説明

外壁パネルにおける外壁面材とパネルフレームとの結合構造

【課題】パネルフレームと外壁面材をしっかりとした結合状態にすることができる、外壁パネルにおける外壁面材とパネルフレームとの結合構造の提供。
【解決手段】外壁面材2の背面部にベース金物8が半埋込み状態にされて一体的に備えられ、断熱板4の背面部に結合金物9がベース金物のベースプレート部8aに対応する領域とフレーム5を断熱板4側に押さえ込む領域とに渡すよう配置され、結合金物9にはベースプレート部に対応する領域において間隔保持用雄ネジ材10が設けられ、該雄ネジ材10とフレーム5を押さえ込む領域との間の領域で結合金物9にビス12が通されベース金物のベースプレート部8aに打ち込まれ締め込まれることで、結合金物9が雄ネジ材10を支点としてフレーム5を断熱板4の側に押さえ込み、外壁面材2とフレーム5とを結合している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外壁パネルにおける外壁面材とパネルフレームとの結合構造に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、外壁面材の背面側に通気層を介して断熱板が設けられると共に、断熱板の背面側にパネルフレームが設けられた外壁パネルにおける、外壁面材とパネルフレームとの結合構造として、
外壁面材の背面部にハット形のベース金物を半埋込み状態に設け、該ベース金物の中央プレート部を、外壁面材の背面から離間させ、通気層と断熱板を貫通させて断熱板の背面側に配置すると共に、断熱板の背面部に、結合金物を、前記ベース金物の中央プレート部とパネルフレームとに渡すように配置し、該結合金物をベース金物の中央プレート部にボルト止めすることにより、パネルフレームを結合金物と断熱板とで挟んだ状態にして、外壁面材とパネルフレームとを結合するようにしたものは、従来より提供されている。
【特許文献1】特開2006−063785号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記のような結合構造では、パネルフレームが結合金物と断熱板とで挟まれているだけであるので、パネルフレームと外壁面材とをしっかりとした結合状態にするのが難しいという問題がある。
【0004】
本発明は、上記のような問題点に鑑み、パネルフレームと外壁面材をしっかりとした結合状態にすることができる、外壁パネルにおける外壁面材とパネルフレームとの結合構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題は、外壁面材の背面側に通気層を介して断熱板が設けられると共に、断熱板の背面側にパネルフレームが設けられた外壁パネルにおける外壁面材とパネルフレームとの結合構造において、
外壁面材の背面部にベース金物が半埋込み状態にされて一体的に備えられ、該ベース金物は、外壁面材の背面から離間し、通気層において断熱板の正面側に位置するベースプレート部を備え、
断熱板の背面部には、結合金物が、前記ベース金物のベースプレート部に対応する領域と、パネルフレームを断熱板側に押さえ込む領域とに渡すように配置され、
該結合金物には、ベース金物のベースプレート部に対応する領域において、基端側が結合金物に固定され、先端部が断熱板を通じてベース金物のベースプレート部に当接又は固定された間隔保持部が設けられ、
該間隔保持部と、パネルフレームを押さえ込む領域との間の領域において、結合金物のビス通孔にビスが通され、該ビスが断熱板を通じてベース金物のベースプレート部に打ち込まれ、締め込まれることによって、結合金物が間隔保持部を支点としてパネルフレームを断熱板の側に押さえ込んで、外壁面材とパネルフレームとを結合していることを特徴とする外壁パネルにおける外壁面材とパネルフレームとの結合構造によって解決される(第1発明)。
【0006】
この構造では、間隔保持部と、パネルフレームを押さえ込む領域との間の領域において、結合金物のビス通孔にビスが通され、該ビスが断熱板を通じてベース金物のベースプレート部に打ち込まれ、締め込まれることによって、結合金物が間隔保持部を支点としてパネルフレームを断熱板の側に押さえ込んで、外壁面材とパネルフレームとを結合しているので、パネルフレームと外壁面材をしっかりとした結合状態にすることができる。
【0007】
第1発明において、前記間隔保持部が、結合金物に螺合固定され、先端部を断熱板を通じてベース金物のベースプレート部に当接又は螺合固定させた雄ネジ材からなるとよい(第2発明)。この場合は、雄ネジ材を打ち込むだけで間隔保持部を形成することができて、間隔保持部を容易に設けることができる。
【0008】
