説明

印刷システム、サーバ装置、印刷装置および印刷装置の使用方法

【課題】印刷装置の消費電力を削減することができる印刷システムを提供する。
【解決手段】 印刷装置1とサーバ装置SSを有する印刷システムであり、印刷装置1は、印刷装置に関する使用情報を収集する記憶部14を有しており、サーバ装置SSは、印刷装置と通信を行う通信部35と、通信部を介して印刷装置が収集した使用情報を取得して集計する集計部32と、集計した使用情報に基いて印刷装置の使用について推奨する推奨情報を生成して通信部を介して印刷装置に供給する生成部33をもつ印刷システム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、印刷装置に消費電力を低減させる推奨情報を提供する印刷システム、サーバ装置、印刷装置および印刷装置の使用方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ラベルプリンタの消費電力については、メーカが最大消費電力を仕様書等で報告されているだけである。従って、ユーザは、通常の印刷において消費電力を意識することなく、印刷を実施している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−209514号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のラベルプリンタにおいては、その消費電力は、仕様書等に最大消費電力が記載されている程度であるため、ユーザが通常の印刷において消費電力を把握したいと考えても、ユーザ自身が独自に電力量を測定する機器をプリンタに設置して測定するぐらいしか方法がない。また、ユーザが消費電力量を測定したとしても、この消費電力量に基づいて、消費電力を削減する具体的な方法を知ることはできない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
課題を解決する一実施形態は、
印刷装置とサーバ装置を有する印刷システムであって、
前記印刷装置は、使用情報を収集する記憶部を有しており、
前記サーバ装置は、前記印刷装置と通信を行う通信部と、
前記通信部を介して前記印刷装置が収集した前記使用情報を取得して集計する集計部と、
前記集計部が集計した前記使用情報に基いて、前記印刷装置の使用について推奨する推奨情報を生成し前記通信部を介して前記推奨情報を前記印刷装置に供給する生成部を有することを特徴とする印刷システムである。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の一実施形態に係る印刷装置の外観の一例を示す外観図。
【図2】同印刷装置における操作部および表示部の一例を示す外観図。
【図3】同印刷装置における電気的構成の一例を示すブロック図。
【図4】本発明の一実施形態に係る印刷システムの構成の一例を示すブロック図。
【図5】同印刷システムにおける推奨処理の一例を示すフローチャート。
【図6】同印刷システムにおける推奨処理の一例を示すフローチャート。
【図7】同印刷システムにおける推奨情報の算出方法の一例を示すグラフ。
【図8】同印刷システムにおける推奨情報の一例を示す表示画面。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
この発明の実施形態である印刷システムにおいては、印刷装置1の使用情報(サプライ、稼働時間、運用時間、電力量)を計測して、客先の外部に設けている消費電力集計サーバSSに送信する。ここで、使用情報とは、印刷装置1の使用環境をどのように設定して、その使用環境の中で印刷装置1をどのように使用するかを具体的に示した情報である。また、サプライとはインクリボンや用紙等の消耗品、稼働時間とは印刷装置1が実際に稼動している時間、運用時間とは印刷装置1を運用している時間(稼働時間+待機時間)、電力量とは印刷装置1の使用時の電力量を示している。
【0008】
消費電力集計サーバSSは、複数の印刷装置からの個別の運用環境の情報を集計し、最も消費電力が低減できるパターンを算出する。印刷装置1では、消費電力の低減が可能になる推奨情報を消費電力集計サーバSSから受信することで、複数の使用環境の機能比較、または、消費電力を抑制した印刷装置1の使い方や印字の設定条件をユーザに提供することができる。
【0009】
本発明の一実施形態に係る印刷システムを図1乃至図4を用いて、以下に詳細に説明する。印刷装置1は、図1乃至図4において、全体の動作を制御する制御部11と、ユーザの操作を受けて操作信号を制御部11等に供給する印刷装置1の正面に設けられた操作部12と、後述する操作メニュ等を表示する液晶画面等を用いた表示部13と、操作情報や設定情報、動作プログラム等が格納されたROM(Read Only Memory)や、操作情報や設定情報、動作プログラム、そして、上述した使用情報等が格納されるRAM(Random Access Memory)やフラッシュROM等による記憶部14と、使用情報(サプライ、稼働時間、運用時間、電力量)を計測し編集して記憶部14に格納する使用情報生成部15と、外部の例えばユーザが使用するホストコンピュータHや後述する消費電力集計サーバSSと通信を行うための通信部16(具体的には、有線通信(RS−232C、セントロ、USB機能、LAN)や無線通信(IrDA、Bluetooth(登録商標)、Wireless Lan)等)と、制御部11の制御下においてラベル等の記録媒体に印刷を行うサーマルヘッド17と、ラベル等の記録媒体を貼付した台紙等を搬送するモータである台紙搬送モータ18と、プリンタの稼働時間や動作運用時間を計測するためのRTC(Real Time Clock)19を有している。RTC19は、プリンタの消費電力量を、予め測定した測定値に基づいて簡易的に計測できる機能をもっている。
