説明

冷凍装置

【課題】 冷凍処理室の出入口の温度差を小さくできる小型でかつ性能良好な冷凍装置を提供する。
【解決手段】 内部の被処理物を冷凍させる冷凍処理室11と、第1流入口21、第2流入口22及び流出口23を有し、流入して来た冷媒ガスを混合して流出させる混合器12と、流入して来た冷媒ガスを二手に分配して流出させる送風分配部13と、ここから流出した一方の冷媒ガスが、熱交換器42内の一方の流路を通過し、圧縮機43、冷却器44を経て、熱交換器42内の他方の流路を通過し、ここで上記両流路の冷媒ガス間で熱交換し、膨張機45を経た後、第1流入口21に導かれる第1流路14と、送風分配部13から流出した他方の冷媒ガスが第2流入口22に導かれる第2流路15と、流出口23からの冷媒ガスが冷凍処理室11に導かれる第3流路16と、冷凍処理室11を通過した冷媒ガスが送風分配部13に導かれる第4流路17とを備えた構成としてある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば食品を急速冷凍させるための冷凍装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、冷凍食品等を製造する冷凍装置は公知である(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特許第3336428号公報
【0003】
特許文献1には、冷気発生機で生成された冷却媒体である低温空気を冷凍処理室である凍結機内の食品に直接吹きつけて冷凍させ、この凍結機から吹き付け空気を冷気発生機に回収し、圧縮された空気を補充しつつ循環させるようにした空気冷凍装置が開示されている(図1)。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した空気冷凍装置の冷凍処理室(上記凍結機)で低温空気が被冷却物から単位時間当たりに奪う熱量、即ち空気冷凍装置の冷却能力は、冷凍処理室に供給される冷却媒体の流量と、冷却媒体と被冷却物との温度差とに比例し、現実には、冷凍処理室への冷却媒体の質量流量と冷凍処理室の出入口の温度と冷却媒体の比熱とを乗じることにより求められる。
【0005】
一方、食品を冷却して冷凍食品にする場合、冷凍食品の種類によっては、その良好な品質を確保するためには、冷凍処理室内における温度分布の幅をできる限り小さくすることが望ましい。そこで、これを実現しようとすると、冷凍処理室の出入口の温度差を小さくする必要があるが、このようにした空気冷凍装置は、これと同一の冷却能力を有し、上記とは逆に上記出入口の温度差を大きくした空気冷凍装置に比し、以下の点で問題がある。まず、上記温度差を大きくした空気冷凍装置に比して、大風量が必要になるため、装置が大型化せざるを得ない。また、上記温度差を大きくした空気冷凍装置に比して、膨張機における圧力比、即ちシステム圧力比が小さく、1に近くなり、空気冷凍装置の成績係数が低くなるという問題がある。そして、これらの問題は特許文献1に記載の空気冷凍装置にも当てはまることである。
【0006】
本発明は、斯かる従来の問題をなくすことを課題としてなされたもので、冷凍処理室の出入口の温度差を小さくできる小型でかつ性能良好な冷凍装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、第1発明は、内部の被処理物を冷凍させる冷凍処理室と、第1流入口、第2流入口及び流出口を有し、流入して来た冷媒ガスを混合して流出させる混合器と、流入して来た冷媒ガスを二手に分配して流出させる送風分配部と、上記送風分配部から流出した一方の冷媒ガスが、熱交換器内の一方の流路を通過し、圧縮機、冷却器を経て、上記熱交換器内の他方の流路を通過し、ここで上記両流路の冷媒ガス間で熱交換し、膨張機を経た後、上記第1流入口に導かれる第1流路と、上記送風分配部から流出した他方の冷媒ガスが上記第2流入口に導かれる第2流路と、上記流出口からの冷媒ガスが上記冷凍処理室に導かれる第3流路と、上記冷凍処理室を通過した冷媒ガスが上記送風分配部に導かれる第4流路とを備えた構成とした。
【0008】
第2発明は、第1発明の構成に加えて、上記送風分配部が、上記第4流路からの冷媒ガスを流入させる送風機と、この送風機の二次側に延び、二手に分岐し、その一方に流量調整弁が介設された分配流路部分とからなる構成とした。
【0009】
第3発明は、第1または第2発明の構成に加えて、上記第1流路における上記送風分配部と上記熱交換器との間の流路部分に介設された除霜器と、上記第3流路に介設された除霜器とを備えた構成とした。
【0010】
