説明

光ディスク

【課題】基板が要望どおりの長い推定寿命を持つ生物分解性の光ディスクを提供する。
【解決手段】本発明は、添加剤を中に含む複数のマイクロカプセルと混合されることと、その添加剤と混合されることの両方またはそのいずれかである生物分解性物質で形成される基板のある光ディスクである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ディスクにおいて、特に使用保証される十分な寿命がある生物分解性の光ディスクに関するものである。
【背景技術】
【0002】
電子およびデジタル装置の発達に伴い、文書、写真、音楽および映画など、ますます多くのデータが、現在デジタル方式で記録および記憶される。さらに、デジタルデータのほとんどが、CD-R、DVD-RおよびDVD+Rなどの記憶媒体にバックアップされている。
【0003】
近年、光ディスクおよび関連記録装置における高い完成度、低コストおよび増加した記憶容量という利点により、光ディスクは、デジタルデータの記憶およびバックアップに広く使用されてきた。
【0004】
今日、光ディスクに使用される基板の大部分は、高い透明性、十分な耐衝撃性および十分な耐熱性などのその利点があるために、ポリカーボネート(PC)でできている。しかしながら、安定性が高められたPCにより、基板が自然に分解されにくくなり、深刻な環境問題を引き起こすことになる。
【0005】
PCが引き起こす上記の問題を解決するために、廃棄光ディスクのPC基板を再生する多くの方式および方法が開発されている。しかしながら、大部分の方式および方法は、プロセスが複雑であり、100%の再生利用を保証することはできない。その上に、その方式および方法のなかには、再生プロセス中に、環境汚染を引き起こすことがあるものもある。
【0006】
さらに、生物分解性物質で形成される基板は、PC基板が引き起こす環境問題を解決するために、光学記憶媒体の従来のPC基板に取って代わるために使用される。生物分解性基板の関連科学技術は、日本特開2006−018992、日本特開2006−031914および合衆国特許出願No. 20060083151を参照できた。生物分解性基板が、PC基板が引き起こす環境汚染問題を解決するとはいっても、生物分解性基板で形成される光ディスクの保存期間は短縮され、それは、長期間データを保存するための本来の目的を損なう。
【特許文献1】特開2006−018992
【特許文献2】特開2006−031914
【特許文献3】米国特許出願No. 20060083151
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従って、本発明の一面は、光ディスクを提供することである。さらに、当発明の光ディスクには、上記の問題を克服するために、十分な使用寿命を持つ生物分解性基板がある。
【0008】
本発明の一つの好適な実施態様では、光ディスクには、基板、反射層、記録層およびカバー層が含まれる。基板は、添加剤の入った複数のマイクロカプセルと混合されることと、添加物と混合されることの両方またはそのいずれかの生物分解性物質で形成される。添加剤には、少なくとも1つの抗酸化物質と少なくとも1つの消毒剤と少なくとも1つの抗生物質のすべてまたはそのいずれかが含まれる。その上、反射層は基板の上に形成される。記録層は、反射層の上に形成される。またカバー層は、記録層の上に形成される。
【0009】
本発明の別の好適な実施態様では、光ディスクには、基板、反射層、記録層、カバー層および塗装層が含まれる。基板は、生物分解性物質で形成され、反射層は、基板の表面に形成され、記録層は、反射層の上に形成され、カバー層は記録層の上に形成され、塗装層は、基板の裏面に形成され、塗装層には、添加剤の入ったものと、添加物と混合されたものと両方またはそのいずれかが入った複数のマイクロカプセルが含まれる。さらに、添加剤には、少なくとも1つの抗酸化物質と少なくとも1つの消毒剤と少なくとも1つの抗生物質のすべてまたはそのいずれかが含まれる。
【0010】
当発明の光ディスクの基板は、生物分解性であり、製造プロセスの調整および製造コストの大幅な増加なしに、製造することができる。
【0011】
当発明の利点および精神は、添付図面とともに以下の詳述によって理解されるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明は、光ディスクを提供し、特に、光ディスクで使用される基板は使用保証される十分な寿命がある生物分解性である。好適な実施態様は、下記のとおり開示される。
【0013】
本発明の第1の好適な実施態様による光ディスクの断面図を示す、図1を参照してください。図1に示されるように、光ディスク1には、基板11、反射層13、記録層15およびカバー層17が含まれる。
【0014】
基板11は、添加物と混合された生物分解性物質で形成される。反射層13は、基板11の上に形成される。記録層15は、反射層13の上に形成される。またカバー層17は、記録層15の上に形成される。
【0015】
