説明

圧縮装置の結束装置

【課題】廃棄物等の圧縮装置における圧縮後の処理物の結束作業において、結束紐が処理物や上下移動するプレス体の移動によって結束紐ガイドから外れやすいのを防止する。
【解決手段】圧縮された処理物を結束する結束装置とを有する圧縮装置において、結束装置は、圧縮された処理物を結束する結束紐21をガイドする結束紐ガイド22を、圧縮室の取出口の対面側の内壁面沿いに設けるとともに、結束紐ガイド22が、上下面を斜面状とし上斜面22bと下斜面22cが接して形成される水平な頂辺22aを圧縮室4内側方向へ突出した側面視三角形の突起物として形成され、その上下斜面に紐貫通孔22dを貫通させ該紐貫通孔22dによって上下方向に結束紐21をガイドする圧縮装置の結束装置による。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、プラスチック類、ペットボトル、紙類などの廃棄物を処理物として圧縮し結束する圧縮装置において、圧縮された処理物を結束する結束装置に関する。
【背景技術】
【0002】
プラスチック類、ペットボトル、紙類などの廃棄物を処理物として圧縮して結束する圧縮装置は、圧縮室内で複数回に亘りシリンダー等により一方向から繰り返し、処理物を圧縮して結束して圧縮物として取り出していた。
【0003】
このような圧縮装置に備えられる結束装置としては、圧縮室の取出口の対面側、すなわち背面板にコ字状の溝を複数設け、その溝によって結束紐を上下にガイドしていた(従来技術1)。
【0004】
そのため、圧縮装置の圧縮手段であるプレス体が圧縮室内で上下動して処理物を繰り返し圧縮する作動によって、処理物が結束紐に干渉して紐を弛ませる場合や、結束紐がコ字状の溝から外れ易い課題があった。
【0005】
これらの課題を克服するため、特開2002-211504号(従来技術2)に「減容梱包装置」の開示があり、その構成は「圧縮盤4の背面側にロープRを通過させるロープ通過溝11Aが形成されている。また、圧縮盤4には、引き抜き棒40を挿入してロープRを引き抜くための挿通孔32が形成されている。この挿通孔32の背面側に、ロープRを通過させて、ロープRをロープ通過溝11の中央部分に案内するロープガイド34が設けられている。また、挿通孔32には、引き抜き棒40を挿通孔32にまっすぐに挿入する案内をするための案内用突起33が設けられている」ものである。
【特許文献1】特開2002−211504号公報(従来技術2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来技術1のように背面板にコ字状の溝に結束紐を上下にガイドした場合、圧縮手段であるプレス体が圧縮室内で上下動して処理物を繰り返し圧縮する作動や、圧縮された処理物の復元作用のため結束紐が、弛んだり移動したりして正規の位置からずれてしまい結束時に引き抜き棒に紐が掛けられず、引き出せなくなる問題点があった。
【0007】
また、従来技術2のロープガイド34は、[0020]欄の記載によれば「圧縮盤4で被処理物を減容する際、図8(a)に示すように、圧縮盤4の押圧力で減容物Gが背面板11に形成されたロープ通過溝11Aに盛り上がろうとする。ところが、本発明に係る減容圧縮装置1では、図8(b)に示すように、圧縮盤4に設けられているロープガイド34が、背面板11に形成されているロープ通過溝11Aに入り込んでいる。」という構成であり、ロープガイド34は、上下動する圧縮盤4に設けられており、その水平方向先端を背面板11の水平方向断面コ字状の溝であるロープ通過溝11Aに係合して上下動する構成である。
【0008】
すなわち従来技術2のロープガイド34は、圧縮盤4と一緒に背面板11のロープ通過孔11Aを上下に摺動する構成であるため、圧縮盤4の上下動による摩擦抵抗により結束紐が引かれる等により弛みが出る場合や、圧縮盤から突出した構成のため処理物の復元圧力により壊れやすい課題があった。この発明は、容易な構造で確実に結束紐を保持及びガイドすることのできる圧縮装置の結束装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、
一側面に圧縮された処理物を圧縮室から取り出すことのできる取出口を設け、取出口に開閉可能な取出扉を設けるとともに処理物を投入可能な投入口を設けている圧縮室と、
圧縮室内で上下動して処理物を繰り返し圧縮するプレス体とを有する圧縮手段と、
圧縮された処理物を結束する結束装置とを有する圧縮装置において、
結束装置は、圧縮された処理物を結束する結束紐をガイドする結束紐ガイドを、圧縮室の取出口の対面側の内壁面沿いに設けるとともに、
