説明

圧力計及びスキューバダイビング用圧力ゲージ

【課題】圧力源との接続によって圧力計の指針が動くことで、自動的に回路が通電してその状態を維持できる圧力計及びスキューバダイビング用圧力ゲージを提供すること。
【解決手段】非接触型の電気スイッチ機構によって作動する警告手段等の電気回路を備える空気等の流体圧の圧力計であって、指針を回動させる指針軸20と、光を受けた際には電気回路をON状態にする受光素子8と、その受光素子8によって発生させたON状態を維持できるように、光を発するように設けられ、その光を受光素子8が受光できるように配された発光素子7と、指針軸20と連動して回動するように設けられ、受光素子8を覆うように位置した際に、その受光素子8への光を遮蔽することで電気回路をOFF状態にする遮蔽部材9とを具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、非接触型のスイッチ機構によって作動する残圧警告手段等の電気回路を備える圧力計及びスキューバダイビング用圧力ゲージに関する。
【背景技術】
【0002】
スキューバダイビングにおける事故のうちの多くは、タンクのエアー切れによる窒息が挙げられる。これは、水中では特に深度が増した場合、いわゆる窒素酔いという、判断力が低下する現象に見舞われることや、撮影や観察といった集中を要する作業を水中で行った場合、エアー残圧の確認を怠ったがために起こる。このような場合、浮上するだけのエアーが残っておらず、規定以上の速度で浮上する事を余儀なくされ、潜水病にかかる、あるいは最悪の場合エアー切れで窒息死するなどの事故が後を経たない。
【0003】
先行技術として、タンクの空気圧が少なくなったら、光や音で警告する圧力計が開示されている(特許文献1参照)。これによれば、圧力を指す指針に小型の磁石が貼り付けられ、それが予めセットされたリードスイッチ或いは磁力センサー近傍を通過すると、回路のスイッチが入って警告が発せられる構成になっている。
しかしながら、この方式においては、磁石によってリードスイッチ等を作動させるため、所定以上の磁力を有する物理的に一定以上の大きさの磁石を用いないと適切に作動しない。このため、圧力計をさらに小型化することが難しく、設計上の自由度が制限される。
【0004】
また、光センサーを使って指針の位置を検出し、一定位置になったら警告を出す手法も容易に考えられる(特許文献2参照)。しかし、その場合は、不使用時に待機電力を消費しないように、別途回路のスイッチを設ける必要がある。このため、スイッチを入れ忘れた場合や、スイッチ部からの漏水の可能性、及び待機電力の消費などの解決すべき問題があり、スキューバダイビング用の圧力ゲージには使用されるに至っていなかった。
【特許文献1】実開昭63−167232号公報(第1頁、図3)
【特許文献2】特開昭61−193043号公報(第1頁、図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
圧力計及びスキューバダイビング用圧力ゲージに関して解決しようとする問題点は、磁石とリードスイッチを用いる場合は設計の自由度が制限されてしまい、また、単純に光センサーを使って指針の位置を検出する場合は、別途回路のスイッチが必要となる点にある。
そこで本発明の目的は、設計の自由度が高く、外部通電スイッチを設けずに圧力源との接続による空気等の流体圧を受けて圧力計の指針が動くことで自動的に回路が通電してその状態を維持できる圧力計及びスキューバダイビング用圧力ゲージを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
本発明にかかる圧力計の一形態によれば、非接触型の電気スイッチ機構によって作動する残圧警告手段等の電気回路を備える空気等の流体圧の圧力計であって、機械式圧力エレメントに連動して指針を回動させる指針軸と、光を受けた際には前記電気回路をON状態にし、光が遮蔽された際には前記電気回路をOFF状態にする受光素子と、該受光素子によって発生させた前記ON状態を外光が入らない暗所においても維持するように、一旦発生させた前記ON状態において光を発するように設けられ、該光を前記受光素子が受光できるように配された発光素子と、前記指針軸と連動して回動するように設けられ、前記受光素子を覆うように位置した際に、該受光素子への外光及び前記発光素子による光を遮蔽することで前記電気回路をOFF状態にする遮蔽部材とを具備することを特徴とする。
