説明

再生装置、再生方法および再生プログラム、記録媒体、ならびに、データ構造体

【課題】 記録媒体から再生されるコンテンツに対し、インタラクティブな機能をより高い自由度で実現できるようにする。
【解決手段】 リソースファイルのファイル名を例えば「CCdannnn.RCO」とし、拡張子「RCO」でリソースファイルであることを示し、CCで言語属性を示し、dでデフォルト言語のファイルを示し、aで想定される表示デバイスのアスペクト比を示す。nnnnは識別番号である。コンテンツの先頭からの再生が指示されると、プレーヤの設定言語と一致する言語属性のリソースファイルが探され、存在すればそのファイルが選択され、存在しなければデフォルト言語のファイルが選択される。2ファイルが選択された場合、さらにアスペクト比に基づきファイルを選択する。リソースファイルの初期選択が自動的に行われるので、コンテンツとリソースファイルとを独立して記録でき、自由度の高いメニュー画面などを容易に制作できる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくともビデオストリームおよびオーディオストリームのうち何れか一方を含むコンテンツデータと、該コンテンツデータの再生を制御する再生制御プログラムおよび該再生制御プログラムにより用いられるデータを含む1または複数のリソースファイルとが記録されたコンピュータ装置に読み取り可能な記録媒体であって、
上記リソースファイルのファイル名に、上記コンテンツデータを再生する際に標準的に用いられる言語を示す情報と、上記リソースファイルの言語属性を示す情報とが含まれる
ことを特徴とするコンピュータ装置に読み取り可能な記録媒体。
【請求項2】
請求項1に記載の記録媒体において、
上記リソースファイルは、コンピュータ装置により読み出された後、上記記録媒体の所定区間を再生している間、該コンピュータ装置のメモリに保持され続けることを特徴とするコンピュータ装置に読み取り可能な記録媒体。
【請求項3】
請求項1に記載の記録媒体において、
上記リソースファイルのファイル名に、該リソースファイルに基づく再生制御を行う際に想定された表示アスペクト比を示す情報がさらに含まれる
ことを特徴とするコンピュータ装置に読み取り可能な記録媒体。
【請求項4】
記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生する再生装置において、
少なくともビデオストリームおよびオーディオストリームのうち何れか一方を含むコンテンツデータと、該コンテンツデータの再生を制御する再生制御プログラムおよび該再生制御プログラムにより用いられるデータとを含む1または複数のリソースファイルとが記録された記録媒体からデータを読み出す読み出し手段と、
上記読み出し手段により読み出された上記リソースファイルを記憶する記憶手段と、
上記再生制御プログラムに従い上記コンテンツデータを再生するプレーヤ手段と
を有し、
上記記録媒体に複数の上記リソースファイルが記録されているとき、上記読み出し手段は、該複数のリソースファイルのうち上記コンテンツを上記プレーヤ手段が先頭から再生する際に最初に用いられるリソースファイルを、上記リソースファイルのファイル名に基づき選択して読み出すようにした
ことを特徴とする再生装置。
【請求項5】
請求項4に記載の再生装置において、
上記リソースファイルのファイル名は、少なくとも、上記コンテンツデータを再生する際に標準的に用いられる言語を示す情報と、該リソースファイルの言語属性を示す情報とを含み、
上記読み出し手段は、上記コンテンツを上記プレーヤ手段が先頭から再生する際に、
上記リソースファイルのファイル名に基づき、設定言語に一致する上記言語属性の上記リソースファイルが上記記録媒体上に存在するか否かを判断し、上記設定言語に一致する上記言語属性の上記リソースファイルが上記記録媒体上に存在すると判断されれば、該リソースファイルを選択して読み出すようにされ、
上記設定言語に上記言語属性が一致するリソースファイルが上記記録媒体上に存在しないと判断されたら、上記コンテンツデータを再生する際に標準的に用いられる言語を示す情報がファイル名に含まれるリソースファイルを選択して読み出すようにした
ことを特徴とする再生装置。
【請求項6】
請求項5に記載の再生装置において、
上記リソースファイルのファイル名は、該リソースファイルに基づく再生制御を行う際に想定された表示アスペクト比を示す情報をさらに含み、
上記読み出し手段は、上記設定言語と上記言語属性とが一致する上記リソースファイルまたは上記標準的に用いられる言語を示す情報がファイル名に含まれる上記リソースファイルが複数、上記記録媒体上に存在する場合、ファイル名に含まれる上記表示アスペクト比を示す情報に基づき上記リソースファイルを選択して読み出すようにした
ことを特徴とする再生装置。
【請求項7】
記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生する再生方法において、
少なくともビデオストリームおよびオーディオストリームのうち何れか一方を含むコンテンツデータと、該コンテンツデータの再生をプレーヤ手段に制御させる再生制御プログラムおよび該再生制御プログラムにより用いられるデータとを含む1または複数のリソースファイルとが記録された記録媒体を再生する際に、
