説明

動脈瘤のための血管内ステント留置術

例えば、神経血管系の蛇行性血管をナビゲートすることができる、可撓性埋込型閉塞デバイスを説明する。閉塞デバイスはまた、血管系の蛇行性血管の形状に一致することもできる。いくつかの実施形態では、閉塞デバイスは、動脈瘤から離れた血管内で血流を方向付けるか、または動脈瘤への血流を制限することができる。いくつかの実施形態は、デバイスの長さに沿って、閉塞デバイスの間隙率を調整するための方法および装置を説明する。いくつかの実施形態では、閉塞デバイスは、隣接構造が、側枝血管であろうと酸素要求組織であろうと、必要な血流を奪われないように、十分な血流がそれらの構造に提供されることを可能にする。例えば、少なくとも部分的に重複する、複数のステントを使用することができる。いくつかの実施形態は、動脈瘤の閉塞を確認するため、または血管壁から物質を取り除くための種々の方法を説明する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者の血管に埋め込むためのステントであって、
近位端を有する近位部分と、
遠位端を有する遠位部分と、
該近位端から該遠位端まで延在するステント長と、
該近位端と該遠位端との間に延在する管腔を画定するステント壁であって、送達構成および拡張構成を有する、ステント壁と、
を備え、該拡張構成にあるときに、該ステント壁は、該ステント長を変化させることによって、該遠位部分の近位の離散場所において変化可能である間隙率を有する、ステント。
【請求項2】
前記ステント壁の前記間隙率は、前記ステント長が減少させられるにつれて減少させられる、請求項1に記載のステント。
【請求項3】
前記ステント長が変化させられるにつれて、前記ステント壁の間隙率は、前記近位部分および前記遠位部分のうちの少なくとも1つにおける該ステント壁の間隙率に対して前記離散場所において変化する、請求項1に記載のステント。
【請求項4】
前記ステント長が減少させられると、前記離散場所における前記ステント壁の前記間隙率は、前記近位部分および前記遠位部分における該ステント壁の該間隙率に対して低減される、請求項3に記載のステント。
【請求項5】
前記ステントを軸方向に圧縮するステップは、該ステントの前記間隙率を減少させる、請求項1に記載のステント。
【請求項6】
前記ステントは、拘束されていないときに、前記送達構成から前記拡張構成に自動的に変化する、請求項1〜5のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項7】
前記ステントは、前記ステント長を増加させることによって前記送達構成から前記拡張構成に変化した後に、半径方向に折畳み可能である、請求項1〜6のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項8】
前記ステントは、該拡張したステント上でのカテーテルの前進によって前記送達構成から前記拡張構成に変化した後に、半径方向に折畳み可能である、請求項1〜6のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項9】
前記ステントは、該ステントが前記送達構成であるときには、第1のステント長を、該ステントが前記拡張構成であるときには、該第1のステント長よりも短い第2のステント長を備える、請求項1〜8のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項10】
前記ステントの前記間隙率は、前記第2のステント長を超えてステント長を減少させることによって、前記離散場所において低減することができる、請求項9に記載のステント。
【請求項11】
前記拡張構成であるときに、前記間隙率は、前記ステントの断面寸法であって、前記管腔に及ぶ断面寸法を実質的に変化させることなく、該ステント長を変化させることによって、前記離散場所において変化可能である、請求項1〜10のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項12】
前記拡張構成であるときに、前記ステント長は、前記ステント管腔の半径方向断面寸法を実質的に変化させることなく、縮小可能である、請求項1〜11のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項13】
患者の血管にステントを埋め込むためのシステムであって、
近位部分と、遠位部分と、該近位部分から該遠位部分まで延在する本体管腔とを有する細長い本体であって、該遠位部分は、患者の血管内に延在するように構成される、細長い本体と、
圧縮構成から拡張構成まで拡張可能なステントであって、近位端と、遠位端と、該近位端から該遠位端まで拡張するステント管腔と、該拡張構成において調整可能な間隙率を有するステント壁とを有する、ステントと
を備え、該圧縮構成の該ステントは、該本体管腔内に摺動可能に設置されるように、および該ステントが該本体管腔の外へ前進させられるにつれて拡張構成に変化するように構成され、
該ステントの該遠位端が該拡張構成であるときに、該調整可能な間隙率は、該ステントの該遠位端に対して該ステントの該近位端を前進させるか、または引き抜くことによって調整可能である、システム。
【請求項14】
前記調整可能な間隙率は、前記ステント壁の長さに沿った複数の離散場所において調整可能である、請求項13に記載のシステム。
【請求項15】
ステントが前記拡張構成であるときに、該ステントの前記近位端が該ステントの前記遠位端に向かって前進させられるにつれて、前記調整可能な間隙率は、前記ステント壁の離散した空間的に離れたセクションにおいて減少可能である、請求項13または14に記載のシステム。
【請求項16】
ステントが前記拡張構成であるときに、前記近位端が該ステントの前記遠位端から引き抜かれるにつれて、前記調整可能な間隙率は、前記ステント壁の離散した空間的に離れたセクションにおいて増加可能である、請求項13〜15のうちのいずれかに記載のシステム。
【請求項17】
前記ステントが前記拡張構成であるときに、該ステントを軸方向に圧縮することは、該ステントの少なくとも一部分の前記間隙率を減少させる、請求項13〜16のうちのいずれかに記載のシステム。
【請求項18】
前記ステントは、拘束されていないときに、前記送達構成から前記拡張構成に自動的に変化する、請求項13〜17のうちのいずれかに記載のシステム。
【請求項19】
前記ステントは、ステントの長さを増加させることによって、前記送達構成から前記拡張構成に変化した後に、折畳み可能である、請求項13〜18のうちのいずれかに記載のシステム。
【請求項20】
前記ステントは、前記近位端から前記遠位端まで延在する長さを有し、
前記拡張構成であるときに、該ステント長は、前記ステント管腔の半径方向断面寸法を実質的に変化させることなく縮小可能である、請求項13〜19のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項21】
患者の身体管腔に埋め込むためのステントであって、
近位部分および遠位部分と、
該近位部分から該遠位部分まで延在する管腔を画定するステント壁であって、圧縮構成および拡張構成を有する、ステント壁と、
該拡張構成であるときに、該ステント壁は該遠位部分に対する該近位部分の相対移動によって調整可能である、可変の間隙率を有する、ステント。
【請求項22】
前記ステント壁の前記間隙率は、前記近位部分と遠位部分との間の複数の空間的に分離された場所において調整可能である、請求項21に記載のステント。
【請求項23】
前記ステント壁の前記間隙率は、前記近位部分から前記遠位部分まで延在する前記ステントの長さが減少させられると、減少させられる、請求項21または22に記載のステント。
【請求項24】
前記近位部分から前記遠位部分まで延在する前記ステントの長さが変化させられると、該近位部分と該遠位部分との間に位置する第1の領域中の前記ステント壁の間隙率は、該近位部分および該遠位部分のうちの少なくとも1つに位置する第2の領域中の前記ステント壁の間隙率に対して変化する、請求項21〜23のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項25】
前記ステントの前記長さが減少させられると、前記第1の領域中の前記間隙率は、前記第2の領域中の前記間隙率に対して低減される、請求項24に記載のステント。
【請求項26】
前記ステントが前記拡張構成であるときに、該ステントを軸方向に圧縮することは、該ステントの前記間隙率を減少させる、請求項21〜25のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項27】
前記ステントは、前記近位部分から前記遠位部分まで延在する長さを有し、
