説明

印刷画像作成装置、印刷画像作成方法、プログラムおよびテープ印刷装置

【課題】複数の言語で横書きに併記した複数の定型文字列から成るテキストを一括に縦書き変換しても、横書き表記言語の定型文字列を縦書きに変換することのない印刷画像作成装置、印刷画像作成方法、プログラムおよびテープ印刷装置を提供する。
【解決手段】縦横表記言語および/または横表記言語で表記された各言語別定型文字列を縦書きに変換する場合、各言語別定型文字列が、縦横表記言語で作成された縦書き可能文字列または横表記言語で作成された縦書き不能文字列であるかを判別すると共に、縦書き可能文字列である場合には、縦書き変換を実行し、縦書き不能文字列である場合には、縦書き変換を実行しないことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷テープに印刷される印刷画像を編集するための印刷画像作成装置、印刷画像作成方法、プログラムおよびテープ印刷装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の印刷画像作成装置として、印刷テープの長さ方向に縦書きに印刷される文字列に対し、任意の文字列を幅方向に横書きに変換するものが知られている。これによれば、任意の文字列を選択し、これを横書き変換することで、文字列を横書きにすることができる。
【特許文献1】特開平9−202010号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、入力される文字列が複数の言語、例えば、日本語および英語で横書きに併記されている場合、これらの文字列を一括して横書きから縦書きに変換すると、本来、言語上、縦書き表記が存在しない英語まで縦書きに変換してしまう問題があった。このため、複数の言語から成る文字列を縦書きにする場合は、縦書き表記の言語を任意に選択して縦書き変換しなければならず、操作上、非常に煩わしいものとなっていた。
【0004】
本発明は、複数の言語で横書きに併記した各言語別定型文字列から成るテキストを一括に縦書き変換しても、横書き表記言語の定型文字列を縦書きに変換することのない印刷画像作成装置、印刷画像作成方法、プログラムおよびテープ印刷装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の印刷画像作成装置は、定型文字列リストから選択した任意の1の定型文字列を、縦書き・横書き可能に表記される縦横表記言語および/または横書きのみで表記される横表記言語から成る複数の言語で、且つそれぞれを横書きで併記したテキストに基づいて、印刷テープ上に印刷するための印刷画像を作成する印刷画像作成装置において、テキストを記憶する記憶手段と、テキストの各言語別定型文字列を、横書きから縦書きに変換する縦書き変換手段と、縦書き変換後のテキストの印刷画像を作成する印刷画像作成手段と、を備え、縦書き変換手段は、各言語別定型文字列が、縦横表記言語で作成された縦書き可能文字列、または前記横表記言語で作成された縦書き不能文字列、であるかを判別する言語判別手段と、縦書き可能文字列であると判定された各言語別定型文字列に対し、縦書き変換を実行し、縦書き不能文字列であると判定された各言語別定型文字列に対し、縦書き変換を実行しない変換選別実行手段と、を有していることを特徴とする。
【0006】
また、本発明の印刷画像作成方法は、定型文字列リストから選択した任意の1の定型文字列を、縦書き・横書き可能に表記される縦横表記言語および/または横書きのみで表記される横表記言語から成る複数の言語で、かつそれぞれを横書きで併記したテキストに基づいて、印刷テープ上に印刷するための印刷画像を作成する印刷画像作成方法において、テキストの各言語別定型文字列を、縦書きに変換する場合、テキスト内の各言語別定型文字列が、縦横表記言語で作成された縦書き可能文字列、または横表記言語で作成された縦書き不能文字列、であるかを判別すると共に、縦書き可能文字列であると判定された場合には、縦書き変換を実行し、縦書き不能文字列であると判定された場合には、縦書き変換を実行せず、縦書き変換後の前記テキストの前記印刷画像を作成することを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、テキスト内の各言語別定型文字列を一括に縦書きに変換すると、縦書き可能文字列は、縦書きに変換され、縦書き不能文字列は、縦書きに変換されない。すなわち、印刷テープ上において、縦書き可能文字列は縦書きに編集されると共に、縦書き不能文字列は横書きのまま編集される。これにより、各言語別定型文字列毎に縦書き設定をする必要はなく、テキストを一括変換することで各言語別定型文字列の言語を正しく表記することができると共に、操作性の良いものとすることができる。なお、各言語別定型文字列の文字列方向としては、印刷テープの長さ方向や印刷テープの幅方向であることが好ましい。
【0008】
この場合、縦書き変換手段は、変換選別実行手段による変換後の複数の言語別定型文字列の相互間の文字の向きを揃える文字揃え手段を、更に備えたことが、好ましい。
【0009】
また、この場合、縦書き変換後の複数の言語別定型文字列の相互間の文字の向きを揃えることが、好ましい。
