を説明するための図である。この信号処理装置は、主アンテナ11、データ保存部32および信号処理部33を備えている。主アンテナ11は、複数のアンテナ素子を備えており、各アンテナ素子で受信された信号は、受信データとしてデータ保存部32に送られる。
【0003】
データ保存部32は、主アンテナ11から送られてくるアンテナ素子毎の受信データを保存する。このデータ保存部32に保存されている受信データは、信号処理部33によって読み出される。信号処理部33は、データ保存部32に保存されている受信データを取り出し、SAR(Synthetic Aperture Radar;合成開口レーダ)処理やMUSIC(Multiple Signal Classification)処理などを実行する。
【0004】
ここで、SAR処理は、参照信号と送受信信号との相関をとることにより目標を高分解能で画像化する処理である(非特許文献1参照)。また、MUSIC処理は、高い分解能で目標を分離する処理である(非特許文献2参照)。
【0005】
このような信号処理装置として、特許文献1は、複数のアンテナ素子から取得される受信データ毎に不要波を抑圧し、この不要波が抑圧された受信データを用いてアダプティブ処理やMUSIC処理を行うレーダ信号処理装置を開示している。
【0006】
このレーダ信号処理装置は、主アンテナおよび補助アンテナ毎にアダプティブ処理部を備えており、アンテナ素子毎にクラッタ成分を抑圧する。また、主アンテナのアダプティブ処理部の後段に他のアダプティブ処理部を設け、クラッタを抑圧した受信信号から妨害波成分を抑圧する。このようにしてクラッタおよび妨害波成分を抑圧したアンテナ素子信号からビーム形成部によりビーム形成処理を行い、また、方向抽出部により電波到来方向を抽出する。さらに、ビーム形成部の後段にアダプティブ処理部を設け、ビーム出力に不要波成分が残留する場合には、これを除去する。
【特許文献1】特開2004−257761号公報
【非特許文献1】大内、“リモートセンシングのための合成開口レーダの基礎“、東京電機大学出版局(2003) pp.176−178
【非特許文献2】菊間信良、“アレーアンテナによる適応信号処理“、科学技術出版(1999) pp.194−199
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、上述した特許文献1に開示されたレーダ信号処理装置は、複数のアンテナ素子から取得された受信データから不要波成分を抑圧した後にアダプティブ処理やMUSIC処理を行うが、処理対象とする受信データは、同時刻に取得されたデータ(同時刻にサンプルされたデータ)であるので、互いに相関があり、不要波が入力された場合であっても、それを抑圧することができる。
【0008】
これに対し、時系列に取得された受信データ(以下、「時系列データ」という)、つまり、異なる時刻にサンプルされたデータを用いてSAR処理やMUSIC処理を行う信号処理装置においては、ノイズ妨害のような不要波が入力されると、時系列データでは互いに相関がないため、不要波成分を抑圧できないという問題がある。
【0009】
また、時系列データにおいて互いに相関があるクラッタなどが入力された場合であっても、サンプルされたデータのS/C比(信号/クラッタ電力比)が悪いと、信号処理によって得られる結果のS/C比も劣化する場合がある。
【0010】
本発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、その課題は、不要波が存在する環境下であっても、時系列に取得されたデータを用いて不要波成分を抑圧し、高精度、高分解能および/または高感度で目標を観測できる信号処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、信号を送受信するアンテナと、アンテナから時系列に取得される受信信号に含まれる不要波成分を、各時刻で取得される受信信号毎に抑圧する不要波抑圧処理部と、不要波抑圧処理部から時系列に取得される不要波成分が抑圧された受信信号を用いて信号処理を行う信号処理部とを備えたことを特徴とする。
【0012】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、信号処理部で行われる処理は、SAR(Synthetic Aperture Radar)処理であることを特徴とする。
【0013】
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、信号処理部で行われる処理は、MUSIC(Multiple Signal Classification)処理であることを特徴とする。
【0014】
また、請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の発明において、不要波抑圧処理部は、MTI(Moving Target Indication)処理、DFT(Discrete Fourier Transformation)処理、STAP(Space Time Adaptive Processing)処理、アダプティブ処理またはSLC(idelobe Canceller)処理の少なくとも1つを行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
