説明

微生物による油の生産

本発明は、微生物による油、燃料、オレオ化学製品および他の合成物の生産に役立つ方法および組成物を形成する。
特に、本発明は、石油を含有している微生物およびこの種の微生物の低コスト培養の方法を提供する。
本発明も、例えばリパーゼ、ショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、フルクトキナーゼ、多糖分解酵素、脂肪族アシル-ACPチオエステラーゼ、脂肪アシルCoA/アルデヒドレダクターゼ、脂肪アシルCoA還元酵素、脂肪アルデヒド還元酵素、脂肪アルデヒド・デカルボニラーゼおよび/またはACPのような酵素をコードする外来遺伝子を含んでいる微生物細胞を提供する。
本発明は、また、例えば再生できるディーゼル、バイオディーゼルおよび再生できるジェット燃料輸送燃料を製造する方法を含む。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
再生可能なディーゼルを生産する方法であって、
(a)固定炭素源の存在下における微生物群の培養工程と、
(b)培養された微生物から脂質成分から単離する工程と、
及び(c)一つ以上の化学反応によって、単離された脂質成分から直鎖アルカンを生成する工程と、
を含み、
前記(a)の培養工程において、
(i)前記微生物がそれらの乾燥重量の少なくとも10%を脂質として蓄積し、
及び(ii)前記固定炭素源は、グリセロール、脱重合されたセルロース材料、ショ糖、糖蜜、ブドウ糖、アラビノース、ガラクトース、キシロース、フルクトース、アラビノース、マンノース、酢酸塩および前述の任意の組合せを備える群から選択される、
生産方法。
【請求項2】
前記微生物が微細藻類であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記微生物が表1にリストされる微細藻類を備えるグループから選択されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記微生物がクロレラ属の種であることを特徴とする、請求項3に記載の方法
【請求項5】
前記微生物がクロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、 クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項4に記載の方法
【請求項6】
前記微生物が油性の酵母であることを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項7】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項6記載の方法
【請求項8】
前記微生物が真菌であることを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項9】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項8記載の方法
【請求項10】
前記微生物が、少なくとも一つの外来のショ糖資化性遺伝子を含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項11】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、ヘキソキナーゼ、グルコキナーゼまたはフルクトキナーゼをコードすること特徴とする、請求項10記載の方法。
【請求項12】
前記微生物が、脂質経路酵素をコードする外来遺伝子を少なくとも一つ含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項13】
前記脂質経路酵素が、ステアロイルCoA不飽和酵素、グリセロ脂質不飽和酵素、ピルビン酸塩デヒドロゲナーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、アシル担体タンパク質およびグリセロール-3リン酸塩アシルトランスフェラーゼを備える群から選択されることを特徴とする、請求項12記載の方法。
【請求項14】
ジェット燃料を生産する方法であって、
(a)固定炭素源の存在下で、微生物群を培養する工程と、
(b)培養した微生物からの脂質を単離する工程と、
及び、(c)一つ以上の化学反応によって、単離された脂質成分から直鎖アルカンを生成する工程と、
を含み、
前記(a)工程において、
(i)前記微生物がそれらの乾燥重量の少なくとも10%を脂質として蓄積し
及び(ii)前記固定炭素源は、グリセロール、脱重合されたセルロース材料、ショ糖、糖蜜、ブドウ糖、アラビノース、ガラクトース、キシロース、フルクトース、アラビノース、マンノース、酢酸塩および前述の任意の組合せを備える群から選択される、
生産方法。
【請求項15】
前記微生物が微細藻類であるであることを特徴とする、請求項14記載の方法。
【請求項16】
前記微生物が表1にリストされる微細藻類を備えるグループから選択されることを特徴とする、請求項15記載の方法。
【請求項17】
前記微生物が、クロレラ属の一種であることを特徴とする、請求項16記載の方法
【請求項18】
前記微生物が、クロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ(Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、 クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記微生物が、油性酵母であることを特徴とする、請求項14記載の方法。
【請求項20】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項19記載の方法
【請求項21】
前記微生物が、真菌であることを特徴とする、請求項21記載の方法。
【請求項22】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項21記載の方法
【請求項23】
前記微生物が、少なくとも一つの外来のショ糖資化性遺伝子を含むことを特徴とする、請求項14記載の方法。
【請求項24】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、ヘキソキナーゼ、グルコキナーゼまたはフルクトキナーゼをコードすることを特徴とする、請求項23記載の方法。
【請求項25】
前記微生物が、脂質経路酵素をコードする外来遺伝子を少なくとも一つ含むことを特徴とする、請求項14記載の方法。
【請求項26】
前記脂肪経路酵素が、ステアロイルCoA不飽和酵素、グリセロ脂質不飽和酵素、ピルビン酸塩デヒドロゲナーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、アシル担体タンパク質およびグリセロール-3リン酸塩アシルトランスフェラーゼを備える群から選択されることを特徴とする、請求項25記載の方法。
【請求項27】
請求項1の方法によって製造される液体炭化水素の組成であって、前記組成がASTM D975の仕様に合致する組成物。
【請求項28】
前記微生物が、微細藻類であることを特徴とする、請求項27記載の組成物。
【請求項29】
前記微生物が、表1にリストされる微細藻類を備える群から選択されることを特徴とする、請求項28記載の組成物。
【請求項30】
前記微生物が。クロレラ(Chlorella)属の一種であることを特徴とする、請求項29記載の組成物。
【請求項31】
前記微生物が、クロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、 クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項30記載の組成物。
【請求項32】
前記微生物が、油性酵母であることを特徴とする、請求項27記載の組成物。
【請求項33】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項32記載の組成物。
【請求項34】
前記微生物が、真菌であることを特徴とする、請求項27記載の組成物。
【請求項35】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項34記載の組成物。
【請求項36】
前記微生物が、少なくとも一つの外来のショ糖資化性遺伝子を含むことを特徴とする、請求項27記載の組成物。
【請求項37】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、ヘキソキナーゼ、グルコキナーゼまたはフルクトキナーゼをコードすることを特徴とする、請求項36記載の組成物。
【請求項38】
前記微生物が、脂質経路酵素をコードする外来遺伝子を少なくとも一つ含むことを特徴とする、請求項27記載の組成物。
【請求項39】
前記脂肪経路酵素が、ステアロイルCoA不飽和酵素、グリセロ脂質不飽和酵素、ピルビン酸塩デヒドロゲナーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、アシル担体タンパク質およびグリセロール-3リン酸塩アシルトランスフェラーゼを備える群から選択されることを特徴とする、請求項38記載の組成物。
【請求項40】
請求項14の方法によって製造される液体炭化水素の組成であって、前記組成がASTM D1655の仕様に合致する組成物。
【請求項41】
前記微生物が、微細藻類であることを特徴とする、請求項40記載の組成物。
【請求項42】
前記微生物が、表1にリストされる微細藻類であることを特徴とする、請求項41の組成物。
【請求項43】
前記微生物が、クロレラ(Chlorella)属の一種であることを特徴とする、請求項42記載の組成物。
【請求項44】
前記微生物が、クロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、 クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項43記載の組成物。
【請求項45】
前記微生物が、油性酵母であることを特徴とする、請求項40記載の組成物。
【請求項46】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項45記載の組成物。
【請求項47】
前記微生物が、真菌であることを特徴とする、請求項40記載の組成物。
【請求項48】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項47記載の組成物。
【請求項49】
前記微生物が、少なくとも一つの外来のショ糖資化性遺伝子を含むことを特徴とする、請求項40記載の組成物。
【請求項50】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、ヘキソキナーゼ、グルコキナーゼまたはフルクトキナーゼをコードすること特徴とする、請求項49記載の組成物。
【請求項51】
前記微生物が、脂質経路酵素をコードする外来遺伝子を少なくとも一つ含むことを特徴とする、請求項40記載の組成物。
【請求項52】