第4発明は、第1または第2発明の構成に加えて、上記混合器の上記第1及び第2流入口の上方に上記流出口が形成されるとともに、上記混合器の内部に、上記第1及び第2流入口の下方に位置し、中心部に下向きに突出し、かつ、下端が開口した外方突出部を有する下部仕切り部材と、この下部仕切り部材とは間隔を開けて、その上方に位置し、中心部に上記外方突出部内において下向きに突出し、かつ、下端が開口し、内部に上記混合器の底部を上記流出口に連通させる空間を形成する内方突出部を有し、上記下部仕切り部材と対となって上記内方突出部の外側に上記第1及び第2流入口が開口した断面環状の空間を形成する上部仕切り部材とが設けられた構成とした。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る冷凍装置よれば、冷凍処理室の出入口の温度差を小さくでき、小型でかつ良好な性能のものにすることが可能になるという効果を奏する。
【0012】
また、上記混合器の上記第1及び第2流入口の上方に上記流出口が形成されるとともに、上記下部仕切り部材及び上記上部仕切り部材が設けられることにより、上記混合器がサイクロン式固形物除去装置としての機能を具備し、上述した効果に加えて、冷媒ガスが水分を含む場合において、この水分が凍結した固形物の除去が可能となり、安定した冷凍処理運転が可能になるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
次に、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る冷凍装置1を示し、この冷凍装置1は冷凍処理室11、混合器12、送風分配部13、第1流路14、第2流路15、第3流路16及び第4流路17を備えている。
【0014】
冷凍処理室11には、図示しない搬送装置により被処理物、例えば食品が搬入され、冷凍処理室11内で第3流路16からの低温の冷媒ガスにより被処理物の冷凍処理が行われた後、被処理物は冷凍処理室11から搬出されるとともに、冷媒ガスは第4流路17に回収される。
【0015】
混合器12には、第1流路14に接続した第1流入口21と、第2流路15に接続した第2流入口22及び第3流路16に接続した流出口23とが形成され、第1流入口21及び第2流入口22から流入して来た冷媒ガスが混合して流出口23から送り出される。
【0016】
送風分配部13には、第4流路17からの冷媒ガスを吸込んで、送り出す送風機31が設けられ、送風機31から送り出された冷媒ガスは二手に分配され、その一方は流量調整弁32を介して第1流路14に導かれ、他方は第2流路15に導かれる。即ち、冷媒ガスは、送風機31から第1流路14及び第2流路15のそれぞれに所望の流量比率で送り出される。
ところで、ここでいう所望の流量比率は被処理物を冷却・冷凍するのに必要な冷却負荷量に応じて決定される。冷却負荷量が変動した場合でも安定した被処理物の冷却・冷凍を継続するために、第3流路16、冷凍処理室11内、第4流路17の送風機31よりも上流側のいずれかの部位に温度検出器(図示せず)を設けて、その温度検出器で検出された温度に基づいて流量調整弁32の開度が自動的に調整されるよう構成することが望ましい。なお、流量調整弁32を介設する位置は上述のものに限らず、例えば、送風分配部13内で且つ第2流路15側であっても良い。
【0017】
第1流路14は、送風分配部13から延び、混合器12の第1流入口21に接続し、そこには、除霜器41,熱交換器42、圧縮機43、冷却器44及び膨張機45が介設されている。そして、送風分配部13からの一方の冷媒ガス中の水分が低温のために凍結固化した成分は除霜器41で除去され、乾燥状態の冷媒ガスが熱交換器42を経て圧縮機43に送られる。この熱交換器42には、圧縮機43に吸い込まれ、圧縮されて、吐出され、冷却器44で冷却された冷媒ガスが対向流をなすように通過しており、この冷媒ガスと除霜器41からの冷媒ガスとの間で熱交換が行われる。即ち、除霜器41からの冷媒ガスにより冷却器44からの冷媒ガスが冷却され、熱交換器42から温度上昇した冷媒ガスが圧縮機43に向けて送り出される一方、冷却されて温度降下した冷媒ガスが膨張機45に向けて送り出される。なお、圧縮機43と膨張機45は、ともに、大小の歯車によって構成された増速機46を介してモータ47により駆動されている。熱交換器42からの冷却された冷媒ガスは、膨張機45により膨張させられ、さらに温度降下して混合器12の第1流入口21に導かれる。
【0018】
第2流路15は、送風分配部13から延び、混合器12の第2流入口22に接続しており、送風分配部13から送り出された冷媒ガスの一部を第2流入口22に導いている。
【0019】
第3流路16は、混合器12の流出口23から延び、冷凍処理室11に接続し、混合器12内にて第1、第2流入口21,22からの冷媒ガスが混合された冷媒ガスを除霜器41と同様の働きをする除霜器51を経て冷凍処理室11に導いている。
【0020】
第4流路17は、冷凍処理室11から延び、送風分配部13の送風機31の吸込口に接続し、冷凍処理室11にて冷凍処理に供された冷媒ガスを送風機31に導いている。
