説明

収納装置

【課題】大きさの異なる物品を安定して収納できるようにする。
【解決手段】収納装置1は、物品が収納される凹部10を有する収納部材11と、凹部10の開放口10aよりも大きく形成され、該開放口10aを覆うように設けられるカバー部材12とを備えている。カバー部材12には、大型開口部26と小型開口部27〜29とが間隔をあけて形成されている。カバー部材12は、大型開口部26が凹部10の開放口10aに重なる状態と、小型開口部27〜29が凹部10の開放口10aに重なる状態とに切り替えられるようになっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば車室内等に配設される収納装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、自動車等の車室内のコンソールには、物品を収納するための収納装置が設けられている。この種の収納装置として、例えば、特許文献1に開示されているように、複数種の凹部を有する回転部材を水平軸周りに回転可能にコンソールに取り付けて構成されたものが知られている。コンソールには、回転部材の複数の凹部のうち、1つの凹部を開放するための開口部が形成されている。そして、使用時には、回転部材を回転させて所望の凹部をコンソールの開口部に一致させることで、その凹部を使用することができ、また、回転部材の他の凹部を使用したいときには、回転部材を回転させてその凹部を開口部に一致させることで、凹部を選択的に使用することができるようになっている。
【特許文献1】特開昭61−81838号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記特許文献1の収納装置では、コンソールの開口部に合う大きさの物品を収納した場合には、その物品を開口部周縁で保持して安定させることができるが、コンソールの開口部は1つであるため、小さい物品を凹部に収容した場合には、その物品をコンソールの開口部周縁で保持することはできず、物品が不安定になってしまう。
【0004】
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、大きさの異なる物品を収納状態で安定させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、第1の発明では、物品が収納される凹部を有する収納部材と、上記凹部の開放口よりも大きく形成され、該開放口を覆うように設けられるカバー部材とを備え、上記カバー部材には、形状の異なる第1開口部と第2開口部とが間隔をあけて形成され、上記カバー部材は、上記第1開口部が上記凹部の開放口に重なる第1の状態と、上記第2開口部が上記凹部の開放口に重なる第2の状態とに切り替えられる構成とする。
【0006】
第2の発明では、第1の発明において、収納部材の凹部は、上方に向けて開放するように形成され、カバー部材は、上下方向に延びる軸線周りに回動可能に設けられ、第1開口部及び第2開口部は上記軸線の周方向に離れている構成とする。
【0007】
第3の発明では、第2の発明において、収納部材は、上下方向に延びる回動軸と、第1凹部と、該第1凹部から回動軸の周方向に離れて位置付けられ、該第1凹部とは異なる形状の第2凹部とを有している構成とする。
【発明の効果】
【0008】
第1の発明によれば、カバー部材を第1の状態にすると、該カバー部材の第1開口部が凹部の開放口に重なるので、物品を第1開口部から凹部に収納できる。一方、カバー部材を第2の状態にすると、該カバー部材の第2開口部が凹部の開放口に重なり、同様にして物品を凹部に収納できる。第1開口部と第2開口部との形状は互いに異なっているので、収納しようとする物品の大きさに応じてカバー部材の状態を切り替えることにより、大きさの異なる物品を第1開口部及び第2開口部の周縁で保持でき、収納状態で安定させることができる。
【0009】
第2の発明によれば、カバー部材を軸線周りに回動させるだけで、第1開口部が凹部の開放口に重なる第1の状態と、第2開口部が凹部の開放口に重なる第2の状態とに切り替えることができるので、切り替え操作を簡単にすることができる。
【0010】
第3の発明によれば、収納部材を回動軸周りに回動させることにより、第1凹部の開放口を第1開口部に合わせることができ、また、第2凹部の開放口を第1開口部に合わせることができる。つまり、1つの開口部に対し、形状の異なる凹部の開放口を合わせることができるので、様々な形状の物品を収納することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
【0012】
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態に係る収納装置1を備えるインストルメントパネル2の斜視図である。この収納装置1は、自動車の車室内に設けられたインストルメントパネル2に取り付けられている。
【0013】
この実施形態の説明では、収納装置1の構造を説明する前にインストルメントパネル2の構造について説明する。尚、この実施形態の説明では、説明の便宜を図るために、車両前側を単に「前」といい、後側を単に「後」といい、車両左側を単に「左」といい、車両右側を単に「右」というものとする。