【0007】
また、本発明にかかる圧力計の一形態によれば、前記発光素子を、前記ON状態を維持できる光量を確保しながら、点滅状態で発光させるように、前記電気回路に発振回路が設けられていることを特徴とすることができる。
また、本発明にかかる圧力計の一形態によれば、前記受光素子は、前記ON状態を維持すべく、前記発光素子によって発せられて前記指針用の目盛板における裏面で反射された光を受光するように設けられていることを特徴とすることができる。
【0008】
また、本発明にかかる圧力計の一形態によれば、前記電気回路に、該電気回路が前記ON状態になった後で、変動する流体の圧力が設定された所定の圧力となった際に、前記電気回路に設けられた警告手段の機能等を作動させるべく検出信号を出力するセンサー部を備えることを特徴とすることができる。
また、本発明にかかる圧力計の一形態によれば、前記センサー部が、流体の圧力の変動で設定された所定の位置に前記遮蔽部材が来た際に検出信号を出力するように、発光素子部と受光素子部とが対になって配置されていることを特徴とすることができる。
また、本発明にかかる圧力計の一形態によれば、前記センサー部が、前記発光素子部から発せられて前記遮蔽部材で反射された光を前記受光素子部で受光することで前記検出信号を出力するように設けられていることを特徴とすることができる。
【0009】
また、本発明にかかる圧力計の一形態によれば、前記警告手段が、警告用発光素子の点滅や点灯、警告音等を発する回路から構成されていることを特徴とすることができる。
また、本発明にかかる圧力計の一形態によれば、前記電気回路に、前記指針が指し示す目盛板を明るくする照明手段が設けられていることを特徴とすることができる。
【0010】
また、本発明にかかる圧力計の一形態によれば、非接触の状態で充電できるように、非接触充電手段を備えることを特徴とすることができる。
また、本発明にかかる圧力計の一形態によれば、前記の圧力計の構成を備え、且つ防水手段を備えることを特徴とすることができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明の圧力計及びスキューバダイビング用圧力ゲージによれば、設計の自由度が高く、外部通電スイッチを設けずに圧力源との接続による空気等の流体圧を受けて圧力計の指針が動くことで自動的に回路が通電してその状態を維持できるという特別有利な効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明に係る圧力計の一例であるスキューバダイビング用圧力ゲージの最良の形態例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るスキューバダイビング用圧力ゲージを示す正面図(a)および側面から見た断面図(b)である。図2は、図1の形態例に係る受光素子及び発光素子によるスイッチ動作を説明する断面図であり、(a)がOFFの状態を示し、(b)がONの状態を示す。また、図3は、図1の形態例に設けられた残圧警告手段の電気回路を示す回路図である。
このスキューバダイビング用圧力ゲージは、非接触型の電気スイッチ機構によって作動する残圧警告手段等の電気回路50(図3参照)を備える空気等の流体圧の圧力計である。
【0013】
20は指針軸であり、機械式圧力エレメント(ブルドン管)12の動作に連動し、圧力を表示する指針を回動させる。
8はフォトダイオードであり、光を受けた際には電気回路50(図3参照)をON状態にし、光が遮蔽された際には電気回路50をOFF状態にする受光素子の形態例である。
7は赤外LEDであり、前記受光素子(フォトダイオード8)によって発生させた前記ON状態を外光が入らない暗所においても維持するように、一旦発生させた前記ON状態において光を発するように設けられ、該光を前記受光素子が受光できるように配された発光素子(図2(b)参照)の形態例である。
【0014】
9は遮蔽板であり、指針軸20と連動して回動するように設けられ、前記受光素子(フォトダイオード8)を覆うように位置した際(図2(a)参照)に、その受光素子への外光及び前記発光素子(赤外LED7)による光を遮蔽することで電気回路50をOFF状態にする遮蔽部材の形態例である。