結束紐ガイドが、上下面を斜面状とし上斜面と下斜面が接して形成される水平な頂辺を圧縮室内側方向へ突出した側面視三角形の突起物として形成され、その上下斜面に紐貫通孔を貫通させ該紐貫通孔によって上下方向に結束紐をガイドすることを特徴とする圧縮装置の結束装置を提案する。
【0010】
また、圧縮室の取出口の対面側の内壁面が、水平方向断面でコ字状の溝が上下方向に複数形成される板状体からなる圧縮室であり、
結束紐ガイドが、溝に設けられているとともに頂辺の位置が溝内からでない高さである0009欄に記載の圧縮装置の結束装置を提案する。
【0011】
更に、結束紐ガイドが、頂辺に開口し紐貫通孔まで連続する紐貫通孔より幅の狭い間隙からなる紐挿入口を設けている結束紐ガイドである0009欄又は0010欄に記載の圧縮装置の結束装置を提案する。
【発明の効果】
【0012】
この発明によれば、非常に簡単な構成で結束紐を確実に保持しかつガイドすることができる。特に結束紐ガイドの形状が、上下面を斜面状とし上斜面と下斜面が接して形成される水平な頂辺を圧縮室内側方向へ突出した側面視三角形の突起物として形成されているため、上方からの圧力及び下方からの圧力を斜めの面で逃すことができるため、結束紐ガイドによる結束紐の保持に支障が起こりにくい効果がある。
【0013】
また、結束紐を圧縮室内の結束紐ガイドの紐挿入口から紐貫通孔へ設置することも非常に容易であるとともに、引き抜き棒による紐の引き出し作業時に結束紐がコ字状の溝底面より浮いた状態で保持されるため引き抜き棒に引っ掛け易く、引き抜き作業を確実、容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
この発明の実施形態について結束装置の結束紐ガイドの斜視図である図1、同じく部分平面図である図2、結束装置の結束紐ガイドを有する圧縮装置の斜視説明図である図3及び図4、同じく結束装置の作用説明図である図5乃至図9に基づいて説明する。
【0015】
この発明の実施形態である圧縮装置1の結束装置2は、圧縮手段3によって圧縮室4内に投入される処理物Bを繰り返し圧縮し、圧縮された処理物Bを結束する結束装置2である。
【0016】
圧縮室4は、平面視略四角形状の縦長の直方体形状の空間から成り、取出口40の対面側の側面板である後面板47及び底面板48は、コ字状の溝が複数形成される板状体からなる。後面板47は、水平方向断面でコ字状の結束紐溝49aが上下方向に複数形成される板状体であり、底面板48は、垂直方向断面でコ字状の結束紐溝49bが前後方向に複数形成される板状体である。
【0017】
圧縮室4は、一側面に圧縮された処理物Bを圧縮室4から取り出し取出口40を設け、取出口40に側面角に設けたヒンジによって水平方向へ回動して開閉可能な取出扉41を設けている。取出扉41は、ヒンジと反対側の側面に扉抑え部42と扉抑え部42を開閉させる取出扉開閉ハンドル43を設けている。取出扉41には、その上半分を投入扉44として、水平方向の折り畳み部分に設けたヒンジによって開閉可能に設けており、投入扉44が開放されて形成される投入口45から処理物Bを圧縮室4内へ投入可能に設けている。更に圧縮室4の後面板47の内面側に圧縮された処理物Bを圧縮室4から取出口40方向へ押し出す処理物押出機構の押出板5を設けている。
【0018】
圧縮室4は、この実施形態では取出扉41の下半分内面側と取出口40がある側面の対面する側面側に処理物の復元を防止する突起片である処理物戻り防止爪46を複数設けている。処理物戻り防止爪46の一つの片は、底辺が幅広に突起し上端に行くほど狭くなる斜面を有する三角板状の突起片である。圧縮室4の取出口40の対面側に設けられる押出板5は、図示しない処理物押出機構の押出手段によって処理物Bを圧縮室4から押し出す方向へ作動する。
【0019】
結束装置2は、結束紐ロール20と、結束紐ロール20から繰り出される結束紐21と、結束紐21をガイド及び保持する結束紐ガイド22と、結束紐21を引き出す引き出し棒23とからなる。
【0020】
結束紐ロール20は、圧縮室4の後面板47の外側に設けられ、結束紐21を円筒体に巻き付けて成り、この実施形態では4本の結束紐21をほぼ等間隔で巻き付けてなる。
【0021】
結束紐21は、幅10mm、厚さ1mm程度の薄い合成樹脂製の紐であり、それぞれの結束紐21は、圧縮室4の後面板47の孔を通り後面板47のコ字状の結束紐溝49aに位置され、結束紐ガイド22にガイド、保持される。結束紐21は更に底面板48のコ字状の結束紐溝49bに位置され取出口40の下方に先端を位置させられる。
【0022】