【0010】
この構成によれば、複数の言語別定型文字列の文字の向きを揃えることで、印刷テープ上に印刷された各言語別定型文字列を読みやすいものとすることができる。
【0011】
この場合、言語判別手段は、各言語に対応する縦書き変換の可否を判別するための言語対応テーブルに基づいて、判別を行うことが、好ましい。
【0012】
この構成によれば、例えば、新たな言語を追加したい場合には、言語対応テーブルに新たな言語を追加するだけで、簡単に新たな言語に対応する縦書き変換の設定をすることができるため、汎用性の高いものとすることができる。
【0013】
この場合、テキストを画面表示する表示手段を、更に備え、表示手段は、各言語別定型文字列に、当該言語別定型文字列が縦書きであるか、横書きであるかを識別可能に設けた縦横識別マークを付して表示することが、好ましい。
【0014】
この構成によれば、表示手段を視認することにより、各言語別定型文字列が、縦書きか横書きかを識別することができる。すなわち、なじみのない言語であっても、当該言語別定型文字列が縦書き・横書きであるかの識別が可能である。このため、各言語別定型文字列を縦書きに表示する必要はなく、横書きのまま表示してもよい。
【0015】
この場合、テキストを画面表示する表示手段を、更に備え、表示手段は、各言語別定型文字列に、当該言語別定型文字列の表記言語の識別が可能な言語識別マークを付して表示することが、好ましい。
【0016】
この構成によれば、なじみのない言語であっても、各言語を識別することができるため、例えば、編集に際し、必要のない言語を削除するなどの編集を行いやすい。
【0017】
本発明のプログラムは、上記の印刷画像作成装置における各手段としてコンピュータを機能させること、または、上記の印刷画像作成方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0018】
この構成によれば、テキストを一括に縦書き変換した際に、縦書き可能文字列に対し縦書き変換を実行し、縦書き不能文字列に対し縦書き変換を実行しないプログラムを提供することができる。
【0019】
本発明のテープ印刷装置は、上記の印刷画像作成装置と、作成された印刷画像に基づいて、印刷テープに印刷を行う印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
【0020】
この構成によれば、印刷画像作成装置により作成された印刷画像を、印刷手段により印刷テープに印刷することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の印刷画像作成装置を適用したテーププリンタ(テープ印刷装置)について説明する。このテーププリンタは、複数の言語でそれぞれ表記した複数の各言語別定型文字列を併記したテキストを編集し、印刷テープに印刷画像の印刷を行った後、印刷済みの印刷テープの後端を切断して、ラベル(テープ片)を作成するものである。
【0022】
図1および図2に示すように、テーププリンタ1は、印刷テープTに対して印刷処理を行う装置本体2と、印刷テープTおよびインクリボンRを収容し、装置本体2に着脱自在に装着されるテープカートリッジCとを備えている。
【0023】
装置本体2は、装置ケース3により外殻が形成され、装置ケース3の前半部上面には、各種キー4を備えたキーボード5が配設されている。装置ケース3の後半部左上面には、開閉蓋6が広く設けられ、開閉蓋6の上面には、テープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓7が形成されると共に、開閉蓋6の前側にはこれを開放する蓋体開放ボタン8が設けられている。装置ケース3の後半部右上面には、キーボード5からの入力結果等を表示する長方形のディスプレイ9が形成されている。
【0024】
蓋体開放ボタン8を押して開閉蓋6を開放すると、その内部には、テープカートリッジCが装着されるカートリッジ装着部10が窪入形成されている。カートリッジ装着部10には、その隅部に、複数のマイクロスイッチ等で構成されたテープ識別センサ36(図示省略)が配設されている。
【0025】
さらに、カートリッジ装着部10には、発熱素子を有するサーマルヘッド15が設けられている。テープカートリッジCを装着すると、サーマルヘッド15が、印刷テープTおよびインクリボンRを挟んで、テープカートリッジCに設けられたプラテンローラ16に当接し、印刷待機状態となる。そして、送りモータ35(図3参照)やギヤ列等で構成されたテープ送り機構(図示省略)により印刷テープTおよびインクリボンRを送りながら、印刷テープTに印刷処理(インクリボンRから印刷テープTへのインクの感熱転写)が行われる。
【0026】
装置ケース3の左側部には、カートリッジ装着部10と装置外部とを連通するテープ排出口17が形成され、このテープ排出口17に臨んで装置ケース3には、カッタモータ35(図3参照)により駆動するカッタユニット18が内蔵されており、これにより、印刷処理後の印刷テープTの後端が、テープ幅方向に切断され、テープ片が作成される。なお、カッタユニット18は、後述する印刷テープTの記録テープT1および剥離テープT2の双方を切断(フルカット)するフルカッタと、記録テープT1のみを切断(ハーフカット)するハーフカッタとを備えている。