上記記録媒体に複数の上記リソースファイルが記録されているとき、該複数のリソースファイルのうち上記コンテンツを上記プレーヤ手段が先頭から再生する際に最初に用いられるリソースファイルを、上記リソースファイルのファイル名に基づき選択して読み出すようにした
ことを特徴とする再生方法。
【請求項8】
記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生する再生方法をコンピュータ装置に実行させる再生プログラムにおいて、
上記再生方法は、
少なくともビデオストリームおよびオーディオストリームのうち何れか一方を含むコンテンツデータと、該コンテンツデータの再生をプレーヤ手段に制御させる再生制御プログラムおよび該再生制御プログラムにより用いられるデータとを含む1または複数のリソースファイルとが記録された記録媒体を再生する際に、
上記記録媒体に複数の上記リソースファイルが記録されているとき、該複数のリソースファイルのうち上記コンテンツを上記プレーヤ手段が先頭から再生する際に最初に用いられるリソースファイルを、上記リソースファイルのファイル名に基づき選択して読み出すようにした
ことを特徴とする再生プログラム。
【請求項9】
記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生する再生方法をコンピュータ装置に実行させる再生プログラムが記録されたコンピュータ装置に読み取り可能な記録媒体において、
上記再生方法は、
少なくともビデオストリームおよびオーディオストリームのうち何れか一方を含むコンテンツデータと、該コンテンツデータの再生をプレーヤ手段に制御させる再生制御プログラムおよび該再生制御プログラムにより用いられるデータとを含む1または複数のリソースファイルとが記録された記録媒体を再生する際に、
上記記録媒体に複数の上記リソースファイルが記録されているとき、該複数のリソースファイルのうち上記コンテンツを上記プレーヤ手段が先頭から再生する際に最初に用いられるリソースファイルを、上記リソースファイルのファイル名に基づき選択して読み出すようにした
ことを特徴とするコンピュータ装置に読み取り可能な記録媒体。
【請求項10】
記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生する再生装置において、
少なくともビデオストリームおよびオーディオストリームのうち何れか一方を含むコンテンツデータと、該コンテンツデータの再生を制御する再生制御プログラムおよび該再生制御プログラムにより用いられるデータを含む複数のリソースファイルとが記録された記録媒体からデータを読み出す読み出し手段と、
上記読み出し手段により読み出された上記リソースファイルを記憶する記憶手段と、
上記再生制御プログラムに従い上記コンテンツデータを再生し、該コンテンツデータの再生を、上記コンテンツデータを再生しているか否かで分類される2状態と、ユーザ操作に応じた制御コマンドを受け付けるか否かで分類される2状態との組み合わせにより定義される4状態に基づき制御するプレーヤ手段と、
上記コンテンツの再生中の上記再生制御プログラムの命令に基づき上記複数のリソースファイルを切り換える制御を行うリソースファイル切り換え制御手段と
を備え、
上記リソースファイル切り換え制御手段は、上記4状態のうち、上記制御コマンドを受け付けない状態、且つ、上記コンテンツデータを再生している状態での一時停止状態または上記コンテンツデータを再生していない状態のときに、上記リソースファイルを切り換えるようにした
ことを特徴とする再生装置。
【請求項11】
請求項10に記載の再生装置において、
上記再生制御プログラムは、イベントドリブンモデルに基づき上記コンテンツデータの再生を制御するようにした
ことを特徴とする再生装置。
【請求項12】
記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生する再生方法において、
少なくともビデオストリームおよびオーディオストリームのうち何れか一方を含むコンテンツデータと、該コンテンツデータのプレーヤ手段による再生を制御する再生制御プログラムおよび該再生制御プログラムにより用いられるデータを含む複数のリソースファイルとが記録された記録媒体からデータを読み出し、
上記再生制御プログラムに従い、上記プレーヤ手段の、上記コンテンツデータを再生しているか否かで分類される2状態と、ユーザ操作に応じた制御コマンドを受け付けるか否かで分類される2状態との組み合わせにより定義される4状態に基づき、上記コンテンツデータの再生を制御し、
上記コンテンツの再生中の上記再生制御プログラムの命令に基づき上記複数のリソースファイルを切り換えるようにされ、該複数のリソースファイルの切り換えは、上記プレーヤ手段の上記4状態のうち、上記制御コマンドを受け付けない状態、且つ、上記コンテンツデータを再生している状態での一時停止状態または上記コンテンツデータを再生していない状態のときに行われるようにした
ことを特徴とする再生方法。
【請求項13】
記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生する再生方法をコンピュータ装置に実行させる再生プログラムにおいて、