前記拡張構成であるときに、該ステント長は、前記ステント管腔の半径方向断面寸法を実質的に変化させることなく、実質的に縮小可能である、請求項21〜26のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項28】
患者に埋め込むためのステントであって、該ステントが該患者の中に設置されている間に、ステント壁の少なくとも一部分の間隙率を調整することができるように、調整可能な間隙率を有するステント壁を備える、ステント。
【請求項29】
患者の血管に埋め込むためのステントであって、
圧縮構成と拡張構成との間で変化するように構成されるステント壁であって、近位部分と、遠位部分と、該近位部分と該遠位部分との間に延在する中間部分とを有する、ステント壁を備え、
該ステントの該中間部分は、該遠位部分が該拡張構成であるときに調整可能である、可変間隙率を有する、ステント。
【請求項30】
前記中間部分の前記間隙率は、前記近位部分から前記遠位部分まで延在する前記ステントの長さが減少すると、減少する、請求項29に記載のステント。
【請求項31】
前記中間部分の前記間隙率は、該中間部分の長さを変化させることによって変化する、請求項29に記載のステント。
【請求項32】
前記中間部分の前記長さが減少させられると、該中間部分の前記間隙率は、前記近位部分および前記遠位部分のうちの少なくとも1つにおける間隙率に対して低減される、請求項31に記載のステント。
【請求項33】
前記ステントが前記拡張構成であるときに、該ステントを軸方向に圧縮することは、前記中間部分の前記間隙率を減少させる、請求項29〜32のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項34】
前記ステントは、前記近位部分から前記遠位部分まで延在する長さを有し、
前記拡張構成であるときに、該ステント長は、該ステントの半径方向断面寸法を実質的に変化させることなく、実質的に縮小可能である、請求項29〜33のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項35】
患者の血管にステントを埋め込む方法であって、
細長い本体を提供することであって、該細長い本体は、近位部分と、遠位部分と、該近位部分と該遠位部分との間に延在する管腔とを備える、ことと、
患者の血管に該遠位部分を挿入することと、
該遠位部分が標的部位に存在するまで、該血管内において該遠位部分を前進させることと、
該細長い本体に対して、該細長い本体の該管腔内において圧縮構成のステントを前進させることと、
該ステントの遠位部分が該細長い本体の該遠位部分の外へ前進させられるにつれて、該ステントの該遠位部分が拡張構成に拡張し、血管壁に接触することを可能にすることと、
該ステントの該遠位部分が該拡張構成になり、該血管壁に接触した後に、該ステントの該遠位部分に対して該ステントの該近位部分を前進させることによって、該ステントの間隙率を変化させるように該ステントを軸方向に圧縮させることと
を含む、方法。
【請求項36】
前記血管から発生する動脈瘤に前記ステントを設置することをさらに含む、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記ステントを軸方向に圧縮することは、該動脈瘤への血流を低減する、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記動脈瘤に隣接する前記ステントの前記間隙率を減少させることによって、該動脈瘤からの血栓の移動を低減することをさらに含む、請求項36または37に記載の方法。
【請求項39】
前記ステントを軸方向に圧縮することは、該ステントの前記間隙率を減少させる、請求項35〜38のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項40】
前記遠位部分が拡張することを可能にし、前記ステントを軸方向に圧縮した後に、該遠位部分の近位にある、該ステントの近位部分は、該遠位部分よりも軸方向に圧縮される、請求項35〜39のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項41】
前記ステントの前記遠位部分が前記血管中で拡張することを可能にした後、該ステントの該遠位部分を再び前記圧縮構成に圧縮することをさらに含む、請求項35〜40のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項42】
前記ステントの前記遠位部分は、前記細長い本体に該遠位部分を引き込むことによって圧縮される、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
前記ステントの前記遠位部分は、該遠位部分上で前記細長い本体を前進させることによって圧縮される、請求項41に記載の方法。
【請求項44】
前記ステントの前記遠位部分を異なる場所に移動させることと、
前記細長い本体に対して、該細長い本体の前記管腔内において該ステントを前進させることと、
該ステントの遠位部分が該異なる場所において拡張構成に自動的に拡張することを可能にすることと
をさらに含む、請求項41〜43のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項45】
前記血管から前記ステントを除去することをさらに含む、請求項41〜44のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項46】
患者の血管にステントを埋め込む方法であって、
ステントを提供することであって、該ステントは、遠位セクションおよび近位セクションを備え、圧縮構成および拡張構成を有し、該ステントは、該圧縮構成から該拡張構成に変化するように、および該拡張構成にあるときに可変の間隙率を有するように構成される、ことと、
該患者の血管内において標的部位まで該ステントを前進させることと、
該標的部位において該ステントの該遠位セクションを拡張することと、
該遠位セクションを拡張した後、該遠位セクションに対して軸方向に該ステントの該近位セクションを前進させることによって、遠位セクションの間隙率に対して近位セクションの間隙率を変化させることと、
該患者の血管内において該ステントの該近位セクションを拡張することと
を含む、方法。
【請求項47】
前記血管から発生する動脈瘤に前記ステントを設置することをさらに含む、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記動脈瘤に隣接する前記近位セクションの前記間隙率を、前記遠位セクションの間隙率に対して減少させることによって、該動脈瘤からの血栓の移動を低減することをさらに含む、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
前記近位セクションの間隙率を変化させることは、前記血管動脈瘤への血流を低減する、請求項47または48のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項50】
前記近位セクションの間隙率を変化させることは、前記遠位セクションの間隙率に対して該近位セクションの間隙率を減少させることを含む、請求項46〜49のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項51】
前記遠位セクションを拡張し、前記近位セクションを軸方向に前進させた後に、該近位セクションの一部分は、該遠位セクションよりも軸方向に圧縮される、請求項46〜50のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項52】
前記血管中で前記ステントの前記遠位セクションを拡張した後に、該ステントの該遠位セクションを再び前記圧縮構成に圧縮することをさらに含む、請求項46〜51のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項53】
前記ステントの前記遠位セクションは、細長い本体に該遠位セクションを引き込むことによって圧縮される、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
前記ステントの前記遠位セクションは、該遠位セクション上で細長い本体を前進させることによって圧縮される、請求項52に記載の方法。
【請求項55】
前記ステントの前記遠位セクションを異なる場所に移動させることと、
前記患者の血管系から該ステントを除去することなく、血管内で該ステントの該遠位セクションを再拡張することと
をさらに含む、請求項52〜54のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項56】
患者の血管にステントを埋め込む方法であって、
ステントを提供することであって、該ステントは、遠位セクションおよび近位セクションを備え、圧縮構成および拡張構成を有し、該ステントは、調整可能な間隙率を有するように構成される、ことと、
