説明

壁材ユニットの施工用係合具

【課題】壁体に正確に位置決めでき、かつ、外力が作用しても、ガタツキやズレを防止できる壁材ユニットの施工用係合具を提供する。
【解決手段】壁体11の所望の位置に壁材ユニット51を脱着可能に取り付ける壁材ユニット51の施工用係合具31において、取付孔33を有し、かつ、壁体11に取付孔33を介して固定される基板32と、基板32の上縁に設けた上部突起35と、基板32の下縁から湾曲し、かつ、上方に向かって延びる弾性腕部36と、を有し、上部突起35が、壁材ユニット51を構成する支持材53に形成された係合孔54を係止すると共に、基板32と弾性腕部36とが支持材53を狭持する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸音パネルなど壁材ユニットを壁体に固定するための施工用係合具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、壁体に壁材ユニットを固定するため種々の施工構造が提案されている。例えば、特許文献1においては、壁面に両面粘着テープを貼着し、この両面粘着テープにシート片を介し化粧板を貼り付けた後、シート片の外側からシール材を充填する施工構造が提案されている。
【0003】
しかし、前記施工構造では、壁面に貼着された両面テープを介し化粧板を貼り付けるので、化粧板を壁面に対し正確に位置決めすることができず、また、施工後に取付位置を容易に変更できないという問題があった。また、シール材のひび割れ、シール材と化粧板との剥離などによって、化粧材に外力が作用するとガタツキやズレが生じるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−333864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、壁体に正確に位置決めできると共に、取付位置の変更が容易で、更に、外力が作用しても、ガタツキやズレを防止できる壁材ユニットの施工用係合具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するための手段として、本発明に係る壁材ユニットの施工用係合具は、
壁体の所望の位置に壁材ユニットを脱着可能に取り付ける壁材ユニットの施工用係合具において、
取付孔を有し、かつ、前記壁体に前記取付孔を介して固定される基板と、前記基板の上縁に設けた上部突起と、前記基板の下縁から湾曲し、かつ、上方に向かって延びる弾性腕部と、を有し、
前記上部突起が、前記壁材ユニットを構成する支持材に形成された係合孔を係止すると共に、前記基板と弾性腕部とが前記支持材を狭持するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、支持材の係合孔が施工用係合具の上部突起と係止することで、壁材ユニットを壁体に対して正確、かつ、容易に位置決めすることができると共に、取付位置の変更が容易になる。また、支持材が施工用係合具の基板と弾性腕部とに狭時されているので、壁材ユニットに外力が作用しても、ガタツキやズレを防止できる。更に、弾性腕部が上方に延びているで、壁材ユニットに外力が加わり上方に押し上げられても、支持材が簡単に弾性腕部から外れるのを防止できる。
【0008】
実施形態としては、前記弾性腕部が、前記基板との間で前記支持材を挟持する挟持部と、前記挟持部から上方に向かって延びるガイド用上端部と、を備え、前記挟持部と前記基板との間の間隔が前記支持材の厚さよりも狭いと共に、前記ガイド用上端部と前記基板との間の間隔が前記支持材の厚さよりも広いことが好ましい。
本実施形態によれば、基板とガイド用上端部との間隔が、支持材の厚さより広く大きく開口しているため、支持材が基板と弾性腕部との間に挿入し易くなっている。
【0009】
他の実施形態としては、一対の前記弾性腕部が、前記基板の下縁から延在することが好ましい。
本実施形態によれば、弾性腕部が支持材と片当たりすることによる、支持材の厚さ方向のガタツキを防止できる。
【0010】
別の実施形態としては、前記基板の正面のうち、前記一対の弾性腕部の間からリブを突設することが好ましい。
本実施形態によれば、施工用係合具の強度を向上することができる、
【0011】
更に別の実施形態としては、前記取付孔の近傍に回り止め用孔を設け、
前記取付孔と回り止め用孔とを介して前記壁体に固定されることが好ましい。
本実施形態によれば、取付孔と回り止め用孔との2点で施工用係合具を壁体に固定するので、施工用係合具が取付孔または回り止め用孔を中心に回動するのを防止できる。
【0012】
異なる実施形態としては、複数のピン孔を有し、前記取付孔に組み付けられるピン孔部材と、前記ピン孔に挿通され前記壁体に固定される石膏用ピンと、からなる締結部材を備えることが好ましい。