【0027】
図示は省略するが、装置ケース3の右側部には、電源供給のための電源供給口と、図外のパソコン等の外部装置と接続するためのコネクタが形成されている。このため、テーププリンタ1は、自身のキーボード5からの入力データに基づいて作成された印刷画像のほか、パソコン等によって作成された印刷画像を、印刷テープTに印刷することも可能である。また、図示省略したが、装置ケース3の内部には、装置本体2を統括制御する制御部34(後述する)を構成する回路基板が搭載されている。
【0028】
印刷テープTは、裏面に粘着剤が塗着された記録テープT1と、この粘着剤により記録テープT1に貼付された剥離テープT2とから構成されている。そして、ユーザは、印刷処理後に切り離された印刷テープTのテープ片から、剥離テープT2を引き剥がし、記録テープT1を被貼着物に貼付することができる。
【0029】
なお、テープカートリッジCの裏面には、小さな複数の被検出孔(図示省略)が形成され、上記のテープ識別センサ36によってこの複数の被検出孔が識別され、印刷テープTの種別(例えば、テープ幅)を識別できるようになっている。
【0030】
ディスプレイ9は、ドットマトリクス型の液晶表示装置で構成されており、例えば、横方向(X方向)約6cm×縦方向(Y方向)4cmの長方形の形状の内側に、96ドット×64ドットの表示画像データを表示可能な表示画面20と、各種設定状況等を表示する複数のインジケータ(図示省略)とを有し、ユーザがキーボード5からデータを入力して、印刷画像(印刷データ)を作成・編集したり、その結果等を視認したりする際に用いられる。
【0031】
キーボード5には、仮名キー群、数字キー群およびアルファベットキー群等を含む文字キー群のほか、各種処理を指定するための機能キー群等が配列されている。この文字キー群および機能キー群の変換キー(後述する)により、キーボード5からは、主に、平仮名、片仮名、漢字、数字およびアルファベット等の文字が入力できるようになっている。
【0032】
機能キー群には、電源キー、印刷処理を指示するための印刷キー、文字キー群により入力された文字を変換(仮名文字→漢字等)するための変換キー、入力された文字を縦書き・横書きに変換するための縦横変換キー、各変換キーにより変換された文字の確定、改行および選択画面における選択指示のための選択キー、各種操作を取り消すための取消キー、各種処理を中止したり確定後の文字を必要に応じて削除する削除キー、削除キーで削除した文字(図記号等を含む)を復活(貼付け)するための復活キー、並びに、それぞれ上下左右の方向へカーソル76(後述する)を移動させるための4個のカーソルキー等が含まれる。なお、これらは、各キー入力毎に個別にキーを設けて入力してもよいし、シフトキー等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力してもよい。キーボード5は、これらの各種キー4により種々の指令およびデータを制御部34に入力する。
【0033】
次に、図3を参照し、テーププリンタ1の制御系の構成について説明する。テーププリンタ1は、キーボード5およびディスプレイ9を有し、ユーザによる文字情報の入力や各種情報の表示等のユーザインタフェースを司る操作部30と、サーマルヘッド15、カッタモータ35、送りモータ29、カッタユニット18を有し、印刷処理を行う印刷処理部31と、テープ識別センサ36等の各種センサを有し、各種検出を行う検出部32と、ディスプレイドライバ37、ヘッドドライバ38、印刷送りモータドライバ39およびカッタモータドライバ28を有し、各部を駆動する駆動部33と、各部と接続され、テーププリンタ1全体を制御する制御部34とにより構成されており、キーボード5からの入力信号に基づき、制御部34が駆動部33を介してディスプレイ9および印刷処理部31を制御している。
【0034】
制御部34は、CPU40、ROM41、RAM42、周辺制御回路(P−CON)43を備え、互いに内部バス44により接続されている。ROM41は、CPU40で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域50のほか、装置内で用意している文字のフォントデータ52、後述する定型文字列リスト77を構成するリストデータ53、「斜体」、「強調」等の飾り字にするための文字装飾テーブル54、各言語別定型文字列70が縦書きに対応しているかどうかを判別するための言語対応テーブル55等を記憶する制御領域51を有している。
【0035】
RAM42は、制御処理のための作業領域として使用され、各種フラグ・レジスタ群や、ユーザがキーボード5から入力したテキストデータを記憶するテキストデータ領域60、後述する貼付け(ペースト)操作において貼付け対象となる文字列等を記憶(一時的に保存)するクリップボード記憶領域61、表示画面20の表示画像データを記憶する表示画像データ領域62、印刷テープTに印刷される印刷画像を作成するための領域である印刷バッファ63等を備えている。また、RAM42は、テーププリンタ1の電源がオフにされても、記憶したデータを保持しておくように、図外のバックアップ回路によって電源の供給を受けるようになっている。
