説明

内視鏡

【課題】挿入部よりも細い突起部としての湾曲部を挿入部の先端から突き出して設け、湾曲部を湾曲して観察光学系の向きを変えることができること。
【解決手段】挿入部10と把持部11を有する内視鏡1において、上記挿入部10に気密可能なチャンネルを設け、上記挿入部10の先端には該挿入部10よりも細い突起部としての湾曲部45を突き出して設け、更に湾曲部45の先端に観察光学系17を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は例えば肛門に挿入して肛門・直腸の観察・診断及び処置を行うビデオ内視鏡に関する。
【背景技術】
【0002】
特表平6−506855号公報に記載してある従来の肛門用ビデオ内視鏡は、2つの刃のうち1つの刃に設けられたトラックに沿って動き得るようにビデオカメラが着脱式に取り付けられている。
【特許文献1】特表平6−506855号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のビデオ内視鏡は観察光学系の視野の上方と下方に刃が設けられているので、前方にある病変部を観察することは可能だが、観察光学系と病変部までの距離を充分に大きくとらなければならず、その結果、処置を行う場合には、ビデオカメラの持つ視野の僅かな部分でしか処置対象の病変部を捉えることができなかった。そのため、特に細かな操作が要求される処置作業が非常にやりにくかった。
【0004】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたもので、挿入部よりも細い突起部としての湾曲部を挿入部の先端から突き出して設け、その湾曲部に観察光学系を設けて湾曲部を湾曲して観察光学系の向きを変えることができる内視鏡を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に係る発明は、挿入部と把持部を有する内視鏡において、上記挿入部にチャンネルを設け、上記挿入部の先端には該挿入部よりも細い突起部としての湾曲部を突き出して設け、更に上記湾曲部の先端に観察光学系を設けたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、上記挿入部の先端に上記チャンネルのチャンネル開口部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡である。
請求項3に係る発明は、上記把持部に上記チャンネルの挿入口を設け、上記挿入口には上記チャンネルを気密にするための鉗子栓を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内視鏡である。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、挿入部よりも細い突起部としての湾曲部を挿入部の先端から突き出して設け、その湾曲部に観察光学系を設けたので、湾曲部を湾曲して観察光学系の向きを変えることができる。従って、観察し易く、処置も行い易い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1乃至図5を参照して本発明の第1実施形態に係る肛門用ビデオ内視鏡のシステムを説明する。図1はその肛門用ビデオ内視鏡とその周辺機器のシステム全体を示す。肛門用ビデオ内視鏡1は内視鏡本体2とユニバーサルコード3とコネクタ4からなり、コネクタ4は光源装置5に接続される。上記コネクタ4には電気ケーブル6を介してカメラコントロールユニット7が接続されている。カメラコントロールユニット7はケーブル9を介してモニター8と接続される。
【0008】
上記光源装置5からの光はコネクタ4からユニバーサルコード3を経て内視鏡本体2に至るまでそれらの内部に配置された図示しないファイバーを介して伝達されて体腔内へ照射される。この肛門用ビデオ内視鏡1で得られた画像信号はその内視鏡本体2からユニバーサルコード3を経てコネクタ4に伝達され、コネクタ4から電気ケーブル6を介してカメラコントロールユニット7に伝達される。カメラコントロールユニット7は、伝送された画像信号を処理して得た映像信号をケーブル9を介してモニター8に伝達し、そこで画像として表示する。
【0009】
図2は、肛門用ビデオ内視鏡1の内視鏡本体2を示しており、この内視鏡本体2は挿入部10と把持部(手元部)11より構成される。挿入部10は外筒管12と内挿部13とで構成されており、内挿部13には前方へ突き出す突部14と、この突部14の根元側に位置したチャンネル開口部15が設けられている。チャンネル開口部15は突部14が突き出す内挿部13の前端壁面にその突部14を避けて前方に向いて開口している。突部14はチャンネル開口部15の下側に片寄って配置され、チャンネル開口部15は突部14の上側に片寄って配置されている。
【0010】