【0021】
冷凍装置1は、上述した構成により、第1流路14における冷媒ガスの流量を第3流路16から冷凍処理室11を経て第4流路17に導かれる冷媒ガスの流量よりも少なくすることを可能とするもので、この結果、第1流路14における各機器が小型化され、冷凍装置1自体も小型化される。
【0022】
一例として、冷凍処理室11から第4流路17に流出する冷媒ガスの温度が−55℃である場合を考えると、第1流路14における冷媒ガスの流量と第3流路16から冷凍処理室11を経て第4流路17に導かれる冷媒ガスの流量との比を、例えば2:10とすることができる。そして、膨張機45を出た低温の冷媒ガスの温度を−80℃とすると、混合器12から第3流路16に送り出される混合冷媒ガスの温度は−60℃となり、冷凍処理室11の入口温度が−60℃で、出口温度が−55℃の冷凍システムが実現できる。なお、ここでは、簡単のため、圧縮機43、膨張機45、冷却器44及び熱交換器42以外の各構成要素での熱の授受はなく、冷媒ガスの比熱は圧力及び温度により変化せず、一定と見なしている。冷凍装置1の場合、第1流路14における冷媒ガスの流量は、冷凍処理室11内を通る冷媒ガスの流量の20%で済んでいる。このように冷凍装置1は第1流路14における冷媒ガスの流量を少なくできるため、第1流路14の一端を冷媒処理室11における冷媒ガスの入口部に接続し、他端を冷媒処理室11における冷媒ガスの出口部に接続しただけの構成からなる従来の冷凍装置、即ち第1流路14における冷媒ガスの流量が冷凍処理室11を通る冷媒ガスの流量でもある従来の冷凍装置に比して小型化される。
【0023】
また、冷凍装置1の場合、システム圧力比を大きくすることができ、良好な性能にすることが可能となっている。なぜならば、冷凍処理室11内での温度分布、具体的には冷凍処理室11の入口部と出口部との設計上の温度差を小さくしようとすると、従来の冷凍装置の場合、膨張機の設計温度差、即ちその入口部と出口部とにおける温度差を大きくすることができず、膨張機をその圧力比が1に近い値として設計せざるを得ず、良好な成績係数(COP)を備えたものは望めない。これに対して、冷凍装置1の場合、従来の冷凍装置に比して、膨張機45の入側と出側との設計温度差を大きくすることができる結果、その圧力比を大きくすることができ、即ち従来の冷凍装置に比してシステム圧力比を大きくすることができ、良好な性能にすることができる。なお、冷凍装置1において最良の成績係数を実現するには、圧縮機43,膨張機45での設計温度と圧力、第1流路14と第3、第4流路16,17との冷媒ガスの流量比等を、要求される冷凍処理室11の仕様に応じて、適切に選択することが必要となる。
【0024】
なお、冷凍装置1では、送風機31が用いられているが、送風機31に要する動力の冷凍装置1全体に要する動力に対する比率は小さく、この送風機31のために従来の冷凍装置に比して、冷凍装置1の小型化が阻害されたり、成績係数が悪くなるということはない。
【0025】
また、混合器12に代えて、冷媒ガスの混合をより促進するために、例えば図2に示すように、第1流入口21に続けて、多数の小孔61が穿設された管62を内部の第2流入口22と流出口23との間に突出させた二重配管構造にした混合器12Aを採用してもよい。さらに、図3に示すように、第1,第2流入口21及び22と流出口23との間の内部空間に攪拌翼63及びこの下方の邪魔板64を設けた混合器12Bを採用してもよい。
【0026】
さらに、送風分配部13は、上述した構成に限定するものでなく、第4流路17からの冷媒ガスを第1流路14と第2流路15とに、所望の流量比率で送り出し得る構成のものであればよい。
【0027】
図4は、本発明の第2実施形態に係る冷凍装置2を示し、冷凍装置2において図1に示す冷凍装置1と互いに共通する部分については、同一番号を付して説明を省略する。
【0028】
この冷凍装置2は、冷凍装置1とは、混合器12に代えて混合器12Cにするとともに、除霜器41及び51を省いた点を除き実質的に同一である。
【0029】
混合器12Cでは、流出口23は第1,第2流入口21及び22の上方に形成されており、混合器12Cの内部には、中心部が下方に向けて突出し、かつ、下端が開口した形状の下部仕切り部材66及び上部仕切り部材67が上下方向に間隔をあけて設けられている。下部仕切り部材66の先細形状の外方突出部66a内にまで上部仕切り部材67の内方突出部67aは延びており、下部仕切り部材66と上部仕切り部材67との間には、混合器12Cの底部に通じる断面環状の空間68が形成されている。また、この断面環状の空間68の上部に第1,第2流入口21及び22が開口し、上部仕切り部材67の上方の内部空間69に流出口23が開口している。そして、第1,第2流入口21及び22から混合器12C内に流入した冷媒ガスは上記断面環状の空間68内を旋回しながら下降し、混合器12Cの底部空間に至った後、方向転換し、上部仕切り部材67の内方突出部67a内を上昇し、内部空間69を経て、流出口23から出てゆく。このように、上記断面環状の空間68内で冷媒ガスを旋回させることにより、冷媒ガス中の水分が凍結した固形物Sを遠心力により外側に追いやり、下部仕切り部材66、特にそのうちの外方突出部66aの内壁面に沿って落下させて、冷媒ガスから水分を除去するようになっている。従って、この混合器12Cは、二箇所から流入した冷媒ガスを混合するとともに、サイクロン式固形物除去装置としての機能を具備している。
