全体的または部分的関節形成において正確さ、速度及び単純さの増加を容易にする患者により選択可能な関節形成装置と手術ツール
【課題】軟骨置換システムと周囲軟骨との間の統合を容易にする。関節面修復材料を修復するための、および関節面を修復するための方法、構成、およびツールを提供する。
【解決手段】正常な軟骨と罹患軟骨の少なくとも1つを含む関節の画像を取得するステップと、正常な軟骨に一致する、罹患軟骨の表面の寸法を復元するステップ、および、復元された罹患軟骨表面の寸法、または罹患軟骨表面より大きな領域にマッチするように関節移植片を設計する。
【解決手段】正常な軟骨と罹患軟骨の少なくとも1つを含む関節の画像を取得するステップと、正常な軟骨に一致する、罹患軟骨の表面の寸法を復元するステップ、および、復元された罹患軟骨表面の寸法、または罹患軟骨表面より大きな領域にマッチするように関節移植片を設計する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
関節の画像を取得するステップであって、前記の画像は正常な軟骨と罹患軟骨の少なくとも1つを含んでいるステップ、
正常な軟骨に一致する、前記の罹患軟骨の表面の寸法を復元するステップ、および、
復元された前記の罹患軟骨表面の前記の寸法または前記の罹患軟骨表面より大きな領域にマッチするように関節移植片を設計するステップ
を含む、関節移植片を設計する方法。
【請求項2】
前記の画像が、MRI、CT、超音波、デジタル断層合成、光コヒーレンス断層画像、およびそれらの組み合わせからなるグループから選択される、請求項1に記載された方法。
【請求項3】
前記の復元が、正常な軟骨の輪郭に追従するパラメトリック曲面を取得することを含み、そのパラメトリック曲面が、正常な軟骨の輪郭を罹患軟骨へ広げる制御点を含んでいる、請求項1に記載された方法。
【請求項4】
前記のパラメトリック曲面がBスプライン曲面を含む、請求項3に記載された方法。
【請求項5】
請求項1に記載された方法において、前記の復元は、
前記の画像から軟骨を抽出することにより、軟骨の2値画像を取得すること、ここで、罹患軟骨は、前記の2値画像において凹みとして現れるステップと、
罹患軟骨領域を満たす移植片の形を決定するために、形態学的閉じ動作を実行するステップと
含むことを特徴とする請求項1に記載された方法。
【請求項6】
前記の形態学的閉じ動作が、構造要素を用いて、二次元または三次元で実行される、請求項5に記載された方法。
【請求項7】
前記の形態学的閉じ動作が、浸食があとに続く拡張を含む、請求項5に記載された方法。
【請求項8】
関節内への関節修復システムの適合を評価するためのシステムであって、
関節修復システムの適合を判断するために、関節の三次元または二次元断層画像を関節修復システムの画像に重畳できる1つ以上の計算手段を備えるシステム。
【請求項9】
前記の計算手段は、関節と関節修復システムの画像を共通の座標系にマージできる、請求項8のシステム。
【請求項10】
前記の計算手段は、前記の画像を互いに対して回転させ、または、運動させることができる、請求項8のシステム。
【請求項11】
前記の画像は三次元である、請求項8のシステム。
【請求項12】
前記の画像は、少なくとも1つの関節構造および前記の関節修復システムの三次元的表現を含む、請求項11のシステム。
【請求項13】
前記の三次元的表現はパラメトリック曲面表現を用いて生成される、請求項11のシステム。
【請求項14】
前記の画像は1つ以上の断層二次元画像を含む、請求項8のシステム。
【請求項15】
前記の二次元断層画像は複数の平面で復元される、請求項14のシステム。
【請求項16】
前記の計算手段は、最良の適合を有する関節修復システムを選択できる、請求項8のシステム。
【請求項17】
前記の計算手段は、前記の関節修復システムと前記の周囲の関節面との間の不十分な整列の領域を強調できる、請求項8のシステム。
【請求項18】
前記の関節の関節面の前記の形状に一致する、1つ以上の表面または部材を含んでいる、移植片を受けるために関節を準備する外科ツール。
【請求項19】
前記の関節は膝であり、前記の関節面は大腿顆または脛骨プラトーを含む、請求項18に記載された外科ツール。
【請求項20】
前記のツールはルーサイトまたはシラスチックを含む、請求項18に記載された外科ツール。
【請求項21】
前記のツールは再利用可能である、請求項18に記載された外科ツール。
【請求項22】
前記のツールは、調整可能な密集したピンのアレイを含む、請求項21に記載された外科ツール。
【請求項23】
さらに開口を含み、この開口の寸法が移植片の寸法以下である、請求項18に記載された外科ツール。
【請求項24】
1つ以上の注入物質を受けるのに適合した1つ以上の開口をさらに含む、請求項18に記載された外科ツール。
【請求項25】
1つ以上の硬化可能な組成物をさらに含む、請求項24に記載された外科ツール。
【請求項26】
前記の硬化可能な組成物は、開口を通って注入される、請求項25に記載された外科ツール。
【請求項27】
関節内への関節修復システムの適合を評価する方法であって、