前記脂質経路酵素が、ステアロイルCoA不飽和酵素、グリセロ脂質不飽和酵素、ピルビン酸塩デヒドロゲナーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、アシル担体タンパク質およびグリセロール-3リン酸塩アシルトランスフェラーゼを備える群から選択されることを特徴とする、請求項51記載の組成物。
【請求項53】
同じ種の野生株細胞に比べて異なるレベルで、脂質経路酵素の発現するように、遺伝的に改変および/または選択された、微細藻類細胞または酵母細胞。
【請求項54】
前記細胞が、前記細胞と野生株の細胞とを同一条件下で生育させた場合に、野生株の細胞と比べて多くの脂質を生産することを特徴とする、請求項53記載の細胞
【請求項55】
前記細胞が、野生種の株より高いレベルで脂質経路酵素を発現するように、遺伝的に改変および/または選択されたことを特徴とする、請求項53の細胞。
【請求項56】
前記脂質経路酵素が、ピルビン酸塩デヒドロゲナーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、アシル担体タンパク質およびグリセロール-3リン酸塩アシルトランスフェラーゼを備える群から選択されることを特徴とする、請求項55記載の細胞。
【請求項57】
前記細胞が、野生種の株より低いレベルで脂質経路酵素を発現するように、遺伝的に改変および/または選択されたことを特徴とする、請求項53記載の細胞。
【請求項58】
前記脂質経路酵素が、クエン酸塩シンターゼを備えることを特徴とする、請求項57記載の細胞。
【請求項59】
前記細胞が、野生種の細胞と比べて複数の脂肪酸合成遺伝子の発現量が異なる細胞であって、遺伝的に改変および/または遺伝的に選択されることによって野生種の細胞と比べて脂肪酸合成系の調節因子の発現量が異なることを特徴とする、請求項53記載の細胞
【請求項60】
前記脂質経路酵素が、脂肪酸を修飾する?酵素から成ることを特徴とする、請求項53記載の細胞。
【請求項61】
前記脂質経路酵素が、ステアロイルCoA不飽和酵素およびグリセロ脂質不飽和酵素から選ばれることを特徴とする、請求項60に記載の細胞。
【請求項62】
前記細胞が、前記微生物が表1にリストされる微細藻類を備えるグループから選択されることを特徴とする、請求項53に記載の細胞。
【請求項63】
前記微細藻類がクロレラ属の種であることを特徴とする、請求項62記載の微細藻類細胞。
【請求項64】
前記微細藻類細胞が、クロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、 クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項63に記載の微細藻類細胞。
【請求項65】
脂肪酸アシルACPチオエステラーゼ、脂肪酸アシルCoA還元酵素、脂肪酸アルデヒド還元酵素、脂肪酸アシルCoA/アルデヒド還元酵素、脂肪酸アルデヒドデカルボキシラーゼおよびアシル担体タンパク質を備える群から選択される一つまたは複数のタンパク質をコードする外来遺伝子を、一以上含む石油生産微生物。
【請求項66】
前記微生物が、微細藻類であることを特徴とする、請求項65記載の微生物
【請求項67】
前記微生物が、油性酵母であることを特徴とする、請求項65記載の微生物。
【請求項68】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項67記載の微生物。
【請求項69】
前記微生物が、真菌であることを特徴とする、請求項65記載の微生物。
【請求項70】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項69記載の微生物。
【請求項71】
前記微生物が表1にリストされる微細藻類を備えるグループから選択されることを特徴とする、請求項65記載の微生物。
【請求項72】
前記微生物がクロレラ属の種であることを特徴とする、請求項71記載の微生物。
【請求項73】
前記微生物がクロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、 クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項72に記載の微生物。
【請求項74】
前記の種が、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)またはクロレラ属の種(Chlorella sp.)であることを特徴とする、請求項73記載の微生物
【請求項75】
前記外来性遺伝子が、プロモーターと作動可能に結合する遺伝子であって、前記プロモーターが刺激への応答によって誘導又は抑制されることを特徴とする、請求項65記載の微生物。
【請求項76】
前記刺激が、外部から投入された小さい分子、熱、寒さおよび光を備える群から選択されることを特徴とする、請求項75に記載の微生物。
【請求項77】
前記外来遺伝子が、細胞区画で発現することを特徴とする、請求項65記載の微生物。
【請求項78】
前記細胞区画が、葉緑体およびミトコンドリアを備えるグループから選択されることを特徴とする、請求項77に記載の微生物。
【請求項79】
前記外来の遺伝子が脂肪酸アシルACPチオエステラーゼをコードすることを特徴とする、請求項65に記載の微生物。
【請求項80】
外来遺伝子によってコードされる前記チオエステラーゼが、アシル担体タンパク質(ACP)より8からの18の炭素数の脂肪酸への切断を触媒することを特徴とする、請求項79に記載の微生物。
【請求項81】
外来遺伝子によってコードされる前記チオエステラーゼは、ACPを10から14の炭素数の脂肪酸への切断を触媒することを特徴とする、請求項80に記載の微生物。
【請求項82】
外来遺伝子によってコードされる前記チオエステラーゼは、12の炭素数の脂肪酸への切断を触媒すること特徴とする、請求項82に記載の微生物。
【請求項83】
前記外来の遺伝子が、脂肪酸アシルCoA/アルデヒド還元酵素をコードすることを特徴とする、請求項65に記載の微生物。
【請求項84】
前記還元酵素が、外来遺伝子によってコードされ、20から30の炭素数の脂肪酸アシルCoAより対応するアルコールへの還元を触媒することを特徴とする、請求項83記載の微生物。
【請求項85】
前記還元酵素が、外来遺伝子によってコードされ、8から18の炭素数の脂肪酸アシルCoAからアルコールへの還元を触媒することを特徴とする、請求項83記載の微生物。
【請求項86】
前記還元酵素が、外来遺伝子によってコードされ、10から14の炭素数の脂肪酸アシルCoAからアルコールへの還元を触媒することを特徴とする、請求項85記載の微生物。
【請求項87】
前記還元酵素が、外来遺伝子によってコードされ、12の炭素数の脂肪酸アシルCoAからドデカノールへの還元を触媒することを特徴とする、請求項86に記載の微生物。
【請求項88】
前記外来遺伝子が、脂肪酸アシルCoA還元酵素をコードすることを特徴とする、請求項65に記載の微生物。
【請求項89】
前記還元酵素が、外来遺伝子によってコードされ、8から18の炭素数の脂肪酸アシルCoAより対応するアルデヒドへの還元を触媒することを特徴とする、請求項88記載の微生物。
【請求項90】
前記還元酵素が、外来遺伝子によってコードされ、12の炭素数の脂肪酸アシルCoAからドデカノールへの還元を触媒することを特徴とする、請求項86に記載の微生物。
【請求項91】
前記微生物が、少なくとも一つの外来のショ糖資化性遺伝子をさらに含むことを特徴とする、請求項65記載の微生物。
【請求項92】
2つの外来遺伝子を含む微生物であって、前記外来遺伝子の第1遺伝子が脂肪酸アシルACPチオエステラーゼをコードし、前記外来遺伝子の第2の遺伝子が脂肪酸アシルCoA還元酵素、脂肪酸アシルCoA/アルデヒド還元酵素およびアシル担体タンパク質を備える群から選択されるタンパク質をコードする微生物。
【請求項93】
前記微生物がクロレラ属の種であることを特徴とする、請求項92に記載の微生物。
【請求項94】
前記微生物が油性の酵母であることを特徴とする、請求項92に記載の微生物。
【請求項95】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項94に記載の微生物
【請求項96】
前記微生物が真菌であることを特徴とする、請求項92に記載の微生物。
【請求項97】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項96に記載の微生物
【請求項98】
前記微生物が、表1にリストされる微細藻類を備えるグループから選択されることを特徴とする、請求項92に記載の方法。
【請求項99】
前記微生物が、クロレラ属の種であることを特徴とする、請求項98に記載の方法。
【請求項100】
前記の種が、クロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項99に記載の微生物。
【請求項101】
前記の種が、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)またはクロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)であることを特徴とする、請求項100に記載の微生物。
【請求項102】
前記2つの外来遺伝子が、作動可能にプロモーターと連結する遺伝子であって、前記プロモーターが刺激に応答して誘導されることを特徴とする、請求項92に記載の微生物。
【請求項103】
前記各々のプロモーターが同一の刺激に応答して誘導されうることを特徴とする、請求項102に記載の微生物。
【請求項104】
前記チオエステラーゼが、第1の外来遺伝子によってコードされ、8から18の炭素数の脂肪酸のACPからの切断を触媒することを特徴とする、請求項92に記載の微生物。
【請求項105】
前記第2の外来遺伝子が、脂肪酸アシルCoA/アルデヒド還元酵素をコードする遺伝子であって、前記還元酵素が8から18炭素数の脂肪酸アシルCoAを対応するアルコールに還元することを特徴とする、請求項104に記載の微生物。
【請求項106】
前記チオエステラーゼと前記還元酵素とが同一炭素鎖に作用する微生物であって、前記チオエステラーゼが、第1の外来遺伝子にコードされ、10から14の炭素数の脂肪酸をACPから切断することを触媒し、前記還元酵素が第2の外来遺伝子にコードされ、10から14の炭素数の脂肪酸アシルCoAからアルコールへの還元を触媒することを特徴とする、請求項105に記載の微生物。
【請求項107】
前記チオエステラーゼが、第1外来遺伝子にコードされ、12炭素数の脂肪酸のACPからの切断を触媒し、前記還元酵素が、第2の外生の遺伝子にコードされ、12-カーボン脂肪酸アシルCoAからドデカノールへの還元を触媒することを特徴とする、請求項106に記載の微生物。
【請求項108】
前記第2の外来遺伝子が、脂肪アセチルCoA還元酵素をコードし、前記還元酵素が8から18の炭素数の脂肪酸アシルCoAから対応するアルデヒドへの還元を触媒する、請求項104に記載の微生物。
【請求項109】
前記第2の外来遺伝子が、脂肪酸アシルCoA還元酵素をコードする請求項92記載の微生物であって、さらに脂肪酸アルデヒドデカルボニラーゼをコードする第3の外来遺伝子を含む微生物。