ある実施態様では、生物分解性物質は、ポリ乳酸(PLA)、澱粉、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリビニルアルコール(PVA)、ジヒドロキシ酸二塩基アルコール、芳香族炭化水素コポリエステル、ポリ3ヒドロキシ酪酸塩‐co‐3ポリヒドロキシ吉草酸(PHBV)またはその他の適当な物質でよい。しかしながら、生物分解性物質で形成される基板の透明性は、より低い。したがって、当発明の第一の好適な実施態様に基づく光ディスクの構造は、ブルーレイディスク(BD)仕様、DVD+R仕様、DVD-R仕様、DVD+RW仕様、DVD-RW仕様および高密度DVD(HD-DVD)仕様に従ったダミーディスクなど、透明な基板を必要としない仕様により適している。例えば、当発明の光ディスクは、HD-DVD仕様に従ったダミーディスクの可能性がある。
【0016】
添加物と生物分解性物質の混合物があり、本発明の第1の実施態様による光ディスクの断面図を示す図2を参照してください。実施態様において、光ディスク3には、基板31、反射層33、記録層35およびカバー層37が含まれる。特に、基板31は、複数のマイクロカプセル311のある生物分解性物質で形成される。マイクロカプセル311のそれぞれには、添加剤が含まれる。その上に添加剤には、少なくとも1つの抗酸化物質と少なくとも1つの消毒剤と少なくとも1つの抗生物質のすべてまたはそのいずれかが含まれる。
【0017】
別の実施態様では、基板31は、上記添加剤のある生物分解性物質で形成される。しかしながら、別の実施態様では、基板31は、マイクロカプセル311および上記添加物のある生物分解性物質で形成される。
【0018】
実際には、添加剤には、少なくとも1つの抗酸化物質と少なくとも1つの消毒剤と少なくとも1つの抗生物質のすべてまたはそのいずれかが含まれることがある。添加剤に分類される抗酸化物質には、メタ重亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、アセチルシスチン、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチルヒドロキシトルエン、第3ブチルヒドロキシキノン(TBHQ)、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、Lアスコルビン酸、Lアスコルビン酸ナトリウム、Lアスコルビン酸ステアレート、Lアスコルビン酸パルミテート、エリソルビン酸塩、エリソルビン酸ナトリウム、DL-α‐トコフェロール、没食子酸プロピル、グアヤク脂、Lシステイン一塩酸塩、第3ブチルヒドロキノン、カルシウムLアスコルビン酸塩、トコフェロール混合濃縮、D-α‐トコフェロール濃縮、EDTA(エチレンジアミン4酢酸)Na2またはEDTA Ca Na2、亜硫酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム(無水)、亜硫酸水素ナトリウム、ヒドロ亜硫酸ナトリウム、ビロ亜硫酸カリウム、亜硫酸水素カリウム、メタ重亜硫酸ナトリウムその他がありうる。さらに、添加剤に分類される消毒剤には、塩化ベンザルコニウム、ブチレンクロロヒドリン、チメロサール、酢酸フェニル水銀、硝酸フェニル水銀、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、ソルビン酸ナトリウム、プロピオン酸カルシウム、プロピオン酸ナトリウム、デヒドロ酢酸、安息香酸、安息香酸ナトリウム、エチルPヒドロキシ安息香酸塩、プロピルPヒドロキシ安息香酸塩、ブチルヒドロキシ安息香酸塩、イソプロピルヒドロキシ安息香酸塩、イソブチルヒドロキシ安息香酸塩、ビフェニル、酢酸ナトリウム、ソルビン酸塩カルシウム、安息香酸カルシウム、Nisin、チアミン硫酸ジラウリル、プロピオン酸、ナタマイシンその他が含まれることがある。さらに添加剤に分類される抗生物質には、オキザゾリジノン、イソオキザゾリン、キチン、一酸化窒素、アミノグリコシドその他が含まれることがある。
【0019】
上記の抗酸化剤、消毒剤および抗生物質の用法および量は、マイクロカプセルの添加物放出の頻度など要件に合うように状況に応じて調節すること、およそ15年から20年など光ディスクの一般保証時間を満たすように光ディスクの生物分解の開始を延期することができることに留意することが望ましい。
【0020】
本発明の第2の好適な実施態様による光ディスクの断面図を示す図3を参照されたい。図3に示されるとおり、光ディスク5には、基板51、反射層53、記録層55、カバー層57および塗装層59が含まれる。基板51は、生物分解性物質で形成される。実際には、生物分解性物質の種類は、上記と同じである。
【0021】
図3に示されるとおり、反射層53は、基板の表面の上に形成される。記録層55は、反射層53の上に形成される。カバー層57は、記録層55の上に形成される。またカバー層59は、基板51の裏面の上に形成される。
【0022】
ある実施態様において、塗装層59には、複数のマイクロカプセル591が含まれる。図3に示されるとおり、複数のマイクロカプセル591のそれぞれには、上記の添加剤が含まれる。別の実施態様においては、上記の添加剤を混合することによって、塗装層59は形成される。さらに別の実施態様においては、上記の添加剤とマイクロカプセルを混合することによって、塗装層59は形成される。