本実施形態によれば、締結部材だけで施工用係合具を壁体に固定するので、簡単な構成で手間および時間を必要とせず施工用係合具を壁体に固定することができる。また、壁体から締結部材を取り外すことで、壁体から壁材ユニットを取り外すことができる。更に、石膏用ピンで施工用係合具を壁体に固定するので、壁体の表面に傷が付くのを防止できると共に、壁体に衝撃力が加わっても、施工用係合具と吸音パネルとが壁体から落下するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係る施工用係合具を使用した壁材ユニットの施工構造の実施形態を示す分解側面図である。
【図2】図2Aは図1で示した施工用係合具の正面図、図2Bは図2Aの側面図である。
【図3】図3Aは図2の施工用係合具を壁体に取り付けるピン孔部材の正面図、図3Bは図3Aの側面図である。
【図4】図4Aは図1で示した型紙の正面図である。
【図5】図5Aは図1で示した吸音パネルの平面図、図5Bは図5Aの正面図、図5Cは図5Aの背面図である。
【図6】図6Aは吸音パネルを施工用係合具に嵌め込んだ最初の状態を示す正面図、図6Bは壁体に施工用係合具を取り付けた状態を示す側面図と施工用係合具に装着する前の吸音パネルの断面図である。
【図7】図7Aは吸音パネルを施工用係合具に装着し位置決めした状態を示す正面図、図7Bは図7AのB−B線断面図である。
【図8】本発明に係る施工用係合具を使用した壁材ユニットの施工構造の実施形態を示す正面図である。
【図9】図8の変形例を示す正面図である。
【図10】図8の更なる変形例を示す正面図である。
【図11】図8の更なる変形例を示す正面図である。
【図12】図8の更なる変形例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態を図1から図7に従って説明する。
本発明の壁材ユニットの施工用係合具31は、図1に示すように、壁体11に取り付けられる後述する位置決め用型紙21を介して壁体11に取り付けられる。なお、施工用係合具31を壁体11に取り付けた後、壁体11から型紙21を取り外し、前記施工用係合具31を介して後述する吸音パネル51を壁体11に位置決めしてもよい。
【0015】
施工用係合具31は図2Aおよび図2Bに示すように、長方形形状の基板32と、この基板32の上部中央に設けられた取付孔33と、この取付孔33の近傍に設けられた回り止め用孔34と、基板32の上縁中央から上方に向かって延びる上部突起35と、基板32の下縁から湾曲し、かつ、上方に向かって延びる一対の弾性腕部36とを備えている。そして、施工用係合具31は樹脂により一体成形されている。なお、図2B中、矢印Xの方向を奥側、矢印Xの反対方向を手前側とよぶ。このため、施工用係合具31を壁体11に固定する場合には、壁体11に対して奥側に向けて移動させる。
【0016】
基板32の一対の弾性腕部36の間には、手前側に向かって立ち上がるように第1リブ37aが鉛直方向に突設していると共に、基板32の下辺縁部に第2リブ37bが前記弾性腕部36に向かって突設している。これら第1,第2リブ37a,37bを設けることで、施工用係合具31の強度が向上する。
【0017】
取付孔33の周りには基板32から手前側に向かって円環状周壁33aが突設しており、この円環状周壁33aを取り囲むように3辺からなる立壁33bが形成されている。円環状周壁33aの内側には、後述するピン孔部材41が装着される。
【0018】
回り止め用孔34は、取付孔33から水平方向に所定の間隔を隔てて設けられており、基板32の手前側から奥側に向かって径が小さくなるすり鉢形状である。ただし、回り止め用孔34は、施工用係合具31を壁体11に取り付けたときに、施工用係合具31が取付孔33を中心として回動しないように防止できればよく、特に配置位置は限定されない。
【0019】
上部突起35はL字断面であり、基板32の上縁中央部から手前側に向かって水平方向に延び、後述する吸音パネル51を上下方向に位置決めする位置決め面35aと、この位置決め面35aの手前側端部から上方に向かって延びる鉛直面35bと、から構成されている。
【0020】
弾性腕部36は、図2Bに示すように、基板32の下縁から断面視略J字形状に湾曲し、かつ、基板32との間に後述する吸音パネル51を挟持する挟持部36aと、基板32から離れるように上方に向かって延びるガイド用上端部36bと、を有している。基板32と挟持部36aとの間隔L1は、例えば2mmであり、基板32と弾性腕部36のガイド用上端部36bとの間隔は、後述する吸音パネル51の支持材53の厚さよりも広くなるように構成されている。
【0021】
ピン孔部材41は、図3に示すように、上部が円錐台形状に形成された円柱部42と、この円柱部42の底面から突出する断面円形の突出部43とを有する。ピン孔部材41には円柱部42のテーパ面から突出部43の底面まで貫通する3本のピン孔44が、それぞれ干渉しないように設けられ、石膏用ピン46(図6B参照)を挿通するようになっている。
【0022】
