説明

再生装置、表示装置、音声再生装置

【課題】配信されたコンテンツに応じて自動利得制御のオンとオフを切り換えることが可能な再生装置を提供すること。
【解決手段】ユーザによるダウンロードを希望するコンテンツの選択とを受け付ける指示受信部217と、指示受信部217で受け付けたダウンロードを希望するコンテンツを、サーバからダウンロードするネットワーク制御部216と、ネットワーク制御部216でダウンロードしたコンテンツをデコードして出力するAVデコーダ207と、自動利得制御がオン/オフに応じて映像信号及び/または音声信号を出力するAGC208と、AGC208における自動利得制御のオンとオフを切り換えるCPU213と、AGC208から出力された映像信号及び/または音声信号を外部に出力するグラフィック制御部209及びAV出力部211と、を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダウンロードしたコンテンツを再生可能な再生装置、表示装置、音声再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、コンテンツの配信方法として、放送によるコンテンツの配信だけではなく、インターネットなど他の通信網を用いて、コンテンツを配信する方法が普及している。例えば、特許文献1には、VOD(video on demand)によるコンテンツの配信が開示されている。コンテンツ配信サービスの形態としては、大きく分けて下記の2通りがある。
【0003】
第1のコンテンツ配信方法では、動画共有サービスに代表されるコンテンツの配信方法である。このサービスにおいては、任意のユーザが所定のサーバに、自らが撮像した映像コンテンツや自らが作成した映像コンテンツを自由にアップロードすることができる。また、ユーザはアップロードされたこれらのコンテンツを自由にダウンロードすることができる。
【0004】
第2のコンテンツ配信方法では、映画や音楽映像などのコンテンツの配信に用いられるコンテンツ配信方法である。このコンテンツ配信方法においては、コンテンツサービス業者がサーバに記録されるコンテンツを管理し、ユーザはそのコンテンツ配信業者の許可を得て、コンテンツをダウンロードする。
【特許文献1】特開平10‐13816号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記第1のコンテンツ配信方法においては、サーバにアップロードされているコンテンツは、不特定多数のユーザがアップロードしたコンテンツである。したがって、サーバ上には、再生時に適切な信号レベルに調整されていないコンテンツが多数存在し得る。具体的には、映像信号が明るすぎたり暗すぎたりするコンテンツが多数存在し得る。また、音声信号が大きすぎたり小さすぎたりするコンテンツが多数存在し得る。
【0006】
上記課題を解決する為には、再生装置に自動利得制御部を設けて、再生する映像信号と音声信号を適切な信号レベルに調整することが考えられる。
【0007】
しかし、第2のコンテンツ配信方法により配信される映画や音楽映像などのコンテンツは、既に再生に適切な映像信号レベル及び音声信号レベルに調整されている。その為、既に信号レベルを調整されたコンテンツに更に自動利得制御を実行すると、反って映像信号レベル及び音声信号レベルが最適値から離れてしまうという課題があった。
【0008】
本発明の目的は、配信されたコンテンツに応じて自動利得制御のオンとオフを切り換えることが可能な再生装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の再生装置は、ユーザによるコンテンツ配信サービスの選択と、その選択したコンテンツ配信サービスにより提供されるコンテンツ中から、ユーザによるダウンロードを希望するコンテンツの選択とを受け付ける受付部と、前記受付部で受け付けたダウンロードを希望するコンテンツを、ネットワークを介して接続するサーバからダウンロードするダウンロード部と、前記ダウンロード部でダウンロードしたコンテンツをデコードし、映像信号および音声信号として出力するデコーダと、自動利得制御がオンの場合には前記映像信号及び/または前記音声信号の信号レベルを調整して出力し、自動利得制御がオフの場合には前記映像信号及び/または前記音声信号をそのまま出力する自動利得制御部と、前記受付部で選択を受け付けたコンテンツ配信サービスに応じて、前記自動利得制御部における自動利得制御のオンとオフを切り換える切換判別部と、前記自動利得制御部から出力された映像信号及び/または音声信号を外部に出力する出力部と、を備える。
【0010】
これにより、配信されたコンテンツに応じて自動利得制御のオンとオフを切り換えることが可能となる。
【発明の効果】
【0011】
本発明の再生装置によれば、配信されたコンテンツに応じて自動利得制御のオンとオフを切り換えることが可能となる為、コンテンツをより適切な信号レベルで再生することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
(実施の形態1)
本発明における第1の実施の形態を以下に説明する。図1は再生装置を含むコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。デジタルテレビ100は放送を受信し表示する。また、レコーダ101から映像信号と音声信号を受信し、表示する。デジタルテレビ100とレコーダ101は、例えばHDMIなどのケーブルで接続される。なお、接続の方法としては、LANを用いてもかまわない。
