説明

姿勢感知道具

着席者の姿勢を矯正するように通知する目的の姿勢感知道具であって、ベビー、子供用の着席手段と感知装置とから構成されており、この感知装置は互いに電気的に連結されたセンサー、マイクロコンピュータ、反応手段、スイッチ部及び電源から構成され、このセンサーなどは着席者が着席手段に座り、このセンサーに接触した時、信号を発生してマイクロコンピュータへ伝達し、信号を伝達されたマイクロコンピュータは予め入力されたプログラムに従って反応手段に反応信号を発生したり、発生しないように指示し、反応手段が反応信号を発生した場合、着席者が姿勢を正しく直し、すべてのセンサーに接触することになると、反応手段の反応が中止されるように構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、着席手段、特に、着席者の姿勢を感知し、着席者及び/または着席者の保護者に着席者の姿勢を知らせてくれて着席者及び/または着席者の保護者が着席者の姿勢を直すように促す着席手段に関するものである。
背景技術
一般的に、椅子、座席のような着席手段は着席者の大腿部と骨盤とを支持してくれる着席部と、着席者の背中を支持してくれる背もたれ部とを有している。
【0002】
子供カーシートのような子供支持手段も着席者の大腿部、骨盤部及び背中を支持してくれる底面シート部位と背もたれ部位とを有している。
【0003】
子供支持手段は子供用座席、子供カーシート、子供カーベッド、乳母車、ベビーベッド、ハンモック、揺りかご、揺り椅子、ショッピングカート、かご型ベッド、ベビー運搬具、子供運搬パック、ベビーぶらんこ、囲い付きのベビーベッド、歩行器、子供用の椅子(high chair)、固定用ベビー支持具など、公知のものなどを指称し、この子供支持手段はそれぞれ別途になった一つの道具として提供されたり、これら道具が幾つか結合された形態で提供されたりする。
【0004】
現在、人形及びおもちゃ形状用の小型アクセサリーが市中に売られているところ、これは、人形を育てる行為に随伴する種々の行動に適当なアクセサリーなどであって、ミニアチュア形態の子供用座席、子供カーシート、子供カーベッド、乳母車、ベビーベッド、ハンモック、揺りかご、揺り椅子、ショッピングカート、かご型ベッド、ベビー運搬具、子供運搬パック、ベビーぶらんこ、囲い付きのベビーベッド、歩行器、子供用の椅子、固定用ベビー支持具等々がある。
【0005】
この人形などは子供、動物、役者などのような形状を有したものであり、上記のアクセサリー手段に横たわったり、座った姿勢で入れられていることになる。
【0006】
この人形支持用アクセサリー手段もそれぞれ人形(着席物;occupant)の大腿部及び/または骨盤部位を支持してくれる底面シート部と、背中部位を支持してくれる背もたれ部とを有している。
【0007】
ベビーが毛布のような毛布手段に包まれている場合、この毛布手段の上端部と下端部とにはベビーの背中と尻が触れることになる。更に、毛布手段に包まれたベビーが椅子に座られる場合、この毛布手段の上端部と下端部とは椅子の背もたれ部と着席部との上に位置することになる。
【0008】
子供が子供ベッドの平らな表面上に横たわった場合、子供の尻部分と背中部分とがそれぞれ触れるベッドの下端部と上端部とを底面シート部と背もたれ部とに表記することになる。
【0009】
従って、便宜上、子供支持手段とアクセサリー手段及び毛布手段の底面シート部と背もたれ部とをそれぞれ代表的に表すために、着席部と背もたれ部という用語を全明細書にかけて使用する。
【0010】
同様に、説明の便宜上、“子供支持手段”、“アクセサリー手段”及び“毛布手段”を代表的に表すために、“着席手段”という用語を全明細書にかけて使用する時もある。
【0011】
なお、このような類型の着席手段を代表的に表す言葉で、“椅子”または“座席”という用語を使用する時もある。
【0012】
広い意味で正しい着席姿勢は、臀部を背もたれに密着させ、脊柱(spinal column)を生理学的にまっすぐに直立して脊椎を動く筋肉の作用が均衡をなす、所謂、生体工学的な側面で正常的な姿勢の人が持つ脊椎の中立状態が維持されるようにする姿勢をいう。
【0013】
図1と図2は事務椅子と運転座席に座った人の正しい着席姿勢と誤った着席姿勢とを図示している。
【0014】
図3と図4は図2の左右側図にある人の主要骨格部分を透視した概括図である。
【0015】
腰痛と挫骨神経通を生じさせる一番ありふれた原因は、平素、椅子に座る誤った着席姿勢のためであることはよく知られた事実である。特に、早く成長する子供の場合、正しい姿勢で座る習慣を有するようにするのがとても大切なことである。
【0016】
子供の遊びは何の目的のない行為でなく、徒弟修習の初期形態を表す行為である。子供の発達過程には行為のまねをする過程が内包されているところ、この過程には自分が繰返し的に聞き、かつ、習った行為を遂行する過程が含まれている。
【0017】
従って、もし、一人の子供が正しい着席姿勢を有するように繰返し的に聞き、かつ、習うことになると、彼はその過程を通じて少なくとも正しい姿勢が何かであるかについて漠然ながら理解をする能力を有することになる。
【0018】
子供カーシートの場合、車が急停車したり、事故に直面した時、子供を保護してくれる保護台や安全ベルトが提供されている。
【0019】
しかし、一部の子供達は時としては、眠ってシートから滑ったり、横へ傾いたり、不自然な悪い姿勢を取ることになり、その反面、一部活発な子供達はシートからいきなり立ち上がったり、意図的にこっそり抜け出ることがある。
【0020】
それに、安全ベルトが安全に締め付けられたか、若しくは、子供のある行動により閉ざし構造が開かれていないかよく分からない場合がある。
【0021】
子供がいきなり立ち上がったり、子供カーシートからこっそり抜け出ることになると、運転に熱中していた母はびっくり驚いて運転にじゃまとなり、このようになると、急停車、不意の事故、または衝突を起こさせる可能性が多くなる。
【0022】
もし、一人の子供が縮小型カーシート中にある人形を正しい姿勢で座るようにしたり、安全ベルトを縛るように繰返し的に聞き、かつ習うことになると、彼はその過程を通じて少なくとも正しい姿勢が何かであるか、または座席ベルトを縛ることがなぜ重要であるかなどに対して漠然ながら理解をする能力を有することになる。
【0023】
通常的に、ベビーが眠くなると、母はベビーを毛布やねんねこ受けパッド、ベッド敷きのような毛布手段上に寝かせておき、ベビーが眠っている間、他の仕事をすることになる。
【0024】
しかし、眠っている間にベビーは体を掻きまわしたり、寝転んで、あちこち動いて横たわっていた席(毛布やマット)からかなり遠いところへ外れることがあり、これは、時としては、誰も予想しなかった事故を呼び起こすこともある。
【0025】
従って、子供に正しく座る姿勢に対する概念を教え、父母達にはベビーまたは子供が横たわっていた毛布や座っていたカーシートの元の位置から外れることを知らせてくれるために、上記で記述した本発明の感知装置の種々の実施例などがいろんな形態の子供支持手段、アクセサリー手段及び毛布手段に提供されている。同様な論拠として、本発明の感知装置の種々の実施例などは人形及びおもちゃ形状の胴体やベビー用おむつを含んだベビー、子供用の衣服にも行われている。
【0026】
先行技術において、着席者(ベビー、子供)及び/または着席者の保護者に着席者の姿勢を知らせてくれ、着席者及び/または保護者に着席者の姿勢を直すように促す装置は存在しなかった。

発明の開示
本発明の目的は、着席手段に座った着席者、或いは、着席者の保護者に着席者が一番正しい、最上の着席姿勢を取るように知らせたり、教えたり、導いたり、激励するようにする装置を提供することにある。
【0027】
本発明の他の目的は、ベビーまたは子供が最上の姿勢を取ることができるように、ベビー及び子供用のいろんな手段と感知装置を結合して提供することにある。
【0028】
従って、本発明の窮極的な目的は、着席手段に座った着席者が幼い年から最上の着席姿勢で座ることを習慣化するように啓発し導くことにより、
第一に、壮健でまっすぐな体形を有するようにし、第二に、年取ってからも生理学的に直立したまっすぐな姿勢(physiologically erect posture)を維持できるようにしてくれ、第三に、着席者の保護者が着席者の姿勢を感知し、予想できなかった事故を予防するようにしてくれる装置を提供することにある。
【0029】
本発明の感知装置は根本的に一個または複数個の感知手段、反応手段、スイッチ部及びマイクロコンピュータから構成されており、これらは互いに電気的に連結されている。また、これらはベビー、子供用のいろんな手段で、このベビー、子供の身体が接触する部位などに提供される。
【0030】
着席者が着席手段に座ってこれら感知手段と接触すると、この複数個の感知手段は信号を発生し、この信号がマイクロコンピュータへ伝達される。接触信号を伝達されたマイクロコンピュータは予め入力されたプログラムに従って反応手段に反応をしたり、反応をしないように指示することになる。
【0031】
従って、反応手段の反応があった場合、この反応信号を認識した着席者は反応を中止させるために着席姿勢を正しく座り直し、上記一定の感知モードに相応する感知手段のすべてに接触しようと努力することになり、よって、感知装置は着席者にして最上の着席姿勢を取るように知らせたり、教えたり、導いたり、勧奨することになる。

発明を実施するための形態
種々の図面に使用された類似した符号は似ている用語を使用する。
【0032】
図5及び図17は本発明の感知装置と、これと結合された着席部21と背もたれ部31を有した椅子57、を示している。
【0033】
大腿部、臀部、脊椎、肋骨、堅甲骨及び/または頭を支持してくれる着席部と、背もたれ部とを規定する種々の類型の手段を代表的に表すために、“着席手段”という用語を使用する。
【0034】
感知装置は、根本的に着席部センサーSS;23、臀部センサーHS;33、反応手段RM;95、スイッチ部SP;93、電源PS;97及びマイクロコンピュータ91から構成されている。
【0035】
着席部センサー23は着席部21で着席者の大腿部と骨盤部とが接触するところに設けられ、臀部センサー33は着席者の臀部が接触する背もたれ部31の下端部に設けられる。マイクロコンピュータ91、スイッチ部93、反応手段95及び電源97から構成されたユニットまたはアセンブリーは“コントロールユニット”90として表記する。この着席部センサー23、臀部センサー33及びコントロールユニット90から構成された本実施例の感知装置の作動モードを“臀部感知型モード”として記述する。
【0036】
センサーは公知のセンサー、即ち、物理的な身体が接触したり、外部の力が加えられたり、物理的な身体の存在を感知した時、活性化されて電気的な信号を発生するセンサー(electrical,mechanical,thermal,piezoelectric,infraredLED,silicon rubber sensor等々)はいずれも使用され得る。
【0037】
着席者が着席手段に座り、そこに提供されたセンサー(例えば、センサー23と33)に接触したり、活性化させたら、個々のセンサーは電気的な信号を発生し、この信号をマイクロコンピュータ91へ伝達することになる。
【0038】
マイクロコンピュータ91は予め入力されたプログラムに従い、着席手段に提供されたセンサーに対するデータ、各センサーが発生する信号に対するデータ及びこのセンサーの個数に対するデータをメモリに貯蔵しておいており、更に、マイクロコンピュータ91はどの信号がどのセンサーから発生したかを区分し、センサーが送ってきた信号の個数と、予め入力されたプログラムにその数が設定されているセンサーの個数とを比較し、予め入力されたプログラムに従って反応手段に反応をしたり、何の反応もしないように指示するようプログラムされている。
【0039】
入力されたプログラムに従ったマイクロコンピュータ91の処理過程は次の通りであるところ;
まず、マイクロコンピュータ91はセンサーにより伝えられた信号が存在するかを点検することになる。信号が検出されなかったら、マイクロコンピュータ91は反応手段95の無反応状態をそのまま維持するようにする。もし、伝えられた信号が存在したら、マイクロコンピュータ91はどの信号がどのセンサーにより発生したかを区別し、伝達された信号の個数と、予め入力しておいたセンサーの個数とを比較することになる。このように比較した後、マイクロコンピュータ91は予め入力されたプログラムに従って反応手段95に反応したり、何の反応もしないように指示することになる。
【0040】