該遠位セクションが第1の間隙率を有するように、該患者の血管の中において該ステントの該遠位セクションを拡張することと、
該患者の血管内において拡張されると、該近位セクションが、該第1の間隙率とは異なる第2の間隙率を有するように該近位セクションを調整することと
を含む、方法。
【請求項57】
前記血管から発生する動脈瘤に前記ステントを設置することをさらに含む、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
前記動脈瘤に隣接する前記近位セクションの間隙率を、前記遠位セクションの間隙率に対して減少させることによって、該動脈瘤からの血栓の移動を低減することをさらに含む、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記近位セクションを調整することは、前記動脈瘤への血流を低減する、請求項57または58に記載の方法。
【請求項60】
前記近位セクションを調整することは、前記遠位セクションの間隙率に対して該近位セクションの間隙率を減少させることを含む、請求項56〜59のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項61】
前記遠位セクションを拡張し、前記近位セクションを調整した後に、該近位セクションの一部分は、該遠位セクションよりも軸方向に圧縮される、請求項56〜60のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項62】
前記血管の中において前記ステントの前記遠位セクションを拡張した後に、該ステントの該遠位セクションを再び前記圧縮構成に圧縮することをさらに含む、請求項56〜61のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項63】
患者の血管にステントを埋め込む方法であって、
血管内において治療部位までステントを前進させることと、
該血管中の該ステントの遠位セクションを該治療部位の片側において拡張することであって、それにより、拡張した後に、該遠位セクションは、第1の間隙率を有する遠位セクション壁を有する、ことと、
該ステントの該遠位セクションを拡張した後、該ステントの中間セクションを調整することであって、調整されると、該中間セクションは、該第1の間隙率よりも小さい第2の間隙率を有する中間セクション壁を有する、ことと、
該中間セクションを調整した後、近位セクションを拡張することであって、それにより、拡張した後に、該ステントの該近位セクションは、第3の間隙率を有する近位セクション壁を有する、ことと
を含む、方法。
【請求項64】
前記血管から発生する動脈瘤に前記ステントを設置することをさらに含む、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記拡張した中間セクション壁は、前記動脈瘤に設置される、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記中間セクションを調整することは、前記血管動脈瘤への血流を低減する、請求項64または65に記載の方法。
【請求項67】
前記中間セクション壁の第2の間隙率は、前記第1の間隙率および前記第3の間隙率のうちの少なくとも1つより小さく調整される、請求項63〜66のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項68】
前記血管を前記遠位セクションと係合させることをさらに含む、請求項63〜67のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項69】
前記近位セクションを拡張することは、該近位セクションを半径方向に拡張することを含む、請求項63〜68のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項70】
前記血管を前記近位セクションと係合させることをさらに含む、請求項63〜69のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項71】
前記第2の間隙率は、前記第1の間隙率および前記第3の間隙率のうちの少なくとも1つより小さく調整される、請求項63〜70のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項72】
前記ステントの前記遠位セクションが前記血管内において拡張することを可能にした後に、該遠位セクションを収縮構成に戻し、それにより、該遠位セクションと該血管との間の接触を低減することをさらに含む、請求項63〜71のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項73】
前記ステントの前記遠位セクションは、前記細長い本体に該遠位セクションを引き込むことによって前記収縮構成に戻される、請求項72のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項74】
前記ステントの前記遠位セクションは、該遠位セクション上で細長い本体を前進させることによって前記収縮構成に戻される、請求項72のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項75】
前記ステントの前記遠位セクションを収縮構成に戻した後、該ステントの該遠位セクションを前記患者内の異なる場所に移動させることと、
該異なる場所において該ステントの該遠位セクションを拡張することと
をさらに含む、請求項72〜74のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項76】
前記血管から前記ステントを除去することをさらに含む、請求項72〜75のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項77】
患者の血管にステントを埋め込む方法であって、
該血管内においてステントを拡張することであって、該ステントは、拘束されていないときに第1の間隙率を有する、調整可能な間隙率を有する壁を有する、ことと、
該壁の中間セクションが、該第1の間隙率とは異なる第2の間隙率を有するように、該血管内において該ステントを調整することと
を含む、方法。
【請求項78】
前記第2の間隙率は、前記壁の近位セクションの第3の間隙率、および該壁の遠位セクションの第4の間隙率よりも小さい、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
前記血管から発生する動脈瘤に前記ステントを設置することをさらに含む、請求項77または78に記載の方法。
【請求項80】
前記中間セクションは、前記動脈瘤に設置され、拡張される、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
前記第2の間隙率は、前記第1の間隙率、前記壁の近位セクションの第3の間隙率、および該壁の遠位セクションの第4の間隙率のうちの少なくとも1つより小さく調整される、請求項77、79、または80に記載の方法。
【請求項82】
前記血管内において前記ステントを拡張した後に、該ステントを収縮構成に圧縮することをさらに含む、請求項77〜81のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項83】
前記ステントは、前記血管から送達カテーテルに該ステントの遠位セクションを引き込むことによって、前記収縮構成に圧縮される、請求項82に記載の方法。
【請求項84】
前記ステントを前記収縮構成に圧縮した後、該ステントを前記患者の血管内の異なる場所に移動させることと、
該異なる場所において該ステントを拡張することと
をさらに含む、請求項82または83に記載の方法。
【請求項85】
患者の血管を治療する方法であって、
患者の血管の中へステントを前進させることであって、該ステントは、該ステントの近位端と該ステントの遠位端との間に延在する管腔を有する、ことと、
第1の断面寸法を有する第1の状態から、該第1の断面寸法よりも大きい第2の断面寸法を有する第2の状態へ、該ステントを拡張することであって、該ステントは、第1の状態のステント長よりも小さい第2の状態のステント長を有する、ことと
該ステントが、該第2の状態のステント長よりも小さい第3の状態のステント長を有するように、該ステントの第1の部分を第3の状態に軸方向に圧縮することと
を含み、
該第1の状態から該ステントを拡張することは、該ステントを非拘束することによって、該ステントが軸方向に圧縮し、半径方向に拡張することを可能にすることを含み、
該ステントの該第1の部分を軸方向に圧縮することは、該ステントが該第2の状態であるときに、該ステントに軸方向圧縮力を印加することを含む、方法。
【請求項86】