1つ以上の関節の三次元または二次元断層画像を取得するステップであって、前記の関節は1つ以上の欠損または罹患領域を含んでいるステップ、
前記の欠損または罹患領域を修復するよう設計された1つ以上の関節修復システムの、1つ以上の表現または画像を取得するステップ、および、
前記の画像を評価して欠損と最良に適合する関節修復システムを決定するステップ
からなる方法。
【請求項28】
前記の評価は、前記の関節への前記の関節修復システムの適合を判定するために、前記の画像を重畳することを含む、請求項27に記載された方法。
【請求項29】
前記の関節の画像および前記の関節修復システムの画像は共通の座標系にマージされる、請求項27に記載された方法。
【請求項30】
前記の画像は三次元である、請求項27に記載された方法。
【請求項31】
前記の画像は、少なくとも1つの関節の構造と、前記の関節修復システムとの三次元的表現を含む、請求項30に記載された方法。
【請求項32】
前記の三次元的表現はパラメトリック曲面表現を用いて生成される、請求項31に記載された方法。
【請求項33】
前記の画像は1つ以上の断層二次元画像を含む、請求項27に記載された方法。
【請求項34】
前記の二次元断層画像は複数平面で復元される、請求項33に記載された方法。
【請求項35】
前記の評価はコンピュータにより実行される、請求項27に記載された方法。
【請求項36】
前記の評価は手動の目視検査により実行される、請求項27に記載された方法。
【請求項37】
前記の関節の画像はCアームシステムを用いて取得される、請求項27に記載された方法。
【請求項38】
前記の関節の画像はX線造影を用いて取得される、請求項37に記載された方法。
【請求項39】
罹患軟骨領域または罹患軟骨よりわずかに大きな領域の治療のための移植片を、欠損または罹患領域を有する関節面内に配置する方法であって、
移植片の配置の間に、Cアームシステムを用いて関節を撮像し、生体力学的または解剖学的軸を決定し、それによって、移植片を欠損または罹患領域に正確に配置するステップを含む方法。
【請求項40】
開口およびルーメンを有する空洞装置を、目標関節に挿入することにより、および移植片を形成するために前記の空洞装置へ材料を注入することにより、形成された、関節面の間に配置するよう構成されたカスタマイズ可能な移植片。
【請求項41】
1つの関節面の少なくとも一部分と噛み合う保持装置を挿入することにより、および、移植片を形成するために保持装置の開口へ材料を注入することにより、形成された、関節面の間に配置するよう構成されたカスタマイズ可能な移植片。
【請求項42】
前記の移植片は材料の注入後に関節から除去される、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項43】
前記の移植片は材料の注入後に処理される、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項44】
前記の移植片は関節面の間に導入される、請求項42に記載された移植片。
【請求項45】
前記の移植片は関節の外で形成される、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項46】
前記の移植片は関節内に形成される、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項47】
前記の移植片は関節内に固定される、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項48】
前記の移植片の固定はその場でテストされる、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項49】
開口およびルーメンを有する第2空洞装置は前記の第1空洞装置に挿入される、請求項40に記載された移植片。
【請求項50】
開口およびルーメンを有する前記の第2空洞装置は、前記の第1空洞装置に隣接する関節へ挿入される、請求項40に記載された移植片。
【請求項51】
第3空洞装置は関節に挿入され、前記の第3空洞装置は、前記の第1空洞装置および前記の第2空洞装置の少なくとも1つと連絡する、請求項49または請求項50に記載された移植片。
【請求項52】
前記の空洞装置は可変厚みのルーメンを有する、請求項40に記載された移植片。
【請求項53】
前記の空洞装置は可変硬さのルーメンを有する、請求項40に記載された移植片。
【請求項54】
前記の空洞装置は少なくとも1つの関節面に一致する、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項55】
前記の空洞装置は少なくとも1つの関節面に隣接する、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項56】
前記の空洞装置は関節内の欠損を囲む、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項57】