【0014】
インストルメントパネル2の左右方向中央部には、空調装置や音響装置用のコントロール部3が設けられている。インストルメントパネル2のコントロール部3よりも下側には、収納装置1を配設するための収納装置配設部4が車両後方へ向けて膨出するように形成されている。収納装置配設部4の上壁部5は、略水平に延びている。上壁部5の周縁は、円弧状に湾曲している。上壁部5の周縁には、下方へ突出して該周縁に沿って湾曲して延びる周壁部6が連続している。収納装置1は、周壁部6の内方に位置付けられている。周壁部6の前端部は、コントロール部3よりも前方へ延びており、収納装置1の側面が外部から見えないようになっている。
【0015】
収納装置配設部4の上壁部5には、貫通孔5aが形成されている。貫通孔5aの前縁部は左右方向に延びる一方、左縁部、後縁部及び右縁部は上壁部5の周縁に沿うように円弧状に湾曲して延びており、従って、貫通孔5aは平面視で略半円形状となっている。貫通孔5aの前縁部の左右方向中央部には、後方へ向けて延出する延出部5bが形成されている。貫通孔5aの前縁部の左右両端部には、前方に向けて切り欠かれた左側切欠部5c及び右側切欠部5dがそれぞれ形成されている。
【0016】
次に、収納装置1の構造について説明する。図2に示すように、収納装置1は、物品(図示せず)が収納される凹部10を有する収納部材11と、凹部10の開放口10aを覆うように設けられるカバー部材12とを備えている。これら収納部材11及びカバー部材12は、樹脂製である。凹部10の開放口10aは、上方に向けて開放し、貫通孔5aと略相似な半円形状をなしている。凹部10内の前側の面には、左右方向中央部に凹部10内へ向けて膨出する膨出部10bが形成されている。膨出部10bは、凹部10の上下方向(深さ方向)両端に亘る形状となっている。凹部10の開放口10aの周縁には、フランジ14が形成されている。フランジ14の前縁部には、前方へ突出する2つの前側締結部15、15が左右方向に間隔をあけて設けられている。また、フランジ14の後縁部には、後方へ突出する2つの後側締結部16、16が同様に設けられている。これら前側締結部15及び後側締結部16には、ネジ17が挿通する孔部15a、16aがそれぞれ形成されている。尚、ネジ17は、インストルメントパネル2の収納装置配設部4の上壁部5下面に形成されたボス(図示せず)に螺合するようになっている。
【0017】
フランジ14の膨出部10bに対応する部分には、カバー部材12を回動可能に支持する支軸20が上方に突出するように形成されている。図3にも示すように、支軸20の中心部には、カバー部材12を収納部材11に取り付けるためのネジ21が螺合する螺合孔20aが軸線方向に延びるように形成されている。
【0018】
図2に示すように、カバー部材12は、凹部10の開放口10aよりも大きい円形板状をなし、水平方向に延びるように配置されている。カバー部材12の中心部には、ブッシュ22が挿通するブッシュ挿通孔23が形成されている。ブッシュ22には、ネジ21が挿通するようになっている。
【0019】
図3に示すように、カバー部材12の下面の中心部には、支軸20が挿入される下側窪み部24がブッシュ挿通孔23を囲むように形成されている。支軸20の外径は、支軸20が下側窪み部24に挿入された状態で相対回動可能となるように下側窪み部24の内径よりも若干小さめに設定されている。カバー部材12の上面には、ブッシュ挿通孔23を囲むように上側窪み部25が形成されている。この上側窪み部25には、ネジ21の頭部が入るようになっている。
【0020】
図2に示すように、カバー部材12には、大型開口部26(本発明の第2開口部に相当)と、大型開口部26から周方向に離れた部位に開口する第1〜第3小型開口部27〜29(本発明の第1開口部に相当)とが形成されている。大型開口部26は、凹部10の開放口10aと略相似な半円形状である。第1小型開口部27は、ブッシュ挿通孔23を挟んで大型開口部26とは反対側に位置しており、大型開口部26の中心角よりも小さい中心角を有する扇形をなしている。第2小型開口部28及び第3小型開口部29は、第1小型開口部27の両側に位置しており、第1小型開口部27よりも小さい円形状である。尚、第1〜第3小型開口部27〜29の形状は、上記した形状に限られるものではなく、任意に設定可能である。また、第1〜第3小型開口部27〜29の他に開口部を形成してもよい。
【0021】
また、カバー部材12の上面には、大型開口部26と第2小型開口部28との間に摘み部30が上方へ突出するように形成されている。この摘み部30は、図1に示すように、収納装置1がインストルメントパネル2に取り付けられた状態でインストルメントパネル2の左側及び右側切欠部5c、5dの一方の内方に位置するように配置されている。
【0022】
次に、上記のように構成された収納装置1の組み立て手順について説明する。まず、カバー部材12のブッシュ挿通孔23にブッシュ22を挿入するとともに、カバー部材12を、収納部材11の開放口10aを覆うように配置して収納部材11の支軸20をカバー部材12の下側窪み部24に挿入する。その後、ネジ21をブッシュ22内に挿入して支軸20の螺合孔20aに螺合させると、カバー部材12が収納部材11と一体化した状態で、支軸20周りに回動可能となる。
