説明

動作人形

【課題】人形を動作させると共に、人形下部にターンテーブル部を設けて、人形を回転させ、人形周囲の人に対して、人形の動作を見せることが可能な動作人形を提供することを課題とする。
【解決手段】頭部、左腕部、右腕部、左足部を動作させる動作部を有する人形体と、前記人形体を乗せ回転するターンテーブル部と、音楽情報を記憶した記憶手段と、音声出力を行う音声出力手段とを構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
周囲の人に対して興味を引く動作する人形に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、実開平02−131494号「造花等の動作装置」のように、音楽に合わせ動作する動作装置(人形)があった。しかしながら、音楽に合わせ人形自体が動作するが、人形自体を回転させる人形では無かった。その為、一定方向から動作人形の動作を鑑賞するしか無い為、周囲に人に対して興味を引くことが難しい問題があった。
【0003】
そこで、人形自体を動作すると共に回転させ、人形の周囲の人に対して動作を見せることが可能な人形が求められていた。
【特許文献1】実開平02−131494号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点に斯かる実情に鑑みなされたもので、人形を動作させると共に、人形下部にターンテーブル部を設けて、人形を回転させ、人形周囲の人に対して、人形の動作を見せることが可能な動作人形を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1記載の発明は、動作部が動作する人形体と、前記人形体を乗せて回転するターンテーブル部を有し、人形体の動作部を動作しつつ人形体を回転させることを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1において、前記動作人形は、音楽情報を記憶した記憶手段と、音声出力を行う音声出力手段が設けられ、人形体が駆動すると共に、回転し、音声出力手段より音楽の出力を行うことを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2において、前記動作部は、頭部、両方の腕部、一方の足部であることを特徴とする。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項3において、頭部を左右に、両方の腕部を上下に、一方の足部を前方に動作させるカム及びリンク機構による連動手段を有することを特徴とする。
【0009】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかにおいて、ターンテーブル部には、回転角度を検出する少なくとも1以上のセンサーが設けられ、該センサーが検出すると、ターンテーブル部の回転方向を変更することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の発明によれば、人形を動作させると共に、人形下部にターンテーブル部を設けて、該ターンテーブル部を回転させることによって人形を回転させ、動作人形の周囲の人に対して、人形の動作を見せることができ、強く興味を引くことができるようになる。
【0011】
請求項2記載の発明によれば、駆動人形に音楽情報を記憶した記憶手段と、音声出力を行う音声出力手段を設ける事によって、人形は駆動部を駆動させつつ、音声出力手段にて音楽を出力することができ、より人形の周囲の人に対して、強く興味を引くことができるようになる。
【0012】
請求項3記載の発明によれば、前記動作部は、頭部、左腕部、右腕部からなる両方の腕部、一方の足部であり、人形体は、体全体を動作させることによって、人形鑑賞者に強く興味を引くことができるようになる。
【0013】
請求項4記載の発明によれば、頭部を左右に、両方の腕部を上下に、一方の足部を前方に動作させるカム及びリンク機構による連動手段を有することによって、各部を動作させる為の駆動部(モータなど)の数を1つとすることが出来ると共に、頭部と、両方の腕部と、一方の足部を連動して動作させることができる。
【0014】
請求項5記載の発明によれば、ターンテーブル部に回転角度を検出するセンサーを設けることによって、人形の回転角度を制限し、例えば、壁面などに設置した際などに玩具正面が、壁面を向かないように、回転方向を適切に逆転させることによって、より人形周囲の人に対して効率よく、興味を引かせることができるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
頭部、左腕部、右腕部、左足部を動作させる動作部を有する人形体と、前記人形体を乗せ回転するターンテーブル部と、音楽情報を記憶した記憶手段と、音声出力を行う音声出力手段と、頭部を左右に、両方の腕部を上下に、一方の足部を前方に動作させるカム及びリンク機構による連動手段で構成し、前記ターンテーブル部には、回転角度を検出する少なくとも1以上のセンサーが設けられている。
【実施例】
【0016】
