可動重複連結システム
【目的】 伸縮開閉の機能を必要とする構造物を、より簡単に、且つ、効果的に製造出来るシステムを開発することにより、従来不便であった点を改良し、不可能だった構造を可能に出来る。
【構成】 重複出来る板状物体各々に、隣接同志、可動連結するためと、ガイドレールの役目も兼ねている相対する貫通二段溝を設け、隣接同志を溝内で可動出来る連結部品で順次連結することにより、各々の板状物体が溝の有効範囲を自在に可動出来るので目的用途に応じて、簡単で効率の良い、伸縮開閉運動の機能を得ることが可能となる。
【構成】 重複出来る板状物体各々に、隣接同志、可動連結するためと、ガイドレールの役目も兼ねている相対する貫通二段溝を設け、隣接同志を溝内で可動出来る連結部品で順次連結することにより、各々の板状物体が溝の有効範囲を自在に可動出来るので目的用途に応じて、簡単で効率の良い、伸縮開閉運動の機能を得ることが可能となる。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
【0001】
本発明は、複数の物体の各々物体内に表裏相対する平行な貫通二段溝を設け隣接同志順次、溝内で可動出来る連結部品で連結出来、且つ各々の物体が溝の有効範囲を自在に移動出来るので、シャッター、ブラインド、パーテイション、精密ロボット、宇宙空間で使用する諸々の機材等、伸縮開閉構造物に応用出来る。又、単一形でも、交互反転使用で幾重にも順次連結が可能故に、災害時、緊急応急の為の伸縮開閉機材が、現場で簡単に連結出来るので産業上、伸縮開閉を必要とする構造物に幅広く活用出来る。
【背景技術】
【0002】
従来の伸縮開閉構造物は、複雑な構造で組み立て、解体が容易でない為に、前項のような災害時など緊急応急事態を含めて、あらゆる伸縮開閉構造物が不合理な構円形板造を解決する必要がある。
【解決しようとする課題】
【0003】
構造が簡単で目的用途に応じて、組み立て、解体が容易な伸縮開閉出来る連結システムが有れば、産業上又緊急救急時、災害時、広い分野で活用出来、従来の不便さ、不可能だった作動、構造が可能となる。
【目的】
【0004】
伸縮開閉構造物をより簡単・安価・精密なシステムで、幅広く活用出来る仕組みを開発することにより様々な分野で、とり円滑で効率の良い伸縮開閉運動の構造物を実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
重複出来る板状物体の各々に複数の平行なガイドレールとしての表裏相対する貫通二段溝を設け、相隣り合う同志を、溝内で移動出来る連結部品で連結し、各々の板状物体が各々、溝の有効範囲を自在に移動出来る状態で連結出来る。この板状物体を材質、用途、目的に応じて円形板、正方形板、長方形板等など様々な板状に合わせて平行な複数のガイドレールを円形・直線形・曲線形に設けることにより、多方面での、伸縮開閉構造物に応用出来る。又、単体形の板状物体でも表裏交互に順次連結出来る効率の長所を併せ持っている最良の連結方法である。
【0006】
当該連結システムを別の物体の一方、又は両端に接続利用することも可能。
【0007】
宇宙空間では、無重力、無障害の条件下では特に活用の幅が広く応用出来る。
【0008】
異物が多い箇所では、各溝溝をカバー出来る部材で蓋を出来る。
【作用】
複数の重複出来る均一形状の板状物体の各々に、相対する平行な二段の貫通溝を設け、隣り合う同志交互に連結部財で順次連結する。
【0009】
各々の板状物体が溝の有効範囲を自在に可動出来る状態で連結されている。
【0010】
又、このシステムを別の物体に取り付けて、連動させることも出来る。
【0011】
円盤状の重複出来る板状物体に、円状の相対する平行な貫通二段溝を外周近くに設け、同様に外と外、内と内と順次、連結部材で連結する。各々の円盤はその溝の有効範囲を自在に可動出来る。宇宙空間、精密ロボットの分野で広く応用が可能である。
【実施例】
【0012】
図面を参照にして説明すると
【0013】
