説明

室内用効能成分供給装置

【課題】室内用効能成分供給装置を設置する際の自由度を高める。
【解決手段】供給装置10はメインユニット15とサブユニット17とに分けて構成されている。メインユニット15には、渦輪V1を発射する空気砲12が設けられるとともに、空気砲12に供給する芳香成分を発生する効能気体発生部20が設けられる。また、メインユニット15よりも小型に形成されるサブユニット17には、渦輪V2を発射する空気砲13が設けられる。これにより、複数の空気砲12,13を備えるステレオ方式の供給装置10を設置する場合であっても、メインユニット15とサブユニット17とを様々な場所に分けて設置することができ、供給装置10を設置する際の自由度を高めることが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、効能成分を供給する室内用効能成分供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
室内の環境を良好に保つため、芳香成分や湿気成分等(以下、効能成分という)を室内に供給する供給装置が提案されている。しかしながら、室内に多量の効能成分を充満させてしまうことは、利用者に対して効果的に効能成分を供給するものではなかった。そこで、利用者に向けて発射される渦輪に対して効能成分を含めるようにした供給装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この供給装置を用いることにより、効能成分を局所的に供給することができるため、利用者に対して効果的に効能成分を供給することが可能となる。
【特許文献1】特開2004−81851号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、利用者に対して渦輪を直接当ててしまうと、風圧による違和感を与えてしまうおそれがある。そこで、複数の渦輪を互いに衝突させて消滅させることにより、利用者の違和感を解消することが考えられている。しかしながら、複数の渦輪を互いに衝突させるためには、複数の発射装置を組み込むだけでなく、発射装置の設置間隔を広げる必要がある。このように、複数の渦輪を互いに衝突させるための構造は、供給装置の大型化を招くとともに供給装置を設置する際の自由度を低下させる要因となっていた。例えば、コンピュータ端末を操作する者に対して効能成分を供給する際には、利用者の正面にディスプレイが配置されるとともに、ディスプレイの周囲にも多数の機器が設置されることが一般的であることから、大型の供給装置を設置することは極めて困難となっていた。
【0004】
本発明の目的は、設置する際の自由度を高めるようにした室内用効能成分供給装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の室内用効能成分供給装置は、効能成分を発生させる成分発生手段と、効能成分を含む第1空気渦を発射する第1発射手段とを備えるメインユニットと、前記メインユニットよりも小型に形成され、前記第1空気渦と衝突する第2空気渦を発射する第2発射手段を備えるサブユニットとを有することを特徴とする。
【0006】
本発明の室内用効能成分供給装置は、前記メインユニットは、前記第1発射手段を備えるとともに、前記成分発生手段として、芳香発生手段、ミスト発生手段、酸素発生手段およびオゾン発生手段のうち少なくともいずれか1つを備え、前記サブユニットは、前記第2発射手段のみを備えることを特徴とする。
【0007】
本発明の室内用効能成分供給装置は、前記メインユニットは、前記第1発射手段を備えるとともに、前記成分発生手段としてミスト発生手段を備え、前記サブユニットは、前記第2発射手段を備えるとともに、芳香発生手段、酸素発生手段およびオゾン発生手段のうち少なくともいずれか1つを備えることを特徴とする。
【0008】
