説明

修飾ヒドロキシラーゼによるアルカン酸化

本発明は修飾ヒドロキシラーゼに関連する。本発明はさらに、該修飾ヒドロキシラーゼを発現する細胞、および適当な基質を該細胞に接触させることでヒドロキシル化アルカンを生成する方法に関連する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
3-炭素アルカンに対する相対活性が2-炭素アルカンまたは4-炭素アルカンに対する相対活性よりも高いプロパンヒドロキシラーゼ活性を持つ、単離または組換えシトクロムP450ポリペプチド。
【請求項2】
プロパンを基質として用いる場合に触媒効率が少なくとも1 x 104 M-1 sec-1である、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項3】
ポリペプチドが巨大菌シトクロムP450または巨大菌シトクロムP450の変異型である、請求項1または2記載のポリペプチド。
【請求項4】
ヨードメタンデハロゲナーゼ活性を持つ、単離または組換えシトクロムP450ポリペプチド。
【請求項5】
ポリペプチドが巨大菌シトクロムP450または巨大菌シトクロムP450の変異型である、請求項4記載のポリペプチド。
【請求項6】
残基47、52、74、78、82、94、142、175、184、188、205、226、236、252、255、290、328、353、366および443を除いて最高50の同類アミノ酸置換を持つ、配列番号1に定めた残基1〜約455のアミノ酸配列を含む、単離または組換えポリペプチドであって、
(a)47、82、142、205、236、252、および255位のアミノ酸残基が、グリシン(G)、アスパラギン(N)、グルタミン(Q)、セリン(S)、トレオニン(T)、チロシン(Y)、およびシステイン(C)から成る群から選択され、
(b)52、94、175、184、188、290、353、366および443位のアミノ酸残基が、アラニン(A)、バリン(V)、ロイシン(L)、イソロイシン(I)、プロリン(P)、およびメチオニン(M)から成る群から選択され、
(c)226位のアミノ酸残基が、リシン(K)およびアルギニン(R)から成る群から選択され、
(d)78および328位のアミノ酸残基が、チロシン(Y)、フェニルアラニン(F)、トリプトファン(W)、およびヒスチジン(H)から成る群から選択され、
(e)74位のアミノ酸残基は、アラニン(A)、セリン(S)、およびグルタミン酸(E)から成る群から選択され、
プロパンからプロパノールへの変換を触媒する、上記ポリペプチド。
【請求項7】
最高50の同類アミノ酸置換が最高25の同類アミノ酸置換を含む、請求項6記載のポリペプチド。
【請求項8】
最高50の同類アミノ酸置換が最高10の同類アミノ酸置換を含む、請求項6記載のポリペプチド。
【請求項9】
最高50の同類アミノ酸置換が最高5の同類アミノ酸置換を含む、請求項6記載のポリペプチド。
【請求項10】
ポリペプチドが以下より成る群から選択される、請求項6記載のポリペプチド:
(a)配列番号125に定める配列を含むポリペプチド、および
(b)配列番号125に定める配列から成るポリペプチド。
【請求項11】
以下より成る群から選択される、単離または組換えポリペプチドであって:
(a)配列番号125に定めたアミノ酸配列に対する配列同一性が少なくとも80%のポリペプチドであって、プロパンからプロパノールへの変換を触媒する、上記ポリペプチド、ならびに
(b)最高75の同類アミノ酸置換を持つ配列番号125のアミノ酸配列を含むポリペプチドであって、配列番号125の47、52、74、78、82、94、142、175、184、188、205、226、236、252、255、290、328、353、366、443、464、698、および710位のアミノ酸残基は置換されておらず、プロパンからプロパノールへの変換を触媒する、上記ポリペプチド。
【請求項12】
以下より成る群から選択される、単離または組換えポリペプチドであって:
(a)残基47、52、74、78、82、94、142、175、184、188、205、226、236、252、255、290、328、353、366および443を除いて最高50の同類アミノ酸置換を持つ、配列番号1に定めたアミノ酸配列を含むポリペプチド、
(b)残基48、53、75、79、83、95、143、176、185、189、206、227、238、254、257、292、330、355、368および445を除いて最高50の同類アミノ酸置換を持つ、配列番号2または配列番号3に定めたアミノ酸配列を含むポリペプチド、
(c)残基50、55、77、81、85、97、145、178、187、191、208、229、240、256、259、294、332、358、371および448を除いて最高50の同類アミノ酸置換を持つ、配列番号4に定めたアミノ酸配列を含むポリペプチド、
(d)残基54、59、81、85、89、101、149、182、191、195、212、232、243、259、262、297、336、361、374および452を除いて最高50の同類アミノ酸置換を持つ、配列番号5に定めたアミノ酸配列を含むポリペプチド、
(e)残基51、56、78、82、86、98、146、179、188、192、208、231、242、258、262、296、337、353、376および455を除いて最高50の同類アミノ酸置換を持つ、配列番号6に定めたアミノ酸配列を含むポリペプチド、
ここで:
(i)配列番号1の47、82、142、205、236、252、および255位、配列番号2または配列番号3の位置48、83、143、206、238、254、および257位、配列番号4の50、85、145、208、240、256、および259位、配列番号5の54、89、149、212、243、259、および262位、ならびに配列番号6の51、86、146、208、242、258、および262位のアミノ酸残基が、グリシン(G)、アスパラギン(N)、グルタミン(Q)、セリン(S)、トレオニン(T)、チロシン(Y)、およびシステイン(C)から成る群から選択され、
(ii)配列番号1の52、94、175、184、188、290、353、366および443位、配列番号2または配列番号3の53、95、176、185、189、292、355、368および445位、配列番号4の55、97、178、187、191、294、358、371および448位、配列番号5の59、101、182、191、195、297、361、374および452位、ならびに配列番号6の56、98、179、188、192、296、353、376および455位のアミノ酸残基が、アラニン(A)、バリン(V)、ロイシン(L)、イソロイシン(I)、プロリン(P)、およびメチオニン(M)から成る群から選択され、
(iii)配列番号1の226位、配列番号2または配列番号3の227位、配列番号4の229位、配列番号5の232位、および配列番号6の231位にアミノ酸残基が、リジン(K)およびアルギニン(R)から成る群から選択され、
(iv)配列番号1の78および328位、配列番号2または配列番号3の79および330位、配列番号4の81および332位、配列番号5の85および336位、ならびに配列番号6の82および337位にアミノ酸残基が、チロシン(Y)、フェニルアラニン(F)、トリプトファン(W)、およびヒスチジン(H)から成る群から選択され、
(v)配列番号1の74位、配列番号2または配列番号3の75位、配列番号4の77位、配列番号5の81位、および配列番号6の78位のアミノ酸残基が、アラニン(A)、セリン(S)、およびグルタミン酸(E)から成る群から選択され、
プロパンからプロパノールへの変換を触媒する、上記ポリペプチド。
【請求項13】
請求項1、4、6、11または12のいずれか1項記載のポリペプチドをコードする単離された核酸。
【請求項14】
請求項13記載の核酸を含むベクター。
【請求項15】
発現ベクターである、請求項14記載のベクター。
【請求項16】
請求項13記載の単離された核酸をトランスフェクトされた宿主細胞。
【請求項17】
請求項14記載のベクターをトランスフェクトされた宿主細胞。
【請求項18】
細胞が原核細胞または真核細胞である、請求項17記載の宿主細胞。
【請求項19】
真核細胞が酵母細胞、昆虫細胞、または動物細胞である、請求項18記載の宿主細胞。
【請求項20】
原核細胞が細菌細胞である、請求項18記載の宿主細胞。
【請求項21】
宿主細胞が核酸を発現し、アルカンからアルコールへの酵素触媒ができるよう十分な時間アルカンの存在下で宿主細胞を培養することを特徴とする、請求項17記載の宿主細胞をアルカンと接触させることを含む、アルカンをアルコールに変換する方法。
【請求項22】
請求項1、6、11または12のいずれか1項記載のポリペプチドを準備すること、およびアルカンからアルコールへの酵素触媒ができるよう十分な時間ポリペプチドをアルカンと接触させることを含む、アルカンをアルコールに変換する方法。
【請求項23】
宿主細胞が核酸を発現し、ハロゲンの酵素的除去ができるよう化合物の存在下で十分な時間宿主細胞を培養することを特徴とする、請求項17記載の宿主細胞とハロゲンを含む化合物を接触させることから成る、ハロゲンを化合物から除去する方法。
【請求項24】
請求項4のポリペプチドを提供し、ハロゲンの酵素的除去ができるよう十分な時間ポリペプチドを化合物と接触させることを含む、ハロゲンを化合物から除去する方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6A−1】