前記の空洞装置は関節の少なくとも1つの境界線を越えて広がる、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項58】
前記の保持装置は開口を有する、請求項41に記載された移植片。
【請求項59】
前記の保持装置は、その周辺に沿う関節面と係合し、その下に空洞を形成する、請求項41に記載された移植片。
【請求項60】
前記の関節面は半月板表面および軟骨下骨の少なくとも1つである、請求項41に記載された移植片。
【請求項61】
前記の関節面は半月板除去、開口の作成および研摩の少なくとも1つにより、注入に先立って準備される、請求項41に記載された移植片。
【請求項62】
前記の注入材料は、ポリマー、金属、ガスおよび非晶質金属からなるグループから選択される、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項63】
前記の関節面は、円筒状の開口部を提供するために準備される、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項64】
前記の注入材料は、関節面上の前記の円筒状の開口部内に位置し、固定装置を形成する、請求項63に記載された移植片。
【請求項65】
関節面と係合する表面を有する型、
前記の型と連絡するブロック、および、
前記のブロック内の少なくとも1つのガイド開口
を含むツール。
【請求項66】
前記の型および前記のブロックは一体化して形成される、請求項65に記載されたツール。
【請求項67】
前記の型は、少なくとも1つの表面で関節面に一致するよう形成される、請求項65に記載されたツール。
【請求項68】
前記の型は、前記のブロック内の少なくとも1つのガイド開口の下方に位置決めされた、少なくとも1つの開口を有する、請求項65に記載されたツール。
【請求項69】
前記の型および前記のブロックは複数の開口を有する、請求項65に記載されたツール。
【請求項70】
前記の複数の開口のうちの第1開口は、前記の複数の開口のうちの第2開口に対してある角度で構成される、請求項69に記載されたツール。
【請求項71】
前記の型は、関節面と係合する表面に少なくとも1つの安定装置を有する、請求項69に記載されたツール。
【請求項72】
前記の安定装置は、ピン、ペグ、支柱、およびナブからなるグループから選択される、請求項70に記載されたツール。
【請求項73】
前記のブロックの表面と連絡する前記の型の表面は、軸、横方向、および回転からなるグループから選択された、少なくとも1つの動きを防ぐよう構成される、請求項65に記載されたツール。
【請求項74】
前記の型と係合する前記のブロックの表面は凸状または凹状の少なくとも1つである、請求項73に記載されたツール。
【請求項75】
前記のブロックと係合する前記の型の表面は凸状または凹状の少なくとも1つである、請求項73に記載されたツール。
【請求項76】
前記の型および前記のブロックの少なくとも1つの表面は前記の型の表面上に位置するピン、支柱、およびペグの少なくとも1つを受ける開口を有する、請求項73に記載されたツール。
【請求項77】
前記の開口は、回転運動を提供する溝を形成する、請求項76に記載されたツール。
【請求項78】
前記の型は前記の型のライブラリから選択される、請求項66に記載されたツール。
【請求項79】
前記の型は患者に特有である、請求項65に記載されたツール。
【請求項80】
前記の型および前記のブロックの少なくとも1つは、拡孔する開口を有する、請求項65に記載されたツール。
【請求項81】
スペーサーをさらに含む、請求項65に記載されたツール。
【請求項82】
前記ブロックは、スナップ嵌めで型と係合する、請求項65に記載されたツール。
【請求項83】
腰、膝、足首、肩、肘、および手首の少なくとも1つで使用されるよう構成される、請求項65に記載されたツール。
【請求項84】
身体の関節で使用されるよう構成される、請求項65に記載されたツール。
【請求項85】
Cアームシステムを用いて関節を撮像するステップ、
Cアームシステムで断層画像を取得するステップ、および、
画像を移植片の関節への配置に利用するステップを含む、
移植片を関節へ配置する方法。
【請求項86】
さらに、Cアームシステムで部分的な回転を取得するステップを含む、請求項85に記載された方法。
【請求項87】
その場で少なくとも部分的に形成されるツールであって、
関節面と係合する表面を有する、少なくとも1つの表面で関節面と一致するために、膨張性空洞装置または保持装置の少なくとも1つを用いてその場で形成された型、
前記の型と連絡するブロック、および、
前記のブロック内の少なくとも1つのガイド開口
を備えるツール。
【請求項88】
前記の型は、前記のブロック内の前記の少なくとも1つのガイド開口の下方に位置決めされた、少なくとも1つの開口を有する、請求項87に記載されたツール。
【請求項89】
前記の型および前記のブロックは、複数のガイド開口を有する、請求項87に記載されたツール。
【請求項90】