本発明の室内用効能成分供給装置は、前記サブユニットは、ディスプレイの縁部に取り付けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、室内用効能成分供給装置を、第1発射手段および成分発生手段を備えるメインユニットと、第2発射手段を備えるサブユニットとに分けて構成したので、メインユニットとサブユニットとを様々な場所に分けて設置することができ、設置時の自由度を高めることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である室内用効能成分供給装置10(以下、供給装置という)の利用状況を示す説明図である。また、図2は供給装置10がディスプレイ11に取り付けられた状態を示す説明図である。さらに、図3は供給装置10の構成を示すブロック図であり、図4(A)および(B)は供給装置10が備える空気砲12の内部構造を示す説明図である。
【0011】
図1に示すように、事務室等で使用されるパーソナルコンピュータ等のディスプレイ11には、効能成分としての芳香成分を作業者(利用者)Wに向けて供給する供給装置10が取り付けられている。図2に示すように、供給装置10は、ディスプレイ11のスタンド14に取り付けられるメインユニット15と、ディスプレイ11の縁部16に取り付けられるサブユニット17とを備えている。図1に示すように、メインユニット15から、空気の渦輪(第1空気渦)V1が効能領域Aに向けて発射されており、この渦輪V1には芳香成分が含まれている。また、サブユニット17から、空気の渦輪(第2空気渦)V2が効能領域Aに向けて発射されている。それぞれの渦輪V1,V2は、作業者Wの鼻先に設定される効能領域Aにおいて互いに衝突するように発射されており、渦輪V1に含まれる芳香成分を効能領域Aで拡散させることが可能となっている。このように、一対の渦輪V1,V2を衝突させて渦輪V1,V2を打ち消すことにより、作業者Wに対して風圧による違和感を与えることなく芳香成分を供給することが可能となる。
【0012】
図3に示すように、メインユニット15には第1発射手段としての空気砲12が設けられており、この空気砲12から効能成分を含んだ渦輪V1が発射されている。図4に示すように、空気砲12は、伸縮自在となる蛇腹形状のポンプ本体12aと、ポンプ本体12aを伸縮させるポンプ駆動部12bと、効能成分が充填される円筒形状の砲身部12cとによって構成されている。また、ポンプ駆動部12bには前後進駆動されるロッド部材12dが組み込まれており、このロッド部材12dはポンプ駆動部12b内の図示しない電動モータによって駆動される。そして、図4(A)に示すように砲身部12c内に効能成分を充填した後に、図4(B)に示すようにロッド部材12dを前進移動させてポンプ本体12aを急速に縮めることにより、ポンプ本体12a内の空気を砲身部12c内の効能成分と共に渦輪V1として発射することが可能となる。
【0013】
また、図3に示すように、渦輪V1に衝突させる渦輪V2を発射するため、サブユニット17には第2発射手段としての空気砲13が設けられている。ポンプ本体13a、ポンプ駆動部13bおよび砲身部13cを備える空気砲13は、前述した空気砲12と同じ構造を有しているが、空気砲13の砲身部13cに対して芳香成分が充填されることはなく、空気のみからなる渦輪V2が空気砲13から発射されるようになっている。このように、サブユニット17は空気砲13のみを備える構成であるため、後述する効能気体発生部20や制御ユニット23が組み込まれるメインユニット15に比べて小型に形成されている。
【0014】
これらの空気砲12,13を駆動して渦輪V1,V2を発射させるため、メインユニット15には双方のポンプ駆動部12b,13bに接続される駆動回路部18が設けられている。この駆動回路部18には後述する制御ユニット23によって演算された発射信号が入力されており、駆動回路部18は発射信号に基づいてポンプ駆動部12b,13bに対する駆動電流を制御している。そして、この駆動電流をポンプ駆動部12b,13bに供給することにより、それぞれの空気砲12,13から渦輪V1,V2が発射されるようになっている。
【0015】
また、空気砲12に対して芳香成分を供給するため、メインユニット15には、芳香成分を発生させる効能気体発生部(成分発生手段,芳香発生手段)20が設けられるとともに、空気砲12の砲身部12cに芳香成分を送り込む効能気体充填部21が設けられている。効能気体発生部20は、芳香成分が貯留される図示しない複数の芳香容器や、芳香容器の開閉状態を制御する図示しない電磁バルブ等によって構成されている。また、効能気体充填部21は、芳香成分を砲身部12cに向けて圧送する図示しない圧送ポンプ等によって構成されている。そして、後述する制御ユニット23からの制御信号に応じて、電磁バルブの切換制御や圧送ポンプの駆動制御を実行することにより、空気取入口22から取り込まれた空気と共に芳香成分が、空気砲12の砲身部12cに供給されることになる。