第1,第2発明において、前記外壁パネルが、地震時に外壁面材をロッキングさせるロッキング外壁パネルからなるとよい(第3発明)。この場合は、ロッキングと結合に好適な結合状態を、ビスの締め具合を調節するだけで実現することができて、ロッキング外壁パネルの製作を容易にすることができる。
【0009】
また、上記の課題は、外壁面材の背面側にパネルフレームが備えられた外壁パネルにおける外壁面材とパネルフレームとの結合構造において、
外壁面材の背面側には、結合金物が、外壁面材に対応する領域と、パネルフレームを外壁面材の側に押さえ込む領域とに渡すように配置され、
該結合金物には、外壁面材に対応する領域において、基端側が結合金物に固定され、先端部が外壁面材の側に当接又は固定されて結合金物と外壁面材側との間に間隔を保持する間隔保持部が設けられ、
該間隔保持部と、パネルフレームを押さえ込む領域との間の領域において、結合金物のビス通孔にビスが通され、該ビスが外壁面材の側に打ち込まれ、締め込まれることによって、結合金物が間隔保持部を支点としてパネルフレームを外壁面材の側に押さえ込んで、外壁面材とパネルフレームとを結合していることを特徴とする外壁パネルにおける外壁面材とパネルフレームとの結合構造によって、同様に解決される(第4発明)。即ち、外壁パネルにおいて、ベース金物や、断熱板、通気層等が備えられているか否かは任意である。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、以上のとおりのものであるから、パネルフレームと外壁面材などの部材同士をしっかりとした結合状態にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1〜図8に示す実施形態は、外壁面材2がパネルフレーム5に対して地震時にロッキング動作を行うロッキング外壁パネルに適用した場合のもので、図6(イ)(ロ)に示すように、該外壁パネル1は、第1部材としての外壁面材2の背面側に通気層3を介してグラスウールボード等からなる断熱板4が配置されると共に、断熱板4の背面側に第2部材としてのパネルフレーム5が配置された構造となっている。
【0013】
パネルフレーム5は、図7(イ)に示すように、溝形をした上下の鋼製横フレーム材5a,5bと、同じく溝形をした左右の鋼製縦フレーム材5c,5cとを方形環状に組んだものからなり、通気層3は、図6(イ)(ロ)に示すように、外壁面材2と断熱板4との間に縦胴縁6…を左右方向に間隔的に介設して形成されたものであり、縦胴縁6…と断熱板4との間には防水層7が備えられている。
【0014】
そして、外壁面材2は、GRC板からなっていて、その背面部には、ハット形のベース金物8…が、図7(ロ)及び図8(ロ)に示すように、パネルフレーム5の上下左右の各フレーム材5a,5b,5c,5cと内側において隣り合うように、コンクリート打込み時に半埋込み状態にされることで一体的に設けられ、図6(イ)(ロ)に示すように、各ベース金物8…は、ベースプレート部を構成する中央プレート部8aが、外壁面材2の背面から離間し、通気層3において断熱板4の正面部に沿うように備えられている。なお、図8(ロ)において、図8(イ)に示す断熱板4は、ベース金物8を備えた外壁面材2と、パネルフレーム5との間に介設される。
【0015】
そして、断熱板4の背面部には、各ベース金物8に対応して、結合金物9が、ベース金物8の中央プレート部8aに対応する領域と、パネルフレーム5を断熱板4側に押さえ込む領域とに渡すように配置されている。
【0016】
本実施形態では、パネルフレーム5の左右の縦フレーム材5c,5cに対して図4(イ)に示す形態の結合金物9が用いられ、パネルフレーム5の上の横フレーム材5aに対して図5(イ)に示すような形態の結合金物9が用いられ、パネルフレーム5の下の横フレーム材5bに対して図5(ロ)に示すような形態の結合金物9が用いられている。
【0017】
図4(イ)に示す形態の結合金物9による結合構造と方法について説明すると、該結合金物9には、ベース金物8の中央プレート部8aに対応する領域において、間隔保持部を形成する雄ネジ材10を螺合するネジ孔11と、結合用のビス12を通すビス通孔13とが、ネジ孔11をビス通孔13を挟んでパネルフレーム5の縦フレーム材5cとは反対の側に位置させるようにして備えられている。
【0018】
該結合金物9は、図2(イ)(ロ)に示すように、ベース金物8の中央プレート部8aに対応する領域と、パネルフレーム5を断熱板4側に押さえ込む領域とに渡すように配置し、ベース金物8の中央プレート部8aに対応する領域において、結合金物9のネジ孔11に、図2(ロ)及び図3(ハ)に示すように、間隔保持用の雄ネジ材10が螺合し、螺進させて、断熱板4を貫通し、ベース金物8の中央プレート部8aに当接させた状態にする。
【0019】
