説明

印字装置

【課題】印字装置において、入力した文字列の形状を変化させる設定項目の設定値を正しく選択し、多数の印字情報を入力する際に操作の経験が少ないオペレータでも、所望の形状で印字するための印字情報を素早く正確に入力できるようにして印字情報の誤入力の可能性を低減する。
【解決手段】印字内容を印字する際の形状を指定するパラメータ群からなる印字情報を入力する入力部と、印字内容を表示する表示部を有し、印字内容に対応したデータを記憶する記憶部と、入力された印字情報に基づいて記憶部に記憶されたデータを表示部に表示する制御部を有し、印字情報を入力する入力部は、バーコードリーダーで読み取った印字情報を入力する機能を有し、オペレータが前記バーコードリーダーを操作してバーコードシンボルを読み込ませ、記憶部にある前記印字情報をバーコードシンボルに対応する値に置き換えるように構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印字装置に係り、特に、製品(被印字物)に文字、数字、記号、図形、バーコードシンボル等を印字する印字装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の印字装置では、印字情報として様々な設定値があり、オペレータがタッチパネル等を用いて設定値を入力する必要があった(特許文献1参照)
図3は、従来の一例の印字フォーマットの入力画面を示す説明図である。印字フォーマット入力画面300は、印字する文字の形や文字間のスペース等の修飾や、文字列をバーコードシンボルに変換するか否かを選択するための入力画面である。印字フォーマット入力画面300は、文字列表示部301、文字入力ボタン302、入力終了ボタン303、行数ボタン304、横倍角ボタン305、バーコード変換ボタン306、文字サイズボタン307、文字間スペースボタン308および行間スペースボタン309を備えている。
【0003】
印字フォーマットを設定する方法について説明する。文字入力ボタン302が押下されると、図示しない印字する文字または文字列を入力する文字列入力専用画面が表示される。この文字列入力専用画面に文字列が入力されると、入力された文字列が文字列表示部301に表示される。また、入力された文字に対して種々の文字修飾を行うことができる。文字の大きさの設定は、文字サイズボタン307を押下して文字サイズの一覧が表示されたら所望の文字サイズ、例えば「12×16」を選択する。文字の横倍角の設定は、横倍角ボタン305を押下して所望の横倍角数、例えば「1」を入力する。さらに、文字間の間隔の設定は、文字間スペースボタン308を押下して所望の文字間スペース、例えば「1」を入力する。行数の設定は、行数ボタン304の「1行」〜「4行」のうち所望の行数、例えば「1行」を選択して押下する。行間のスペースの設定は、行間スペースボタン309を押下して所望の行間スペース、例えば「0」を入力する。
【0004】
さらに、文字列をバーコードシンボルで印字する場合、バーコードシンボルの種類の名称を選択する必要がある。バーコードシンボルの選択は、バーコード種類ボタン306で行う。バーコード種類ボタン306が押下されると、図示しないバーコード種類の一覧が表示され、所望のバーコード種類を選択すると選択されたバーコード種類の名称がバーコード306に表示される。全ての設定の入力が終了すると、入力終了ボタン303を押下する。
【0005】
以上説明したように、従来では、印字情報の各種設定値をオペレータが直接入力する必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平10−40237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、印字装置の機能改良に伴い文字サイズ、バーコード種類、その他入力した文字列の形状を変化させる設定項目は増加の一途であり、オペレータによる直接入力では誤って所望とは異なる設定値を選択してしまうという問題があった。また、多数の印字情報を入力しなければならないことから、特に印字装置の操作の経験が少ないオペレータにとって、所望の形状で印字するための値を容易かつ正確に入力することは困難であった。
【0008】
本発明の目的は、印字情報の誤入力の可能性を大幅に低減する印字装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、被印字物に印字を行う印字機構部と、印字情報を生成して前記印字機構部に送る印字制御部と、印字制御部に印字情報の生成を指示するとともに前記印字機構部を制御するコントローラを有する印字装置において、前記コントローラは、印字形状を指定するパラメータを含む印字情報をマニュアルで入力する入力部と、前記印字情報をバーコードシンボルで入力するバーコードリーダーと、印字情報の内容を表示する表示部と、前記印字情報を記憶する記憶部とCPUを有するとともに、前記記憶部に記憶された前記印字情報を前記表示部に表示する制御部を備えたことを特徴とする。
【0010】
また、印字情報は、文字サイズ、横倍角、行数、文字間スペース、行間スペース、バーコード種類の少なくとも一つを含むことを特徴とする。
【0011】