【0016】
駆動回路部18、効能気体発生部20、効能気体充填部21等に対して制御信号を出力する制御ユニット23は、図示しないマイクロプロセッサ(CPU)を備えており、このCPUにはバスラインを介してROM、RAMおよびI/Oポートが接続される。ROMには制御プログラムや各種マップデータなどが格納されており、RAMにはCPUで演算処理したデータが一時的に格納されている。また、メインユニット15には作業者Wに操作されるスイッチ24が設けられている。このスイッチ37は、供給装置10を起動させたり芳香成分を切り換えたりする際に操作されるスイッチとなっている。作業者Wのスイッチ操作に応じてスイッチ37からオンオフ信号や芳香選択信号が出力され、オンオフ信号に従って供給装置10は起動状態と停止状態とに切り換えられ、芳香選択信号に従って空気砲12に充填される芳香成分が選択される。
【0017】
これまで説明したように、供給装置10に対して、2つの空気砲12,13を組み込むだけでなく、効能気体発生部20や効能気体充填部21等を組み込むことは、供給装置10の大型化を招く要因となる。特に、複数の空気砲12,13を備えるステレオ方式の供給装置10にあっては、渦輪V1,V2を互いに衝突させるために、空気砲12と空気砲13とを離して設置する必要があるため、大型化を招き易い構成となっていた。このような供給装置の大型化を許容してしまうことは、設置位置が限定されることから設置時の自由度を低下させる要因となっていた。
【0018】
そこで、本発明の供給装置10においては、空気砲12を備えるメインユニット15と、空気砲13を備えるサブユニット17とに分けて構成するとともに、メインユニット15に比べてサブユニット17の小型化を図るようにしている。これにより、複数の空気砲12,13を備えるステレオ方式の供給装置10を設置する場合であっても、メインユニット15とサブユニット17とを様々な場所に分けて設置することが可能となり、供給装置10を設置する際の自由度を高めることが可能となる。しかも、サブユニット17の小型化を図るようにしたので、サブユニット17をディスプレイ11の縁部16等に取り付けることができ、設置する際の自由度を飛躍的に高めることが可能となる。
【0019】
なお、図示する場合には、メインユニット15をディスプレイ11のスタンド14に取り付け、サブユニット17をディスプレイ11の縁部16に取り付けているが、この取付位置に限られることはなく、例えばメインユニット15とサブユニット17とを机25の上に配置することも可能である。また、劇場や映画館等に供給装置10を設置する場合には、例えば前方の座席にメインユニット15やサブユニット17を取り付けることも可能である。
【0020】
さらに、前述の説明では、効能成分として芳香成分を発生させるようにしているが、これに限られることはなく、効能成分として作業者Wに潤いや清涼感を与えるマイクロミスト(湿気成分,空気中に浮遊する微細な水分粒子)を発生させるようにしても良い。また、効能成分として、消臭効果を有するオゾン(O)を発生させるようにしても良く、作業者Wに対しての覚醒効果を有する酸素を発生させるようにしても良い。つまり、成分発生手段として、超音波振動等により車載タンク等に貯留した水からマイクロミストを発生させるミスト発生手段を設けるようにしても良い。また、成分発生手段として、無声放電等によりオゾンを発生させるオゾン発生手段を設けるようにしても良い。また、成分発生手段として、酸素富化膜等により酸素濃度を高める酸素発生手段を設けるようにしても良い。
【0021】
続いて、図5は本発明の他の実施の形態である室内用効能成分供給装置30の構成を示すブロック図である。なお、図3に示す部品と同一の部品については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0022】