前記ステントを非拘束することによって、該ステントが前記第3の状態から前記第2の状態へ軸方向に拡張することを可能にすることをさらに含む、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
前記ステントは、前記第3の状態において、前記第2の断面寸法と実質的に同じである第3の断面寸法を有する、請求項85または86に記載の方法。
【請求項88】
患者の血管の中の動脈瘤を治療する方法であって、
動脈瘤を有する血管内において、第1のステント近位端と、第1のステント遠位端とを有する第1のステントを拡張することであって、それにより、該第1のステントは、該動脈瘤の近位の第1の場所から、該動脈瘤の遠位の第2の場所まで延在する、ことと、
該第1のステント内において、第2のステント近位端と、第2のステント遠位端とを有する第2のステントを拡張することであって、それにより、該第2のステントが、拡張され、該第1のステントに係合すると、該第2のステントは、該動脈瘤に実質的に隣接して軸方向に設置され、該第2のステント近位端は、該第1のステント近位端の遠位に設置され、該第2のステント遠位端は、該第1のステント遠位端の近位に設置され、それにより、該血管から該動脈瘤の中への血流を妨げることと
を含む、方法。
【請求項89】
前記第1および第2のステントを通る前記動脈瘤の中への血流は、該第1のステントだけを通る前記動脈瘤の中への血流よりも少ない、請求項88に記載の方法。
【請求項90】
前記第1のステントおよび前記第2のステントは、拘束されていないときに、実質的に同じ間隙率を有する、請求項88または89に記載の方法。
【請求項91】
それぞれのステントの一部分に沿って、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つの間隙率を調整することをさらに含む、請求項88または89に記載の方法。
【請求項92】
前記調整することは、前記間隙率を減少させることを含む、請求項91に記載の方法。
【請求項93】
前記間隙率は、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つを軸方向に圧縮することによって減少させられる、請求項92に記載の方法。
【請求項94】
患者の血管中の動脈瘤を治療する方法であって、
第1のステントが、該血管の動脈瘤の遠位の第1の場所から、該動脈瘤の近位の第2の場所まで延在するように、該血管内において該第1のステントを拡張することと、
第2のステントが該動脈瘤に実質的に隣接して設置されるように、該第1のステント内において該第2のステントを拡張することと
を含む、方法。
【請求項95】
前記第1のステントおよび前記第2のステントは、拘束されていないときに、実質的に同じ間隙率を有する、請求項94に記載の方法。
【請求項96】
それぞれのステントの一部分に沿って、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つの間隙率を調整することをさらに含む、請求項94に記載の方法。
【請求項97】
前記間隙率を前記調整することは、該間隙率を減少させることを含む、請求項96に記載の方法。
【請求項98】
前記間隙率は、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つを軸方向に圧縮することによって減少させられる、請求項97に記載の方法。
【請求項99】
前記第1および第2のステントを通る前記動脈瘤の中への血流は、前記第1のステントのみを通る該動脈瘤の中への血流よりも少ない、請求項94〜98のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項100】
患者の血管を治療する方法であって、
細長い本体を提供することであって、該細長い本体は、近位端を有する近位部分と、遠位端を有する遠位部分と、該近位端と該遠位端との間に延在する管腔とを備える、ことと、
ステントを提供することであって、該ステントは、遠位セクションおよび近位セクションを備え、圧縮構成および拡張構成を有し、該ステントは、該圧縮構成から該拡張構成に変化するように構成される、ことと、
該細長い本体の該遠位部分を該患者の血管の治療部位まで前進させることと、
該細長い本体に対して遠位に、該圧縮構成の該ステントを移動させることと、
該ステントの該遠位セクションが該血管の壁に係合するように、該患者の血管内において該圧縮構成から該拡張構成まで該ステントの該遠位セクションを変化させることと、
該血管中の物質が該血管壁から少なくとも部分的に取り除かれるように、該血管を治療することと、
該ステントの該近位セクションが該圧縮構成から該拡張構成まで変化するように、該ステントに対して近位に該細長い本体を引き抜くことと、
該ステントと該血管壁との間において該物質を捕捉することと
を含む、方法。
【請求項101】
前記ステントの前記近位セクションを前記圧縮構成から前記拡張構成に変化させることをさらに含む、請求項100に記載の方法。
【請求項102】
前記血管を治療することは、前記近位セクションを前記拡張構成に変化させる前に、前記ステントの前記遠位セクションの近位の該血管内においてバルーンを拡張することを含む、請求項100または101に記載の方法。
【請求項103】
前記血管を治療することは、前記近位セクションを前記拡張構成に変化させる前に、前記ステントの前記遠位セクションの近位の前記血管壁から物質を切り取ることを含む、請求項100〜102のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項104】
前記血管を治療することは、前記ステント内でバルーンを膨張させ、それにより、該拡張したステントの断面寸法を増加させることを含む、請求項100〜103のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項105】
前記物質は、プラークまたは血栓のうちの少なくとも1つを備える、請求項100〜104のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項106】
血管内手技中に血管を治療する方法であって、
血管の狭窄領域の片側においてステントの遠位部分を拡張することと、
該狭窄領域の中において該ステントの近位部分を拡張することと、
該狭窄領域の中において該血管の管腔の直径を増加させることと、
該ステントを用いて、該ステントと該血管の壁との間において該手技中に作成されたプラーク破片を捕捉することと
を含む、方法。
【請求項107】
前記遠位部分を拡張することは、送達カテーテルに対して該遠位部分を前進させ、該遠位部分が自動的に拡張することを可能にすることを含む、請求項106に記載の方法。
【請求項108】
前記ステントの前記遠位部分の拡張時に、前記血管の壁を該遠位部分と係合させることをさらに含む、請求項106または107に記載の方法。
【請求項109】
前記遠位部分に対して前記近位部分を前進させ、前記ステントの別の部分に対して該遠位部分の間隙率を減少させることをさらに含む、請求項106〜108のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項110】
前記遠位部分の前記間隙率を減少させることは、該間隙率を約30パーセントと約5パーセントとの間に変化させることを含む、請求項109に記載の方法。
【請求項111】
前記直径を増加させることは、前記ステントの前記近位部分を拡張する前に、前記拡張した遠位部分の近位のバルーンを拡張することを含む、請求項106〜110のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項112】
前記直径を増加させることは、前記ステントの前記近位部分を拡張した後に、前記拡張した遠位部分の近位のバルーンを拡張することを含む、請求項106〜111のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項113】
前記近位部分を拡張する前に、前記ステントの前記遠位部分の近位の前記血管壁から物質を切り取ることをさらに含む、請求項106〜112のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項114】
前記血管壁から物質を切り取ることは、前記ステントの周りに切断部材を回転させることを含む、請求項113に記載の方法。
【請求項115】
患者の血管を治療する方法であって、
ステントを該患者の血管の中の狭窄領域まで前進させることであって、該ステントは、遠位部分および近位部分を有する、ことと、
該狭窄領域の遠位において該ステントの該遠位部分を拡張することと、
該狭窄領域の近位において該ステントの該近位部分を拡張することと、
該遠位部分を拡張した後、該近位部分を拡張する前に、該ステントを用いて該ステントと該血管の壁との間で破片を濾過することと
を含む、方法。
