説明

帯電防止性シートシャッタ用接合シート

【課題】帯電防止性シートシャッタ用接合シートについて、電気的な接合状態の改良を図り、接合部分以外でも全体の表裏両面に電気的な導通性があるものとし、それによって確実に帯電防止性のある防爆性の帯電防止性シートシャッタとすることである。
【解決手段】 電気的にアースされて回転可能なアルミ合金製の巻取りドラムに巻きつけて、巻取りまたは巻戻して開閉する帯電防止性シートシャッタを構成する接合シート1とし、この接合シート1は、複数の導電性シート3、4の端縁同士を重ねて溶着するか、または縫着線11によって縫着し、その際に相対する端縁同士の縫製線8を重ね合わせるなど、電気的に接続して導電性シート3、4間で電荷を全面に移動可能としたものとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、工場や倉庫などの建物出入り口に設置される帯電防止性シートシャッタおよびそれに用いる導電性の接合シートに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、出入り口を開閉する頻度の高い工場や倉庫などには、鉄製のシャッタに比べて軽量で比較的高速に開閉できるシートシャッタが設けられている。
このようなシートシャッタは、室内温度の維持や製造用ガスの環境への漏洩防止、騒音防止、建物外からの昆虫や塵埃などの進入を防ぐなど、様々な目的に応じて使用されている。
【0003】
このようなシートシャッタに用いる通常のシートは、綿、合成繊維又はガラス繊維などの繊維製の基布(基材)に塩化ビニルなどのプラスチックフィルムを張り合わせた複合シートで形成され、できるだけ強度を高めて軽量化を実現している。
しかし、シートシャッタは、開閉動作させるとき、プラスチック複合シート同士が擦れ合う状態になると、シートに静電気が蓄積されやすい欠点もある。
【0004】
蓄積された静電気は、放電される可能性があるため、可燃性ガスの滞留する恐れのある工場等では、シート自体に静電気の発生を極力抑える機能を持たせるか、または発生した静電気を除去する帯電防止機能を持たせる必要がある。
【0005】
たとえば、シートに帯電防止機能を持たせるには、シートの表裏両面を形成するプラスチックシートに界面活性剤などの帯電防止剤を配合し、自己放電(コロナ放電)を促進し、これにより空気中に静電気を少しずつ放出する方法が知られている。
【0006】
しかし、自己放電性による帯電防止性は、空気中の湿度に影響を受けやすく、また静電気を充分に放電して除去するには相当に時間を要する。
【0007】
また、合成樹脂製のシート全体に導通性があるように導電性物質(カーボンブラック、金属粉等)を分散状態に保持させるか、またはシートの表面に導電性物質を網状模様などに印刷または薄膜状に塗布して導電性を持たせてシートからできるだけ速やかに除電することも知られている(特許文献1)。
【0008】
図6に示すように、このようなシートシャッタ用シートは、素材の帯状シートをシャッタの間口の幅に揃えて複数枚裁断しておき、これを帯状シートの幅方向に接合し、出入り口を覆うことのできる大きさに連結された接合シート22に調製される。接合シート22の接合は、通常2枚のシートの端縁部を重ねて熱溶着することにより、重ね合わせた面同士が電気的に導通するようにしている。
【0009】
図7に示すように、帯電防止性シートシャッタは、複数のシートが連結された導電性の接合シート22からアース(接地)に至る電気経路を有する。その電気経路は、接合シート22の任意面から接合部分の導通部分を経由し、さらに接合シート22の端部が金属製ボルト20で固定されたアルミニウム合金など導電性の巻き取りドラム2の表面から、直接に電気コードなどを介してアースされるか、または巻き取りドラム2の軸からシートシャッタの全体を支持する鉄などの導電性金属製の支持枠21に導通し、この支持枠21が地中などの接地面に固定される際にアースされるというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2007−113298号公報(請求項18参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかし、図6に示されるように、単に端部を幅継ぎのように重ねて溶着により接合された接合シート22では、表裏両面が電気的に導通せず、詳細にみると接合前の2枚のシート両面(合計4面)のうち、重ね合わせた面同士が電気的に導通するに止まり、電気的に独立した3面が形成されているため、図示のように3経路のアースが必要なものになって、これではシートシャッタに効率よくアースができない。
【0012】
このように接合シートの表裏両面が電気的に導通していない帯電防止性シートシャッタでは、静電気の帯電する部分に塵埃が引き付けられて防塵性の劣るシャッタとなる場合があり、また引火性ガスが雰囲気に含まれる可能性のある施設では、静電気の放電防止のため、さらなる帯電防止性を高める必要がある。