図1は、本発明の一実施例である動作人形を示した図である。動作人形(玩具本体10)は、人形体11と、ターンテーブル部24で構成され、図1の実施例では、人形体11に、布製の衣服を着せた例である。また、この布製の衣服11Aは、サンタクロースの衣服をイメージした衣服11Aとなっており、動作人形の周囲の人に対して、強く興味を引くようにすることができる。また、この衣服11Aは、季節に応じて、様々な衣服11Aを人形体11に着せることができ、動作人形に季節感をあたえることができる。例えば、夏の場合では、浴衣を着せると、夏をイメージした動作人形とすることができる。
【0017】
図2・3・4は、衣服11Aを外した状態の玩具本体の正面、側面、上面図である。これらを用いて、動作人形である玩具本体10の説明を行う。玩具本体10における人形体11は、駆動部を有する胴体22と、該胴体22に接続され、揺動動作する左足部18、右腕部16、左腕部14、頭部12で構成される。また、ターンテーブル部24は、回転可能な上板26と、内部にモータ100を収容する本体部28とで構成され、該人形体11を回転させる。
【0018】
人形体11の構成を説明する。該胴体22下部には、動作しない右足部20が設けられている。また、該胴体22下部には、脚関節軸が設けられ、左足部18が揺動可能に軸支されている。また、該胴体22の両肩付近には、腕関節軸が右と左にそれぞれ設けられ、右腕部16及び左腕部14が、揺動可能に軸支されている。また、該胴体22の首付近に、首関節軸が設けられ、頭部12が揺動可能に軸支されている。また、胴体22内部に、頭部12、右腕部16、左腕部14、左足部18を連動させる連動手段が設けられている。
【0019】
人形体11の右足部20は、ターンテーブル部24に固着されており、人形体11への電力供給は、ターンテーブル部24の上板26から右足部20を介して電力供給を行うようになっている。
【0020】
図5を用いて胴体22内に設けられた連動手段の説明を行う。連動手段は、胴体内に設けられ頭部12、右腕部15、左腕部14、左足部18を動作させるリンク機構と、該リンク機構に回転を伝達する駆動部によって構成されており、駆動部の回転より頭部12、右腕部16、左腕部14、左足部18を連動して動作をさせるようになっている。
【0021】
まずは駆動部によりと頭部12を揺動させる動きについて説明を行う。モータ50が駆動すると、該モータ軸52に軸着している第一プーリー54が回転を行うようになっている。該第一プーリー54と第二プーリー56は、プーリーベルト58によって、回転が伝達されるようになっている。第二プーリー軸60に軸着している歯車61が、第一歯車62と係合し、第一歯車62に回転を伝達するようになっている。第一歯車62は、第一小径歯車を介して第二歯車66へと回転を伝達し、第二歯車66は、第二小径歯車を介して第三歯車70へと回転を伝達する。このように各歯車を介して回転を伝達すると共に、その回転速度を減速させ、回転トルクを増すようになっている。
【0022】
これらの駆動部のモータ50、第二プーリー軸60、第一歯車軸64、第二歯車軸68、第三歯車軸72は、胴体22内に軸支されている。第三歯車70へ伝達された回転は、第三歯車軸72に軸着している偏心カム74を回転させるようになっており、該偏心カム74の駆動によって、頭部クランク80及び半円状歯車76を、それぞれの軸を中心に揺動させる働きを行っている。また、駆動部のモータ軸52に設けられた回転伝達の方法がプーリーであるため、歯車に過剰な負荷がかかった場合においても、プーリーが空転することによって、過剰な負荷によるモータ50の故障や、各リンク機構や、各歯車群の故障を防ぐ働きをする。
【0023】
頭部12下部に頭部クランク80が設けられ、該頭部クランク80は首関節軸82に軸支され、揺動自在に設けられている。また、該頭部クランク80は、駆動部の偏心カム74に係合され、該偏心カム74が第三歯車軸72を中心に回転を行うことによって、該頭部クランク80が揺動運動を行うと、図7のように頭部12も首関節軸82を中心に揺動させるようになっている。
【0024】
次に、図6を用いて右腕部16及び左腕部14の説明を行う。右左の両腕部の腕関節軸86に回転自在に設けられ両腕部に軸支された腕関節歯車84は、胴体22内に設けられた半円状歯車76と係合し、半円状歯車76の動きに合わせて揺動するようになっている。該半円状歯車76は、上述の駆動部の偏心カム74が半円状歯車76の中央部に設けられた長穴76Aに係合され、半円状歯車76の半円状歯車軸78を中心に揺動自在に軸支され、駆動部の偏心カム74の動きによって左右方向へ揺動する。この動きによって、右腕部16、左腕部14は、腕自体を持ち上げたり、おろしたりの動きを行うように設けられている。また、右腕部16と左腕部14は、腕関節歯車84の取付け角度を調節することによって、右腕部16を上げている時には、左腕部14を下げ、左腕部14を上げている時には、右腕部16を下げるように駆動させるようになっている。
【0025】
また、腕関節歯車84には、凹部84Aが設けられ、右腕部16及び、左腕部14の両腕部の内に、クラッチ機構を有し、圧縮バネ88の力によってクラッチ機構の凸部90を腕関節歯車の凹部に嵌るように設けられている。該腕部に、過剰の力が発生した際に、該腕歯車凹部84Aから、クラッチ機構凸部90が外れ、該腕関節歯車84は、空転するようになっている。このようにすることによって、動作人形が横転した際や、使用者によって、腕部を押さえつけた際などに、駆動部の各歯車群やモータの破損を防ぐことができるようになっている。