即ち、着席手段に座った着席者がセンサーに接触した結果、マイクロコンピュータ91へ伝達された信号の数と、予め入力されて貯蔵されているセンサーの数とが一致することになると、マイクロコンピュータは反応手段95の無反応状態が維持されるようにそのまま置いておくことになる。
【0041】
その反面、着席手段に座った着席者が少なくともいずれか一つのセンサーに接触しなかった結果、マイクロコンピュータ91へ伝達された信号の数が予め入力されたセンサーの数と一致しなければ、マイクロコンピュータは反応手段に反応信号を出すように指示することになる。
【0042】
更には、反応手段95が反応信号を発生する場合、この反応信号を認識した着席者が着席姿勢を正しく座り直し、その数がマイクロコンピュータ91に予め入力されたセンサーのすべてに接触することになると、反応が中止されるように構成されている。
【0043】
反応手段(RM)95は公知のスピーカーまたは電子音発生装置のように、音声信号を発生する装置、電球または発光ダイオード(LED)のように、視覚信号を発生する装置及び/または機械的な振動機構のように、振動信号を発生する装置から構成される。
【0044】
反応手段(RM)95はマイクロコンピュータ91の指示に従って音声信号(音)、視覚信号(光)及び/または振動信号(振動)を発生することになる。
【0045】
符号93はスイッチ部SPを示す。スイッチ部93には複数個のスイッチが提供されているところ、その種類と機能に対しては追って説明する。符号97は電源PSを示す。電源97はコントロールユニット90内にバッテリを設けたり、プラグを介したA/C電源を使用することができる。センサー23と33、マイクロコンピュータ91、反応手段95、スイッチ部93及び電源97は電線及び/または回路によって互いに電気的に連結されている。コントロールユニット90は着席手段に付着されたり、その内部に配置されることができる。例えば、図5、6及び7において、コントロールユニット90は着席部21の下面に付着されており、図9及び図10において、コントロールユニット90は座席クッション(着席部21)の側面に配置されている。
【0046】
図5、図7などにおいて、着席部センサー23は挫骨結節を含んだ大腿骨が接触する着席部21の大腿部部位に設けられている。
【0047】
臀部センサー33は図5から図16まで図示したように、着席者が臀部を背もたれ部31の下端部に密着させるために、臀部を後方に、そして、下方に密着させた時、臀部が接触する背もたれ部31の下端部に設けられる。
【0048】
図12に図示したような一部の子供カーシートは一般的に固いプラスチック物質で圧出成形として作られ、“L”形態と類似した模様で丸く巻かれた両側の隆起部を有したセルを構成することになる。このセルは概略その内部表面の全部に緩衝パッドを付着することになる。この場合、上記で記述したセンサーはこの緩衝パッド部分に提供されることになる。
【0049】
臀部感知型モードの作動過程は次の通りである。
【0050】
着席者が椅子に座って着席部センサー23と臀部センサー33とに接触することになると、各センサーは信号を発生し、これをそれぞれマイクロコンピュータ91へ伝達することになる。
【0051】
着席者が図1と図2の右側の絵の人のように、大腿部を着席部センサー23に触れ、臀部を臀部センサー33に密着させながら正しく座る場合、センサー23の信号とセンサー33の信号とが共にマイクロコンピュータ91へ伝達される。センサー23と33の信号を共に収容したマイクロコンピュータ91は反応手段95が無反応状態を維持するようにする。
【0052】
着席者が図1と図2の左側の絵の人のように、誤った着席姿勢で座る場合、着席部センサー23と臀部センサー33とのうちからいずれか一つのセンサーのみ接触することになる。従って、接触されなかったセンサーは信号も発生できず、当たり前に信号をマイクロコンピュータ91へ伝達できなくなる。
【0053】
予め入力されたセンサーの数より少ない数の信号を伝達されたマイクロコンピュータ91は反応手段95に反応信号(音、光及び/または振動)を出すように指示することになる。従って、反応手段が反応信号を出すと、着席者は自分がセンサー23及び/またはセンサー33に触れていないということを知ることになる。
【0054】
この反応が生じたら、直ちに着席者は大腿部を着席部センサー23に触れるようにし、臀部を背もたれ部31の下端部に触れるように後方に、そして、下方に位置させて臀部センサー33に接触する正しい着席姿勢に座り直すことになる。従って、センサー23と33のすべての信号がマイクロコンピュータ91へ伝達されたので、マイクロコンピュータ91は反応手段95に反応を中止するよう指示することになる。
【0055】
センサーは更に着席手段に提供されることができる。
【0056】
図7、図13及び図18では、脊椎センサー(SPS)37が椅子61の背もたれ部31の中央部に垂直中央線Vに沿って着席者が脊柱をまっすぐに伸ばした時、胸椎が接触する部位に設けられている。着席部センサー23、臀部センサー33、脊椎センサー37及びコントロールユニット90から構成された本実施例の感知装置の作動モードを“脊椎感知型モード”と記述する。
【0057】
図8と図20にはブレードセンサー(BLS)35、35’が椅子65の背もたれ部31の上側部位に、腰を直立し、胸をまっすぐに伸ばした時、両堅甲骨及び/または肋骨が接触する部位に設けられている。
【0058】
図11に図示したように、椅子69の背もたれ部31には着席者の肋骨の生態的な曲率に自然に適合になるように、その表面上に一対の少し隆起した部分39、39’を形成し、この隆起した部分にブレードセンサー35、35’がそれぞれ提供されている。
【0059】
図10に図示した座席68と類似した一部の自動車座席の場合、着席者の両脇(肋骨)を支持してくれるために、一対の脇支え部(side support members)40、40’を背もたれの両端にそれぞれ提供している。図12に図示したような子供カーシートは概略丸く巻かれた両側の隆起部を有することになる。
【0060】
ブレードセンサー35、35’は同様に、この脇支え部40、40’、或いは、子供カーシートの両側の隆起された部位に提供されて着席者の両肋骨部位を接触するように構成することができる。
【0061】
着席部センサー23、臀部センサー33、ブレードセンサー35、35’及びコントロールユニット90から構成された感知装置の作動モードを“ブレード感知型モード”と記述する。
【0062】
図9と図19には頭センサー(HRS)38が、事務椅子63の背もたれ部31に設けられた頭受け30の中央部に、着席者が頭をもたれた時、頭蓋骨が接触する部位に設けられている。
【0063】
この頭センサー38は着席者の頭が無意識的に横へ傾くことを予防し、頭をもたれる姿勢を改善するためのものである。
【0064】
着席部センサー23、臀部センサー33、頭センサー38及びコントロールユニット90から構成された感知装置の作動モードを“頭感知型モード”と記述する。
【0065】
カーシートの場合、着席者の安全のために、安全ベルト及び/または保護台のような結着手段(restraining means)が提供されている。この場合、センサーはこれら結着手段に提供されることもできる(図示せず)。
【0066】
本発明のセンサーがこの結着手段に提供される場合、これは、着席者が正しい姿勢で座るように助けてくれるだけでなく、着席者が結着手段を閉ざすように覚醒させる役割もすることになる。
【0067】
結着手段に提供されたセンサーを“ベルトセンサー”と記述する。
【0068】
着席部センサー23及び/または臀部センサー33、ベルトセンサー及びコントロールユニット90から構成された感知装置の作動モードを“ベルト感知型モード”と記述する。
【0069】
センサーを背もたれ部31にのみ提供することもできる。
【0070】
まず、臀部センサー33一つのみ背もたれ部31の下端部に提供されることができ、この臀部センサー33一つとコントロールユニット90とから構成された感知装置の作動モードを“基本型感知モード”と記述する。基本形感知モードの作動過程は追って記述する。
【0071】
基本的に、臀部センサー33を含んだ複数個のセンサーが背もたれ部31にのみ提供されることもできる。この背もたれ部31に提供された複数個のセンサーとコントロールユニット90とから構成された感知装置の作動モードを“背中感知型モード”と記述する。所望の場合、上記に記述した種々の感知モードに使用されたすべてのセンサーなどを一度に一つの着席手段に提供することもできる。更に、上記で記述したセンサー以外に、特定目的で背もたれ部及び/または着席部の特定部位に特定センサーを設けることもできる。例えば、脊椎側彎症(scoliosis)の患者のために、背もたれ部の左右側の上端部にセンサーを設けることもできる。
【0072】
本発明の更に他の実施例は、子供支持手段と結合された本発明の感知装置に関するものである。
【0073】
一般的に、子供支持手段は着席者(ベビーまたは子供)を保護したり、及び/または安らかに支持してくれるように構成されたものであって、座る形態とかもたれて横たわる構造から構成されている。
【0074】
このような子供支持手段は、前述したように、子供用座席、子供カーシート、子供カーベッド、乳母車、ベビーベッド、ハンモック、揺りかご、揺り椅子、ショッピングカート、かご型ベッド、ベビー運搬具、子供運搬パック、ベビーぶらんこ、囲い付きのベビーベッド、歩行器、子供用の椅子、固定用ベビー支持具等々のうちいずれか一つを指称し、この子供支持手段はそれぞれ別途になった一つの道具として提供されたり、これら道具が幾つか結合された形態で提供されたりする。
【0075】
この個々の子供支持手段は着席者の胴体を収容したり、及び/または支持してくれる平らな底面シート部と背もたれ部とを有している。
【0076】
更には、この底面シート部と背もたれ部とは着席者の大腿部、臀部、脊椎、堅甲骨及び/または頭がそれぞれ接触することになる大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位が提供されている。
【0077】
上述した実施例のいろんなセンサーがこの底面シート部及び背もたれ部の大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供される。
【0078】
実施例として、図12には着席部センサー23、臀部センサー33、脊椎センサー37及びヘッドセンサー38が子供支持手段(子供カーシート)131の底面シート部133と背もたれ部135の大腿部部位、臀部部位、脊椎部位及び頭部位に提供されている。コントロールユニット90は電線でこれらセンサーに連結されている(図示せず)。ベビーねんねこのような子供支持手段にフードが取り付けられている場合、ヘッドセンサー38はこのフード中央部の頭部位に提供されることになる。
【0079】
本発明の更に他の実施例は、人形用のアクセサリー手段と結合された本発明の感知装置に関するものである。
【0080】
一般的に、アクセサリー手段は、その内部に座ったり、もたれて横たわる姿勢で位置した着席者(人形)を支持してくれるように構成されている。
【0081】
このような人形用アクセサリー手段としては、前述したように、ミニアチュア形態の子供座席、子供カーシート、子供カーベッド、乳母車、ベビーベッド、ハンモック、揺りかご、揺り椅子、ショッピングカート、かご型ベッド、ベビー運搬具、子供運搬パック、ベビーぶらんこ、囲い付きのベビーベッド、歩行器、子供用の椅子、固定用ベビー支持具など、人形を支持したり、運搬したり、収容するもののうちいずれか一つを指称する。
【0082】
この個々のアクセサリー手段も同じように、着席者(人形のようなおもちゃ手段)の胴体を収容したり、及び/または支持してくれる平らな底面シート部と背もたれ部とを有している。
【0083】
さらに、これら底面シート部と背もたれ部とは着席者の大腿部、臀部、脊椎、堅甲骨及び/または頭がそれぞれ接触することになる大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位が提供されている。
【0084】
上述した実施例のいろんなセンサーが同じように、このアクセサリー手段の底面シート部及び背もたれ部の大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供される。
【0085】
図13は大体多角形である揺りかご121を図示しているところ、これは、合成樹脂物質から作られている。揺りかご121は底部分に外へ膨張された底部位123が形成されて人形を収容するように構成されており、センサー23、33及び37がこの底部位123の大腿部部位、臀部部位及び脊椎部位に提供されている。
【0086】