請求項1記載の発明によれば、アンテナから時系列に取得される受信信号に含まれる不要波成分を、各時刻で取得される受信信号毎に抑圧し、この不要波成分が抑圧された時系列の受信信号を用いて信号処理を行うので、信号処理の時点では不要波の影響が排除される。その結果、高精度、高分解能および/または高感度で目標を観測することができる。
【0016】
また、請求項2記載の発明によれば、不要波成分が抑圧された時系列の受信信号を用いてSAR処理を行うので、SAR処理の時点では不要波の影響が排除され、高精度、高分解能および/または高感度で目標を観測することができる。
【0017】
また、請求項3記載の発明によれば、不要波成分が抑圧された時系列の受信信号を用いてMUSIC処理を行うので、MUSIC処理の時点では不要波の影響が排除され、高精度、高分解能および/または高感度で目標を観測することができる。
【0018】
また、請求項3記載の発明によれば、MTI処理、DFT処理、STAP処理、アダプティブ処理またはSLC処理の少なくとも1つを行って不要波を抑圧するので、不要波を高い精度で抑圧することができる。その結果、高精度、高分解能および/または高感度で目標を観測することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
【実施例1】
【0020】
本発明の実施例1に係る信号処理装置は、時系列データを用いてSAR処理を行うようにしたものである。
【0021】
まず、SARの原理について説明する。図1は、SARのモデルを示す。このモデルは、一般的なモデルとして、側方監視の場合の例を示しており、移動体に搭載されたSAR装置でマイクロ波を送受信してSAR処理を行うことにより目標を探知する状態を示している。
【0022】
送受信信号をe(t)とし、AZ圧縮用の参照信号をr(t)とすると、AZ圧縮処理後の信号s(t)は、次式で算出できる(非特許文献1参照)。
【数1】

【0023】
ここで、
e(t) ;送受信信号
E(f) ;e(t)のフーリエ変換
r(t) ;参照信号
R(f) ;r(t)のフーリエ変換
s(t) ;SAR画像
S(f) ;s(t)のフーリエ変換
FFT[ ] ;フーリエ変換
FFT-1[ ];逆フーリエ変換
* ;複素共役
SAR処理に用いられる送受信信号(サンプルデータ)e(t)に、妨害やクラッタといった不要波成分が含まれていると、図7に示した従来の信号処理装置では、所望信号を検出できない場合がある。この対策として、本発明の実施例1に係る信号処理装置では、サンプルデータの段階で、周波数フィルタや空間フィルタをかけて、クラッタや妨害を抑圧するように構成している。
【0024】
図2は、本発明の実施例1に係る信号処理装置によって実現される機能の概念を示す図である。各サンプル時のビームは、妨害やクラッタといった不要波を含んでいるが、サンプルデータに対して周波数軸/角度軸のフィルタ(周波数フィルタ/空間フィルタ)を用いて不要波を抑圧後、高分解能処理(SAR)が行われることにより、シャープなビームが形成される。
【0025】
図3は、本発明の実施例1に係る信号処理装置の構成を示すブロック図である。この信号処理装置は、主アンテナ11、第1MTI処理部12、第1DFT処理部13、補助アンテナ21、第2MTI処理部22、第2DFT処理部23、SLC処理部30〜3M−1、所望信号抽出部31、データ保存部32および信号処理部33を備えている。
【0026】
主アンテナ11は、複数のアンテナ素子を備えており、各アンテナ素子で受信された受信信号は、信号Xbとして第1MTI処理部12に送られる。
【0027】
第1MTI処理部12は、周波数フィルタ(周波数軸フィルタ)として機能し、主アンテナ11から送られてくる信号Xbを入力信号とし、図4(a)に示すように、入力信号に含まれるグランドクラッタやウェザクラッタといったクラッタを、図4(b)に示すように、周波数軸上で除去して出力信号を生成する。
【0028】
なお、MTI処理については、例えば『吉田他著、“改訂レーダ技術”、電子情報通信学会、pp.67−70(1996)』に説明されている。この第1MTI処理部12で生成された出力信号は、信号Xbmtiとして第1DFT処理部13に送られる。
【0029】
第1DFT処理部13は、周波数フィルタ(周波数軸フィルタ)として機能し、第1MTI処理部12から送られてくる信号Xbmtiを離散フーリエ変換することによりクラッタを抑圧し、フィルタバンク信号Xbf0〜XbfM−1としてSLC処理部30〜3M−1にそれぞれ送る。
【0030】
補助アンテナ21は、複数のアンテナ素子を備えており、各アンテナ素子で受信された樹脂信号は、信号Xaとして第2MTI処理部22に送られる。
【0031】