結束紐ガイド22は、後面板47のそれぞれのコ字状の結束紐溝49aの溝内に上下2箇所に固定して設けられる。この2箇所は、上方位置は圧縮された処理物Bが結束される状態の高さ位置よりやや高い位置に設け、下方位置はほぼ底面板48に近い一番低い場所に設けられる。結束紐ガイド22は、その上部にある取付部22gをボルト等で結束紐溝49aの溝底部に固定して設けられる。
【0023】
結束紐ガイド22は、板状体を折り曲げ又は接続してなる1枚板状体からなり、上斜面22b及び下斜面22cを斜面状とし上斜面22bと下斜面22cが接して形成される水平な頂辺22aを圧縮室4内側方向へ突出した側面視三角形の突起物として形成される。結束紐ガイド22の頂辺22aは、後面板47の結束紐溝49aの深さより高くはない。結束紐ガイド22の上斜面22b及び下斜面22cの上下同じ位置にそれぞれ紐貫通孔22d、22dを設けており、該紐貫通孔22d、22dによって上下方向に結束紐21をガイド及び保持する。結束紐ガイド22は、他の実施形態として組み立てた又は一体成形した塊状物として構成してもよい。
【0024】
結束紐ガイド22のそれぞれの紐貫通孔22dは、図2に示されるように頂辺22aの中央部に紐挿入口22eを開口し、紐挿入口22eは上下の紐貫通孔22d、22dまで紐貫通孔22dより幅の狭い間隙22fによってそれぞれ連続している。
【0025】
引き出し棒23は、先端に引っ掛け部23aを形成してある棒状体であり、後述する圧縮手段3のプレス体31に設けられている水平方向の間隙である紐通過間隙31aを通して後面板47の結束紐溝49aに位置されている結束紐21を引っ掛け紐通過間隙31aを通して結束紐21を取出口40から引き出す作用を行う。このとき結束紐21は、紐貫通孔22dを通っており結束紐溝49aの底面から浮いて保持された状態であるため、引き出し棒23の引っ掛け部23aに容易に引っ掛けやすい。
【0026】
圧縮手段3は、この実施形態では油圧シリンダー装置からなり圧縮室4の上部に設けられている。圧縮手段である油圧シリンダー装置3は、油圧タンク30、プレス体31、油圧ポンプ32、油圧シリンダー33及びプレス体案内シャフト34とからなる。油圧シリンダー33はシリンダー本体33aとシリンダーロッド33bからなり、シリンダーロッド33bの先端には後述する圧縮室4の横断面形状に近い板状体であるプレス体31を水平方向に固定して設ける。シリンダー本体33aは、圧縮室4の上部にシリンダーロッド33bの伸長方向を下方に向けて設けられておりプレス体31の下方への繰り返しの押圧によって処理物を圧縮している。プレス体案内シャフト34は、シリンダーロッド33bの両側に間隔を置いて平行して設けられ下端はプレス体31の上面に固定される。プレス体31は、ある程度の厚みを有し結束紐21及び引っ掛け棒23を通過可能な水平方向の紐通過間隙23aを有している。
【0027】
次に、この発明の実施形態である圧縮装置1の結束装置2の作動について説明する。圧縮装置1は、図3及び図4に示されるように取出扉41の上半分に設けられている投入扉44を開けて開口する投入口45から圧縮室4内へ適宜のときにプラスチック類、ペットボトル、紙類などの廃棄物を処理物Bとして投入する。
【0028】
結束装置2の結束紐21は、予め結束紐ロール20から4本それぞれを後面板47の孔を通して圧縮室4内へ入れ、後面板47の結束紐溝49aへ位置させる。このとき結束紐21は、それぞれ結束紐溝49aの上下2箇所に設けられたそれぞれの結束紐ガイド22の紐挿入口22eからやや狭い間隙22fを通して上斜面22bの紐貫通孔22dと下斜面22cの紐貫通孔22dに挿入され保持される。結束紐21は、厚さ1mm程度、幅10mm程度の薄い紐であるため、この間隙22fが狭いため、一度紐貫通孔22dに位置されると紐貫通孔22dから外れにくくなる。
【0029】
1回の投入毎に操作盤6を操作し、圧縮手段3の油圧シリンダー33を稼働させ、シリンダーロッド33bを上下動させ、シリンダーロッド33b先端部に設けられるプレス体31も上下動させる。そしてプレス体31の下降圧力によって圧縮室4内の処理物Bを圧縮し、処理物投入作業の繰り返しとともに、この圧縮作動を繰り返す。プレス体31が上昇移動するとき処理物Bは、上方からの圧力が無くなるため復元しようとするが、圧縮室4内の側面に突出する複数の処理物戻り防止爪46の底辺に引っかかり復元を防止する。
【0030】
この投入作業、圧縮作業を適宜回数繰り返して圧縮手段3による処理物Bの圧縮が完了した後に結束装置2を使用して処理物Bの結束作業に入る。作業者が操作盤6を作動させシリンダーロッド33bを伸長させた状態で停止しプレス体31は処理物Bを押圧状態で静止する(図6)。