図14において、揺りかご121は揺り椅子の役割をしているところ、ベビー人形101が底部分の膨張された部位123に位置しており、センサー23、33及び37にすべて接触している。
【0087】
本発明の更に他の実施例は、子供用毛布手段(毛布及びそれと類似した道具)と結合された本発明の感知装置に関するものである。
【0088】
一般的に、毛布手段はベビーまたは子供のような着席者を支持してくれ、温気を維持するようにし、保護する機能を提供し、室内で使用されたり、カーシートや子供運搬用具と共に使用されたりする。
【0089】
毛布手段は、綿、ナイロン、羊毛などの柔軟な織物からなった平らな毛布、クッション支持台、パッド、ベビーねんねこ、パッドまたはシート用具等々のいずれか一つを指称し、前面、後面、上端、下端、右側端及び左側端縁と一般的に子供を適当に包む程度の大きさを有している。
【0090】
一部の毛布手段はポケットや付着袋を取り付けて支持クッションとかパッドを入れるように構成したものもよく知られている。市中の一部のラップは毛布やベビーねんねこ、またはパッド形態に変換され得るものもある。
【0091】
子供が毛布手段に包まれて横たわったり、座る時、この毛布手段は子供の胴体を収容したり、及び/または支持してくれる底面シート部と背もたれ部とを規定することになる。
【0092】
更には、この底面シート部と背もたれ部とは着席者の大腿部、臀部、脊椎、堅甲骨及び/または頭がそれぞれ接触することになる大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有することになる。
【0093】
上述した実施例のいろんなセンサーが、この毛布手段の底面シート部及び背もたれ部の大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供される。
【0094】
実施例として図15には臀部センサー33と脊椎センサー37とが毛布手段(毛布141)の底面シート部と背もたれ部との臀部部位と脊椎部位とにそれぞれ提供されている。コントロールユニット90は電線でこれらセンサーに連結されている(図示せず)。
【0095】
図16は本実施例の毛布手段(毛布141)が子供カーシート151上に覆われていることを示している。数字143と145は安全ベルトを収容する孔を示し、数字153と155は子供カーシート151の底面シート部と背もたれ部とをそれぞれ示す。
【0096】
子供カーシート151の底面シート部153と背もたれ部155のすぐ上に毛布手段141の底面シート部と背もたれ部とが位置することになる。
【0097】
本発明の更に他の実施例は、ベビー用おむつ及びベビー、子供用の衣服手段(図示せず)と結合された本発明の感知装置に関するものである。
【0098】
一般的に、衣服手段はベビーまたは子供のような着用者を支持してくれ、温気を維持するようにし、保護する用途として提供される。
【0099】
衣服手段はベビーまたは子供用のおむつ、おむつカバー、シャツ、上下が一体になった衣服、子供用ズボン、衛生ナプキン、腰バンド等々のいずれか一つを指称する。
【0100】
衣服手段がベビーに提供される場合、これは、ベビーの腹部、大腿部、臀部、脊椎、堅甲骨及び/または頭とそれぞれ接触することになる腹部部位、大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を規定することになる。
【0101】
上述した実施例のいろんなセンサーが、衣服手段の腹部部位、大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位などに提供される。
【0102】
センサーは衣服手段の所望の部位に陥入させたり、またはベルクロファスナーで所望の部位に付着することもできる。
【0103】
おむつカバーの臀部部位にセンサーが提供されたおむつカバーを着用したベビーがベッドから離脱した場合、臀部の下に押されていたセンサーは押された状態から解けて、信号を発生することになる。従って、この反応信号は部屋の中にいなかった母に、ベビーが眠りから覚めて歩き回っているという事実を知らせてくれることになる。
【0104】
本発明の更に他の実施例は、子供用のおもちゃ手段(図示せず)と結合された本発明の感知装置に関するものである。
【0105】
人形とおもちゃ形状は戦士、英雄などのような人間形状を表した人物であったり、幽霊、祖母妖精、または有名人物のような漫画とか仮想中の幻像的な人物、または犬、猫、兎、熊などのような愛玩動物形状で提供されてきた。
【0106】
このおもちゃ手段はほとんどが布、木、ゴム、合成樹脂及び/またはこれらが混合された物質から作られる。
【0107】
おもちゃ手段はこれら人間形状、想像中の人物、または愛玩動物形状で提供される人形とおもちゃ形状とのいずれか一つを指称する。
【0108】
この個々のおもちゃ手段は腹部部位、大腿骨部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有している。
【0109】
上述した実施例のいろんなセンサーがこのおもちゃ手段の腹部部位、大腿骨部位、臀部部位、脊柱部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供されることになる。
【0110】
センサーはおもちゃ手段の所望の一定部位に陥入させたり、またはベルクロファスナー、接着剤などのような公知の付着手段で所望の部位に付着することもできる。
【0111】
センサーが提供された臀部部位をミニアチュア椅子の背もたれ部の下端部に接触していた人形が外部の力によって前へ曲げられることになると、センサーは接触状態から解けて、信号を発生することになる。従って、この反応信号は保護者(子供)に、人形が意図した位置から外れたという事実を知らせてくれることになる。
【0112】
上述した複数個のセンサーを有した感知モードの作動過程は上記の臀部感知型モードと関連して記述したことと同じような様相で進行される。
【0113】
即ち、着席手段に座った着席者が提供されたセンサーのすべてに接触すれば、マイクロコンピュータ91は反応手段95が無反応状態を維持するようにし、
着席者がこれらセンサーのうちから少なくとも1個以上のセンサーに接触しないと、マイクロコンピュータ91は反応手段95に反応するように指示し、
着席者が着席姿勢を座り直し、再びセンサーのすべてに接触すれば、マイクロコンピュータ91は反応手段95に反応を中止するように指示することになる。
【0114】
センサー選択スイッチがスイッチ部93に選択的に提供され、着席者にして着席手段に提供されたセンサーのうち、作動することを所望するセンサーを選択するように構成することができる。
【0115】
センサー選択スイッチで選択されたセンサーグループは少なくとも臀部センサー33を含んでおり、次のように分類されることができる。
【0116】
1. 臀部センサー33
2. 着席部センサー23と臀部センサー
3. 着席部センサー、臀部センサー及び脊椎センサー37
4. 着席部センサー、臀部センサー及びブレードセンサー35、35’
5. 着席部センサー、臀部センサー及び頭センサー38
6. 着席部センサー、臀部センサー、ブレードセンサー及び頭センサー
7. 臀部センサー及び脊椎センサー
8. 臀部センサー及びブレードセンサー
9. 臀部センサー、ブレードセンサー及び頭センサー
ひいては、シートベルトがある着席手段にベルトセンサーが提供される場合には、このベルトセンサーが上記の分類に含まれることができる。
【0117】
本発明のセンサーは着席部21と、背もたれ部31、シートベルトの布、革、ビニールなど、公知の合成樹脂物質からなった表カバー、紐などの下とか内部に設けたり、着席部21と背もたれ部31上にそのまま付着することもできる。
【0118】
また、これらセンサーは着席者の身体との接触を容易くするために、着席部21と背もたれ部31との表面より少しふくらんで張り出すように設けられることもできる。
【0119】
スイッチ部93には複数個の類型のスイッチが備えられるところ、このスイッチなどはマイクロコンピュータ91と連結されている。第1のスイッチは電源のオン−オフモードを選択する電源供給スイッチとなることができる。第2のスイッチは上述した音声信号、視覚信号及び/または振動信号を発生する装置を選択的に切り替える機能をする反応装置選択スイッチになることができる。第3のスイッチはセンサー選択スイッチから構成されることができ、着席者が所望のセンサーを選択できるようにしてくれる。第4のスイッチは時間調節スイッチから構成されることができ、反応手段95の反応を延期せしめる猶予時間を調節する機能をすることになる。
【0120】
なお、センサーなどはこのセンサーに加えられた着席者の重さや押す力を測定するように考案された圧力測定センサーから構成することができる。
【0121】
第一に、各センサーに加えられる基準圧力は予め入力され、メモリに貯蔵される。
【0122】
第二に、各センサーに加えられた圧力が予め入力された基準圧力を超えるのかの可否を点検するように構成する。
【0123】
第三に、ある一つのセンサー(例えば、ベルトセンサー)に加えられた圧力が予め入力された基準圧力を超える場合、マイクロコンピュータ95が反応手段95に反応信号を発生するように指示することになる。
【0124】
第四に、反応手段95が反応信号を発生する場合、この反応信号を認識した着席者または着席者の保護者が(シートベルトを緩めてシートベルトの)センサーを押す力を緩和する場合、反応が中止されるように構成されている。
【0125】
このように構成することにより、子供カーシートの場合、子供の保護者はシートベルトがあまりしっかり締め付けられているのではないかということがわかり、シートベルトを調整できるようになる。
【0126】
また、本発明のマイクロコンピュータ91は、予め入力されたプログラムに従って一定の基準時間が経つ時まで反応手段95が何の反応のない無反応状態を持続するようにする短い猶予時間を有するように構成されることもできる。
【0127】
一言でいうと、マイクロコンピュータ91は反応手段95に一定の猶予時間の間、反応を停止するように指示できるようプログラム化されることができ、そのような猶予時間が経った後、マイクロコンピュータ91は反応手段95に反応するように許容することになる。公知の時間測定手段(タイマー)(図示せず)が提供され、この猶予時間を測定することになる。この猶予時間は約3秒程度になるのが望ましい。
【0128】
この猶予時間は1秒、5秒、60秒等々、所望の他の時間帯に変更されることができる。
【0129】
このように構成することにより、着席者が一定の感知モードに相応するセンサーのすべてに接触するのに一定の時間がかかっても、反応手段が任意に反応信号を発生することを防ぐことができる。
【0130】
以上、説明した本発明の感知装置を用いて着席者の着席姿勢を感知し、通知する方法に対して説明すれば、次の通りである。
【0131】
図21にはマイクロコンピュータ91の処理過程に対するフローチャートが図示されている。ブロック80で、電源スイッチがつけられたら、次のブロック81に表示されたように、センサーにより発生されてマイクロコンピュータ91へ伝えられた信号の存在を点検せよと指示することで処理段階のフローが始められる。
【0132】
ブロック81では、センサーから伝達された信号の存在可否を点検し、センサーが伝えてきた信号が存在しなければ、反応手段に何の反応信号も発生しない状態を維持するようにし、センサーが伝えてきた信号が少なくとも一つでもあれば、次のブロック83の段階に進行するように決めることになる。
【0133】
通常的に、誰も着席手段に座っていなければ、信号は発生されず、マイクロコンピュータ91へも伝達されない。同様に、着席手段に座り、そこに提供された一定の感知モードに相応するセンサーのすべてに接触していた着席者が立ち上がって何のセンサーにも触れない場合もやはり信号は発生されず、マイクロコンピュータ91へも伝達されない。何の信号も探されたものがなければ、“NO”と決められ、ブロック82の反応手段95が無反応状態を維持することになる。
【0134】
伝えられた信号が少なくとも一つでも存在すれば、ブロック81は“YES”と応答しながら、その次のブロック83へ段階が移していくことになる。前述したように、一定の感知モードに適当なセンサーの数とセンサーが発生する信号に対するデータはマイクロコンピュータ91が諸過程を処理できるようにメモリに予め入力、貯蔵されている。
【0135】
ブロック83では、センサーが伝えてきた信号の数と一定の感知モードに相応するセンサーの数で予め入力されているセンサーの数とを比較し、信号の数が予め入力されたセンサーの数と一致するのかに対する決定がなされることになる。信号の数が予め入力されたセンサーの数と一致することになると、“YES”と決められてブロック82の反応手段95が無反応状態を維持することになる。
