説明

光ピックアップ装置

【課題】接着剤の塗布ばらつきが起こったとしても、周囲環境による接着剤の膨張または収縮の影響を受け難く、性能の低下を抑制できる光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】光ピックアップケース92とそれに接着されたハーフミラー(光学部品)98とを有し、光ディスクに記録された情報を読み取る光ピックアップ装置において、ケース92は光学部品98を接着するための凸部2を有し、凸部側面2bと凸部接着面2aとの成す角度θは90度以下で、かつ凸部側面2bの長さはケース92の主表面から凸部接着面2aまでの高さよりも長い。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、CD(コンパクトディスク)やDVD(デジタルバーサタイルディスク)、Blu−rayディスク(登録商標)等の光記録媒体の記録,再生に用いられる光ピックアップ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
CDやDVD等の光記録媒体の記録,再生に用いられる光ピックアップ装置、もしくは光ピックアップ装置を組み込んだ光ディスクドライブ装置では、図1(a)のようにレーザダイオードなどの発光素子からの出射光を各種レンズ及びプリズム,ミラー等を介して対物レンズに導き、光記録媒体上で収束させる光学系と、光記録媒体からの戻り光を対物レンズ及び他各種レンズ,プリズム,ミラーを介して光出力を電気信号に変換するための光電変換素子で受光する光学系になっている。この中で、各種レンズ等の光学部品は、光ピックアップのケースに対して光学的観点から最適な位置に接着剤を用いて固定することが必要となる。
【0003】
特にハーフミラー接着部は図1(b)や図2(a)のように凸部接着面2aに接着剤を塗布し、ハーフミラー98を押し当ててから接着剤を硬化させる工程を行っている。しかし、接着剤の塗布ばらつきにより、接着剤の塗布量が多くなった場合については、凸部接着面2aから接着剤がはみ出し、光ピックアップケース92の本体部まで流れ込んでしまい、その部分の接着厚が見かけ上厚くなるため位置ずれが大きくなってしまうという問題があった。
なお、光ピックアップ装置に係り、先行技術文献として特許文献1〜4がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−141749号公報
【特許文献2】特開2007−207303号公報
【特許文献3】特開2008−84364号公報
【特許文献4】特開2008−293546号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
光記録媒体は微細化・高密度化の方向にあり、それに対応するために必要となる光ピックアップ装置の課題について検討した。特許文献1では、L字形状部分にハーフミラーを接着するような形状をもつ光ピックアップ装置が記載されている。特許文献2では、3種類の接着剤を用いた接着構造を持つ光ピックアップ装置が記載されている。特許文献3では、ハーフミラーが歪まないように固定して収差を良好に維持するようなハーフミラーの側面を接着したような構造が提案されている。特許文献4では、ハーフミラーが歪まないように固定して収差を良好に維持するようなハーフミラーの上下面を接着したような構造が提案されている。
【0006】
上記従来技術では、現状の光ピックアップ装置としての性能は満足している。しかしながら、光記録媒体が微細化・高密度化された場合には光軸に対する光学部品の傾斜ずれ低減への要求等が厳しくなると考えられ、接着剤塗布作業のばらつきや接着剤はみだし部の接着剤の膨張収縮による品質ばらつきが光ピックアップ装置の記録・再生特性に及ぼす影響が懸念される。
【0007】
接着剤塗布時の接着剤のはみだしについて検討した結果を、光学部品であるハーフミラーの接着部の上面図が示された図2(a)を用いて説明する。図2(a)に示すように光ピックアップ筐体(ケース)92の接着部は凸形状を作っているために接着剤1の塗布位置については、ほぼ同じ箇所にできるが接着剤供給時のばらつきが大きく、図2(a)のように接着剤1が接着面2aからはみ出してしまうために、接着剤1のはみ出し部での接着剤1の熱膨張によりハーフミラー98が大きく動いてしまう可能性がある。ハーフミラー98は普通2箇所以上で接着されているがどちらか片方でも大きく動いてしまうと、光軸がずれてしまうという事態が起こりうる。そして、そのような事態が起きてしまうと、光ピックアップの光学的処理性能が低下し、記録再生性能が低下する可能性がある。