【0031】
次に作業者が、取出扉41を開放してプレス体31にある水平方向の紐通過間隙23aに引き出し棒23を取出口40から挿入し、後面板47の結束紐溝49aに位置している結束紐21を先端の引っ掛け部23aで引っ掛けて紐通過間隙31aを通過して取出口40から外に出す(図7)。
【0032】
次に外に出た結束紐21を適宜位置で切り、処理物Bの下を通過している結束紐21の端部と結ぶ(図8)。この状態から作業者は、操作盤6を操作しシリンダーロッド33bを縮短させプレス体31を上昇させて結束作業は完了する(図9)。
【0033】
更に結束された処理物Bは、圧縮室4の後面板47側に位置する押出板5が圧縮室4内の取出口40方向への移動によって結束された処理物Bは取出口40方向へ移動され処理物戻し防止爪47より外れ、圧縮室4の外側へ取り出される。
【0034】
この作動を順次繰り返し、圧縮作動、結束作動、押出作動を繰り返し、プラスチック類、ペットボトル、紙類などの廃棄物を圧縮減容され結束された圧縮塊とする。
【産業上の利用可能性】
【0035】
この発明は、プラスチック類、ペットボトル、紙類などの廃棄物を処理物として圧縮減容し結束する圧縮装置に利用される。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】この発明の実施形態について結束装置の結束紐ガイドの斜視図
【図2】この発明の実施形態について結束装置の結束紐ガイドの平面図
【図3】結束装置を有する圧縮装置の斜視説明図
【図4】結束装置を有する圧縮装置の斜視説明図
【図5】この発明の実施形態を示す結束装置の作用図
【図6】この発明の実施形態を示す結束装置の作用図
【図7】この発明の実施形態を示す結束装置の作用図
【図8】この発明の実施形態を示す結束装置の作用図
【図9】この発明の実施形態を示す結束装置の作用図
【符号の説明】
【0037】
1 圧縮装置
2 結束装置
20 結束紐ロール
21 結束紐
22 結束紐ガイド
22a 頂辺
22b 上斜面
22c 下斜面
22d 紐貫通孔
22e 紐挿入口
22f 間隙
22g 取付部
23 引き出し棒
23a 引っ掛け部
3 圧縮手段
30 油圧タンク
31 プレス体
31a 紐通過間隙
32 油圧ポンプ
33 油圧シリンダー
33a シリンダー本体
33b シリンダーロッド
34 プレス体案内シャフト
4 圧縮室
40 取出口
41 取出扉
42 扉抑え部
43 扉抑え部開閉ハンドル
44 投入扉
45 投入口
46 処理物戻し防止爪
47 後面板
48 底面板
49a 結束紐溝
49b 結束紐溝
5 押出板
6 操作盤

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一側面に圧縮された処理物を圧縮室から取り出すことのできる取出口を設け、取出口に開閉可能な取出扉を設けるとともに処理物を投入可能な投入口を設けている圧縮室と、
圧縮室内で上下動して処理物を繰り返し圧縮するプレス体とを有する圧縮手段と、
圧縮された処理物を結束する結束装置とを有する圧縮装置において、
結束装置は、圧縮された処理物を結束する結束紐をガイドする結束紐ガイドを、圧縮室の取出口の対面側の内壁面沿いに設けるとともに、
結束紐ガイドが、上下面を斜面状とし上斜面と下斜面が接して形成される水平な頂辺を圧縮室内側方向へ突出した側面視三角形の突起物として形成され、その上下斜面に紐貫通孔を貫通させ該紐貫通孔によって上下方向に結束紐をガイドすることを特徴とする圧縮装置の結束装置。
【請求項2】
圧縮室の取出口の対面側の内壁面が、水平方向断面でコ字状の溝が上下方向に複数形成される板状体からなる圧縮室であり、
結束紐ガイドが、溝に設けられているとともに頂辺の位置が溝内からでない高さである請求項1に記載の圧縮装置の結束装置。
【請求項3】
結束紐ガイドが、頂辺に開口し紐貫通孔まで連続する紐貫通孔より幅の狭い間隙からなる紐挿入口を設けている結束紐ガイドである請求項1又は請求項2に記載の圧縮装置の結束装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−76829(P2010−76829A)
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−249788(P2008−249788)
【出願日】平成20年9月29日(2008.9.29)
【出願人】(000171746)株式会社ササキコーポレーション (192)
【Fターム(参考)】