説明

包装箱

【課題】口部片を設けることなく蓋部を本体部に確実に係止でき、組み立ても容易なフリップトップカートンタイプの包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱1の上部を把持して上方に引き上げ、開封線9a、9bを破断することにより、包装箱1の開封線9a、9bよりも下側部分が内容物を収納する本体部20となり、開封線9a、9bよりも上側部分がヒンジ線10を介して本体部21を開閉自在に支持される蓋部21となる。蓋部21を回動させて開口23を閉じるとき、蓋部21の開口縁21aから突出する蓋部係止片13の先端両側を本体部20の開口縁20aの内側に差し込むことで、蓋部21は本体部20に係止され、閉状態で保持される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒンジ線を介して蓋部と本体部に区分され、蓋部を開閉可能な角筒状の紙製の包装箱に関し、特に蓋部の係止方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、角筒状箱体の上部に設けられた開封線を破断して開封し、箱体を開閉自在な蓋部と本体部に区分できる、いわゆるフリップトップカートンは、蓋部を開くと本体部の上部全体が解放され内容物が取り出しやすいため、菓子や煙草、小型医療器具等の種々の製品の容器として使用されている。
【0003】
上記のようなフリップトップカートンでは、開封後に再び蓋部を閉じて容器として使用する場合、蓋部と本体部との間のヒンジの弾性力(復元力)によって蓋部が開いてしまうという問題点があった。
【0004】
通常は、本体部の開口縁から突出する口部片を形成し、蓋部を口部片に被せることで蓋部を本体部に係止している。また、特許文献1には、口部片に、両側に対向する案内部片と、案内部片の内側端縁間に形成された差込空間とを設け、差込空間の内方に案内部片の内側端縁に続く切溝をそれぞれ形成するとともに対向する切溝により画成され口縁が差込空間に臨む掛止片を形成し、開閉自在な蓋部の端縁を掛止片に掛止させて本体部に確実に係止する方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第3056312号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、本体部の開口縁に口部片を形成するためには、箱体を組み立てるシート材に本体部側面と略同一の大きさの口部片部分を設けておく必要があり、箱体の材料コストが高くなるという問題点があった、また、特許文献1の方法では、口部片の構成が複雑であり、コストアップに加えて組み立て作業性の低下に繋がるという問題点があった。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑み、口部片を設けることなく蓋部を本体部に確実に係止でき、組み立ても容易なフリップトップカートンタイプの包装箱を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明は、前面板、後面板、左右一対の側面板、天面板及び底面板を有する角筒状箱体と、該角筒状箱体の後面板に形成されるヒンジ線と、前記角筒状箱体の前面板及び側面板に形成され、両端が前記ヒンジ線と連結される開封線と、を備え、前記ヒンジ線及び前記開封線によって、内容物を収納する前記底面板を含む本体部と、該本体部を開閉可能な前記天面板を含む蓋部と、に区分される包装箱において、前記蓋部には前記前面板の内面に沿って蓋部係止片が設けられており、前記蓋部を閉じた状態で、前記蓋部の開口縁から突出する前記蓋部係止片の先端の少なくとも一部が前記本体部の開口縁内側に差し込まれることを特徴としている。
【0009】
また本発明は、上記構成の包装箱において、前記前面板に形成された前記開封線は、前記前面板の下方に向かって凸となるように湾曲しており、前記蓋部係止片の先端部両側が前記本体部の開口縁内側に差し込まれることを特徴としている。
【0010】
また本発明は、上記構成の包装箱において、前記前面板に形成された前記開封線は、前記前面板の上方に向かって凸となるように湾曲しており、前記蓋部係止片の先端部略中央が前記本体部の開口縁内側に差し込まれることを特徴としている。
【0011】
また本発明は、上記構成の包装箱において、前記前面板の前記開封線よりも上側部分には、前記前面板から切り起こし可能なフック部が形成されており、前記蓋部係止片は前記前面板の内側から前記フック部を完全に覆うように設けられることを特徴としている。
【0012】
また本発明は、上記構成の包装箱において、前記蓋部係止片は、前記角筒状箱体を構成する前記前面板、後面板、側面板、天面板及び底面板と共に、1枚のシート材から一体形成されることを特徴としている。
【0013】
また本発明は、上記構成の包装箱において、前記前面板の上端に連設され、前記天面板の裏面に接着される接着片が設けられており、前記蓋部係止片は、前記接着片の先端に延設されることを特徴としている。