図7、図8、図11、図12で示すように厚さ一定の円板J、K,L、M,Nの各々にガイドレールと連結用溝を兼ねる内外相対する貫通二段溝を設け、外側の溝を1、内側の溝を2とすると、円盤J、Kの外側溝同志、j−1とK−1を溝内に収まり可動出来る連結部品イ、ロでJとKを連結する。同様に円盤K,Lの内側溝同志、K−2とL−2を連結部品で連結する。同様にL−1とM−1、M−2とN−2を順次連結する。円盤が同一形状合同体の場合は表裏交互に重ね合わせて、順次連結出来る。以上のように円盤J,K,L,M,Nは隣接同志可動連結され、各々の円盤は溝の有効範囲を自在に可動出来る伸縮開閉出来る一体構造物が完成する。図1、図5、図10で示すように、正方形、長方形、扇形などの平板にも同様の仕組みが活用出来、直線溝、曲線溝など目的用途に応じて、溝の形状、部材の材質を考慮のうえ応用出来る。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されているような効果を発揮する。
【0015】
単一の成型部材でも表裏交互に、反転連結出来るごく簡単な構造で可動連結できるので、あらゆる伸縮開閉構造物に活用が可能になる。又、従来伸縮開閉が出来なかった構造物が伸縮開閉可能になる。
【0016】
宇宙空間での作業用部材、精密ロボットの部品に、災害地での緊急架設部材、緊急座席防護カバー、海難水難救助用連結ブイ、火災防煙防火シャッター、乗用車バンパー内臓カーカバー、臨時用緊急用仕込階段、など幅広い分野で応用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 隣接同志、可動連結するための相対する貫通二段溝の断面図。
【図2】 連結部品の一例。
【図3】 連結部品の断面図例。
【図4】 相対する平行な貫通二段溝の配置例図。
【図5】 板状物体の相対する平行な貫通二段溝の配置例図。
【図6】 板状物体の連結構成図。
【図7】 板状物体の連結構成断面図。
【図8】 連結部品例の断面図。
【図9】 一端同軸、扇形板状物体の貫通二段溝と、その断面図。
【図10】 一端同軸、扇形板状物体の断面図。
【図11】 円形板状物体の貫通二段溝の位置図と連結構成図。
【図12】 円形板状物体の貫通二段溝の断面図。
【図13】 片方の溝固定の場合の断面図。
【図14−1】 平行溝同志、連結の断面例図。
【図14−2】 片方固定溝、連結の断面例図。
【図15】 片方固定溝断面例図。
【図16】 一部片方が同軸、他は平行溝で構成の連結応用例図。
【図17】 片方同軸、一方扇形貫通溝応用例図。
【図18−1】 一端固定軸、一方円周溝活用例、開伸時側面図。
【図18−2】 一端固定軸、一方円周溝活用例、閉縮時側面図。
【図18−3】 一端固定軸、一方円周溝活用例、閉縮時正面図。
【符号の説明】
1 A、B,C,D 連結する板状物体
2 イ、ロ 連結部品
3 A1、A2,A3,A4 Aに内臓する平行な貫通二段溝
4 B1,B2、B3,B4 Bに内臓する平行な貫通二段溝
5 C1,C2,C3,C4 Cに内臓する平行な貫通二段溝
6 D1,D2,D3,D4 Dに内臓する平行な貫通二段溝
7 E,F,G,H 連結する扇形板状物体
8 E1,E2 Eに内臓する平行な同軸円状の貫通二段溝
9 F1、F2 Fに内臓する平行な同軸円状の貫通二段溝
10 G1,G2 Gに内臓する平行な同軸円状の貫通二段溝
11 H1,H2 Hに内臓する平行な同軸円状の貫通二段溝
13 J,K,L、M、N 連結する円形板状物体
14 J1,J2 Jに内臓する円状の貫通二段溝
15 K1,K2 Kに内臓する円状の貫通二段溝
16 L1,L2 Lに内臓する円状の貫通二段溝
17 M1,M2 Mに内臓する円状の貫通二段溝
18 N1、N2 Nに内臓する円状の貫通二段溝
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
【0001】
本発明は、複数の物体の各々物体内に表裏相対する平行な貫通二段溝を設け隣接同志順次、溝内で可動出来る連結部品で連結出来、且つ各々の物体が溝の有効範囲を自在に移動出来るので、シャッター、ブラインド、パーテイション、精密ロボット、宇宙空間で使用する諸々の機材等、伸縮開閉構造物に応用出来る。又、単一形でも、交互反転使用で幾重にも順次連結が可能故に、災害時、緊急応急の為の伸縮開閉機材が、現場で簡単に連結出来るので産業上、伸縮開閉を必要とする構造物に幅広く活用出来る。