【0008】
このような状況は、特許文献1〜4に記載されているような接着構造をとったとしても何れも光学部品を2箇所以上で接着・固定しており、同様に起こりうる可能性がある。
【0009】
本発明の目的は、上記課題を解決すべく、接着剤の塗布ばらつき等が起こったとしても、熱や湿度等の周囲環境による接着剤の膨張または収縮の影響を受けにくくし、光軸に対して傾斜(位置ずれ)し性能が低下する事態を生じにくくするような光ピックアップ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
【0011】
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、ケースとケースに備え付けられた光学部品とを有し、光ディスクに記録された情報を読み取る光ピックアップ装置において、前記ケースは前記光学部品を接着・固定するため、少なくとも2箇所に前記ケースの主表面に対して同一高さの凸部を有し、前記凸部は、凸部側面と、前記光学部品が接着・固定される凸部接着面とを有し、前記凸部側面と前記凸部接着面との成す角度は90度以下で、かつ前記凸部側面の長さは前記ケースの主表面から前記凸部接着面までの高さよりも長いことを特徴とする光ピックアップ装置とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、凸部側面と凸部接着面との成す角度が90度以下で、かつ凸部側面の長さが凸部底面(光ピックアップケース主表面)から凸部接着面までの高さよりも長くなる構造とすることにより、接着剤の塗布ばらつき等が起こったとしても、熱や湿度等の周囲環境による接着剤の膨張または収縮の影響が抑制され、光軸に対する光学部品の位置ずれ(傾斜ずれ)を抑制可能な光ピックアップ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の第1の実施例に係る光ピックアップ装置の概略図であり、(a)は全体構成斜視図、(b)はハーフミラー(光学部品)接着部の例を示す拡大構成斜視図である。
【図2】従来の光ピックアップ装置におけるハーフミラー接着部の概略図であり、(a)は上面図、(b)はミラー側から見たときの正面図である。
【図3】図2(a)に示すハーフミラー(光学部品)接着部の概略側面図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る光ピックアップ装置におけるハーフミラー(光学部品)接着部の概略図であり、(a)は上面図、(b)はミラー側から見たときの正面図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係る光ピックアップ装置におけるハーフミラー(光学部品)接着部の位置ずれ量測定の結果を比較例と共に表す模式図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る光ピックアップ装置におけるハーフミラー(光学部品)接着部の概略上面図である。
【図7】本発明の第3の実施例に係る光ピックアップ装置におけるハーフミラー(光学部品)接着部の概略上面図である。
【図8】本発明の第4の実施例に係る光ピックアップ装置におけるハーフミラー(光学部品)接着部の概略側面図である。
【図9】本発明の第5の実施例に係る光ピックアップ装置におけるハーフミラー(光学部品)接着部の概略上面図である。
【図10】本発明の第6の実施例に係る光ピックアップ装置におけるハーフミラー(光学部品)接着部の概略上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、実施例について図面を用いて説明する。
【実施例1】
【0015】