【0013】
そこで、この発明の課題は、上記した問題点を解決して、帯電防止性シートシャッタ用接合シートについて、より確実な帯電防止を図るためにアースされる面同士の電気的な接合状態の改良を図り、二枚重ねて溶着により連結一体化した接合シート、または接合部分以外(一枚の部分)でも表裏両面に電気的に導通したものとし、それによって確実に帯電防止性のある防爆性に優れた帯電防止性シートシャッタにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記の課題を解決するために、この発明においては、回転可能な巻取りドラムに、複数の導電性シートが接ぎ合わされた接合シートを巻きつけて巻取りまたは巻戻して開閉する帯電防止性シートシャッタに用いられる前記接合シートにおいて、前記導電性シートは、表裏面を貫通する導電性糸を用いた縫製線を表裏両面に網目状に設けて電荷を表裏面間で移動可能としたものからなり、前記接合シートは、複数の前記導電性シートの端縁同士を重ねて接合され、かつ重ねた導電性シートの縫製線同士を電気的に接続したものであることを特徴とする帯電防止性シートシャッタ用接合シートとしたものである。
【0015】
上記したように構成されるこの発明の接合シートに用いる導電性シートは、表裏面を貫通する導電性糸からなる縫製線を表裏両面に網目状に設けたものであるので、表裏面は導電性糸によって電気的に導通し、電荷は導電性糸を経由して表裏面間で移動可能であり、しかも表裏面には導電性糸の網目が配置されていることにより、このような網目上の電荷も広く表裏面を移動可能である。
【0016】
そして、この発明の接合シートは、複数の前記導電性シートの端縁同士を重ねて接合され、かつ重ねた導電性シートの縫製線同士を電気的に接続しているから、導電性シートの片側表面は、その裏面を経由して他方の導電性シートの片側表面と導通し、さらに他方の導電性シートの片側表面は、その裏面と導通している。
【0017】
これにより、二枚の導電性シートが継ぎ合わされた接合シートの表面は、同じ導電性シートの裏面と導通するばかりでなく、他方の導電性シートの表面および裏面とも導通し、接合シートを構成する複数の導電性シートの全体のうち、いずれかの一面をアースすれば、接合シートの全面がアースされ帯電が防止される。
また、これによって従来は帯電防止に3箇所程度も必要であったアースが、この発明では1箇所だけで充分に帯電防止機能を発揮する。
【0018】
縫製線は、ミシンにより本縫いまたは環縫いにより上糸と下糸を絡み合わせた縫製線を採用することが、導電性を高めると共に効率よく製造できることにおいて好ましい。すなわち、このような縫製線が形成された帯電防止性シートシャッタ用接合シートとすることにより、導電性シートの表裏面に導電性糸からなる網目状の縫製線が、ミシン縫製という手段で効率よく作製でき、網目の大きさ、形状、配置は自在であり、縫製線は点線、鎖線または連続線に近いものなどの周知形態で設けることができる。
【0019】
さらに、縫製線が、網目内の面積500cm2以下の大きさの網目を形成した縫製線であることにより、優れた帯電防止性を有するシートシャッタ用接合シートを作製できる。
【0020】
また、導電性シートは、シート基材を熱可塑性樹脂で被覆したものからなり、接合シートは、複数の導電性シートを前記熱可塑性樹脂の溶着により接合されたものを採用することが好ましい。なぜなら、複数枚を接ぎ合わせて接合シートを形成する際に、縁を重ねて対向させた縫製線同士を接触させ、その状態で前記熱可塑性樹脂を溶着して接合することができ、これにより簡単に導電性シート同士を簡易かつ確実に電気的な接続状態が得られるからである。
【0021】
このように構成される帯電防止性シートシャッタ用接合シートを用い、電気的にアースされて回転可能な巻取りドラムに、巻取りまたは巻戻して開閉する帯電防止性シートシャッタとすることにより、帯電防止性の改善された安全性の高い帯電防止性シートシャッタとすることができる。
【発明の効果】
【0022】
この発明は、帯電防止性シートシャッタに用いる導電性シートを、合成樹脂で被覆されたシート基材の表裏面に導電性糸からなる縫製線を網目状に設けたものとし、かつ接合シートは、複数の前記導電性シートの縁を重ねると共に、重ねた導電性シートの縫製線同士を電気的に接続したので、複数の導電性シートを接ぎ合わせた接合シートの電荷を全ての面で確実に移動可能としており、これにより帯電防止性シートシャッタに必要なアースの数を最少1箇所にまで減少させることができ、しかも帯電防止は確実にできるという利点がある。
【0023】
また、このような接合シートを用いて帯電防止性の改善された安全性の高い帯電防止性シートシャッタとなる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】実施形態に用いる導電性シートの縫製線上の断面図
【図2】実施形態の接合シートの縁部を拡大して示す斜視図
【図3】(a)(b)はそれぞれ導電性シートの実施形態を示す縫製線上の断面図
