説明

加熱可能な窓ガラス

細いワイヤー等の電気加熱エレメントをバスバーに接続した加熱可能な窓ガラスを開示する。バスバーの抵抗は、装置の供給電圧で、バスバーを配置した窓ガラス部分の加熱をバスバー自身が提供できるように選択される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱可能な窓ガラスに関し、特に急速加熱を必要とする部分を有する加熱可能な窓ガラスに関する。
【背景技術】
【0002】
窓に配置した抵抗加熱エレメントを経て電流経路により加熱される窓ガラスは、しばしば、凝結、霜、氷または雪により悪化した、または悪化し得る窓の視界を回復または維持する目的で提供される。「霜取り」、「曇り取り」、「除氷」等の用語は、加熱エレメントの動作を説明するのにしばしば用いられ、かかる窓は、車両、特に道路車両への特別な適用が見出されているが、その用途はこれらに限定されない。また、これらは、冷凍の陳列棚のドア、並びに例えば船、電車及び飛行機用の窓にも適用されている。
【0003】
加熱エレメントによって加熱される窓の領域(「加熱領域」)は、明らかに、視界を回復または維持することが望まれる領域(「視界領域」)を網羅する必要がある。これは、一般に窓の本質的部分を含み、いくつかのアプリケーションでは、窓の透明部分全体を含み得る(中には、美観またはその他の理由のために不透明部分を有する窓もある)。また、抵抗加熱エレメントは、窓ワイパーが不使用時に置かれる加熱領域を提供し、低温条件下でワイパーが窓に凍結するのを防ぐためにも用いられる。一般にこのような領域は、加熱ワイパーレストエリア(または、加熱ワイパーパーキングエリア)と呼ばれ、視界を維持する理由で加熱領域に加えることができる;或いは、この加熱領域が比較的小さい場合には、独自に加熱ワイパーレストエリアを提供してもよい。
【0004】
抵抗加熱エレメントは、窓上に薄くて透明な導電層(コーティング等)を備えていてもよく、または窓を横切って延びる細い導電体の配列を備えていてもよい。導電体は、細いワイヤー、或いは導電性インクで印刷したラインとしてもよい。通常、加熱エレメントへの電気的な接続は、多量の電流が流れるのに適した、バスバーとして知られる広幅導電体により行われる。一般に広まっている安全要件としては、回路露出部分が使用時に60〜70℃を超えないことである。特に、多量の電流が流れるバスバーの高抵抗部分は、過熱状態になりかつ例えば車両の乗員を危険に晒す可能性があり、また、視界領域等の他の場所でより有用に利用できるであろう電力を消費する可能性がある。このため、また、電気効率を改善するため、高抵抗のバスバーは使用されない。
【0005】
電気加熱窓は、最も単純には、加熱エレメントと、間隔を空けて対向した一組のバスバーとを備えていてもよく、通常かかるバスバーは窓表面の対向する二辺の各々に配置され、加熱エレメントはその間を横切って延び、視界領域一面に広がる。外部電源、例えば車両の金網織機への電気的な接続は、周知タイプのプラグコネクタ及びソケットコネクタにより行ってもよく、一般にはそのプラグ部分をバスバーにはんだ付けし、または接着させている。
【0006】
欧州特許出願公開第0876083(A)号公報は、例えば、装置の追加アイテムの提供のための窓の選択領域が影響を受けないように加熱エレメント及び電気加熱窓の関連接続とを構成しつつ、美的にも技術的にも許容可能な窓を提供する加熱窓に関する。これは、異なる幅のバスバー部分を適切な組み合わせで使用することにより達成される。
【0007】
多数の抵抗加熱エレメントを備えた、より複雑な回路が知られている。例えば、米国特許第5,182,431号公報は、少なくとも三種の加熱エレメントを有し、その少なくとも一種が他よりも急速かつ高温に加熱され得る電気加熱窓を開示する。様々な加熱エレメントが、バスバーに直列に接続されている。米国特許第4,513,196号公報は、他の領域よりも急速に加熱され得る加熱可能領域を有する加熱可能なフロントガラスを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】欧州特許出願公開第0876083(A)号公報
【特許文献2】米国特許第5,182,431号公報
【特許文献3】米国特許第4,513,196号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
残念なことに、加熱可能な窓ガラス、特に窓ガラスの一部分または一領域が、窓ガラスの主要部分または他の部分よりも急速に加熱可能な窓ガラスを提供する周知の方法は、複雑である。これにより費用が発生し、窓ガラスの生産がより非効率となることがあり、加熱可能な窓ガラスのロバスト性を確保するのが困難となる。
【0010】