第1の実施例について、従来例の検討内容を踏まえて図1〜図5を用いて説明する。図1は本実施例に係る光ピックアップ装置の概略図であり、(a)は全体構成斜視図、(b)は光学部品の接着部の拡大斜視図である。本実施例では、光学部品としてハーフミラーを取り上げ、その接着構造の例について説明するが、対物レンズ等のレンズやプリズム、発光素子、受光素子等他の光学部品の接着にも適用することができる。光ピックアップ装置90は、図1(a)に示すように、光ピックアップケース92と、光ピックアップケース92に取り付けられたレーザダイオード(発光素子)93、フォトダイオード(受光素子)94、補助レンズ95、プリズム96、検出レンズ97、ハーフミラー98等を有する。ハーフミラー98は、接着剤により光ピックアップケース92に固定される。プリズム96や検出レンズ97、ハーフミラー98等の光学部品は、図1(b)に示すように、光路上に配置される。なお、符号10はホルダー、符号91はアクチュエータ部分を示す。同一符号は同一構成要素を示す。
【0016】
図2(a)は、従来の光ピックアップ装置で採用されている光ピックアップケース92とハーフミラー98とを接着剤1で接合したときの固定構造の上面図であり、図2(b)は、同固定構造をハーフミラー側から見たときの正面図であり、図3は同固定構造を左側から見たときの側面図である。
【0017】
ハーフミラー98と光ピックアップケース92の凸部2とは、凸部接着面2aに接着剤1を塗布し、ハーフミラー98を押し当ててから接着剤1を硬化させる工程により接着・固定される。なお、光ピックアップケース92の主表面からの各凸部2の高さが同一となるように製造されていることは言うまでもない。しかし、接着剤1の塗布ばらつきにより、接着剤1の塗布量が多くなった場合については、凸部接着面2aから接着剤1がはみ出し(図2(a)の左側の接着部)、光ピックアップケース92の本体部まで流れ込んでしまい、その部分の接着厚が見かけ上厚くなるため、周囲環境の変化による接着剤の膨張・収縮によるハーフミラー98の位置ずれが将来的には問題になることが懸念された。
【0018】
図4(a)は、本実施例に係る光ピックアップ装置における光ピックアップケース92の凸部2とハーフミラー98の固定構造の概略上面図であり、図4(b)は固定構造をハーフミラー側から見たときの正面図である。本実施例では、光ピックアップケース98の凸部2の側面2bに逆テーパを設けており、凸部2の根元の幅Aよりも凸部接着面2aの幅Bの方が大きくなるような構造とし、凸部側面2bと凸部接着面2aとの成す角度θが90度未満で、かつ凸部側面2bの長さが凸部底面(光ピックアップケース92主表面)から凸部接着面2aまでの高さよりも長くなる構造にすることにより、図4(a)のように凸部接着面2aよりはみでた接着剤が光ピックアップケース92の主表面に触れ難くすることができる。このため接着剤のはみ出した部分が膨張収縮を起こしても、ハーフミラーの位置ずれには寄与しなくなる。また、光ピックアップケース92に触れない程度の微小なはみ出しが発生した場合、接着剤が凸部2を巻き込むような形になるため接着強度が大きくなることも期待される。なお、逆テーパを有する凸部2は、光ピックアップケース92をモールド金型を用いて製造する際、同時に形成することができる。
【0019】
図5に、比較例として従来構造で接着剤がはみ出した場合と本実施例で接着剤のはみだしがあるときのハーフミラーの位置ずれ量を評価した結果を示す。図中番号1が接着後に70℃の恒温槽に2時間サンプルを投入した後室温で測定したときの位置ずれ量であり、図中番号2、3、4は、60℃90%RHの恒温恒湿槽に96時間、168時間、504時間放置した後、室温で位置ずれ量を測定した結果である。縦軸は位置ずれ量の相対値である。
【0020】
接着剤のはみだしが有る場合、従来構造と本実施例の構造では高温高湿環境にしたときに顕著な違いが現れる。従来構造と本実施例の構造では、位置ずれ量は従来構造のほうが約1.8倍大きくなり,接着剤のはみ出しなどが起こった場合には,ハーフミラーの位置ずれ量が大きくなっている。位置ずれが生じる理由としては、熱による接着剤の膨張、収縮及び大気中の水分を吸収することによる膨張、水分による接着剤の加水分解などが考えられる。
【0021】
一方、本実施例の構造のように、はみ出し部の影響を受けないようにすると位置ずれは接着剤の収縮によって生じてはいるが、はみ出している場合の半分で収まるために、周囲の環境の影響を受けにくく、光ピックアップ装置としての性能を保つことができる。
【0022】
