説明

情報処理装置

【課題】ある文書の印刷を行うにあたり、印刷意図などの種々の実情を反映した印刷設定を簡易に実現可能な情報処理装置を得る。
【解決手段】アプリケーション71からの印刷要求を受けた印刷制限情報取得部77は、同印刷要求に係る文書ファイルに付加された印刷制限情報を取得する。そして、印刷データ生成部81は、前記取得した印刷制限情報が反映された前記文書ファイルに係る印刷データを生成する。これにより、文書ファイルに、例えば、画像の色彩を減じる、画像の品質を落とす、画像を集約させる、指定された画像の印刷を禁止する、などといった所要の印刷制限情報を予め付加しておけば、かかる文書ファイルに係る画像の印刷を、所要の印刷制限下で実現することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワーク経由でプリンタ装置を接続した情報処理装置に係り、特に、ある文書の印刷を行うにあたり、同文書の印刷意図などの種々の実情を反映した印刷設定を簡易に実現可能な情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えばある会議を開催するにあたり、事前に出席人数を正確に把握できない場合がある。かかる場合に、主催者側が全員出席を前提として予め資料を準備すると欠席者の分だけ資料が余り、資源の無駄遣いになる。
【0003】
こうした課題を解決するために、会議の開催に先立って出席予定者宛に資料を配信し、出席者は各自で資料を印刷して持参するような仕組みを提供する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
ところで、ある種の会議では、主催者側からのプレゼンテーションが主として行われ、各出席者は概要の把握できる抄録資料が手元にあれば済むことも多い。また、プレゼンテーションの訴求効果を高めるために発表用資料に付されている色彩も、同様に配布用資料に付されていることを要しないことも多い。
【0005】
しかしながら、特許文献1に係る従来技術では、上述した実情を反映した文書の印刷を出席者側で行うには煩雑な手続きを要する。すなわち、上述した実情を反映した文書の印刷を出席者側で行うには、ネットワーク経由でプリンタ装置を接続したパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であって、所要の機能を実現させるアプリケーションと、このアプリケーションの動作環境を提供するOSモジュールと、前記プリンタ装置の制御を司るプリンタドライバとが、その記憶領域にインストールされた情報処理装置を用いる。出席者は、プリンタドライバが提供する印刷設定ダイアログ画面を通して白黒印刷、品質調整印刷、又は集約印刷などの印刷設定操作を行い、この印刷設定情報が反映された該当文書に係る印刷データをネットワーク経由で前記プリンタ装置に送って印刷出力を行わせる。ところが、こうした印刷設定操作を行うにはある程度の予備知識を要するのみならず、その操作手続きは煩雑であり、上述した種々の実情を反映した文書の印刷を出席者側で簡易に実現することはできないのが現状であった。
【特許文献1】特開2002−259315号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は、従来技術では、ある文書の印刷を行うにあたり、同文書の印刷意図などの種々の実情を反映した印刷設定を簡易に実現することはできなかった点である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ある文書の印刷を行うにあたり、同文書の印刷意図などの種々の実情を反映した印刷設定を簡易に実現可能な情報処理装置を得ることを目的として、通信網経由でプリンタ装置を接続した情報処理装置に所要の機能を実現させるアプリケーションと、前記アプリケーションの動作環境を提供するOSモジュールと、前記プリンタ装置の制御を司るプリンタドライバとが、その記憶領域にインストールされた情報処理装置であって、前記プリンタドライバは、前記アプリケーションからの印刷要求に係る文書ファイルに付加された印刷制限情報を取得する印刷制限情報取得部と、前記取得した印刷制限情報が反映された前記文書ファイルに係る印刷データを生成する印刷データ生成部と、を備えることを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る情報処理装置におけるプリンタドライバでは、アプリケーションからの印刷要求を受けた印刷制限情報取得部は、同印刷要求に係る文書ファイルに付加された印刷制限情報を取得する。そして、印刷データ生成部は、前記取得した印刷制限情報が反映された前記文書ファイルに係る印刷データを生成する。これにより、文書ファイルに、例えば、画像の色彩を減じる、画像の品質を落とす、画像を集約させる、指定された画像の印刷を禁止する、などといった所要の印刷制限情報を予め付加しておけば、かかる文書ファイルに係る画像の印刷を、所要の印刷制限下で実現することができる。従って、ある文書の印刷を行うにあたり、同文書の印刷意図などの種々の実情を反映した印刷設定を簡易に実現可能な情報処理装置を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