本発明の目的は、これらの問題に対処すること及び窓ガラスを加熱する簡潔な方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
従って、本発明は、窓ガラス材料のペインと、かかるペイン上に配置した少なくとも一つの高抵抗バスバーとを備えることを特徴とする加熱可能な窓ガラスを提供する。
【0012】
高抵抗バスバーは、急速加熱を必要とするペインの第一部分に配置するのが好ましい。この第一部分は一般に、ペインの任意の領域とすることができる。車両(特に自動車等の道路車両)の第一部分は、有利にワイパーレストエリアとしてもよい。
【0013】
一般に及び特にそれがワイパーレストエリアの場合に、第一部分はペインの下位(即ち、据え付け時に)部分としてもよい。
【0014】
高抵抗バスバーは、必要時にレストエリアを急速かつ効率的に加熱するための加熱エレメントとして機能できるように、ワイパーレストエリアのペインの下位部分を横切って延びるのが好ましい。
【0015】
高抵抗バスバーは、導電性インク(例えば、特にペインがガラス製の場合におけるガラスフリット中の銀粒子)または金属ストリップ(例えばスズめっきした銅ストリップ)から形成することができる。
【0016】
高抵抗バスバーは、単位長さ当たりの所定抵抗が好ましくは0.25〜0.04Ω/m、より好ましくは0.2〜0.041Ω/m、最も好ましくは0.17〜0.0425Ω/mである。典型的な単位長さ当たりの抵抗は0.08〜0.045Ω/mであり、例えば0.0680Ω/mである。バスバーの所定抵抗は、電源から利用可能な電力と、必要な加熱速度及び温度とによって決まる。一般に所定抵抗は、高抵抗バスバーの作製に用いる材料の抵抗性を変更することによって、またバスバーの幅、奥行き及び長さ並びにその形状をも変更することによって調整することができる。
【0017】
高抵抗バスバーは、概して細長く、ペインを横切って延びるのが好ましい。バスバーは、(単位平方メートル当たりの標準抵抗が4mΩの)導電性インク製の場合、幅が概して100mm未満、好ましくは20〜90mmである。高抵抗バスバーは、長さが概して20〜200cm、好ましくは50〜100cmである。
【0018】
異なった加熱可能領域を有する窓ガラスを製造することが望まれる場合、加熱可能な窓ガラスは少なくとも追加バスバーをさらに備えるのが好ましい。追加バスバーは低抵抗バスバーであるのが好ましい。
【0019】
通常、高抵抗バスバー及び追加バスバーは、ペイン上、好ましくはペインの同一面上に、互いに近接して配置される。
【0020】
低抵抗バスバーは、抵抗が概して0.03Ω/m未満、好ましくは0.025Ω/m未満、最も好ましくは0.0213Ω/mである。低抵抗バスバーは、銅ストリップ製の場合、幅が概して約6〜10mm、好ましくは7〜9mm、最も好ましくは約8mmであることを意味するであろう(奥行きは、好ましくは50〜200ミクロン、好ましくは70〜150ミクロンであり、長さは、好ましくは50〜100cmであろう)。
【0021】
低抵抗バスバーは金属ストリップ、好ましくは銅ストリップを備えるのが好ましく、高抵抗バスバーが導電性インクを備える場合に好適である。
【0022】
二以上の領域を加熱することが可能な電気的に高効率なシステムを提供するために、高抵抗バスバー及び追加(好ましくは低抵抗)バスバーは、窓ガラスを加熱するための抵抗加熱エレメントに電気的に接続可能とすることができる。高抵抗バスバー及び追加(好ましくは低抵抗)バスバーは、独立して、窓ガラスを加熱するための抵抗加熱エレメントに電気的に接続可能であるのが好ましい。この独立した接続可能性は、(高抵抗バスバーを接続すると)高抵抗バスバーを配置した窓ガラス部分の加熱を可能にするため、有利である。低抵抗バスバー(または高抵抗バスバーと低抵抗バスバーの両方)を接続すると、抵抗加熱エレメントが広がるその他ペイン部分の加熱が可能になる。
【0023】
窓ガラスが抵抗加熱エレメントを備える場合、抵抗加熱エレメントは、ペインを横切って延びる細い導電体の配列を含むのが好ましい。導電体は、ガラス表面に向けて発射される(銀含有フリット等の)導電性インクで印刷したラインとしてもよく、または、例えばタングステン製の細いワイヤーとしてもよい。通常、導電性インクで印刷したラインは、完全な強化ガラスを備える窓ガラス用に好適である。好適な印刷技術はスクリーン印刷であるが、他の印刷技術も、その要求において使用することができる。
【0024】
細いワイヤーは通常、ペインが積層体を備える場合により好適であり、積層体を構成する二枚のプライの間にワイヤーを配置し、適所に固定することができる。
【0025】
導電体は、ペインにわたって左右に延びてもよく、上下に延びてもよいが、ペインの形状に適合すればいずれも好ましい。