前記の複数のガイド開口のうちの第1開口は、前記の複数のガイド開口のうちの第2開口に対してある角度で構成される、請求項89に記載されたツール。
【請求項91】
前記の型は、関節面と係合する表面に、少なくとも1つの安定装置を有する、請求項89に記載されたツール。
【請求項92】
前記の安定装置は、ピン、ペグ、支柱、およびナブからなるグループから選択される、請求項87に記載されたツール。
【請求項93】
前記のブロックの表面と連絡する前記の型の表面は、軸、横方向、および回転からなるグループから選択された、少なくとも1つの動きを防ぐよう構成される、請求項87に記載されたツール。
【請求項94】
前記の型と係合する前記のブロックの表面は凸状または凹状の少なくとも1つである、請求項93に記載されたツール。
【請求項95】
前記のブロックと係合する前記の型の表面は凸状または凹状の少なくとも1つである、請求項93に記載されたツール。
【請求項96】
前記の型および前記のブロックの少なくとも1つの表面は、前記の型の表面上に位置するピン、支柱、およびペグの少なくとも1つを受ける開口を有する、請求項93に記載されたツール。
【請求項97】
前記の開口は、回転運動を提供する溝を形成する、請求項96に記載されたツール。
【請求項98】
前記の型は患者に特有である、請求項87に記載されたツール。
【請求項99】
前記の型および前記のブロックの少なくとも1つは、拡孔する開口を有する、請求項87に記載されたツール。
【請求項100】
スペーサーをさらに含む、請求項87に記載されたツール。
【請求項101】
前記のブロックはスナップ嵌めで型と係合する、請求項87に記載されたツール。
【請求項102】
腰、膝、足首、肩、肘、および手首の少なくとも1つで使用されるよう構成される、請求項87に記載されたツール。
【請求項103】
身体の関節で使用されるよう構成される、請求項87に記載されたツール。
【請求項1】
関節の画像を取得するステップであって、前記の画像は正常な軟骨と罹患軟骨の少なくとも1つを含んでいるステップ、
正常な軟骨に一致する、前記の罹患軟骨の表面の寸法を復元するステップ、および、
復元された前記の罹患軟骨表面の前記の寸法または前記の罹患軟骨表面より大きな領域にマッチするように関節移植片を設計するステップ
を含む、関節移植片を設計する方法。
【請求項2】
前記の画像が、MRI、CT、超音波、デジタル断層合成、光コヒーレンス断層画像、およびそれらの組み合わせからなるグループから選択される、請求項1に記載された方法。
【請求項3】
前記の復元が、正常な軟骨の輪郭に追従するパラメトリック曲面を取得することを含み、そのパラメトリック曲面が、正常な軟骨の輪郭を罹患軟骨へ広げる制御点を含んでいる、請求項1に記載された方法。
【請求項4】
前記のパラメトリック曲面がBスプライン曲面を含む、請求項3に記載された方法。
【請求項5】
請求項1に記載された方法において、前記の復元は、
前記の画像から軟骨を抽出することにより、軟骨の2値画像を取得すること、ここで、罹患軟骨は、前記の2値画像において凹みとして現れるステップと、
罹患軟骨領域を満たす移植片の形を決定するために、形態学的閉じ動作を実行するステップと
含むことを特徴とする請求項1に記載された方法。
【請求項6】
前記の形態学的閉じ動作が、構造要素を用いて、二次元または三次元で実行される、請求項5に記載された方法。
【請求項7】
前記の形態学的閉じ動作が、浸食があとに続く拡張を含む、請求項5に記載された方法。
【請求項8】
関節内への関節修復システムの適合を評価するためのシステムであって、
関節修復システムの適合を判断するために、関節の三次元または二次元断層画像を関節修復システムの画像に重畳できる1つ以上の計算手段を備えるシステム。
【請求項9】
前記の計算手段は、関節と関節修復システムの画像を共通の座標系にマージできる、請求項8のシステム。
【請求項10】
前記の計算手段は、前記の画像を互いに対して回転させ、または、運動させることができる、請求項8のシステム。
【請求項11】
前記の画像は三次元である、請求項8のシステム。
【請求項12】
前記の画像は、少なくとも1つの関節構造および前記の関節修復システムの三次元的表現を含む、請求項11のシステム。
【請求項13】
前記の三次元的表現はパラメトリック曲面表現を用いて生成される、請求項11のシステム。
【請求項14】
前記の画像は1つ以上の断層二次元画像を含む、請求項8のシステム。
【請求項15】
前記の二次元断層画像は複数の平面で復元される、請求項14のシステム。
【請求項16】
前記の計算手段は、最良の適合を有する関節修復システムを選択できる、請求項8のシステム。
【請求項17】
前記の計算手段は、前記の関節修復システムと前記の周囲の関節面との間の不十分な整列の領域を強調できる、請求項8のシステム。
【請求項18】
前記の関節の関節面の前記の形状に一致する、1つ以上の表面または部材を含んでいる、移植片を受けるために関節を準備する外科ツール。
【請求項19】
前記の関節は膝であり、前記の関節面は大腿顆または脛骨プラトーを含む、請求項18に記載された外科ツール。
【請求項20】