【背景技術】
【0002】
従来の伸縮開閉構造物は、複雑な構造で組み立て、解体が容易でない為に、前項のような災害時など緊急応急事態を含めて、あらゆる伸縮開閉構造物が不合理な構円形板造を解決する必要がある。
【解決しようとする課題】
【0003】
構造が簡単で目的用途に応じて、組み立て、解体が容易な伸縮開閉出来る連結システムが有れば、産業上又緊急救急時、災害時、広い分野で活用出来、従来の不便さ、不可能だった作動、構造が可能となる。
【目的】
【0004】
伸縮開閉構造物をより簡単・安価・精密なシステムで、幅広く活用出来る仕組みを開発することにより様々な分野で、とり円滑で効率の良い伸縮開閉運動の構造物を実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
重複出来る板状物体の各々に複数の平行なガイドレールとしての表裏相対する貫通二段溝を設け、相隣り合う同志を、溝内で移動出来る連結部品で連結し、各々の板状物体が各々、溝の有効範囲を自在に移動出来る状態で連結出来る。この板状物体を材質、用途、目的に応じて円形板、正方形板、長方形板等など様々な板状に合わせて平行な複数のガイドレールを円形・直線形・曲線形に設けることにより、多方面での、伸縮開閉構造物に応用出来る。又、単体形の板状物体でも表裏交互に順次連結出来る効率の長所を併せ持っている最良の連結方法である。
【0006】
当該連結システムを別の物体の一方、又は両端に接続利用することも可能。
【0007】
宇宙空間では、無重力、無障害の条件下では特に活用の幅が広く応用出来る。
【0008】
異物が多い箇所では、各溝溝をカバー出来る部材で蓋を出来る。
【作用】
複数の重複出来る均一形状の板状物体の各々に、相対する平行な二段の貫通溝を設け、隣り合う同志交互に連結部財で順次連結する。
【0009】
各々の板状物体が溝の有効範囲を自在に可動出来る状態で連結されている。
【0010】
又、このシステムを別の物体に取り付けて、連動させることも出来る。
【0011】
円盤状の重複出来る板状物体に、円状の相対する平行な貫通二段溝を外周近くに設け、同様に外と外、内と内と順次、連結部材で連結する。各々の円盤はその溝の有効範囲を自在に可動出来る。宇宙空間、精密ロボットの分野で広く応用が可能である。
【実施例】
【0012】
図面を参照にして説明すると
【0013】
図7、図8、図11、図12で示すように厚さ一定の円板J、K,L、M,Nの各々にガイドレールと連結用溝を兼ねる内外相対する貫通二段溝を設け、外側の溝を1、内側の溝を2とすると、円盤J、Kの外側溝同志、j−1とK−1を溝内に収まり可動出来る連結部品イ、ロでJとKを連結する。同様に円盤K,Lの内側溝同志、K−2とL−2を連結部品で連結する。同様にL−1とM−1、M−2とN−2を順次連結する。円盤が同一形状合同体の場合は表裏交互に重ね合わせて、順次連結出来る。以上のように円盤J,K,L,M,Nは隣接同志可動連結され、各々の円盤は溝の有効範囲を自在に可動出来る伸縮開閉出来る一体構造物が完成する。図1、図5、図10で示すように、正方形、長方形、扇形などの平板にも同様の仕組みが活用出来、直線溝、曲線溝など目的用途に応じて、溝の形状、部材の材質を考慮のうえ応用出来る。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されているような効果を発揮する。
【0015】
単一の成型部材でも表裏交互に、反転連結出来るごく簡単な構造で可動連結できるので、あらゆる伸縮開閉構造物に活用が可能になる。又、従来伸縮開閉が出来なかった構造物が伸縮開閉可能になる。
【0016】
宇宙空間での作業用部材、精密ロボットの部品に、災害地での緊急架設部材、緊急座席防護カバー、海難水難救助用連結ブイ、火災防煙防火シャッター、乗用車バンパー内臓カーカバー、臨時用緊急用仕込階段、など幅広い分野で応用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 隣接同志、可動連結するための相対する貫通二段溝の断面図。