【請求項110】
前記チオエステラーゼと前記還元酵素と前記デカボニラーゼとが同一炭素鎖長に作用する微生物であって、第1外来遺伝子にコードされ、8から18の炭素数の脂肪酸のACPからの切断を触媒する前記チオエステラーゼと、第二外来遺伝子にコードされ、8から18の炭素数の脂肪酸アシルCoAから対応する脂肪酸アルデヒドへの還元を触媒する前記還元酵素と、第3外来遺伝子にコードされ、8から18の炭素数の脂肪酸アルデヒドから対応するアルカンに転換する前記デカルボニラーゼを含む、請求項109に記載する微生物。
【請求項111】
前記微生物が、さらに一つ以上の外来のショ糖資化性遺伝子を含むことを特徴とする、請求項92に記載の微生物。
【請求項112】
前記第2の外来遺伝子が、アシル担体タンパク質をコードし、前記アシル担体タンパク質が自然に同時発現する、請求項92に記載の微生物。
【請求項113】
前記第2の外来遺伝子がアシル担体タンパク質をコードし、脂肪酸アシルCoA還元酵素および脂肪酸アシルCoA/アルデヒド還元酵素を備える群から選択した酵素をコードする第3の外来遺伝子をさらに含む、請求項92に記載の微生物。
【請求項114】
前記第3の遺伝子が脂肪酸アシルCoA還元酵素をコードし、脂肪酸アルデヒドデカルボニラーゼをコードする第4の外来遺伝子をさらに含む、請求項113に記載の微生物。
【請求項115】
微生物群で分子を生産する方法であって、前記培養方法は微生物群を培地で培養する工程からなり、前記微生物は、
(i) 脂肪酸アシルACPチオエステラーゼをコードしている第1の外来の遺伝子および(ii)脂肪酸アシルCoA/アルデヒド還元酵素をコードしている第2の外来の遺伝子を含み、
ならびに、前記微生物は、脂肪酸に結合されるアシル担体タンパク質(ACP)、ACPから脂肪酸を切断する反応を触媒する脂肪酸アシルACPチオエステラーゼ、更なる処理で、脂肪酸アシルCoA、及びアシルCoAのアルコールへの還元を触媒する脂肪酸アシルCoA/アルデヒド還元酵素を合成する、生産方法。
【請求項116】
前記微生物が、微細藻類である、請求項115に記載の方法。
【請求項117】
前記微生物が、油性酵母である、請求項115に記載の方法。
【請求項118】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項117記載の方法。
【請求項119】
前記微生物が、真菌であることを特徴そる、請求項115に記載のほう方法。
【請求項120】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項119に記載の方法。
【請求項121】
前記微生物が、表1にリストされる微細藻類を備えるグループから選択されることを特徴とする、請求項115に記載の方法。
【請求項122】
前記微生物が、クロレラ属の種であることを特徴とする、請求項121記載の方法。
【請求項123】
前記の種が、クロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項122に記載の方法
【請求項124】
前記の種が、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)またはクロレラ属の種(Chlorella sp.)であることを特徴とする、請求項123記載の微生物。
【請求項125】
前記培地が、グリセロールを含むことを特徴とする、請求項115に記載の方法。
【請求項126】
前記グリセロールが、エステル転移反応の工程の副産物である、請求項125記載の方法。
【請求項127】
前記培地が、グリセロール及び一つ以上のグリセロール以外の固定炭素源を含むことを特徴とする、請求項125記載の方法。
【請求項128】
少なくとも一つのグリセロール以外の固定された前記炭素源が、ショ糖であることを特徴とする、請求項127記載の方法。
【請求項129】
前記グリセロールの全ておよび少なくとも一つのグリセロール以外の前記炭素源の全てが、微生物の発酵の開始期に提供されることを特徴とする、請求項127に記載の方法。
【請求項130】
前記グリセロール及び少なくとも一つのグリセロール以外の固定された前記炭素源が、発酵期を過ぎて、予め定められた量を微生物に供給されることを特徴とする、請求項127に記載の方法。
【請求項131】
(a) グリセロールが、第1の期間に一つ以上のグリセロール以外の固定炭素源がない場合、微生物に提供される工程と、
(b) 一つ以上のグリセロール以外の固定された前記炭素源は、第1の期間の終わりに形成される工程と、
及び(c)微生物が、一つ以上のグリセロール以外の固定炭素源がある場合には、第2の期間中培養される工程と、を含むことを特徴とする、請求項127記載の方法。
【請求項132】
前記外来遺伝子が、作動可能にプロモーターと連結し、前記プロモーターが刺激に応答して誘導される、方法であって、
第1の刺激を提供する工程と、
及び、アルコールを生産するために、第1の刺激存在下で、第1の期間中の微生物群を培養する工程と、をさらに含む請求項115に記載の方法。
【請求項133】
水性バイオマスからアルコールを抽出する工程をさらに含む、請求項132に記載の方法。
【請求項134】
第1の外来の遺伝子によってコードされる前記チオエステラーゼが8から18の炭素数の脂肪酸をACPから切断することを触媒し、第2の外来遺伝子によってコードされる前記還元酵素が8から18の炭素数の脂肪酸アシルCoAを対応するアルコールに還元する反応し、前記チオエステラーゼと前記還元酵素が同一炭素鎖に作用することを特徴とする、請求項115に記載の方法。
【請求項135】
第1の外来の遺伝子によってコードされる前記チオエステラーゼがACPより10から14の炭素数の脂肪酸を切断することを触媒し、及び第2の外来遺伝子によってコードされる前記還元酵素が10から14の炭素数の脂肪酸アシルCoAを対応するアルコールに還元する反応し、前記チオエステラーゼと前記還元酵素が同一炭素鎖に作用することを特徴とする、請求項134に記載の方法。
【請求項136】
第1の外来遺伝子によってコードされる前記チオエステラーゼがACPより12炭素数の脂肪酸を切断することを触媒し、第2の外来遺伝子にコードされる前記還元酵素が12炭素数の脂肪酸アシルCoAよりドデカノールに還元することを触媒することを特徴とする、請求項135に記載の方法。
【請求項137】
前記微生物がアシル担体タンパク質をコードする第3の外来遺伝子をさらに含むことを特徴とする、請求項115記載の方法。
【請求項138】
前記第3の外来遺伝子がアシル担体タンパク質をコードし、前記アシル担体タンパク質が脂肪酸アシルACPチオエステラーゼと自然に共同発現することを特徴とする、請求項137記載の方法。
【請求項139】
微生物群で脂肪分子を生産する方法であって、前記培養方法は微生物群を培地で培養する工程を含み、前記微生物は、
(i) 脂肪酸アシルACPチオエステラーゼをコードしている第1の外来の遺伝子および(ii)脂肪酸アシルCoA還元酵素をコードしている第2の外来の遺伝子を含み、
ならびに、前記微生物は、脂肪酸に結合されるアシル担体タンパク質(ACP)、ACPから脂肪酸を切断する反応を触媒する脂肪酸アシルACPチオエステラーゼ、更なる処理で、脂肪酸アシルCoA、及びアシルCoAのアルコールへの還元を触媒する脂肪酸アシルCoA/アルデヒド還元酵素を合成する、生産方法。
【請求項140】
前記微生物が、微細藻類であることを特徴とする、請求項139に記載の方法。
【請求項141】
前記微生物が、油性酵母であることを特徴とする、請求項139に記載の方法。
【請求項142】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項139に記載の方法
【請求項143】
前記真菌が、真菌であることを特徴とする、請求項139に記載の方法。
【請求項144】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項143に記載の方法
【請求項145】
前記微生物が、表1にリストされる微生物を備えるグループから選択されることを特徴とする、請求項139に記載の方法。
【請求項146】
前記微生物が、クロレラ属の種であることを特徴とする、請求項145記載の方法。
【請求項147】
前記種が、クロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項146に記載の方法。
【請求項148】
前記の種が、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)またはクロレラ属の種(Chlorella sp.)であることを特徴とする、請求項147に記載の微生物。
【請求項149】
前記外来遺伝子が、作動可能にプロモーターと連結し、前記プロモーターが刺激に応答して誘導される、方法であって、
第1の刺激を提供する工程、
及び、アルデヒドを生産するために第1の刺激がある場合には、第1の期間の間の微生物群を培養する工程、をさらに含む請求項115に記載の方法。
【請求項150】
水性バイオマスからアルデヒドを抽出する工程をさらに含む、請求項149に記載の方法。
【請求項151】
第1の外来遺伝子によってコードされるチオエステラーゼが8から18の炭素数の脂肪酸のACPからの切断を触媒し、第2の外来遺伝子によってコードされる還元酵素が8から18の炭素数の脂肪酸アシルCoAより対応するアルデヒドに還元し、前記チオエステラーゼと前記還元酵素が同一炭素鎖上に作用することを特徴とする、請求項139に記載の方法。
【請求項152】
前記微生物が、アルデヒドよりアルカンへの転換を触媒する脂肪酸アルデヒドデカボニラーゼをコードする第3の遺伝子をさらに含むことを特徴とする、請求項139に記載の方法。
【請求項153】
前記外来遺伝子が、作動可能にプロモーターと連結し、前記プロモーターが刺激に応答して誘導される方法であって、
第1の刺激を提供する工程、
及びアルカンを生産するために第1の刺激がある場合には、第1の期間の間の微生物群を培養する工程、をさらに含む請求項152に記載の方法。
【請求項154】
水性バイオマスからアルカンを抽出する工程をさらに含む、請求項153に記載の方法。
【請求項155】
第1の外来の遺伝子によってコードされる前記チオエステラーゼが8から18の炭素数の脂肪酸をACPから切断することを触媒し、第2の外来遺伝子によってコードされる前記還元酵素が8から18の炭素数の脂肪酸アシルCoAを対応するアルコールに還元する反応を触媒し、第3の外来遺伝子によってコードされるデカルボニラーゼが8から18の炭素数のアルデヒドを対応するアルカンへ転換する反応を触媒し、前記チオエステラーゼ、前記還元酵素及び前記デカルボニラーゼが同一炭素鎖に作用することを特徴とする、請求項152に記載の方法。
【請求項156】
前記微生物が、アシル担体タンパク質をコードする第3の外来遺伝子をさらに含む、請求項139に記載の方法。
【請求項157】
第3の外来遺伝子にコードされる前記アシル担体タンパク質が、脂肪酸アシルACPチオエステラーゼと自然に共同発現する、請求項156に記載の方法。
【請求項158】
