説明

傘脱水機

【課題】穴に通過させるものでは、通過させるときに側面の吸水性のシートが強く擦れ、大きな摩擦が発生して傘本体が傷つきやすい。また、両側に横の回転するベルトに吸水性のシートが付いているものでは、傘の骨と傘の濡れた間の水を効率的には取ることができなかった
【解決手段】本発明の傘脱水機は、傘にあたる側面を縦に回転する吸水性のある球体の物や円形の物を使うことにより、吸水性の物と傘の間にかかる摩擦を大きく軽減する。球体や円形の凹凸が傘の骨と傘の濡れた間にはまり、水が取れやすくなっている

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、傘についた水を迅速に切る器具である。
【背景技術】
【0002】
従来の傘脱水機は、側面に吸水性のシートを付けた穴に傘を差込み傘の水を取るもの、また両側に横の回転するベルトに吸水性のシートを取り付け、その間に傘を通過させて水を取るものがあった。

【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平2007−178110号公報
【特許文献2】特開平2000−258058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
穴に通過させるものでは、通過させるときに側面の吸水性のシートが強く擦れ、大きな摩擦が発生して傘本体が傷つきやすい。また、両側に横の回転するベルトに吸水性のシートが付いているものでは、傘の骨と傘の濡れた間の水を効率的には取ることができなかった
【課題を解決するための手段】
【0005】
傘にあたる側面を縦に回転する吸水性のある球体の物や円形の物が付いた多面体や円形の物を使う。
【発明の効果】
【0006】
本発明の傘脱水機は、傘にあたる側面を縦に回転する吸水性のある球体の物や円形の物を使うことにより、吸水性の物と傘の間にかかる摩擦を大きく軽減し、球体や円形の凹凸が傘の骨と傘の濡れた間にはまり、水が効率的に取れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】真上から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
この脱水機の差込口に傘を上下に抜き差しすることにより、傘ついた水を取り除く。
【産業上の利用可能性】
【0009】
この傘脱水機を小型化すれば、傘本体に取り付けることができる。また、大型化すれば駅やコンビになどに置くことができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
傘にあたる側面を縦に回転する吸水性のある球体の物や円形の物が付いた多面体や円形の物を使うこと。

【図1】
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【公開番号】特開2013−29214(P2013−29214A)
【公開日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−163759(P2011−163759)
【出願日】平成23年7月26日(2011.7.26)
【出願人】(711004908)
【Fターム(参考)】