【0136】
着席者がある一つのセンサー(またはセンサーなど)に接触しないとか、少し遅く接触することになると、信号の数が予め入力されたセンサーの数と一致しなくなるので、ブロック83は“NO”と応答することになり、その次のブロック85へ段階が移していくことになる。ブロック85では、タイマー(図示せず)が予め入力された3秒猶予時間をカウントし始めることになる。
【0137】
その次に、段階はブロック87へ移されて3秒の猶予時間が経ったのか経っていないかに対する決定が下されることになる。この段階で、この猶予時間の間、始終マイクロコンピュータ91での指示は繰返し的に、この3秒の猶予時間が終わる時まで、“NO”信号を示して決定を延期することになる。
【0138】
その後、この猶予時間が経った後、ブロック87では“YES”決定が下されることになり、ブロック87でブロック89の反応手段95に反応せよという指示が与えられることになる。
【0139】
カウントが続けられる猶予時間の間に、もし、着席者が始めには接触しなかったセンサーに接触することになると、すべての信号がブロック81へ伝達されることになる。
【0140】
従って、ブロック83で信号の数が予め入力されたセンサーの数と一致することになり、ブロック83で“YES”と決められてカウンティングは中止され、ブロック82の反応手段95が無反応状態を維持することになる。
【0141】
この猶予時間が経って反応手段95が反応信号を出し始めた時、反応手段95の反応を認識した着席者が始めには接触しなかったセンサーに接触し、すべての信号がブロック81へ伝達されて信号の数が予め入力されたセンサーの数と一致することになると、ブロック83で“YES”と決められ、反応手段95の反応は中止され、ブロック82の反応手段95が無反応状態を維持することになる。
【0142】
前述したように、着席手段に提供された一定の感知モードに相応するセンサーのすべてに接触しながら、座っている着席者が短い一瞬間接触している着席手段から身体の一部を離さなければならない時もあり、その時は着席手段の接触していた部分に提供されたセンサーに接触しなくなる。この場合、ブロック81へ伝達された信号の数は予め入力されたセンサーの数より少ないので、処理段階のフローは上述したことと同様な様相でブロック83、85、87を経て進行される。
【0143】
上記臀部センサー33とコントロールユニット90とから構成された“基本型感知モード”の場合、臀部センサー33一つのみ着席手段に提供されていたり、或いは、着席手段に提供されたセンサーなどのうちから選択されているので、マイクロコンピュータ91は下記に記述した二つの処理段階を含むようにプログラム化される。
【0144】
着席者が着席手段に座って臀部センサー33に接触すれば、センサー33は信号を発生してマイクロコンピュータ91へ伝達することになる。予め入力されたセンサーの数と同数の信号を収容したマイクロコンピュータ91は上記の他の感知モードと関連して記述したことと同じような方式で、反応手段95が無反応状態を維持するようにする。
【0145】
着席者が臀部を臀部センサー33から離したら、センサー33は信号を発生してマイクロコンピュータ91へ伝達することを中止することになり、何の信号もマイクロコンピュータ91へ伝達されなくなるので、これは、他の感知モードの場合、マイクロコンピュータ91が反応手段95に無反応状態を維持するようにするということを意味する。
【0146】
しかし、一番目の他の処理段階で、センサー33が始めて信号を伝達することを中止した時は、マイクロコンピュータ91へ伝えられた信号がないにも拘わらず、マイクロコンピュータ91は反応手段95に反応信号を発生するように指示して着席者に、センサー33に接触していないという事実を知らせるようにする。
【0147】
反応手段95が反応信号を出すと、着席者は自分がセンサー33に触れていないということを悟ることになる。この反応が生じたら、直ちに、この反応信号を認識した着席者が臀部を後方に、そして下方に位置させて背もたれ部31の下端部に触れる姿勢に座り直し、一定の基準時間内に臀部センサー33に接触することになる。
【0148】
従って、センサー33の信号が再びマイクロコンピュータ91へ伝達され、反応手段は反応を中止することになる。
【0149】
二番目の他の処理段階で、着席者が続けて臀部センサー33に接触せず、一定の基準時間の間、何の信号もマイクロコンピュータ91へ伝達されないと、マイクロコンピュータ91はこの基準時間が過ぎた後からは反応手段95に無反応状態を維持するように指示することになる。

産業上の利用可能性
以上に説明した感知装置のすべての実施例として、本発明は着席者及び/または(着席者の)保護者に着席者の姿勢を知らせてくれる機能をし、その結果、本発明は子供が適切な位置に正しく座る姿勢を維持するのに大きく役に立つとともに、ベビーや子供を助け、教えて、移動させるのに大きく役に立ち、特に、父母達を大きく安心させる機能をすることになる。
【0150】
以上、本発明を記述したところ、本発明の範囲は記述した実施例に限らず、下記の権利請求の本質を外れない範囲内で多様な形態として一部変更したり、改造したり、または付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【0151】
【図1】椅子と座席とに座った人の正しい着席姿勢と誤った着席姿勢とを図示している。
【図2】椅子と座席とに座った人の正しい着席姿勢と誤った着席姿勢とを図示している。
【図3】図19の椅子に座った人の側面正面図であって、主要骨格構造が透視された状態で図示されている。
【図4】図19の椅子に座った人の側面正面図であって、主要骨格構造が透視された状態で図示されている。
【図5】本発明の感知装置が設けられた椅子の斜視図である。
【図6】本発明の感知装置が設けられた椅子の斜視図である。
【図7】本発明の感知装置が設けられた椅子の斜視図である。
【図8】本発明の感知装置が設けられた椅子の斜視図である。
【図9】本発明の感知装置が設けられた椅子の斜視図である。
【図10】本発明の感知装置が設けられた椅子の斜視図である。
【図11】本発明の感知装置が設けられた椅子の斜視図である。
【図12】子供支持手段の一例として子供カーシートを図示した斜視図である。
【図13】人形用のアクセサリー手段の一例として揺りかごを図示した斜視図である。
【図14】図13の揺りかごにベビー人形が置かれたものであって、揺り椅子の役割をすることを図示している。
【図15】毛布手段の毛布を図示した平面図である。
【図16】図11の毛布を子供カーシート上に位置させた概括的な斜視図である。
【図17】本発明の感知装置のブロック図である。
【図18】本発明の感知装置のブロック図である。
【図19】本発明の感知装置のブロック図である。
【図20】本発明の感知装置のブロック図である。
【図21】本発明の感知装置の作動過程を示す主経路を図示したフローチャートである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
子供支持手段、おもちゃ手段用アクセサリー手段、或いは、毛布手段に位置した着席者の姿勢とか、衣服手段の着用者の姿勢、若しくは、おもちゃ手段の姿勢を着席者や着用者及び/または(着席者、着用者、またはおもちゃ手段の)保護者に知らせてくれ、
着席者や着用者及び/または(着席者、着用者、またはおもちゃ手段の)保護者にして着席者や着用者、またはおもちゃ手段の姿勢を直すように促す、子供支持手段、おもちゃ用アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段用感知装置において;
前記子供支持手段、アクセサリー手段、または毛布手段は着席者を支持し、保温を維持し、保護する機能をし、着席者の胴体を収容したり、及び/または支持してくれる平らな底面シート部と背もたれ部とを有していたり、または規定しており、
この底面シート部と背もたれ部とは着席者の大腿部、臀部、脊椎、堅甲骨及び/または頭がそれぞれ接触することになる大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有しており、
前記衣服手段は着用者の保温を維持し、保護する機能をし、着用者の腹部、大腿部、臀部、脊椎、堅甲骨及び/または頭とそれぞれ接触することになる腹部部位、大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有しており、
このおもちゃ手段はその保護者(例えば、子供)に楽しさと慰安を与えるものであり、人形とおもちゃ形状をしたそのいずれか一つを表し、外部の物体が接触することになる腹部部位、大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有しており、
この感知装置は次のように構成されるところ;
1個または複数個のセンサーであって、着席者、着用者、または外部の物体がこのセンサーに接触したり、センサーを活性化させた時、電気的な信号を発生し、これをマイクロコンピュータへ伝達するものであり、このセンサーは着席者や着用者、または外部の物体の胴体が接触する子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段の大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供され;
マイクロコンピュータであって、予め入力されたプログラムに従い、センサーに対するデータ、各センサーが発生する信号に対するデータ及びこのセンサーの個数に対するデータをメモリに貯蔵しておき、どの信号がどのセンサーから発生したかを区分し、センサーが送ってきた信号の個数と、予め入力されたプログラムにその数が設定されているセンサーの個数とを比較し、反応手段に反応をしたり、何の反応もしないように指示するようプログラムされたマイクロコンピュータと;
マイクロコンピュータの指示に従って反応信号を発生する反応手段であって、この反応手段は音声信号、視覚信号及び/または振動信号のような反応信号を発生する装置を含んでおり;
いろんな類型のスイッチが提供されたスイッチ部と;
バッテリまたはA/C電源が供給される電源と;
前記1個または複数個のセンサー、マイクロコンピュータ、反応手段、スイッチ部、及び電源は互いに電気的に連結されるように構成されており;
マイクロコンピュータは予め入力されたプログラムに従って次の通りに処理するところ;
マイクロコンピュータはセンサーが伝えてくれた信号が存在するか点検し、信号が存在しなかったら、マイクロコンピュータは反応手段の無反応状態を維持させ、
着席者、着用者、または外部の物体が子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段に提供されたセンサーに接触した時、マイクロコンピュータに予め入力されたセンサーの数とマイクロコンピュータへ伝達された信号の数とが一致することになると、マイクロコンピュータは反応手段に無反応状態を維持するように指示し、
着席者、着用者、または外部の物体が少なくともいずれか一つのセンサーに接触したり、活性化させたりしておらず、予め入力されたセンサーの数より少ない数の信号がマイクロコンピュータへ伝達されることになると、マイクロコンピュータは反応手段に反応信号を発生するように指示し、
反応信号を認識した着席者、着用者、または(着用者、着席者、またはおもちゃ手段の)保護者が着席者、着用者、またはおもちゃ手段の姿勢を正しく直し、着席者、着用者、または外部の物体が予め入力されたセンサーの数と一致する数のすべてのセンサーに接触することになると、反応手段の反応が中止されるように構成したことを特徴とする子供支持手段用、アクセサリー手段用、毛布手段用、衣服手段用、またはおもちゃ手段用感知装置。
【請求項2】
子供支持手段に位置した着席者が、その着席者の保護者に着席者の姿勢を知らせてくれ、その着席者や保護者が着席者の姿勢を直すように促す感知装置と子供支持手段との結合において、
前記子供支持手段は着席者を支持し、保護する機能をするものであって、座ったり、及び/またはもたれて横たわることができる構造として提供され、着席者の胴体を収容したり、及び/または支持してくれる適当な大きさの平らな底面シート部と背もたれ部とを有しており、
この底面シート部と背もたれ部とは着席者の大腿部、臀部、脊椎、堅甲骨及び/または頭がそれぞれ接触することになる大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有しており、
この感知装置は次の通りに構成されるところ;