前記微生物が、アルデヒドよりアルカンへの転換を触媒する脂肪酸アルデヒドデカルボニラーゼをコードする第4の遺伝子をさらに含むことを特徴とする、請求項156に記載の方法。
【請求項159】
前記培地がグリセロールを含む、請求項139に記載の方法。
【請求項160】
前記グリセロールが、エステル転移反応の工程の副産物である、請求項159記載の方法。
【請求項161】
前記培地が、グリセロール及び一つ以上のグリセロール以外の固定炭素源を含むことを特徴とする、請求項159に記載の方法。
【請求項162】
一つ以上のグリセロール以外の固定された前記炭素源が、ショ糖であることを特徴とする、請求項127記載の方法。
【請求項163】
前記グリセロールの全ておよび少なくとも一つのグリセロール以外の前記炭素源の全てが、微生物の発酵の開始期に提供されることを特徴とする、請求項161に記載の方法。
【請求項164】
前記グリセロール及び少なくとも一つのグリセロール以外の固定された前記炭素源が、発酵時期を過ぎて、予め定められた量を微生物に供給されることを特徴とする、請求項161に記載の方法。
【請求項165】
(a) グリセロールが、第1の期間に一つ以上のグリセロール以外の固定炭素源がない場合に、微生物に提供される工程と、
(b) 一つ以上のグリセロール以外の固定炭素源が、第1の期間の終わりに提供される工程と、
及び(c)微生物が一つ以上のグリセロール以外の固定炭素源がある場合に、第2の期間中培養される工程と、を含むことを特徴とする、請求項161に記載の方法。
【請求項166】
培地中で脂肪を生産する微生物の群を培養する工程を含む、微生物群中の特定の炭素鎖を有する脂肪酸分子を生産する方法であって、
前記微生物が特定の炭素鎖への活性を有する脂肪酸アシルACPチオエステラーゼをコードする外来の遺伝子を含み、
並びに前記微生物がアシル担体タンパク質と及びチオエステラーゼを合成し、
前記アシル担体タンパク質は脂肪酸と結合し、
前記チオエステラーゼは脂肪酸を特定の炭素鎖へ合成するときにACPより脂肪酸を切断する反応を触媒する、生産方法。
【請求項167】
前記微生物が、微細藻類であることを特徴とする、請求項166に記載の方法。
【請求項168】
前記微生物が、油性酵母であることを特徴とする、請求項166に記載の方法。
【請求項169】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項168に記載の方法。
【請求項170】
前記真菌が、真菌であることを特徴とする、請求項166に記載の方法。
【請求項171】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項170に記載の方法。
【請求項172】
前記微生物が、表1にリストされる微生物を備えるグループから選択されることを特徴とする、請求項166に記載の方法。。
【請求項173】
前記微生物が、クロレラ属の種であることを特徴とする、請求項172に記載の方法。
【請求項174】
前記種が、クロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項173に記載の方法。
【請求項175】
前記の種が、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)またはクロレラ属の種(Chlorella sp.)であることを特徴とする、請求項174に記載の微生物。
【請求項176】
前記外来遺伝子が、作動可能にプロモーターと連結し、前記プロモーターが刺激に応答して誘導される方法であって、
第1の刺激を提供する工程、
及び、第1の刺激がある場合には、第1の期間の間の微生物群を培養する工程、をさらに含む請求項152に記載の方法。
【請求項177】
水性バイオマスから脂肪酸を抽出することをさらに含む、請求項176に記載の方法。
【請求項178】
前記微生物が、アシル担体タンパク質をコードする第2の外来遺伝子をさらに含む、請求項166に記載の方法。
【請求項179】
脂肪酸アシル担体タンパク質をコードする前記第2の外来遺伝子が、脂肪酸アシルACPチオエステラーゼと自然に共同発現することを特徴とする、請求項178に記載の方法。
【請求項180】
前記アシルACPチオエステラーゼが、8から18の炭素数の脂肪酸のACPからの切断を触媒することを特徴とする、請求項166記載の方法。
【請求項181】
前記培地が、グリセロールを含むことを特徴とする、請求項166に記載の方法。
【請求項182】
前記グリセロールが、エステル転移反応の工程の副産物である、請求項181記載の方法。
【請求項183】
前記培地が、グリセロール及び少なくとも一つ以上のグリセロール以外の固定炭素源を含むことを特徴とする、請求項181記載の方法。
【請求項184】
一つ以上のグリセロール以外の固定された前記炭素源が、ショ糖であることを特徴とする、請求項183記載の方法。
【請求項185】
前記グリセロールの全ておよび少なくとも一つのグリセロール以外の前記炭素源の全てが、微生物の発酵の開始期に提供されることを特徴とする、請求項183に記載の方法。
【請求項186】
前記グリセロール及び少なくとも一つのグリセロール以外の固定炭素源が、発酵時期を過ぎて、予め定められた量を微生物に供給されることを特徴とする、請求項183に記載の方法。
【請求項187】
(a) グリセロールが、第1の期間に一つ以上のグリセロール以外の固定炭素源がない場合に微生物に提供される工程と、
(b) 一つ以上のグリセロール以外の固定炭素源が、第1の期間の終わりに提供される工程と、
及び(c)微生物が、一つ以上のグリセロール以外の固定炭素源がある場合に第2の期間中培養される、ことを特徴とする、請求項183に記載の方法。
【請求項188】
外来遺伝子を含む微細藻類細胞であって、前記外来遺伝子がコードするタンパク質が、リパーゼ、ショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、フルクトキナーゼまたは多糖類分解酵素を備える群から選択される、微細藻類細胞。
【請求項189】
前記微細藻類が、表1にリストされる微生物を備えるグループから選択されることを特徴とする、請求項188に記載の微細藻類細胞。
【請求項190】
前記微細藻類が、クロレラ属の種であることを特徴とする、請求項189に記載の微細藻類細胞。
【請求項191】
前記種が、クロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項173に記載の方法。
【請求項192】
前記の種が、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)またはクロレラ属の種(Chlorella sp.)であることを特徴とする、請求項191に記載の微細藻類細胞。
【請求項193】
前記外来遺伝子が、作動可能にプロモーターと連結することを特徴とする、請求項188に記載の微細藻類細胞。
【請求項194】
前記プロモーターが刺激に応答して誘導か抑制できることを特徴とする、請求項193に記載の微細藻類細胞。
【請求項195】
前記刺激が外部から投入された小さい分子、熱、寒さおよび光を備える群から選択されることを特徴とする、請求項194に記載された微細藻類細胞。
【請求項196】
前記外来遺伝子が、細胞区画において発現されることを特徴とする、請求項188に記載の微細藻類細胞。
【請求項197】
前記細胞区画が、葉緑体およびミトコンドリアを備えるグループから選択されることを特徴とする、請求項196に記載のの微細藻類細胞。
【請求項198】
前記遺伝子がリパーゼをコードし、前記リパーゼが表9から選択されるリパーゼと少なくとも70%以上のアミノ酸相同性を有する、請求項188記載の微細藻類細胞。
【請求項199】
前記リパーゼが、ノボザイム435(novozym-435)であることを特徴とする、請求項198に記載の微細藻類細胞。
【請求項200】
前記遺伝子が、多糖類分解酵素をコードすることを特徴とする、請求項188に記載の微細藻類細胞。
【請求項201】
前記多糖類分解酵素が、クロレラウイルスに内在していることを特徴とする、請求項200に記載の微細藻類細胞。
【請求項202】
2つの外来遺伝子を含む微細藻類細胞であって、前記第一外来遺伝子がリパーゼをコードし、前記第1の遺伝子が多糖類分解酵素をコードする、微細藻類細胞。
【請求項203】
前記外来遺伝子が作動可能にプロモーターと連結することを特徴とする、請求項202に記載の微細藻類細胞。
【請求項204】
前記外来遺伝子が作動可能にプロモーターと連結し、前記プロモーターは刺激に応答して誘導されることを特徴とする、請求項203に記載の微細藻類細胞。
【請求項205】
前記外来遺伝子が作動可能にプロモーターと連結し、前記結合は同一の刺激に応答して誘導されることを特徴とする、請求項204に記載の微細藻類細胞。
【請求項206】
前記外来遺伝子が作動可能にプロモーターと連結し、前記結合は一つ以上の刺激に応答して誘導され、前記刺激はほかのプロモーターを誘導しないことを特徴とする、請求項204に記載の微細藻類細胞。
【請求項207】
脂質分子を微生物内で製造する方法であって、
(a) 細胞密度を増やすのに十分な第1の期間の間の微生物を培養する工程と、
(b) 刺激を加える工程と、
及び、(c)刺激が存在する第2の期間の間の微生物を培養する工程と、
を含む方法であって、
前記(a)の培養工程は、
(i) 外来遺伝子がリパーゼをコードし、
および/または(ii)外来遺伝子が多糖類分解酵素をコードし、
前記外来遺伝子は、作動可能にプロモーターと連結し、前記プロモーターは刺激に応答し誘導されることを含む、製造方法。
【請求項208】
微生物内で脂質分子を製造する方法であって、
(a) 細胞密度を増やすのに十分な第1の期間中に脂質を製造する微生物を培養する工程と、
(b) 微生物と直接接触したときに、微生物に感染し溶解させることができるウイルスを提供する工程と、
及び、(c)第2の期間中、水性バイオマスの溶解を生成するために微生物を培養する工程、を含む製造方法。
【請求項209】
溶解した水性バイオマスから脂質分子を抽出する工程を、さらに含んでいる請求項208に記載の方法。
【請求項210】
外来遺伝子を含む微細藻類細胞であって、前記外来遺伝子が脂質経路酵素のための補因子をコードする、または前記外来遺伝子が補因子の合成に関与するタンパク質をコードする、微細藻類細胞。
【請求項211】
脂質を生産する微生物を培養する方法であって、脂質経路酵素のための補因子の非存在下よりも微生物由来脂質を増やすために、前記補因子が十分な量があるときに微生物を培養する工程を含む方法。
【請求項212】
前記補因子が、一つ以上の脂質経路酵素に必要とされるビタミンであることを特徴とする、請求項211に記載の方法。
【請求項213】
前記補因子が、ビオチンであることを特徴とする、請求項211に記載の方法。
【請求項214】
前記補因子が培地中に含まれる微生物によって提供される工程を含み、前記微生物が補因子を製造するように遺伝的に改変されたことを特徴とする、請求項211に記載の方法。
【請求項215】
微生物にエネルギー源としてブドウ糖およびキシロースの混合物を提供する工程を含む、微生物での発酵方法。
【請求項216】