突部14の先端部にはチャンネル開口部15の前方に位置する部位に向けて斜めに向いた観察部16が設けられている。この観察部16には図2および図3で示すように観察光学系17と照明光学系18と送気送水ノズル19が設けられている。
【0011】
図3はその観察部16の部分を縦断した断面図を示している。上記観察光学系17はレンズユニット20とCCDユニット21とで構成され、レンズユニット20が捉えた画像をCCDユニット21に伝達し、CCDユニット21はその画像を撮像信号に変換する。この信号は上述したように信号ケーブル22を通じて上記ユニバーサルコード3内を通じてコネクタ4に導かれる。
【0012】
上記送気送水ノズル19はレンズユニット20の外表面に向けて設けられている。そしてレンズユニット20の外表面に向けて送水および必要に応じて送気を行うことによりその表面を洗浄することができる。
【0013】
上記挿入部10の外筒管12はガラス及びプラスチック等の透明な部材で円筒形状に作られており、外筒管12の先端の方の部分は砲弾型に形成されている。外筒管12の側壁上方部分には側孔23が設けられている。そして、外筒管12は挿入部10の基端において内挿部13の基部外周に嵌合して接続される。
【0014】
図4は、外筒管12が挿入部10の基端部で内挿部13に接続された状態を模式的に示す縦断面である。外筒管12の基端側部分における内周には凸部24が設けられ、これは内挿部13の外周に設けられた凹部25と着脱自在に係合する。これにより、挿入部10の軸方向において外筒管12を内挿部13に定位置で接続する。
【0015】
図5は、図4におけるA−A線に沿う部分の横断面を示している。外筒管12の内周には回転防止凸部26が設けられ、この回転防止凸部26は内挿部13の外周に設けられた回転防止用凹部27と嵌合する。この接続状態で、上記チャンネル開口部15は、突部14の基端側に位置すると共に、外筒管12の側孔23と観察部16との間の空間に向けて配置される。しかも、上記チャンネル開口部15は上記空間から挿入部10の軸方向に退避して設けられている。
【0016】
一方、上記把持部11は図2で示すように、実際に手で握られるグリップ28の部分と挿入部10と一体的に形成される基体部29の部分とで構成される。グリップ28の下端部には上記ユニバーサルコード3が連結される。把持部11は挿入部10に対して直角あるいは鈍角をなす方向に向けられている。ユニバーサルコード3の間にはそのユニバーサルコード3の座屈を防止する座屈防止用弾性部材30が設けられている。
【0017】
グリップ28の上部の挿入方向に位置する側壁部分には上記チャンネル開口部15から汚物等の吸引を行う際、その操作を行う吸引ボタン31が設けられ、その吸引ボタン31の下側には上記送気送水ノズル19から送気や送水の操作を行う際、それらの操作を行う送気送水ボタン32が設けられている。基体部29において挿入部10の反対側に位置する部位は上記チャンネル開口部15に直線的に連通する鉗子挿入口33が設けられている。鉗子挿入口33には気密を確保するための鉗子栓34が着脱自在に接続されている。
【0018】
さらに図2は肛門用ビデオ内視鏡1を使用して痔を高周波で切除するところを示したものである。すなわち、内挿部13に外筒管12を装着した挿入部10を肛門50内に挿入し、鉗子栓34より差し込んだ高周波スネア35をチャンネル開口部15から外筒管12内に突き出し、外筒管12の側孔23から外筒管12内に入り込んだ痔51の部分に掛けて緊縛し、高周波で切除する。
【0019】
この第1実施形態によれば、次のような種々の効果が得られる。チャンネル開口部15の前方部位から離れて突部14に観察光学系17を形成したので、外筒管12に設けられた側孔23から外筒管12内に突き出した患部(痔)に対して、観察光学系17を接近させて向けることができ、かつ、患部(痔)に対して観察光学系17が密着することもないので、一般的に狭い外筒管12内において、十分な視野を確保しながら患部を観察することができる。
【0020】
患部と観察光学系17との間の領域に向けて処置具用チャンネル開口部15が設けられているので、患部と処置具を同時に観察することができ、処置を行い易い。外筒管12の側孔23に患部を入れて患部の処置を行うので、患部以外の健康な部分への影響は全く無く、安全であり、迅速に作業を行うことができる。患部が挿入部10の外筒管12内に突き出すので、スネアリングしやすい。内視鏡本体2から外筒管12が着脱自在なので、それらの洗滌・消毒を行い易く、衛生的な管理が容易である。
【0021】
図6を参照して本発明の第2実施形態に係る肛門用ビデオ内視鏡を説明する。この肛門用ビデオ内視鏡の基本構成は、前述した第1実施形態と略同じなので、ここでは、第1実施形態と異なる点を主に示す。
【0022】
すなわち、本実施形態は、第1実施形態の把持部11に相当する部分が異なり、そのグリップ36には、挿入部10を回転体37として回動自在に保持する回転軸受け体36aが設けられている。この回転体37の基端には前述の座屈防止用弾性部材30を用いてユニバーサルコード3が接続されている。また、観察部16は突部14の挿入方向に対して90゜の側面方向に向いており、その方向に外筒管12の側孔23が設けられている。