【0036】
P−CON43には、CPU40の機能を補うと共に周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLSI等により構成されて組み込まれている。このP−CON43は、キーボード5や図外の各種センサと接続され、キーボード5からの各種指令や入力データおよび各種検出信号等をそのまま或いは加工し、内部バス44を介してCPU40やRAM42に出力すると共に、CPU40等から内部バス44を介して出力されたデータや制御信号を、そのまま或いは加工して駆動部33に出力している。
【0037】
また、駆動部33において、ディスプレイドライバ37は、制御部34から出力される制御信号に従って、表示画面20を制御する。同様に、ヘッドドライバ38は、制御部34の指示に従って、サーマルヘッド15を駆動する。また、印刷送りモータドライバ39は、制御部34の指示に従って、印刷処理部31の送りモータ29を駆動して、印刷テープTおよびインクリボンRの送り動作を制御すると共に、カッタモータドライバ28は、カッタモータ35を駆動して、切断動作を制御している。
【0038】
このように構成された制御系において、制御部34のCPU40は、ROM41内の制御プログラムに従って、P−CON43を介してキーボード5等からの各種指令や各種データ等を入力し、ROM41からのフォントデータ52、RAM42内の各種データ等を処理し、P−CON43を介して駆動部33に制御信号を出力している。これにより、表示画面20の表示制御や印刷画像の作成・編集を行うと共に、サーマルヘッド15等を制御して、所定の印刷条件で印刷テープTに印刷する等、テーププリンタ1全体を制御している。
【0039】
本実施形態のテーププリンタ1の場合、本発明の印刷画像作成装置は、主に、操作部30および制御部34によって実現されており、以下、図4を参照して、ラベルを作成するまでの操作手順を示しつつ、その特徴となる動作を説明する。
【0040】
なお、このテーププリンタ1は、1つのラベルを作成する場合に、テープ長さ方向に複数段落に区分して印刷することができ、段落単位で縦書き/横書き等の書式設定を変更できるようになっている。さらに、各段落においては、1以上の文字から成る文字列を、テープ幅方向に1行ないし複数行に亘って、印刷できるようになっている。印刷可能な最大行数は、装着されたテープカートリッジCのテープ幅により定まるが、ここでは、特に断らない限り、4行以上を印刷可能として説明を進める。また、印刷テープTに印刷される文字列は、テープ長さ方向を左右にして横書きする横型横書き、テープ長さ方向を上下にして縦書きする縦型縦書き、テープ幅方向を左右にして横書きする縦型横書き、テープ幅方向を上下にして縦書きする横型縦書き、以上の4種類の書き方で印刷可能に構成されており、これらの書き方を個々に用いることもできれば、複数の書き方を併用することもできる。このテーププリンタ1では、横型横書きの文字列を縦型縦書きの文字列に、縦型横書きの文字列を横型縦書きの文字列に、相互に縦書き/横書き変換可能に構成されている。
【0041】
まず、電源キーを押下して電源をオンにすると、テーププリンタ1は、キー入力可能な操作状態で起動する。テーププリンタ1には、任意の文字列を入力・編集するための入力編集モード71、後述する複数の言語で表記された各言語別定型文字列70を入力するための定型外国語モード72等、複数のモードが用意されており、所定のキー操作により各モードが呼び出され、各モード専用の入力画面から、印刷データがそれぞれ入力される。なお、起動時には、入力編集モード71となっている。
【0042】
図4に示すように、入力編集モード71では、表示画面20上において、その下半部が、印刷画像を入力・編集するための画像編集領域73となっており、その上半部右側が、印刷画像の印刷イメージをプレビュー表示するためのプレビュー領域74となっている。また、表示画面20の上半部左側には、作成・編集中の印刷画像に対応したラベルの長さが表示される。
【0043】
画像編集領域73には、キーボード5から入力された文字列が横型横書きに表示され、文字列が複数行または複数段落に亘る場合には、上下に並べて表示される。また、画像編集領域73には、各文字列が何行目に位置するかをネガ表示した行頭マーク75と、表示画面20上における編集入力位置を指標するカーソル76とが表示される。すなわち、画像編集領域73上において、一行目に文字列を入力し、行頭マーク75を「1」と表示した状態において、改行を行うと行頭マーク75は「2」と表示され、一方、改段落を行うと行頭マーク75は「1」と表示される。なお、文字列が長い場合には、その一部のみが表示されるが、カーソル76を文字列内の文字単位で適宜移動させることにより、その表示範囲を移動させることができる。
【0044】