しかる後、図3(ハ)(ニ)に示すように、結合金物9のビス通孔13に結合用のビス12を通し、回転させて断熱板4を貫通させ、ベース金物8の中央プレート部8aに打ち込み、締め込んでいく。この締込みにより、結合金物9は、間隔保持用の雄ネジ材10を支点としてパネルフレーム5の縦フレーム材5cを断熱板4の側に押さえ込んでいき、外壁面材2とパネルフレーム5とが結合される。なお、ベース金物8の中央プレート部8aには、ビス12の下孔が設けられていてもよいし、設けられていなくてもよい。
【0020】
図5(イ)(ロ)に示す各結合金物9,9についても同様である。
【0021】
そして、本実施形態では、外壁パネル1をロッキング外壁パネルに構成するため、パネルフレーム5の左右の縦フレーム5c,5cと結合金物9、及び、下の横フレーム材5bと結合金物9は、図4(イ)及び図5(ロ)に示すように、地震時にすべりを生じるように結合用ビス12が締め込まれていると共に、上の横フレーム材5aと結合金物9とは、図5(イ)に示すように、ビス14で固定されると共に、結合金物9に備えられた、結合用のビス12の通されるビス通孔13は上下方向を向く長孔に形成され、結合金物9とベース金物8とが上下方向にすべりを生じるように結合用ビス12が締め込まれる。
【0022】
上記の外壁パネル1では、間隔保持をしている雄ネジ材10と、パネルフレーム5を押さえ込む領域との間の領域において、結合金物9のビス通孔13に結合用ビス12が通され、該ビス12が断熱板4を通じてベース金物8の中央プレート部8aに打ち込まれ、締め込まれることによって、結合金物9が間隔保持用雄ネジ材10を支点としてパネルフレーム5を断熱板4の側に押さえ込んで、外壁面材2とパネルフレーム5とを結合しているので、パネルフレーム5と外壁面材2をしっかりとした結合状態にすることができる。
【0023】
しかも、間隔保持部を上記のように雄ネジ材10で構成しているので、雄ネジ材10を打ち込むだけで間隔保持部を形成することができて、間隔保持部を容易に設けることができる。
【0024】
加えて、ロッキング外壁パネル1において、上記のような結合構造を採用していることにより、外壁面材2のロッキングと結合に好適な結合状態を、結合用ビス12の締め具合を調節するだけで実現することができて、ロッキング外壁パネル1の製作を容易にすることができる。
【0025】
また、本実施形態では、ベース金物8…の中央プレート部8aが、外壁面材2の背面から離間し、通気層3において断熱板4の正面部に沿うように備えられ、縦胴縁6…と断熱板4との間には防水層7が設けられているので、ベース金物8の中央プレート部8aに結合用ビス12を貫通させて打ち込んで、防水層7を貫通しても、防水層7のビス貫通部は、断熱板4とベース金物8の中央プレート部8aとの間に挟み込まれて、防水性能が損なわれることがない。
【0026】
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、間隔保持用の雄ネジ材10と、パネルフレーム5を押さえ込む領域との間の領域において、結合用ビス12を打ち込んで結合を行った場合を示したが、図1(ロ)に示すように、結合用ビス12とパネルフレーム5を押さえ込む領域との間の領域において、追加の間隔保持用雄ネジ材を打って間隔保持を行うようにしてもよい。結合用ビス12をきつく締めた状態でこの追加の雄ネジ材を操作することにより結合力の大きさを調節することができる。
【0027】
また、上記の実施形態では、間隔保持用の雄ネジ材10の先端部を、ベース金物8の中央プレート部8aに対し当接させた場合を示したが、間隔保持用の雄ネジ材10の先端部をベース金物8の中央プレート部8aに螺合させるようにしてもよい。
【0028】
また、上記の実施形態では、間隔保持部を雄ネジ材10で構成した場合を示したが、図1(ハ)に示すように、結合金物9の端部に屈曲板部9aを設け、該屈曲板部9aを断熱板4に貫通させてベース金物8の中央プレート部8aに当接させた間隔保持部を用いるようにしてもよい。
【0029】
また、上記の実施形態では、パネルフレーム5の左右の縦フレーム材5cとの結合用の結合金物として、図4(イ)に示すような結合金物9を用いた場合を示したが、図4(ロ)に示すような結合金物9を用いてもよい。
【0030】
また、上記の実施形態では、パネルフレームとして、溝形材を用いた場合を示したが、角パイプ状のものなど各種形態のフレーム材が用いられてもよく、また、ベース金物8についても、ハット形に限らず、各種形態のベース金物が用いられてよい。
【0031】