【0010】
また、操作部12は、図2に示すように、上方向カーソルキー21と、左方向カーソルキー22と、右方向カーソルキー23と、下方向カーソルキー24と、キャンセルキー25と、エンターキー26と、ポーズ(Pause)キー27を有する。
【0011】
このような構成をもつ印刷装置1は、図4に示すように、消費電力集計サーバSSだけではなく、客先システムとして、ネットワーク内において、ネットワークサーバNSと、ユーザが操作するための印刷用ホストコンピュータH等が通信可能である。
【0012】
また、消費電力集計サーバSSは、全体の動作を制御する制御部31と、複数の印刷装置1から供給された複数の使用情報を集計する集計部32と、集計した使用情報に基づいて消費電力を最小とする等の推奨情報を生成し、推奨情報を印刷装置1等に供給する生成部33と、印刷装置1と無線通信または有線通信により通信を行う通信部35と、使用情報や推奨情報、各種動作プログラム等を格納する記憶部34を有している。
【0013】
このような構成をもつ印刷装置1は、制御部11の制御下において、操作部12または印刷用ホストコンピュータHからの操作に従って、一例として、台紙に貼付されたラベルにサーマルヘッド17により例えば価格情報等を印字して、台紙搬送モータ18により台紙を搬送し、印字されたラベル等の記録媒体を外部に排出する。このときの操作の一例としては、ユーザが図2に示す上方向カーソルキー21、左方向カーソルキー22、右方向カーソルキー23、下方向カーソルキー24、キャンセルキー25、エンターキー26等を用いながら、操作メニュを操作して行うものである。
【0014】
上述した印刷システムにおいては、消費電力集計サーバSSは、複数の印刷装置1から収集した使用情報(サプライ、稼働時間、運用時間、電力量)に基づいて、最も消費電力が低減できる推奨情報を生成し、これを各印刷装置1に供給したり、推奨情報に基づいて動作環境を設定したりする推奨処理を行う。以下に、図5乃至図8を用いて、この推奨処理を詳細に説明する。
【0015】
図4に示す印刷システムにおいては、初めに、消費電力集計サーバSSが通信部35を介して使用情報の送付を要求する要求信号を印刷装置1に送信する(ステップS1)。この要求信号の送信は、不定期なものでもよいが、1日1回、1週間に1回等の定期的なものでもよい。
【0016】
次に、使用情報の処理方法の具体例を以下に説明する。すなわち、印刷装置1は、印刷を行う環境を登録できるフラッシュROM等の記憶領域を内蔵している。印刷装置1の制御部11および使用情報生成部15は、記憶部14等の登録領域に印刷で使用している環境として使用リボン、使用用紙、使用温度、製品情報(オプション含む)、通信部を登録すると共に、使用状況を使用情報として記憶する。印刷装置1の制御部11および使用情報生成部15は、消費電力集計サーバSSからの要求信号に応じて、ネットワークサーバ・外部WAN(Wide Area Network)を介して消費電力集計サーバSSとの接続を行い、記憶部14に登録され記憶された使用情報を消費電力集計サーバSSに送信する(ステップS3)。消費電力集計サーバSSの通信部35は、印刷装置1からの使用情報を受信し(ステップS4)、集計部32は、複数の印刷装置1からの複数の使用情報を集計する(ステップS5)。
【0017】
ここで、使用情報の概要を以下に列記する。すなわち、使用情報には、事前登録情報と、運用中情報とがある。事前登録情報とは、印刷装置1を運用する以前に設定が可能な情報であり以下のようにサプライ情報や動作環境・稼働環境をいい、運用中情報は運用が開始してから決まっていく印字率等の動作環境・印刷時間等の稼働環境をいう。
【0018】
(A)事前登録情報
(1)サプライ情報
ラベル紙、タグ紙、レシート紙のメーカ名、型番
リボンのメーカ名、型番
(2)動作環境
プリンタの構成(標準型番、オプション品の有無等)
(3)稼働環境
システム稼働台数
印刷に使用するインタフェース情報
稼働時間
1日の使用枚数
使用温度範囲
(B)運用中情報
(1)動作環境 プリンタの印刷構成(印字率)
(2)稼働環境
印刷に使用するインタフェース情報
印刷時間/空き時間(印刷時間は印刷を実行している時間、空き時間は印刷を実行していない時間であり、『印刷時間/空き時間』は、待機比率を示している。)
電源オンからの印刷枚数
使用温度