1個または複数個のセンサーであって、着席者がこのセンサーに接触して活性化させた時、このセンサーは電気的な信号を発生し、これをマイクロコンピュータへ伝達するものであり、このセンサーは前記底面シート部と背もたれ部との大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供され、
マイクロコンピュータであって、予め入力されたプログラムに従ってセンサーに対するデータ、各センサーが発生する信号に対するデータ及びこのセンサーの個数に対するデータをメモリに貯蔵しておき、どの信号がどのセンサーから発生したかを区分し、センサーが送ってきた信号の個数と予め入力されたプログラムにその数が設定されているセンサーの個数とを比較し、反応手段に反応したり、何の反応もしないように指示するようプログラムされたマイクロコンピュータと;
マイクロコンピュータの指示に従って反応信号を発生する反応手段であって、この反応手段は音声信号、視覚信号及び/または振動信号のような反応信号を発生する装置を含んでおり;
いろんな類型のスイッチが提供されたスイッチ部と;
バッテリまたはA/C電源が供給される電源と;
前記1個または複数個のセンサー、マイクロコンピュータ、反応手段、スイッチ部及び電源は互いに電気的に連結されるように構成されて前記子供支持手段に提供されており;
マイクロコンピュータは予め入力されたプログラムに従って次の通りに処理するところ;
マイクロコンピュータはセンサーが伝えてくれた信号が存在するか点検し、信号が存在しなかったら、マイクロコンピュータは反応手段の無反応状態を維持させ、
子供支持手段に位置した着席者がセンサーに接触した時、マイクロコンピュータへ伝達された信号の数がマイクロコンピュータに予め入力されたセンサーの数と一致することになると、マイクロコンピュータは反応手段に無反応状態を維持するように指示し、
着席者が少なくともいずれか一つのセンサーに接触したり、活性化させたりしておらず、予め入力されたセンサーの数より少ない数の信号がマイクロコンピュータへ伝達されることになると、マイクロコンピュータは反応手段に反応信号を発生するように指示し、
この反応信号を認識した着席者、または着席者の保護者が着席者の姿勢を正しく直し、予め入力されたセンサーの数と一致する数のすべてのセンサーに接触することになると、反応手段の反応が中止されるように構成したことを特徴とする感知装置と子供支持手段との結合。
【請求項3】
おもちゃ手段用アクセサリー手段に位置した着席者(例えば、人形)の保護者に着席者の姿勢を知らせてくれ、その保護者が着席者の姿勢を直すように促す感知装置とおもちゃ手段用アクセサリー手段との結合において、
前記アクセサリー手段は着席者を指示し、保護する機能をするものであって、座ったり、及び/またはもたれて横たわることができる構造として提供され、着席者の胴体を収容したり、及び/または支持してくれる適当な大きさの平らな底面シート部と背もたれ部とを有しており、
この底面シート部と背もたれ部とは着席者(例えば、人形)の大腿部、臀部、脊椎、堅甲骨及び/または頭がそれぞれ接触することになる大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有しており、
この感知装置は次の通りに構成されるところ;
1個または複数個のセンサーであって、着席者がこのセンサーに接触して活性化させた時、このセンサーは電気的な信号を発生し、これをマイクロコンピュータへ伝達するものであり、このセンサーは前記底面シート部と背もたれ部との大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供され、
マイクロコンピュータであって、予め入力されたプログラムに従ってセンサーに対するデータ、各センサーが発生する信号に対するデータ及びこのセンサーの個数に対するデータをメモリに貯蔵しておき、どの信号がどのセンサーから発生したかを区分し、センサーが送ってきた信号の個数と予め入力されたプログラムにその数が設定されているセンサーの個数とを比較し、反応手段に反応したり、何の反応もしないように指示するようプログラムされたマイクロコンピュータと;
マイクロコンピュータの指示に従って反応信号を発生する反応手段であって、この反応手段は音声信号、視覚信号及び/または振動信号のような反応信号を発生する装置を含んでおり;
いろんな類型のスイッチが提供されたスイッチ部と;
バッテリまたはA/C電源が供給される電源と;
前記1個または複数個のセンサー、マイクロコンピュータ、反応手段、スイッチ部及び電源は互いに電気的に連結されるように構成されて前記アクセサリー手段に提供されており;
マイクロコンピュータは予め入力されたプログラムに従って次の通りに処理するところ;
マイクロコンピュータはセンサーが伝えてくれた信号が存在するか点検し、信号が存在しなかったら、マイクロコンピュータは反応手段の無反応状態を維持させ、
アクセサリー手段に位置した着席者(おもちゃ手段)がセンサーに接触した時、マイクロコンピュータへ伝達された信号の数がマイクロコンピュータに予め入力されたセンサーの数と一致することになると、マイクロコンピュータは反応手段に無反応状態を維持するように指示し、
着席者が少なくともいずれか一つのセンサーに接触したり、活性化させたりしておらず、予め入力されたセンサーの数より少ない数の信号がマイクロコンピュータへ伝達されることになると、マイクロコンピュータは反応手段に反応信号を発生するように指示し、
この反応信号を認識した着席者の保護者が着席者の姿勢を正しく直し、予め入力されたセンサーの数と一致する数のすべてのセンサーに着席者が接触することになると、反応手段の反応が中止されるように構成したことを特徴とする感知装置とおもちゃ手段用アクセサリー手段との結合。
【請求項4】
毛布手段に位置した着席者が、その着席者の保護者に着席者の姿勢を知らせてくれ、その着席者や保護者が着席者の姿勢を直すように促す感知装置と毛布手段との結合において、
前記毛布手段は着席者を支持し、保温を維持し、保護する機能をするものであって、着席者の胴体を収容したり、及び/または支持してくれ、適当な大きさと、平らで、柔軟な表面(substantially flat, flexible surfaces)を有した底面シート部と背もたれ部とを規定することになり、
この底面シート部と背もたれ部とは着席者の大腿部、臀部、脊椎、堅甲骨及び/または頭がそれぞれ接触することになる大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有しており、
この感知装置は次の通りに構成されるところ;
1個または複数個のセンサーであって、着席者がこのセンサーに接触して活性化させた時、このセンサーは電気的な信号を発生し、これをマイクロコンピュータへ伝達するものであり、このセンサーは前記底面シート部と背もたれ部との大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供され;
マイクロコンピュータであって、予め入力されたプログラムに従ってセンサーに対するデータ、各センサーが発生する信号に対するデータ及びこのセンサーの個数に対するデータをメモリに貯蔵しておき、どの信号がどのセンサーから発生したかを区分し、センサーが送ってきた信号の個数と予め入力されたプログラムにその数が設定されているセンサーの個数とを比較し、反応手段に反応したり、何の反応もしないように指示するようプログラムされたマイクロコンピュータと;
マイクロコンピュータの指示に従って反応信号を発生する反応手段であって、この反応手段は音声信号、視覚信号及び/または振動信号のような反応信号を発生する装置を含んでおり;
いろんな類型のスイッチが提供されたスイッチ部と;
バッテリまたはA/C電源が供給される電源と;
前記1個または複数個のセンサー、マイクロコンピュータ、反応手段、スイッチ部及び電源は互いに電気的に連結されるように構成されて前記毛布手段に提供されており;
マイクロコンピュータは予め入力されたプログラムに従って次の通りに処理するところ;
マイクロコンピュータはセンサーが伝えてくれた信号が存在するか点検し、信号が存在しなかったら、マイクロコンピュータは反応手段の無反応状態を維持させ、
毛布手段に位置した着席者がセンサーに接触した時、マイクロコンピュータへ伝達された信号の数がマイクロコンピュータに予め入力されたセンサーの数と一致することになると、マイクロコンピュータは反応手段に無反応状態を維持するように指示し、
着席者が少なくともいずれか一つのセンサーに接触したり、活性化させたりしておらず、予め入力されたセンサーの数より少ない数の信号がマイクロコンピュータへ伝達されることになると、マイクロコンピュータは反応手段に反応信号を発生するように指示し、
この反応信号を認識した着席者、または着席者の保護者が着席者の姿勢を正しく直し、予め入力されたセンサーの数と一致する数のすべてのセンサーに着席者が接触することになると、反応手段の反応が中止されるように構成したことを特徴とする感知装置と毛布手段との結合。
【請求項5】
衣服手段を着用した着用者と、その着用者の保護者に着用者の姿勢を知らせてくれ、その着用者や保護者が着用者の姿勢を直すように促す感知装置と衣服手段との結合において、
前記衣服手段は着用者の保温を維持し、保護する機能をし、着用者の腹部、大腿部、臀部、脊椎、肩甲骨及び/または頭とそれぞれ接触することになる腹部部位、大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を規定しており、
この感知装置は次の通りに構成されるところ;
1個または複数個のセンサーであって、着用者がこのセンサーに接触して活性化させた時、このセンサーは電気的な信号を発生し、これをマイクロコンピュータへ伝達するものであり、このセンサーは前記腹部部位、大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供され;
マイクロコンピュータであって、予め入力されたプログラムに従ってセンサーに対するデータ、各センサーが発生する信号に対するデータ及びこのセンサーの個数に対するデータをメモリに貯蔵しておき、どの信号がどのセンサーから発生したかを区分し、センサーが送ってきた信号の個数と予め入力されたプログラムにその数が設定されているセンサーの個数とを比較し、反応手段に反応したり、何の反応もしないように指示するようプログラムされたマイクロコンピュータと;
マイクロコンピュータの指示に従って反応信号を発生する反応手段であって、この反応手段は音声信号、視覚信号及び/または振動信号のような反応信号を発生する装置を含んでおり;
いろんな類型のスイッチが提供されたスイッチ部と;
バッテリまたはA/C電源が供給される電源と;
前記1個または複数個のセンサー、マイクロコンピュータ、反応手段、スイッチ部及び電源は互いに電気的に連結されるように構成されて前記衣服手段に提供されており;
マイクロコンピュータは予め入力されたプログラムに従って次の通りに処理するところ;
マイクロコンピュータはセンサーが伝えてくれた信号が存在するか点検し、信号が存在しなかったら、マイクロコンピュータは反応手段の無反応状態を維持させ、
衣服手段を着用した着用者がセンサーに接触した時、マイクロコンピュータへ伝達された信号の数がマイクロコンピュータに予め入力されたセンサーの数と一致することになると、マイクロコンピュータは反応手段に無反応状態を維持するように指示し、
着用者が少なくともいずれか一つのセンサーに接触したり、活性化させたりしておらず、予め入力されたセンサーの数より少ない数の信号がマイクロコンピュータへ伝達されることになると、マイクロコンピュータは反応手段に反応信号を発生するように指示し、
この反応信号を認識した着用者、または着用者の保護者が着用者の姿勢を正しく直し、予め入力されたセンサーの数と一致する数のすべてのセンサーに着用者が接触することになると、反応手段の反応が中止されるように構成したことを特徴とする感知装置と衣服手段との結合。
【請求項6】
おもちゃ手段の保護者におもちゃ手段の姿勢を知らせてくれ、その保護者がおもちゃ手段の姿勢を直すように促す感知装置とおもちゃ手段との結合において、
前記おもちゃ手段は、その保護者(子供)に楽しさと慰安を与えるものであって、人間形状、想像中の人物形状または愛玩動物形状として提供される人形とおもちゃ形状のいずれか一つを表し、外部の物体が接触することになる腹部部位、大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有しており、
この感知装置は次の通りに構成されるところ;