第2MTI処理部22は、周波数フィルタ(周波数軸フィルタ)として機能し、補助アンテナ21から送られてくる信号Xaを入力信号とし、第1MTI処理部12と同様に、入力信号に含まれるグランドクラッタやウェザクラッタといったクラッタを周波数軸上で除去して出力信号を生成する。この第2MTI処理部22で生成された出力信号は、信号Xamtiとして第2DFT処理部23に送られる。
【0032】
第2DFT処理部23は、周波数フィルタ(周波数軸フィルタ)として機能し、第2MTI処理部22から送られてくる信号Xamtiを離散フーリエ変換することによりクラッタを抑圧し、フィルタバンク信号Xaf0〜XafM−1としてSLC処理部30〜3M−1にそれぞれ送る。
【0033】
SLC処理部30〜3M−1は、空間フィルタ(角度軸フィルタ)として機能し、第1DFT処理部13から送られてくるフィルタバンク信号Xbf0〜XbfM−1と、第2DFT処理部23から送られてくるフィルタバンク信号Xaf0〜XbaM−1とをそれぞれ用いてSLC処理を実行することにより妨害を抑圧する。すなわち、SLC処理部30〜3M−1は、図5に示すように、主アンテナ11からの信号と補助アンテナ21からの信号とを処理することにより妨害波の到来方向のアンテナ利得を小さくして妨害波を抑圧する。
【0034】
具体的には、SLC処理部30〜3M−1は、図3に示すように、SLC処理のフィードバックループにより、主アンテナ11のサイドローブと補助アンテナ21のレベルを一致させるようにウェイトWを変化させて主アンテナパターンにヌル点を形成し、妨害波の到来方向に対する感度を低下させて妨害波を抑圧する。このSLC処理部30〜3M−1の出力は、所望信号抽出部31に送られる。なお、SLC処理については、例えば『電子情報通信学会、“改訂レーダ技術”、pp295−296』に説明されている。
【0035】
所望信号抽出部31は、SLC処理部30〜3M−1から送られてくる信号から所望信号が存在するバンクを抽出し、データ保存部32に送る。
【0036】
以上説明した第1MTI処理部12、第1DFT処理部13、補助アンテナ21、第2MTI処理部22、第2DFT処理部23、SLC処理部30〜3M−1および所望信号抽出部31は、本発明の不要波抑圧処理部に対応し、データポジション毎に、つまり時系列に取得される受信信号において、各時刻の受信信号が取得される毎に動作する。
【0037】
データ保存部32は、所望信号抽出部31から送られてくる信号を順次に蓄積して保存する。したがって、データ保存部32には、時系列データが保存されることになる。このデータ保存部32に保存されているデータは、信号処理部33によって読み出される。
【0038】
信号処理部33は、データ保存部32に保存されているクラッタおよび妨害が抑圧された時系列データに基づき、SAR処理を実行する。SAR処理の詳細は、冒頭で説明した通りである。
【0039】
図6は、本発明の実施例1に係る信号処理装置の動作を説明するための図であり、不要波を抑圧する場合の、送受信パルスと処理の関係を示している。各サンプル時点のデータ、例えばデータpos1のデータに対して、周波数フィルタとしてのMTI処理によりクラッタを抑圧した後に、DFT処理によりクラッタをさらに抑圧し、引き続いて、空間フィルタとしてのSLC処理により妨害を抑圧する。そして、これらの処理によってクラッタおよび妨害といった不要波が抑圧されたポジション毎のデータを用いてSAR処理を実行する。
【0040】
以上説明したように、本発明の実施例1に係る信号処理装置によれば、不要波を抑圧した後のデータを用いて、SAR処理を行うので、不要波の影響のない高精度かつ高分解能の出力を得ることができる。
【0041】
なお、この実施例1に係る信号処理装置では、MTI処理を行った後に、DFT処理を行ってバンクを抽出し、その後、SLC処理を行うように構成したが、MTI処理のみ、または、SLC処理のみを行うように構成することもできる。
【実施例2】
【0042】
本発明の実施例2に係る信号処理装置は、実施例1に係る信号処理装置の信号処理部33でSAR処理を行うのに対し、MUSIC処理を行うように構成したものである。MUSIC処理のスペクトラムは、次式で表すことができる。なお、MUSIC処理の詳細については、必要に応じて非特許文献2に記載されている。
【数2】

【0043】
ここで、
En ;サンプルデータの相関行列Rxxの熱雑音の固有ベクトル
a ;方向ベクトル
【数3】

【0044】
上記はリニアアレイの場合である。
【0045】
θ ;到来波の方向
j ;虚数単位
dn ;サンプル位置(n=1〜N)
λ ;波長
この実施例2に係る信号処理装置によれば、不要波を抑圧した後のデータを用いて、MUSIC処理を行うように構成したので、MUSIC処理の時点では不要波の影響が排除され、目標を高い分解能で分離できる。
【0046】
なお、上述した実施例1および実施例2に係る信号処理装置は、エレメントスペース型の場合について説明したが、ビームスペース型の場合にも適用できる。ビームスペース型については、「菊間信良、“アレーアンテナによる適応信号処理”、科学技術出版(1999) pp.33−349」に説明されている。