消費電力集計サーバSSは、複数の印刷装置1から受信した上記の使用情報の集計結果に基づいて、既存の集計データと比較を行い、以下のような類似環境における推奨情報(消費電力情報)を算出する(ステップS6)。
【0019】
(1)使用サプライによる使用電力量情報(使用環境別)
(2)機器構成による使用電力量情報
(3)推奨設定情報(各パラメータのリミッタ情報)
なお、これらの情報は、個別または比較の情報表示が可能である。
【0020】
消費電力集計サーバSSは、これらの推奨情報(消費電力情報)を、それぞれの印刷装置1に供給する(ステップS7)。印刷装置1の通信部16は、この推奨情報(消費電力情報)を受信する(ステップS8)。制御部11は、推奨情報を記憶部14に保存する。また、制御部11は、表示部13にこれらの推奨情報(消費電力情報)を表示することでユーザに提示する(ステップS9)。
【0021】
推奨情報の算出方法の一つとして、図7に示すような消費電力と周囲温度との関係を示すグラフを利用する方法がある。図7は、印字率を30%に固定した場合の各印刷装置1から集計した周囲温度と消費電力との関係を描いたテーブルである。このテーブルに基づき、周囲温度と選択するリボンの種類に応じて、消費電力が推定することができる。また、目標とする消費電力が決まれば、これに応じて推奨されるリボンの種類が特定されていく。
【0022】
図7においては、周囲温度に応じて消費電力が変化することがわかる。具体的には、周囲温度が20℃の場合、リボンCを使用すると、一番消費電力が小さい、周囲温度60℃の場合、リボンBを使用すると、一番消費電力が小さいこととなる。このような集計テーブルに基づいて、例えば、印字率が30%、周囲温度が20℃の際に印字を行った場合、一番消費電力が小さいものとなるリボンとしてリボンCとなる。このリボンCを推奨情報として提供する。
【0023】
また、その他の算出方法として、各リボン毎に重み付け(点数化)を行う、または、単位時間当たりの印刷発行量を基準として算出する等の方法がある。
【0024】
推奨情報の一例として、図8(a),(b)のように推奨情報として、推奨されるべき周囲温度、印字率、稼動/待機比率80%、発光モードが示されている。推奨情報は、何パターンかがユーザに示されることが望ましく、(a),(b)は、4パターンの内の2パターンを示した図である。周囲温度、印字率、稼働率(待機率)については、平均値を表示するが、周囲温度、印字率、稼働率(待機率)がとる値の範囲を示してもよい。推奨画面は、(a)のように全てを表示してもよいが、一部をディスプレイに表示し、残りの画面は、キースクロールすることで、下の画面が例えば、1行ずつ3行毎に表示されるようにしてもよい。
【0025】
また、この推奨情報は、印刷装置1において、警報(アラート)を発生させるか否かを比較処理により判断する際の基準レベルとして与えられる。すなわち、印刷装置1の制御部11は、供給された推奨情報を記憶部14等に格納し、この推奨情報に基づいてアラートレベルを任意に設定することにより、使用中の印刷装置1の各パラメータが、設定したアラートレベルよりも一定数値以上の乖離が発生した場合に、即座に表示部13であるLCD(Liquid Crystal Display)またはLED(Lighting Emitting Diode)または印刷用ホストコンピュータH等を介して、ユーザへ警告を行うことにより、推奨情報が推奨する値を遵守することにより、消費電力を抑制することが可能となる。
【0026】
また、印刷装置1は、図6のフローチャートが示すように、与えられた推奨情報に基づく動作設定を行うことで、より確実な消費電力の抑制を行うことができる。すなわち、一例として、印刷装置1の制御部11は、消費電力集計サーバSSから推奨情報を受信すると、この内容を実行するべく動作設定することの提案を表示部13に表示する(ステップS9’)。ここで、ユーザがこの提案を受け入れて、操作部12・表示部13に対して『設定します』等の操作を行うことで、推奨情報の提案は設定され、消費電力を低減させる(ステップS10)。このとき、印刷装置1の制御部11は、設定された情報を表示部13に表示する(ステップS11)。
【0027】
推奨情報の提案とは、具体的には、使用するサプライに応じた濃度微調設定値の制限値を設けたり、印字速度を低速にしたり、未使用のオプションの電源を落とす、低消費電力状態への移行時間の短縮を行う等である。また、例えば、プリンタの動作モードにおいて剥離モードを使用しない設定とした場合は、剥離センサ等は使用しないこととなるので、この剥離センサの機能をオフすることにより省電力化を図る。このような設定処理によって、消費電力の抑制を実現することが可能になる。また消費電力の低減に寄与できる用紙やインクリボン等の把握や提案をすることができる。
【0028】
なお、ステップS9’では、表示部13に表示し、ユーザからの承認があってから推奨情報を設定するとあるが、ユーザからの承認・指示信号がなくとも、消費電力集計サーバSSから推奨情報を受けると、制御部11がこの推奨情報に従って各設定を強制的に行うことも可能である。このように強制的な設定を行うことで消費電力の抑制が確実となり、ユーザの操作の手間も不要となる。
【0029】