1個または複数個のセンサーであって、外部の物体がこのセンサーに接触して活性化させた時、このセンサーは電気的な信号を発生し、これをマイクロコンピュータへ伝達するものであり、このセンサーは前記腹部部位、大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供され;
マイクロコンピュータであって、予め入力されたプログラムに従ってセンサーに対するデータ、各センサーが発生する信号に対するデータ及びこのセンサーの個数に対するデータをメモリに貯蔵しておき、どの信号がどのセンサーから発生したかを区分し、センサーが送ってきた信号の個数と予め入力されたプログラムにその数が設定されているセンサーの個数とを比較し、反応手段に反応したり、何の反応もしないように指示するようプログラムされたマイクロコンピュータと;
マイクロコンピュータの指示に従って反応信号を発生する反応手段であって、この反応手段は音声信号、視覚信号及び/または振動信号のような反応信号を発生する装置を含んでおり;
いろんな類型のスイッチが提供されたスイッチ部と;
バッテリまたはA/C電源が供給される電源と;
前記1個または複数個のセンサー、マイクロコンピュータ、反応手段、スイッチ部及び電源は互いに電気的に連結されるように構成されて前記おもちゃ手段に提供されており;
マイクロコンピュータは予め入力されたプログラムに従って次の通りに処理するところ;
マイクロコンピュータはセンサーが伝えてくれた信号が存在するか点検し、信号が存在しなかったら、マイクロコンピュータは反応手段の無反応状態を維持させ、
外部の物体の上に位置したおもちゃ手段のセンサーが外部の物体に接触された時、マイクロコンピュータへ伝達された信号の数がマイクロコンピュータに予め入力されたセンサーの数と一致することになると、マイクロコンピュータは反応手段に無反応状態を維持するように指示し、
おもちゃ手段のセンサーのうちから少なくともいずれか一つのセンサーが外部の物体に接触されず、活性化されなかった結果、予め入力されたセンサーの数より少ない数の信号がマイクロコンピュータへ伝達されることになると、マイクロコンピュータは反応手段に反応信号を発生するように指示し、
この反応信号を認識したおもちゃ手段の保護者がおもちゃ手段の姿勢 を正しく直し、予め入力されたセンサーの数と一致する数のすべてのセンサーにおもちゃ手段が接触することになると、反応手段の反応が中止されるように構成したことを特徴とする感知装置とおもちゃ手段との結合。
【請求項7】
着席部センサー23が子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段の大腿部部位に提供され、臀部センサー33がこれら手段の臀部部位に提供されるように構成した請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置におけるセンサー。
【請求項8】
着席部センサー23が子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段の大腿部部位に提供され、臀部センサー33がこれら手段の臀部部位に提供され、脊椎センサー37がこれら手段の脊椎部位に提供されるように構成した請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置におけるセンサー。
【請求項9】
着席部センサー23が子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段の大腿部部位に提供され、臀部センサー33がこれら手段の臀部部位に提供され、二つのブレードセンサー35、35’がこれら手段の肩甲骨部位に提供されるように構成した請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置におけるセンサー。
【請求項10】
着席部センサー23が子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段の大腿部部位に提供され、臀部センサー33がこれら手段の臀部部位に提供され、頭センサー38がこれら手段の頭部位に提供されるように構成した請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置におけるセンサー。
【請求項11】
臀部センサー33が基本的に子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段の臀部部位に基本的に提供され、脊椎センサー37、ブレードセンサー35、35’及び頭センサー38のうち少なくともいずれか一つのセンサーがこれら手段の脊椎部位、肩甲骨部位、頭部位に提供されるように構成した請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置におけるセンサー。
【請求項12】
スイッチ部にセンサー選択スイッチが提供され、子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段の着席者、着用者、または(着席者、着用者、またはおもちゃ手段の)保護者が自分が所望のセンサーを選択できるように構成した請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置。
【請求項13】
臀部センサー33一つのみ子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段の臀部部位に提供されたり、または、
子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段の臀部部位に提供されたすべてのセンサーのうち臀部センサー33一つのみセンサー選択スイッチによって選択されるように構成した請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置におけるセンサー。
【請求項14】
マイクロコンピュータが予め入力されたプログラムに従って一定の基準猶予時間が経つ時まで反応手段に何の反応もない無反応状態を持続するようにし、そのような基準猶予時間が経った後、マイクロコンピュータが反応手段に反応を許容するようにプログラムされた請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置。
【請求項15】
前記センサーが子供支持手段、アクセサリー手段、または毛布手段の着席者、衣服手段の着用者、またはおもちゃ手段の重さ、或いは、押す力(圧力)を測定するように考案された圧力測定センサーから構成し、
各センサーに加えられる基準圧力を予めメモリに入力、貯蔵し、いずれか一つのセンサーに加えられる基準圧力は他のセンサーに加えられる基準圧力と同一であったり、異なくなるように構成し;
マイクロコンピュータは次の通りにプログラムされたところ、
各センサーに加えられた圧力が予め入力された基準圧力を超えるのかの可否を点検し、いずれか一つのセンサーに加えられた圧力が予め入力された基準圧力を超える場合、マイクロコンピュータは反応信号に反応信号を発生するように指示し、反応手段が反応信号を発生した時、この反応信号を認識した着席者、着用者または(着席者、着用者、または人形手段の)保護者がそのセンサーを押す力を緩和する場合、反応が中止されるように構成した請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置。
【請求項16】
前記子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段に安全ベルト及び/または保護台のような結着手段が提供され、この結着手段に前記センサーを提供した請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置。
【請求項17】
前記子供支持手段が子供用座席、子供カーシート、子供カーベッド、乳母車、ベビーベッド、ハンモック、揺りかご、揺り椅子、ショッピングカート、かご型ベッド、ベビー運搬具、子供運搬パック、ベビーぶらんこ、囲い付きのベビーベッド、歩行器、子供用の椅子、固定用ベビー支持具、またはこれら道具が幾つか結合されたもののうちいずれか一つである請求項1または2に記載の子供支持手段。
【請求項18】
前記アクセサリー手段が、ミニアチュア形態の子供用座席、子供カーシート、子供カーベッド、乳母車、ベビーベッド、ハンモック、揺りかご、揺り椅子、ショッピングカート、かご型ベッド、ベビー運搬具、子供運搬パック、ベビーぶらんこ、囲い付きのベビーベッド、歩行器、子供用の椅子、固定用ベビー支持具、またはこれら道具の幾つかが結合されたもののうちいずれか一つである請求項1または3に記載のアクセサリー手段。
【請求項19】
前記毛布手段が前面、後面及び繋いだ縁と一般的に子供を適当に包む程度の大きさを有しており、綿、ナイロン、羊毛などの柔軟な織物からなった平らな毛布、クッション支持台、ベッド敷き布団、ベビーねんねこ、パッドまたはシート用具のうちいずれか一つである請求項1または4に記載の毛布手段。
【請求項20】
前記衣服手段がベビーまたは子供用のおむつ、おむつカバー、シャツ、上下が一体になった衣服、子供用ズボン、衛生ナプキン、腰バンドのうちいずれか一つである請求項1または5に記載の衣服手段。
【請求項21】
前記おもちゃ手段が戦士、英雄などのような人間形状を表した人物であったり、幽霊、祖母妖精、または有名人物のような漫画とか仮想中の幻像的な人物、或いは、犬、猫、兎、熊などのような愛玩動物形状で提供されるおもちゃ形状及び人形のうちいずれか一つである請求項1または6に記載のおもちゃ手段。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
子供支持手段、おもちゃ手段用アクセサリー手段、或いは、毛布手段に位置した着席者の姿勢とか、衣服手段の着用者の姿勢、若しくは、おもちゃ手段の姿勢を着席者や着用者及び/または(着席者、着用者、またはおもちゃ手段の)保護者に知らせてくれ、
着席者や着用者及び/または(着席者、着用者、またはおもちゃ手段の)保護者にして着席者や着用者、またはおもちゃ手段の姿勢を直すように促したり、
前記着席者、着用者及び/または保護者に正しく座る姿勢に対する概念を教えたり、及び/または、
前記着席者及び/または保護者に着席者が意図した元の位置から外れたことを知らせてくれる子供支持手段、おもちゃ用アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段用感知装置において;
前記子供支持手段、アクセサリー手段、または毛布手段は着席者を支持し、保温を維持し、保護する機能をし、着席者の胴体を収容したり、及び/または支持してくれる平らな底面シート部と背もたれ部とを有していたり、または規定しており、
この底面シート部と背もたれ部とは着席者の大腿部、臀部、脊椎、堅甲骨及び/または頭がそれぞれ接触することになる大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有しており、
前記衣服手段は着用者の保温を維持し、保護する機能をし、着用者の腹部、大腿部、臀部、脊椎、堅甲骨及び/または頭とそれぞれ接触することになる腹部部位、大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有しており、
このおもちゃ手段はその保護者(例えば、子供)に楽しさと慰安を与えるものであり、人形とおもちゃ形状をしたそのいずれか一つを表し、外部の物体が接触することになる腹部部位、大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有しており、
この感知装置は次のように構成されるところ;
1個または複数個のセンサーであって、着席者、着用者、または外部の物体がこのセンサーに接触したり、センサーを活性化させた時、電気的な信号を発生し、これをマイクロコンピュータへ伝達するものであり、このセンサーは着席者や着用者、または外部の物体の胴体が接触する子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段の大腿部部位、臀部部位、腹部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供され;
マイクロコンピュータであって、予め入力されたプログラムに従い、センサーに対するデータ、各センサーが発生する信号に対するデータ及びこのセンサーの個数に対するデータをメモリに貯蔵しておき、どの信号がどのセンサーから発生したかを区分し、センサーが送ってきた信号の個数と、予め入力されたプログラムにその数が設定されているセンサーの個数とを比較し、反応手段に反応をしたり、何の反応もしないように指示するようプログラムされたマイクロコンピュータと;