斯かる構成によって、混合器に除湿器の機能を備えさせることができるため、混合器とは別体の除湿器を設けた場合に比して、混合器自体が大きくなることがあっても、冷凍装置全体としてのコンパクト化が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の第1実施形態に係る冷凍装置の全体構成を示す図である。
【図2】図1に示す冷凍装置における混合器の別の形態の概略を示す図である。
【図3】図1に示す冷凍装置における混合器のさらに別の形態の概略を示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る冷凍装置の全体構成を示す図である。
【符号の説明】
【0031】
1,2 冷凍装置
11 冷凍処理室
12,12A,12B,12C 混合器
13 送風分配部
14 第1流路
15 第2流路
16 第3流路
17 第4流路
21 第1流入口
22 第2流入口
23 流出口
31 送風機
32 流量調整弁
41 除霜器
42 熱交換器
43 圧縮機
44 冷却器
45 膨張機
46 増速機
47 モータ
51 除霜器
61 小孔
62 管
63 攪拌翼
64 邪魔板
66 下部仕切り部材
66a 外方突出部
67 上部仕切り部材
67a 内方突出部
S 固形物

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部の被処理物を冷凍させる冷凍処理室と、
第1流入口、第2流入口及び流出口を有し、流入して来た冷媒ガスを混合して流出させる混合器と、
流入して来た冷媒ガスを二手に分配して流出させる送風分配部と、
上記送風分配部から流出した一方の冷媒ガスが、熱交換器内の一方の流路を通過し、圧縮機、冷却器を経て、上記熱交換器内の他方の流路を通過し、ここで上記両流路の冷媒ガス間で熱交換し、膨張機を経た後、上記第1流入口に導かれる第1流路と、
上記送風分配部から流出した他方の冷媒ガスが上記第2流入口に導かれる第2流路と、
上記流出口からの冷媒ガスが上記冷凍処理室に導かれる第3流路と、
上記冷凍処理室を通過した冷媒ガスが上記送風分配部に導かれる第4流路と
を備えたことを特徴とする冷凍装置。
【請求項2】
上記送風分配部が、上記第4流路からの冷媒ガスを流入させる送風機と、
この送風機の二次側に延び、二手に分岐し、その一方に流量調整弁が介設された分配流路部分と
からなることを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
【請求項3】
上記第1流路における上記送風分配部と上記熱交換器との間の流路部分に介設された除霜器と、
上記第3流路に介設された除霜器と
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の冷凍装置。
【請求項4】
上記混合器の上記第1及び第2流入口の上方に上記流出口が形成されるとともに、
上記混合器の内部に、上記第1及び第2流入口の下方に位置し、中心部に下向きに突出し、かつ、下端が開口した外方突出部を有する下部仕切り部材と、
この下部仕切り部材とは間隔を開けて、その上方に位置し、中心部に上記外方突出部内において下向きに突出し、かつ、下端が開口し、内部に上記混合器の底部を上記流出口に連通させる空間を形成する内方突出部を有し、上記下部仕切り部材と対となって上記内方突出部の外側に上記第1及び第2流入口が開口した断面環状の空間を形成する上部仕切り部材と
が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の冷凍装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−177585(P2006−177585A)
【公開日】平成18年7月6日(2006.7.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−369648(P2004−369648)
【出願日】平成16年12月21日(2004.12.21)
【出願人】(000001199)株式会社神戸製鋼所 (5,860)
【Fターム(参考)】