図4に示すように、位置決め用型紙21は、例えば、正方形形状の厚さ0.3mmの厚紙からなる。前記位置決め用型紙21には左右対称に一対の凸状の位置決め用貫通孔22が形成されている。この位置決め用貫通孔22は、下側に位置する長方形形状の下側孔23と、上側に位置し、かつ、下側孔23よりも小さな上側孔24とからなる。この下側孔23は施工用係合具31の基板32の外形寸法と一致するように形成され、前記上側孔24は施工用係合具31の上部突起35の外形寸法と一致するように形成されている。
【0023】
図5Aから図5Cに示すように、吸音パネル51は、正面視正方形形状の吸音材52と、この吸音材52を支持する支持材53とから構成されている。吸音材52は、音を吸収する特殊クロスからなり、表面に向かって起伏し、かつ、音を吸収する吸音部52aと、支持材53の外縁を覆う被覆部52b(図6B参照)と、を一体化したものである。支持材53は吸音材52の裏側に設けられた正方形の板形状であり、その中央には左右対称に一対の係合孔54が形成されている。係合孔54は、下側に位置する略正方形形状の下側孔54aと、上側に位置する長方形形状の上側孔54bとからなる。支持材53の厚さL2は4mmである。
【0024】
次に、本発明の施工用係合部31を用いた壁体11への吸音パネル51の設置方法について説明する。
まず、壁体11の吸音パネル51を配置したい場所に位置決め用型紙21を必要枚数、取り付ける。この取り付けは、テープや画鋲などを用いて行う。ついで、位置決め用型紙21の位置決め用貫通孔22に施工用係合具31を嵌め込んで壁体11に位置決めする。このとき、位置決め用型紙21の下側孔23と施工用係合具31の基板32とが一致している。そして、図6Bに示すように、施工用係合具31の取付孔33にピン孔部材41を嵌め込み、ピン孔44にそれぞれ石膏用ピン46を挿通する。この石膏用ピン46をピン孔部材41を介し壁体11に打ち込むことにより、壁体11に施工用係合具31を固定できる。また、回り止め用孔34にも少なくとも1本の石膏用ピン46を差し込み、壁体11に打ち付ける。従って、石膏用ピン46で施工用係合具31を壁体11に固定するので、壁体11の表面に傷が付くのを防止できる共に、壁体11に衝撃力が加わっても、施工用係合具31と吸音パネル51とが壁体11から落下するのを防止できる。また、施工用係合具31を石膏用ピン46を用いて取付孔33と回り止め用孔34との2点で壁体11に固定するので、施工用係合具31が取付孔33を中心として回動することがない。
【0025】
続いて、吸音パネル51を施工用係合具31に取り付ける。具体的にはまず、図6に示すように、施工用係合具31の正面から吸音パネル51に設けた下側孔54aの底辺と、施工用係合具31の弾性腕部36の底辺とが合致するように、施工用係合具31に向かって吸音パネル51を移動させる。これにより、下側孔54aが弾性腕部36と第1リブ37aを通過し、上側孔54bが上部突起35の鉛直面35bを通過することにより、支持材53が壁体11と位置決め用型紙21とに接近する。
そして、吸音パネル51を下方に移動させると、支持材53が基板32と弾性腕部36との間に上方から差し込まれ、挟持部36aに摺接する。そして、図7Bに示すように、上側孔54bの上端が位置決め面35aに当接するまで基板32と弾性腕部36との間を下方に移動させる。これにより、施工用係合具31を介して壁体11に吸音パネル51を固定できる。
このとき、基板32と弾性腕部36のガイド用上端部36bとの間隔が、吸音パネル51の基板32の厚さより大きく開口しているため、支持材53が基板32と弾性腕部36との間に挿入し易くなっている。また、基板32と挟持部36aとの間で、吸音パネル51の支持材53を挟持するので、吸音パネル51に外力が作用しても、ガタツキやズレを防止できる。更に、弾性腕部36が上方に延びているで、吸音パネル51が外力で上方に押し上げられても、支持材53が弾性腕部36から外れるのを防止できる。そして、吸音材52の被覆部52bが支持材53の外縁を覆うように構成されている。このため、吸音パネル51を壁体11に取り付けた状態で吸音パネル51と壁体11との間の隙間を塞ぎ、かつ、位置決め用型紙21が外部から見えず、外観を綺麗に保つことができる。
【0026】
本実施形態によれば、位置決め用型紙21で施工用係合具31を位置決めするので、壁体11に対する吸音パネル51の取り付け精度が向上すると共に、かつ、簡単な構成で手間をかけずに吸音パネル51を所望の位置に設けることができる。特に、吸音パネル51は家具の配置、リスニングポイント、オーディオの設置位置によって配設したい場所が異なる場合があり、吸音パネル51の配設場所を変えながら吸音効果があるポイントを探す場合もある。その際、手間をかけず、かつ、壁体11を傷めずに施工用係合具31を用いた吸音パネル51の取付作業を繰り返すことにより、好適な場所に配設できる。また、吸音パネル51をピアノなど楽器の裏面に配設して調音することも可能である。
【0027】