前記のツールはルーサイトまたはシラスチックを含む、請求項18に記載された外科ツール。
【請求項21】
前記のツールは再利用可能である、請求項18に記載された外科ツール。
【請求項22】
前記のツールは、調整可能な密集したピンのアレイを含む、請求項21に記載された外科ツール。
【請求項23】
さらに開口を含み、この開口の寸法が移植片の寸法以下である、請求項18に記載された外科ツール。
【請求項24】
1つ以上の注入物質を受けるのに適合した1つ以上の開口をさらに含む、請求項18に記載された外科ツール。
【請求項25】
1つ以上の硬化可能な組成物をさらに含む、請求項24に記載された外科ツール。
【請求項26】
前記の硬化可能な組成物は、開口を通って注入される、請求項25に記載された外科ツール。
【請求項27】
関節内への関節修復システムの適合を評価する方法であって、
1つ以上の関節の三次元または二次元断層画像を取得するステップであって、前記の関節は1つ以上の欠損または罹患領域を含んでいるステップ、
前記の欠損または罹患領域を修復するよう設計された1つ以上の関節修復システムの、1つ以上の表現または画像を取得するステップ、および、
前記の画像を評価して欠損と最良に適合する関節修復システムを決定するステップ
からなる方法。
【請求項28】
前記の評価は、前記の関節への前記の関節修復システムの適合を判定するために、前記の画像を重畳することを含む、請求項27に記載された方法。
【請求項29】
前記の関節の画像および前記の関節修復システムの画像は共通の座標系にマージされる、請求項27に記載された方法。
【請求項30】
前記の画像は三次元である、請求項27に記載された方法。
【請求項31】
前記の画像は、少なくとも1つの関節の構造と、前記の関節修復システムとの三次元的表現を含む、請求項30に記載された方法。
【請求項32】
前記の三次元的表現はパラメトリック曲面表現を用いて生成される、請求項31に記載された方法。
【請求項33】
前記の画像は1つ以上の断層二次元画像を含む、請求項27に記載された方法。
【請求項34】
前記の二次元断層画像は複数平面で復元される、請求項33に記載された方法。
【請求項35】
前記の評価はコンピュータにより実行される、請求項27に記載された方法。
【請求項36】
前記の評価は手動の目視検査により実行される、請求項27に記載された方法。
【請求項37】
前記の関節の画像はCアームシステムを用いて取得される、請求項27に記載された方法。
【請求項38】
前記の関節の画像はX線造影を用いて取得される、請求項37に記載された方法。
【請求項39】
罹患軟骨領域または罹患軟骨よりわずかに大きな領域の治療のための移植片を、欠損または罹患領域を有する関節面内に配置する方法であって、
移植片の配置の間に、Cアームシステムを用いて関節を撮像し、生体力学的または解剖学的軸を決定し、それによって、移植片を欠損または罹患領域に正確に配置するステップを含む方法。
【請求項40】
開口およびルーメンを有する空洞装置を、目標関節に挿入することにより、および移植片を形成するために前記の空洞装置へ材料を注入することにより、形成された、関節面の間に配置するよう構成されたカスタマイズ可能な移植片。
【請求項41】
1つの関節面の少なくとも一部分と噛み合う保持装置を挿入することにより、および、移植片を形成するために保持装置の開口へ材料を注入することにより、形成された、関節面の間に配置するよう構成されたカスタマイズ可能な移植片。
【請求項42】
前記の移植片は材料の注入後に関節から除去される、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項43】
前記の移植片は材料の注入後に処理される、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項44】
前記の移植片は関節面の間に導入される、請求項42に記載された移植片。
【請求項45】
前記の移植片は関節の外で形成される、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項46】
前記の移植片は関節内に形成される、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項47】
前記の移植片は関節内に固定される、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項48】
前記の移植片の固定はその場でテストされる、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項49】
開口およびルーメンを有する第2空洞装置は前記の第1空洞装置に挿入される、請求項40に記載された移植片。
【請求項50】
開口およびルーメンを有する前記の第2空洞装置は、前記の第1空洞装置に隣接する関節へ挿入される、請求項40に記載された移植片。
【請求項51】
第3空洞装置は関節に挿入され、前記の第3空洞装置は、前記の第1空洞装置および前記の第2空洞装置の少なくとも1つと連絡する、請求項49または請求項50に記載された移植片。