【図4】導電性シートの実施形態を示す縁部の拡大斜視図
【図5】実施形態の帯電防止性シートシャッタの巻取り構造を示す概略側面図
【図6】従来例の導電性シートを示し、導電性シートの縁部を拡大して示す斜視図
【図7】従来例の帯電防止性シートシャッタの巻取り構造を示す概略側面図
【発明を実施するための形態】
【0025】
この発明の帯電防止性シートシャッタ用接合シートおよび帯電防止性シートシャッタの実施形態を以下に添付図面に基づいて説明する。
図1、2および図5に示すように、第1実施形態の帯電防止性シートシャッタ用接合シート1は、導電性シート3、4、5、6(図5参照)が接ぎ合わされたものからなり、これを電気的にアースされた回転可能なアルミ合金製の巻取りドラム2に巻きつけ、巻取りまたは巻戻して開閉可能にしたものは帯電防止性シートシャッタ7となる。
【0026】
図1に示すように、導電性シート3は、シート全体の強度を保持するための芯材となる織布などのシート基材3aの表裏両面に、熱可塑性樹脂層3bを被覆した3層構造の基材を設けたものを素材としたものであり、この表裏面を貫通する導電性糸を用いた縫製線8を表裏両面に方形の網目状に設けて電荷を表裏面間で移動可能としている。
シート基材3aには、例えばガラス繊維や綿繊維または合成繊維などで編織された布を採用し、熱可塑性樹脂層3bとしては、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂が例示できる。
【0027】
熱可塑性樹脂としては、溶着性の良いポリ塩化ビニルのビニル系樹脂の他、ポリエチレンやポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂、ナイロン、ウレタン、アクリル系樹脂などが挙げられる。さらに、熱可塑性樹脂には、必要なら導電材としてカーボンブラック、銅、ニッケル、アルミニウムやそれらの導電性化合物の粉末などを練り込むこともできる。このようにすると、シート全面の導電性はより高められる。
【0028】
このような導電性シート3、4、5、6は、いずれも同様な素材からなり、上記した例の他、シート基材や熱可塑性樹脂として、周知なものをシートシャッタの所要強度などの条件に応じて採用することも可能である。
【0029】
また、図3に示すように導電性シート9、10の他の実施形態として、熱可塑性樹脂で被覆されたシート基材9a、10aの表裏両面に、2層以上の熱可塑性樹脂層9b、9c、10b、10cを設けてもよく、それらは薄膜の熱溶着性の良い熱可塑性樹脂層を別途形成し、これを熱可塑性樹脂層の表面にラミネートして密着一体化させても良い。
【0030】
また、図2に示すように、接合シート1は、複数の導電性シート3、4の端縁同士を重ねてヒートシーラーなどで溶着するか、または縫着(図2の縫着線11)によって接合し、その際に相対する端縁同士の縫製線8を重ねて電気的に導通させ、導電性シート3、4間で電荷を移動可能としたものを例示できる。
【0031】
接合に関わる縫着についても、通常、金属製糸などの導電性糸を用いるが、導電性シート3、4同士の接合強度を高めるために、必要に応じて非導電性ではあるが、強度に優れた合成繊維糸などを用いることも可能である。
縫製線8は、導電性糸が、電気的に導通する一連の状態のものであればよく、その縫製形態は、例えば破線状(図2)、鎖線状または連続線状に形成された任意の縫製線であってもよい。
【0032】
因みに、導電性糸自体は、周知な素材であり、銅やステンレス鋼などからなる金属製糸、金属製糸と天然繊維または合成繊維と混ぜて撚り合わせたもの、またはアクリル繊維やナイロン繊維に硫化銅を化学結合させた有機導電性繊維(例えば日本蚕毛染色社製:サンダーロン(登録商標))などを使用することができる。
また、縫製線8は、ミシンで形成したものが製造効率のよいもので好ましいが、必要ならば手縫いで作製したものであってもよい。
【0033】
図1、図3(a)に示されるようにミシンで形成される縫製線8の形態は、本縫いと称されるもの、または図3(b)示されるように環縫いと称されるものが挙げられる。
これらは上糸8aと下糸8bの一方、または両方のリンクしたループ部分がシート基材3a、9a、10aを貫通し、これによって上糸8aと下糸8bが多数の箇所で充分に電気的に接続され、かつシート表面には殆ど途切れのない連続線状のミシン線が形成される。電荷は、縫製線8の付近またはこれに囲まれた網目状のサークルから縫製線8を経由してシート表裏面の間を移動し、さらにアースされた導電路に流れる。
【0034】
縫製線8を方形の網目状に設けるには、複数の縫製線8をシート面の一方向に平行に形成し、さらにこれに直交または適当な角度で交差するように他方向に平行な複数の縫製線8をミシン縫いによって設ければよい。このような網目の形状や大きさは、方形状に限られるものではなく、所要の導電性の得られる面を形成するための任意形状で所要の大きさの目合を選択的に採用できる。