ある文書の印刷を行うにあたり、同文書の印刷意図などの種々の実情を反映した印刷設定を簡易に実現するといった目的を、前記アプリケーションからの印刷要求に係る文書ファイルに付加された印刷制限情報を取得する印刷制限情報取得部と、前記取得した印刷制限情報が反映された前記文書ファイルに係る印刷データを生成する印刷データ生成部と、を備えるプリンタドライバがインストールされた情報処理装置により実現した。
【実施例】
【0010】
以下、本発明実施例に係る情報処理装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下において、本発明実施例に係る情報処理装置にネットワーク(通信網)経由で接続されたプリンタ装置として、デジタルカラー複写機を例示するとともに、かかるデジタルカラー複写機の動作を、前記情報処理装置にインストールされたプリンタドライバによって制御する例を挙げて説明する。
【0011】
[デジタルカラー複写機周辺の概略構成]
図1は、本発明実施例に係る情報処理装置が接続されるデジタルカラー複写機周辺の概略構成図である。
【0012】
本デジタルカラー複写機は、印刷出力、ファックス送信、メール送信、又はデータ送信のうち少なくとも一つの機能が利用可能であり、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成される主制御部11によって制御される。この主制御部11に接続され諸機能を担う入出力機器として、本機は、スキャナ部21、画像処理部31、エンジン部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、HDD(ハードディスクドライブ)63、並びに、ネットワークI/F(インタフェース)部65を備える。
【0013】
主制御部11は、スキャナ機能を実現するための動作制御を行うスキャナコントローラ13と、ファクシミリ機能を実現するための動作制御を行うファクシミリコントローラ15、プリンタ機能を実現するための動作制御を行うプリンタコントローラ17、並びに、コピー機能を実現するための動作制御を行うコピーコントローラ19を内蔵し、本機全体の動作を統括制御する。
【0014】
スキャナ部21は、図示しないスキャナを構成する画像照射ランプ23及びCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)センサー25を含む。スキャナ部21は、画像照射ランプ23により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサー25で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部31へ出力する。
【0015】
画像処理部31は、補正部33、画像加工部35及び画像メモリ37を含む。画像処理部31は、スキャナ部21で読み取られた画像データを必要に応じて補正部33及び画像加工部35により処理し、処理された画像データを画像メモリ37に記憶したり、エンジン部41、ファクシミリ通信部61等へ出力する。補正部33は、スキャナ部21で読み取られた画像データに対してレベル補正、ガンマ補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部35は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
【0016】
エンジン部41は、図示しない給紙カセットや給紙ローラ等から構成される用紙搬送部43、図示しない感光体ドラム、露光装置、現像装置等から構成される画像形成部45、図示しない転写ローラ等から構成される転写部47、及び図示しない定着ローラ等から構成される定着部49を含む。エンジン部41は、スキャナ部21で読み取られた画像データ、ネットワークI/F部65を介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(本発明の「情報処理装置」に相当する。)等から送信された画像データ、ファクシミリ通信部61を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部43は用紙を画像形成部45へ搬送し、画像形成部45は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部47はトナー像を用紙に転写し、定着部49はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
【0017】
操作パネル部51は、タッチパネル部53及び操作キー部55を含む。操作パネル部51は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を主制御部11に与える。
【0018】
タッチパネル部53は、タッチパネルとカラーLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、複写部数等に関する情報を表示するとともに、ユーザが該当部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン類を表示する。
【0019】
操作キー部55は、ユーザの操作入力を受付けるための複数の操作キーを備えており、例えば、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能など諸機能のなかから、所要機能のキー入力操作をユーザが選択的に実行する際に、又は、ユーザが複写部数やコピー実行指令などを操作入力する際に用いられる。