【0023】
同様に、当発明の第2の好適な実施態様に基づく光ディスク5の構造は、BD仕様、DVD+R仕様、DVD-R仕様、DVD+RW仕様、DVD-RW仕様およびHD-DVD仕様に従うダミーディスクなどの透明な基板を必要としない仕様により適している。
【0024】
同様に、上記の抗酸化剤、消毒剤および抗生物質の用法および量は、マイクロカプセルの添加物放出の頻度など要件に合うように状況に応じて調節すること、およそ15年から20年など光ディスクの一般保証時間を満たすように光ディスクの生物分解の開始を延期することができる。
【0025】
当発明の光ディスクの基板が、生物分解性物質で形成されているので、微生物によって分解されることができ、さらに環境への有害な影響を低減することができる。その上に、当発明の光ディスクには、生物分解効果を減らす抗酸化剤、消毒剤および抗生物質などの添加剤が含まれる。その上に、添加剤の種類および量ならびにマイクロカプセルの放出頻度を調節することによって、光ディスクの生物分解は、その希望する耐用年数に延期されることができる。
【0026】
上記の例および説明によって、当発明の特徴および精神は十分に説明されることを希望する。当業者は、当発明の存続および教示の間、当装置の多数の修正および変更が行われることがあることを、直ちに認めるものである。したがって、上記の開示は、添付の請求の境界によってのみ制限されるものと解釈されることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の第1の好適な実施態様による光ディスクの断面図である。
【図2】本発明の実施態様による光ディスクの断面図である。
【図3】本発明の第2の実施態様による光ディスクの断面図である。
【符号の説明】
【0028】
1 光ディスク
3 光ディスク
5 光ディスク
11 基板
13 反射層
15 記録層
17 カバー層
31 基板
33 反射層
35 記録層
37 カバー層
51 基板
53 反射層
55 記録層
57 カバー層
59 塗装層
311 マイクロカプセル
591 マイクロカプセル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
添加剤の入った複数のマイクロカプセルと混合されることと、添加物と混合されることの両方またはそのいずれかの生物分解性物質で形成される基板、基板の上に形成される反射層、反射層の上に形成される記録層、および記録層の上に形成されるカバー層を備えることを特徴とする光ディスク。
【請求項2】
光ディスクの構造が、ブルーレイ・ディスク(BD)仕様、DVD+R仕様、DVD-R仕様、DVD+RW仕様、DVD-RW仕様および高密度DVD(HD-DVD)仕様からなるグループから選択されるものに従うように構成されることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
【請求項3】
生物分解性物質が、ポリ乳酸(PLA)、澱粉、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリビニルアルコール(PVA)、ジヒドロキシ酸二塩基アルコール、芳香族炭化水素コポリエステルおよびポリ3ヒドロキシ酪酸塩‐co‐3ポリヒドロキシ吉草酸(PHBV)からなるグループから選択されるものであることを特徴とする請求項2の光ディスク。
【請求項4】
添加剤が少なくとも1つの抗酸化物、1つの消毒剤および1つの抗生物質からなるグループから選択されるものを含むことを特徴とする請求項3記載の光ディスク。
【請求項5】
少なくとも1つの抗酸化物が、メタ重亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、アセチルシスチン、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチルヒドロキシトルエン、第3ブチルヒドロキシキノン(TBHQ)、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、Lアスコルビン酸、Lアスコルビン酸ナトリウム、Lアスコルビン酸ステアレート、Lアスコルビン酸パルミテート、エリソルビン酸塩、エリソルビン酸ナトリウム、DL-α‐トコフェロール、没食子酸プロピル、グアヤク脂、Lシステイン一塩酸塩、第3ブチルヒドロキノン、カルシウムLアスコルビン酸塩、トコフェロール混合濃縮、D-α‐トコフェロール濃縮、EDTA(エチレンジアミン4酢酸)Na2またはEDTA Ca Na2、亜硫酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム(無水)、亜硫酸水素ナトリウム、ヒドロ亜硫酸ナトリウム、ビロ亜硫酸カリウム、亜硫酸水素カリウムおよびメタ重亜硫酸ナトリウムからなるグループから選択されるものを含むことを特徴とする請求項4記載の光ディスク。
【請求項6】