また、コントローラの制御部における記憶部は、バーコードシンボルに対応する印字情報を記憶する不揮発性メモリを備えたことを特徴とする。
【0012】
また、コントローラの制御部は、バーコードシンボルに対応する印字情報を前記記憶部から読み出して、前記印字制御部へ送ることを特徴とする。
【0013】
また、入力部により入力された前記印字情報に基づいて、前記入力部のバーコードリーダーによりコントローラの制御部にバーコードシンボルを読み込ませ、前記記憶部にある印字情報を前記バーコードシンボルに対応する印字情報に置き換えて印字形状を変更することを特徴とする。
【0014】
また、表示部は印字情報を表示する印字フォーマット画面を有することを特徴とする。
【0015】
また、表示部の印字情報を表示する印字フォーマット画面は、前記制御部をバーコード入力を受け付けるバーコード入力モードに変更する切換ボタンを有することを特徴とする。
【0016】
さらに、コントローラは、オペレータが前記入力部を用いて入力した印字情報に新たなバーコードシンボルを付与し、印字制御部に送ることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、容易に所望の印字情報を設定できる印字装置を実現することができる。また、印字情報の誤入力の可能性を大幅に低減することができるので、オペレータが印字情報を誤設定する可能性が極めて低くなるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例の主要部の概略構成を示す模式図である。
【図3】従来例の印字フォーマットの入力画面を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例の印字フォーマットの入力画面を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例の動作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の実施例の動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0019】
次に、本発明を実施するための形態を、実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。
【実施例】
【0020】
図1および図2を用いて、本発明実施例の全体構成を説明する。図1は本発明印字装置の実施例である産業用インクジェットプリンタ(以下IJPという)の概略構成を示すブロック図であり、図2は実施例の印字機構部の概略構成を示す模式図である。
【0021】
図1において、印字装置は印字機構部1と、印字機構部1の印字を制御する印字制御部2と、印字制御部2に所定の印字内容を指定送信するとともに、印字装置の印字動作の実行を制御するコントローラ3から構成される。印字制御部2とコントローラ3は一体として構成する事も出来る。
【0022】
印字機構部1は印字物検知部110を含み、その他の構成は図2で後述するため省略して表示する。印字制御部2は文字信号発生部120、印字内容記憶部130、印字内容反映部140を有する。また、コントローラ3は、入力部150、表示部160および制御部170、バーコードリーダー180から構成されている。
【0023】
制御部170は、さらにCPU173および、記憶部であるROM171、RAM172、EEPROM174から構成されている。CPU173は、印字装置全体の印字制御を行うとともに、記憶部ROM171に記憶された制御プログラムを読み出して実行する。ROM171に記憶された制御プログラムには、表示部160への表示画面出力等の各種制御プログラムが含まれている。RAM172は処理用のデータを一時的に記憶するワークメモリである。
【0024】
EEPROM174は、所定の印字フォーマット、印字パターン、インク濃度やインク温度などの印字用環境データ等を含む印字情報を記憶する読み書き可能な不揮発性メモリである。尚、不揮発性であり、かつCPU173からのアクセスに対して十分な速度で応答できる記憶媒体であれば、EEPROM174に限定されるものではない。
【0025】
またバーコードリーダー180はコントローラ3の制御部170と接続され、バーコードリーダー180で読み込んだバーコードシンボルのデータは制御部170に転送され、対応する特定の印字情報に展開される。
【0026】
印字制御部2の印字内容反映部140は、文字、記号、図形等の印字内容をドットデータに変換する。印字内容記憶部130は、印字内容反映部140により変換された印字内容のドットデータを記憶する。印字物検知部110は、印字物検出センサ204により被印字物203が検出されると、検出信号を制御部170へ送信する。文字信号発生部120は、制御部170から印字命令を受信すると、印字情報に基づいて印字機構部1の印加電圧を制御する。表示部160は、オペレータに対する操作案内画面等を表示し、例えば液晶ディスプレイから構成されている。入力部150は、例えば、タッチパネルから構成される入力装置であり、表示部160の液晶ディスプレイと兼ねた構成であってもよい。入力部150では、後述する印字フォーマット等の必要項目が入力される。
【0027】