図5に示すように、供給装置30は、空気砲12を備えるメインユニット31と、空気砲13を備えるサブユニット32とを有している。メインユニット31から、効能成分としてのマイクロミストを含んだ渦輪(第1空気渦)V3が所定の効能領域に向けて発射されている。また、サブユニット32から、効能成分としての芳香成分を含んだ渦輪(第2空気渦)V4が所定の効能領域に向けて発射されている。それぞれの渦輪V3,V4は、作業者Wの鼻先に設定される効能領域において互いに衝突するように発射されており、渦輪V3,V4に含まれるマイクロミストや芳香成分を効能領域で拡散させることが可能となっている。このように、一対の渦輪V3,V4を衝突させて渦輪V3,V4を打ち消すことにより、作業者Wに対して風圧による違和感を与えることなくマイクロミストや芳香成分を供給することが可能となる。
【0023】
メインユニット31には、マイクロミストを発生させるマイクロミスト発生部(成分発生手段,ミスト発生手段)33が設けられるとともに、マイクロミストを空気砲12の砲身部12cに送り込むための図示しない圧送ポンプ等を備えるマイクロミスト充填部34が設けられている。そして、前述した制御ユニット23を用いてマイクロミスト発生部33やマイクロミスト充填部34を制御することにより、空気砲12の砲身部12cに対してマイクロミストを供給することが可能となる。
【0024】
また、サブユニット32には、芳香成分を発生させる芳香発生部(成分発生手段,芳香発生手段)35が設けられるとともに、芳香成分を空気砲13の砲身部13cに送り込むための図示しない圧送ポンプ等を備える芳香充填部36が設けられている。そして、制御ユニット23を用いて芳香発生部35や芳香充填部36を制御することにより、空気砲13の砲身部13cに対して芳香成分を供給することが可能となる。このように、マイクロミスト発生部33よりも小型化を図り易い芳香発生部35によってサブユニット32を構成することにより、メインユニット31よりもサブユニット32を小型に形成することが可能となる。
【0025】
このように、本発明の供給装置30においては、空気砲12およびマイクロミスト発生部33を備えるメインユニット31と、空気砲13および芳香発生部35を備えるサブユニット32とに分けて構成するとともに、メインユニット31に比べてサブユニット32の小型化を図るようにしている。これにより、複数の渦輪V3,V4を衝突させるとともに、複数の効能成分を供給することが可能なステレオ方式の供給装置30を設置する場合であっても、メインユニット31とサブユニット32とを様々な場所に分けて設置することが可能となり、供給装置30を設置する際の自由度を高めることが可能となる。しかも、サブユニット32の小型化を図るようにしたので、サブユニット32をディスプレイ11の縁部16等に取り付けることができ、設置する際の自由度を飛躍的に高めることが可能となる。
【0026】
また、メインユニット31に対して、前述した芳香発生手段、オゾン発生手段、酸素発生手段を組み込むことにより、メインユニット31から芳香成分、オゾン、酸素を含んだ渦輪V3を発射させても良い。また、サブユニット32に対して、前述したオゾン発生手段や酸素発生手段を組み込むことにより、サブユニット32からオゾンや酸素を含んだ渦輪V4を発射させても良い。なお、状況によっては効能成分を充填することなく、メインユニット31から空気のみの渦輪V3を発射させても良く、サブユニット32から空気のみの渦輪V4を発射させても良い。
【0027】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、前述の説明では、事務室に供給装置10,30を設置しているが、これに限られることはなく、効能成分によるリフレッシュ効果やリラックス効果等が望まれる様々な環境に設置することが可能である。例えば、待合室、会議室、映画館、管制室、教室、家庭等に供給装置10,30を設置しても良い。また、航空機や船舶等の客室に供給装置10,30を設置することも可能である。さらに、図示する場合には、机25の上に供給装置10,30を設置しているが、この位置に限られることはなく、壁や天井等に供給装置10,30を設置しても良いことはいうまでもない。なお、前述の説明では、供給装置10の利用者として、パーソナルコンピュータを操作する作業者Wが挙げられているが、作業者Wに限られることはなく、単にディスプレイ映像を鑑賞する鑑賞者であっても良いことはいうまでもない。
【0028】