【発明の効果】
【0014】
本発明の第1の構成によれば、蓋部の開口縁から突出する蓋部係止片の先端の少なくとも一部が本体部の開口縁内側に差し込まれることにより、蓋部を閉状態で確実に保持することができる。また、従来のように本体部の開口縁に口部片を形成する必要がないため、包装箱の構造や組み立て作業も簡素化される。
【0015】
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の包装箱において、蓋部の閉動作に伴い、前面板の下方に向かって凸となるように湾曲した蓋部の開口縁両端から突出する蓋部係止片の先端両側が、本体部の開口縁と干渉しながら徐々に撓んで本体部の開口縁の両端部と係合する。従って、蓋部を閉じる通常の動作を行うだけで蓋部を確実に係止することができる使用性にも優れた包装箱となる。
【0016】
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1の構成の包装箱において、前面板の上方に向かって凸となるように湾曲した蓋部の開口縁の略中央(凹部)から突出する蓋部係止片が、上方に向かって凸状に湾曲した本体部の開口縁の中央(凸部)と係合する。従って、蓋部係止片と本体部の開口縁との係合が外れにくく、蓋部を閉状態で確実に保持可能となる。
【0017】
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1乃至第3のいずれかの構成の包装箱において、前面板の開封線よりも上側部分に、前面板から切り起こし可能なフック部を形成し、蓋部係止片を前面板の内側からフック部を完全に覆うように設けることにより、フック部の使用によって形成される穴を蓋板係止片が内側から塞ぐ役割を果たす。従って、包装箱のデザイン性の低下や、包装箱からの内容物の漏出、包装箱内部への異物の進入を効果的に防止することができる。
【0018】
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第4のいずれかの構成の包装箱において、蓋部係止片は、角筒状箱体を構成する前面板、後面板、側面板、天面板及び底面板と共に、1枚のシート材から一体形成されることにより、包装箱の部材点数を削減するとともに組み立て工程も簡素化できる。
【0019】
また、本発明の第6の構成によれば、上記第5の構成の包装箱において、前面板の上端に連設され、天面板の裏面に接着される接着片が設けられており、蓋部係止片は、接着片の先端に延設されることにより、組み立て前のシート材において蓋部係止片を効率よく配置して打ち抜きに必要なシート材の面積を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の第1実施形態に係る包装箱の展開図
【図2】第1実施形態の包装箱の開封前の状態を示す斜視図
【図3】図2における蓋部付近の部分断面図
【図4】第1実施形態の包装箱の開封後の状態を示す斜視図
【図5】図4における蓋部付近の部分断面図
【図6】第1実施形態の包装箱のフック部を切り起こした状態を示す斜視図
【図7】本発明の第2実施形態に係る包装箱の展開図
【図8】第2実施形態の包装箱を開封した状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る包装箱の展開図であり、図2は、第1実施形態の包装箱の開封前の状態を示す斜視図、図3は、図2における蓋部付近の部分断面図(図2のA−A断面)である。各図において共通する部分には同一の符号を付している。
【0022】
図1に示すように、包装箱1は所定の形状に打ち抜いた1枚のシート(厚紙)から組み立てられ、前面板2と、前面板2の左側端に折り線を介して順次連なる左側面板3a、後面板4、右側面板3bと、後面板4の上下に折り線を介して連なる天面板5、底面板6を有している。なお、図1では山折り線を破線で、谷折り線を一点鎖線で示している。
【0023】
前面板2の上端には、天面板5の裏面に接着される接着片7aが折り線を介して連設され、前面板2の下端には、底面板6の裏面に接着される接着片7bが折り線を介して連設されている。また、前面板2の右側端には、右側面板3bの裏面に接着される接着片7cが折り線を介して連設されている。また、左側面板3a、右側面板3bの上端及び下端にはフラップ8が連設されている。
【0024】
また、左側面板3aから前面板2の上部を横断して接着片7cに至る開封線9aが形成されており、左側面板3aには開封線9bが形成されている。開封線9bは、包装箱1を組み立てたとき接着片7cに形成された開封線9aと重なる位置に形成されている。後面板4の上部には、開封線9a、9bの端部を連結するようにヒンジ線10が形成されている。前面板2を横断する開封線9aは、前面板2の下方に向かって凸となる緩やかなカーブを描いている。
【0025】