前記混合物がリグニンをさらに含む、請求項215に記載の方法。
【請求項217】
前記混合物がフルフラールの一種をさらに含む、請求項215に記載の方法。
【請求項218】
前記混合物が脱重合されたセルロース材料であることを特徴とする、請求項215に記載の方法。
【請求項219】
前記微生物が、微細藻類であることを特徴とする、請求項215に記載の方法。
【請求項220】
前記微細藻類が表1から選択される、請求項219に記載の方法

【請求項221】
前記微細藻類がクロレラ属の種であることを特徴とする、請求項220に記載の方法。
【請求項222】
前記微細藻類がクロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項221に記載の方法
【請求項223】
前記の微細藻類が、バクテリオコッカス・マイナー(Bracteococcus minor)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、バクテリオコッカス・メディオヌクレアトゥス(Bracteococcus medionucleatus)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・オバァリス(Chlorella ovalis)、クロレラ・プロトテコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、パラクロレラ・ケッセレリ(Parachlorella kessleri)、pロトテカ・モリフォルミス(Prototheca moriformis)、 及びシュードクロレラ・アクアティカ(Pseudochlorella aquatica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項220に記載の方法。
【請求項224】
前記微生物が、油性酵母であることを特徴とする、請求項215に記載の方法。
【請求項225】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項224に記載の方法。
【請求項226】
前記微生物が真菌であることを特徴とする、請求項215に記載の方法。
【請求項227】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項226に記載の方法。
【請求項228】
前記混合物がショ糖資化性酵素をさらに含む、請求項215に記載の方法。
【請求項229】
前記微生物がクロレラ属の種であることを特徴とする、請求項228に記載の方法。
【請求項230】
前記微生物が、脂質修飾酵素、炭化水素修飾酵素またはショ糖資化性酵素の少なくとも一つをコードする外来遺伝子を発現するように遺伝的に改変される、請求項215に記載の方法。
【請求項231】
前記混合物がショ糖インベルターゼを含む、請求項228に記載の方法。
【請求項232】
微細藻類を培養する方法であって、セルロース材料、五糖類、六糖類および酢酸塩を備えるグループから選択される少なくとも一つの炭素基質を含む培地で培養する工程を含む、培養方法。
【請求項233】
前記炭素基質はブドウ糖であり、前記微細藻類はクロレラ、パラクロレラ(Parachlorella)、シュードクロレラ(Pseudochlorella)、ブラクテオコッカス(Bracteococcus)、プロトテカ(Prototheca)およびセネデスムス(Scenedesmus)を備える群から選択される属であることを特徴とする、請求項232に記載の方法。
【請求項234】
前記炭素基質はキシロースであり、前記微細藻類はクロレラ、パラクロレラ(Parachlorella)、プロトテカ(Prototheca)を備える群から選択される属である、請求項232に記載の方法。
【請求項235】
前記炭素基質がショ糖であり、前記微細藻類は、クロレラおよびブラクテオコッカス(Bracteococcus)を備えるグループから選択される属である、請求項232に記載の方法。
【請求項236】
前記炭素基質がフルクトースであり、前記微細藻類がクロレラ、パラクロレラ(Parachlorella)、プロトテカ(Prototheca)およびセネデスムス(Scenedesmus)を備えるグループから選択される属である前記請求項232に記載の方法。
【請求項237】
前記炭素基質がアラビノースであり、前記微細藻類はクロレラ属の種である、請求項232に記載の方法。
【請求項238】
前記炭素基質がマンノースであり、前記微細藻類がクロレラ、パラクロレラ(Parachlorella)、シュードクロレラ(Pseudochlorella)、ブラクテオコッカス(Bracteococcus)、プロトテカ(Prototheca)およびセネデスムス(Scenedesmus)を備える群から選択される属であることを特徴とする、請求項232に記載の方法。
【請求項239】
前記炭素基質がガラクトースであり、前記微細藻類がクロレラ、パラクロレラ(Parachlorella)、シュードクロレラ(Pseudochlorella)、ブラクテオコッカス(Bracteococcus)、プロトテカ(Prototheca)およびセネデスムス(Scenedesmus)を備える群から選択される属の中であることを特徴とする、請求項232に記載の方法。
【請求項240】
前記炭素基質が酢酸塩であり、前記微細藻類がクロレラ、パラクロレラ(Parachlorella)およびプロトテカ(Prototheca)を備えるグループから選択される属であることを特徴とする、請求項232に記載の方法。
【請求項241】
前記培地が、ショ糖資化性酵素をさらに含む、請求項232に記載の方法。
【請求項242】
前記微細藻類は、クロレラ属である、請求項241に記載の方法。
【請求項243】
前記微細藻類が、脂質修飾酵素、炭化水素修飾酵素、ショ糖資化性酵素のうち少なくとも一つをコードする外来遺伝子を発現するように遺伝的に改変されていることを特徴とする、請求項242に記載の方法。
【請求項244】
前記培地が、ショ糖インベルターゼを含む、請求項241に記載の方法。
【請求項245】
前記微細藻類を表1から選ぶ、請求項232に記載の方法。
【請求項246】
微細藻類を培養する方法であって、脱重合されたセルロース材料存在下において、複数の微細藻類細胞を播種することを含む、培養方法。
【請求項247】
前記微細藻類が、グリセロール、ショ糖、ブドウ糖、アラビノース、ガラクトース、キシロース、フルクトース、アラビノース、マンノース、酢酸塩およびそれらの任意の組合せを備える群から選択される添加された固定炭素源存在下で、培養される、請求項246に記載の方法。
【請求項248】
前記微細藻類が、ブラクテオコッカス(Bracteococcus)属の種、クロレラ属の種、パラクロレラ(Parachlorella)属の種、シュードクロレラ(Pseudochlorella)属の種、プロトテカ(Prototheca)属の種、またはセネデスムス(Scenedesmus)属の種を備える群から選択される、請求項246に記載の方法。
【請求項249】
前記微細藻類は、バクテリオコッカス・マイナー(Bracteococcus minor)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、バクテリオコッカス・メディオヌクレアトゥス(Bracteococcus medionucleatus)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・オバァリス(Chlorella ovalis)、クロレラ・プロトテコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、パラクロレラ・ケッセレリ(Parachlorella kessleri)、プロトテカ・モリフォルミス(Prototheca moriformis)、 及びシュードクロレラ・アクアティカ(Pseudochlorella aquatica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項248に記載の方法。
【請求項250】
前記微細藻類が、ショ糖資化性酵素の存在下で培養される、請求項246に記載の方法。
【請求項251】
前記微細藻類が、クロレラ属である、請求項250に記載の方法。
【請求項252】
前記微細藻類が、脂質修飾酵素、炭化水素修飾酵素、またはショ糖資化性酵素のうち少なくとも一つをコードする外来遺伝子を発現するように遺伝的に改変されている、請求項246に記載の方法。
【請求項253】
少なくとも一つの前記ショ糖資化性酵素がショ糖インベルターゼであることを特徴とする、請求項250に記載の方法。
【請求項254】
少なくとも一つの前記脂質修飾酵素が、ステアロイルCoA不飽和酵素、グリセロ脂質不飽和酵素、ピルビン酸塩デヒドロゲナーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、アシル担体タンパク質およびグリセロール-3リン酸アシルトランスフェラーゼから選択されることを特徴とする、請求項252に記載の方法。
【請求項255】
少なくとも一つの前記炭化水素修飾酵素が、脂肪酸アシルACPチオエステラーゼ、脂肪酸アシルCoA還元酵素、脂肪酸アルデヒド還元酵素、脂肪酸アシルCoA/アルデヒド還元酵素、脂肪酸アルデヒドデカルボニラーゼおよびアシル担体タンパク質から選択される、請求項252に記載の方法。
【請求項256】
脂質を製造する微生物を培養する方法であって、酢酸存在下で且つ固定された窒素源の不存在下において、微生物を培養する工程を含む方法。
【請求項257】
前記微生物が、酢酸不存在下よりも微生物由来脂質量を増やすために酢酸存在下で培養され、前記培養条件以外は二つの培地間で同一である、請求項256に記載の方法。
【請求項258】
(a) 微生物の群、
及び、(b)ブドウ糖、キシロースおよびリグニンを備える群から選択される分子、並びにフルフラールの種を備える培地、を含む微生物培養物。
【請求項259】
前記微生物が微細藻類であることを特徴とする、請求項258に記載の微生物培養物。
【請求項260】
前記微生物が表1にリストされる微細藻類を備える群から選択される、請求項259に記載の微生物培養物。
【請求項261】
前記微生物が、クロレラ属の種である、請求項260に記載の微生物培養物。
【請求項262】
前記微生物がクロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項262に記載の微生物培養物。
【請求項263】
前記微生物は、バクテリオコッカス・マイナー(Bracteococcus minor)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、バクテリオコッカス・メディオヌクレアトゥス(Bracteococcus medionucleatus)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・オバァリス(Chlorella ovalis)、クロレラ・プロトテコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、パラクロレラ・ケッセレリ(Parachlorella kessleri)、プロトテカ・モリフォルミス(Prototheca moriformis)、 及びシュードクロレラ・アクアティカ(Pseudochlorella aquatica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項248に記載の方法。