【0013】
レコーダ101は放送を受信記録する。また、レコーダ101はネットワーク網103または記録メディア(BD,DVD、SDカードなど)からコンテンツを受信し記録する。受信した放送や記録したコンテンツの映像信号と音声信号をデジタルテレビ100に送信する。
【0014】
ユーザはリモコン102を用いて、レコーダ101を制御する。
【0015】
また、レコーダ101はネットワーク網103を介して、第1のサーバ104及び第2のサーバ105が接続されている。第1のサーバ104及び第2のサーバ105には、コンテンツが記録されている。ここで言うコンテンツとは、映画などの映像に関するコンテンツや、音楽に関するコンテンツなどを含む。第1のサーバ104と第2のサーバ105はコンテンツ配信サービスの為のコンテンツを記録するサーバである。
【0016】
ここで、コンテンツ配信サービスについて詳細に説明する。コンテンツ配信サービスの形態としては、主に下記の2通りがある。1つ目のサービス形態(以下、第1のサービスと称する)は、映画や音楽映像の配信など、コンテンツ配信業者が配信するコンテンツを管理し、ユーザはそのコンテンツをダウンロードすることで、コンテンツの配信を受ける方法である。第1のサービスによるコンテンツ配信の場合は、ユーザは自身が所有するコンテンツをサーバにアップロードすることはできない。したがって、第1のサービスにおいては、提供されるコンテンツはコンテンツ配信業者により管理されたコンテンツであるので、のコンテンツは映像信号と音声信号の信号レベルが適切に設定されている。
【0017】
一方、2つ目のサービス形態(以下、第2のサービスと称する)は、ユーザが自らが撮像したコンテンツや自らが作成したコンテンツ自由にコンテンツのアップロードをすることができ、他のユーザはそのコンテンツをダウンロードすることで、コンテンツの配信を受ける方法である。第2のサービスによるコンテンツ配信の場合は、個々のユーザは自身が所有するコンテンツをサーバにアップロードするため、提供されるコンテンツは映像信号と音声信号の信号レベルが適切に設定されていないものを多く含み得る。
【0018】
図1においては、第1のサーバ104は第1のサービスのコンテンツを記録するためのサーバであり、第2のサーバ105は第2のサービスのコンテンツを記録するためのサーバである。
【0019】
本発明のレコーダの構成を説明する。図2は本発明のレコーダの構成を示すブロック図である。レコーダ101は、チューナ201と、ADC(analog digital convertor:アナログデジタル変換部)202と、AVエンコーダ203と、ドライブ制御部204と、ハードディスク205と、ディスク206と、AVデコーダ207と、AGC208(Auto Gain Controller:自動利得制御部)と、グラフィック制御部209と、メモリ210と、AV出力部211と、フラッシュメモリ212と、CPU213と、RAM214と、バス215と、ネットワーク制御部216と、指示受信部217と、を含む。
【0020】
チューナ201は、アンテナで受信したデジタル放送の1つチャンネル信号を選択して、テレビジョン信号を出力する。
【0021】
ADC202は、チューナ201で選局されたアナログのテレビジョン信号をデジタル変換する。
【0022】
AVエンコーダ203は、ADC202でデジタル信号に変換したテレビジョン信号をMPEG−2形式に圧縮符号化して、DVDビデオレコーディング規格に準拠したMPEG−2プログラムストリームを生成する。なお、本実施の形態では圧縮符号化の方式をMPEG−2形式としたが、MPEG−4など他の方式でも良い。また、本実施の形態ではストリームの方式をMPEG−2プログラムストリームとしたが、MPEG−2トランスポートストリームなど他の方式でも良い。
【0023】
ドライブ制御部204は、AVエンコーダ203から出力されたMPEG−2プログラムストリームをハードディスク205またはディスク206へコンテンツとして書き込む。また、ハードディスク205またはディスク206に記録されたコンテンツを読み出し、AVデコーダ207に出力する。
【0024】
ハードディスク205は、コンテンツを記録可能な記録媒体であり、例えば、ハードディスクである。ハードディスク205は、ドライブ制御部204によりコンテンツを記録される。また、ハードディスク205はドライブ制御部204によりコンテンツを読み出される。
【0025】
ディスク206は、コンテンツを記録可能なメディアであり、例えば、BDやDVDである。
【0026】
AVデコーダ207は、供給されたコンテンツを映像信号及び音声信号にデコードし、AGC208に出力する。
【0027】
なお、デジタル放送の場合は、チューナ201で選局された信号がAVでコーダ207に入力され映像信号及び音声信号にデコードし、AGC208に出力する。また、ハードディスク205やディスク206に記録される場合は、チューナ201で選局された信号がドライブ制御部204により記録される。もしくは、チューナ201で選局された信号がAVでコーダ207においてデコードされ、また、AVエンコーダ203においてエンコードされた後、ドライブ制御部204により記録される。