上記再生方法は、
少なくともビデオストリームおよびオーディオストリームのうち何れか一方を含むコンテンツデータと、該コンテンツデータのプレーヤ手段による再生を制御する再生制御プログラムおよび該再生制御プログラムにより用いられるデータを含む複数のリソースファイルとが記録された記録媒体からデータを読み出し、
上記再生制御プログラムに従い、上記プレーヤ手段の、上記コンテンツデータを再生しているか否かで分類される2状態と、ユーザ操作に応じた制御コマンドを受け付けるか否かで分類される2状態との組み合わせにより定義される4状態に基づき、上記コンテンツデータの再生を制御し、
上記コンテンツの再生中の上記再生制御プログラムの命令に基づき上記複数のリソースファイルを切り換えるようにされ、該複数のリソースファイルの切り換えは、上記プレーヤ手段の上記4状態のうち、上記制御コマンドを受け付けない状態、且つ、上記コンテンツデータを再生している状態での一時停止状態または上記コンテンツデータを再生していない状態のときに行われるようにした
ことを特徴とする再生プログラム。
【請求項14】
記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生する再生方法をコンピュータ装置に実行させる再生プログラムが記録されたコンピュータ装置に読み取り可能な記録媒体において、
上記再生方法は、
少なくともビデオストリームおよびオーディオストリームのうち何れか一方を含むコンテンツデータと、該コンテンツデータのプレーヤ手段による再生を制御する再生制御プログラムおよび該再生制御プログラムにより用いられるデータを含む複数のリソースファイルとが記録された記録媒体からデータを読み出し、
上記再生制御プログラムに従い、上記プレーヤ手段の、上記コンテンツデータを再生しているか否かで分類される2状態と、ユーザ操作に応じた制御コマンドを受け付けるか否かで分類される2状態との組み合わせにより定義される4状態に基づき、上記コンテンツデータの再生を制御し、
上記コンテンツの再生中の上記再生制御プログラムの命令に基づき上記複数のリソースファイルを切り換えるようにされ、該複数のリソースファイルの切り換えは、上記プレーヤ手段の上記4状態のうち、上記制御コマンドを受け付けない状態、且つ、上記コンテンツデータを再生している状態での一時停止状態または上記コンテンツデータを再生していない状態のときに行われるようにした
ことを特徴とするコンピュータ装置に読み取り可能な記録媒体。
【請求項15】
少なくともビデオストリームおよびオーディオストリームのうち何れか一方を含むコンテンツデータと、該コンテンツデータの再生をプレーヤ手段に制御させる再生制御プログラムおよび該再生制御プログラムにより用いられるデータを含む複数のリソースファイルとが記録された、コンピュータ装置に読み取り可能な記録媒体であって、
上記再生制御プログラムは、
上記コンテンツデータを再生しているか否かで分類される2状態と、ユーザ操作に応じた制御コマンドを受け付けるか否かで分類される2状態との組み合わせにより定義される4状態に基づき上記コンテンツデータの再生を制御する上記プレーヤ手段に対して再生制御命令を与えて上記コンテンツの再生を制御させるようにされ、
上記再生制御プログラムの命令に基づき、上記プレーヤ手段の状態が、上記4状態のうち、上記制御コマンドを受け付けない状態、且つ、上記コンテンツデータを再生している状態での一時停止状態または上記コンテンツデータを再生していない状態のとき、上記コンテンツの再生中に上記複数のリソースファイルを切り換えるようにされた
ことを特徴とするコンピュータ装置に読み取り可能な記録媒体。
【請求項16】
請求項15に記載の記録媒体において、
上記再生制御プログラムは、イベントドリブンモデルに基づき上記コンテンツデータの再生を制御させるようにした
ことを特徴とするコンピュータ装置に読み取り可能な記録媒体。
【請求項17】
少なくともビデオストリームおよびオーディオストリームのうち何れか一方を含むコンテンツデータと、該コンテンツデータの再生を制御する再生制御プログラムおよび該再生制御プログラムにより用いられるデータを含む1または複数のリソースファイルとを含むデータ構造体であって、
上記リソースファイルのファイル名に、上記コンテンツデータを再生する際に標準的に用いられる言語を示す情報と、上記リソースファイルの言語属性を示す情報とが含まれる
ことを特徴とするデータ構造体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【公開番号】特開2006−164326(P2006−164326A)
【公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−350191(P2004−350191)
【出願日】平成16年12月2日(2004.12.2)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【出願人】(395015319)株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (871)
【Fターム(参考)】