【請求項116】
前記ステントと前記血管壁との間で前記破片を捕捉することをさらに含む、請求項115に記載の方法。
【請求項117】
前記患者から前記破片を除去するように該破片を吸引することをさらに含む、請求項115または116に記載の方法。
【請求項118】
前記血管内でバルーンを拡張することによって、前記狭窄領域中の該血管の管腔の直径を増加させることをさらに含む、請求項115〜117のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項119】
前記ステント内においてバルーンを拡張することによって、前記狭窄領域中の前記血管の管腔の直径を増加させることをさらに含む、請求項115〜118のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項120】
前記遠位部分を拡張することは、送達カテーテルに対して該遠位部分を前進させ、該遠位部分が自動的に拡張することを可能にすることを含む、請求項115〜119のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項121】
前記ステントの前記遠位部分を拡張することは、前記血管の壁を該遠位部分と係合させることを含む、請求項115〜120のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項122】
前記遠位部分に対して前記近位部分を前進させ、前記ステントの別の部分に対して該遠位部分の間隙率を減少させることをさらに含む、請求項115〜121のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項123】
前記遠位部分の前記間隙率を減少させることは、該間隙率を約30パーセントと約5パーセントとの間で変化させることを含む、請求項122に記載の方法。
【請求項124】
前記近位部分を拡張する前に、前記ステントの前記遠位部分の近位の前記血管壁から物質を切り取ることをさらに含む、請求項115〜123のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項125】
前記切り取ることは、前記近位部分を拡張する前に、前記ステントの周りに切断部材を回転させることを含む、請求項124に記載の方法。
【請求項126】
患者の血管を治療するシステムであって、
近位端を有する近位部分と、遠位端を有する遠位部分と、該近位端と該遠位端との間の管腔とを有する細長い本体と、
該細長い本体内に存在し、該細長い本体に対して前進させられるように構成されるステントであって、該ステントは、遠位セクションおよび近位セクションを有し、圧縮ステント構成と拡張ステント構成との間で変化するように構成される、ステントと、
狭窄領域中のプラーク物質を切断すること、または該狭窄領域を拡張することによって、該血管の該狭窄領域中の該血管の管腔の断面寸法を増加させる治療デバイスと
を備え、該ステントの該遠位セクションは、該血管の壁に係合するように、および該細長い本体の該遠位端の遠位で前進させられると圧縮遠位構成から拡張遠位構成に変化するように構成され、
該ステントの該近位セクションは、該血管の壁に係合するように、および該細長い本体に対して該ステントを前進させることによって圧縮近位構成から拡張近位構成に変化するように構成され、
該ステントの該拡張した遠位セクションが該血管壁に係合すると、該遠位セクションは、該治療デバイスによって該狭窄領域から取り除かれた破片を捕捉する、システム。
【請求項127】
前記ステントは、前記拡張ステント構成で拘束されていないときに、約60%と約85%との間の間隙率を有する、請求項126に記載のシステム。
【請求項128】
前記ステントは、前記拡張ステント構成で拘束されていないときに、約65%と約75%との間の間隙率を有する、請求項126に記載のシステム。
【請求項129】
前記ステントは、前記拡張ステント構成であるときに軸方向に圧縮可能であり、前記間隙率は、該ステントの外径を実質的に変化させることなく、約5%と約30%との間に低減可能である、請求項127または128に記載のシステム。
【請求項130】
前記拡張ステント構成の前記ステントは、前記近位セクションと前記遠位セクションとの間のそれぞれの複数の場所において、該ステントの間隙率を減少させるように調整可能である、請求項126〜129のうちのいずれかに記載のシステム。
【請求項131】
前記拡張ステント構成の前記ステントは、前記ステントに沿った複数の場所で、約5%から約30%の間の間隙率を前記場所のうちの少なくとも1つで有するように変化可能である、請求項126に記載のシステム。
【請求項132】
前記細長い本体は、前記ステントの前記遠位セクションが前記拡張遠位構成にあるとき、および該ステントの前記近位セクションが前記圧縮近位構成にあるときに拡張する、拡張可能部材を備える、請求項126〜131のうちのいずれかに記載のシステム。
【請求項133】
前記治療デバイスは、前記プラーク物質を切断する切断部材を備える、請求項126〜132のうちのいずれかに記載のシステム。
【請求項134】
前記切断部材は、前記遠位セクションが拡張され、前記血管壁に係合すると、前記ステントの前記圧縮近位セクションの周りに回転する、請求項133に記載のシステム。
【請求項135】
前記切断部材は、前記細長い本体の周りに回転する、請求項133または134に記載のシステム。
【請求項136】
血管内手技中に患者の血液を濾過するためのデバイスであって、
遠位セクションおよび近位セクションを有するステントであって、圧縮ステント構成と拡張ステント構成との間で変化するように構成される、ステントと、
狭窄領域の中のプラーク物質を切断すること、または該狭窄領域を拡張することによって、該血管の該狭窄領域の中の該血管の管腔の断面寸法を増加させる、治療デバイスと
を備え、該ステントの該遠位セクションは、該血管の壁に係合するように圧縮遠位構成から拡張遠位構成まで変化するように構成され、
該ステントの該拡張した遠位セクションが該血管壁に係合すると、該遠位セクションは、該治療デバイスによって該狭窄領域から取り除かれた破片を捕捉する、デバイス。
【請求項137】
前記ステントの前記近位セクションは、前記血管壁に係合するように、および圧縮近位構成から拡張近位構成まで変化するように構成される、請求項136に記載のデバイス。
【請求項138】
前記細長い本体は、前記ステントの前記遠位セクションが前記拡張遠位構成であるとき、および該ステントの前記近位セクションが前記圧縮近位構成であるときに拡張する拡張可能部材を備える、請求項137に記載のデバイス。
【請求項139】
前記治療デバイスは、前記プラーク物質を切断する切断部材を備える、請求項136〜138のうちのいずれかに記載のデバイス。
【請求項140】
前記切断部材は、前記ステントの前記圧縮近位セクションの周りに回転する、請求項139に記載のデバイス。
【請求項141】
前記ステントは、前記拡張構成で拘束されていないときに、約60%と約85%との間の間隙率を有する、請求項136〜140のうちのいずれかに記載のデバイス。
【請求項142】
前記ステントは、前記拡張構成で拘束されていないときに、約65%と約75%との間の間隙率を有する、請求項136〜140のうちのいずれかに記載のデバイス。
【請求項143】
前記ステントは、前記拡張ステント構成であるときに軸方向に圧縮可能であり、前記間隙率は、該ステントの外径を実質的に変化させることなく、約5%と約30%との間に低減可能である、請求項141または142のうちのいずれかに記載のデバイス。
【請求項144】
前記拡張ステント構成の前記ステントは、前記近位セクションと前記遠位セクションとの間のそれぞれの複数の場所において、該ステントの間隙率を減少させるように調整可能である、請求項136〜143のうちのいずれかに記載のデバイス。
【請求項145】
前記拡張ステント構成の前記ステントは、該ステントに沿った複数の場所において、約5%と約30%との間の間隙率を前記場所のうちの少なくとも1つにおいて有するように変化可能である、請求項136〜144のうちのいずれかに記載のデバイス。
【請求項146】
患者の血管に埋め込むための編組みステントであって、
平均ストランド厚さを有する複数の編組みストランドであって、該ストランド間の開放領域の中に細孔を形成する、複数の編組みストランドを備え、
該ステントは、圧縮構成から拡張構成に拡張可能であり、
該細孔は、平均細孔長を有し、
該ステントは、該ステントの全表面積に対する該ステントの開放表面積の比に等しい間隙率を有し、
該ステントが該拡張構成であるときに、該ステントの該間隙率に該平均細孔長を掛けると、約0.3mm以下である、ステント。
【請求項147】
前記編組み部材の各々は、自身の厚さよりも大きい幅を有するリボンを備える、請求項146に記載のステント。
【請求項148】