【0028】
AGC208は、入力された映像信号と音声信号に対し、自動利得制御を実行し、グラフィック制御部209に出力する。もしくは、入力された映像信号と音声信号とをそのままグラフィック制御部209に出力する。自動利得制御を実行するか否かは、後述するCPU213の制御に従う。ここで、自動利得制御について簡単に説明する。図3は自動利得制御における入力信号レベルと出力信号レベルの一例を示す図である。横軸が入力信号レベルを示し、縦軸が出力信号レベルを示す。点線は入力信号レベルと出力信号レベルが同じ場合(つまり、自動利得制御をしない場合)を示す。図3に基づく自動利得制御においては、入力レベルの小さい信号は大幅に増幅され、入力レベルの大きい信号はほとんど増幅されない。
【0029】
グラフィック制御部209は、種々のメニュー画像をAGC208から供給された映像と合成して、音声信号とともに、AV出力部211に出力する。合成される画像は、メモリ210に記憶されている。または、RAM214に記録されたデータをCPU213が解釈し、グラフィック制御部209で合成する。メモリ210は、グラフィック制御部209で合成する画像データを記憶する。
【0030】
AV出力部211は、グラフィック制御部209で合成された映像信号と音声信号を出力する。具体例としては、HDMI端子などが考えられる。
【0031】
フラッシュメモリ212は、レコーダ101の制御に必要な各種パラメータを記憶する。
【0032】
CPU213は、バス215を介して、チューナ201、ADC202、AVエンコーダ203、ドライブ制御部204、AVデコーダ207、AGC208、AV出力部211、フラッシュメモリ212、CPU213、RAM214、ネットワーク制御部216を制御する。
【0033】
RAM214は、ネットワーク制御部216から入力されたデータやハードディスク205もしくはディスク206から読み出されたデータを一時的に記憶する。
【0034】
バス215は、レコーダ101内の信号を伝送する経路であり、チューナ201、ADC202、AVエンコーダ203、ドライブ制御部204、AVデコーダ207、AGC208、AV出力部211、フラッシュメモリ212、CPU213、RAM214、ネットワーク制御部216が接続されている。
【0035】
ネットワーク制御部216は、ネットワーク網103を介し、第1のサーバ104にコンテンツ等の配信を要求する。また、第1のサーバ104に記憶されているコンテンツをネットワーク網103を介して受信する。
【0036】
指示受信部217は、ユーザの指示を受信する。具体的には、リモコン102の赤外線を受信する受光部であってもよいし、レコーダ101の筐体に備えられたレコーダ101を制御する為の釦であってもよい。
【0037】
まず、ダウンロードするコンテンツを選択する動作について説明する。指示受信部217はユーザによるコンテンツ配信サービスの選択を受け付ける。ここでは、第1のサービスを選択した場合で説明する。指示受信部217が第1のサービスを選択した旨を受け付けると、CPU213はネットワーク制御部216に対し、第1のサーバ104からダウンロード可能なコンテンツに関する情報をダウンロードするように命令する。すると、ネットワーク制御部216は第2のサーバ105に対し、ダウンロード可能なコンテンツに関する情報を要求し、第1のサーバ104よりダウンロードする。ダウンロードされたダウンロード可能なコンテンツに関する情報は、一旦RAM214に記録される。その後、グラフィック制御部209がRAM214に記録されたダウンロード可能なコンテンツに関する情報を映像信号に変換し、AV出力部211を通じて出力される。なお、ダウンロード可能なコンテンツに関する情報とは、ダウンロード可能なコンテンツの一部のリストでもよいし、ダウンロード可能なコンテンツに関する情報の全てを含んだリストでも良い。
【0038】
ユーザはデジタルテレビ100に表示されるダウンロード可能なコンテンツを示す映像を参照して、ダウンロードするコンテンツを選択する。指示受信部217がユーザによるコンテンツの選択を検知すると、CPU213はネットワーク制御部216に対し、その選択されたコンテンツをダウンロードするように命令する。するとネットワーク制御部216は第1のサーバ104からそのコンテンツをダウンロードする。
【0039】
ダウンロードされたコンテンツはRAM214に記録される。RAM214に記録されたコンテンツはAVデコーダ207において、映像信号と音声信号にデコードされ、AGC208に入力される。AGC208はCPU213から自動利得制御をオンにする旨の制御を受けた場合には、入力される映像信号および/または音声信号に対して、自動利得制御をして、グラフィック制御部209に出力する。一方、CPU213から自動利得制御をオフにする旨の制御を受けた場合には、入力される映像信号および/または音声信号をそのままグラフィック制御部209に出力する。CPU213がどのような場合にCPU213から自動利得制御をオンにする旨の制御し、どのような場合にCPU213から自動利得制御をオフにする旨の制御をするかについての詳細は後述する。
【0040】
グラフィック制御部209においては、映像信号に対し種々の画面が合成された後、AV出力部211より映像信号と音声信号が出力される。