例えば縫製線を曲線状に形成し、網目の形状を円、楕円などの曲線からなる環形状にすることも可能である。また、図4に示されるように、導電性シート12の長手方向に対して、斜め方向に交差したバイアス状に設けた縫製線8とすることもできる。
【0035】
また、網目の大きさは、網目内の面積が500cm2以下であることが実用的な帯電防止機能を持つために好ましいことであり、また導電性シート3、4(図2)の縁には、縫製線8の無い部分が2cm以下の幅であることが、シートシャッタ7の実用的な構成のために好ましい。
【0036】
図2に示すように、接合シート1は、一つの導電性シート4の片側表面がその裏面を経由して、他方の導電性シート3の片側表面と導通し、この他方の導電性シート3の片側表面は裏面と導通している。従って、接合シート1の1箇所をアースすることによって全ての面を電気的にアースすることができる。
【0037】
また、図4に示すように、重ねた導電性シート12、14の縫製線同士を電気的に接続する手段としては、前述したように縫製線8同士を重ねて電気的に直接に接続する態様ばかりでなく、導電性のある金属製のハトメ(鳩目)16、その他ホック、ピンなどの周知の止め具を縫製線8に接触させた状態でポンチ穴などに挿入して固定し、これらの止め具を介して縫製線8同士を電気的に接続してもよい。
【0038】
また、縫製線8同士を電気的に接続する際には、銅板、ニッケル板などのように導電板17を挟んで導電性シート12、14を重ねることにより、より多くの縫製線8同士を接続して導電性を確実にすることもできる。
【0039】
そして、図5に示すように、電気的にアースされて回転可能な巻取りドラム2に巻きつけて、接合シート1を巻取りまたは巻戻して開閉する帯電防止性シートシャッタとする。
同図中には、巻取りドラム2の一部をアースした例を示したが、接合シート1の片面または両面に直接にアースする電気的接続コードを設けても良いのは勿論である。
【0040】
このような帯電防止性シートシャッタでは、接合シート1からアース(接地)に至る電気的導通経路が、接合シート1の接合部分の導通路を経由し、さらにアルミニウム合金などからなる導電性のある巻き取りドラム2の表面にシート端部が内側に折り返された状態で、金属製の押え板13を介して金属製のボルト20で固定され、巻取りドラム2は、回転軸の端部でシートシャッタ7の全体を支持する図外の鉄など導電性金属からなる支持枠15と導通し、この支持枠15は地面と固定されてアースされている。
このようにして、アースの数を1つとした接合シート1を用いて帯電防止性の改善された安全性の高い帯電防止性シートシャッタ7とすることができる。
【符号の説明】
【0041】
1、22 接合シート
2 巻取りドラム
3、4、5、6、9、10、12、14 導電性シート
3a、4a、9a、10a シート基材
3b、4b、9b、9c、10b、10c 熱可塑性樹脂層
7 帯電防止性シートシャッタ
8 縫製線
8a 上糸
8b 下糸
11 縫着線
13 押え板
15、21 支持枠
16 ハトメ
17 導電板
20 ボルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転可能な巻取りドラムに、複数の導電性シートが接ぎ合わされた接合シートを巻きつけて巻取りまたは巻戻して開閉する帯電防止性シートシャッタに用いられる前記接合シートにおいて、
前記導電性シートは、表裏面を貫通する導電性糸を用いた縫製線を表裏両面に網目状に設けて電荷を表裏面間で移動可能としたものからなり、前記接合シートは、複数の前記導電性シートの端縁同士を重ねて接合され、かつ重ねた導電性シートの縫製線同士を電気的に接続したものであることを特徴とする帯電防止性シートシャッタ用接合シート。
【請求項2】
縫製線が、ミシンにより本縫いまたは環縫いされた縫製線である請求項1に記載の帯電防止性シートシャッタ用接合シート。
【請求項3】
縫製線が、網目内の面積500cm2以下の大きさの網目を形成した縫製線である請求項1または2に記載の帯電防止性シートシャッタ用接合シート。
【請求項4】
導電性シートが、シート基材を熱可塑性樹脂で被覆したものからなり、接合シートは、複数の導電性シートを前記熱可塑性樹脂の溶着により接合したものである請求項1〜3のいずれかに記載の帯電防止性シートシャッタ用接合シート。
【請求項5】
電気的にアースされて回転可能な巻取りドラムに、請求項1〜4のいずれかに記載の帯電防止性シートシャッタ用接合シートを巻取りまたは巻戻して開閉する帯電防止性シートシャッタ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2011−106159(P2011−106159A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−261911(P2009−261911)
【出願日】平成21年11月17日(2009.11.17)
【出願人】(594095888)松山産業株式会社 (5)
【Fターム(参考)】