【請求項52】
前記の空洞装置は可変厚みのルーメンを有する、請求項40に記載された移植片。
【請求項53】
前記の空洞装置は可変硬さのルーメンを有する、請求項40に記載された移植片。
【請求項54】
前記の空洞装置は少なくとも1つの関節面に一致する、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項55】
前記の空洞装置は少なくとも1つの関節面に隣接する、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項56】
前記の空洞装置は関節内の欠損を囲む、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項57】
前記の空洞装置は関節の少なくとも1つの境界線を越えて広がる、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項58】
前記の保持装置は開口を有する、請求項41に記載された移植片。
【請求項59】
前記の保持装置は、その周辺に沿う関節面と係合し、その下に空洞を形成する、請求項41に記載された移植片。
【請求項60】
前記の関節面は半月板表面および軟骨下骨の少なくとも1つである、請求項41に記載された移植片。
【請求項61】
前記の関節面は半月板除去、開口の作成および研摩の少なくとも1つにより、注入に先立って準備される、請求項41に記載された移植片。
【請求項62】
前記の注入材料は、ポリマー、金属、ガスおよび非晶質金属からなるグループから選択される、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項63】
前記の関節面は、円筒状の開口部を提供するために準備される、請求項40または請求項41に記載された移植片。
【請求項64】
前記の注入材料は、関節面上の前記の円筒状の開口部内に位置し、固定装置を形成する、請求項63に記載された移植片。
【請求項65】
関節面と係合する表面を有する型、
前記の型と連絡するブロック、および、
前記のブロック内の少なくとも1つのガイド開口
を含むツール。
【請求項66】
前記の型および前記のブロックは一体化して形成される、請求項65に記載されたツール。
【請求項67】
前記の型は、少なくとも1つの表面で関節面に一致するよう形成される、請求項65に記載されたツール。
【請求項68】
前記の型は、前記のブロック内の少なくとも1つのガイド開口の下方に位置決めされた、少なくとも1つの開口を有する、請求項65に記載されたツール。
【請求項69】
前記の型および前記のブロックは複数の開口を有する、請求項65に記載されたツール。
【請求項70】
前記の複数の開口のうちの第1開口は、前記の複数の開口のうちの第2開口に対してある角度で構成される、請求項69に記載されたツール。
【請求項71】
前記の型は、関節面と係合する表面に少なくとも1つの安定装置を有する、請求項69に記載されたツール。
【請求項72】
前記の安定装置は、ピン、ペグ、支柱、およびナブからなるグループから選択される、請求項70に記載されたツール。
【請求項73】
前記のブロックの表面と連絡する前記の型の表面は、軸、横方向、および回転からなるグループから選択された、少なくとも1つの動きを防ぐよう構成される、請求項65に記載されたツール。
【請求項74】
前記の型と係合する前記のブロックの表面は凸状または凹状の少なくとも1つである、請求項73に記載されたツール。
【請求項75】
前記のブロックと係合する前記の型の表面は凸状または凹状の少なくとも1つである、請求項73に記載されたツール。
【請求項76】
前記の型および前記のブロックの少なくとも1つの表面は前記の型の表面上に位置するピン、支柱、およびペグの少なくとも1つを受ける開口を有する、請求項73に記載されたツール。
【請求項77】
前記の開口は、回転運動を提供する溝を形成する、請求項76に記載されたツール。
【請求項78】
前記の型は前記の型のライブラリから選択される、請求項66に記載されたツール。
【請求項79】
前記の型は患者に特有である、請求項65に記載されたツール。
【請求項80】
前記の型および前記のブロックの少なくとも1つは、拡孔する開口を有する、請求項65に記載されたツール。
【請求項81】
スペーサーをさらに含む、請求項65に記載されたツール。
【請求項82】
前記ブロックは、スナップ嵌めで型と係合する、請求項65に記載されたツール。
【請求項83】
腰、膝、足首、肩、肘、および手首の少なくとも1つで使用されるよう構成される、請求項65に記載されたツール。
【請求項84】
身体の関節で使用されるよう構成される、請求項65に記載されたツール。
【請求項85】
Cアームシステムを用いて関節を撮像するステップ、
Cアームシステムで断層画像を取得するステップ、および、
画像を移植片の関節への配置に利用するステップを含む、
移植片を関節へ配置する方法。
【請求項86】
さらに、Cアームシステムで部分的な回転を取得するステップを含む、請求項85に記載された方法。