【0041】
なお、ユーザが第2のサービスを選択した場合も、ネットワーク制御部216がアクセスするサーバが、第1のサーバ104から第2のサーバ105に代わる以外は同様の動作であるので、説明は省略する。
【0042】
次にAGC208において、自動利得制御の要否の判断動作を説明する。図4はAGC208における自動利得制御の要否の判断動作を示す図である。
【0043】
CPU213は指示受信部217が受け付けたユーザによるコンテンツ配信サービスの選択を受け付けたかどうかを監視する(S401)。指示受信部217がユーザによるコンテンツ配信サービスを受け付けた場合は、その選択されたコンテンツ配信サービスが任意のユーザがアップロード可能か否かを判断する(S402)。本実施の形態では、第1のサーバ104は所定の管理者により記録されるコンテンツが管理されているサーバである。第2のサーバ105は提供するサービスは任意のユーザがアップロード可能なサービスを提供するサーバである。
【0044】
選択されたコンテンツ配信サービスが任意のユーザがコンテンツのアップロードを可能であるサービスの場合は、CPU213はAGC208に対し、自動利得制御をオンにするように命令する。すると、AGC208は自動利得制御をオンにする(S403)。したがって、AGC208に入力された映像信号と音声信号に対して、自動利得制御の処理がされ、グラフィック制御部209に出力される。なお、この場合において、映像信号と音声信号の両方に対して自動利得制御の処理をしてもよいし、映像信号と音声信号のいずれか一方に対して自動利得制御の処理をしてもよい。
【0045】
選択されたコンテンツ配信サービスが任意のユーザがコンテンツのアップロードを可能であるサービスでない場合は、CPU213はAGC208に対し、自動利得制御をオフにするように命令する。すると、AGC208は自動利得制御をオフにする。したがって、AGC208に入力された映像信号と音声信号はそのままAGC208に出力される(S404)。
【0046】
つまり、本実施の形態における再生装置は、ネットワークを介して接続するサーバからコンテンツをダウンロードするネットワーク制御部216と、ネットワーク制御部216でダウンロードしたコンテンツをデコードし、映像信号および音声信号として出力するAVデコーダ207と、ネットワーク制御部216でダウンロードするコンテンツに応じて、映像信号及び/または音声信号の信号レベルの調整をするAGC208と、AGC208から出力された映像信号及び/または音声信号を外部に出力するAV出力部211と、を備えている。
【0047】
また、本実施の形態における再生装置は、AGC208は、ネットワーク制御部216でダウンロードするコンテンツを配信するコンテンツ配信サービスに応じて、映像信号及び/または音声信号の信号レベルの調整をする。
【0048】
また、本実施の形態における再生装置は、AGC208は、ネットワーク制御部216でダウンロードするコンテンツを配信するコンテンツ配信サービスが、任意のユーザがコンテンツのアップロードが可能であるコンテンツ配信サービスである場合に、自動利得制御をオンにする。
【0049】
これにより、すでに映像信号や音声信号に対して信号レベルの調整がされている可能性が高いコンテンツに対しては、自動利得制御をすることなく再生する一方、映像信号や音声信号に対して信号レベルの調整がされている可能性が低いコンテンツに対しては、自動利得制御をかけることができる。
【0050】
したがって、ユーザはコンテンツをより適切な信号レベルで再生することができる。
(実施の形態2)
本発明における第2の実施の形態を以下に説明する。なお、自動利得制御の要否の判断動作以外については実施の形態1と同じであるので、構成要素や動作については説明を省略する。
【0051】
図5は、自動利得制御の要否の判断動作の一例を示すフローチャートある。本実施の形態においては、コンテンツの著作権情報の有無を利用する。一般に、著作権情報が付与されているコンテンツは、何者かが管理しているコンテンツである可能性が高く、したがって、適切な信号レベルに調整されている可能性が高い。したがって、本実施の形態では、コンテンツの著作権情報の有無に基づき、自動利得制御の必要性を判断しオンとオフを切り換える。
【0052】
CPU213は指示受信部217が受け付けたユーザによるコンテンツ配信サービスの選択を受け付けたかどうかを監視する(S501)。指示受信部217がユーザによるコンテンツ配信サービスを受け付けた場合、CPU213はさらにユーザによるコンテンツの選択を受け付けたかどうかを監視する(S502)。指示受信部217がユーザによるコンテンツの選択を受け付けた場合は、まず、CPU213はその選択されたコンテンツ配信サービスが任意のユーザがアップロード可能か否かを判断する(S503)。選択されたコンテンツ配信サービスが任意のユーザがアップロード可能で無い場合には、CPU213はダウンロードするコンテンツの種類にかかわらずAGC208における自動利得制御をオフにする(S505)。
【0053】