【0023】
しかる後、収納装置1をインストルメントパネル2に取り付ける。すなわち、収納装置1をインストルメントパネル2の収納装置配設部4内に配置し、前側締結部15及び後側締結部16の孔部15a、16aにネジ17をそれぞれ挿通して収納装置配設部4の上壁部5裏面のボスに螺合させる。これにより、収納装置1は、インストルメントパネル2に取り付けられ、収納部材11の開放口10aが貫通孔5aと一致するようになる。
【0024】
上記のようにしてインストルメントパネル2に取り付けられた収納装置1を使用する場合には、摘み部30を持ってカバー部材12を右側へ回動させ、図1に示すように、該摘み部30を右側切欠部5d内に配置すると、第1〜第3小型開口部27〜29が収納部材11の開放口10aに重なるようになる。このときのカバー部材12の状態が本発明の第1の状態に相当する。これにより、物品を第1〜第3小型開口部27〜29から凹部10に収納することが可能になり、収納した物品を第1〜第3小型開口部27〜29の周縁で保持できる。
【0025】
一方、第1〜第3小型開口部27〜29よりも大きな物品を収納したい場合には、摘み部30を持ってカバー部材12を左側へ回動させ、摘み部30を左側切欠部5c内に配置する。すると、大型開口部26が開放口10aに重なるようになる。このときのカバー部材12の状態が本発明の第2の状態に相当する。これにより、大きな物品を大型開口部26から凹部10に収納することが可能になり、収納した物品を大型開口部26の周縁で保持できる。
【0026】
以上説明したように、この実施形態1に係る収納装置1によれば、大型開口部26と小型開口部27〜29とが形成されたカバー部材12を、大型開口部26が凹部10の開放口10aに重なる状態と、小型開口部27〜29が凹部10の開放口10aに重なる状態とに切り替え可能にしたので、大きさの異なる物品を収納状態で安定させることができる。
【0027】
また、カバー部材12を回動操作するだけで、大きさの異なる物品に対応することができるので、切り替え操作を簡単することができる。
【0028】
《発明の実施形態2》
図4〜6は、本発明の実施形態2に係る収納装置1を示すものである。この実施形態2の収納装置1は、実施形態1のものに対して、収納部材11の形状が異なっている点と、収納部材11が回動するようになっている点で異なるだけなので、以下、実施形態1と異なる部分を詳細に説明する。
【0029】
すなわち、図5に示すように、収納部材11は、平面視で略円形状とされており、上面の中心部には、上方へ突出する回動軸40が形成されている。図6に示すように、回動軸40の中心部には、軸線方向に延びる貫通孔41が形成されており、この貫通孔41には、収納装置1をインストルメントパネル2に固定するためのネジ42が挿通するようになっている。また、図5に示すように、収納部材11には、実施形態1の凹部10と同様な第1凹部43と、第1凹部43とは異なる形状の第2凹部44とが形成されている。第2凹部44は第1凹部43から回動軸40の周方向に離れて位置付けられており、第2凹部44の深さは第1凹部43の深さよりも浅く設定されている。また、第2凹部44の内部には、上下方向に延びる2枚の仕切板45、45が設けられている。また、カバー部材12の中心部には、回動軸40が挿通する軸挿通孔46が形成されている。
【0030】
一方、インストルメントパネル2の収納装置配設部4の上壁部5には、延出部5bの左右方向中央部を貫通する取付孔5e(図6に示す)が形成されている。収納部材11の回動軸40は、この取付孔5eから上壁部5の上方へ突出している。取付孔5eと回動軸40との間には、ブッシュ60が設けられている。ブッシュ60には鍔部60aが形成されており、この鍔部60aは、収納装置配設部4の延出部5bの取付孔5e周縁部に嵌っている。
【0031】
また、収納装置配設部4の延出部5bとカバー部材12との間には、第1リング61が配設されており、延出部5bとカバー部材12との間に隙間が形成されるようになっている。さらに、カバー部材12と収納部材11との間には、第2リング61が配設されており、カバー部材12と収納部材11との間に隙間が形成されるようになっている。
【0032】
収納装置配設部4の上壁部5上面には、ノブ50が配置されている。ノブ50は、収納装置1を構成するものであり、回動軸40の貫通孔41に下方から挿通されたネジ42によって回動軸40に締結固定されている。従って、ノブ50を回すことで、収納部材11がカバー部材12とは独立して回動するようになっている。尚、回動軸40は、ノブ50に嵌合させるようにしてもよいし、接着するようにしてもよい。
【0033】
上記のように構成された収納装置1を使用する場合には、例えば、図4に示すように、収納部材11の第1凹部43をインストルメントパネル2の貫通孔5aに一致させた状態で、カバー部材12の摘み部30を持ってカバー部材12を右側に回動させて第1〜第3小型開口部27〜29を第1凹部43の開放口43aに重ねると、物品を第1〜第3小型開口部27〜29から第1凹部43に収納することが可能になる。また、この状態から、ノブ50のみを回して収納部材11の第2凹部44をインストルメントパネル2の貫通孔5aに一致させると、物品を第1〜第3小型開口部27〜29から第2凹部44に収納することが可能になる。