更に、上記の実施形態では、外壁パネルがロッキング外壁パネル1である場合を示したが、第1,第2,第4発明では、ロッキングしない外壁パネルに用いられてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】図(イ)は第1実施形態の結合構造を示す断面平面図、図(ロ)及び図(ハ)はそれぞれ他の実施形態の結合構造を示す断面平面図である。
【図2】図(イ)及び図(ロ)は、図3(ハ)(ニ)と共に、結合の方法を順次に示す断面正面図である。
【図3】図(ハ)及び図(ニ)は、図2(イ)(ロ)と共に、結合の方法を順次に示す断面正面図である。
【図4】図(イ)はパネルフレームの左右の縦フレーム材と結合金物とベース金物との取り合い関係を示す斜視図、図(ロ)は結合金物の他の例を示す斜視図である。
【図5】図(イ)はパネルフレームの上の横フレーム材と結合金物とベース金物との取り合い関係を示す斜視図、図(ロ)はパネルフレームの下の横フレーム材と結合金物とベース金物との取り合い関係を示す斜視図である。
【図6】図(イ)は外壁パネルの断面平面図、図(ロ)は同分解断面平面図である。
【図7】図(イ)はパネルフレームの正面図、図(ロ)は外壁面材の背面図である。
【図8】図(イ)は断熱板の背面図、図(ロ)は外壁面材に設けられたベース金物とパネルフレームとの位置関係を示す背面図である。
【符号の説明】
【0033】
1…ロッキング外壁パネル(外壁パネル)
2…外壁面材
4…断熱板
5…パネルフレーム
8…ベース金物
8a…中央プレート部(ベースプレート部)
9…結合金物
9a…屈曲板部(間隔保持部)
10…雄ネジ材(間隔保持部)
12…結合用ビス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外壁面材の背面側に通気層を介して断熱板が設けられると共に、断熱板の背面側にパネルフレームが設けられた外壁パネルにおける外壁面材とパネルフレームとの結合構造において、
外壁面材の背面部にベース金物が半埋込み状態にされて一体的に備えられ、該ベース金物は、外壁面材の背面から離間し、通気層において断熱板の正面側に位置するベースプレート部を備え、
断熱板の背面部には、結合金物が、前記ベース金物のベースプレート部に対応する領域と、パネルフレームを断熱板側に押さえ込む領域とに渡すように配置され、
該結合金物には、ベース金物のベースプレート部に対応する領域において、基端側が結合金物に固定され、先端部が断熱板を通じてベース金物のベースプレート部に当接又は固定された間隔保持部が設けられ、
該間隔保持部と、パネルフレームを押さえ込む領域との間の領域において、結合金物のビス通孔にビスが通され、該ビスが断熱板を通じてベース金物のベースプレート部に打ち込まれ、締め込まれることによって、結合金物が間隔保持部を支点としてパネルフレームを断熱板の側に押さえ込んで、外壁面材とパネルフレームとを結合していることを特徴とする外壁パネルにおける外壁面材とパネルフレームとの結合構造。
【請求項2】
前記間隔保持部が、結合金物に螺合固定され、先端部を断熱板を通じてベース金物のベースプレート部に当接又は螺合固定させた雄ネジ材からなる請求項1に記載の外壁パネルにおける外壁面材とパネルフレームとの結合構造。
【請求項3】
前記外壁パネルが、地震時に外壁面材をロッキングさせるロッキング外壁パネルからなる請求項1又は2に記載の外壁パネルにおける外壁面材とパネルフレームとの結合構造。
【請求項4】
外壁面材の背面側にパネルフレームが備えられた外壁パネルにおける外壁面材とパネルフレームとの結合構造において、
外壁面材の背面側には、結合金物が、外壁面材に対応する領域と、パネルフレームを外壁面材の側に押さえ込む領域とに渡すように配置され、
該結合金物には、外壁面材に対応する領域において、基端側が結合金物に固定され、先端部が外壁面材の側に当接又は固定されて結合金物と外壁面材側との間に間隔を保持する間隔保持部が設けられ、
該間隔保持部と、パネルフレームを押さえ込む領域との間の領域において、結合金物のビス通孔にビスが通され、該ビスが外壁面材の側に打ち込まれ、締め込まれることによって、結合金物が間隔保持部を支点としてパネルフレームを外壁面材の側に押さえ込んで、外壁面材とパネルフレームとを結合していることを特徴とする外壁パネルにおける外壁面材とパネルフレームとの結合構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−57704(P2009−57704A)
【公開日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−223537(P2007−223537)
【出願日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【出願人】(390037154)大和ハウス工業株式会社 (946)
【Fターム(参考)】