【請求項264】
前記微生物が油性酵母であることを特徴とする、請求項258に記載の微生物培養物。
【請求項265】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項264に記載の微生物培養物。
【請求項266】
前記微生物が真菌であることを特徴とする、請求項258に記載の微生物培養物。
【請求項267】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項266記載の微生物培養物。
【請求項268】
前記微生物が少なくともいつ以上の外来ショ糖資化性遺伝子を含む、請求項258に記載の微生物培養物。
【請求項269】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、ヘキソキナーゼ、グルコキナーゼまたはフルクトキナーゼをコードすることを特徴とする、請求項258に記載の微生物培養物。
【請求項270】
前記微生物が脂質経路酵素をコードする少なくとも一つ以上の外来遺伝子を含むことを特徴とする、微生物培養物。
【請求項271】
前記脂質経路酵素が、ステアロイルCoA不飽和酵素、グリセロ脂質不飽和酵素、ピルビン酸塩デヒドロゲナーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、アシル担体タンパク質およびグリセロール-3リン酸アシルトランスフェラーゼを備える群から選択されることを特徴とする、請求項270に記載の微生物培養物。
【請求項272】
バイオディーゼルを製造する方法であって、
(a) 脂質を生産する微生物を第1の微生物培養で培養する工程と、
(b) 第1の微生物培養によってできるバイオマスから脂質を回収する工程と、
(c)脂質をエステル転移し、脂肪酸エステルおよびグリセロールを生産する工程と、
並びに(d)グリセロールを第2の微生物培養に加える工程、を備える製造方法。
【請求項273】
前記第1微生物培養方法および前記第2微生物培養方法が、同一種の微生物を培養することを特徴とする、請求項272に記載の方法。
【請求項274】
前記微生物が微細藻類であることを特徴とする、請求項272に記載の方法。
【請求項275】
前記微生物が表1にリストされる微細藻類を備える群から選択されることを特徴とする、請求項274に記載の方法。
【請求項276】
前記微生物がクロレラ属の種であることを特徴とする、請求項275に記載の方法。
【請求項277】
前記微生物がクロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項276に記載の方法
【請求項278】
第2の微生物培養方法が、パラクロレラ・ケッセリ(Parachlorella kessleri)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、バクテリオコッカス・メディオヌクレタス(Bracteococcus medionucleatus)、プロトテカ・モリフォルミス(Prototheca moriformis)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)およびクロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)を備えるグループから選択される微生物を含む、請求項272に記載の方法。
【請求項279】
微生物が油性酵母であることを特徴とする、請求項272に記載の方法。
【請求項280】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項279に記載の方法
【請求項281】
前記微生物が、真菌であることを特徴とする、請求項272に記載の方法。
【請求項282】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項281に記載の方法
【請求項283】
前記微生物が少なくとも一つの外来のショ糖資化性遺伝子を含む、請求項272に記載の方法。
【請求項284】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、ヘキソキナーゼ、グルコキナーゼまたはフルクトキナーゼをコードする、請求項283に記載の方法。
【請求項285】
微生物が脂質経路酵素をコードしている少なくとも一つの外来遺伝子を含む、請求項272に記載の方法。
【請求項286】
前記脂質経路酵素が、ステアロイルCoA不飽和酵素、グリセロ脂質不飽和酵素、ピルビン酸塩デヒドロゲナーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、アシル担体タンパク質およびグリセロール-3リン酸アシルトランスフェラーゼを備える群から選択されることを特徴とする、請求項285に記載の方法。
【請求項287】
グリセロールおよびグリセロール以外の固定炭素源存在下で微生物を培養することを含む、発酵方法。
【請求項288】
前記グリセロールおよびグリセロール以外の固定された前記炭素源が、予め定められた比率で同時に微生物に提供される、請求項287に記載の方法。
【請求項289】
前記グリセロールおよびグリセロール以外の固定された前記炭素源の全部が、発酵の開始期に微生物に提供される、請求項288に記載の方法。
【請求項290】
前記グリセロールおよびグリセロール以外の固定された前記炭素源の全部が発酵期を経過して、あらかじめ定められた率で微生物に与えられる、請求項288に記載の方法。
【請求項291】
(a) グリセロールが、第1の期間中、グリセロール以外の固定炭素源がない場合、微生物に提供する工程と、
(b) グリセロール以外の固定炭素源が、第1の期間の終わりに提供される工程と、
及び、(c)微生物が、グリセロール以外の固定炭素源存在下において、第2の期間中、培養される工程を含む、請求項287に記載の方法。
【請求項292】
グリセロール以外の固定された前記炭素源が、第2の期間中、予め定められた率で微生物に供給される、請求項291に記載の方法。
【請求項293】
グリセロール以外の固定された前記炭素源の全てが、第1の期間の終わりに微生物に提供される、請求項291に記載の方法。
【請求項294】
(a) グリセロール以外の固定された前記炭素源が、第1の期間中、グリセロール不存在下、微生物に提供される工程と、
(b) グリセロールが、第1の期間の終わりに提供される工程と、
及び(c)微生物が、グリセロール存在下、第2の期間の間培養される工程を含む、請求項287に記載の方法。
【請求項295】
前記微生物が、微細藻類であることを特徴とする、請求項287に記載の方法。
【請求項296】
前記微細藻類が、表1から選ばれることを特徴とする、請求項295に記載の方法。
【請求項297】
前記微細藻類が、クロレラ属であることを特徴とする、請求項295に記載の方法。
【請求項298】
前記微生物が、クロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項297に記載の方法。
【請求項299】
前記微生物が、油性酵母であることを特徴とする、請求項287に記載の方法。
【請求項300】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項299に記載の方法
【請求項301】
前記微生物が真菌である、請求項287に記載の方法。
【請求項302】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項301に記載の方法
【請求項303】
前記微生物が少なくとも一つの外来のショ糖資化性遺伝子を含む、請求項287に記載の方法。
【請求項304】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、ヘキソキナーゼ、グルコキナーゼまたはフルクトキナーゼをコードする、請求項303の方法。
【請求項305】
前記微生物が、脂質経路酵素をコードしている少なくとも一つの外来遺伝子を含む、請求項287に記載の方法。
【請求項306】
前記脂質経路酵素が、ステアロイルCoA不飽和酵素、グリセロ脂質不飽和酵素、ピルビン酸塩デヒドロゲナーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、アシル担体タンパク質およびグリセロール-3リン酸アシルトランスフェラーゼを備える群から選択されることを特徴とする、請求項305に記載の方法。
【請求項307】
前記グリセロールが、エステル転移反応の工程の副産物である、請求項287に記載の方法。
【請求項308】
前記グリセロールが酸性であることを特徴とする、請求項307に記載の方法。
【請求項309】
前記グリセロールが非酸性であることを特徴とする、請求項307に記載の方法。
【請求項310】
他の固定炭素源が、ブドウ糖であることを特徴とする、請求項287に記載の方法。
【請求項311】
他の固定炭素源が、脱重合されたセルロース材料であることを特徴とする、請求項287に記載の方法。
【請求項312】
他の固定炭素源が、ショ糖であることを特徴とする、請求項287に記載の方法。
【請求項313】
(a) 微生物の群、
(b) グリセロール、
及び、(c)少なくとも一つの糖がキシロース、ブドウ糖およびショ糖を備える群から選択された、から成る発酵槽。
【請求項314】
前記グリセロールが、エステル転移反応の工程の副産物であることを特徴とする、請求項313に記載の発酵槽。
【請求項315】
前記微生物が微細藻類である、請求項の中で発酵槽。
【請求項316】
前記微生物が表1にリストされる微細藻類を備える群から選択される、請求項315に記載の発酵槽。
【請求項317】
前記微生物が、クロレラ属の種であることを特徴とする、請求項316に記載の発酵槽。
【請求項318】
前記微生物がクロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項317に記載の方法。
【請求項319】
前記微生物が、パラクロレラ・ケッセリ(Parachlorella kessleri)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、バクテリオコッカス・メディオヌクレタス(Bracteococcus medionucleatus)、プロトテカ・モリフォルミス(Prototheca moriformis)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)およびクロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)を備えるグループから選択されることを特徴とする、請求項313に記載の発酵槽。