本実施例によれば、光ピックアップケースの接着部における凸部接着面と凸部側面との成す角度を90度以下、かつ凸部側面の長さが凸部底面(光ピックアップケース主表面)から凸部接着面までの高さよりも長くなる構造とすることにより、接着剤の塗布量がばらついても、周囲環境による接着剤の膨張または収縮の影響が抑制され、光軸に対する光学部品の位置ずれを抑制可能な光ピックアップ装置を提供することができる。
【実施例2】
【0023】
第2の実施例について図6を用いて説明する。なお、実施例1に記載され本実施例に未記載の事項は、特段の事情のない限り本実施例にも適用することができる。
【0024】
図6は、本実施例に係る光ピックアップ装置におけるハーフミラーの接着部の概略上面図を示す。凸部側面2bの一箇所(光路とは反対側)にテーパ加工を施した例である。このように片側のみにテーパを設けた場合でも、接着剤1の塗布形状を均一にすることができ位置ずれを抑制でき、第1の実施例と同様の効果が得られるようにすることが可能である。
【0025】
本実施例によれば、接着剤の塗布量がばらついても、周囲環境による接着剤の膨張または収縮の影響が抑制され、光軸に対する光学部品の位置ずれを抑制可能な光ピックアップ装置を提供することができる。また、凸部の一箇所のみのテーパ加工であるため実施例1の構造に比し凸部の機械的強度を高めることができる。
【実施例3】
【0026】
第3の実施例について図7を用いて説明する。なお、実施例1に記載され本実施例に未記載の事項は、特段の事情のない限り本実施例にも適用することができる。
【0027】
図7は、本実施例に係る光ピックアップ装置におけるハーフミラーの接着部の概略上面図を示す。第1、第2の実施例と同様であるが、凸部側面(光路側)2c全体にテーパを設けた例である。このように図4のようにハーフミラー接着部の凸部2のみで凸部側面2bを設けてもいいが、図7のように光路側全体をテーパにすることによっても位置ずれの抑制は可能である。
【0028】
本実施例によれば、接着剤の塗布量がばらついても、周囲環境による接着剤の膨張または収縮の影響が抑制され、光軸に対する光学部品の位置ずれを抑制可能な光ピックアップ装置を提供することができる。また、光路側凸部側面にもテーパを設けることにより、はみだした接着剤が光路の障害となるリスクを低減できる。
【実施例4】
【0029】
第4の実施例について図8を用いて説明する。なお、実施例1〜3のいずれかに記載され本実施例に未記載の事項は、特段の事情のない限り本実施例にも適用することができる。
【0030】
図8は、本実施例に係る光ピックアップ装置におけるハーフミラーの接着部の概略側面図である。第1〜3の実施例ではテーパ面を凸部2の側面に設定したが、本実施例では図8に示すように、凸部上面2dにテーパを設けた構造となっている。凸部下面に同様の構造を形成した場合でも同じである。このような構造にすることでも、実施例1〜3と同様な効果を得ることができる。また、実施例1〜3のいずれかとの組み合わせの構造とすることにより、より大きな効果を得ることができる。
【実施例5】
【0031】
第5の実施例について図9を用いて説明する。なお、なお、実施例1〜4のいずれかに記載され本実施例に未記載の事項は、特段の事情のない限り本実施例にも適用することができる。
【0032】
図9は、本実施例に係る光ピックアップ装置におけるハーフミラーの接着部の概略上面図である。従来の接着構造である凸部2の隣に、凸部横(根元)に溝3を設けた構造であり溝の幅Dはハーフミラー接着面2aの幅Cよりも小さくしている。
【0033】
図9に示すように凸部2の根元に溝を設けることにより接着剤がはみだした場合でも光ピックアップケース92に接触するまでの距離が長くなるために、接着厚が厚くなることがなくなり、実施例1〜4と同様の効果が得られる。
【0034】
また、実施例1〜4のいずれかとの組み合わせの構造とすることにより、より大きな効果を得ることができる。
【実施例6】
【0035】
第6の実施例について図10を用いて説明する。なお、なお、実施例1〜4のいずれかに記載され本実施例に未記載の事項は、特段の事情のない限り本実施例にも適用することができる。
【0036】
図10は、本実施例に係る光ピックアップ装置におけるハーフミラーの接着部の概略上面図である。図10に示すように凸部2の光路側に逆テーパを設けたうえで光路と反対側の凸部2の側面(根元)に溝を形成するような構造をとることでも、上記実施例1〜5と同様の効果が得られる。
【0037】