プレビュー領域74には、画像編集領域73上で入力・編集された印刷画像の印刷イメージがプレビュー表示される。このプレビュー領域74においても、文字列が長い場合には、画像編集領域73上のカーソル76の位置に対応した範囲のみが表示され、カーソル76の移動に伴って、カーソル76の位置に対応した文字列の範囲がスクロール表示されるようになっている。すなわち、カーソル76は、画像編集領域73における編集入力位置を指標すると共に、プレビュー領域74における表示範囲を指標しており、カーソル76を移動させることにより、この編集入力位置および表示範囲を移動させることができるようになっている。なお、プレビュー領域74においては、文字列が複数行に亘る場合には、上下に並べて表示され、文字列が複数段落に亘る場合には、左右に並べて表示される。
【0045】
また、画像編集領域73への文字列の入力操作としては、キーボード5の文字キー群から1文字ずつ入力するほか、削除キーで削除した文字を復活キーで貼り付けたり、後述する定型外国語モード72から各言語別定型文字列70を入力したりすることも可能である。
【0046】
そして、ユーザは、文字列の入力・編集が完了したら、プレビュー領域74において印刷イメージを確認の上、印刷キーを押下することで、その文字列が印刷された印刷テープT(ラベル)を得ることができる(同図(b)、(d)参照)。
【0047】
続いて、定型外国語モード72からの各言語別文字列70の入力操作について詳細に説明する。このテーププリンタ1は、定型外国語モード72において、4個の各言語別文字列70の複数組により構成される定型文字列リスト77から、1組4個の各言語別定型文字列70を選択し、選択した4個の各言語別定型文字列70を、上記の画像編集領域73に入力できるようになっている。
【0048】
テーププリンタ1には、「あんない」、「あんないず」、「あんないにん」等の入力語句を、日本語、英語、中国語および韓国語の4言語で表記した各言語別定型文字列70の複数組から成る定型文字列リスト77が、リストデータ53として制御部34のROM41に記憶されている。例えば、「あんないず」については、それを日本語で表記した定型文字列(案内図)70a、英語で表記した定型文字列(Guide map)70b、中国語で表記した定型文字列70c、および韓国語で表記した定型文字列70dが記憶されている。詳細は後述するが、日本語、中国語および韓国語で表記した定型文字列を縦書き可能文字列70a、70c、70dとし、英語で表記した定型文字列を縦書き不能文字列70bとしている。ここで、日本語(漢字等)および英語(アルファベット等)については、キーボード5の文字キー群からも入力可能であるが、中国語(簡体字等)および韓国語(ハングル文字等)については、文字キー群からは入力することができないものである。なお、入力語句を表記する言語は、フランス語、アラビア語等の他の言語であってもよく、テーププリンタ1が使用される国・地域の公用語等に応じて、適宜変更可能であり、その言語数や組合せも任意である。さらに、定型文字列リスト77のうち、所定の組の各言語別定型文字列70については、それに関連する印刷図記号が、その4個の各言語別定型文字列と関連付けてROM41に記憶されている。
【0049】
図5に示すように、所定のキー操作により、入力編集モード71から定型外国語モード72へ切り替えられると、表示画面20には、検索画面80が表示される(同図(a)参照)。検索画面80において、キーボード5で「あ」と入力すると、定型文字列リスト77の中から、「あ」から始まる入力語句が(例えば、「あんない」、「あんないず」、「あんないにん」等)、リストアップされる(同図(b)参照)。すなわち、入力された文字列に基づいて、ユーザが入力(印刷)したい入力語句を予測し、その入力語句がリストアップされる。もちろん、このような入力予測機能によらずとも、単に、全組の入力語句を例えば五十音順に並べ、これらをスクロール表示することにより、選択させるようにしてもよい。さらには、他の言語の入力語句から選択できるようにしてもよい。このように、ユーザは、定型文字列リスト77から1組4個の各言語別定型文字列70を選択することにより、4個の各言語別定型文字列70を確実且つ簡易に設定することができる。なお、このとき、入力した文字列(例えば「あんないぞ」)に該当する日本語の各言語別定型文字列70がない場合には、その旨のメッセージが表示される。
【0050】
そして、リストアップされた中から「あんないず」を選択すると、表示画面20には、定型外国語確認画面81が表示され、その下半部に「あんないず」に対応する4個の各言語別定型文字列70のうち2個が表示される(上下スクロールにより、他の2個も表示可能)と共に、その上半部には、「選択」および「印刷」が選択可能に表示される(同図(d)参照)。
【0051】
定型外国語確認画面81に表示された4個の各言語別定型文字列70を確認の上、「選択」を選択すると、4個の各言語別定型文字列70の入力が実行される。すなわち、定型外国語モード72から入力編集モード71へ切り替わり、画像編集領域73にこれらが表示される。本実施形態では、第1段落の1行目に日本語、2行目に英語、3行目に中国語、4行目に韓国語の各言語別定型文字列70が表示される(図6(a)参照)。
【0052】