【請求項320】
前記微生物が油性の酵母であることを特徴とする、請求項313記載の方法。
【請求項321】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項320に記載の方法
【請求項322】
前記微生物が、真菌であることを特徴とする、請求項313に記載の発酵槽。
【請求項323】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項322記載の発酵槽。
【請求項324】
前記微生物が、少なくとも一つの外来ショ糖資化性遺伝子を含むことを特徴とする、請求項313に記載の発酵槽。
【請求項325】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、ヘキソキナーゼ、グルコキナーゼまたはフルクトキナーゼをコードすることを特徴とする、請求項324に記載の発酵槽。
【請求項326】
前記微生物が、脂質経路酵素をコードしている少なくとも一つの外来遺伝子を含むことを特徴とする、請求項313に記載の発酵槽。
【請求項327】
前記脂質経路酵素が、ステアロイルCoA不飽和酵素、グリセロ脂質不飽和酵素、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、アシル担体タンパク質およびグリセロール-3リン酸アシルトランスフェラーゼを備える群から選択されることを特徴とする、請求項326の中で発酵槽。
【請求項328】
固定炭素源を唯一の原料として、エステル転移反応の工程の副産物であるグリセロールを提供する工程、を含む微生物での発酵方法。
【請求項329】
光のエネルギーが微生物に提供されないことを特徴とする、請求項328に記載の方法。
【請求項330】
光のエネルギーが微生物に提供されることを特徴とする、請求項328に記載の方法。
【請求項331】
前記微生物が微細藻類であることを特徴とする、請求項328に記載の方法。
【請求項332】
前記微生物が表1にリストされる微細藻類を備える群から選択されることを特徴とする、請求項331に記載の方法。
【請求項333】
前記微生物がクロレラ属の種であることを特徴とする、請求項332に記載の方法
【請求項334】
前記微生物が、クロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項333に記載の方法。
【請求項335】
前記微生物がパラクロレラ・ケッセリ(Parachlorella kessleri)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、バクテリオコッカス・メディオヌクレタス(Bracteococcus medionucleatus)、プロトテカ・モリフォルミス(Prototheca moriformis)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)およびクロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)から選ばれることを特徴とする、請求項328に記載の方法。
【請求項336】
前記微生物が油性酵母であることを特徴とする、請求項336に記載の方法。
【請求項337】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項336に記載の方法
【請求項338】
前記微生物が、真菌であることを特徴とする、請求項328に記載の方法。
【請求項339】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項338に記載の方法
【請求項340】
前記微生物が少なくとも一つの外来ショ糖資化性遺伝子を含む、請求項328に記載の方法。
【請求項341】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、ヘキソキナーゼ、グルコキナーゼまたはフルクトキナーゼをコードする、請求項340に記載の方法。
【請求項342】
前記微生物が脂質経路酵素をコードする外来遺伝子を含む、請求項328に記載の方法。
【請求項343】
前記脂質経路酵素が、ステアロイルCoA不飽和酵素、グリセロ脂質不飽和酵素、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、アシル担体タンパク質およびグリセロール-3リン酸アシルトランスフェラーゼを備える群から選択されることを特徴とする、請求項342に記載の方法。
【請求項344】
外来のショ糖資化性遺伝子を含む微生物。
【請求項345】
前記遺伝子がショ糖輸送体をコードすることを特徴とする、請求項344に記載の微生物。
【請求項346】
前記遺伝子が、ショ糖インベルターゼをコードすることを特徴とする、請求項344に記載の微生物。
【請求項347】
前記遺伝子がフルクトキナーゼをコードすることを特徴とする、請求項347に記載の微生物。
【請求項348】
前記微生物が微細藻類であることを特徴とする、請求項344に記載の微生物。
【請求項349】
前記微生物が表1にリストされる微細藻類を備える群から選択されることを特徴とする、請求項348に記載の微生物。
【請求項350】
前記微生物がクロレラ属の種であることを特徴とする、請求項349に記載の微生物
【請求項351】
前記微生物がクロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)またはクロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)を備えるグループから選択される種であることを特徴とする、請求項350に記載の微生物。
【請求項352】
クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)またはクロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)の種の細胞であって、前記細胞が外来の遺伝子を含む細胞。
【請求項353】
前記外来遺伝子がショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、脂質修飾酵素、炭化水素修飾酵素およびフルクトキナーゼを備える群から選択されるタンパク質をコードする、請求項352に記載の細胞
【請求項354】
前記タンパク質が、細胞外間隙に分泌されるショ糖インベルターゼであることを特徴とする、請求項353に記載の細胞。
【請求項355】
前記タンパク質が、細胞質を目標とされるショ糖インベルターゼであることを特徴とする、請求項353に記載の細胞。
【請求項356】
(a) 微生物の群
並びに(b)(i)ショ糖および(ii)ショ糖インベルターゼ酵素から成る培地
を含む、微生物培地。
【請求項357】
前記微生物が微細藻類である、請求項356に記載の微生物培地。
【請求項358】
前記微生物が、表1にリストされる微細藻類を備える群から選択されることを特徴とする、請求項357に記載の微生物培地。
【請求項359】
前記微生物はクロレラ属の種であることを特徴とする、請求項358に記載の微生物培地。
【請求項360】
前記微生物が、クロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項359に記載の微生物培地。
【請求項361】
前記微生物が油性酵母であることを特徴とする、請求項356に記載の微生物培地。
【請求項362】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項361記載の微生物培地。
【請求項363】
前記微生物が、真菌であることを特徴とする、請求項356に記載の微生物培地。
【請求項364】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種を備える群から選択されることを特徴とする、請求項363に記載の微生物培地。
【請求項365】
前記微生物が、外来のショ糖資化性遺伝子を含む、請求項356に記載の微生物培地。
【請求項366】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、ヘキソキナーゼ、グルコキナーゼまたはフルクトキナーゼをコードすることを特徴とする、請求項365に記載の微生物培地。
【請求項367】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体をコードすることを特徴とする、請求項366に記載の微生物培地。
【請求項368】
前記ショ糖インベルターゼが、外来のショ糖インベルターゼ遺伝子によってコードされる分泌型のショ糖インベルターゼであり、微生物群によって発現されることを特徴とする、請求項356に記載の微生物培地。
【請求項369】
前記微生物は、脂質経路酵素をコードしている少なくとも一つの外来遺伝子を含むことを特徴とする、請求項356に記載の微生物培地。
【請求項370】
前記脂質経路酵素が、ステアロイルCoA不飽和酵素、グリセロ脂質不飽和酵素、ピルビン酸塩デヒドロゲナーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、アシル担体タンパク質およびグリセロール-3リン酸アシルトランスフェラーゼを備える群から選択されることを特徴とする、請求項369に記載の微生物培地。
【請求項371】
(a)微生物の群と、
並びに(b)(i)糖蜜および(ii)ショ糖インベルターゼ酵素、
を備える微生物培地。
【請求項372】
前記微生物が微細藻類であることを特徴とする、請求項371に記載の微生物培地。
【請求項373】
前記微生物が表1にリストされる微細藻類を備える群から選択されることを特徴とする、請求項372に記載の微生物培地。
【請求項374】
前記微生物が、クロレラ属の種であることを特徴とする、請求項373に記載の微生物培地。
【請求項375】
前記微生物が、クロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項374に記載の微生物培地。
【請求項376】
前記微生物は油性酵母である、請求項371記載の微生物培地。
【請求項377】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項376に記載の微生物培地。
【請求項378】
前記微生物が真菌であることを特徴とする、請求項371に記載の微生物培地。
【請求項379】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種のを備える群から選択されることを特徴とする、請求項378に記載の微生物培地。
【請求項380】
前記微生物が、少なくとも一つの外来のショ糖資化性遺伝子を含む、請求項371に記載の微生物培地。
【請求項381】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、ヘキソキナーゼ、グルコキナーゼまたはフルクトキナーゼをコードする、請求項380に記載の微生物培地。
【請求項382】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体をコードする、請求項381に記載の微生物培地。