マイクロコンピュータの指示に従って反応信号を発生する反応手段であって、この反応手段は音声信号、視覚信号及び/または振動信号のような反応信号を発生する装置を含んでおり;
電源供給スイッチ、反応装置選択スイッチ、センサー選択スイッチ及び時間調節スイッチが提供されたスイッチ部と;
バッテリまたはA/C電源が供給される電源と;
前記1個または複数個のセンサー、マイクロコンピュータ、反応手段、スイッチ部、及び電源は互いに電気的に連結されるように構成されており;
マイクロコンピュータは予め入力されたプログラムに従って次の通りに処理するところ;
マイクロコンピュータはセンサーが伝えてくれた信号が存在するか点検し、信号が存在しなかったら、マイクロコンピュータは反応手段の無反応状態を維持させ、
着席者、着用者、または外部の物体が子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段に提供されたセンサーに接触した時、マイクロコンピュータに予め入力されたセンサーの数とマイクロコンピュータへ伝達された信号の数とが一致することになると、マイクロコンピュータは反応手段に無反応状態を維持するように指示し、
着席者、着用者、または外部の物体が少なくともいずれか一つのセンサーに接触したり、活性化させたりしておらず、予め入力されたセンサーの数より少ない数の信号がマイクロコンピュータへ伝達されることになると、マイクロコンピュータは反応手段に反応信号を発生するように指示し、
反応信号を認識した着席者、着用者、または(着用者、着席者、またはおもちゃ手段の)保護者が着席者、着用者、またはおもちゃ手段の姿勢を正しく直し、着席者、着用者、または外部の物体が予め入力されたセンサーの数と一致する数のすべてのセンサーに接触することになると、反応手段の反応が中止されるように構成したことを特徴とする子供支持手段用、アクセサリー手段用、毛布手段用、衣服手段用、またはおもちゃ手段用感知装置。
【請求項2】
子供支持手段に位置した着席者が、その着席者の保護者に着席者の姿勢を知らせてくれ、その着席者や保護者が着席者の姿勢を直すように促したり、
前記着席者に正しく座る姿勢に対する概念を教えたり及び/または、
前記着席者及び/または保護者に着席者が意図した元の位置から外れたことを知らせてくれる感知装置と子供支持手段との結合において、
前記子供支持手段は着席者を支持し、保護する機能をするものであって、座ったり、及び/またはもたれて横たわることができる構造として提供され、着席者の胴体を収容したり、及び/または支持してくれる適当な大きさの平らな底面シート部と背もたれ部とを有しており、
この底面シート部と背もたれ部とは着席者の大腿部、臀部、脊椎、堅甲骨及び/または頭がそれぞれ接触することになる大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有しており、
この感知装置は次の通りに構成されるところ;
1個または複数個のセンサーであって、着席者がこのセンサーに接触して活性化させた時、このセンサーは電気的な信号を発生し、これをマイクロコンピュータへ伝達するものであり、このセンサーは前記底面シート部と背もたれ部との大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供され、
マイクロコンピュータであって、予め入力されたプログラムに従ってセンサーに対するデータ、各センサーが発生する信号に対するデータ及びこのセンサーの個数に対するデータをメモリに貯蔵しておき、どの信号がどのセンサーから発生したかを区分し、センサーが送ってきた信号の個数と予め入力されたプログラムにその数が設定されているセンサーの個数とを比較し、反応手段に反応したり、何の反応もしないように指示するようプログラムされたマイクロコンピュータと;
マイクロコンピュータの指示に従って反応信号を発生する反応手段であって、この反応手段は音声信号、視覚信号及び/または振動信号のような反応信号を発生する装置を含んでおり;
電源供給スイッチ、反応装置選択スイッチ、センサー選択スイッチ及び時間調節スイッチが提供されたスイッチ部と;
バッテリまたはA/C電源が供給される電源と;
前記1個または複数個のセンサー、マイクロコンピュータ、反応手段、スイッチ部及び電源は互いに電気的に連結されるように構成されて前記子供支持手段に提供されており;
マイクロコンピュータは予め入力されたプログラムに従って次の通りに処理するところ;
マイクロコンピュータはセンサーが伝えてくれた信号が存在するか点検し、信号が存在しなかったら、マイクロコンピュータは反応手段の無反応状態を維持させ、
子供支持手段に位置した着席者がセンサーに接触した時、マイクロコンピュータへ伝達された信号の数がマイクロコンピュータに予め入力されたセンサーの数と一致することになると、マイクロコンピュータは反応手段に無反応状態を維持するように指示し、
着席者が少なくともいずれか一つのセンサーに接触したり、活性化させたりしておらず、予め入力されたセンサーの数より少ない数の信号がマイクロコンピュータへ伝達されることになると、マイクロコンピュータは反応手段に反応信号を発生するように指示し、
この反応信号を認識した着席者、または着席者の保護者が着席者の姿勢を正しく直し、予め入力されたセンサーの数と一致する数のすべてのセンサーに接触することになると、反応手段の反応が中止されるように構成したことを特徴とする感知装置と子供支持手段との結合。
【請求項3】
おもちゃ手段用アクセサリー手段に位置した着席者(例えば、人形)の保護者に着席者の姿勢を知らせてくれ、その保護者が着席者の姿勢を直すように促したり、
前記保護者に正しく座る姿勢に対する概念を教えたり及び/または、
前記保護者に着席者が意図した元の位置から外れたことを知らせてくれる感知装置とおもちゃ手段用アクセサリー手段との結合において、
前記アクセサリー手段は着席者を指示し、保護する機能をするものであって、座ったり、及び/またはもたれて横たわることができる構造として提供され、着席者の胴体を収容したり、及び/または支持してくれる適当な大きさの平らな底面シート部と背もたれ部とを有しており、
この底面シート部と背もたれ部とは着席者(例えば、人形)の大腿部、臀部、脊椎、堅甲骨及び/または頭がそれぞれ接触することになる大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有しており、
この感知装置は次の通りに構成されるところ;
1個または複数個のセンサーであって、着席者がこのセンサーに接触して活性化させた時、このセンサーは電気的な信号を発生し、これをマイクロコンピュータへ伝達するものであり、このセンサーは前記底面シート部と背もたれ部との大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供され、
マイクロコンピュータであって、予め入力されたプログラムに従ってセンサーに対するデータ、各センサーが発生する信号に対するデータ及びこのセンサーの個数に対するデータをメモリに貯蔵しておき、どの信号がどのセンサーから発生したかを区分し、センサーが送ってきた信号の個数と予め入力されたプログラムにその数が設定されているセンサーの個数とを比較し、反応手段に反応したり、何の反応もしないように指示するようプログラムされたマイクロコンピュータと;
マイクロコンピュータの指示に従って反応信号を発生する反応手段であって、この反応手段は音声信号、視覚信号及び/または振動信号のような反応信号を発生する装置を含んでおり;
電源供給スイッチ、反応装置選択スイッチ、センサー選択スイッチ及び時間調節スイッチが提供されたスイッチ部と;
バッテリまたはA/C電源が供給される電源と;
前記1個または複数個のセンサー、マイクロコンピュータ、反応手段、スイッチ部及び電源は互いに電気的に連結されるように構成されて前記アクセサリー手段に提供されており;
マイクロコンピュータは予め入力されたプログラムに従って次の通りに処理するところ;
マイクロコンピュータはセンサーが伝えてくれた信号が存在するか点検し、信号が存在しなかったら、マイクロコンピュータは反応手段の無反応状態を維持させ、
アクセサリー手段に位置した着席者(おもちゃ手段)がセンサーに接触した時、マイクロコンピュータへ伝達された信号の数がマイクロコンピュータに予め入力されたセンサーの数と一致することになると、マイクロコンピュータは反応手段に無反応状態を維持するように指示し、
着席者が少なくともいずれか一つのセンサーに接触したり、活性化させたりしておらず、予め入力されたセンサーの数より少ない数の信号がマイクロコンピュータへ伝達されることになると、マイクロコンピュータは反応手段に反応信号を発生するように指示し、
この反応信号を認識した着席者の保護者が着席者の姿勢を正しく直し、予め入力されたセンサーの数と一致する数のすべてのセンサーに着席者が接触することになると、反応手段の反応が中止されるように構成したことを特徴とする感知装置とおもちゃ手段用アクセサリー手段との結合。
【請求項4】
毛布手段に位置した着席者が、その着席者の保護者に着席者の姿勢を知らせてくれ、その着席者や保護者が着席者の姿勢を直すように促したり、
前記着席者に正しく座る姿勢に対する概念を教えたり及び/または、
前記着席者及び/または保護者に着席者が意図した元の位置から外れたことを知らせてくれる感知装置と毛布手段との結合において、
前記毛布手段は着席者を支持し、保温を維持し、保護する機能をするものであって、着席者の胴体を収容したり、及び/または支持してくれ、適当な大きさと、平らで、柔軟な表面(substantially flat, flexible surfaces)を有した底面シート部と背もたれ部とを規定することになり、
この底面シート部と背もたれ部とは着席者の大腿部、臀部、脊椎、堅甲骨及び/または頭がそれぞれ接触することになる大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有しており、
この感知装置は次の通りに構成されるところ;
1個または複数個のセンサーであって、着席者がこのセンサーに接触して活性化させた時、このセンサーは電気的な信号を発生し、これをマイクロコンピュータへ伝達するものであり、このセンサーは前記底面シート部と背もたれ部との大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供され;
マイクロコンピュータであって、予め入力されたプログラムに従ってセンサーに対するデータ、各センサーが発生する信号に対するデータ及びこのセンサーの個数に対するデータをメモリに貯蔵しておき、どの信号がどのセンサーから発生したかを区分し、センサーが送ってきた信号の個数と予め入力されたプログラムにその数が設定されているセンサーの個数とを比較し、反応手段に反応したり、何の反応もしないように指示するようプログラムされたマイクロコンピュータと;
マイクロコンピュータの指示に従って反応信号を発生する反応手段であって、この反応手段は音声信号、視覚信号及び/または振動信号のような反応信号を発生する装置を含んでおり;
電源供給スイッチ、反応装置選択スイッチ、センサー選択スイッチ及び時間調節スイッチが提供されたスイッチ部と;
いろんな類型のスイッチが提供されたスイッチ部と;
バッテリまたはA/C電源が供給される電源と;
前記1個または複数個のセンサー、マイクロコンピュータ、反応手段、スイッチ部及び電源は互いに電気的に連結されるように構成されて前記毛布手段に提供されており;
マイクロコンピュータは予め入力されたプログラムに従って次の通りに処理するところ;
マイクロコンピュータはセンサーが伝えてくれた信号が存在するか点検し、信号が存在しなかったら、マイクロコンピュータは反応手段の無反応状態を維持させ、
毛布手段に位置した着席者がセンサーに接触した時、マイクロコンピュータへ伝達された信号の数がマイクロコンピュータに予め入力されたセンサーの数と一致することになると、マイクロコンピュータは反応手段に無反応状態を維持するように指示し、
着席者が少なくともいずれか一つのセンサーに接触したり、活性化させたりしておらず、予め入力されたセンサーの数より少ない数の信号がマイクロコンピュータへ伝達されることになると、マイクロコンピュータは反応手段に反応信号を発生するように指示し、
この反応信号を認識した着席者、または着席者の保護者が着席者の姿勢を正しく直し、予め入力されたセンサーの数と一致する数のすべてのセンサーに着席者が接触することになると、反応手段の反応が中止されるように構成したことを特徴とする感知装置と毛布手段との結合。
【請求項5】
衣服手段を着用した着用者と、その着用者の保護者に着用者の姿勢を知らせてくれ、その着用者や保護者が着用者の姿勢を直すように促したり、