各言語別定型文字列70は、各言語別定型文字列70を構成する文字列への文字の追加(例えば、案内図→案内図はこちら)や、その文字列からの一部の文字の削除(例えば、案内図→案内)を不可能とした印字ブロック82として、画像編集領域73に表示される。なお、各印字ブロック82は、それが印字ブロック82(文字の追加および文字の削除が不可能)であることが識別できるように、その言語名をネガ表示(白抜き)した一対の言語識別マーク83に挟まれている。この言語識別マーク83により、言語の識別が容易となり、なじみのない言語であっても、各言語を識別することができる。すなわち、編集に際し、必要のない言語を削除するなどの編集を行いやすくなる。なお、当然ではあるが、各印字ブロックの前後には、キーボード5から、任意の文字列を入力することが可能である。
【0053】
このように、印字ブロック82については、文字の追加および一部の文字の削除を行うことができないため、入力編集のためには、カーソル76を、印字ブロック82内を文字単位で移動させる必要はない。もっとも、上述したように、カーソル76を移動させることにより、プレビュー領域74における表示範囲を移動させるべく、カーソル76は、各印字ブロック82の前端から後端まで文字単位で移動可能に構成されている。これによれば、ユーザは、カーソル位置と対応させて印刷イメージを把握することができる。
【0054】
このような操作により、4個の各言語別定型文字列の各文字列方向をテープ長さ方向に横書き(横型横書き)で併記したテキストデータが作成され、プレビュー領域74により印刷イメージを確認の上、印刷キーを押下すると、4個の各言語別定型文字列70が併記されて印刷されたラベルが作成される(図6(b)参照)。
【0055】
一方、上記の定型外国語確認画面81において、「印刷」を選択すると、日本語、英語、中国語および韓国語の各言語別定型文字列70を、この順序でテープ長さ方向に併記した印刷画像が印刷されるようになっている(同図(c)参照)。なお、4個の各言語別定型文字列70との間で、フルカットやハーフカットを行うようにしてもよい。
【0056】
ここで、入力編集モード71の表示画面20上に表示された横型横書きの4個の各言語別定型文字列70は、キーボード5の縦横変換キーを押下することで、段落毎に縦書きへと一括変換される。このとき、日本語、中国語および韓国語は、縦書き/横書きに表記される縦横表記言語85であり、英語は、横書きのみで表記される横表記言語86である。そして、4個の各言語別定型文字列70の中には、縦横表記言語85で表記された縦書き可能文字列70a、70c、70dと、横表記言語86で表記された縦書き不能文字列70bとがある。すなわち、英語などの言語は、本来、横書きで表記されるため、縦書き変換において、横表記言語86の縦書き不能文字列を縦書き変換しないようにしている。なお、縦書き変換は、段落に限らず文章全体を一括変換してもよい。以下、図8および図9を参照して、4個の各言語別定型文字列70の縦書き変換を、具体的に説明するが、ここでは、横型横書きから縦型縦書きへの変換と、縦型横書きから横型縦書きへの変換は同様の構成であるため、前者の変換について説明する。
【0057】
入力編集モード71上の画像編集領域73に4個の各言語別定型文字列70が横型横書きに表示された状態(S1)において、キーボード5中の縦横変換キーを押下する(S2)と、テーププリンタ1は、ROM41内に記憶された言語対応テーブル55内を検索し(S3)、各言語別定型文字列70の縦書き可能文字列70a、70c、70dと、縦書き不能文字列70bと、が縦書きに対応しているかどうかを判別する(S4)。言語対応テーブル55は、日本語は縦書き対応、英語は縦書き非対応、中国語は縦書き対応、および韓国語は縦書き対応となっている(図7参照)。なお、例えば、フランス語等の新たな言語を追加したい場合には、言語対応テーブル55に、フランス語は縦書き非対応と追加するだけで、フランス語の判別が可能となるため、簡単に縦書きの対応/非対応を設定することができ、汎用性の高いものとすることできる。各言語の判別後、RAM42のテキストデータ領域60には、縦書き可能文字列70a、70c、70dが縦書き変換されるように、4個の各言語別定型文字列70から成るテキストデータの中の縦書き可能文字列70a、70c、70dに縦変換フラグが記憶される(S5)。
【0058】
縦書き変換後の画像編集領域73には、各言語別定型文字列70が横書きに表示されたまま、縦横表記言語85の各言語別定型文字列70の行頭にある行頭マーク75のみが文字列方向に90°回転した状態に変換されて表示される(S6)。これにより、なじみのない言語であっても各言語別定型文字列70が縦書きであるか横書きであるかの識別が容易になると共に、画像編集領域73上で編集を行う際は、各言語別定型文字列70の表示が縦書き表示となることはないため、読みづらくなることはなく、編集に際して支障をきたすことはない。なお、行頭マーク75に代えて、言語識別マーク83を文字列方向に90°回転した状態に表示してもよい。
【0059】