【0026】
次に図8・図9を用いて、左足部18の動作について説明する。左足部18は、脚関節歯車軸92に軸支され、脚関節歯車94の動きによって、左足部18を動作させるようになっている。該脚関節歯車94は、胴体22内に滑動可能に設けられたラッチギア96に係合しており、該ラッチギア96の端部は、半円状歯車に設けられた長穴76Bに遊嵌されている。該半円状歯車76が、半円状歯車軸76を中心に揺動すると、ラッチギア96が、上下方向に滑動し、脚関節歯車94を回転させるようになっている。このようにすることによって、左足部18は、前方へと足を振り出す動作を行うようになっている。また、振り出した足を、再び元の位置へと戻すように動作する。
【0027】
また、腕部同様に左足部18にもクラッチ機構が設けられ、脚関節歯車94を軸支するねじりバネ98に一定以上の力が加わると、該ねじりバネ98がねじられ、その力を吸収するように設けられている。
【0028】
上述のように、駆動部を構成することによって、駆動部のモータ50を一つで、人形体11の頭部12・左腕部14・右腕部16・左足部18の動作を行うことが出来るようになっている。
【0029】
図4・図10を用いてターンテーブル部24の説明を行う。ターンテーブル部24は、円筒形の形状に形成されている。ターンテーブル部24は、上板26と、本体部28によって構成されている。該上板26に、作動スイッチ30と、スピーカー32が設けられている。また、上板26の内側には、内歯車118が設けられている。また、本体部28内に4方に回動自在に内設されたローラー122が設けられ、上板26の回転に対して滑動しやすいように上板26を支えている。
【0030】
本体部28には、モータ100が設けられ、該モータ100のモータ軸には、第三プーリー102が軸着している。該第三プーリー102と対になる第四プーリー104とはプーリーベルト106によって、モータ100からの回転を伝達するようになっている。第四プーリー軸108に第四プーリー104が軸着している他端にピニオンギア110が軸着し、該ピニオンギア110と係合するクラウンギア112に回転が伝達され、クラウンギア同軸の平歯車114が回転することによって、第五歯車116が回転を行う。第五歯車116が回転すると、第五歯車116に係合する内歯車118が内設された上板26が、ターンテーブル部24中央を中心に回転するようになっている。
【0031】
ターンテーブル部24の上板26が回転することによって、図4のように人形体11も同様に回転するようになっている。
【0032】
また、本体部28には、上板26が回転することによって人形体11が正面を向く位置を判断するセンサー120と、同様に人形体11が正面から左右方向へ45度に回転した位置を判断するセンサー120がそれぞれ設けられている。ターンテーブル部24動作時には、上板26及び人形体11は、左右方向へと回転する。上板26及び人形体11が、おおよそ1/4回転行うと左右方向に設けられたセンサー120が、上板26の回転位置を検出するようになっている。左右方向のセンサー120が検出を行うと、モータ100を逆回転させるようになっている。このようにモータ100を逆回転することによって、上板26及び人形体11は、正面のセンサー120を中心に左右方向へおおよそ1/4回転を繰り返し行うようになっている。
【0033】
また、ターンテーブル部24停止時には、人形体11が正面を向くセンサー120によって、正面のセンサー120が検出した時にモータ100の回転を停止することによって、人形体11正面を向いた状態で上板26が停止するようになっている。また、このように上板26が1回転しないように構成することによって、上板26に設けられている作動スイッチ30・スピーカー32・人形体11へと接続されるケーブルが、絡まることが無くなると共に、絡まることによって発生するケーブルの切断を無くすことができるようになっている。
【0034】
また図示しないが、本体部28内には、制御部と、記憶部が設けられている。該記憶部には、音楽情報が記憶され、作動スイッチ30が押圧されると、制御部は、記憶手段より音楽情報を音声出力手段であるスピーカー32へと出力を行うようになっている。また、該制御部は、本体部28内に設けられたセンサー120の検出信号を基にモータ50を逆転させる制御を行うことによって、ターンテーブル部24の上板26の回転を制御し、また、胴体内のモータ50の制御も行っている。
【0035】
動作人形を動作させた際の動きについて説明する。ターンテーブル部24に設けられた作動スイッチ30が操作されると、人形体11及びターンテーブル部24は、動作を開始し、一定時間を経過すると自動的に動作を停止するようになっている。具体的な人形体11の動きは、駆動部のモータ50が一定方向へと回転を行うと、駆動部の偏心カム74が回転を行うようになっている。該駆動部の偏心カム74が、第三歯車軸72の正面左側にある場合、半円状歯車76が左側に揺動し、頭部12を右に傾け、右腕部16を上げ、左腕部14を下げ、左足部18を下げるように動作する。また、駆動部の偏心カム74が、第三歯車軸72の正面右側にある場合、半円状歯車76が右側に揺動し、頭部12を左に傾け、右腕部16を下げ、左腕部14を上げ、左足部18を上げるように駆動するようになっている。偏心カム74の位置が上若しくは下側に有る際には、両腕部、左足部は、丁度中間の位置にあり、頭部は、傾きの無い状態になるようになっている。