また、実施例3や4との組み合わせの構造とすることにより、より大きな効果を得ることができる。
【0038】
以上、本発明に係る光ピックアップ装置についての実施の形態について説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の説明の範囲で様々な変形などが可能である。
【符号の説明】
【0039】
1:接着剤、2:凸部(ミラー接着部)、2a:凸部接着面、2b:凸部側面、2c:凸部側面(光路側)、2d:凸部上面、3:凸部横(根元)溝、10:ホルダー、90:光ピックアップ装置、91:アクチュエータ部分、92:光ピックアップケース、93:レーザダイオード(発光素子)、94:フォトダイオード(受光素子)、95:補助レンズ、96:プリズム、97:検出レンズ、98:ハーフミラー。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケースとケースに備え付けられた光学部品とを有し、光ディスクに記録された情報を読み取る光ピックアップ装置において、
前記ケースは前記光学部品を接着・固定するため、少なくとも2箇所に前記ケースの主表面に対して同一高さの凸部を有し、
前記凸部は、凸部側面と、前記光学部品が接着・固定される凸部接着面とを有し、
前記凸部側面と前記凸部接着面との成す角度は90度以下で、かつ前記凸部側面の長さは前記ケースの主表面から前記凸部接着面までの高さよりも長いことを特徴とする光ピックアップ装置。
【請求項2】
請求項1記載の光ピックアップ装置において、
前記凸部は、前記凸部接着面の幅よりも前記凸部の根元部での幅のほうが小さい逆テーパ形状を有することを特徴とする光ピックアップ装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置において、
2箇所の前記凸部の間は光路となっており、
前記凸部は、前記光路側もしくは反対側にひとつ以上の斜面を有することを特徴とする光ピックアップ装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光ピックアップ装置において、
前記ケースには、前記凸部の根元に少なくとも1つ以上の溝が設けられていることを特徴とする光ピックアップ装置。
【請求項5】
請求項4記載の光ピックアップ装置において、
前記溝は、前記凸部接着面の幅よりも小さいことを特徴とする光ピックアップ装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光ピックアップ装置において、
前記光学部品を前記ケースに接着・固定する接着剤は、紫外線硬化型もしくは熱硬化型接着剤であることを特徴とする光ピックアップ装置。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光ピックアップ装置において、
前記光学部品は、ハーフミラーであることを特徴とする光ピックアップ装置。
【請求項8】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光ピックアップ装置において、
前記光学部品は、レーザであることを特徴とする光ピックアップ装置。
【請求項9】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光ピックアップ装置において、
前記光学部品は、受光素子であることを特徴とする光ピックアップ装置。
【請求項10】
請求項9記載の光ピックアップ装置において、
前記受光素子は、フォトダイオードであることを特徴とする光ピックアップ装置。
【請求項11】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光ピックアップ装置において、
前記光学部品は、対物レンズであることを特徴とする光ピックアップ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−226804(P2012−226804A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−93888(P2011−93888)
【出願日】平成23年4月20日(2011.4.20)
【出願人】(000153535)株式会社日立メディアエレクトロニクス (452)
【Fターム(参考)】