また、図示する場合には、電動モータを駆動してロッド部材12dを突出させることにより、空気砲12,13から渦輪V1〜V4を発射させるようにしているが、この構造に限られることはなく、空気砲12,13に電磁コイルと可動鉄心とを組み込むことにより、電磁力を用いて空気砲から渦輪V1〜V4を発射させるようにしても良い。また、空気砲12,13は蛇腹形状のポンプ本体12a,13aを備えているが、ダイアフラムを用いて空気を押し出すようにしても良い。さらに、図示する場合には、空気砲12,13から環状の渦輪V1〜V4を発射するようにしているが、第1空気渦および第2空気渦の形状としては、環状に限られることはなく、まとまった形状で所定距離を飛ばすことが可能であれば、いかなる形状の空気渦であっても良い。
【0029】
また、図示する場合には、空気砲12,13が固定された構造となっているが、電動モータ等を用いて空気砲12,13を回動させるようにしても良い。これにより、渦輪V1〜V4を衝突させる効能領域Aを移動させることができるため、作業者Wの位置に応じて適切に効能領域Aを設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の一実施の形態である室内用効能成分供給装置の利用状況を示す説明図である。
【図2】室内用効能成分供給装置がディスプレイに取り付けられた状態を示す説明図である。
【図3】室内用効能成分供給装置の構成を示すブロック図である。
【図4】(A)および(B)は室内用効能成分供給装置が備える空気砲の内部構造を示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施の形態である室内用効能成分供給装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0031】
10 供給装置(室内用効能成分供給装置)
11 ディスプレイ
12 空気砲(第1発射手段)
13 空気砲(第2発射手段)
15 メインユニット
17 サブユニット
20 効能気体発生部(成分発生手段,芳香発生手段)
30 供給装置(室内用効能成分供給装置)
31 メインユニット
32 サブユニット
33 マイクロミスト発生部(成分発生手段,ミスト発生手段)
35 芳香発生部(成分発生手段,芳香発生手段)
V1 渦輪(第1空気渦)
V2 渦輪(第2空気渦)
V3 渦輪(第1空気渦)
V4 渦輪(第2空気渦)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
効能成分を発生させる成分発生手段と、効能成分を含む第1空気渦を発射する第1発射手段とを備えるメインユニットと、
前記メインユニットよりも小型に形成され、前記第1空気渦と衝突する第2空気渦を発射する第2発射手段を備えるサブユニットとを有することを特徴とする室内用効能成分供給装置。
【請求項2】
請求項1記載の室内用効能成分供給装置において、
前記メインユニットは、前記第1発射手段を備えるとともに、前記成分発生手段として、芳香発生手段、ミスト発生手段、酸素発生手段およびオゾン発生手段のうち少なくともいずれか1つを備え、
前記サブユニットは、前記第2発射手段のみを備えることを特徴とする室内用効能成分供給装置。
【請求項3】
請求項1記載の室内用効能成分供給装置において、
前記メインユニットは、前記第1発射手段を備えるとともに、前記成分発生手段としてミスト発生手段を備え、
前記サブユニットは、前記第2発射手段を備えるとともに、芳香発生手段、酸素発生手段およびオゾン発生手段のうち少なくともいずれか1つを備えることを特徴とする室内用効能成分供給装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の室内用効能成分供給装置において、
前記サブユニットは、ディスプレイの縁部に取り付けられることを特徴とする室内用効能成分供給装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−22642(P2010−22642A)
【公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−188616(P2008−188616)
【出願日】平成20年7月22日(2008.7.22)
【出願人】(000005348)富士重工業株式会社 (3,010)
【Fターム(参考)】