前記編組み部材の各々は、自身の厚さと実質的に等しい幅を有するリボンを備える、請求項146に記載のステント。
【請求項149】
前記ステントの一部分の前記間隙率は、該ステントの該一部分を軸方向に圧縮することによって低減することができる、請求項146〜148のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項150】
前記ステントの前記軸方向に圧縮した部分は、拘束されていないと拡張する、請求項149に記載のステント。
【請求項151】
前記ステントの一部分の前記間隙率は、約5パーセントと約50パーセントとの間に低減することができる、請求項149または150に記載のステント。
【請求項152】
前記ステントが前記拡張構成であるときに、前記平均細孔長に前記平均ストランド厚さを掛け、該ステントの前記間隙率を掛けると、約0.023mm以下である、請求項146〜151のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項153】
患者の血管に埋め込むための編組みステントであって、
平均ストランド厚さを有する複数の編組みストランドであって、該ストランド間の開放領域の中に細孔を形成する、複数の編組みストランドを備え、
該ステントは、圧縮構成から拡張構成まで拡張可能であり、
該細孔は、平均細孔長を有し、
該ステントは、該ステントの全表面積に対する該ステントの開放表面積の比に等しい間隙率を有し、
該ステントが該拡張構成であるときに、該ステントの該間隙率に該平均ストランド厚さを掛けると、約0.002インチ(約0.05mm)以下である、ステント。
【請求項154】
前記平均ストランド厚さは、約0.004インチ(約0.1mm)未満である、請求項153に記載のステント。
【請求項155】
前記平均ストランド厚さは、約0.003インチ(約0.076mm)以下である、請求項153に記載のステント。
【請求項156】
前記平均ストランド厚さは、約0.002インチ(約0.05mm)以下である、請求項153に記載のステント。
【請求項157】
前記平均ストランド厚さは、約0.001インチ(約0.025mm)以下である、請求項153に記載のステント。
【請求項158】
前記ステントが前記拡張構成であるときに、前記平均ストランド厚さに前記平均細孔長を掛けると、約0.0328mm以下である、請求項153〜157のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項159】
前記細孔は、隣接ストランドの内縁によって画定される平均細孔面積を有し、該平均細孔面積は、約2.2×10−5in(約0.014mm)から約12.3×10−5in(約0.08mm)に及ぶ、請求項153〜158のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項160】
前記ステントが前記拡張構成であるときに、前記平均ストランド厚さに前記平均細孔面積を掛けると、約2.2×10−9in(約3.6×10−5mm)と約3.69×10−7in(約0.006mm)の間である、請求項153〜159のうちのいずれかに記載のステント。
【請求項161】
患者の血管に埋め込むための編組みステントであって、該編組みステントは、
平均ストランド厚さを有する複数の編組みストランドであって、該ストランド間の開放領域の中に細孔を形成する、複数の編組みストランドを備え、
該ステントは、圧縮構成から拡張構成まで拡張可能であり、
該細孔は、平均細孔長を有し、
該ステントは、該ステントの全表面積に対する該ステントの開放表面積の比に等しい間隙率を有し、
該ステントが該拡張構成であるときに、該平均細孔長に該平均ストランド厚さを掛けると、約9.4×10−5in(約0.06mm)以下である、ステント。
【請求項162】
前記平均細孔長に前記平均ストランド厚さを掛けると、約6.8×10−5in(約0.04mm)以下である、請求項161に記載のステント。
【請求項163】
前記平均細孔長に前記平均ストランド厚さを掛けると、約5×10−5in(約0.03mm)以下である、請求項161に記載のステント。
【請求項164】
患者の血管中の動脈瘤を治療する方法であって、
第1のステントが、該血管の動脈瘤の遠位の第1の場所から該動脈瘤の近位の第2の場所まで延在するように、該血管内において該第1のステントを拡張することと、
該血管内において第2のステントを拡張することであって、該第2のステントを拡張した後に、該第2のステントは、該動脈瘤に実質的に隣接して設置され、該第1のステントは、該第2のステントに重複する、ことと
を含む、方法。
【請求項165】
前記第1および第2のステントを通る前記動脈瘤の中への血流は、該第1のステントのみを通る該動脈瘤の中への血流よりも少ない、請求項164に記載の方法。
【請求項166】
前記第1のステントおよび前記第2のステントは、拘束されていないときに、実質的に同じ間隙率を有する、請求項164または165に記載の方法。
【請求項167】
それぞれのステントの一部分に沿って、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つの間隙率を調整することをさらに含む、請求項164または165に記載の方法。
【請求項168】
前記調整することは、前記間隙率を減少させることを含む、請求項167に記載の方法。
【請求項169】
前記間隙率は、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つを軸方向に圧縮することによって減少させられる、請求項168に記載の方法。
【請求項170】
患者の血管中の動脈瘤を治療する方法であって、
該血管内において第1のステントを拡張することであって、該第1のステントを拡張した後に、該第1のステントは、該血管の動脈瘤の遠位の第1の場所から該動脈瘤の近位の第2の場所まで延在する、ことと、
該血管内において第2のステントを拡張することであって、該第2のステントを拡張した後に、該第2のステントは、該動脈瘤に実質的に隣接して設置され、該第1のステントは、該第2のステントに少なくとも部分的に重複する、ことと
を含む、方法。
【請求項171】
前記第1および第2のステントを通る前記動脈瘤の中への血流は、該第1のステントのみを通る該動脈瘤の中への血流よりも少ない、請求項170に記載の方法。
【請求項172】
前記第1のステントおよび前記第2のステントは、拘束されていないときに、実質的に同じ間隙率を有する、請求項170または171に記載の方法。
【請求項173】
それぞれのステントの一部分に沿って、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つの間隙率を調整することをさらに含む、請求項170または171に記載の方法。
【請求項174】
前記調整することは、前記間隙率を減少させることを含む、請求項173に記載の方法。
【請求項175】
前記間隙率は、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つを軸方向に圧縮することによって減少させられる、請求項174に記載の方法。
【請求項176】
患者の血管中の動脈瘤を治療する方法であって、
該血管内において第1のステントを拡張することであって、該第1のステントを拡張した後に、該第1のステントは、該血管の動脈瘤の遠位の第1の場所から該動脈瘤の近位の第2の場所まで延在する、ことと、
該血管内において第2のステントを拡張することであって、該第2のステントを拡張した後に、該第2のステントは、該血管の該動脈瘤の遠位の第3の場所から該動脈瘤の近位の第4の場所まで延在する、ことと
を含む、方法。
【請求項177】
前記第1および第2のステントを通る前記動脈瘤の中への血流は、該第1のステントのみを通る該動脈瘤の中への血流よりも少ない、請求項176に記載の方法。
【請求項178】
前記第1のステントおよび前記第2のステントは、拘束されていないときに、実質的に同じ間隙率を有する、請求項176または177に記載の方法。
【請求項179】
それぞれのステントの一部分に沿って、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つの間隙率を調整することをさらに含む、請求項176〜178のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項180】
前記調整することは、前記間隙率を減少させることを含む、請求項179に記載の方法。
【請求項181】
前記間隙率は、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つを軸方向に圧縮することによって減少させられる、請求項180に記載の方法。
【請求項182】
患者の血管中の動脈瘤を治療する方法であって、