一方、選択されたコンテンツ配信サービスが任意のユーザがアップロード可能で有る場合には、CPU213はさらにダウンロード中のコンテンツが著作権情報を含むか否かを判断する(S504)。CPU213はそのコンテンツに著作権情報が含まれている場合は、AGC208の自動利得制御をオフにする(S505)。一方、CPU213はそのコンテンツに著作権情報が含まれていない場合は、AGC208の自動利得制御をオンにする(S506)。
【0054】
つまり、本実施の形態における再生装置は、AGC208は、ネットワーク制御部216でダウンロードするコンテンツに著作権情報が含まれない場合には、ネットワーク制御部216でダウンロードするコンテンツがAGC208における自動利得制御をオンとすべきコンテンツであっても、AGC208における自動利得制御をオフにする。
【0055】
上記の自動利得制御の要否の判断動作によると、コンテンツ配信サービスから配信されるコンテンツの著作権情報を利用し、自動利得制御のオンとオフを切り換えることができる。それ故、著作権が付与されており適正な信号レベルに設定されている可能性が高いコンテンツについては自動利得制御をオフにして、自動利得制御により反って信号レベルが最適なレベルから外れることを防止する。一方、著作権が付与されておらず適正な信号レベルに設定されている可能性が低いコンテンツについては自動利得制御をオンにして、コンテンツの信号レベルを最適なレベルとする。
【0056】
これにより、ユーザはより視聴に適した信号レベルのコンテンツを視聴することができる。
(実施の形態3)
本発明における第3の実施の形態を以下に説明する。なお、自動利得制御の要否の判断動作以外については実施の形態1と同じであるので、構成要素や動作については説明を省略する。
【0057】
図6は、自動利得制御の要否の判断動作の一例を示すフローチャートある。本実施の形態においては、コンテンツの再生時間の長さ情報を利用する。一般に、任意のユーザがアップロード可能なコンテンツ配信サービスにアップロード可能なコンテンツの再生時間には制限があることが多い。例えば、コンテンツの再生期限が10分と設定されているサービスにおいては、10分以下のコンテンツはアップロードできるが、10分を超えるコンテンツについてはアップロードが不可能となる。よって、任意のユーザがアップロード可能であるコンテンツ配信サービスにアップロードされているコンテンツの再生時間は所定の時間以下となる。したがって、本実施の形態では、コンテンツの再生時間に基づき、自動利得制御の自動利得制御の必要性を判断しオンとオフを判断する。したがって、本実施の形態では、コンテンツは再生時間に基づき、自動利得制御の必要性を判断しオンとオフを切り換える
CPU213は指示受信部217が受け付けたユーザによるコンテンツ配信サービスの選択を受け付けたかどうかを監視する(S601)。指示受信部217がユーザによるコンテンツ配信サービスを受け付けた場合、CPU213はさらにユーザによるコンテンツの選択を受け付けたかどうかを監視する(S602)。指示受信部217がユーザによるコンテンツの選択を受け付けた場合は、まず、CPU213はその選択されたコンテンツ配信サービスが任意のユーザがアップロード可能か否かを判断する(S603)。選択されたコンテンツ配信サービスが任意のユーザがアップロード可能で無い場合には、CPU213はダウンロードするコンテンツの種類にかかわらずAGC208における自動利得制御をオフにする(S605)。
【0058】
一方、選択されたコンテンツ配信サービスが任意のユーザがアップロード可能で有る場合には、CPU213はさらにダウンロード中のコンテンツの再生時間に関する情報を参照する(S604)。CPU213はそのコンテンツの再生時間が所定の時間(例えば、10分)より長い場合は、AGC208の自動利得制御をオフにする(S605)。一方、CPU213はそのコンテンツの再生時間が所定の時間(例えば、10分)より短い場合は、AGC208の自動利得制御をオンにする(S606)。
【0059】
つまり、本実施の形態における再生装置は、AGC208は、ネットワーク制御部216でダウンロードするコンテンツの再生時間が第一の時間の場合はAGC208における自動利得制御をオンにし、ネットワーク制御部216でダウンロードするコンテンツの再生時間が第一の時間よりも長い第二の時間の場合は、ネットワーク制御部216でダウンロードするコンテンツがAGC208における自動利得制御をオンとすべきコンテンツあっても、AGC208における自動利得制御をオフにする。
【0060】
上記の自動利得制御の要否の判断動作によると、コンテンツ配信サービスから配信されるコンテンツの再生時間の長さに応じて自動利得制御のオンとオフを切り換えることができる。それ故、再生時間が所定の時間を越えているため管理されたコンテンツの可能性が高いコンテンツをダウンロードしている場合は、適正な信号レベルに設定されている可能性が高いため自動利得制御をオフにして、自動利得制御により反って信号レベルが最適なレベルから外れることを防止する。一方、再生時間が所定の時間以下であるため任意のユーザがアップロードした可能性が高いコンテンツをダウンロードしている場合は、適正な信号レベルに設定されている可能性が低いため自動利得制御をオンにして、コンテンツの信号レベルを最適なレベルとする。
【0061】
これにより、ユーザはより視聴に適した信号レベルのコンテンツを視聴することができる。
(実施の形態4)