以上記載した様々な実施形態は複数同時に実施することが可能であり、これらの記載により、当業者は本発明を実現することができるが、さらにこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
【符号の説明】
【0030】
1…印刷装置、11…制御部(推奨情報処理部)、12…操作部、13…表示部、14…記憶部、15…使用情報生成部、16…通信部、17…サーマルヘッド、18…台紙搬送モータ、SS…消費電力集計サーバ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
印刷装置とサーバ装置を有する印刷システムであって、
前記印刷装置は、使用情報を収集する記憶部を有しており、
前記サーバ装置は、前記印刷装置と通信を行う通信部と、
前記通信部を介して前記印刷装置が収集した前記使用情報を取得して集計する集計部と、
前記集計部が集計した前記使用情報に基いて、前記印刷装置の使用について推奨する推奨情報を生成し前記通信部を介して前記推奨情報を前記印刷装置に供給する生成部を有することを特徴とする印刷システム。
【請求項2】
前記生成部は、前記印刷装置が使用する印字媒体またはリボンの種類、または、前記印刷装置の印字率の内の少なくとも一つを含む印字条件に関する推奨情報を生成することを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
【請求項3】
前記生成部は、前記印刷装置の推奨情報を、周囲温度または稼働率または待機比率の内の少なくとも一つに基いて生成することを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
【請求項4】
前記生成部は、前記印刷装置の消費電力を削減させるための推奨情報を生成することを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
【請求項5】
前記印刷装置は、前記サーバ装置から供給された推奨情報を画面に表示し、該推奨情報を承認する指示信号を受けると、該推奨情報に応じて動作条件を変更することを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
【請求項6】
外部の印刷装置と通信を行う通信部と、
前記通信部を介して前記印刷装置から該印刷装置のサプライまたは稼働時間または運用時間または電力量の内の少なくとも一つを含む使用情報を収集して集計する集計部と、
前記集計部の集計結果に基いて、前記印刷装置の使用について推奨する推奨情報を生成して前記通信部を介して前記印刷装置に供給する生成部と、
を具備することを特徴とするサーバ装置。
【請求項7】
前記生成部は、前記印刷装置が使用する印字媒体またはリボンの種類、または、前記印刷装置の印字率の内の少なくとも一つを含む印字条件に関する推奨情報を生成することを特徴とする請求項6記載のサーバ装置。
【請求項8】
前記生成部は、前記印刷装置の推奨情報を、周囲温度または稼働率または待機比率の内の少なくとも一つに基いて生成することを特徴とする請求項6記載のサーバ装置。
【請求項9】
前記生成部は、前記印刷装置の消費電力を削減させるための推奨情報を生成することを特徴とする請求項6記載のサーバ装置。
【請求項10】
前記集計部は、設定された時間間隔に従って、前記印刷装置から前記使用情報を定期的に収集することを特徴とする請求項6記載のサーバ装置。
【請求項11】
サプライまたは稼働時間または運用時間または電力量の内の少なくとも一つを含む使用情報を収集する記憶部と、
外部のサーバ装置から前記使用情報の供給を要求されると、前記記憶部が収集した前記使用情報を通信を介して前記サーバ装置に供給する供給部と、
を具備することを特徴とする印刷装置。
【請求項12】
前記記憶部は、該印刷装置の稼働時間または運用時間を計測するためのリアルタイムクロックを実装していることを特徴とする請求項11記載の印刷装置。
【請求項13】
前記サーバ装置から供給された推奨情報を画面に表示し、該推奨情報を承認する指示信号を受けると、該推奨情報に応じて動作条件を変更する制御部を更に有することを特徴とする請求項11記載の印刷装置。
【請求項14】
前記推奨情報は、該印刷装置が使用する印字媒体またはリボンの種類、または、前記印刷装置の印字率の内の少なくとも一つを含む印字条件に関する推奨情報であることを特徴とする請求項13記載の印刷装置。
【請求項15】
前記推奨情報は、前記印刷装置の周囲温度または稼働率または待機比率の内の少なくとも一つに基いて生成されたことを特徴とする請求項13記載の印刷装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−58774(P2012−58774A)
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−198187(P2010−198187)
【出願日】平成22年9月3日(2010.9.3)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】