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【図6A−2】
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【図6A−3】
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【図6B−1】
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【図6B−2】
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【図6B−3】
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【図6C−1】
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【図6C−2】
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【図6C−3】
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【図6D−1】
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【図6D−2】
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【図6D−3】
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【図6E−1】
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【図6E−2】
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【図6E−3】
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【図6E−4】
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【図6F−1】
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【図6F−2】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20A】
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【図20B】
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【図21】
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【図22A】
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【図22B】
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【図23】
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【図24A】
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【図24B】
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【図25A】
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【図25B】
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【図25C】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31A−1】
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【図31A−2】
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【図31A−3】
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【図31B−1】
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【図31B−2】
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【図31B−3】
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【図31C−1】
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【図31C−2】
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【図32】
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【図33】
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【図34A】
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【図34B】
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【図35A】
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【図35B】
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【図35C】
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【図36】
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【図37A】
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【図37B】
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【図37C】
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【図37D】
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【図37E】
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【図37F】
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【図38A】
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【図38B】
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【図38C】
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【図38D】
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【図38E】
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【図38F】
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【図38G】
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【図38H】
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【図38I】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43A】
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【図43B】
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【図43C】
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【公表番号】特表2010−517579(P2010−517579A)
【公表日】平成22年5月27日(2010.5.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−549270(P2009−549270)
【出願日】平成20年2月8日(2008.2.8)
【国際出願番号】PCT/US2008/053472
【国際公開番号】WO2008/098198
【国際公開日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【出願人】(505002406)ザ カリフォルニア インスティチュート オブ テクノロジー (3)
【Fターム(参考)】