接着片7aの前面板2と反対側には、山折り線11を介して蓋部係止片13が連設されている。蓋部係止片13には山折り線11と平行な谷折り線15が形成されている。蓋部係止片13の先端から谷折り線15までの寸法L1は、前面板2の上端から開封線9aの中央までの寸法L2と略同一となっている。前面板2の開封線9aよりも上側には、弓型に湾曲したミシン目で囲まれたフック部17と、フック部17の下方に連続する切り欠き19とが形成されている。
【0026】
図1〜図3を用いて包装箱1の組み立て手順について説明する。先ず、前面板2に順次連なる左側面板3a、後面板4、右側面板3b、及び接着片7cを折り線に沿って折り曲げ、右側面板3bの内側に接着片7cを接着する。次に、後面板4に連なる天面板5、底面板6、前面板2に連なる接着片7a、7b、左側面板3a及び右側面板3bに連なる4枚のフラップ8を折り線に沿って折り曲げ、底面板6の内側に接着片7bを接着する。
【0027】
次に、図3に示すように、接着片7aに連なる蓋部係止片13を山折り線11及び谷折り線15に沿って折り曲げる。即ち、蓋部係止片13は接着片7a及び前面板2の内側面に沿って断面L字状に折り曲げられる(図3にハッチングで表示)。そして、内容物(図示せず)を充填した後、接着片7aの外側面を天面板5の裏面に接着して包装箱1を封止する。このようにして、図2のような包装箱1が組み立てられる。
【0028】
内容物を取り出すときは、包装箱1の上部を把持して上方に引き上げることにより開封線9a、9bを破断する。これにより、包装箱1の開封線9a、9bよりも下側部分が内容物を収納する本体部20となり、開封線9a、9bよりも上側部分がヒンジ線10を介して本体部21を開閉自在に支持される蓋部21となる。
【0029】
図4は、包装箱1を開封した状態を示す斜視図であり、図5は、図4における蓋部付近の部分断面図である。開封線9a、9bを破断し、ヒンジ線10を軸として蓋部21を上方向に回動させることにより、図4に示すように本体部20の上部に開口23が形成されて内容物の取り出しが可能となる。内容物を所定量取り出した後は、蓋部21を下方向に回動させて開口23を閉じる。
【0030】
前述したように、前面板2を横断する開封線9a(図2参照)は、包装箱1の下方に向かって凸となっており、開封線9aを破断した後の蓋部21の前面の開口縁21aも下方に向かって凸となる。一方、蓋部係止片13は、図1に示すように矩形状をなしている。そのため、図4及び図5に示すように、蓋部係止片13の先端両側が蓋部21の開口縁21aから突出している。
【0031】
そこで、蓋部21を回動させて開口23を閉じるとき、蓋部係止片13の先端両側を本体部20の開口縁20aの内側に差し込むことで、蓋部21は本体部20に係止され、閉状態で保持される。この構成により、包装箱1を開封した後も蓋部21を閉状態で確実に保持可能となるため、内容物の漏出や異物の進入を防止することができる。
【0032】
なお、本体部20の開口縁20aは緩やかな円弧状をなしており、蓋部係止片13は蓋部21の開口縁21aの中央から両端部に向かって徐々に突出しているため、蓋部21の閉動作に伴い、蓋部係止片13の先端両側が本体部20の開口縁20aに干渉しながら徐々に撓んで開口縁20aの内側に差し込まれる。
【0033】
従って、蓋部21を閉じる通常の動作を行うだけで蓋部21を確実に係止することができ、本体部20や蓋部21を変形させるなどの特別な操作を行う必要もない使用性にも優れた包装箱となる。
【0034】
さらに、包装箱1をハンガーに吊り下げて陳列する場合は、図6に示すように、切り欠き19に指を差し入れてミシン目を破断し、フック部17を切り起こして使用する。このとき、包装箱1の前面板2に形成された切り欠き19はフック部17の切り起こされた部分まで拡大されるため、包装箱1に大きな穴が開くことになる。
【0035】
しかし、本実施形態の構成では、前面板2の内面に沿って存在する蓋板係止片13が切り欠き19を内側から塞ぐ役割を果たす。従って、包装箱1のデザイン性の低下や、包装箱1からの内容物の漏出、包装箱1内部への異物の進入を効果的に防止することができる。
【0036】
図7は、本発明の第2実施形態に係る包装箱の展開図であり、図8は、第2実施形態の包装箱を開封した状態を示す斜視図である。第1実施形態と共通する部分には同一の符号を付している。本実施形態においては、前面板2を横断する開封線9aは、前面板2の上方に向かって凸となる緩やかなカーブを描いており、矩形状の蓋部係止片13は蓋部21の開口縁21aの略中央(凹部)から突出している。なお、包装箱1の展開図、開封前の状態、組み立て及び開封手順については第1実施形態と同様であるため説明は省略する。
【0037】
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、蓋部21を回動させて開口23を閉じるとき、蓋部係止片13の先端中央部を本体部20の開口縁20aの内側に差し込むことにより、包装箱1を開封した後も蓋部21を閉状態で確実に保持可能となるため、内容物の漏出や異物の進入を防止することができる。