【図2】 連結部品の一例。
【図3】 連結部品の断面図例。
【図4】 相対する平行な貫通二段溝の配置例図。
【図5】 板状物体の相対する平行な貫通二段溝の配置例図。
【図6】 板状物体の連結構成図。
【図7】 板状物体の連結構成断面図。
【図8】 連結部品例の断面図。
【図9】 一端同軸、扇形板状物体の貫通二段溝と、その断面図。
【図10】 一端同軸、扇形板状物体の断面図。
【図11】 円形板状物体の貫通二段溝の位置図と連結構成図。
【図12】 円形板状物体の貫通二段溝の断面図。
【図13】 片方の溝固定の場合の断面図。
【図14−1】 平行溝同志、連結の断面例図。
【図14−2】 片方固定溝、連結の断面例図。
【図15】 片方固定溝断面例図。
【図16】 一部片方が同軸、他は平行溝で構成の連結応用例図。
【図17】 片方同軸、一方扇形貫通溝応用例図。
【図18−1】 一端固定軸、一方円周溝活用例、開伸時側面図。
【図18−2】 一端固定軸、一方円周溝活用例、閉縮時側面図。
【図18−3】 一端固定軸、一方円周溝活用例、閉縮時正面図。
【符号の説明】
1 A、B,C,D 連結する板状物体
2 イ、ロ 連結部品
3 A1、A2,A3,A4 Aに内臓する平行な貫通二段溝
4 B1,B2、B3,B4 Bに内臓する平行な貫通二段溝
5 C1,C2,C3,C4 Cに内臓する平行な貫通二段溝
6 D1,D2,D3,D4 Dに内臓する平行な貫通二段溝
7 E,F,G,H 連結する扇形板状物体
8 E1,E2 Eに内臓する平行な同軸円状の貫通二段溝
9 F1、F2 Fに内臓する平行な同軸円状の貫通二段溝
10 G1,G2 Gに内臓する平行な同軸円状の貫通二段溝
11 H1,H2 Hに内臓する平行な同軸円状の貫通二段溝
13 J,K,L、M、N 連結する円形板状物体
14 J1,J2 Jに内臓する円状の貫通二段溝
15 K1,K2 Kに内臓する円状の貫通二段溝
16 L1,L2 Lに内臓する円状の貫通二段溝
17 M1,M2 Mに内臓する円状の貫通二段溝
18 N1、N2 Nに内臓する円状の貫通二段溝
【特許請求の範囲】
【請求項1】
重複できる形状の板状物体に各々二列以上の平行な、表裏相対するガイドレール、連結溝を兼ねた、二段の貫通溝を設け、その溝内で可動出来る連結部品で隣同志、順次連結することにより、複数の物体が各々溝の有効範囲を、溝に沿って上下左右前後、自在に可動出来るように連結できるシステム。
【請求項1】
重複できる形状の板状物体に各々二列以上の平行な、表裏相対するガイドレール、連結溝を兼ねた、二段の貫通溝を設け、その溝内で可動出来る連結部品で隣同志、順次連結することにより、複数の物体が各々溝の有効範囲を、溝に沿って上下左右前後、自在に可動出来るように連結できるシステム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14−1】
【図14−2】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18−1】
【図18−2】
【図18−3】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14−1】
【図14−2】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18−1】
【図18−2】
【図18−3】
【公開番号】特開2011−163552(P2011−163552A)
【公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−49793(P2010−49793)
【出願日】平成22年2月15日(2010.2.15)
【出願人】(396002552)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年2月15日(2010.2.15)
【出願人】(396002552)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]