上述した施工用係合具31を用いて壁体11への吸音パネル51の取り付けを順次、繰り返すことで、例えば図8に示すように、吸音パネル51を隣接して鉛直に3つずつ並べ、これを水平方向に所定の間隔を隔てて2列に配設することができる。変形例として図9に示すように、4つの吸音パネル51を全体として菱形になるように配設してもよい。また、図10に示すように、鉛直方向に3つ、水平方向に3つの吸音パネル51を配設し、計9つの吸音パネル51が全体として正方形になるように配設してもよい。更に、図11に示すように、吸音パネル51の取り付けの方向性を異ならせてもよい。そして、図12に示すように、4つの吸音パネル51を鉛直方向に千鳥状に配設してもよい。
【0028】
本発明は前記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。
前記実施形態では、施工用係合具31を壁体11に固定するために石膏用ピン46を用いたが、石膏用ピン46に代えて壁体11の素材に合わせて、ビスを用いてもよい。また、前記実施形態では吸音パネル51を壁体11に取り付けたが、吸音パネル51以外でも、ある程度重量物である収納、長押、調湿、不燃パネルを意匠に考慮しながら自在に配置できる。
【0029】
前記実施形態では、吸音パネル51を壁体11に取り付けるため本発明に係る施工用係合具31を使用したが、これに限定されない。例えば、住宅や店舗等の壁面を短時間で模様替えし、または喫煙室など汚れやすい箇所に設けたパネルを脱着する場合にも、本発明の施工用係合具31を用いることで簡単に行える。同様に、意匠的な目的から部分的に化粧壁としてのパネルを施工用係合具31により壁体に設置できる。更に、居室、防音室に限らずトイレ、玄関、廊下、その他の未利用空間に棚を設置するのに使用できる。そして、コルクボードや掲示板にも同様に使用でき、これらをオフィス、店舗、住宅などにおいて、模様替えの際にも同様に壁を傷つけ難く行える。また、パネルの取替え等を専門業者だけでなく、個人が行うことも可能となる。
【符号の説明】
【0030】
11 壁体
21 位置決め用型紙
22 位置決め用貫通孔
31 施工用係合具
32 基板
33 取付孔
34 回り止め用孔
35 上部突起
36 弾性腕部
36a 挟持部
36b ガイド用上端部
41 ピン孔部材(締結部材)
44 ピン孔
46 石膏用ピン(締結部材)
51 吸音パネル(壁材ユニット)
52 吸音材
53 支持材
54 係合孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
壁体の所望の位置に壁材ユニットを脱着可能に取り付ける壁材ユニットの施工用係合具において、
取付孔を有し、かつ、前記壁体に前記取付孔を介して固定される基板と、前記基板の上縁に設けた上部突起と、前記基板の下縁から湾曲し、かつ、上方に向かって延びる弾性腕部と、を有し、
前記上部突起が、前記壁材ユニットを構成する支持材に形成された係合孔を係止すると共に、前記基板と弾性腕部とが前記支持材を狭持することを特徴とする壁材ユニットの施工用係合具。
【請求項2】
前記弾性腕部が、前記基板との間で前記支持材を挟持する挟持部と、前記挟持部から上方に向かって延びるガイド用上端部と、を備え、前記挟持部と前記基板との間の間隔が前記支持材の厚さよりも狭いと共に、前記ガイド用上端部と前記基板との間の間隔が前記支持材の厚さよりも広いことを特徴とする請求項1に記載の壁材ユニットの施工用係合具。
【請求項3】
一対の前記弾性腕部が、前記基板の下縁から延在していることを特徴とする請求項1または2に記載の壁材ユニットの施工用係合具。
【請求項4】
前記基板の正面のうち、前記一対の弾性腕部の間からリブを突設したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の壁材ユニットの施工用係合具。
【請求項5】
前記取付孔の近傍に回り止め用孔を設け、
前記取付孔と回り止め用孔とを介して前記壁体に固定されたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の壁材ユニットの施工用係合具。
【請求項6】
複数のピン孔を有し、前記取付孔に組み付けられるピン孔部材と、前記ピン孔に挿通され前記壁体に固定される石膏用ピンと、からなる締結部材を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の壁材ユニットの施工用係合具。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate


【公開番号】特開2012−77481(P2012−77481A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−221920(P2010−221920)
【出願日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【出願人】(000204985)大建工業株式会社 (419)
【Fターム(参考)】