これにより、外部通電スイッチを設けずに圧力源との接続による空気等の流体圧を受けて圧力計の指針5が動くことで自動的に回路が通電してその状態を維持できる。
51は発振回路(図3参照)であり、前記発光素子(赤外LED7)を、前記ON状態を維持できる光量を確保しながら、点滅状態で発光させるように、前記電気回路に設けられている。これにより、待機電力を節電でき、電池の交換時間を延長できる。
【0015】
11はフォトインタラプタであり、電気回路50に備えられ、その電気回路50が前記ON状態になった後で、変動する流体の圧力が設定された所定の圧力となった際に、前記電気回路に設けられた警告手段の機能等を作動させるべく検出信号を出力するセンサー部の形態例である。これにより、所要の設定圧で警告等を好適に発することができる。
このセンサー部は、流体の圧力の変動で設定された所定の位置に遮蔽部材(遮蔽板9)が来た際に検出信号を出力するように、発光素子部と受光素子部とが対になって配置されたフォトインタラプタ11となっている。これは、非接触型のスイッチ手段であり、信頼性や耐久性の高い回路を構成できる。
このセンサー部(フォトインタラプタ11)によれば、前記発光素子部から発せられて前記遮蔽部材で反射された光を前記受光素子部で受光することで前記検出信号を出力する。
これによれば、センサー部及び遮蔽板の形状を特別とすることなく、簡易に設けることができ、小型化にも適切に対応できる。
【0016】
また、前記受光素子は、前記ON状態を維持すべく、前記発光素子によって発せられて前記指針用の目盛板における裏面で反射された光を受光するように設けることもできる(図5参照)。
また、前記警告手段は、警告用発光素子(警告用LED4)の点滅や点灯、警告音等を発する回路(図3参照)よって構成することができる。
さらに、電気回路50に、前記指針が指し示す目盛板を明るくする照明手段を設けてもよい(図4参照)。
さらにまた、非接触の状態で充電できるように、非接触充電手段を備えてもよい(図4参照)。
【実施例1】
【0017】
次に、図1〜3に基づいて、本発明に係るスキューバダイビング用圧力ゲージの一実施例について説明する。
1はタンクに接続された1stステージレギュレーターからのホースを接続する接続口、2はゲージ本体ケースである。これに透明カバー16をO-リングなどの防水パッキンを適した形で配置して防水筐体とする。この防水筐体の内部には、機械式の圧力エレメント12が入っており、印加圧力に応じて指針軸20に固定された指針5が回転(回動)できるように設けられている。指針5は、目盛板3上で回動し、使用者は圧力値をアナログ表示で読むことができる。
【0018】
6は回路基板であり、この上に図3に示す回路部品が配置される。具体的には、警告用LED4、赤外LED7、フォトダイオード8、フォトインタラプタ11が、図1の示すような配列で配置される。
フォトダイオード8は、圧力エレメント12に圧力がかかっていないときの指針5の位置に対応して目盛ゼロの近傍に配されている。また、フォトインタラプタ11は、指針5が目盛ゼロから所定の角度を回動した状態の位置であって、警報を発すべき圧力の目盛の近傍に配されている。また、赤外LED7は、フォトダイオード8へ光を照射可能に、そのフォトダイオード8に隣接して設けられている。
【0019】
9は遮蔽板であり、回路基板6上で且つ目盛板3の裏の空間を通過できるように指針軸20に固定されて配され、指針5と同期して回動できる。さらに詳細には、遮蔽板9が、フォトダイオード8、フォトインタラプタ11の上方近傍を通過できるように位置されている。なお、フォトインタラプタ11は、常に外光が照射されない目盛板3の裏に位置している。
また、圧力エレメント12に圧力がかかっていない段階では、遮蔽板9が、図1及び図2(a)に示すように、フォトダイオード8を覆って外光が入射することを阻止するように位置している。この位置では、遮蔽板9の先端がフォトダイオード8を覆うように曲げられて形成されているため、赤外LED7からの光も遮蔽できる。
このように遮蔽板9によってフォトダイオード8への光の照射が阻止されている状態では、電気回路50(図3参照)には通電されておらず、OFF状態となっている。
【0020】
13はバッテリーであり、バッテリー押え板14により回路基板6に固定される。15はバッテリー交換を容易にするための交換口の蓋であって、目盛板3と同じ面に形成されている。