【0034】
また、カバー部材12のみを回動させることで、実施形態1と同様に、大型開口部26が第1凹部43の開放口43aに重なる状態と、第1〜第3小型開口部27〜29が第1凹部43の開放口43aに重なる状態とに切り替えることができるとともに、大型開口部26が第2凹部44の開放口44aに重なる状態と、第1〜第3小型開口部27〜29が第2凹部44の開放口44aに重なる状態とに切り替えることができる。
【0035】
以上説明したように、この実施形態2の収納装置1によれば、実施形態1のものと同様に大型開口部26と小型開口部27〜29とが形成されたカバー部材12を回動可能にしたので、大きさの異なる物品を収納状態で安定させることができる。
【0036】
また、収納部材11に形状の異なる第1凹部43及び第2凹部44を形成し、収納部材11を回動させることによって第1凹部43と第2凹部44とを切り替えて使用できるようにしたので、様々な形状の物品を収納することができ、利便性を向上させることができる。
【0037】
尚、この実施形態1、2では、カバー部材12に大型開口部26と小型開口部27〜29とが形成されている場合について説明したが、これに限らず、大型開口部26と小型開口部27〜29と間に別の開口部を形成し、この別の開口部が凹部10、43、44に重なるようにしてもよい。
【0038】
また、凹部10、43、44の大きさは、上記したものより小さくしてもよい。
【0039】
また、上記実施形態1、2では、カバー部材12に大型開口部26と小型開口部27〜29を形成し、カバー部材12の状態を2通りに切り替えるようにしているが、これに限らず、カバー部材12に開口部を追加して、カバー部材12の状態を3通り以上に切り替えるようにしてもよい。また、カバー部材12には、凹部10、43、44を閉塞する閉塞部を設けてもよい。
【0040】
また、上記実施形態2では、収納部材11に2つの凹部43、44を形成し、収納部材11の状態を2通りに切り替えるようにしているが、これに限らず、収納部材11に凹部を追加して、収納部材11の状態を3通り以上に切り替えるようにしてもよい。
【0041】
また、上記実施形態1、2では、カバー部材12を回動させることにより該カバー部材12の状態を切り替えるようにしているが、これに限らず、図示しないが、カバー部材を左右方向や前後方向にスライド可能にインストルメントパネルに支持し、スライドさせることによってカバー部材の状態を切り替えるようにしてもよい。
【0042】
また、本発明の収納装置1は、インストルメントパネル2以外にもセンターコンソール等の内装部材に設けることができる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
以上説明したように、本発明に係る収納装置は、例えば、自動車のインストルメントパネルに配設するのに適している。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】実施形態1に係る収納装置を備えるインストルメントパネルの斜視図である。
【図2】実施形態1に係る収納装置の分解斜視図である。
【図3】図1のIII−III線における断面図である。
【図4】実施形態2に係る図1相当図である。
【図5】実施形態2に係る図2相当図である。
【図6】図4のVI−VI線における断面図である。
【符号の説明】
【0045】
1 収納装置
10 凹部
10a 開放口
11 収納部材
12 カバー部材
26 大型開口部(第2開口部)
27〜29 第1〜第3小型開口部(第1開口部)
40 回動軸
43 第1凹部
44 第2凹部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品が収納される凹部を有する収納部材と、
上記凹部の開放口よりも大きく形成され、該開放口を覆うように設けられるカバー部材とを備え、
上記カバー部材には、形状の異なる第1開口部と第2開口部とが間隔をあけて形成され、
上記カバー部材は、上記第1開口部が上記凹部の開放口に重なる第1の状態と、上記第2開口部が上記凹部の開放口に重なる第2の状態とに切り替えられることを特徴とする収納装置。
【請求項2】
請求項1に記載の収納装置において、
収納部材の凹部は、上方に向けて開放するように形成され、
カバー部材は、上下方向に延びる軸線周りに回動可能に設けられ、
第1開口部及び第2開口部は上記軸線の周方向に離れていることを特徴とする収納装置。
【請求項3】
請求項2に記載の収納装置において、
収納部材は、上下方向に延びる回動軸と、第1凹部と、該第1凹部から回動軸の周方向に離れて位置付けられ、該第1凹部とは異なる形状の第2凹部とを有していることを特徴とする収納装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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