図2において、IJPの印字機構部1は、印字物検知部110、ノズル201、搬送ベルト202、印字物検出センサ204、帯電電極206、偏向電極208、インク容器209、インク供給管210、供給ポンプ220、ガター221、回収管222、回収ポンプ223およびインク230から構成されている。
【0028】
次に、印字機構部1の動作を説明する。供給ポンプ220によって、インク容器209のインク230がインク供給管210を介してノズル201に供給される。ノズル201では、インク230を粒子化するために励振電圧が印加され、ノズル201からインク粒子211が噴出する。ノズル201から押し出されたインク粒子211は、前記文字信号発生部120の印字情報に基づいて帯電電極206によって帯電され、帯電されたインク粒子は、印字内容に応じて偏向電極208で軌道を曲げられて、搬送ベルト202上を搬送される被印字物203の印字面に達する。偏向電極208で曲げられなかったインク粒子211は、ガター221と呼ばれる回収口に吸い込まれ、回収ポンプ223によって回収管222を通ってインク容器209に戻り、再利用される。尚、ノズル201からインク粒子を噴出するタイミングは、印字物検出センサ204の検出情報に基づいて印字物検知部110によって制御される。
【0029】
ここで、印字フォーマットについて説明する。図4は、本発明実施例において、コントローラ3の表示部160における印字フォーマットの入力画面を示す説明図である。印字フォーマット入力画面400は、印字する文字の形や文字間のスペース等の修飾や、文字列をバーコードシンボルに変換するか否かを選択するための入力画面である。
【0030】
印字フォーマット入力画面400は、文字列表示部401、文字入力ボタン402、入力終了ボタン403、行数ボタン404、横倍角ボタン405、バーコード変換ボタン406、文字サイズボタン407、文字間スペースボタン408、行間スペースボタン409および入力モード切換ボタンであるバーコード入力モードボタン410を備えている。バーコード入力モードボタン410以外は、図3の従来例の印字フォーマットの入力画面と同一であるため詳細な説明は省略する。
【0031】
ここで、本発明実施例の印字情報の設定について説明する。先に説明したように、オペレータは所望の文字形状を印字するためにさまざまな印字情報を入力する。オペレータは、これら印字情報について全て適切な値を選択し入力しなければならない。実際の使用においては各印字情報の値を変化させつつ反復してテスト印字を行う必要があり、無駄な印字、時間をかける要因となっている。これらの値を容易かつ適切に設定できる手段を提供することにより、テスト印字の回数、時間を低減することが可能となる。
【0032】
次に、図5のフローチャートを用いて、各印字情報の設定について説明する。IJPは前記印字情報をEEPROM174に記憶している。バーコードリーダー180を用いて読み込んだバーコードシンボルの値を前記EEPROM174に反映することにより各印字情報の値を設定する。
【0033】
まず、ステップ501で、コントローラ3を、バーコードリーダー180で読み込んだバーコードシンボルを印字情報に反映するバーコード入力モードに変更する。本実施例ではバーコード入力モードボタン410を押下することで前述のモードに変更する。常時バーコード入力モードとしておかないのは、誤操作により意図しないバーコードシンボルの読み込み、および印字情報への反映を防止するためである。
【0034】
バーコード入力モードに変更した場合、図4で配置されているボタンは、バーコードリーダー180で読み込んだデータでのみ印字情報の値を変更できるようにするため、バーコード入力モードボタン410を除いて押下操作を無効とする。なお、バーコード入力モードにおいて再度バーコード入力モードボタン410を押下するとバーコード入力モードから通常の入力モードに復帰し、通常のマニュアル入力でのボタン操作が可能となる。
【0035】
次に、ステップ502でバーコードリーダー180を操作し、所望の印字情報、例えばIJPの製造者が作成した印字情報が変換されたバーコードシンボルを読み込む。読み込んだ値はRAM172に保存する。ステップ503でIJPは読み込んだバーコードシンボルの情報が印字情報として妥当か(許容範囲に含まれるか)のチェックを行う。ここで情報の値が妥当でないと判断した場合には読み込んだ情報を破棄し、印字情報への取り込みを取りやめる。その後ステップ504で、表示部160によりバーコードシンボルの内容に誤りがあること、およびリトライを行うか否かを表示する。ステップ505でリトライを行う場合はステップ502へ移行し、リトライを行わない場合はステップ507へ移行する。
【0036】
読み込んだ値が妥当であった場合、ステップ506でRAM172から印字情報を格納するEEPROM174にコピーし、ステップ507でバーコードシンボルを印字情報に反映するモードを解除し、処理を終了する。これによりオペレータはバーコードリーダー180を用い所定のバーコードシンボルを読み込むという簡単な操作だけで、所望の印字形状を設定する印字情報への書き換えが実現できる。
【0037】