本発明における第4の実施の形態を以下に説明する。なお、自動利得制御の要否の判断動作以外については実施の形態1と同じであるので、構成要素や動作については説明を省略する。
【0062】
図7は、自動利得制御の要否の判断動作の一例を示すフローチャートある。本実施の形態においては、ユーザによる自動利得制御の要否情報を利用する。
【0063】
CPU213は指示受信部217が受け付けたユーザによるコンテンツ配信サービスの選択を受け付けたかどうかを監視する(S701)。指示受信部217がユーザによるコンテンツ配信サービスを受け付けた場合、CPU213はその選択されたコンテンツ配信サービスが任意のユーザがアップロード可能か否かを判断する(S702)。選択されたコンテンツ配信サービスが任意のユーザがアップロード可能で無い場合には、CPU213はダウンロードするコンテンツの種類にかかわらずAGC208における自動利得制御をオフにする(S704)。
【0064】
一方、選択されたコンテンツ配信サービスが任意のユーザがアップロード可能で有る場合には、CPU213はフラッシュメモリ212にユーザによる自動利得制御オフの旨が記録されている否かを判断する(S703)。フラッシュメモリ212に自動利得制御オフの旨が記録されている場合は、CPU213は、CPU213はAGC208の自動利得制御をオフにする(S704)。一方、フラッシュメモリ212に自動利得制御オフの旨が記録されていない場合は、CPU213は、CPU213はAGC208の自動利得制御をオンにする(S705)。
【0065】
つまり、本実施の形態における再生装置は、ユーザの自動利得制御のオンまたはオフの希望を受け付ける指示受信部217をさらに備え、
AGC208は、
前記ダウンロード部でダウンロードするコンテンツが自動利得制御をオンとすべきコンテンツであっても、
指示受信部217がユーザの自動利得制御のオフの希望を受け付けている場合には、
自動利得制御をオフにする、請求項1乃至3のいずれかに記載の再生装置。
指示受信部217は、さらに、ユーザの自動利得制御のオンまたはオフの希望を受け付け、CPU213は、指示受信部217で選択を受け付けたコンテンツ配信サービスがAGC208における自動利得制御をオンとすべきコンテンツ配信サービスであっても、指示受信部217がユーザの自動利得制御のオフの希望を受け付けている場合には、自動利得制御をオフにする。
【0066】
上記の自動利得制御の要否の判断動作によると、任意のユーザがアップロード可能なコンテンツ配信サービスからコンテンツをダウンロードしている場合であっても、そのダウンロード中のコンテンツが自動利得制御が不要なコンテンツである場合には、ユーザは手動で自動利得制御をオフにすることができる。それ故、任意のユーザがアップロード可能なコンテンツ配信サービスにおいて、信号レベルを管理されたコンテンツが配信された場合であっても、ユーザは最適な信号レベルで視聴することができる。
(他の実施の形態)
なお、実施の形態1から4に記載は実施の形態の一例である。各実施の形態に対し、例えば、以下のような構成や動作であってもよい。
【0067】
AGC208は自動利得制御を入力された映像信号と音声信号に対し、自動利得制御を実行し、グラフィック制御部209に出力する、もしくは、入力された映像信号と音声信号とをそのままグラフィック制御部209に出力するとしているが、この構成に限られるものではない。
【0068】
例えば、自動利得部の前段に別途スイッチを設けて、当該スイッチにおいて、入力された映像信号と音声信号に対し、そのまま出力するもしくは自動利得制御回路に入力する、のいづれかを切り換えても良い。そして、自動利得制御回路に入力された映像信号と音声信号は全て自動利得制御をかけても良い。
【0069】
つまり、CPU213による制御に基づき、入力された映像信号と音声信号をそのまま出力する、もしくは、自動利得制御をして出力することができればどのような構成であっても良い。
【0070】
また、自動利得制御をかける信号は、映像信号と音声信号の両方にかけてもよいし、映像信号と音声信号の一方だけでも良い。
【0071】
また、コンテンツ配信サービスにおいて、同一に配信業者によるコンテンツ配信サービスや同一のサービス名によるコンテンツ配信サービスである場合であっても、コンテンツ配信業者が配信するコンテンツを管理しているサービスと、任意のユーザがコンテンツをアップロードできるサービスとの両方を備えている場合に追いては、これらは別々のサービスであるとしても良い。つまり、商業上は同一のサービスと判断できる場合であっても、本発明の理解の上では別サービスと捕らえることが可能である。
【0072】
また、本実施の形態はダウンロードしたコンテンツをすぐに再生する、所謂ストリーミング再生において説明しているが、ダウンロードしたコンテンツを一旦ハードディスク205またはディスク206に記録しておき、再生時に自動利得制御のオンとオフを切り換えても良い。この場合は、コンテンツ配信サービスの名称や著作権情報や再生時間を必要に応じてハードディスク205またはディスク206に記憶しておき、CPU213がその情報を読み取ることにより、本発明の実現は可能である。
【0073】
また、本実施の形態ではレコーダ101として説明したが、図8に示す表示装置106であっても良い。この場合、表示装置はPDP、液晶、有機ELなど表示装置であれば、何でも良い。ようするに、映像を表示可能な表示装置であれば全て含んでよい。