【0023】
この第2実施形態によれば、さらに次のような効果が得られる。すなわち、肛門は円筒状の管腔となっているが、その円筒形状のどの位置に患部(痔)があっても、挿入部10が回動自在であるため、側孔23を任意の方向に向けられ、処置を行い易い。また、内視鏡本体2に対してグリップ36が回転自在であるため、把持部11も常に把持しやすい方向で把持することができるために処置し易い位置にすることができると共に術者の疲労を軽減することができる。
【0024】
図7を参照して本発明の第3実施形態に係る肛門用ビデオ内視鏡を説明する。この肛門用ビデオ内視鏡の基本構成は前述した第1実施形態と略同じなので、ここではその第1実施形態と異なる点を主に示す。
【0025】
本実施形態では第1実施形態で示した突部14がなく、内挿部13にはチャンネル開口部15の下に位置する端面部分に観察光学系17と照明光学系18が設けられ、さらにその下の位置には第2チャンネル開口部39が設けられている。この第2チャンネル開口部39内には把持鉗子40等の処置具類が着脱可能であり、処置具類は外筒管12を外した際、内挿部13の下の面から第2チャンネル開口部39に嵌め込んで取り付けられる。把持鉗子40はその先端に開閉部43が設けられている。把持鉗子40はピボット部41を回転軸としてレバー42によって上下にスイングが可能であり、開閉部43は鉗子レバー44によって操作できるようになっている。
【0026】
この第3実施形態によれば、さらに次のような効果が得られる。すなわち、把持鉗子40は、ピボット部41を軸としてスイング可能であるため、患部(痔)を把持して外筒管12内に引っ張り込むことができ、高周波スネア35と組み合わせての患部の粘膜切除が容易である。また。視野の上方から高周波スネア35が出て、視野の下方から把持鉗子40が出るので、処置具類による患部の視野ケラレを少なくすることができる。
【0027】
図8を参照して本発明の第4実施形態に係る肛門用ビデオ内視鏡を説明する。この肛門用ビデオ内視鏡の基本構成は、前述した第2実施形態と略同じなので、ここでは、第2実施形態と異なる点を主に示す。
【0028】
第2実施形態とは、特に内挿部13の部分が異なる。第4実施形態での内挿部13はチャンネル開口部15と、突起部としての湾曲部45を有し、湾曲部45の先端面部分には前方を向いた観察光学系17と照明光学系18と送気送水ノズル19が設けられている。チャンネル開口部15は湾曲部45の基端側に位置して内挿部13の端面に設けられている。
【0029】
また、外筒管12の側周面部には、上記同様の側孔23を有し、外筒管12の先端部には正面中央に位置して正面開口部46が設けられている。回転体37の基端部側には上記湾曲部45を湾曲操作するための湾曲レバー47が設けられている。湾曲レバー47を操作することにより観察光学系17、照明光学系18を、側孔23あるいは正面開口部46に向くようにその向きを変えることができる。
【0030】
この第4実施形態によれば、さらに次のような効果が得られる。すなわち、湾曲部45を湾曲することができるので、観察光学系17および照明光学系18を、正面方向に向けることができる。従って、挿入操作性が良く、また、外筒管12の側孔23から突き出した患部に対しても湾曲操作により正面視することが可能なので、観察し易く、処置も行い易い。また、挿入部10が回転可能なので、直腸のどの位置の患部(痔)に対しても観察、治療が可能であり、操作し易い。
【0031】
図9を参照して本発明の第5実施形態に係る肛門用ビデオ内視鏡を説明する。この肛門用ビデオ内視鏡の基本構成は、前述した第4実施形態と基本的な構成が同じなので、ここでは、第4実施形態と異なる点を主に示す。
【0032】
本実施形態は、外筒管12が設けられていない点で、上述した第4実施形態のものと異なる。従って、内挿部13としていた部分は外筒管12が無いので、直接に体腔内に挿入される挿入体48となっている。挿入体48の外周は体腔内に直接挿入されるので、エッジとなる部分が無いように各稜部は丸く面取りされている。
【0033】
この第5実施形態のものでは、外筒管12が無い分、挿入部10の外径を細くすることができるので患者に対する侵襲が少ない。さらに湾曲部45が湾曲するので、観察光学系17および照明光学系18を正面方向に向けることができる。湾曲部45に対して挿入部10の基端側部分が太い構成となっているため、肛門を広げた状態で患部を観察できるので、処置を行い易い。また、挿入部10が回転可能なので直腸のどの位置の患部(痔)に対しても観察、治療が可能なので操作しやすい。
【0034】
本発明は前述した実施形態のものに限定されるものではない。上記実施形態の説明によれば、少なくとも以下に列記する事項及びそれらを任意に組み合わせた事項のものが得られる。