少なくとも1つの消毒剤が、塩化ベンザルコニウム、ブチレンクロロヒドリン、チメロサール、酢酸フェニル水銀、硝酸フェニル水銀、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、ソルビン酸ナトリウム、プロピオン酸カルシウム、プロピオン酸ナトリウム、デヒドロ酢酸、安息香酸、安息香酸ナトリウム、エチルPヒドロキシ安息香酸塩、プロピルPヒドロキシ安息香酸塩、ブチルヒドロキシ安息香酸塩、イソプロピルヒドロキシ安息香酸塩、磯ブチルヒドロキシ安息香酸塩、ビフェニル、酢酸ナトリウム、ソルビン酸塩カルシウム、安息香酸カルシウム、Nisin、チアミン硫酸ジラウリル、プロピオン酸およびナタマイシンからなるグループから選択されるものを含むことを特徴とする請求項4記載の光ディスク。
【請求項7】
少なくとも1つの抗生物質が、オキザゾリジノン、イソオキザゾリン、キチン、一酸化窒素およびアミノグリコシドからなるグループから選択されるものを含むことを特徴とする請求項4記載の光ディスク。
【請求項8】
生物分解性物質で形成される基板、基板の表面の上に形成される反射層、反射層の上に形成される記録層、記録層の上に形成されるカバー層、ならびに基板の裏面の上に形成される塗装層および添加剤を含むことと、添加剤と混合することの両方またはそのいずれかの複数のマイクロカプセルを含む塗装層を備えることを特徴とする光ディスク。
【請求項9】
光ディスクの構造が、ブルーレイ・ディスク(BD)仕様、DVD+R仕様、DVD-R仕様、DVD+RW仕様、DVD-RW仕様および高密度DVD(HD-DVD)仕様からなるグループから選択されるものに従うように構成されることを特徴とする請求項8記載の光ディスク。
【請求項10】
生物分解性物質が、ポリ乳酸(PLA)、澱粉、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリビニルアルコール(PVA)、ジヒドロキシ酸二塩基アルコール、芳香族炭化水素コポリエステルおよびポリ3ヒドロキシ酪酸塩‐co‐3ポリヒドロキシ吉草酸(PHBV)からなるグループから選択されるものであることを特徴とする請求項9記載の光ディスク。
【請求項11】
少なくとも1つの抗酸化物、少なくとも1つの消毒剤および少なくとも1つの抗生物質からなるグループから選択されるものを含むことを特徴とする請求項10記載の光ディスク。
【請求項12】
少なくとも1つの抗酸化物が、メタ重亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、アセチルシスチン、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチルヒドロキシトルエン、第3ブチルヒドロキシキノン(TBHQ)、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、Lアスコルビン酸、Lアスコルビン酸ナトリウム、Lアスコルビン酸ステアレート、Lアスコルビン酸パルミテート、エリソルビン酸塩、エリソルビン酸ナトリウム、DL-α‐トコフェロール、没食子酸プロピル、グアヤク脂、Lシステイン一塩酸塩、第3ブチルヒドロキノン、カルシウムLアスコルビン酸塩、トコフェロール混合濃縮、D-α‐トコフェロール濃縮、EDTA(エチレンジアミン4酢酸)Na2またはEDTA Ca Na2、亜硫酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム(無水)、亜硫酸水素ナトリウム、ヒドロ亜硫酸ナトリウム、ビロ亜硫酸カリウム、亜硫酸水素カリウムおよびメタ重亜硫酸ナトリウムからなるグループから選択されるものを含むことを特徴とする請求項11記載の光ディスク。
【請求項13】
少なくとも1つの消毒剤が、塩化ベンザルコニウム、ブチレンクロロヒドリン、チメロサール、酢酸フェニル水銀、硝酸フェニル水銀、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、ソルビン酸ナトリウム、プロピオン酸カルシウム、プロピオン酸ナトリウム、デヒドロ酢酸、安息香酸、安息香酸ナトリウム、エチルPヒドロキシ安息香酸塩、プロピルPヒドロキシ安息香酸塩、ブチルヒドロキシ安息香酸塩、イソプロピルヒドロキシ安息香酸塩、イソブチルヒドロキシ安息香酸塩、ビフェニル、酢酸ナトリウム、ソルビン酸塩カルシウム、安息香酸カルシウム、Nisin、チアミン硫酸ジラウリル、プロピオン酸およびナタマイシンからなるグループから選択されるものを含むことを特徴とする請求項11記載の光ディスク。
【請求項14】
少なくとも1つの抗生物質が、オキザゾリジノン、イソオキザゾリン、キチン、一酸化窒素およびアミノグリコシドからなるグループから選択されるものを含むことを特徴とする請求項11記載の光ディスク。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−65970(P2008−65970A)
【公開日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2007−146462(P2007−146462)
【出願日】平成19年6月1日(2007.6.1)
【出願人】(506044801)達信科技股▲ふん▼有限公司 (10)
【Fターム(参考)】