【0020】
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部61は、スキャナ部21によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信する。
【0021】
HDD(ハードディスクドライブ)63は、スキャナ部21によって読み取られた画像データ及び同画像データに設定されている出力形式等の種々のデータ等を記憶する。HDDに記憶されている画像データは、情報処理装置内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部65を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPCやFTPサーバ等の所定のフォルダへ転送される。
【0022】
ネットワークI/F部65は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LANを介して接続されたクライアントPC等の情報処理装置67に対する種々のデータの送受信を制御する。具体的には、ネットワークI/F部65は、例えば、情報処理装置67から送信されてきた印刷データや印刷指令を含む印刷制御信号を受信し、受信した信号を主制御部11宛に転送する。
【0023】
ある文書の印刷を行うにあたり、文書ファイルに係る画像の色彩をフルカラーからモノクロに減じる要請があるなど、種々の実情を反映した印刷設定を簡易に実現するために、情報処理装置67には、同装置67に所要の機能を実現させるアプリケーション71と、アプリケーション71からの印刷要求をプリンタドラバ75宛に送出する等、アプリケーション71の動作環境を提供するOSモジュール73と、プリンタ装置(デジタルカラー複写機)の制御を司るプリンタドライバ75とが、その記憶領域にインストールされている。また、プリンタドライバ75は、アプリケーション71からの印刷要求に係る文書ファイルに付加された印刷制限情報を取得する印刷制限情報取得部77と、取得した印刷制限情報を、印刷設定情報として記憶する印刷設定情報記憶部79と、前記取得した印刷制限情報が反映された前記文書ファイルに係る印刷データを生成する印刷データ生成部81と、を備えて構成されている。なお、本発明において印刷対象となる文書ファイルには、例えば、画像の色彩を減じる、画像の品質を落とす、画像を集約させる、指定された画像の印刷を禁止する、などといった印刷制限情報が予め付加されている。また、情報処理装置67は、プリンタドライバ75の起動に伴う印刷設定ダイアログ画面を表示するための表示部83を備えて構成されている。
【0024】
[本発明実施例に係る情報処理装置の動作]
次に、本発明実施例に係る情報処理装置の動作について、図2を参照して説明する。図2は、本発明実施例に係る情報処理装置の動作フローチャート図である。
【0025】
仮にある会議の主催者側から、その会議に持参すべき資料である文書ファイルが、画像の色彩を減じる旨及び画像を集約させる(2in1印刷)旨の印刷制限情報が付加された状態で、電子メール添付にて各出席予定者宛に配信されてきたとする。
【0026】
これを受けて、前記会議への出席を企図するユーザは、前記印刷制限情報が付加された文書ファイルを、指定されたアプリケーション71経由で開く(ステップS11)と、同文書ファイルの内容を閲覧することができる。次いで、同文書ファイルに係る各ページ画像の印刷を企図するユーザは、アプリケーション2により表示部83の表示画面上に提示された印刷アイコン(不図示)を押下操作すると、プリンタドライバ75が提供する印刷設定ダイアログ画面(不図示)が表示部83の表示画面上に提示されてくる。このときユーザが、印刷設定ダイアログ画面上の印刷開始ボタン(不図示)を押下操作すると、プリンタドライバ75は、OSモジュール73経由でアプリケーション71からの印刷要求を受け付ける(ステップS12の”Yes”参照)。
【0027】
次いで、プリンタドライバ75に内包される印刷制限情報取得部77は、該当文書ファイルから前記印刷制限情報を取得し(ステップS13)、取得した印刷制限情報を、印刷設定情報記憶部79に記憶させる。
【0028】
次いで、プリンタドライバ75に内包される印刷データ生成部81は、ステップS13で取得した印刷制限情報が反映された該当文書に係る印刷データを生成する(ステップS14)。こうして生成された該当文書に係る印刷データは、ネットワーク経由でプリンタ装置(デジタルカラー複写機)宛に送出されて(ステップS15)、同複写機において実際の印刷出力が実行される。これによって、出席者側の手を一切煩わすことなく、主催者側の印刷意図である、画像の色彩を減じる旨及び画像を集約させる(2in1印刷)旨の印刷制限情報が反映された印刷出力物を得ることができる。
【0029】
[実施例の効果]
以上述べたように、本発明に係る情報処理装置では、アプリケーション71からの印刷要求を受けた印刷制限情報取得部77は、同印刷要求に係る文書ファイルに付加された印刷制限情報を取得する。そして、印刷データ生成部81は、前記取得した印刷制限情報が反映された前記文書ファイルに係る印刷データを生成する。これにより、文書ファイルに、例えば、画像の色彩を減じる、画像の品質を落とす、画像を集約させる、指定された画像の印刷を禁止する、などといった所要の印刷制限情報を予め付加しておけば、かかる文書ファイルに係る画像の印刷を、所要の印刷制限下で実現することができる。従って、ある文書の印刷を行うにあたり、同文書に係る体裁を含む印刷意図などの種々の実情を反映した印刷設定を、ユーザ側の手を一切煩わすことなく、簡易に実現可能な情報処理装置を得ることができる。