【0047】
また、不要波抑圧処理としては、MTI処理、DFT処理およびSLC処理の他に、アダプティブ処理(周波数フィルタ、空間フィルタ)やSTAP処理などを用いることもできる。
【0048】
なお、アダプティブ処理については、「菊間信良、“アレーアンテナによる適応信号処理“、科学技術出版(1999) pp.35−37、98−99、67−86、17−21」に説明されている。STAP処理については、「Richard Klemm,”SPACE-TIME ADAPTIVE PROCESSING”,IEE RADAR,SONAR,NAVIGATION AND AVIONICS 9,pp.110-118(1998)」に説明されている。
【0049】
また、上述した実施例1および実施例2においては、サンプルデータに含まれるクラッタおよび妨害を抑圧する場合について説明したが、クラッタのみ、または、妨害のみを抑圧するように構成することができる。
【0050】
また、クラッタと妨害が存在する複合環境下の場合であっても、各サンプルデータではSLC処理などにより、妨害のみを抑圧し、クラッタについては、SAR処理やMUSIC処理による高分解能処理によって抑圧するように構成することもできる。
【0051】
また、上述した実施例1および実施例2に係る信号処理装置は、一箇所に固定されている地上レーダの場合や回転などにより位置が移動する場合であっても適用できる。
【0052】
さらに、上述した実施例1および実施例2に係る信号処理装置は、レーダ装置に限らず、所望信号を受信できる受信装置に適用することもできる。
【産業上の利用可能性】
【0053】
本発明は、時系列データを用いてSAR処理やMUSIC処理を行うレーダ装置または受信装置などに利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本発明の実施例1に係る信号処理装置で行われるSARの原理を説明するためのモデルを示す図である。
【図2】本発明の実施例1に係る信号処理装置によって実現される機能の概念を示す図である。
【図3】本発明の実施例1に係る信号処理装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例1に係る信号処理装置で行われるクラッタの抑圧を説明するための図である。
【図5】本発明の実施例1に係る信号処理装置で行われる妨害の抑圧を説明するための図である。
【図6】本発明の実施例1に係る信号処理装置の動作を説明するための図である。
【図7】従来の信号処理装置を説明するための図である。
【符号の説明】
【0055】
11 主アンテナ
12 第1MTI処理部
13 第1DFT処理部
21 補助アンテナ
22 第2MTI処理部
23 第2DFT処理部
30 SLC処理部
31 所望信号抽出部
32 データ保存部
33 信号処理部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
信号を送受信するアンテナと、
前記アンテナから時系列に取得される受信信号に含まれる不要波成分を、各時刻で取得される受信信号毎に抑圧する不要波抑圧処理部と、
前記不要波抑圧処理部から時系列に取得される不要波成分が抑圧された受信信号を用いて信号処理を行う信号処理部と、
を備えたことを特徴とする信号処理装置。
【請求項2】
前記信号処理部で行われる処理は、SAR(Synthetic Aperture Radar)処理であることを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
【請求項3】
前記信号処理部で行われる処理は、MUSIC(Multiple Signal Classification)処理であることを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
【請求項4】
前記不要波抑圧処理部は、MTI(Moving Target Indication)処理、DFT(Discrete Fourier Transformation)処理、STAP(Space Time Adaptive Processing)処理、アダプティブ処理またはSLC(idelobe Canceller)処理の少なくとも1つを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の信号処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−309558(P2008−309558A)
【公開日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−156344(P2007−156344)
【出願日】平成19年6月13日(2007.6.13)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】