【0021】
次に、以上の構成から成る圧力ゲージの動作について説明する。
タンクが1stステージレギュレーターに接続されて圧力がかかると、圧力エレメント12が指針軸20等を介して指針5を回動させる。この指針5の動作と一緒に遮蔽板9が回動し、フォトダイオード8上から離れる。このとき、目盛板6にはフォトダイオード8の真上に位置するように光取入れ穴10が設けられているため、その光取入れ穴10から外光が入ってフォトダイオード8が受光する。
【0022】
すると、フォトダイオード8の発電作用によって図3に示すトランジスタTr1がONし、回路が通電する。一旦回路が通電すると、フォトダイオード8に隣接された赤外LED7が点灯し、フォトダイオード8を照射するので、回路はONしたままとなる。
【0023】
圧力が増加または減少して遮蔽板9がフォトインタラプタ11の上方に来ると、フォトインタラプタ11から発せられる赤外線を、その遮蔽板9が反射する。つまり、遮蔽板9の裏面(下面)でフォトインタラプタ11の発光素子部から発せられた光が反射される。その光をフォトインタラプタ11の受光素子部で受光して検出信号(電流)を発する。これにより。図3に示すトランジスタTr3がONし、警告用LED4が点滅する。なお、点滅することで消費電力を低減できる。
【0024】
そして、さらに圧力が減少してゼロ近傍になると、遮蔽板9は、光取入れ穴10からの光を遮ると同時に赤外LED7からの光を遮り、フォトダイオード8は外光及び赤外LED7のいずれからも受光できなくなる。これにより電気回路50はOFFする。
【実施例2】
【0025】
次に、図4に基づいて、本発明に係るスキューバダイビング用圧力ゲージの他の実施例について説明する。図4は、本発明に係るスキューバダイビング用圧力ゲージを示す正面図(a)および側面から見た断面図(b)である。なお、実施例1に示した構成と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
この実施例2は、電池33をゲージ本体ケース2内から取り外すことなく、充電することができる点で実施例1と異なる。
【0026】
この実施例2によれば、充電台34とゲージ本体2の充電用ポート40とにおいて、非接触に電力の受け渡しをできるように構成されている。この非接触充電方法自体は既存の技術であるが、スキューバダイビング用圧力ゲージという、特に防水・耐圧構造が要求される分野の製品においては、大変有効な手段である。
具体的には、ゲージ側コイル36と充電台側コイル38の間で交流磁界により電力の受け渡しが行われる。35は充電台へ電源を供給するプラグである。
また、39は照明用発光素子であり、電気回路50がON状態になったとき通電されて発光するように設けることができる。この照明用発光素子39は、発光ダイオードで構成できる。
【実施例3】
【0027】
次に、図5に基づいて、遮蔽板及び発光素子等の他の形態例を示す。図5は、受光素子及び発光素子と遮蔽板によるスイッチ動作を説明する断面図であり、(a)がOFFの状態を示し、(b)がONの状態を示す。
この形態例によれば、赤外LED21が受光素子8aと並列配置された状態に設けられ、いわゆるフォトインタラプタが形成されており、遮蔽板9aの先端部の裏面には赤外線吸収部22を設けてある。また、目盛板3の裏面で穴10の近傍には反射部23を設けてある。なお、赤外線吸収部22は、例えば、赤外線吸収塗料を塗布することで容易に設けることができる。
【0028】
これにより、電気回路50のOFF状態或いはONからOFFへの切り替えにおいては、遮蔽板9aが、赤外LED21による光及び外光を好適に遮ることができる(図5(a)参照)。
また、電気回路50のON状態においては、反射部23によって反射された赤外LED21の光を受光素子8aが受光し、そのON状態を保つことができる。(図5(b)参照)。
この構成によれば、発光素子(赤外LED21)と受光素子8aとが同一方向を向いて並列され、コンパクトに設けられているため、圧力ゲージの薄型化にも対応できる。また、市販のフォトインタラプタを利用でき、コストを低減できる利点もある。
【0029】