【0026】
導電体の厚さを変化させて、その抵抗を変えることができる。例えば、導電体は、印刷する場合には種々の幅で印刷してもよく、通常は0.4mm〜1.0mmの範囲である。導電体がワイヤーの場合には、ワイヤーとして種々の厚さを用いることができ、通常は15〜50ミクロンの範囲である。導電体の抵抗を変化させて、窓の特定領域を優先的に加熱することができ、または数が異なる導電体の種々の群の合成抵抗をバランスさせてより均一な加熱効果をもたらすことができる。
【0027】
通常、抵抗加熱エレメントは、該エレメント側部の低抵抗バスバー及び高抵抗バスバーからは離れた位置に、少なくとも一つの追加バスバーを有する。
【0028】
このバスバー、すなわち各バスバー(高抵抗または低抵抗バスバーのいずれか)は、導電性インクで印刷することができ、これは同一の方法で導電体を形成する場合に好適である。或いは、導電体が細い金属ワイヤーの場合、バスバーは、導電性インクで印刷することができ、または例えばスズめっきした銅ストリップ等の金属ストリップから形成することができる。
【0029】
バスバー(特に印刷したバスバー)は、特に端部に向かって先細状または階段状としてもよい。それゆえ、本明細書におけるバスバーの幅という語は、特に明示しない限り、一定幅のバスバー(またはバスバー部分)の一部の幅を指す。局所的な幅の変化、特に局所的な幅の広がりは無視すべきである。実質的に一定幅のバスバー部分が存在しない場合、この語はバスバー(またはバスバー部分)の一部の平均幅として考えるべきである。比較的幅が広いバスバー部分と比較的狭いバスバー部分とは、明らかに別個に考慮されるものとする。
【0030】
金属ストリップ材料は本質的に優れた導電性を有するため、例えばスズめっきした銅ストリップ等の金属ストリップから作製したバスバーは、導電性インクから製造したバスバーほど幅を広くする必要はない。
【0031】
ペインは、例えばガラス、プラスチックまたはこれら材料の一方若しくは両方の混合物のような、任意のシート状窓ガラスの材料とすることができる。ペインはさらに、平面状か曲面状としてもよく、及び/またはボディ色への色付け若しくはコーティングを施してもよい;また、多数のガラス及びプラスチックのプライによる積層体とすることもできる。ペインは、とりわけ強化ガラス製とすることができる。
【0032】
通常、高抵抗バスバーの加熱時の電力密度は400〜4000Wm−2の範囲である。
【0033】
本発明の加熱可能な窓ガラスは、窓ガラスを必要とする全ての領域において用途がある;これらは、車両、特に道路車両において特別な適用を見い出しているが、その用途はこれらに限定されない。また、これらは、冷凍の陳列棚のドア、並びに例えば船、電車及び飛行機用の窓にも適用されている。
【0034】
本発明の全ての実施形態において、窓ガラスは、供給電圧を提供する電源と関係がある。高抵抗バスバーは、その電圧の印加において窓ガラスを加熱するのに適した、より具体的には、窓ガラスの霜取りまたは除氷をもたらす程に窓ガラスを加熱するのに適した抵抗値を有する。
【0035】
本発明の実施形態を、添付図面を参照して以下に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明に係る加熱可能な窓ガラスの第一構造の概略図である。
【図2】本発明に係る加熱可能な窓ガラスの第二構造の概略図である。
【図3】図2に示す構造における本発明の高抵抗バスバーの概略詳細図である。
【発明を実施するための形態】
【0037】
加熱可能な窓ガラスの第一構造3を図1に示す。この窓ガラスは、車両、例えば自動車用の積層フロントガラス4である。二つの抵抗加熱エレメント6a、6bは、フロントガラス4の中央を横切って延びる。抵抗加熱エレメント6a、6bのそれぞれは、電流が流れたときにフロントガラス4を加熱する導電性ストリップ8を備える。導電性ストリップ8は、導電性インク(例えば、ガラスフリット中の銀粒子)を用いてフロントガラスに(通常は積層体の表面4、即ち車両内部を向いた表面に)印刷してもよい。或いは、導電性ストリップ8は、(プラスチック中間層に隣接して)積層体の内部に配置された金属ワイヤーとしてもよい。
【0038】
フロントガラス4の上部には、二つの抵抗加熱エレメント6a、6bをそれぞれアース接続した二つのトップバスバー10a、10bがある。
【0039】
それぞれ二つの抵抗加熱エレメント6a、6bに接続された二つの高抵抗バスバー12a、12bは、フロントガラス4の底部に面してワイパーレストエリア14に配置される。また、それぞれ二つの抵抗加熱エレメント6a、6bに接続された二つの低抵抗バスバー16a、16bも、フロントガラスの底部に面して高抵抗バスバー12a、12bの下部に配置される。高抵抗バスバー12a、12b及び低抵抗バスバー16a、16bは、それぞれ接点1、1a及び2、2aを介して、独立して車両(図示せず)の電気(電力)供給に接続することができる。