【請求項383】
前記ショ糖インベルターゼが、微生物群によって発現する外来のショ糖インベルターゼ遺伝子にコードされ、分泌型の酵素であることを特徴とする、請求項371に記載の微生物培地。
【請求項384】
前記微生物が少なくとも一つの脂質経路酵素をコードする外来遺伝子を含むことを特徴とする、請求項371に記載の微生物培地。
【請求項385】
前記脂質経路酵素が、ステアロイルCoA不飽和酵素、グリセロ脂質不飽和酵素、ピルビン酸塩デヒドロゲナーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、アシル担体タンパク質およびグリセロール-3リン酸アシルトランスフェラーゼを備える群から選択されることを特徴とする、請求項384に記載の微生物培地。
【請求項386】
(a) 微生物の群
及び(b)培地を備える微生物培地であって、
前記培地が
(i)ショ糖を備える培地と、
(ii)リグニンと、
及び(iii)ショ糖インベルターゼ酵素と、を備える微生物培地。
【請求項387】
前記微生物が微細藻類であることを特徴とする、請求項386に記載の微生物培地。
【請求項388】
前記微生物が、表1にリストされる微細藻類を備える群から選択される、請求項387に記載の微生物培地。
【請求項389】
前記微生物がクロレラ属の種であることを特徴とする、請求項388に記載の微生物培地。
【請求項390】
前記微生物が、クロレラ・アニトラタ(Chlorella anitrata)、クロレラ・アンタルクティカ( Chlorella antarctica)、クロレラ・アウレオビリディス( Chlorella aureoviridis)、クロレラ・キャンディダ( Chlorella Candida)、クロレラ・キャプスラタ(Chlorella capsulata)、クロレラ・デシカッタ(Chlorella desiccata)、クロレラ・エリプソイデア(Chlorella ellipsoidea)、クロレラ・エメルソニイ(Chlorella emersonii)、クロレラ・フスカ(Chlorella fusca)、クロレラ・フスカ・バー・バクオレタ(Chlorella fusca var. vacuolata), クロレラ・グルコトロファ(Chlorella glucotropha)、クロレラ・インフシオナム(Chlorella infusionum)、クロレラ・インフシオナム・バー・アクトフィラ(Chlorella infusionum var. Actophila)、クロレラ・インフシオナム・バー・アウェノフィラ(Chlorella infusionum var.Auxenophila), クロレラ・ケッセレリ(Chlorella kessleri)、クロレラ・ルテオビリディス(Chlorella luteoviridis)、クロレラ・ルテオビリディス・バー・アウレオビリディス(Chlorella luteoviridis var. aureoviridis)、クロレラ・ルテオヴィリディス・バー・ルテスセンス(Chlorella luteoviridis var.Lutescens)、クロレラ・ミニアタ(Chlorella miniata)、クロレラ・ミヌティッシマ(Chlorella minutissima)、クロレラ・ムタビリス(Chlorella mutabilis)、クロレラ・ノクツルナ(Chlorella nocturna)、クロレラ・パルバ(Chlorella parva)、クロレラ・ファトフィリア(Chlorella photophila)、クロレラ・プリングシェイミィ(Chlorella pringsheimii)、クロレラ・プロトセコイデス(Chlorella protothecoides)、クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・レグラリス(Chlorella regularis)、クロレラ・レグラリス・バー・ミニマ(Chlorella regularis var. minima)、クロレラ・レグラリス・バー・ウンブリカタ(Chlorella regularis var. umbricata)、クロレラ・レイシグリィ(Chlorella reisiglii)、クロレラ・サッカロフィア(Chlorella saccharophila)、クロレラ・サッカロフィア・バー・エリプソイデア( Chlorella saccharophila var. ellipsoidea)、クロレラ・サリナ(Chlorella salina)、クロレラ・シンプレックス(Chlorella simplex)、クロレラ・ソロキニアナ(Chlorella sorokiniana)、クロレラ属の種(Chlorella sp.)、クロレラ・スファエリカ(Chlorella sphaerica)、クロレラ・スティグマトフォラ(Chlorella stigmatophora)、クロレラ・バニエリィ(Chlorella vanniellii)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・アイリディス(Chlorella vulgaris var. airidis)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス(Chlorella vulgaris var. vulgaris)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・テルシア(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. tertia)、クロレラ・ブルガリス・バー・ブルガリス・エフ・ビリディス(Chlorella vulgaris var. vulgaris f. viridis)、クロレラ・シャンセラ(Chlorella xanthella)及びクロレラ・ゾフィンジエンシス(Chlorella zofingiensis)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項389に記載の微生物培地。
【請求項391】
前記微生物が油性酵母であることを特徴とする、請求項386に記載の微生物培地。
【請求項392】
前記油性酵母が、クリプトコッカス・クルバツス(Cryptococcus curvatus)、クリプトコッカス・テリコルス(Cryptococcus terricolus)、カンジタ属の一種(Candida sp.)、リポマイセス・スタルケィ(Lipomyces starkeyi)、リポマイセス・リポファ(Lipomyces lipofer)、エンドマイコプシス・バルナリス(Endomycopsis vernalis)、ロドトルラ・グルティニス(Rhodotorula glutinis)、ロドトルラ・グルシリス(Rhodotorula gracilis)およびヤロウィア・リポリティリカ(Yarrowia lipolytica)を備える群から選択されることを特徴とする、請求項391に記載の微生物培地。
【請求項393】
前記微生物が、真菌であることを特徴とする、請求項386に記載の微生物培地。
【請求項394】
前記真菌が、モルティエレラ(Mortierella)属の一種、モルティエレラ・ビナセア(Mortierrla vinacea)、モルティエレラ・アルペン(Mortierella alpine)、フィリシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ケカビ属シルシネロイデス(Mucor circinelloides)、アスペルギルス・オクラセウス(Aspergillus ochraceus)、アスペルギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ペネシリウム・イイラシヌム(Pennicillium iilacinum)、ヘンセヌロ(Hensenulo)属の一種、カエトミウム(Chaetomium)属の一種、クラドスポリウム(Cladosporium)属の一種、マルブランシェア(Malbranchea)属の一種、リゾプス(Rhizopus)属の一種およびフィシウム(Pythium)属の一種を備える群から選択されることを特徴とする、請求項393に記載の微生物培地。
【請求項395】
前記微生物が、少なくとも一つの外来のショ糖資化性遺伝子を含むことを特徴とする、請求項386に記載の微生物培地。
【請求項396】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体、ショ糖インベルターゼ、ヘキソキナーゼ、グルコキナーゼまたはフルクトキナーゼをコードする、請求項395に記載の微生物培地。
【請求項397】
前記ショ糖資化性遺伝子が、ショ糖輸送体をコードすることを特徴とする、請求項396に記載の微生物培地。
【請求項398】
前記ショ糖インベルターゼが、微生物群によって発現する外来のショ糖インベルターゼ遺伝子にコードされ、分泌型の酵素であることを特徴とする、請求項386に記載の微生物培地。
【請求項399】
前記微生物が少なくとも一つの脂質経路酵素をコードする外来遺伝子を含むことを特徴とする、請求項386に記載の微生物培地。
【請求項400】
前記脂質経路酵素が、ステアロイルCoA不飽和酵素、グリセロ脂質不飽和酵素、ピルビン酸塩デヒドロゲナーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、アシル担体タンパク質およびグリセロール-3リン酸アシルトランスフェラーゼを備える群から選択されることを特徴とする、請求項399に記載の微生物培地。
【請求項401】
(a) ショ糖資化性遺伝子をコードしているcDNA、
及び(b)ハイグロマイシン抗生物質またはG418抗生物質に対する耐性タンパク質をコードしているcDNA、を備える核酸。
【請求項402】
微細藻類を播種する方法であって、
(a)従属栄養性の増殖を実行することができる微細藻類細胞を提供する工程と、
(b)セルロース材料を含む増殖培地に微細藻類を播種する工程と、
及び(c)細胞が増殖すること可能な十分な期間、微細藻類を培養する工程を含む、培養方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【公表番号】特表2010−528627(P2010−528627A)
【公表日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−510559(P2010−510559)
【出願日】平成20年6月2日(2008.6.2)
【国際出願番号】PCT/US2008/065563
【国際公開番号】WO2008/151149
【国際公開日】平成20年12月11日(2008.12.11)
【出願人】(509328423)ソラザイム、インク (5)
【氏名又は名称原語表記】SOLAZYME INC
【住所又は居所原語表記】561 Eccles Avenue, South San Francisco,California94080−1906(US)
【Fターム(参考)】