以上、本発明につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの形態例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明に係る圧力計の一形態例を示す正面図および断面図である。
【図2】受光素子及び発光素子によるスイッチ動作を説明する断面図である。
【図3】図1の形態例に設けられた警告手段の電気回路を示す回路図である。
【図4】本発明に係る圧力計の他の形態例を示す正面図および断面図である。
【図5】受光素子及び発光素子による他のスイッチ動作を説明する断面図である。
【符号の説明】
【0031】
4 警告用LED
5 指針
7 赤外LED
8 フォトダイオード
9 遮蔽板
11 ファトインタラプタ
12 圧力エレメント
20 指針軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
非接触型の電気スイッチ機構によって作動する残圧警告手段等の電気回路を備える空気等の流体圧の圧力計であって、
機械式圧力エレメントに連動して指針を回動させる指針軸と、
光を受けた際には前記電気回路をON状態にし、光が遮蔽された際には前記電気回路をOFF状態にする受光素子と、
該受光素子によって発生させた前記ON状態を外光が入らない暗所においても維持するように、一旦発生させた前記ON状態において光を発するように設けられ、該光を前記受光素子が受光できるように配された発光素子と、
前記指針軸と連動して回動するように設けられ、前記受光素子を覆うように位置した際に、該受光素子への外光及び前記発光素子による光を遮蔽することで前記電気回路をOFF状態にする遮蔽部材とを具備することを特徴とする圧力計。
【請求項2】
前記発光素子を、前記ON状態を維持できる光量を確保しながら、点滅状態で発光させるように、前記電気回路に発振回路が設けられていることを特徴とする請求項1記載の圧力計。
【請求項3】
前記受光素子は、前記ON状態を維持すべく、前記発光素子によって発せられて前記指針用の目盛板における裏面で反射された光を受光するように設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の圧力計。
【請求項4】
前記電気回路に、該電気回路が前記ON状態になった後で、変動する流体の圧力が設定された所定の圧力となった際に、前記電気回路に設けられた警告手段の機能等を作動させるべく検出信号を出力するセンサー部を備えることを特徴とする請求項1、2又は3記載の圧力計。
【請求項5】
前記センサー部が、流体の圧力の変動で設定された所定の位置に前記遮蔽部材が来た際に検出信号を出力するように、発光素子部と受光素子部とが対になって配置されていることを特徴とする請求項4記載の圧力計。
【請求項6】
前記センサー部が、前記発光素子部から発せられて前記遮蔽部材で反射された光を前記受光素子部で受光することで前記検出信号を出力するように設けられていることを特徴とする請求項5記載の圧力計。
【請求項7】
前記警告手段が、警告用発光素子の点滅や点灯、警告音等を発する回路から構成されていることを特徴とする請求項4、5又は6記載の圧力計。
【請求項8】
前記電気回路に、前記指針が指し示す目盛板を明るくする照明手段が設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の圧力計。
【請求項9】
非接触の状態で充電できるように、非接触充電手段を備えることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又8は記載の圧力計。
【請求項10】
請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の圧力計の構成を備え、且つ防水手段を備えることを特徴とするスキューバダイビング用圧力ゲージ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−240385(P2007−240385A)
【公開日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−64700(P2006−64700)
【出願日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【出願人】(300089091)有限会社ティーアンドエス (1)
【Fターム(参考)】