IJPの出荷時、よく使われると思われる文字修飾の組み合わせをバーコードシンボルに変換してあらかじめIJPの取扱説明書等に印字しておく。この際印字に用いるバーコードシンボルの種別は任意である。この情報をバーコードリーダー180により読み込むことによりオペレータは手入力をすることなく印字情報が設定可能となる。バーコードは通常数字を併記しており、これによって凡その種類を把握することが出来る。
【0038】
また、制御部170の制御プログラムに、EEPROM174の印字情報の値を基に、新たにバーコードシンボルを作成し印字する処理機能を与えることにより、オペレータが一度設定した印字情報をバーコードシンボルとして保存しておくことが可能となる。
【0039】
次に図6で印字方法につき説明する。ステップ601で、EEPROM174の印字情報を基にチェックデジット付加等の変換先バーコードシンボルのフォーマットに従ったバーコードシンボルのデータ形式に変換し、その結果をRAM172に格納する。ステップ602で前記バーコードシンボルのデータを基にバーコードシンボルの印字イメージを表すドットパターンを作成し、再度RAM172に格納する。ステップ603で前記印字機能を用いて被印字物203に印字を行う。
【0040】
この機能を有することで、所望の印字形状となる印字情報が複数個ある場合、あらかじめすべて印字情報を印字しておき、後にバーコードシンボルを読み込むことで容易に印字情報の選択と切替えができるようになる。また、印字を行ったIJPとは別のIJPで、前記作成したバーコードシンボルを読み込むことで、印字情報を容易にコピーすることが可能となる。
【0041】
以上、説明したように、バーコードリーダー180を用いてバーコードシンボルを読み込むだけで印字情報が設定できるため、印字情報の入力を誤る可能性を大幅に低減することができる。
【0042】
尚、本実施例の説明で用いている「バーコードシンボル」という名称はJIS X0500で定義されているものであり、1次元シンボルのみならず2次元シンボル、いわゆる2次元コードも含まれる。
【符号の説明】
【0043】
1:印字機構部、2:印字制御部、3:コントローラ、110:印字物検知部、 120:文字信号発生部、 130:印字内容記憶部、 140:印字内容反映部、 150:入力部、 160:表示部、 170:制御部、 171:ROM、 172:RAM、 173:CPU、 174:EEPROM、 180:バーコードリーダー、410:バーコード入力モードボタン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被印字物に印字を行う印字機構部と、印字情報を生成して前記印字機構部に送る印字制御部と、印字制御部に印字情報の生成を指示するとともに前記印字機構部を制御するコントローラを有する印字装置において、
前記コントローラは、印字形状を指定するパラメータを含む印字情報をマニュアルで入力する入力部と、前記印字情報をバーコードシンボルで入力するバーコードリーダーと、印字情報の内容を表示する表示部と、前記印字情報を記憶する記憶部とCPUを有するとともに、前記記憶部に記憶された前記印字情報を前記表示部に表示する制御部を備えたことを特徴とする印字装置。
【請求項2】
請求項1に記載された印字装置において、前記印字情報は、文字サイズ、横倍角、行数、文字間スペース、行間スペース、バーコード種類の少なくとも一つを含むことを特徴とする印字装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載された印字装置において、前記コントローラの制御部における記憶部は、バーコードシンボルに対応する印字情報を記憶する不揮発性メモリを備えたことを特徴とする印字装置。
【請求項4】
請求項1または2に記載された印字装置において、前記コントローラの制御部は、バーコードシンボルに対応する印字情報を前記記憶部から読み出して、前記印字制御部へ送ることを特徴とする印字装置。
【請求項5】
請求項1または2に記載された印字装置において、前記入力部により入力された前記印字情報に基づいて、前記入力部のバーコードリーダーによりコントローラの制御部にバーコードシンボルを読み込ませ、前記記憶部にある印字情報を前記バーコードシンボルに対応する印字情報に置き換えて印字形状を変更することを特徴とする印字装置。
【請求項6】
請求項1または2に記載された印字装置において、前記表示部は印字情報を表示する印字フォーマット画面を有することを特徴とする印字装置。
【請求項7】
請求項6に記載された印字装置において、前記表示部の印字情報を表示する印字フォーマット画面は、前記制御部をバーコード入力を受け付けるバーコード入力モードに変更する切換ボタンを有することを特徴とする印字装置。
【請求項8】
請求項1または2に記載された印字装置において、前記コントローラは、オペレータが前記入力部を用いて入力した印字情報に新たなバーコードシンボルを付与し、印字制御部に送ることを特徴とする印字装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−14001(P2011−14001A)
【公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−158479(P2009−158479)
【出願日】平成21年7月3日(2009.7.3)
【出願人】(502129933)株式会社日立産機システム (1,140)
【Fターム(参考)】