【0030】
本発明の一実施例では、例えば主催者側は、会議用資料を配信する際に、文書ファイルに省エネモードに係る印刷制限情報を付加しておく。ここで、省エネモードに係る印刷制限情報とは、画像の色彩を減じる(フルカラー画像をモノクロ画像とする。)、画像の品質を落とす(画素間引きを行う。)、画像を集約させる(2in1/4in1等)などが含まれる。こうした印刷制限情報が付加された文書ファイルを受信したユーザは、同文書ファイルを印刷すると、省エネモードに係る印刷制限情報が反映された、つまり、モノクロ画像で、品質が落とされた、集約画像からなる印刷出力物を得ることができる。
【0031】
また、本発明の一実施例の変形例では、例えば主催者側は、会議用資料を配信する際に、文書ファイルに脱省エネモードに係る印刷制限情報を付加しておく。ここで、脱省エネモードに係る印刷制限情報とは、画像の色彩を増やす(モノクロ画像をフルカラー画像とする。)、画像の品質を上げる(画素補間を行う。)、画像の集約印刷を解除する、などが含まれる。こうした印刷制限情報が付加された文書ファイルを受信したユーザは、同文書ファイルを印刷すると、脱省エネモードに係る印刷制限情報が反映された、つまり、フルカラー画像で、品質が向上した、(集約印刷が解除された)各単一の画像からなる印刷出力物を得ることができる。
【0032】
そして、本発明の他の実施例では、例えば主催者側は、会議用資料を配信する際に、文書ファイルにセキュリティモードに係る印刷制限情報を付加しておく。ここで、セキュリティモードに係る印刷制限情報とは、指定された画像領域の印刷を禁止する旨を意味する。こうした印刷制限情報が付加された文書ファイルを受信したユーザは、同文書ファイルを印刷すると、セキュリティモードに係る印刷制限情報が反映された、つまり、指定された画像領域部分が欠落した印刷出力物を得ることができる。
【0033】
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う情報処理装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
【0034】
すなわち、本発明実施例において、文書ファイルに付加される印刷制限情報として、画像の色彩を減じる、画像の品質を落とす、画像を集約させる、指定された画像の印刷を禁止する、などを例示して説明したが、本発明はこの例に限定されることなく、プリンタドライバ75がサポートしている、いかなる機能項目(例えば、用紙サイズ指定、ステープル/パンチの有無、ポスター印刷)をも、印刷制限情報に取り込むことができることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明実施例に係る情報処理装置が接続されるデジタルカラー複写機周辺の概略構成図である。
【図2】本発明実施例に係る情報処理装置の動作フローチャート図である。
【符号の説明】
【0036】
11 主制御部
67 情報処理装置
71 アプリケーション
73 OSモジュール
75 プリンタドライバ
77 印刷制限情報取得部
79 印刷設定情報記憶部
81 印刷データ生成部
83 表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信網経由でプリンタ装置を接続した情報処理装置に所要の機能を実現させるアプリケーションと、前記アプリケーションの動作環境を提供するOSモジュールと、前記プリンタ装置の制御を司るプリンタドライバとが、その記憶領域にインストールされた情報処理装置であって、
前記プリンタドライバは、
前記アプリケーションからの印刷要求に係る文書ファイルに付加された印刷制限情報を取得する印刷制限情報取得部と、
前記取得した印刷制限情報が反映された前記文書ファイルに係る印刷データを生成する印刷データ生成部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
請求項1記載の情報処理装置であって、
前記印刷制限情報は、前記文書ファイルに係る画像の色彩を減じる旨を含む、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
前記印刷制限情報は、前記文書ファイルに係る画像の品質を落とす旨を含む、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
前記印刷制限情報は、前記文書ファイルに係る画像を集約させる旨を含む、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
前記印刷制限情報は、前記文書ファイルに係る画像の印刷を禁止する旨を含む、
ことを特徴とする情報処理装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−152589(P2010−152589A)
【公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−329196(P2008−329196)
【出願日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】