【請求項87】
その場で少なくとも部分的に形成されるツールであって、
関節面と係合する表面を有する、少なくとも1つの表面で関節面と一致するために、膨張性空洞装置または保持装置の少なくとも1つを用いてその場で形成された型、
前記の型と連絡するブロック、および、
前記のブロック内の少なくとも1つのガイド開口
を備えるツール。
【請求項88】
前記の型は、前記のブロック内の前記の少なくとも1つのガイド開口の下方に位置決めされた、少なくとも1つの開口を有する、請求項87に記載されたツール。
【請求項89】
前記の型および前記のブロックは、複数のガイド開口を有する、請求項87に記載されたツール。
【請求項90】
前記の複数のガイド開口のうちの第1開口は、前記の複数のガイド開口のうちの第2開口に対してある角度で構成される、請求項89に記載されたツール。
【請求項91】
前記の型は、関節面と係合する表面に、少なくとも1つの安定装置を有する、請求項89に記載されたツール。
【請求項92】
前記の安定装置は、ピン、ペグ、支柱、およびナブからなるグループから選択される、請求項87に記載されたツール。
【請求項93】
前記のブロックの表面と連絡する前記の型の表面は、軸、横方向、および回転からなるグループから選択された、少なくとも1つの動きを防ぐよう構成される、請求項87に記載されたツール。
【請求項94】
前記の型と係合する前記のブロックの表面は凸状または凹状の少なくとも1つである、請求項93に記載されたツール。
【請求項95】
前記のブロックと係合する前記の型の表面は凸状または凹状の少なくとも1つである、請求項93に記載されたツール。
【請求項96】
前記の型および前記のブロックの少なくとも1つの表面は、前記の型の表面上に位置するピン、支柱、およびペグの少なくとも1つを受ける開口を有する、請求項93に記載されたツール。
【請求項97】
前記の開口は、回転運動を提供する溝を形成する、請求項96に記載されたツール。
【請求項98】
前記の型は患者に特有である、請求項87に記載されたツール。
【請求項99】
前記の型および前記のブロックの少なくとも1つは、拡孔する開口を有する、請求項87に記載されたツール。
【請求項100】
スペーサーをさらに含む、請求項87に記載されたツール。
【請求項101】
前記のブロックはスナップ嵌めで型と係合する、請求項87に記載されたツール。
【請求項102】
腰、膝、足首、肩、肘、および手首の少なくとも1つで使用されるよう構成される、請求項87に記載されたツール。
【請求項103】
身体の関節で使用されるよう構成される、請求項87に記載されたツール。
【図1】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図7E】
【図7F】
【図7G】
【図7H】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図8D】
【図8E】
【図9A】
【図9B】
【図9C】
【図10A】
【図10B】
【図11A】
【図11B】
【図11C】
【図11D】
【図11E】
【図11F】
【図11G】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図12D】
【図12E】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図14D】
【図14E】
【図14F】
【図14G(1)】
【図14G(2)】
【図14G(3)】
【図14G(4)】
【図14G(5)】
【図14G(6)】
【図14G(7)】
【図14G(8)】
【図14G(9)】
【図14H】
【図14I】
【図14J】
【図15A】
【図15B】
【図16A】
【図16B】
【図17】
【図18A】
【図18B】
【図18C】
【図18D】
【図19A】
【図19B】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図20D】
【図20E】
【図21A】
【図21B】
【図21C】
【図21D】
【図21E】
【図21F】
【図22】
【図23】
【図24A】
【図24B】
【図25A】
【図25B】
【図25C】
【図25D】
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【図25F】
【図25G】
【図25H】
【図25I】
【図25J】
【図25K】
【図25L】
【図25M】
【図25N】
【図25O】
【図25P】
【図25Q】
【図26A】
【図26B】
【図26C】
【図26D】
【図26E】
【図26F】
【図26G】
【図26H】
【図26I】
【図26J】
【図26K】
【図26L】
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【図26N】
【図26O】
【図27A】
【図27B】
【図27C】
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【図27E】