前記着用者に正しく座る姿勢に対する概念を教えたり及び/または、
前記着用者及び/または保護者に着用者が意図した元の位置から外れたことを知らせてくれる感知装置と衣服手段との結合において、
前記衣服手段は着用者の保温を維持し、保護する機能をし、着用者の腹部、大腿部、臀部、脊椎、肩甲骨及び/または頭とそれぞれ接触することになる腹部部位、大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を規定しており、
この感知装置は次の通りに構成されるところ;
1個または複数個のセンサーであって、着用者がこのセンサーに接触して活性化させた時、このセンサーは電気的な信号を発生し、これをマイクロコンピュータへ伝達するものであり、このセンサーは前記腹部部位、大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供され;
マイクロコンピュータであって、予め入力されたプログラムに従ってセンサーに対するデータ、各センサーが発生する信号に対するデータ及びこのセンサーの個数に対するデータをメモリに貯蔵しておき、どの信号がどのセンサーから発生したかを区分し、センサーが送ってきた信号の個数と予め入力されたプログラムにその数が設定されているセンサーの個数とを比較し、反応手段に反応したり、何の反応もしないように指示するようプログラムされたマイクロコンピュータと;
マイクロコンピュータの指示に従って反応信号を発生する反応手段であって、この反応手段は音声信号、視覚信号及び/または振動信号のような反応信号を発生する装置を含んでおり;
電源供給スイッチ、反応装置選択スイッチ、センサー選択スイッチ及び時間調節スイッチが提供されたスイッチ部と;
バッテリまたはA/C電源が供給される電源と;
前記1個または複数個のセンサー、マイクロコンピュータ、反応手段、スイッチ部及び電源は互いに電気的に連結されるように構成されて前記衣服手段に提供されており;
マイクロコンピュータは予め入力されたプログラムに従って次の通りに処理するところ;
マイクロコンピュータはセンサーが伝えてくれた信号が存在するか点検し、信号が存在しなかったら、マイクロコンピュータは反応手段の無反応状態を維持させ、
衣服手段を着用した着用者がセンサーに接触した時、マイクロコンピュータへ伝達された信号の数がマイクロコンピュータに予め入力されたセンサーの数と一致することになると、マイクロコンピュータは反応手段に無反応状態を維持するように指示し、
着用者が少なくともいずれか一つのセンサーに接触したり、活性化させたりしておらず、予め入力されたセンサーの数より少ない数の信号がマイクロコンピュータへ伝達されることになると、マイクロコンピュータは反応手段に反応信号を発生するように指示し、
この反応信号を認識した着用者、または着用者の保護者が着用者の姿勢を正しく直し、予め入力されたセンサーの数と一致する数のすべてのセンサーに着用者が接触することになると、反応手段の反応が中止されるように構成したことを特徴とする感知装置と衣服手段との結合。
【請求項6】
おもちゃ手段の保護者におもちゃ手段の姿勢を知らせてくれ、その保護者がおもちゃ手段の姿勢を直すように促したり、
前記保護者に正しく座る姿勢に対する概念を教えたり及び/または、
前記保護者に着席者(おもちゃ手段)が意図した元の位置から外れたことを知らせてくれる感知装置とおもちゃ手段との結合において、
前記おもちゃ手段は、その保護者(子供)に楽しさと慰安を与えるものであって、人間形状、想像中の人物形状または愛玩動物形状として提供される人形とおもちゃ形状のいずれか一つを表し、外部の物体が接触することになる腹部部位、大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位を有しており、
この感知装置は次の通りに構成されるところ;
1個または複数個のセンサーであって、外部の物体がこのセンサーに接触して活性化させた時、このセンサーは電気的な信号を発生し、これをマイクロコンピュータへ伝達するものであり、このセンサーは前記腹部部位、大腿部部位、臀部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供され;
マイクロコンピュータであって、予め入力されたプログラムに従ってセンサーに対するデータ、各センサーが発生する信号に対するデータ及びこのセンサーの個数に対するデータをメモリに貯蔵しておき、どの信号がどのセンサーから発生したかを区分し、センサーが送ってきた信号の個数と予め入力されたプログラムにその数が設定されているセンサーの個数とを比較し、反応手段に反応したり、何の反応もしないように指示するようプログラムされたマイクロコンピュータと;
マイクロコンピュータの指示に従って反応信号を発生する反応手段であって、この反応手段は音声信号、視覚信号及び/または振動信号のような反応信号を発生する装置を含んでおり;
電源供給スイッチ、反応装置選択スイッチ、センサー選択スイッチ及び時間調節スイッチが提供されたスイッチ部と;
バッテリまたはA/C電源が供給される電源と;
前記1個または複数個のセンサー、マイクロコンピュータ、反応手段、スイッチ部及び電源は互いに電気的に連結されるように構成されて前記おもちゃ手段に提供されており;
マイクロコンピュータは予め入力されたプログラムに従って次の通りに処理するところ;
マイクロコンピュータはセンサーが伝えてくれた信号が存在するか点検し、信号が存在しなかったら、マイクロコンピュータは反応手段の無反応状態を維持させ、
外部の物体の上に位置したおもちゃ手段のセンサーが外部の物体に接触された時、マイクロコンピュータへ伝達された信号の数がマイクロコンピュータに予め入力されたセンサーの数と一致することになると、マイクロコンピュータは反応手段に無反応状態を維持するように指示し、
おもちゃ手段のセンサーのうちから少なくともいずれか一つのセンサーが外部の物体に接触されず、活性化されなかった結果、予め入力されたセンサーの数より少ない数の信号がマイクロコンピュータへ伝達されることになると、マイクロコンピュータは反応手段に反応信号を発生するように指示し、
この反応信号を認識したおもちゃ手段の保護者がおもちゃ手段の姿勢 を正しく直し、予め入力されたセンサーの数と一致する数のすべてのセンサーにおもちゃ手段が接触することになると、反応手段の反応が中止されるように構成したことを特徴とする感知装置とおもちゃ手段との結合。
【請求項7】
前記子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段の大腿部部位、臀部部位、腹部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供されたセンサーが次のような組み合わせから構成されたもの;
着席部センサーが前記大腿部部位に提供され、臀部センサーが前記臀部部位に提供されたり、
着席部センサーが前記大腿部部位に提供され、臀部センサーが前記臀部部位に提供され、脊椎センサーが前記脊椎部位に提供されたり、
着席部センサーが前記大腿部部位に提供され、臀部センサーが前記臀部部位に提供され、二つのブレードセンサーが前記肩甲骨部位に提供されたり、
着席部センサーが前記大腿部部位に提供され、臀部センサーが前記臀部部位に提供され、頭センサーが前記頭部位に提供されたり、または、
臀部センサーが前記臀部部位に提供され、脊椎センサー、ブレードセンサー及び頭センサーのうち少なくとも一つが前記脊椎部位、肩甲骨部位、または頭部位に提供された請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置におけるセンサー。
【請求項8】
臀部センサー33一つのみ子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段の臀部部位に提供されたり、または、
子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段の臀部部位に提供されたすべてのセンサーのうち臀部センサー33一つのみセンサー選択スイッチによって選択されるように前記マイクロコンピュータがプログラム化された請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置におけるセンサー。
【請求項9】
前記大腿部部位、臀部部位、腹部部位、脊椎部位、肩甲骨部位及び/または頭部位に提供されたセンサー以外に、特定目的で前記子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段の特定部位に特定センサーを設けるように構成した請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置。
【請求項10】
前記センサーが子供支持手段、アクセサリー手段、または毛布手段の着席者、衣服手段の着用者、またはおもちゃ手段の重さ、或いは、押す力(圧力)を測定するように考案された圧力測定センサーから構成し、
各センサーに加えられる基準圧力を予めメモリに入力、貯蔵し、いずれか一つのセンサーに加えられる基準圧力は他のセンサーに加えられる基準圧力と同一であったり、異なくなるように構成し;
マイクロコンピュータは次の通りにプログラムされたところ、
各センサーに加えられた圧力が予め入力された基準圧力を超えるのかの可否を点検し、いずれか一つのセンサーに加えられた圧力が予め入力された基準圧力を超える場合、マイクロコンピュータは反応信号に反応信号を発生するように指示し、反応手段が反応信号を発生した時、この反応信号を認識した着席者、着用者または(着席者、着用者、または人形手段の)保護者がそのセンサーを押す力を緩和する場合、反応が中止されるように構成した請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置。
【請求項11】
前記子供支持手段、アクセサリー手段、毛布手段、衣服手段、またはおもちゃ手段に安全ベルト及び/または保護台のような結着手段が提供され、この結着手段に前記センサーを提供した請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の感知装置。
【請求項12】
前記子供支持手段が子供用座席、子供カーシート、子供カーベッド、乳母車、ベビーベッド、ハンモック、揺りかご、揺り椅子、ショッピングカート、かご型ベッド、ベビー運搬具、子供運搬パック、ベビーぶらんこ、囲い付きのベビーベッド、歩行器、子供用の椅子、固定用ベビー支持具、またはこれら道具が幾つか結合されたもののうちいずれか一つである請求項1または2に記載の子供支持手段。
【請求項13】
前記アクセサリー手段が、ミニアチュア形態の子供用座席、子供カーシート、子供カーベッド、乳母車、ベビーベッド、ハンモック、揺りかご、揺り椅子、ショッピングカート、かご型ベッド、ベビー運搬具、子供運搬パック、ベビーぶらんこ、囲い付きのベビーベッド、歩行器、子供用の椅子、固定用ベビー支持具、またはこれら道具の幾つかが結合されたもののうちいずれか一つである請求項1または3に記載のアクセサリー手段。
【請求項14】
前記毛布手段が前面、後面及び繋がった縁を有しており、一般的に着席者の胴体を収容したり、及び/または支持してくれる程度の大きさを有しており、綿、ナイロン、羊毛などの柔軟な織物からなった平らな毛布、クッション支持台、ベッド敷き布団、ベビーねんねこ、パッドまたはシート用具のうちいずれか一つである請求項1または4に記載の毛布手段。
【請求項15】
前記衣服手段がベビーまたは子供用のおむつ、おむつカバー、シャツ、上下が一体になった衣服、子供用ズボン、衛生ナプキン、腰バンドのうちいずれか一つである請求項1または5に記載の衣服手段。
【請求項16】
前記おもちゃ手段が戦士、英雄などのような人間形状を表した人物であったり、幽霊、祖母妖精、または有名人物のような漫画とか仮想中の幻像的な人物、或いは、犬、猫、兎、熊などのような愛玩動物形状で提供されるおもちゃ形状及び人形のうちいずれか一つである請求項1または6に記載のおもちゃ手段。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【公表番号】特表2006−503599(P2006−503599A)
【公表日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2003−571608(P2003−571608)
【出願日】平成14年2月27日(2002.2.27)
【国際出願番号】PCT/KR2002/000335
【国際公開番号】WO2003/072953
【国際公開日】平成15年9月4日(2003.9.4)
【出願人】(504326491)
【Fターム(参考)】