さらに、プレビュー領域74上には、縦書き変換後の印刷イメージが表示され、縦書き可能文字列70a、70c、70dは、文字列方向(表示画面の左右方向)を上下にして縦書きに表示され、また、縦書き不能文字列70bは、横書きのまま表示される。ユーザはこれを確認した後、印刷キーを押下する(S7)と、RAM42の作業領域内でテキストデータに基づいて、印刷データの作成が開始され、縦変換フラグが付された縦書き可能文字列70a、70c、70dを縦書きに変換して印刷データを作成する(S8)。作成された印刷データは印刷バッファに送られ、テーププリンタ1は、作成された印刷データに基づいて、縦書き可能文字列70a、70c、70dを、縦型縦書きに、縦書き不能文字列70bを、横型横書きにして印刷テープT上に印刷し、縦書き変換がなされたラベルを作成する(S9)。
【0060】
以上の構成によれば、異なる言語からなる4個の各言語別定型文字列70を一括に縦書き変換しても、各言語別定型文字列70の言語に対応した表記とすることができる。また、段落毎に一括変換することで、任意の文字列毎の変換作業を省略することができ、操作性の向上を図ることができる。
【0061】
さらに、テーププリンタ1の各機能をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムをCD−ROM等の記憶媒体に格納して提供することも可能である。
【0062】
次に、図10を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下の説明では重複した記載を避けるため、異なる部分についてのみ説明する。このテーププリンタ1では、4個の各言語別定型文字列70を横型横書きから縦書き変換した場合、これらの文字列の文字の向きを揃えて、縦書きに変換される。
【0063】
具体的に説明すると、入力編集モード71の画像編集領域73に4個の各言語別定型文字列70が横型横書きに表示された状態において、キーボード5の縦横変換キーを押下すると、テーププリンタ1は、各言語別定型文字列70が縦書き可能文字列70a、70c、70dか縦書き不能文字列70bかを判別する。各言語の判別後、縦書き可能文字列70a、70c、70dには、縦変換フラグが付される。
【0064】
一方、プレビュー領域74上には、縦書き変換後の印刷イメージが表示され、縦書き可能文字列70a、70c、70dは、表示画面の上下方向を上下にして、縦書きに表示されると共に、縦書き不能文字列70bは横書きのまま表示される(図10(b)参照)。このとき、上記したように印刷可能な最大行数は印刷テープTのテープ幅により制限される。このため、縦書き変換により、4個の各言語別定型文字列70が最大行数をオーバーしてしまう場合は、表示画面20に、縦書き変換ができない旨を表示することが好ましい。
【0065】
なお、行数オーバーを回避するため、縦書き変換した各言語別定型文字列70を、段落毎に並び替える段落並び替え手段を更に備えてもよい。これによれば、1段落目に日本語、2段落目に英語、3段落目に中国語、4段落目に韓国語の各言語別定型文字列70が配置され、縦書き可能文字列70a、70c、70dはテープ幅方向を上下にして縦書きに配置され、縦書き不能文字列70bはテープ長さ方向を左右にして横書きに配置される(図10(c)参照)。また、縦書き変換した各言語別定型文字列70を、テープ長さ方向(表示画面の左右方向)に、そのまま90°回転させるよう文字列回転手段を更に備えてもよい。これによれば、1段落目に日本語、2段落目に英語、3段落目に中国語、4段落目に韓国語の各言語別定型文字列70が配置され、縦書き可能文字列70a、70c、70dはテープ長さ方向を上下にして縦書きに配置され、縦書き不能文字列70はテープ幅方向を左右にして横書きに配置される(図10(d)参照)。
【0066】
以上の構成によれば、縦書き変換を行っても、各言語別定型文字列70の言語に対応した表記とすることができる。また、縦書き変換後の4個の各言語別定型文字列70は、文字の向きを揃えて配置することができるため、作成されたラベルは読みやすいものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0067】
【図1】本実施形態に係るテーププリンタの閉蓋状態の外観斜視図である。
【図2】本実施形態に係るテーププリンタの開蓋状態の外観斜視図である。
【図3】テーププリンタの制御系のブロック図である。
【図4】(a)は、ディスプレイ上に表示された入力編集モードの一例を示した模式図であり、(b)は、(a)を基に作成されたラベルの模式図であり、(c)は、入力編集モードの一例を示した模式図であり、(d)は、(c)を基に作成されたラベルの模式図である。
【図5】(a)は、定型外国語モードにおける検索画面の模式図であり、(b)は、定形外国語モードにおける第2検索画面の模式図であり、(c)は、定型外国語モードにおける第3検索画面の模式図であり、(d)は、定型外国語モードにおける定形外国語確認画面の模式図である。
【図6】(a)は、各言語別定型文字列が入力された入力編集モードの表示画面の模式図であり、(b)は、(a)を基に作成されたラベルの模式図である。
【図7】言語対応テーブルの模式図である。
【図8】(a)は、縦書き変換後の入力編集モードの表示画面の模式図であり、(b)は、(a)を基に作成されたラベルの模式図である。
【図9】縦書き変換におけるフローチャート図である。