該血管内において第1のステントを拡張することであって、該第1のステントを拡張した後に、該第1のステントは、該血管の動脈瘤の遠位の第1の場所から該動脈瘤の近位の第2の場所まで延在する、ことと、
該第1のステント内において第2のステントを拡張することと
を含む、方法。
【請求項183】
前記第1および第2のステントを通る前記動脈瘤の中への血流は、該第1のステントのみを通る該動脈瘤の中への血流よりも少ない、請求項182に記載の方法。
【請求項184】
前記第1のステントおよび前記第2のステントは、拘束されていないときに、実質的に同じ間隙率を有する、請求項182または183に記載の方法。
【請求項185】
それぞれのステントの一部分に沿って、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つの間隙率を調整することをさらに含む、請求項182〜184のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項186】
前記調整することは、前記間隙率を減少させることを含む、請求項185に記載の方法。
【請求項187】
前記間隙率は、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つを軸方向に圧縮することによって減少させられる、請求項186に記載の方法。
【請求項188】
患者の胸郭上血管中の動脈瘤を治療する方法であって、
該動脈瘤を有する該胸郭上血管内において、第1のステント近位端と、第1のステント遠位端とを有する第1のステントを拡張することであって、それにより、該第1のステントが、動脈瘤の近位の第1の場所から該動脈瘤の遠位の第2の場所まで延在する、ことと、
該第1のステント内において、第2のステント近位端と、第2のステント遠位端とを有する第2のステントを拡張させることであって、それにより、該第2のステントが、拡張され、該第1のステントに係合すると、該第2のステントは、該動脈瘤に実質的に隣接して軸方向に設置され、該第2のステント近位端は、該第1のステント近位端の遠位に設置され、該第2のステント遠位端は、該第1のステント遠位端の近位に設置され、それにより、該胸郭上血管から該動脈瘤の中への血流を妨げる、ことと
を含む、方法。
【請求項189】
前記第1および第2のステントを通る前記動脈瘤の中への血流は、該第1のステントのみを通る該動脈瘤の中への血流よりも少ない、請求項188に記載の方法。
【請求項190】
前記第1のステントおよび前記第2のステントは、拘束されていないときに、実質的に同じ間隙率を有する、請求項188または189に記載の方法。
【請求項191】
それぞれのステントの一部分に沿って、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つの間隙率を調整することをさらに含む、請求項188〜190のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項192】
前記調整することは、前記間隙率を減少させることを含む、請求項191に記載の方法。
【請求項193】
前記間隙率は、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つを軸方向に圧縮することによって減少させられる、請求項192に記載の方法。
【請求項194】
前記胸郭上血管は、大脳動脈を備える、請求項191〜193のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項195】
前記胸郭上血管は、総頸動脈、内頸動脈、外頸動脈、およびそれらの側枝のうちの少なくとも1つを備える、請求項194に記載の方法。
【請求項196】
患者の胸腔内血管中の動脈瘤を治療する方法であって、
該動脈瘤を有する該胸腔内血管内において、第1のステント近位端と、第1のステント遠位端とを有する第1のステントを拡張することであって、それにより、該第1のステントが、該動脈瘤の近位の第1の場所から該動脈瘤の遠位の第2の場所まで延在する、ことと、
該第1のステント内において、第2のステント近位端と、第2のステント遠位端とを有する第2のステントを拡張することであって、それにより、該第2のステントが、拡張され、該第1のステントに係合すると、該第2のステントは、該動脈瘤に実質的に隣接して軸方向に設置され、該第2のステント近位端は、該第1のステント近位端の遠位に設置され、該第2のステント遠位端は、該第1のステント遠位端の近位に設置され、それにより、該胸腔内血管から該動脈瘤の中への血流を妨げる、ことと
を含む、方法。
【請求項197】
前記第1および第2のステントを通る前記動脈瘤の中への血流は、該第1のステントのみを通る該動脈瘤の中への血流よりも少ない、請求項196に記載の方法。
【請求項198】
前記第1のステントおよび前記第2のステントは、拘束されていないときに、実質的に同じ間隙率を有する、請求項196または197に記載の方法。
【請求項199】
それぞれのステントの一部分に沿って、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つの間隙率を調整することをさらに含む、請求項196〜198のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項200】
前記調整することは、前記間隙率を減少させることを含む、請求項199に記載の方法。
【請求項201】
前記間隙率は、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つを軸方向に圧縮することによって減少させられる、請求項200に記載の方法。
【請求項202】
前記胸腔内血管は、上行大動脈、下行大動脈、大動脈弓、およびそれらの側枝のうちの少なくとも1つを備える、請求項196〜201のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項203】
前記下行大動脈は、胸大動脈、腹大動脈、およびそれらの側枝のうちの少なくとも1つを備える、請求項202に記載の方法。
【請求項204】
患者の胸郭下血管中の動脈瘤を治療する方法であって、
動脈瘤を有する該胸郭下血管内において、第1のステント近位端と、第1のステント遠位端とを有する第1のステントを拡張することであって、それにより、該第1のステントが、該動脈瘤の近位の第1の場所から該動脈瘤の遠位の第2の場所まで延在する、ことと、
該第1のステント内において、第2のステント近位端と、第2のステント遠位端とを有する第2のステントを拡張することであって、それにより、該第2のステントが、拡張され、該第1のステントに係合すると、該第2のステントは、該動脈瘤に実質的に隣接して軸方向に設置され、該第2のステント近位端は、該第1のステント近位端の遠位に設置され、該第2のステント遠位端は、該第1のステント遠位端の近位に設置され、それにより、該胸郭下血管から該動脈瘤の中への血流を妨げる、ことと
を含む、方法。
【請求項205】
前記第1および第2のステントを通る前記動脈瘤の中への血流は、該第1のステントのみを通る該動脈瘤の中への血流よりも少ない、請求項204に記載の方法。
【請求項206】
前記第1のステントおよび前記第2のステントは、拘束されていないときに、実質的に同じ間隙率を有する、請求項204または205に記載の方法。
【請求項207】
それぞれのステントの一部分に沿って、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つの間隙率を調整することをさらに含む、請求項204〜206のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項208】
前記調整することは、前記間隙率を減少させることを含む、請求項207に記載の方法。
【請求項209】
前記間隙率は、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つを軸方向に圧縮することによって減少させられる、請求項208に記載の方法。
【請求項210】
前記胸郭下血管は、腎動脈、総腸骨動脈、およびそれらの側枝のうちの少なくとも1つを備える、請求項204〜209のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項211】
患者の外側胸部血管中の動脈瘤を治療する方法であって、
動脈瘤を有する前記外側胸部血管内において、第1のステント近位端と、第1のステント遠位端とを有する第1のステントを拡張することであって、それにより、該第1のステントが、該動脈瘤の近位の第1の場所から該動脈瘤の遠位の第2の場所まで延在する、ことと、