【図27F】
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【図28A】
【図28B】
【図28C】
【図28D】
【図28E】
【図28F】
【図28G】
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【図29A】
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【図29C】
【図29D】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
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【図7D】
【図7E】
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【図7H】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
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【図8E】
【図9A】
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【図9C】
【図10A】
【図10B】
【図11A】
【図11B】
【図11C】
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【図11F】
【図11G】
【図12A】
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【図12C】
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【図12E】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図14D】
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【図14F】
【図14G(1)】
【図14G(2)】
【図14G(3)】
【図14G(4)】
【図14G(5)】
【図14G(6)】
【図14G(7)】
【図14G(8)】
【図14G(9)】
【図14H】
【図14I】
【図14J】
【図15A】
【図15B】
【図16A】
【図16B】
【図17】
【図18A】
【図18B】
【図18C】
【図18D】
【図19A】
【図19B】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図20D】
【図20E】
【図21A】
【図21B】
【図21C】
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【図21F】
【図22】
【図23】
【図24A】
【図24B】
【図25A】
【図25B】
【図25C】
【図25D】
【図25E】
【図25F】
【図25G】
【図25H】
【図25I】
【図25J】
【図25K】
【図25L】
【図25M】
【図25N】
【図25O】
【図25P】
【図25Q】
【図26A】
【図26B】
【図26C】
【図26D】
【図26E】
【図26F】
【図26G】
【図26H】
【図26I】
【図26J】
【図26K】
【図26L】
【図26M】
【図26N】
【図26O】
【図27A】
【図27B】
【図27C】
【図27D】
【図27E】
【図27F】
【図27G】
【図28A】
【図28B】
【図28C】
【図28D】
【図28E】
【図28F】
【図28G】
【図28H】
【図29A】
【図29B】
【図29C】
【図29D】
【公開番号】特開2012−187415(P2012−187415A)
【公開日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−109834(P2012−109834)
【出願日】平成24年5月11日(2012.5.11)
【分割の表示】特願2004−557442(P2004−557442)の分割
【原出願日】平成15年11月25日(2003.11.25)
【出願人】(504317835)コンフォーミス・インコーポレイテッド (13)
【氏名又は名称原語表記】ConforMIS, Inc.
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−109834(P2012−109834)
【出願日】平成24年5月11日(2012.5.11)
【分割の表示】特願2004−557442(P2004−557442)の分割
【原出願日】平成15年11月25日(2003.11.25)
【出願人】(504317835)コンフォーミス・インコーポレイテッド (13)
【氏名又は名称原語表記】ConforMIS, Inc.
【Fターム(参考)】
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