【図10】(a)は、第2実施形態に係る入力編集モードの表示画面の模式図であり、(b)は、縦書き変換後のプレビュー領域の模式図であり、(c)は、縦書き変換後の各言語別定型文字列を段落毎に並び替えたラベルの模式図であり、(d)は、縦書き変換後の各言語別定型文字列を90度反転させたラベルの模式図である。
【符号の説明】
【0068】
1…テーププリンタ 34…制御部 53…リストデータ 55…言語対応テーブル 70…各言語別定型文字列 71…入力編集モード 72…定型外国語モード 75…行頭マーク 77…定型文字列リスト 83…言語識別マーク 85…縦横表記言語 86…横表記言語

【特許請求の範囲】
【請求項1】
定型文字列リストから選択した任意の1の定型文字列を、縦書き・横書き可能に表記される縦横表記言語および/または横書きのみで表記される横表記言語から成る複数の言語で、且つそれぞれを横書きで併記したテキストに基づいて、印刷テープ上に印刷するための印刷画像を作成する印刷画像作成装置において、
前記テキストを記憶する記憶手段と、
前記テキストの各言語別定型文字列を、横書きから縦書きに変換する縦書き変換手段と、
縦書き変換後の前記テキストの前記印刷画像を作成する印刷画像作成手段と、を備え、
前記縦書き変換手段は、前記各言語別定型文字列が、前記縦横表記言語で作成された縦書き可能文字列、または前記横表記言語で作成された縦書き不能文字列、であるかを判別する言語判別手段と、
前記縦書き可能文字列であると判定された前記各言語別定型文字列に対し、縦書き変換を実行し、前記縦書き不能文字列であると判定された前記各言語別定型文字列に対し、縦書き変換を禁止する変換選別実行手段と、
を有していることを特徴とする印刷画像作成装置。
【請求項2】
前記縦書き変換手段は、前記変換選別実行手段による変換後の複数の前記言語別定型文字列の相互間の文字の向きを揃える文字揃え手段を、更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の印刷画像作成装置。
【請求項3】
前記言語判別手段は、前記各言語に対応する縦書き変換の可否を判別するための言語対応テーブルに基づいて、判別を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷画像作成装置。
【請求項4】
前記テキストを画面表示する表示手段を、更に備え、
前記表示手段は、前記各言語別定型文字列に、当該言語別定型文字列が縦書きであるか、横書きであるかを識別可能に設けた縦横識別マークを付して表示することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の印刷画像作成装置。
【請求項5】
前記テキストを画面表示する表示手段を、更に備え、
前記表示手段は、前記各言語別定型文字列に、当該言語別定型文字列の前記表記言語の識別が可能な言語識別マークを付して表示することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の印刷画像作成装置。
【請求項6】
定型文字列リストから選択した任意の1の定型文字列を、縦書き・横書き可能に表記される縦横表記言語および/または横書きのみで表記される横表記言語から成る複数の言語で、かつそれぞれを横書きで併記したテキストに基づいて、印刷テープ上に印刷するための印刷画像を作成する印刷画像作成方法において、
前記テキストの各言語別定型文字列を、縦書きに変換する場合、前記テキスト内の前記各言語別定型文字列が、前記縦横表記言語で作成された縦書き可能文字列、または前記横表記言語で作成された縦書き不能文字列、であるかを判別すると共に、前記縦書き可能文字列であると判定された場合には、縦書き変換を実行し、前記縦書き不能文字列であると判定された場合には、縦書き変換を禁止し、縦書き変換後の前記テキストの前記印刷画像を作成することを特徴とする印刷画像作成方法。
【請求項7】
縦書き変換後の前記各言語別定型文字列の相互間の文字の向きを揃えることを特徴とする請求項6に記載の印刷画像作成方法。
【請求項8】
請求項1ないし5のいずれかに記載の印刷画像作成装置における各手段としてコンピュータを機能させること、または、請求項6または7に記載の印刷画像作成方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項9】
請求項1ないし5のいずれかに記載の印刷画像作成装置と、
作成された前記印刷画像に基づいて、前記印刷テープに印刷を行う印刷手段と、を備えたことを特徴とするテープ印刷装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2007−128218(P2007−128218A)
【公開日】平成19年5月24日(2007.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−319402(P2005−319402)
【出願日】平成17年11月2日(2005.11.2)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【出願人】(000129437)株式会社キングジム (241)
【Fターム(参考)】