【0074】
つまり、この表示装置は、ユーザによるコンテンツ配信サービスの選択と、その選択したコンテンツ配信サービスにより提供されるコンテンツ中からユーザによるダウンロードを希望するコンテンツの選択を受け付ける指示受信部217と、指示受信部217で受け付けたダウンロードを希望するコンテンツを、ネットワークを介して接続するサーバからダウンロードするネットワーク制御部216と、ネットワーク制御部216でダウンロードしたコンテンツをデコードし、映像信号として出力するAVデコーダ207と、自動利得制御がオンの場合には映像信号の信号レベルを調整して出力し、自動利得制御がオフの場合には映像信号をそのまま出力するAGC208と、指示受信部217で選択を受け付けたコンテンツ配信サービスに応じて、AGC208における自動利得制御のオンとオフを切り換えるCPU213と、AGC208から出力された映像信号を表示する表示部218と、を備える。
【0075】
また、この音声再生装置は、ユーザによるコンテンツ配信サービスの選択と、その選択したコンテンツ配信サービスにより提供されるコンテンツ中からユーザによるダウンロードを希望するコンテンツの選択を受け付ける指示受信部217と、指示受信部217で受け付けたダウンロードを希望するコンテンツを、ネットワークを介して接続するサーバからダウンロードするネットワーク制御部216と、ネットワーク制御部216でダウンロードしたコンテンツをデコードし、音声信号として出力するAVデコーダ207と、自動利得制御がオンの場合には音声信号の信号レベルを調整して出力し、自動利得制御がオフの場合には音声信号をそのまま出力するAGC208と、指示受信部217で選択を受け付けたコンテンツ配信サービスに応じて、AGC208における自動利得制御のオンとオフを切り換えるCPU213と、AGC208から出力された音声信号を音声として出力するスピーカ219と、を備える。
【0076】
また、図3に示す自動利得制御の動作はあくまで一例である。したがって、本発明において自動利得制御は図3の動作に限定されるものではなく、入力信号の利得を自動的に制御するものの全てを含む。
【0077】
また、CPU213がコンテンツ配信サービスを判断する為の情報は、接続するサーバのURLであっても良い。つまり、本実施の形態における再生装置は、AGC208は、ダウンロードするコンテンツのダウンロード先のサーバのURLに基づき、映像信号及び/または音声信号の信号レベルの調整をする。
【0078】
また、サーバ104またはサーバ105において、コンテンツ配信サービスの制御の為の情報がJava(登録商標)Scriptなどの所定の言語で記載されており、その言語をCPU213が解釈することによりサービスを提供可能なコンテンツ配信サービスにおいて、あるコンテンツを自動利得制御するか否かの情報を、その言語にコメントとして記載しても良い。このコメントには自動利得の要否を示す自動利得制御情報が記載されている。この場合、CPU213がその言語のコメントを解釈して、自動利得制御の要否を判断する。自動利得の制御の要否はコンテンツ配信サービスごとに定められてもよいし、コンテンツ毎に定められても良い。
【0079】
つまり、本実施の形態における再生装置は、AGC208は、ネットワーク制御部216でコンテンツともにダウンロードした自動利得制御情報に基づき、自動利得制御を調整する。
CPU213は、ネットワーク制御部216でコンテンツともにダウンロードした自動利得制御情報に基づき、AGC208における自動利得制御のオンとオフを切り換える。
(本実施の形態と請求項に記載の発明との文言の対応)
本実施の形態と請求項に記載の発明との文言の対応について、説明する。
【0080】
指示受信部217は受付部の一例である。ネットワーク制御部216はダウンロード部の一例である。AVデコーダ207はデコーダの一例である。AGC208は自動利得制御部の一例である。CPU213は切換判別部の一例である。グラフィック制御部209およびAV出力部211は出力部の一例である。グラフィック制御部209および表示部230は表示部の一例である。スピーカ219はスピーカの一例である。
【産業上の利用可能性】
【0081】
本発明の録画編集装置は、デジタルテレビや、レコーダなど放送番組等を録画可能な装置に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0082】
【図1】本発明の実施の形態1〜4におけるコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1〜4におけるレコーダ101の構成を示すブロック図
【図3】自動利得制御における入力信号レベルと出力信号レベルの一例を示す図
【図4】本発明の実施の形態1における自動利得制御の要否の判断動作を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態2における自動利得制御の要否の判断動作を示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態3における自動利得制御の要否の判断動作を示すフローチャート
【図7】本発明の実施の形態4における自動利得制御の要否の判断動作を示すフローチャート