【0038】
また、蓋板係止片13が切り欠き19を内側から塞ぐため、フック部17を使用する際の包装箱1のデザイン性の低下や、包装箱1からの内容物の漏出、包装箱1内部への異物の進入を効果的に防止することができる。
【0039】
なお、本実施形態では、蓋部係止片13の先端中央部を本体部20の開口縁20aの凸部分に差し込むため、蓋部21を閉じる際に本体部20或いは蓋部21を若干撓ませる必要がある。しかし、蓋部21を閉じた後は第1実施形態よりも蓋部係止片13と開口縁20aとの係合が外れにくいため、第1実施形態に比べて蓋部21の確実な保持が可能となる。
【0040】
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記各実施形態では、蓋部係止片13を接着片7aの先端に延設しているが、これに限定されず、天面板5の先端に延設しても良い。また、蓋部係止片13を別部材として前面板2の内面に固定しても良い。
【0041】
また、包装箱1の形状や大きさについても特に制限はなく、上述したような縦長直方体状のものに代えて、平面視正方形状や横長状の包装箱にも適用することもできる。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明は、ヒンジ線及び開封線によって蓋部と本体部とに区分され、蓋部を開閉可能な角筒状の紙製包装箱に利用可能であり、蓋部に前面板の内面に沿って蓋部係止片を設け、蓋部を閉じた状態で、蓋部係止片の先端の少なくとも一部が本体部の開口縁内側に差し込まれるようにしたものである。
【0043】
本発明の利用により、蓋部を本体部に確実に係止でき、組み立ても容易なフリップトップカートンタイプの包装箱を提供することができる。
【符号の説明】
【0044】
1 包装箱
2 前面板
3a 左側面板
3b 右側面板
4 後面板
5 天面板
6 底面板
7a〜7c 接着片
8 フラップ
9a、9b 開封線
10 ヒンジ線
11 山折り線
13 蓋部係止片
15 谷折り線
17 フック部
19 切り欠き
20 本体部
20a 開口縁(本体部)
21 蓋部
21a 開口縁(蓋部)
23 開口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前面板、後面板、左右一対の側面板、天面板及び底面板を有する角筒状箱体と、
該角筒状箱体の後面板に形成されるヒンジ線と、
前記角筒状箱体の前面板及び側面板に形成され、両端が前記ヒンジ線と連結される開封線と、を備え、
前記ヒンジ線及び前記開封線によって、内容物を収納する前記底面板を含む本体部と、該本体部を開閉可能な前記天面板を含む蓋部と、に区分される包装箱において、
前記蓋部には前記前面板の内面に沿って蓋部係止片が設けられており、前記蓋部を閉じた状態で、前記蓋部の開口縁から突出する前記蓋部係止片の先端の少なくとも一部が前記本体部の開口縁内側に差し込まれることを特徴とする包装箱。
【請求項2】
前記前面板に形成された前記開封線は、前記前面板の下方に向かって凸となるように湾曲しており、前記蓋部係止片の先端部両側が前記本体部の開口縁内側に差し込まれることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
【請求項3】
前記前面板に形成された前記開封線は、前記前面板の上方に向かって凸となるように湾曲しており、前記蓋部係止片の先端部略中央が前記本体部の開口縁内側に差し込まれることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
【請求項4】
前記前面板の前記開封線よりも上側部分には、前記前面板から切り起こし可能なフック部が形成されており、前記蓋部係止片は前記前面板の内側から前記フック部を完全に覆うように設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の包装箱。
【請求項5】
前記蓋部係止片は、前記角筒状箱体を構成する前記前面板、後面板、側面板、天面板及び底面板と共に、1枚のシート材から一体形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の包装箱。
【請求項6】
前記前面板の上端に連設され、前記天面板の裏面に接着される接着片が設けられており、前記蓋部係止片は、前記接着片の先端に延設されることを特徴とする請求項5に記載の包装箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−71855(P2012−71855A)
【公開日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−217003(P2010−217003)
【出願日】平成22年9月28日(2010.9.28)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【Fターム(参考)】