【0040】
ワイパーレストエリア14を加熱するためには、高抵抗バスバー12a、12bを、接点1、1aを用いて電気的に接続する。これは、全領域の除氷のために抵抗加熱エレメント6a、6bを加熱することの効果をも有する。
【0041】
全領域の除氷だけのためであれば、全ての接点1、1a及び2、2aのいずれかを電源に電気的に接続してもよく、または接点2及び2aのみを低抵抗バスバー16a、16bに電気的に接続してもよい。
【0042】
加熱可能な積層フロントガラス20の第二構造を図2に示す。これは、高抵抗バスバー12a、12bがフロントガラス20の底部に面して低抵抗バスバー16a、16bの下に配置されることを除けば、図1の第一構造3に似ている。また、高抵抗バスバー12a、12bは、ワイパーレストエリア14に配置される。
【0043】
図3は、図2に示す加熱可能な窓ガラス18における、導電性ストリップ8を有する抵抗加熱エレメント6aのうちの一つの高抵抗バスバー12aと低抵抗バスバー16aの詳細を示す。高抵抗バスバー12a(幅4mm、厚さ50ミクロン)は、低抵抗バスバー16a(幅8mm、厚さ100ミクロン)よりも細い。このバスバーは、いずれも銅ストリップから形成し、また高抵抗バスバー12aは、低抵抗バスバー16aに比べて薄いため、抵抗がずっと高い。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
窓ガラス材料のペインと、
該ペイン上に配置した少なくとも一つの高抵抗バスバーと
を備えることを特徴とする加熱可能な窓ガラス。
【請求項2】
前記高抵抗バスバーは、急速加熱を必要とするペインの第一部分に配置される請求項1に記載の加熱可能な窓ガラス。
【請求項3】
前記ペインの第一部分はワイパーレストエリアである請求項3に記載の加熱可能な窓ガラス。
【請求項4】
前記ペインの第一部分は前記ペインの下位部分であるか、前記ペインの第一部分は前記ペインの第一側面部分である、請求項2または3に記載の加熱可能な窓ガラス。
【請求項5】
前記高抵抗バスバーは、導電性インクまたは金属ストリップから形成される前記請求項のいずれか一項に記載の加熱可能な窓ガラス。
【請求項6】
前記高抵抗バスバーは、単位長さ当たりの所定抵抗が0.25〜0.04Ω/mである前記請求項のいずれか一項に記載の加熱可能な窓ガラス。
【請求項7】
少なくとも一つの追加バスバーをさらに備える前記請求項のいずれか一項に記載の加熱可能な窓ガラス。
【請求項8】
前記追加バスバーは低抵抗バスバーである請求項7に記載の加熱可能な窓ガラス。
【請求項9】
前記低抵抗バスバーは金属ストリップ、好ましくは銅ストリップを備える請求項8に記載の加熱可能な窓ガラス。
【請求項10】
前記高抵抗バスバー及び追加バスバーは、前記窓ガラスを加熱するための抵抗加熱エレメントに電気的に接続可能である請求項7〜9のいずれか一項に記載の加熱可能な窓ガラス。
【請求項11】
前記高抵抗バスバー及び追加バスバーは、独立して、前記窓ガラスを加熱するための抵抗加熱エレメントに電気的に接続可能である請求項7〜9のいずれか一項に記載の加熱可能な窓ガラス。
【請求項12】
前記抵抗加熱エレメントは、前記ペインを横切って延びる細い導電体の配列を含む請求項10または11に記載の加熱可能な窓ガラス。
【請求項13】
前記ペインは、少なくとも二枚のガラスプライ及び少なくとも一枚のプラスチックプライを有する積層体を備える前記請求項のいずれか一項に記載の加熱可能な窓ガラス。
【請求項14】
前記ペインは強化ガラスを備える請求項1〜12のいずれか一項に記載の加熱可能な窓ガラス。
【請求項15】
前記高抵抗バスバーの加熱時の電力密度が400〜4000Wm−2の範囲である、前記請求項のいずれか一項に記載の加熱可能な窓ガラス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2013−508911(P2013−508911A)
【公表日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−534774(P2012−534774)
【出願日】平成22年10月18日(2010.10.18)
【国際出願番号】PCT/GB2010/051744
【国際公開番号】WO2011/048407
【国際公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【出願人】(591229107)ピルキントン グループ リミテッド (82)
【Fターム(参考)】