【0035】
<付記>1−1.挿入部と把持部を有する内視鏡において、上記挿入部は側孔を有する外筒管と、上記側孔に位置する処置対象部位を観察する観察光学系と上記処置対象部位を照明する照明光学系を有する観察部と、上記観察部と外筒管に設けられた側孔との間の空間に向けて処置具を導出するチャンネル開口部とを備え、上記チャンネル開口部は上記空間から挿入部の軸方向に退避して設けたことを特徴とする肛門用ビデオ内視鏡。
1−2.上記把持部は、挿入部に対して直角あるいは鈍角をなす方向に向けて設けられたことを特徴とする肛門用ビデオ内視鏡。
1−3.上記外筒管は、円筒形状で先端が砲弾型で閉塞されていることを特徴とする肛門用ビデオ内視鏡。
2.上記外筒管は、透明で着脱自在であることを特徴とする第1項に記載の肛門用ビデオ内視鏡。
3.上記観察部は、上記外筒管の内部に設けられた湾曲部の先端部に設けられ、上記挿入部は、上記把持部に対して回動自在に取り付けられていることを特徴とする第1、2項に記載の肛門用ビデオ内視鏡。
4.挿入部に対して直角あるいは鈍角をなす方向に向けられた把持部を有し、挿入部は硬質部と湾曲部を有し、湾曲部の先端部に観察光学系及び照明光学系を有する観察部を有する内視鏡において、上記挿入部は把持部に対して回動自在に取り付けられている肛門用ビデオスコープ。
【0036】
(第4項の発明についての技術)
従来、屈曲不能の硬質の部分と湾曲部を有する挿入部を有する内視鏡としては、特表平6−506855号公報に記載してあるものが知られている。この機種は挿入部に対して把持部が固定されており、湾曲部はフードによって湾曲する方向が規制されている。
【0037】
(第4項の発明についての目的)
肛門の観察を行う場合、肛門の管腔の上下左右に痔が存在し得るので、従来の機種のように挿入部に対して把持部が固定されていて、湾曲部はフードによって下方向に湾曲するような構成では、管腔の上方に痔がある場合、把持部も上方に回転させて観察しなければならず、観察、処置操作を行う上での操作性が非常に悪かった。第4項の発明は上記問題点を鑑みてなされたもので、操作性の良い肛門用ビデオ内視鏡を提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の第1実施形態に係る肛門用ビデオ内視鏡とその周辺機器のシステム全体を示す説明図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る肛門用ビデオ内視鏡の内視鏡本体の使用状態の側面図。
【図3】本発明の第1実施形態に係る肛門用ビデオ内視鏡の観察部の縦断面図。
【図4】本発明の第1実施形態に係る肛門用ビデオ内視鏡において外筒管を装着した挿入部の縦断面図。
【図5】図4中、A−A線に沿う部分の横断面図。
【図6】本発明の第2実施形態に係る肛門用ビデオ内視鏡の内視鏡本体の使用状態の側面図。
【図7】本発明の第3実施形態に係る肛門用ビデオ内視鏡の内視鏡本体の使用状態の側面図。
【図8】本発明の第4実施形態に係る肛門用ビデオ内視鏡の内視鏡本体の使用状態の側面図。
【図9】本発明の第5実施形態に係る肛門用ビデオ内視鏡の内視鏡本体の使用状態の側面図。
【符号の説明】
【0039】
1…内視鏡、2…内視鏡本体、10…挿入部、11…把持部、12…外筒管、13…内挿部、14…突部、15…チャンネル開口部、16…観察部、17…観察光学系、18…照明光学系、20…レンズユニット、21…CCDユニット、23…側孔、33…鉗子挿入口、34…鉗子栓。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
挿入部と把持部を有する内視鏡において、上記挿入部にチャンネルを設け、上記挿入部の先端には該挿入部よりも細い突起部としての湾曲部を突き出して設け、更に上記湾曲部の先端に観察光学系を設けたことを特徴とする内視鏡。
【請求項2】
上記挿入部の先端に上記チャンネルのチャンネル開口部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
【請求項3】
上記把持部に上記チャンネルの挿入口を設け、上記挿入口には上記チャンネルを気密にするための鉗子栓を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内視鏡。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−302242(P2008−302242A)
【公開日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−230268(P2008−230268)
【出願日】平成20年9月8日(2008.9.8)
【分割の表示】特願平11−160880の分割
【原出願日】平成11年6月8日(1999.6.8)
【出願人】(000000376)オリンパス株式会社 (11,466)
【Fターム(参考)】