説明

家庭生ゴミ発酵堆肥製造システム

【課題】CO排出を削減できる家庭から出る生ゴミの発酵堆肥化システムを提供する。
【解決手段】収集した家庭生ゴミを投入した集合槽から粉砕槽にベルトコンベアーで移送し、粉砕した稲ワラと混合粉砕し、液状化する。粉砕槽を傾斜させ、液状化物質を箱形容器に注入し、ベルトコンベアーにより暖気室に移送し発酵処理する。暖気は工場建屋の屋上や敷地に設置したソーラー発電及び風力発電併用装置から供給し、ボイラー燃焼量を軽減させるシステムとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、日本及び世界に拡大すべく家庭生ゴミを区分けして堆肥化するシステムを構築し、CO排出削減という命題の社会的価値を生み出すために成されたものである。
【背景技術】
【0002】
従来に於ては、簡単燃焼物と生ゴミとの混同で燃焼していたので、燃焼時間が長くかかる事と、CO排出も増大し焼却灰の埋め立て容量の問題もあった。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
国が家庭から出る生ゴミに対する、生ゴミ焼却防止法を立法し、その条文として国民の義務としての、食品から生ずる生ゴミを誠実に一般焼却ゴミと区分けして、(国が地方自治体に支援して業者に造らせる生ゴミ投入槽で、旧式便所に用いる糞便臭を除去する円筒内脱臭換気扇方式の、生ゴミの悪臭を感じさせない装置付き)ポリ袋の投入は厳禁とし、完全に生ゴミだけを投入させる。生ゴミ投入槽はプラスチックから出来ていて、各町内に設置した投入槽には運搬するための、ウインチで吊り下げするロープ取付け取手が取付けられていて、例えば県の東西南北に設立された生ゴミ発酵システム事業所に持ち込んで、自動で大口集合槽に投入させる。まず当事業は、当事業所と地方自治体と銀行いずれも利益を上げる目的でかかわってはならない。当事業は社会貢献として更に人類の未来の為に出発せねばならない。地球温暖化防止については、考えられる事はまず始めねばならない。でなければ温暖化防止は進展せず、悔恨を未来に起こす事になり従って、出発は急務を要する事案である。しかし銀行の立場から言えば、リスク回避を設ける事が事業体の必須条件であるならば、とりあえず出願者の住む市である松山市をモデルとして当事業を立ち上げ、その効果を見て全国展開に於て貢献への積極的参加が望まれる。そのモデルケースを成功させるためには、国のバックアップ体制が必要である。まず国が建設費の全額を無利子で貸し出し、科学技術庁長官が任命する(生ゴミ堆肥化プロジェクト推進委員会)を設立し、松山市モデルを成功に導く努力をすることとせねばならない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
図1の如く、生ゴミ投入口から生ゴミを集合槽に投入する。次に、コンベアで生ゴミが粉砕槽に運ばれ自動投入口から投入され稲ワラ粉砕物を自動で適量投入し自動で粉砕スイッチが入る。以下で述べる、回転注入法で箱に注がれたどろどろの液体は次工程の暖気室に運ばれ温めて発酵を促し、日数管理した後に未成熟堆肥を農家に個数販売する。
【発明の実施形態】
【0005】
以下、発明の実施形態について説明する。
各町内から集めた生ゴミ投入槽を当事業所に集め、集合槽から次工程の粉砕槽で稲ワラ粉砕物を投入し、以下で述べる回転注入法で箱に注ぎ入れベルトコンベアーで暖気室に運ばれるが、ソーラー・風力・ボイラーの三エネルギーで温め発酵を促す。日数管理された後に出荷する。
【発明の効果】
【0006】
現在原油の高騰の中で、地方自治体の財源が乏しい時に、燃焼ゴミの中に生ゴミを混入させている事は重油代が嵩み税金の無駄を生み出し、生ゴミが灰になるまで焼却するのは時代にそぐわない。当案を採用することで、生ゴミの恒久的対策を実現できることと、税金の無駄を減少できる。その根拠は現在松山地方裁判所に、憲法第十六条に基づき、「CO排出削減緊急法」○章「自然循環形対策法」第○条「家庭生ゴミ焼却防止法」立法の請求は、私が特許出願した整理番号A−23の技術に述べた通りである。と記述されている。更に、同項第○条「家庭小面積紙集合再製紙法」(イ)国は家庭から出る小面積紙を再製紙生産するために、週二回護美置場に出させ、地方自治体は小面積紙を集める業者に適当な賃料を払い、再製紙工場に集めさせねばならない。(ロ)都道府県は、地方自治体の西部東部及び南部北部に採算の合う規模の、再製紙の工場を誘致をせねばならない。以下(ハ)(ニ)(ホ)の項を設けた条文に於て又当事業は、ソーラーパネル発電と風力発電とボイラーによる三供給方法とするので、全世界のモデルケースとしてG8サミットで国家プロジェクトとして、CO排出削減量換算を福田総理がG7首脳に紹介する事は議長国として、日本の責任を果たす事のできる一つのアピール事案となるはずである。更に、現在地方自治体の燃焼灰は堆肥として使えず、本案の技術によって豊かな農地作りのために、格安で農家に提供できる。以上から日本に於ては、家庭護美焼却は完全に消滅し全世界に迎え入れられ、地球温暖化防止に大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 家庭から出る生ゴミを投入槽に投じさせ事業所に集合させ生ゴミ集合槽から各ラインを経て、未成熟堆肥販売に至るまでの工程の流れを図表化したものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発酵システムは、生ゴミを上部投入口から集合槽に投入し、一つ前の工程はセンサーによって読み取られ自動でベルトコンベアーが作動し、生ゴミは次工程の上部粉砕槽の投入口が開き自動で投入されるが、この粉砕槽の回転スイッチを入れる前に稲ワラの粉砕を自動で適量投入する。その後自動でスイッチが入り粉砕槽の中の回転部とミキサーの回転刃と同等の刃が逆回転で、高速回転の中で生ゴミをどろどろの液状にする。粉砕槽の外部重量バランスを取った両横面に、鋼球受け治具が溶接で取付けられていて、両横面から鋼球を溶接で取付けた金属アームがその鋼球受けにすっぽりと挿入されている。この装置で回転注入法し粉砕槽外部底面に、ワイヤーフック掛けリングが溶接で取付けられていて、そのリングにワイヤーフックが掛けられ左上部の滑車を利用したワイヤー巻取りウインチは自動で巻かれ粉砕槽は、注ぎ傾斜が計られ次工程の適宜の量の入る箱形の容器にどろどろの液状化物質を注ぎ入れる。その箱はベルトコンベアーに乗って暖気室に運ばれ、自動で設置場所に置かれ日数を管理されて発酵を促す。この室の暖気は工場建屋の屋上や敷地に設置したソーラー発電及び風力発電併用の、ボイラー燃焼量を軽減させるシステムとする。日数を計って農家の注文を受け、直接販売するか配達をするかの問題からも箱そのもので運搬できる取手を取付ける。

【図1】
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【公開番号】特開2009−173511(P2009−173511A)
【公開日】平成21年8月6日(2009.8.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−39384(P2008−39384)
【出願日】平成20年1月22日(2008.1.22)
【出願人】(503017091)
【Fターム(参考)】