該第1のステント内において、第2のステント近位端と、第2のステント遠位端とを有する第2のステントを拡張することであって、それにより、該第2のステントが、拡張され、該第1のステントに係合すると、該第2のステントが、該動脈瘤に実質的に隣接して軸方向に設置され、該第2のステント近位端が、該第1のステント近位端の遠位に設置され、該第2のステント遠位端が、該第1のステント遠位端の近位に設置され、それにより、該外側胸部血管から該動脈瘤の中への血流を妨げることと
を含む、方法。
【請求項212】
前記第1および第2のステントを通る前記動脈瘤の中への血流は、該第1のステントのみを通る該動脈瘤の中への血流よりも少ない、請求項211に記載の方法。
【請求項213】
前記第1のステントおよび前記第2のステントは、拘束されていないときに、実質的に同じ間隙率を有する、請求項211または212に記載の方法。
【請求項214】
それぞれのステントの一部分に沿って、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つの間隙率を調整することをさらに含む、請求項211〜213のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項215】
前記調整することは、前記間隙率を減少させることを含む、請求項214に記載の方法。
【請求項216】
前記間隙率は、前記第1および第2のステントのうちの少なくとも1つを軸方向に圧縮することによって減少させられる、請求項215に記載の方法。
【請求項217】
前記外側胸部血管は、上腕動脈、頸横動脈、肩甲上動脈、背側肩甲動脈、およびそれらの側枝のうちの少なくとも1つを備える、請求項211〜216のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項218】
血管の中の動脈瘤にステントを埋め込む方法であって、
近位部分と、遠位部分と、該近位部分と該遠位部分との間に延在する管腔とを備える細長い本体を提供することと、
動脈瘤を備える血管に該遠位部分を挿入することと、
該遠位部分が該動脈瘤に近接するまで、該血管内において該遠位部分を前進させることと、
該細長い本体に対して、該細長い本体の該管腔内において圧縮構成のステントを前進させることと、
該血管内において該ステントを拡張することであって、該拡張したステントは、該動脈瘤の遠位の第1の場所から該動脈瘤の近位の第2の場所まで延在する、ことと、
該ステントを拡張することの後に、該動脈瘤中の流量が画像上で少なくとも約30%閉塞したことを確認すると、該血管から該細長い本体を引き抜くことと
を含む、方法。
【請求項219】
前記引き抜くことは、前記動脈瘤が約30%と約70%との間で閉塞した後に発生する、請求項218に記載の方法。
【請求項220】
前記引き抜くことは、前記動脈瘤中の流量が約50%だけ閉塞した後に発生する、請求項218に記載の方法。
【請求項221】
前記引き抜くことは、前記動脈瘤中の流量が約70%だけ閉塞した後に発生する、請求項218に記載の方法。
【請求項222】
前記血管内において圧縮構成の第2のステントを前進させ、前記細長い本体を引き抜く前に該血管内において該第2のステントを拡張することをさらに含み、該第2のステントは、該動脈瘤の遠位の第3の場所から該動脈瘤の近位の第4の場所まで延在する、請求項218〜221のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項223】
前記第2のステントを拡張した後に、前記血管から前記細長い本体を引き抜く前に、前記動脈瘤中の流量が少なくとも約30%だけ閉塞したことを確認することをさらに含む、請求項222に記載の方法。
【請求項224】
動脈瘤を少なくとも部分的に遮断する方法であって、
送達デバイスの遠位部分が該動脈瘤に隣接するまで、血管内において該送達デバイスを前進させることと、
該動脈瘤を横断してステントを拡張することと、
該動脈瘤を撮像することと、
該ステントを拡張した後に、該動脈瘤の遮断の程度を決定することと、
該動脈瘤の本体が少なくとも約30%だけ遮断されていることを決定した後に、該血管から該送達デバイスを引き抜くことと
を含む、方法。
【請求項225】
前記引き抜くことは、前記動脈瘤の前記本体が約30%と約70%との間で遮断された後に発生する、請求項224に記載の方法。
【請求項226】
前記引き抜くことは、前記動脈瘤の前記本体が約50%だけ遮断された後に発生する、請求項224に記載の方法。
【請求項227】
前記引き抜くことは、前記動脈瘤の前記本体が約70%だけ遮断された後に発生する、請求項224に記載の方法。
【請求項228】
前記送達デバイスを引き抜く前に、前記動脈瘤を横断して第2のステントを拡張することをさらに含む、請求項224〜227のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項229】
前記第2のステントを拡張した後に、前記血管から前記細長い本体を引き抜く前に、前記動脈瘤の該本体が少なくとも約30%だけ遮断されているか否かを決定することをさらに含む、請求項228に記載の方法。
【請求項230】
動脈瘤を治療する方法であって、
送達デバイスの遠位部分が動脈瘤に隣接するまで、該動脈瘤を備える血管内において該デバイスを前進させることと、
該血管内において第1のステントを拡張することであって、該拡張した第1のステントは、該動脈瘤の第1の側面から該動脈瘤の第2の側面まで延在する、ことと、
該動脈瘤が少なくとも約30%だけ閉塞されていると決定すると、該血管から該送達デバイスを引き抜くことと
を含む、方法。
【請求項231】
前記決定することは、前記動脈瘤を撮像することを含む、請求項230に記載の方法。
【請求項232】
前記引き抜くことは、前記動脈瘤が約30%と約70%との間で閉塞されていることを決定した後に発生する、請求項230または231に記載の方法。
【請求項233】
前記引き抜くことは、前記動脈瘤が約50%だけ閉塞されていることを決定した後に発生する、請求項230または231に記載の方法。
【請求項234】
前記引き抜くことは、前記動脈瘤が約70%だけ閉塞されていることを決定した後に発生する、請求項230または231に記載の方法。
【請求項235】
前記第1のステントを拡張した後に、該拡張した第1のステント内で第2のステントを拡張することをさらに含む、請求項230〜234のうちのいずれかに記載の方法。
【請求項236】
前記第2のステントを拡張した後に、前記動脈瘤が少なくとも約30%だけ閉塞されていることを決定することをさらに含む、請求項235に記載の方法。
【請求項237】
前記送達デバイスを引き抜くことは、前記第1および第2のステントの両方を拡張した後、および該第2のステントの拡張後に該動脈瘤が少なくとも約30%だけ閉塞されていることを決定した後に、発生する、請求項236に記載の方法。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11A】
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【図11B】
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【図11C】
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【図11D】
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【図11E】
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【図11F】
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【図11G】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36A】
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【図36B】
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【図36C】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【公表番号】特表2012−523922(P2012−523922A)
【公表日】平成24年10月11日(2012.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−506179(P2012−506179)
【出願日】平成22年4月14日(2010.4.14)
【国際出願番号】PCT/US2010/031092
【国際公開番号】WO2010/120926
【国際公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【出願人】(501289751)タイコ ヘルスケア グループ リミテッド パートナーシップ (320)
【Fターム(参考)】