【図8】本発明の他の実施の形態における表示装置106の構成を示すブロック図
【符号の説明】
【0083】
100 デジタルテレビ
101 レコーダ
102 リモコン
103 ネットワーク網
104 第1のサーバ
105 第2のサーバ
106 表示装置
201 チューナ
202 ADC(analog digital convertor:アナログデジタル変換部)
203 AVエンコーダ
204 ドライブ制御部
205 ハードディスク
206 ディスク
207 AVデコーダ
208 AGC(Auto Gain Controller:自動利得制御部)
209 グラフィック制御部
210 メモリ
211 AV出力部
212 フラッシュメモリ
213 CPU
214 RAM
215 バス
216 ネットワーク制御部
217 指示受信部
218 表示部
219 スピーカ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークを介して接続するサーバからコンテンツをダウンロードするダウンロード部と、
前記ダウンロード部でダウンロードしたコンテンツをデコードし、映像信号および音声信号として出力するデコーダと、
前記ダウンロード部でダウンロードするコンテンツに応じて、前記映像信号及び/または前記音声信号の信号レベルの調整をする自動利得制御部と、
前記自動利得制御部から出力された映像信号及び/または音声信号を外部に出力する出力部と、
を備えた、再生装置。
【請求項2】
前記自動利得制御部は、
前記ダウンロード部でダウンロードするコンテンツを配信するコンテンツ配信サービスに応じて、前記映像信号及び/または前記音声信号の信号レベルの調整をする、請求項1に記載の再生装置。
【請求項3】
前記自動利得制御部は、
前記ダウンロード部でダウンロードするコンテンツを配信するコンテンツ配信サービスが、
任意のユーザがコンテンツのアップロードが可能であるコンテンツ配信サービスである場合に、自動利得制御をオンにすることを特徴とする、請求項2に記載の再生装置。
【請求項4】
前記自動利得制御部は、
前記ダウンロード部でダウンロードするコンテンツに著作権情報が含まれない場合には、
前記ダウンロード部でダウンロードするコンテンツが前記自動利得制御部における自動利得制御をオンとすべきコンテンツであっても、
前記自動利得制御部における自動利得制御をオフにすることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の再生装置。
【請求項5】
前記自動利得制御部は、
前記ダウンロード部でダウンロードするコンテンツの再生時間が第一の時間の場合は前記自動利得制御部における自動利得制御をオンにし、
前記ダウンロード部でダウンロードするコンテンツの再生時間が第一の時間よりも長い第二の時間の場合は、
前記ダウンロード部でダウンロードするコンテンツが前記自動利得制御部における自動利得制御をオンとすべきコンテンツあっても、
前記自動利得制御部における自動利得制御をオフにする請求項1乃至3のいずれかに記載の再生装置。
【請求項6】
前記自動利得制御部は、
ダウンロードするコンテンツのダウンロード先のサーバのURLに基づき、
前記映像信号及び/または前記音声信号の信号レベルの調整をする、請求項1乃至3のいずれかに記載の再生装置。
【請求項7】
前記自動利得制御部は、
前記ダウンロード部でコンテンツともにダウンロードした自動利得制御情報に基づき、自動利得制御を調整する、請求項1乃至3のいずれかに記載の再生装置。
【請求項8】
ユーザの自動利得制御のオンまたはオフの希望を受け付ける前記受付部をさらに備え、
前記自動利得制御部は、
前記ダウンロード部でダウンロードするコンテンツが自動利得制御をオンとすべきコンテンツであっても、
前記受付部がユーザの自動利得制御のオフの希望を受け付けている場合には、
自動利得制御をオフにする、請求項1乃至3のいずれかに記載の再生装置。
【請求項9】
ネットワークを介して接続するサーバからコンテンツをダウンロードするダウンロード部と、
前記ダウンロード部でダウンロードしたコンテンツをデコードし、映像信号として出力するデコーダと、
前記ダウンロード部でダウンロードするコンテンツに応じて、前記映像信号の信号レベルの調整をする自動利得制御部と、
前記自動利得制御部から出力された映像信号を表示する表示部と、
を備えた、表示装置。
【請求項10】
ネットワークを介して接続するサーバからコンテンツをダウンロードするダウンロード部と、
前記ダウンロード部でダウンロードしたコンテンツをデコードし、音声信号として出力するデコーダと、
前記ダウンロード部でダウンロードするコンテンツに応じて、前記前記音声信号の信号レベルの調整をする自動利得制御部と、
前記自動利得制御部から出力された音声信号を音声として出力するスピーカと、
を備えた、音声再生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−129098(P2010−129098A)
【公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−298961(P2008−298961)
【出願日】平成20年11月25日(2008.11.25)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】