【0036】
また、人形体11を乗せたターンテーブル部24は、独立して動作し上述の人形体11の動き加え、ターンテーブル部24の上板26は、左右方向へと回転するようになっている。また、作動スイッチ30が操作されると、スピーカー32から音楽が出力されるようになっている。
【0037】
上述のように、人形体11の手・足・頭や、その向き変えるように動作させると共に、音楽を出力することによって、人形体11が、音楽に合わせて踊りを踊っているかのように見える動作を行わせることができる。このことによって鑑賞者には、楽しませる事ができると共に、周囲の人間に対しては、強く興味を引きつけることが可能な動作人形である。
【0038】
また、動作人形の使用例として、お店などの店頭に置き、客寄せとして使用することもできる動作人形である。
【0039】
以上説明したように構成することにより、人形を動作させると共に、人形下部にターンテーブル部24を設けて、人形を回転させ、人形周囲の人に対して、人形の動作を見せることが可能な動作人形を提供することができる。また、好ましい実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的範囲内で種々に改変できる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の一実施例である動作人形に衣服を着せた外観を示す図である。
【図2】本発明の一実施例である動作人形の衣服を外した状態の正面図である。
【図3】本発明の一実施例である動作人形の衣服を外した状態の側面図である。
【図4】本発明の一実施例である動作人形の衣服を外した状態の上面図である。
【図5】本発明の一実施例である動作人形の内の機構(駆動部)を示す図である。
【図6】本発明の一実施例である動作人形の内の機構(両腕)を示す図である。
【図7】本発明の一実施例である動作人形の内の機構(首)を示す図である。
【図8】本発明の一実施例である動作人形の内の機構(脚部正面)を示す図である。
【図9】本発明の一実施例である動作人形の内の機構(脚部側面)を示す図である。
【図10】本発明の一実施例である動作人形のターンテーブル部の内の機構を示す図である。
【符号の説明】
【0041】
10 玩具本体
11 人形体
11A 衣服
12 頭部
14 左腕部
16 右腕部
18 左足部
20 右足部
22 胴体
24 ターンテーブル部
26 上板
28 本体部
30 作動スイッチ
32 スピーカー
50 モータ
52 モータ軸
54 第一プーリー
56 第二プーリー
58 プーリーベルト
60 第二プーリー軸
62 第一歯車
64 第一歯車軸
66 第二歯車
68 第二歯車軸
70 第三歯車
72 第三歯車軸
74 偏心カム
76 半円状歯車
76A 腕部用長穴
76B 脚部用長穴
78 半円状歯車軸
80 クランク
82 首関節軸
84 腕関節歯車
86 腕関節軸
88 圧縮バネ
90 凸部
92 腕関節歯車凹部
94 脚関節歯車
96 ラッチギア
98 ねじりバネ
100 モータ
102 第三プーリー
104 第四プーリー
106 プーリーベルト
108 第四プーリー軸
110 ピニオンギア
112 クラウンギア
114 平歯車
116 第五歯車
118 内歯車
120 センサー
122 ローラー


【特許請求の範囲】
【請求項1】
動作部が動作する人形体と、前記人形体を乗せて回転するターンテーブル部を有し、人形体の動作部を動作しつつ人形体を回転させることを特徴とした動作人形。
【請求項2】
請求項1において、前記動作人形は、音楽情報を記憶した記憶手段と、音声出力を行う音声出力手段が設けられ、人形体が駆動すると共に、回転し、音声出力手段より音楽の出力を行うことを特徴とした動作人形。
【請求項3】
請求項1又は2において、前記動作部は、頭部、両方の腕部、一方の足部であることを特徴とした動作人形。
【請求項4】
請求項3において、頭部を左右に、両方の腕部を上下に、一方の足部を前方に動作させるカム及びリンク機構による連動手段を有することを特徴とした動作人形。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれかにおいて、ターンテーブル部には、回転角度を検出する少なくとも1以上のセンサーが設けられ、該センサーが検出すると、ターンテーブル部の回転方向を変更することを特徴とした動作人形。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−61215(P2006−61215A)
【公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−244232(P2004−244232)
【出願日】平成16年8月24日(2004.8.24)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第3項適用申請有り 2004年6月15日から17日 社団法人日本玩具協会開催の「2004東京おもちゃショー」に出品
【出願人】(399012929)株式会社アガツマ (26)
【Fターム(参考)】